JPH07269967A - 冷凍装置 - Google Patents
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- JPH07269967A JPH07269967A JP5920094A JP5920094A JPH07269967A JP H07269967 A JPH07269967 A JP H07269967A JP 5920094 A JP5920094 A JP 5920094A JP 5920094 A JP5920094 A JP 5920094A JP H07269967 A JPH07269967 A JP H07269967A
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- F25B9/00—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
- F25B9/14—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle
- F25B9/145—Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle pulse-tube cycle
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- F25B2309/003—Gas cycle refrigeration machines characterised by construction or composition of the regenerator
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25B2309/14—Compression machines, plants or systems characterised by the cycle used
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25B2309/1424—Pulse tubes with basic schematic including an orifice and a reservoir
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、蓄冷器における蓄冷効率を向上さ
せ、冷凍能力の高い冷凍装置を提供するものである。 【構成】 円筒状ケース２１内にメッシュ状金属板から
なる蓄冷材６が積層収納された蓄冷器４を有する冷凍装
置おいて、円筒状ケース２１の低温側端部３１において
内部への圧縮応力を付与する応力付与手段３２を備えて
いる。
せ、冷凍能力の高い冷凍装置を提供するものである。 【構成】 円筒状ケース２１内にメッシュ状金属板から
なる蓄冷材６が積層収納された蓄冷器４を有する冷凍装
置おいて、円筒状ケース２１の低温側端部３１において
内部への圧縮応力を付与する応力付与手段３２を備えて
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンプレッサの動作に
より圧縮、若しくは膨張させたガス状冷媒を通過させる
ことによって蓄冷器を冷却する冷凍装置に関する。
より圧縮、若しくは膨張させたガス状冷媒を通過させる
ことによって蓄冷器を冷却する冷凍装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の冷凍装置として図３に示
すパルスチュ−ブ冷凍装置がある。同図において１は内
部に４Ｋ以下の極低温にて液体状態となるガス状冷媒が
充填されたコンプレッサであり、シリンダ２内にピスト
ン３が移動可能に設けられている。４はコンプレッサ１
に第１パイプ５を介して連結された蓄冷器であり、内部
に蓄冷材６を充填している。７は蓄冷器４に第２パイプ
８を介して連結されたパルスチューブである。９は１０
０Ｋ以下の極低温を取り出すための低温取出用熱交換器
であり、第２パイプ８の途中に設けられている。１０は
パルスチューブ７に第３パイプ１１を介して連結された
バッファタンクであり、第３パイプ１１の途中にオリフ
ィス弁１２が設けられている。１３は蓄冷器４のコンプ
レッサ１側端部に設けられた放熱用熱交換器、１４はパ
ルスチューブ７のバッファタンク１０側端部に設けられ
た放熱用熱交換器である。そして、蓄冷器４、低温取出
用熱交換器９、パルスチューブ７、及びこれらを連結す
る第２パイプ８は真空チャンバ１５に収納されている。
すパルスチュ−ブ冷凍装置がある。同図において１は内
部に４Ｋ以下の極低温にて液体状態となるガス状冷媒が
充填されたコンプレッサであり、シリンダ２内にピスト
ン３が移動可能に設けられている。４はコンプレッサ１
