JPH07270150A - 鉄道車輪セット管理用ステーション - Google Patents

鉄道車輪セット管理用ステーション

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JPH07270150A
JPH07270150A JP6041350A JP4135094A JPH07270150A JP H07270150 A JPH07270150 A JP H07270150A JP 6041350 A JP6041350 A JP 6041350A JP 4135094 A JP4135094 A JP 4135094A JP H07270150 A JPH07270150 A JP H07270150A
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railway
flange
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ガルシア アントニオ リピアネス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用中の車両に組込まれている車輪の状態を
リアルタイムで管理し報告するために、鉄道車輪プロフ
ァイルのパラメータ、即ち直径、厚さ、高さ、フランジ
角および車輪セット作用面間の距離を測定する鉄道車輪
セット管理用ステーションを提供すること。 【構成】 軌道自身の上に設置された機械的部分(1)
はこれらのパラメータを測定する一連のセンサ(12,
13,14および24)を支持し、それらからの信号を
コンピュータ(9)で処理して各車輪を最大に改善する
ための旋削プロファイルを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄道産業全般に適用
する。
【0002】
【発明の背景】この発明は、鉄道車輪セット管理用ステ
ーションに関し、その目的は、使用中の車両に組込まれ
ている車輪セット材料の状態についてのリアルタイムの
情報を管理し処理するために、鉄道車輪プロファイルの
パラメータ、即ち直径、厚さ、高さ、フランジ角および
車輪セット作用面間の距離を測定することである。
【0003】これとは別に、この鉄道車輪セット管理用
ステーションは、コンピュータ装置と適当に接続するこ
とによって、測定した全てのパラメータを対応する材料
利用の評価と共に統計的に研究することができる。
【0004】
【従来の技術】可動部品のある点の状態をチェックする
ためにリズミカルな手先の技術を使うことが知られてい
るが、これは比較的新しく行われている作業である。
【0005】明らかに、車輪を衝撃工具でたたくことに
よる手作業とこの鉄道車両車輪セットの表面の目視検査
では多数の異常を全ては排除できなかった。
【0006】勿論、この手法を使うことによって検出さ
れた潜在的異常はいくつかあった。
【0007】後に、この車輪それ自身に存在する潜在的
破損を確定するために、または実際に起きる前でも潜在
的損傷を検出するために、鉄道車両について定期的検査
が行われた。
【0008】これらの作業は、高労賃、検査した材料の
破損、および、勿論、材料を工場へ運びそしてそれを再
び実際の運行に組込むための付加的作業を伴った。
【0009】基本的に、鉄道車両はその車輪セット要素
に対応する地域で検査すべきで、またこの作業は、予め
強調した特性で、厳密に定期的な方法で行うべきで、そ
うすれば一旦検査作業が行われると、この鉄道車両を所
有する会社は、その車両の状態の完全な詳細に頼ること
ができ、この車両それ自身について絶対的確信をもつた
めにそれについて既になされたまたはなされるべき作業
を示す検査または管理シートの処理もできるだろう。
【0010】上記に従えば、近代の列車は交通速度の上
昇の観点から、および、勿論、それらの安全性および快
適性に関して現存する多くの要件のために、強化した厳
密な管理を受けるべきである。
【0011】他方、これらの適当な改善を少い開発費で
行うことも必要である。
【0012】この問題に対する明らかな解決は、高い信
頼性をもち、同時に、経費をかなり削減でき同時に車輪
セットの信頼できる管理プロセスを保証する可能性を期
待できる完全自動施設に頼ることだろう。
【0013】それにも拘らず、今日まで、上に指摘した
ような、鉄道車輪セット管理用ステーションの存在は何
も知られていない。
【0014】
【発明の概要】この発明が提案する鉄道車輪セット管理
用ステーションは、それ自身、鉄道車輪セットの管理を
明らかに簡単化し、同時に、強化し、且つ多くの補助的
用途も提供する解決となる。
【0015】更にはっきりと言えば、ここに提案した鉄
