JPH07267593A - 搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、移動手段と載置手段とを移動手段の
移動方向へ相対移動させて載置手段を位置決めすること
により、移動手段の駆動源の調整を行わないで、載置手
段の載置面と搬入、搬出部位との面との面合わせを図
る。 【構成】搬入部位から搬出部位に被搬送物を搬送する搬
送装置であって、前記被搬送物を載置可能な載置手段
と、前記搬入部位から前記搬出部位に前記載置手段を移
動させる移動手段とを備えた搬送装置において、前記載
置手段と前記移動手段との間に配置され、前記移動手段
に前記載置手段を前記移動手段の移動方向に前記移動手
段に対して相対的に移動可能に支持する支持手段と、前
記載置手段を前記搬入部位あるいは前記搬出部位の所定
の位置に位置決めする位置決め手段とを含む搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、所定の位置の被搬送物
を一定の距離だけ離れた他の位置まで自動的に搬送する
搬送装置に関するものである。

【０００２】

【従来技術】被搬送物を搬送装置の載置面に載せて、被
搬送物を所定の位置から別の位置に搬送し、搬送面を搬
入部位あるいは搬出部位の所定位置に停止させるものは
既に知られている。

【０００３】以下、この搬送装置について図８に基づい
て説明する。所定間隔離間されて配置されたプーリー２
０とプーリー２１との間に、無端形状のタイミングベル
ト３を懸架して配設する。このプーリー２０には、駆動
モーター１が配置されており、プーリー２０を回転駆動
可能としている。また、被搬送物を載置する載置面２４
を有する載置部１００は、固着部材１３とボルト締めに
よって支持されており、この固着部材１３は、ピン３０
によってタイミングベルト３と固定支持されている。よ
って、回転駆動されたプーリー２０によってタイミング
ベルト３が移動し、それと連動して載置面２４を有する
載置部１００が、図８中上下に上昇あるいは下降する。

【０００４】上記の搬送装置の載置部１００は、搬入部
位あるいは搬出部位で停止して、被搬送物を、搬入部位
あるいは搬出部位にて搬入あるいは搬出する必要があ
り、その位置決めのためにストッパー５が、それぞれ搬
送部１００の搬入部位と搬出部位に配設されている。載
置部１００は、このストッパー５との当接によって、そ
の停止位置を位置決めされるものである。

【０００５】上記のような搬送装置は工場等の搬送ライ
ンに組み入れられて使用される場合が多く、搬送ライン
の変更によって、搬送装置に対する搬入部位あるいは搬
出部位の位置が変更される事態も多々想定される。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、搬送ラインの変更に伴う搬送ストロークの
変更あるいは載置面２４の停止位置の変更を行なう場合
に、ストッパー５の配設位置の変更にとどまらず、駆動
モータ１の回転量の設定値も変更しなければならず、非
常に手間のかかるものであった。

【０００７】本件は、移動手段に対して載置手段を移動
手段の移動方向へ相対移動可能に載置手段を移動手段に
支持することにより、駆動モータ１の回転量の設定値を
変更することなしに、搬送装置の載置面の停止位置を変
更することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、搬入部位から搬出部位に被搬送物を搬送す
る搬送装置であって、前記被搬送物を載置可能な載置手
段と、前記搬入部位から前記搬出部位に前記載置手段を
移動させる移動手段とを備えた搬送装置において、前記
載置手段と前記移動手段との間に配置され、前記移動手
段に前記載置手段を前記移動手段の移動方向に前記移動
手段に対して相対的に移動可能に支持する支持手段と、
前記載置手段を前記搬入部位あるいは前記搬出部位の所
定の位置に位置決めする位置決め手段とを含む搬送装置
である。

【０００９】

【作用】載置手段に載置された被搬送物を搬入部位から
搬出部位に搬送する際、位置決め手段によって載置手段
を搬入部位あるいは搬出部位に停止させる。この搬入部
位あるいは搬出部位の位置が変更された場合、位置決め
手段を変更された搬入部位あるいは搬出部位に配設し直
す。変更された搬入部位から搬出部位に被搬送物を搬送
する際、移動手段は変更される前の停止位置にて停止す
るのであるが、載置手段は、変更された停止位置に位置
決め手段が配設されているため、移動手段と相対的に移
動して変更された搬入部位あるいは搬出部位に停止され
る。

【００１０】

【実施例】本発明による第１から第４の実施例を以下図
１乃至図７に基づいて詳細に説明する。尚、第１から第
４の実施例の図のうち、同一の部位については同一の符
号を付すこととする。

【００１１】図１は第１の実施例である搬送装置を示す
側面断面図である。所定の距離だけ離間して配置された
回転自在な２つのプーリー２０、２１の間に無端形状の
タイミングベルト３が懸架されている。プーリー２０は
駆動モータ１によって、回転可能となっており、プーリ
ー２１はテンションシリンダー４によって、図１中上下
方向に移動可能となっている。よって、２つのプーリー
２０、２１によって懸架されているタイミングベルト３
に、適宜な張力を付与することができる。また、タイミ
ングベルト３の図１中左側近傍には、円筒状のガイドバ
ー２が、その軸を床面に対して垂直な方向に延ばした状
態で固設されており、後述する嵌合部材１４の移動を案
内する。