に第１パイプ５を介して連結された蓄冷器であり、内部
に蓄冷材６を充填している。７は蓄冷器４に第２パイプ
８を介して連結されたパルスチューブである。９は１０
０Ｋ以下の極低温を取り出すための低温取出用熱交換器
であり、第２パイプ８の途中に設けられている。１０は
パルスチューブ７に第３パイプ１１を介して連結された
バッファタンクであり、第３パイプ１１の途中にオリフ
ィス弁１２が設けられている。１３は蓄冷器４のコンプ
レッサ１側端部に設けられた放熱用熱交換器、１４はパ
ルスチューブ７のバッファタンク１０側端部に設けられ
た放熱用熱交換器である。そして、蓄冷器４、低温取出
用熱交換器９、パルスチューブ７、及びこれらを連結す
る第２パイプ８は真空チャンバ１５に収納されている。
【０００３】上記の構成においてピストン３の図３下方
向への移動による圧縮過程においてコンプレッサ１で圧
縮したガス状冷媒は、放熱用熱交換器１３及び蓄冷器４
を通る間に冷却されてパルスチューブ７内に流入し、こ
のパルスチューブ７内の残留冷媒は圧縮されてその圧縮
熱が放熱用熱交換器１４に放熱され、さらに冷媒がオリ
フィス弁１２を通る間に断熱膨張により冷却されてバッ
ファタンク１０内に流入する。
向への移動による圧縮過程においてコンプレッサ１で圧
縮したガス状冷媒は、放熱用熱交換器１３及び蓄冷器４
を通る間に冷却されてパルスチューブ７内に流入し、こ
のパルスチューブ７内の残留冷媒は圧縮されてその圧縮
熱が放熱用熱交換器１４に放熱され、さらに冷媒がオリ
フィス弁１２を通る間に断熱膨張により冷却されてバッ
ファタンク１０内に流入する。
【０００４】その後、ピストン３の図３上方向への移動
による膨張過程においてコンプレッサ１内へガス状冷媒
を吸引動作することでバッファタンク１０内に蓄積され
たガス状冷媒を復帰移動させ、これをパルスチューブ７
内で断熱膨張させて更に低温化させ、低温取出用熱交換
器９及び蓄冷器４を冷却してコンプレッサ１に帰還させ
る。
による膨張過程においてコンプレッサ１内へガス状冷媒
を吸引動作することでバッファタンク１０内に蓄積され
たガス状冷媒を復帰移動させ、これをパルスチューブ７
内で断熱膨張させて更に低温化させ、低温取出用熱交換
器９及び蓄冷器４を冷却してコンプレッサ１に帰還させ
る。
【０００５】このようにガス状冷媒の往復移動サイクル
を繰り返すことにより、低温取出用熱交換器９にて極低
温を得るようにしたものである。
を繰り返すことにより、低温取出用熱交換器９にて極低
温を得るようにしたものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記従来の冷
凍装置では、蓄冷器４として図４に示すように、円筒状
ケース２１と、この円筒状ケース２１内部にその軸方向
と直交するように積層した複数枚のメッシュ状金属板２
２（図５参照）からなる蓄冷材６から構成されているも
のがある。
凍装置では、蓄冷器４として図４に示すように、円筒状
ケース２１と、この円筒状ケース２１内部にその軸方向
と直交するように積層した複数枚のメッシュ状金属板２
２（図５参照）からなる蓄冷材６から構成されているも
のがある。
【０００７】しかしながら、この種の蓄冷器４では、低
温側のメッシュ状金属板２２が熱収縮し、高温側のメッ
シュ状金属板２２が膨張するために、低温側において円
筒状ケース２１とメッシュ状蓄冷材２２との間に隙間が
発生し、ガス状冷媒がこの隙間に流れてメッシュ状蓄冷
材２２の内部を流れるガス状冷媒量が減少し、蓄冷能力
の低下を招き、冷凍能力向上の障害となっていた。
温側のメッシュ状金属板２２が熱収縮し、高温側のメッ
シュ状金属板２２が膨張するために、低温側において円
筒状ケース２１とメッシュ状蓄冷材２２との間に隙間が
発生し、ガス状冷媒がこの隙間に流れてメッシュ状蓄冷
材２２の内部を流れるガス状冷媒量が減少し、蓄冷能力
の低下を招き、冷凍能力向上の障害となっていた。
【０００８】本発明は斯かる従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、蓄冷器における蓄冷効率を向上
させ、冷凍能力の高い冷凍装置を提供するものである。
なされたものであって、蓄冷器における蓄冷効率を向上
させ、冷凍能力の高い冷凍装置を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒状ケース
内にメッシュ状金属板からなる蓄冷材が積層収納された
蓄冷器を有する冷凍装置おいて、円筒状ケースの低温側
端部において内部への圧縮応力を付与する応力付与手段
を備えている。
内にメッシュ状金属板からなる蓄冷材が積層収納された
蓄冷器を有する冷凍装置おいて、円筒状ケースの低温側
端部において内部への圧縮応力を付与する応力付与手段
を備えている。
【００１０】また、パルスチューブを利用した冷凍装置
の蓄冷器に、上記応力付与手段を備えた構成にしてもよ