道車輪セット管理用ステーションは、種々の部品を有す
る電子・機械・コンピュータ化システムとして形成され
た装置を構成する。
【0016】前段によれば、この鉄道車輪セット管理用
ステーションは三つの明確に分かれた領域を有すると云
うことができる。即ち、 −機械的部分 −電子的部分 −コンピュータ化部分
【0017】これら三つのユニットの調和のとれた協力
が、この鉄道車輪セット管理用ステーションが存在する
結果となった。
【0018】この機械的部分は、軌道それ自身の上に取
付けられ、そして案内として作用し、車輪直径、フラン
ジ厚さ、フランジ高さ、フランジ角度および作用面間の
距離に対応して、軌道線路当り固定数4以上のポテンシ
ョメータ的変位センサを駆動する機構を支持する板から
成る。
【0019】上記機構は、高品質の、精密に機械加工し
た合金鋼で作られ、且つ表面が次のような軌道上に普通
見られる積極的作用物質から護られている。即ち、 −油 −水 −グリース −その他 それらの大きさは車軸当り22トンに相当する。
【0020】この電子的部分は、測定を行うことを意図
し、八つのポテンショメータ的センサから成り、勿論、
これらのセンサからの信号の処理電子装置を含む。
【0021】これらの信号を処理するために、 −15Vと+5Vの給電ブリッジ から成る電子ユニットを備える。
【0022】これらの信号を処理しディジタル化する八
つのユニットがこれらの信号をCPUに送り、これらの
各々は特定のプログラム従って各信号を扱うマイクロプ
ロセッサを備える。
【0023】CPUがこの電子測定ユニットをCPUと
通信させる。このコンピュータ化部分は、互換性のある
PCとプリンタによって、そのハードウェアの中に統合
されている。
【0024】この用途のために特に開発されたソフトウ
ェアは、基本的に次の部分から成る。即ち、 − この電子ユニットのCPUとPCの間のリンクを監
視する、PCを備えたこの電子測定ユニットの通信プロ
グラム。 − 得た車輪セットパラメータを分析し、それ自身をユ
ーザの要求に適合させるプログラム。この分析は、ユー
ザがもって来たこの車輪セットおよびプロファイルの摩
耗に関する理論的または実験的データに従って修正でき
る。 − ユーザの要求に関係して有機的に構成され、なされ
た分析に従って決定するためのファイル。それらは連続
的にロードできる。
【0025】これらのファイルは、車両の名称リスト、
その車輪セットプロファイル並びに同じ軸上の両輪間、
ボギー車輪間、車両車輪および更には分岐車輪に関係し
たその公差を含む。
【0026】これらのファイルに従って、このシステム
は所定の作業を推奨する決定をするが、それはユーザが
有効にするか特定の状況に従って修正して自動的決定を
取り消すことができる。
【0027】このコンピュータ化部分に配置されたファ
イルは、車両ファイル、ステンシルファイルおよび較正
ファイルとして設計され、それらは全て基本プロセスを
扱うために特別に設計されている。 − 保守に応用するプログラム、即ち基本的には駅長ま
たは保守に責任のある者に管理と情報を与えるために予
知するプログラム。各部門の要求によって修正すること
ができる。
【0028】車輪セット状態についての情報から、プロ
ファイルが限界内にあり旋盤で旋削する必要のある車輪
に対する警告、旋削プログラム、旋削できない材料の除
去、等を得ることができる。 − CNC旋盤用特別の応用プログラム。この旋削決定
がPCディスプレイ上で一旦承認されると、それを実行
するためにこの数値制御装置に対応する旋削プログラム
を伝送することに進み、プリンタを介して、形状リスト
を得る。
【0029】この鉄道車輪セット管理用ステーション
は、以下の点に基づき有効範囲を有する。即ち、 A) 車両の通過速度は5km/h以下、但し測定する必
要がなければ、15km/hまで上げることができる。 B) 車輪パラメータの検知公差は次の通り、 −車輪直径 +/− 1mm −フランジ高さ +/− 0.1mm −フランジ厚さ +/− 0.1mm −Qr +/− 0.2mm C) 測定の繰返し精度、 −車輪直径 +/− 0.5mm −フランジ高さ +/− 0.05mm −フランジ厚さ +/− 0.05mm −Qr +/− 0.1mm
【0030】このシステムは現在の鉄道の下部構造と互
換性があり、交通を転轍速度にできるどの軌道にも設置
できる。
【0031】また、このシステムは、どの路線または駅
でも現在の電気鉄道の下部構造と互換性がある。
【0032】最後に、このシステムはオープンであり、
それは、以下のような、どのような付加的信号の前処理
または得た結果の後処理も可能であることを意味する。
即ち、 −車両識別システム −いくつかのコンピュータ管理PCに接続されたローカ