【００１２】一方、移動手段と載置手段は、移動部材１
２と搬送面２４を有する搬送ユニット９とに対応され
る。この移動部材１２の図１中右側端面には、図３に示
すようなガイドバー２の径より若干大きな径をもつ嵌合
孔１５を有する嵌合部材１４が固定して配置されてお
り、この嵌合孔１５にガイドバー２を貫通させて配置す
ることによって、移動部材１２が移動する際のガイドの
役割をさせている。そして、嵌合部材１４と移動部材１
２あるいは固着部材１３とは、ボルト４０によって、そ
れぞれ固定されている。この固着部材１３は、タイミン
グベルト３と圧接嵌合されていて、更にピン３０によっ
て固着されていることによってタイミングベルト３の移
動と連動するようになっている。

【００１３】更に、移動部材１２は、断面コ字状の搬送
ユニット９によって覆われており、この搬送ユニット９
と移動部材１２は、図１中上部を上支持部６、下部を下
支持部１０を介在して連結されている。この上支持部６
は、上バネ５０と上アブソーバ５１とによって構成され
ており、下支持部は、下バネ５２と下アブソーバ５３と
によって構成されている。この上バネ５０と下バネ５２
は圧縮バネであり、搬送ユニット９が移動部材１２に対
して中間の位置で釣り合うようにそれぞれ付勢されてお
り、筒状の上アブソーバ５１あるいは下アブソーバ５３
のシリンダのピストンロッドを上バネ５０あるいは下バ
ネ５２の中心孔を嵌め込んで配置されている。

【００１４】そして、搬送ユニット９の図１中左側端面
には、被搬送物であるワークを載置するための載置面２
４が形成されている。また、移動部材１２の図１中左側
端面には薄板状で長方形のスライド板２３が、図２の如
く固着されて配置されている。このスライド板２３を嵌
合する２枚の長方形状のガイド部材８が、搬送ユニット
９の中央部に配置されており、よって、搬送ユニット９
は、ガイド部材８が移動部材１２に固着されたスライド
板２３の面上を摺動することによって、その移動方向を
案内される。

【００１５】また、この搬送装置の図中上端と下端に
は、搬送ユニット９と当接することによって、搬送ユニ
ット９を停止させる突起状のストッパー５が配置され、
これを位置決め手段とする。この内、図１中上側に配置
されたストッパー５は、下向きに突出して配置されてお
り、図１中下側のストッパー５は上向きに突出して配置
されている。

【００１６】次に上記搬送装置の作用について説明す
る。図１の状態で待機された搬送ユニット９の載置面２
４に被搬送物のワークを載置した後、駆動モータ１を駆
動させてプーリー２０を左周りに回転させる。このプー
リー２０の回転と連動して、タイミングベルト３が移動
するのであるが、タイミングベルト３に固着された固着
部材１３と、この固着部材１３に固着された嵌合部材１
４や移動部材１２あるいは搬送ユニット９は、被搬送物
のワークを載置した状態のまま一体的に図１中下側に移
動する。搬送ユニット９が、移動部材１２の下死点より
図１中上側の所定の位置に配置された下側のストッパー
５に当接すると、搬送ユニット９はその当接によって更
なる下降が規制され停止される。しかし、移動部材１２
は、搬送ユニット９との間に下支持部１０を介在してい
るため、この支持部１０の下バネ５２と下アブソーバ５
３を圧縮させつつ、下死点まで下降する。その際、上バ
ネ５０と上アブソーバ５１は、移動部材１２のみの下降
による、搬送ユニット９と移動部材１２との相対移動分
だけ伸長する。よって、搬送ユニット９の載置面２４に
載置された被搬送物としてのワークは、搬送装置の図１
中上端から下端に搬送されることとなる。また、搬送ユ
ニット９と移動部材１２は、互いに相対移動するため、
ストッパー５との当接による位置決めの際に、搬送ユニ
ット９の載置面２４を所定の位置に位置補正ができるの
である。この位置補正について、以下に図４を用いて説
明する。

【００１７】図４は、搬送ユニット９と移動部材１２と
の位置関係を（ａ）上昇端、（ｂ）搬送途中、（ｃ）下
降端の３つの状態に分けて表した側面の断面図である。
まず、（ｂ）で示される搬送途中では、上バネ５０と下
バネ５２そして上アブソーバ５１と下アブソーバ５３と
が釣り合っており、移動部材１２は、搬送ユニット９の
中央付近に位置する。

【００１８】次に、（ａ）で示される搬送ユニット９の
上昇端では、移動部材１２の中央の位置が図中Ｉである
のに対して、搬送ユニット９の中央の位置は、ストッパ
ー５の当接による位置決めによって、図中ＩＩの位置と
なっている。この移動部材１２に対する搬送ユニット９
の位置補正は、上支持部６の上バネ５０と上アブソーバ
５１が収縮し、下支持部１０の下バネ５２と下アブソー
バ５３とが伸長することによって行われる。