い。更に、円筒状ケースを、内径が一定で、且つ低温側
外径が高温側外径より大きいテーパ状外周を有する中空
円錐台状ケースとし、応力付与手段を、外径が一定で、
且つ低温側外径が高温側外径より大きいテーパ状内周を
有するリング部材を円筒状ケースの低温側端部に設けた
構成にしてもよい。
の蓄冷器に、上記応力付与手段を備えた構成にしてもよ
い。更に、円筒状ケースを、内径が一定で、且つ低温側
外径が高温側外径より大きいテーパ状外周を有する中空
円錐台状ケースとし、応力付与手段を、外径が一定で、
且つ低温側外径が高温側外径より大きいテーパ状内周を
有するリング部材を円筒状ケースの低温側端部に設けた
構成にしてもよい。
【００１１】
【作用】本発明によれば、蓄冷器の低温側のメッシュ状
金属板が熱収縮し、高温側のメッシュ状金属板が熱膨張
したとしても、円筒状ケースの低温側端部に設けられた
応力付与手段により内部への圧縮応力が付与されている
ため、低温側端部において円筒状ケースとメッシュ状蓄
冷材との間に隙間が発生することがない。
金属板が熱収縮し、高温側のメッシュ状金属板が熱膨張
したとしても、円筒状ケースの低温側端部に設けられた
応力付与手段により内部への圧縮応力が付与されている
ため、低温側端部において円筒状ケースとメッシュ状蓄
冷材との間に隙間が発生することがない。
【００１２】また、パルスチューブ冷凍装置の蓄冷器に
上記応力付与手段を設けた場合には、蓄冷器の蓄冷効率
を向上させ、低温取出用熱交換器から従来に比べて更に
低い極低温が得られる。
上記応力付与手段を設けた場合には、蓄冷器の蓄冷効率
を向上させ、低温取出用熱交換器から従来に比べて更に
低い極低温が得られる。
【００１３】更に、円筒状ケースを、内径が一定で、且
つ低温側外径が高温側外径より大きいテーパ状外周を有
する中空円錐台状ケースとし、応力付与手段を、外径が
一定で、且つ低温側外径が高温側外径より大きいテーパ
状内周を有するリング部材を円筒状ケースの低温側端部
に設けた構成にした場合には、簡単な構成により所望の
応力を円筒状ケースに加えることができる。
つ低温側外径が高温側外径より大きいテーパ状外周を有
する中空円錐台状ケースとし、応力付与手段を、外径が
一定で、且つ低温側外径が高温側外径より大きいテーパ
状内周を有するリング部材を円筒状ケースの低温側端部
に設けた構成にした場合には、簡単な構成により所望の
応力を円筒状ケースに加えることができる。
【００１４】
【実施例】以下本発明の冷凍装置の一実施例を図１に基
づいて説明する。尚、前述の従来例と同じ構成について
は同一符号を付して示している。
づいて説明する。尚、前述の従来例と同じ構成について
は同一符号を付して示している。
【００１５】同図において、１はコンプレッサーで、シ
リンダー２の内部に往復動型のピストン３を収納し、内
部にガス状冷媒としてヘリウムを充填している。４はコ
ンプレッサ１に第１パイプ５を介して配管接続された後
述する蓄冷器であり、内部に蓄冷材６が収納されてい
る。
リンダー２の内部に往復動型のピストン３を収納し、内
部にガス状冷媒としてヘリウムを充填している。４はコ
ンプレッサ１に第１パイプ５を介して配管接続された後
述する蓄冷器であり、内部に蓄冷材６が収納されてい
る。
【００１６】７は蓄冷器４に第２パイプ８を介して連結
されたパルスチューブであり、ステンレス鋼より形成さ
れている。９は１００Ｋ以下の極低温を取り出すための
低温取出用熱交換器であり銅などの熱伝導性の高い材料
からなり、第２パイプ８の途中に設けられている。１０
はパルスチューブ７に第３パイプ１１を介して連結され
たバッファタンクであり、第３パイプ１１の途中にニー
ドル弁等のオリフィス弁１２が設けられている。１３は
蓄冷器４のコンプレッサ１側端部に設けられた放熱用熱
交換器、１４はパルスチューブ７のバッファタンク１０
側端部に設けられた放熱用熱交換器であり、水冷式ある
いは空冷式の放熱フィンが用いられている。また、これ
らの材料としては熱伝導率の高い銅等が用いられてい
る。そして、蓄冷器４、低温取出用熱交換器９、パルス
チューブ７、及びこれらを連結する第２パイプ８は真空
チャンバ（真空度１０-4torr以下）１５に収納されてい
る。
されたパルスチューブであり、ステンレス鋼より形成さ
れている。９は１００Ｋ以下の極低温を取り出すための
低温取出用熱交換器であり銅などの熱伝導性の高い材料
からなり、第２パイプ８の途中に設けられている。１０
はパルスチューブ７に第３パイプ１１を介して連結され
たバッファタンクであり、第３パイプ１１の途中にニー
ドル弁等のオリフィス弁１２が設けられている。１３は
蓄冷器４のコンプレッサ１側端部に設けられた放熱用熱
交換器、１４はパルスチューブ７のバッファタンク１０
側端部に設けられた放熱用熱交換器であり、水冷式ある
いは空冷式の放熱フィンが用いられている。また、これ