ルネットワークの創成 −電話を介しての情報伝送
【0033】
【実施例】添付の図面から、この発明が提案する鉄道車
輪セット管理用ステーションは機械部分1を有し、それ
からいくつかの接続線2,3,4および5が出、それら
は、片側で、空気装置7とおよび測定装置8と通信する
ために共通通信線6に接続し、次にその測定装置は接続
線11によって、関連するキーボード10をもつコンピ
ュータ9に接続され、このコンピュータとキーボードは
接続線11′によって互いに接続されている。
【0034】また、この鉄道車輪セット管理用ステーシ
ョンは、フランジ厚さ、フランジ高さおよびフランジ角
度の測定を行う機械的サブシステムを構成する一連の要
素12,13および14を有し、車輪セット帯金直径測
定装置を構成する参照番号24の要素に依存する。
【0035】このステーションは、インジケータLED
15を有し、電圧調整器16に頼り、並びに第2インジ
ケータLED17を有し、電圧調整器18も組込んだ測
定装置を含む。
【0036】参照番号19で電圧インジケータLED+
5Vを示し、参照番号20で全体のゼロ設定押しボタン
を、参照番号21でPCとの通信リンクを示し、一方参
照番号22はセンサへの接続線に対応し、参照番号23
は測定インジケータLEDへの接続線に対応する。
【0037】綜合すると、この鉄道車輪プロファイルの
検査を行うために、いくつかの鉄道会社が従来の方法で
使っているいくつかの幾何学的基準がある。
【0038】それにも拘らず、それらの全てで、一連の
幾何学的パラメータを交通の安全を確保するために完全
に必要と考えられる数値内に保つことが必要である。
【0039】これらのパラメータが許容限界内にあると
き、このプロファイルをはっきりと元に戻すことが必要
である。
【0040】測定、即ち、管理はこれらのパラメータを
チェックするために定期的に行われる。通常管理される
パラメータは、 −フランジ厚さ −フランジ高さ −フランジ角度 −車輪セット帯金直径 である。
【0041】これらのパラメータを管理するために、最
高速度5km/hで走行する車両についてその車両または
鉄道複合体を構成する全ての車輪に対する上記の全パラ
メータを測定できる、上記のような、施設が設けられて
いる。
【0042】フランジ厚さは、この車輪セットの下10
mmで測ったフランジの大きさである。フランジ高さは、
車輪直径上で測った、このフランジの下縁から車輪セッ
ト帯金までの幾何学的測定値である。フランジ角度は、
この作用面上のフランジ高さの測定点とこのフランジの
下縁から2mmの作用面上の点との間の距離として測っ
た、フランジの作用面それ自身の傾斜である。
【0043】最後に、車輪セット帯金の直径は、この車
輪の内面とこの後者から70mmの平行平面で測った車輪
直径である。
【0044】この施設は三つの小部分とアプリケーショ
ンソフトウェアから成ることは容易に推定できる。これ
らのサブシステムは次の通りである。 A)機械サブシステム B)空気サブシステム C)電子サブシステム 次に、この機械サブシステムは二つのグループに分かれ
る。 1.車輪セット支持および案内 2.測定ゲージ
【0045】この車輪セットの支持および案内の両方と
もこの軌道ヘッドと連続する鋼板によってなされる。こ
の支持体は車輪セットの軌道として作用し、次に測定す
べき車輪の車軸の心出しをするために二つの案内を、一
つは外側にそして一つは内側に提供する。
【0046】この内側案内は、この車輪セット公差内で
この車軸から横に軌道の方へ変位し、車輪の内面に作用
する副軌道である。
【0047】この外側案内は、車輪の外側面、即ち車輪
セット斜面に作用し、内側心出しによる車軸の過剰な変
位を避ける45°の斜路である。これら二つ心出し装置
はボルトによって車輪セット支持体にしっかりと締結さ
れている。
【0048】測定ゲージはボルトによってこの車輪セッ
ト支持体にしっかりと係留されている。これらの測定ゲ
ージは、休止位置にあるときは車輪に作用せず、それで
車両が、上記のように、決して5km/hを超えない転轍
速度で通行できるようにする。一旦空気圧的に活性化す
ると、これらのゲージは測定状態になる。
【0049】使用するゲージは、厚さ、高さ、フランジ
角度および車輪セット帯金の直径を測ることを意図した
ものである。
【0050】この厚さゲージは、車輪セット帯金並びに
このフランジの内側面および外側面に接触し、この厚さ
を測定するために適当な位置でこの軌道軸に垂直な平面
で水平および垂直に運動するように配置された、一連の
機械的な焼戻しされた鋼のフィラーから成る。
【0051】これらのフィラーは機械的にポテンショメ
ータに作用し、その適正に処理された信号が厚さの測定