らの材料としては熱伝導率の高い銅等が用いられてい
る。そして、蓄冷器４、低温取出用熱交換器９、パルス
チューブ７、及びこれらを連結する第２パイプ８は真空
チャンバ（真空度１０-4torr以下）１５に収納されてい
る。
【００１７】上記蓄冷器４は、図２に示すように、円筒
状ケース２１と、この円筒状ケース２１内部に蓄冷材６
として銅やステンレス鋼などからなる直径ａが２８ｍｍ
の円形のメッシュ状金属板２２と、円筒状ケース２１の
低温側端部３１の外周に設けられたリング状の応力付与
部材３２とから構成されている。
状ケース２１と、この円筒状ケース２１内部に蓄冷材６
として銅やステンレス鋼などからなる直径ａが２８ｍｍ
の円形のメッシュ状金属板２２と、円筒状ケース２１の
低温側端部３１の外周に設けられたリング状の応力付与
部材３２とから構成されている。
【００１８】そして、円筒状ケース２１は内径ｂが２８
ｍｍであり、テーパ角度が１．５度で、高温側外径ｃが
３０ｍｍ、低温側外径ｄが３１．８ｍｍのテーパ状外周
３３を有する中空円錐台状ケースであり、応力付与部材
３２は外径ｅが４０ｍｍ、テーパ角度が１．０度で、高
温側内径ｆが３０．８ｍｍ、低温側内径ｇが３１．２ｍ
ｍのテーパ状内周３４を有するストレスリングであり、
ステンレス鋼から構成されている。以上の構成により、
応力付与部材３２によって円筒状ケース２１の低温側端
部において、冷凍装置の動作停止時に４ｋｇｆ／ｍｍ2
のストレスが内部に加えられる状態となっている。
ｍｍであり、テーパ角度が１．５度で、高温側外径ｃが
３０ｍｍ、低温側外径ｄが３１．８ｍｍのテーパ状外周
３３を有する中空円錐台状ケースであり、応力付与部材
３２は外径ｅが４０ｍｍ、テーパ角度が１．０度で、高
温側内径ｆが３０．８ｍｍ、低温側内径ｇが３１．２ｍ
ｍのテーパ状内周３４を有するストレスリングであり、
ステンレス鋼から構成されている。以上の構成により、
応力付与部材３２によって円筒状ケース２１の低温側端
部において、冷凍装置の動作停止時に４ｋｇｆ／ｍｍ2
のストレスが内部に加えられる状態となっている。
【００１９】従って、蓄冷器４の低温側に設けられたメ
ッシュ状金属板２２が熱収縮し、高温側に設けられたメ
ッシュ状金属板２２が熱膨張したとしても、円筒状ケー
ス２１の低温側端部３１に設けられた応力付与部材３２
によりストレスが加えられているため、低温側端部３１
において円筒状ケース２１とメッシュ状蓄冷材２２との
間に隙間が発生することがない。
ッシュ状金属板２２が熱収縮し、高温側に設けられたメ
ッシュ状金属板２２が熱膨張したとしても、円筒状ケー
ス２１の低温側端部３１に設けられた応力付与部材３２
によりストレスが加えられているため、低温側端部３１
において円筒状ケース２１とメッシュ状蓄冷材２２との
間に隙間が発生することがない。
【００２０】尚、上記実施例では、本発明をパルスチュ
ーブ冷凍装置に適用した場合について説明したが、その
他の冷凍装置、例えばスターリング冷凍装置、ヴィルミ
エル冷凍装置、ソルベイ冷凍装置、ギホード・マクマホ
ン冷凍装置などにも適用可能である。
ーブ冷凍装置に適用した場合について説明したが、その
他の冷凍装置、例えばスターリング冷凍装置、ヴィルミ
エル冷凍装置、ソルベイ冷凍装置、ギホード・マクマホ
ン冷凍装置などにも適用可能である。
【００２１】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、蓄冷器
の低温側のメッシュ状金属板が熱収縮し、高温側のメッ
シュ状金属板が熱膨張したとしても、円筒状ケースの低
温側端部に設けられた応力付与手段により内部への圧縮
応力が付与されているため、低温側端部において円筒状
ケースとメッシュ状蓄冷材との間に隙間が発生すること
がない。
の低温側のメッシュ状金属板が熱収縮し、高温側のメッ
シュ状金属板が熱膨張したとしても、円筒状ケースの低
温側端部に設けられた応力付与手段により内部への圧縮
応力が付与されているため、低温側端部において円筒状
ケースとメッシュ状蓄冷材との間に隙間が発生すること
がない。
【００２２】従って、蓄冷器における蓄冷効率を向上さ
せ、冷凍能力の高い冷凍装置を提供することができる。
せ、冷凍能力の高い冷凍装置を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す冷凍装置のシステム構
成図である。
成図である。
【図２】本発明の蓄冷器の構成を説明するための断面図
である。
である。
【図３】従来の冷凍装置のシステム構成図である。
【図４】図３装置の蓄冷器の断面図である。
【図５】図３装置におけるメッシュ状金属板の斜視図で
ある。
ある。
１ コンプレッサ ２ シリンダ ３ ピストン ４ 蓄冷器 ７ パルスチューブ ９ 低温取出用熱交換器 １０ バッファタンク １２ オリフィス弁 １３，１４ 放熱用熱交換器 １５ 真空チャンバ ２１ 円筒状ケース ２２ メッシュ状金属板 ３１ 低温側端部 ３２ 応力付与部材（応力付与手段） ３３ 外周テーパ部 ３４ 内周テーパ部