値を与える。
【0052】この高さゲージも同様に、この車輪の外側
面、車輪セット帯金およびフランジの下部に接触し、こ
のフランジ高さを測定するために適当な位置でこの軌道
軸に垂直な平面で水平および垂直運動するように配置さ
れた、焼戻しされた鋼で作られた一連の機械的フィラー
から成る。
【0053】これらの機械的フィラーはポテンショメー
タに作用し、その適正に処理された信号が測定したフラ
ンジの高さを与える。
【0054】このフランジ角度ゲージも、この車輪の外
側面、フランジの内側面および外側面と接触して作用
し、このフランジ角度を測定するために適当な位置でこ
の軌道軸に垂直な平面で水平および垂直運動するように
配置された、同様に焼戻しされた鋼で作られた一連の機
械的フィラーから成る。
【0055】この線形フィラーはポテンショメータに作
用し、その適正に処理された信号がこのフランジ角度の
測定値を与える。
【0056】最後に、この車輪セット帯金直径ゲージ
は、このフランジの下部と接触して、この車輪セット帯
金に平行でこのフランジの下部を避けた平面に含まれる
円上に弦を形成する、超硬合金の接点をもつ鋼フォーク
から成る。
【0057】これらの接点の中央にあるフィラーがその
弦に相当する車軸を測定する。このシステムは、基本的
に車輪運転の意味で出来るだけ長くこの車輪と3測定点
での接触を保つことになっている。この車軸測定はポテ
ンショメータの変位を伴い、その信号は、適正に処理す
れば、この車輪セット帯金の直径を与える。
【0058】上記の説明によれば、厚さゲージと高さゲ
ージの両方は直接測定をなし、一方フランジ角度ゲージ
と車輪セット直径ゲージは間接測定をなすことは明らか
である。
【0059】空気サブシステムは次のような構成であ
る。全ての不活性状態のゲージは車輪について何の測定
もせず、車両がこの施設の上を転轍速度で走行できるよ
うにする。
【0060】ゲージの活性化は、車輪を通すと、それが
フィラーと接触するようにそれらを上げることにある。
これは、ゲージを垂直に滑動する、6kg/cm2 の加圧空
気による空気シリンダによって得られる。
【0061】各ゲージは二つの空気シリンダをもってい
る。このステーションは、この空気ステーションからこ
れらのシリンダへ圧縮空気を運ぶ分配器を備えた柔軟な
空気配管を有する。
【0062】この空気ステーションは、主圧縮空気吸気
口、この圧縮空気圧を現実の位置から6kg/cm2 に落す
減圧器、圧力ゲージおよび操作者の意志で、このシステ
ムの制御ステーションから命じられれば、または車両が
通ると自動的に、これらのシリンダへ空気を通させる電
気弁から成る。これらの装置は全て水密の金属クローゼ
ットに囲われている。
【0063】最後に、この電子サブシステムは所謂測定
ユニットで構成される。この測定ユニットはこの空気シ
ステム用電子制御装置およびこの全システムの主要部へ
の接続装置から成る。
【0064】この施設は電子カードを使用することに依
存し、それらは次のユニットを含む。 −信号収集およびディジタル化ユニット −PCとの制御および通信ユニット −電気弁用制御および給電ユニット −アナログ測定カード −電源 −プロセス制御ユニット
【0065】この信号収集およびディジタル化ユニット
は、該当するセンサを付勢し、上記センサから信号を受
け、この信号の振幅は測定すべき車輪パラメータの振幅
と比例している。
【0066】このセンサの付勢は10ボルトであり、そ
れは各センサに依る。従って、このセンサが与える信号
の振幅の余裕では、それは0ボルトと10ボルトの間を
変動することができる。
【0067】この信号のディジタル化した情報は制御お
よび通信ユニットへ転送される。各収集ユニットは、上
側で標準バスと接続可能なユーロカード型のカードが占
める。このカードの前側に、センサおよび発光情報装置
への接続装置が見られる。
【0068】収集ユニットの各々への給電は、制御ユニ
ットとの情報の転送同様バックバスを通して行われる。
【0069】この発光ダイオードまたは発光インジケー
タは、通常点にいたままで、新しい測定がなされるとわ
ずかに明滅するという機能を有する。
【0070】このダイオードは、もしカードが測定を行
う状態になければ、またはもしこの回路に一般的欠陥が
あれば、点灯しない。
【0071】最後に、この信号収集およびディジタル化
ユニットは、このセンサを休止状態に位置づけるための
適正な調整装置を有する。それは10ボルトを供給され
る摺動ポテンショメータで、端子間電圧10V、公差大
体0.1%、一方カーソルと本体の間の電圧は1.5V
でその公差は最大10%で構成される。
【0072】このPCとの制御および通信ユニットは次
の機能を行う。即ち、それは収集ユニットと通信を行