【手続補正書】
【提出日】平成６年６月１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項３
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】また、パルスチューブを利用した冷凍装置
の蓄冷器に、上記応力付与手段を備えた構成にしてもよ
い。更に、円筒状ケースを、内径が一定で、且つ低温側
外径が高温側外径より大きいテーパ状外周を有する中空
円錐台状ケースとし、応力付与手段を、外径が一定で、
且つ低温側内径が高温側内径より大きいテーパ状内周を
有するリング部材を円筒状ケースの低温側端部に設けた
構成にしてもよい。
の蓄冷器に、上記応力付与手段を備えた構成にしてもよ
い。更に、円筒状ケースを、内径が一定で、且つ低温側
外径が高温側外径より大きいテーパ状外周を有する中空
円錐台状ケースとし、応力付与手段を、外径が一定で、
且つ低温側内径が高温側内径より大きいテーパ状内周を
有するリング部材を円筒状ケースの低温側端部に設けた
構成にしてもよい。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１３
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１３】更に、円筒状ケースを、内径が一定で、且
つ低温側外径が高温側外径より大きいテーパ状外周を有
する中空円錐台状ケースとし、応力付与手段を、外径が
一定で、且つ低温側内径が高温側内径より大きいテーパ
状内周を有するリング部材を円筒状ケースの低温側端部
に設けた構成にした場合には、簡単な構成により所望の
応力を円筒状ケースに加えることができる。
つ低温側外径が高温側外径より大きいテーパ状外周を有
する中空円錐台状ケースとし、応力付与手段を、外径が
一定で、且つ低温側内径が高温側内径より大きいテーパ
状内周を有するリング部材を円筒状ケースの低温側端部
に設けた構成にした場合には、簡単な構成により所望の
応力を円筒状ケースに加えることができる。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１６】７は蓄冷器４に第２パイプ８を介して連結
されたパルスチューブであり、ステンレス鋼より形成さ
れている。９は１００Ｋ以下の極低温を取り出すための
低温取出用熱交換器であり銅などの熱伝導性の高い材料
からなり、第２パイプ８の途中に設けられている。１０
はパルスチューブ７に第３パイプ１１を介して連結され
たバッファタンクであり、第３パイプ１１の途中にニー
ドル弁等のオリフィス弁１２が設けられている。１３は
蓄冷器４のコンプレッサ１側端部に設けられた放熱用熱
交換器、１４はパルスチューブ７のバッファタンク１０
側端部に設けられた放熱用熱交換器であり、水冷式ある
いは空冷式の放熱フィンが用いられている。また、これ
らの材料としては熱伝導率の高い銅等が用いられてい
る。そして、蓄冷器４、低温取出用熱交換器９、パルス
チューブ７、及びこれらを連結する第２パイプ８は真空
チャンバ（真空度１０-4torr以下）１５に収納されてい
る。
されたパルスチューブであり、ステンレス鋼より形成さ
れている。９は１００Ｋ以下の極低温を取り出すための
低温取出用熱交換器であり銅などの熱伝導性の高い材料
からなり、第２パイプ８の途中に設けられている。１０
はパルスチューブ７に第３パイプ１１を介して連結され
たバッファタンクであり、第３パイプ１１の途中にニー
ドル弁等のオリフィス弁１２が設けられている。１３は
蓄冷器４のコンプレッサ１側端部に設けられた放熱用熱
交換器、１４はパルスチューブ７のバッファタンク１０
側端部に設けられた放熱用熱交換器であり、水冷式ある
いは空冷式の放熱フィンが用いられている。また、これ
らの材料としては熱伝導率の高い銅等が用いられてい
る。そして、蓄冷器４、低温取出用熱交換器９、パルス
チューブ７、及びこれらを連結する第２パイプ８は真空
チャンバ（真空度１０-4torr以下）１５に収納されてい
る。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１８】そして、円筒状ケース２１は内径ｂが２８
ｍｍであり、テーパ角度が１．５度で、高温側外径ｃが
３０ｍｍ、低温側外径ｄが３１．８ｍｍのテーパ状外周
２６を有する中空円錐台状ケースであり、応力付与部材
２５は外径ｅが４０ｍｍ、テーパ角度が１．０度で、高
温側内径ｆが３０．８ｍｍ、低温側内径ｇが３１．２ｍ
ｍのテーパ状内周２７を有するストレスリングであり、
ステンレス鋼から構成されている。以上の構成により、
応力付与部材２５によって円筒状ケース２１の低温側端