い、その通信はこのバスカードを通してパラレルで行
う。この場合、センサが与える信号のディジタル化した
値は直接転送され、この値は0と3FFHの間でバラツ
クことができる。
【0073】その上、各収集ユニットは測定の前にフラ
グを立て、それをCPUが周期的に読む。
【0074】中央コンピュータとの通信は、異なる収集
ユニットによって与えられる情報から行われ、SDTプ
ロトコルによってシリーズでPCに伝送される。
【0075】電気弁の給電および制御ユニットは、+5
V FA3電源、+12V FA2電源、−12V F
A1電源、電気弁給電装置およびバックパネルから成
る。
【0076】また、この装置は次の装置に給電するメイ
ンスイッチをもつ。即ち、 −測定ユニット −パソコン −プリンタ −電気弁
【0077】各アナログ測定カードは、32kバイトの
データメモリおよび8kバイトのプログラムメモリ、並
びに入力アナログ信号処理ステップをマイクロコントロ
ーラの中に備える。
【0078】このマイクロコントローラは、アナログ・
ディジタル変換器の機能を含む。従って、それは、この
軌道上で隔離された線形ポテンショメータとして構成さ
れた、全機械的装置およびセンサによって一連の車輪パ
ラメータを動的な方法で測定しようとしている。
【0079】測定すべきパラメータに比例するパルス形
の信号がカードの前部コネクタから導入され、第1アナ
ログステップが行われる。
【0080】濾波および増幅工程の後、この信号はアナ
ログ・ディジタル変換器に達し、測定アルゴリズムによ
ってこの信号の最大値が検出される。
【0081】この捕捉は10ビットの分解能で行われ
る。その後、この情報はCPU−Tに転送される。
【0082】前部LEDダイオードはカードの状態を示
す。即ち、 −“点灯”は待機状態を示す。 −“明滅”は測定時を示す。
【0083】各番号に車輪パラメータを割り当て、フレ
ーム内の各カードの位置はどうでもよい。
【0084】このステーションは三つの供給電源をも
ち、その二つは、線形電圧調整器に加えて、整流と濾波
の工程をもつ−12Vである。この出力電圧は−12V
であるが、このカードの前側に位置するポテンショメー
タによって微調整が可能である。
【0085】両電源とも18V ACを供給し、12V
で1.5Aの出力電流を得ることができる。この電圧
は、この装置のバックパネルに位置するトランスから発
生する。
【0086】この18Vの電圧は浮動するので、二つの
同じ電源から、+12Vと−12Vのオーダの出力電圧
を得ることが可能である。
【0087】この100M測定ユニットの装置ではアナ
ログステップに給電するために+12Vと−12Vの電
圧が必要である。上記ステップは、一般的に、消費電力
が低く、アナログ信号を扱い、センサパルスの増幅、ア
ナログ・ディジタル変換等のような非常に繊細な仕事を
行う。
【0088】このアナログステップの給電は、それが正
しく且つ正確に作動するためにはシリーズOの要件で行
わなければならない。即ち、 −渦レベルの低い電圧の給電 −ひとかたまり(ディジタル、アナログ)の分離の可能
性 −一時的消費での迅速な応答
【0089】第3の供給電源は5VDC 4A出力の供
給電源である。事実、それは、トランス、整流器および
フイルタコンデンサがバックパネルに収容されているの
で、5V電源の調整ステップである。
【0090】この電源は35Vの直流電圧を受け、それ
をスイッチ回路によって5Vに低下する。この全スイッ
チング電子装置は一つのモジュールに集積され、それで
85%の効率を得、熱放散を低くすることができる。
【0091】この前LEDダイオードは5V出力電圧の
存在を示す。この装置は、アナログカードと中央CPU
の両方の、全てのディジタル回路に給電するために5V
を必要とする。これらのディジタル要素は、マイクロプ
ロセッサ、メモリ、入出力バッファ等で、この装置では
九つのマイクロプロセッサがそれぞれのデータメモリお
よびプログラムと共に同時に作動することを心に留める
なら、この共通供給電源は次のような特性を持つべきで
ある。即ち、 −余裕のある称呼出力 −低損失指数、即ち高効率 −ひとかたまり(アナログ/ディジタル)の分離の可能
【0092】このスイッチ電源システムを使うことによ
って、電気的および熱的の両方で高効率が得られる。こ
のかたまりの分離は、この電源用に独立トランスを使う
ために可能である。
【0093】最後に、このステーションは、マイクロコ
ントローラ、RAMメモリ、プログラムメモリ、入出力
回路およびシリアル通信チャンネルを備えたプロセス制
御ユニットを配する。その仕事は、アナログ測定チャン
ネルの各々の機能を制御し、得た測定値を収集し且つ集
中し、そしてそれらを後にPCへ送ることである。
【0094】アナログチャンネルとCPU−Tの間のデ
ータの転送は、後バックパネルに位置するバスを通して
パラレルに行われる。このPCとのシリアル通信は、カ
ードの前側にあるコネクタを介して標準RS232に従
って行われる。
【0095】動作モードは、基本的に、次の通りであ
る。CPUが順次アナログチャンネルの状態をチェック
し、もしあるカードが何か有効な測定を行っているな
ら、確認信号を出し、それをこのCPU−Tが識別す
る。一旦ある測定に関係するデータを得てしまうと、こ
のアナログチャンネルのプロセッサが再び付勢される。
このプロセスは周期的で、このPCがプログラムした番
号の車軸に達すると終る。このCPU−Tは、このアナ
ログカードの各々を予め定められた0から7の番号で識
別する。
【0096】当業者にはこの発明の範囲およびそれから
導かれる利点を理解するためにこの説明を更に広げるこ
とが必要だとは考えない。これらの要素の材料、形状、
大きさおよび配置は、それがこの発明の本質の変更を意
味しない限り、変動自由である。この明細書で使用した
用語は広い意味にとるべきで、限定的にとるべきではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】その完全に調和的作業のために、この発明が提
案した目的を達成する、鉄道車輪セットを管理するため
のステーションを構成する種々の要素を示す。
【図2】この施設の機械的部分の立面側面図を示す。
【図3】図2に他の要素と共に示すA−Bにより正しく
切断した正面詳細図を示す。
【図4】図2に示す組立体のC−Dにより正しく切断し
た正面詳細図を示す。
【図5】図2に示す組立体のE−Fにより正しく切断し
た正面詳細図を示す。
【図6】最後にこの測定装置を示す。
【符号の説明】
1 機械的部分 9 コンピュータ 12,13,14,24 測定チェーン
フロントページの続き (72)発明者 サンチェス レブエルタ アンゲル ルイ ス スペイン国マドリッド,モストレス,リカ ルド デ ベガ 5

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各車輪の車輪セットプロファイルを形成
    するパラメータ並びに各車軸の両輪に関係する寸法の測
    定を実施することを意図した鉄道車輪セット管理用ステ
    ーションに於いて、各々ポテンショメータのフィラーに
    関連したゲージから成る一連の測定チェーン(12,1
    3,14,24)によって構成され、このチェーンの信
    号がコンピュータ(9)で処理および付勢され、このコ
    ンピュータは上記データを分析し、それらを互いに関係
    づけるための、および各車輪に対し最大限の改善を行う
    旋削プロファイルを形成するための手段を備え、それら
    全てを自動的に行い、ローカルネットワークを創成する
    ことは勿論、この施設といくつかの周辺機器との結合が
    可能であることを特徴とするステーション。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する鉄道車輪セット管理
    用ステーションに於いて、軌道それ自身の上に設置され
    た機械的部分(1)を有し、その機械的部分が、案内と
    して作用し、車輪直径、フランジ厚さ、フランジ高さ、
    フランジ角度および作用面間の距離に対応して、軌道線
    路当り四つ以上のポテンショメータ的変位センサを駆動
    する機構を支持し、板によって成形されていることを特
    徴とするステーション。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載する鉄道車輪セット管理
    用ステーションに於いて、好ましくは、この機械的部分
    が表面を積極的作用物質から保護した、精密に起伏をな
    くした、高品質の合金鋼で作られ、その大きさが車軸当
    り22トンに相当することを特徴とするステーション。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する鉄道車輪セット管理
    用ステーションに於いて、八つ以上のポテンショメータ
    的センサと上記センサからの信号の処理電子装置から成
    る電子測定部を有し、これらの信号を処理するために−
    15Vと+5Vの供給電源並びに八つのディジタル化お
    よび信号を処理しこれらの信号をCPUへ送るユニット
    から成る電子ユニットを使うことを特徴とするステーシ
    ョン。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載する鉄道車輪セット管理