部において、冷凍装置の動作停止時に４ｋｇｆ／ｍｍ2
のストレスが内部に加えられる状態となっている。
ｍｍであり、テーパ角度が１．５度で、高温側外径ｃが
３０ｍｍ、低温側外径ｄが３１．８ｍｍのテーパ状外周
２６を有する中空円錐台状ケースであり、応力付与部材
２５は外径ｅが４０ｍｍ、テーパ角度が１．０度で、高
温側内径ｆが３０．８ｍｍ、低温側内径ｇが３１．２ｍ
ｍのテーパ状内周２７を有するストレスリングであり、
ステンレス鋼から構成されている。以上の構成により、
応力付与部材２５によって円筒状ケース２１の低温側端
部において、冷凍装置の動作停止時に４ｋｇｆ／ｍｍ2
のストレスが内部に加えられる状態となっている。
Claims (3)
- 【請求項１】内部にガス状冷媒が充填されたコンプレッ
サと、円筒状ケース内にメッシュ状金属板からなる蓄冷
材が積層収納された蓄冷器とを直列に連結し、前記コン
プレッサの動作により圧縮、若しくは膨張させたガス状
冷媒を通過させることによって、前記蓄冷器を冷却する
冷凍装置において、 前記蓄冷器は、前記円筒状ケースの低温側端部において
内部への圧縮応力を付与する応力付与手段を備えている
ことを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項２】内部にガス状冷媒が充填されたコンプレッ
サと、円筒状ケース内にメッシュ状金属板からなる蓄冷
材が積層収納された蓄冷器と、中空のパルスチューブと
を直列に連結し、前記パルスチューブの高温端に設けら
れた放熱用熱交換器と、前記蓄冷器とパルスチューブと
の間に低温取出用熱交換器とを有している冷凍装置にお
いて、 前記蓄冷器は、前記円筒状ケースの低温側端部において
内部への圧縮応力を付与する応力付与手段を備えている
ことを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項３】前記円筒状ケースは内径が一定で、且つ低
温側外径が高温側外径より大きいテーパ状外周を有する
中空円錐台状ケースであり、前記応力付与手段は外径が
一定で、且つ低温側外径が高温側外径より大きいテーパ
状内周を有するリング部材を、前記円筒状ケースの低温
側端部に設けていることを特徴とする請求項１または２
記載の冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5920094A JPH07269967A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5920094A JPH07269967A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07269967A true JPH07269967A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13106553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5920094A Pending JPH07269967A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07269967A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1418388A3 (en) * | 2002-11-07 | 2009-01-14 | Oxford Magnet Technology Limited | A pulse tube refrigerator |
| CN106642822A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-05-10 | 中国科学院上海技术物理研究所 | 热耦合同轴型两级脉管制冷机二级中间换热器及设计方法 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP5920094A patent/JPH07269967A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1418388A3 (en) * | 2002-11-07 | 2009-01-14 | Oxford Magnet Technology Limited | A pulse tube refrigerator |
| CN106642822A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-05-10 | 中国科学院上海技术物理研究所 | 热耦合同轴型两级脉管制冷机二级中间换热器及设计方法 |
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