    用ステーションに於いて、これらの処理ユニットの各々
    が各信号を特定のプログラムで取扱うマイクロプロセッ
    サを有し、このCPUユニットがPCによってこの電子
    測定ユニットと通信することを特徴とするステーショ
    ン。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載する鉄道車輪セット管理
    用ステーションに於いて、車輪セットの支持および案内
    が、この車輪セット軌道に作用する軌道ヘッドの連続で
    ある鋼板によって行われ、且つ同時に、測定すべき車輪
    を支持する車軸の心出しをするために、一つは外側で一
    つは内側の、二つの案内を有し、この内側の案内はこの
    車輪セットの公差内でこの車軸をこの軌道に対し横に変
    位させ、この車輪の内面に作用する副軌道であることを
    特徴とするステーション。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載する鉄道車輪セット管理
    用ステーションに於いて、この外側案内は、この車輪の
    外側面、即ち車輪セット斜面に作用し、内側心出しによ
    る車軸の過剰な変位を避ける45°の斜路であり、これ
    ら二つの心出し装置がボルトによってこの車輪セット支
    持体にしっかりと締結され、そしてこれらの測定ゲージ
    がボルトによってこの車輪セット支持体にしっかりと係
    留されていて、これらのゲージは休止位置ではこの車輪
    に作用せず且つ車両の転轍速度での通行を可能にし、そ
    して一旦活性化すると、これらのゲージは空気的に測定
    状態にあることを特徴とするステーション。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載する鉄道車輪セット管理
    用ステーションに於いて、この厚さゲージ、高さゲー
    ジ、フランジ角ゲージおよび車輪セット帯金直径ゲージ
    が、予め定められた領域に接触しポテンショメータに作
    用する、焼戻しされた鋼で作られた一連の機械的フィラ
    ーによって組合され、そのポテンショメータの信号が、
    適正に処理されると、この厚さ、高さ、フランジ角また
    は車輪セット帯金の直径の測定値を与えることを特徴と
    するステーション。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載する鉄道車輪セット管理
    用ステーションに於いて、このゲージの活性化は、車輪
    が通過するとフィラーと接触させるために、鋼製案内面
    と直線球軸受によってこれらのゲージを垂直に滑らせる
    空気シリンダによって作用するゲージの持ち上げによっ
    て行われ、各ゲージは二つのシリンダを有し、これらの
    シリンダに圧縮空気を運ぶ分配器を備えた柔軟な空気配
    管があることを特徴とするステーション。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載する鉄道車輪セット管
    理用ステーションに於いて、圧縮空気の主吸気口、この
    圧縮空気圧を現実の位置から6kg/cm2 まで落す減圧
    器、圧力ゲージ、および操作者の意志でこのシステムの
    制御ユニットから命じられればまたは車両が通ると自動
    的に、これらのシリンダへの通路を提供する電気弁で構
    成される空気ステーションを有し、これらの装置全てが
    金属製水密保護クローゼットに収められていることを特
    徴とするステーション。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載する鉄道車輪セット管
    理用ステーションに於いて、この電子システムが、信号
    収集およびディジタル化ユニット、PCとの制御および
    通信ユニット、いくつかの電気弁の給電および制御ユニ
    ット、アナログ測定カード、三つの供給電源並びにプロ
    セス制御ユニットを有することを特徴とするステーショ
    ン。
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JP2010151827A (ja) * 2010-02-08 2010-07-08 Railway Technical Res Inst プログラム、情報記憶媒体及びフランジ角度推定装置
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