【００１９】更に、（ｃ）で示される搬送ユニット９の
下降端では、（ａ）の状態とは逆に移動部材１２に対す
る搬送ユニット９の位置補正を、上支持部６の上バネ５
０と上アブソーバ５１が伸長し、下支持部１０の下バネ
５２と下アブソーバ５３とが収縮することによって行わ
れる。

【００２０】以上、この搬送装置の作用として、搬送ユ
ニット９の下降端での説明を行ったが、上昇端での搬送
ユニット９の位置決めについても上記と同様である。

【００２１】この第１の実施例に係る搬送装置の搬送ユ
ニット９は、移動部材１２に対して上バネ５０、下バネ
５２と上アブソーバ５１、下アブソーバ５３とによって
支持されているため、上バネ５０あるいは下バネ５２が
圧縮あるいは引っ張り作用を受けた後に、上バネ５０あ
るいは下バネ５２の復元力による振動を上アブソーバ５
１あるいは下アブソーバ５３によって、減衰させること
が可能である。よって、搬送ユニット９と一体である載
置面２４についても、上バネ５０あるいは下バネ５２の
復元力による振動を減衰させることができ、上バネ５０
あるいは下バネ５２が圧縮あるいは引っ張り作用を受け
た後において、載置面２４上の被搬送物であるワークを
落下させることなく、確実に搬送することが可能であ
る。

【００２２】次に、第２の実施例を図５に基づいて説明
する。この搬送装置の構成については、第１の実施例と
ほぼ同様であるが、第１の実施例との相違点である移動
部材１２に対する搬送ユニット９の上支持部６あるいは
下支持部１０について説明する。

【００２３】移動部材１２の図５中上端に第１下支持磁
石５６を取り付け、これと対向する搬送ユニット９の部
位に前記の第１下支持磁石５６と同極の第１上支持磁石
５５を取り付け、これらを一対にして上支持部６とす
る。また、移動部材１２の図４中下端にも第２上支持磁
石５７を取り付け、これと対向する搬送ユニット９の部
位に前記の第２上支持磁石５７と同極の第２下支持磁石
５８を取り付け、これらを一対にして下支持部１０とす
る。よって、移動部材１２に対して搬送ユニット９は、
第１上支持磁石５５と第１下支持磁石５６あるいは第２
上支持磁石５７と第２下支持磁石５８との各排斥力によ
って支持されている。

【００２４】上記の上支持部６である第１上支持磁石５
５と第１下支持磁石５６、あるいは下支持部１０である
第２上支持磁石５７と第２下支持磁石５８は、永久磁石
であっても電磁石であっても同様の効果が得られる。上
支持部６あるいは下支持部１０に永久磁石を用いた場
合、第１の実施例で上バネ５０と上アブソーバ５１ある
いは下バネ５２と下アブソーバ５３を使用した場合に比
べ、支持部としての寿命が長く、よって支持部のメンテ
ナンスをあまり必要しない。

【００２５】また、上支持部６あるいは下支持部１０に
電磁石を用いた場合、電磁石に流す電流を調節すること
によって、それぞれの磁石の排斥力を調節することが可
能であり、載置面２４に載置する被搬送物であるワーク
の重量による排斥力を可変とすることによって、載置面
２４に載置するワークの重量の許容範囲を広げることが
でき、搬送装置全体として、汎用性の高いものとなる。

【００２６】次に第３の実施例を図６に基づいて説明す
る。この搬送装置の構成についても、第１の実施例とほ
ぼ同様であるが、第１の実施例との相違点である位置決
め手段について説明する。搬送ユニット９を搬送装置の
上端の所定の位置で位置決めする上位置決め磁石３１
と、この磁石と同極であり、搬送装置の下端の所定の位
置で搬送ユニット９を位置決めする下位置決め磁石３２
が図６の如く配置されている。一方、搬送ユニット９の
図５中左端面に、上位置決め磁石３１、下位置決め磁石
３２とは異極の位置決め磁石１７が配置されている。

【００２７】上記構成の搬送装置の作用について、以下
に述べる。載置面２４上に被搬送物であるワークを載置
した後、駆動モータ１を駆動することによって、移動部
材１２を下降させる。この際、可動部材１２と一体的に
下降する搬送ユニット９の端面に取り付けられた位置決
め磁石１７が、下位置決め磁石３２と対向する位置にき
た時、下位置決め磁石３２と位置決め磁石１７とは異極
の関係にあるため、互いに引っ張り合い、この位置で搬
送ユニット９は位置決めされることとなる。よって、予
め設定された移動手段１２の停止位置が、下位置決め磁
石３２による搬送ユニット９の停止位置と異なっている
場合においても、上支持部６である上バネ５０と上アブ
ソーバ５１の圧縮と、下支持部１０である下バネ５２と
下アブソーバ５３の伸長によって、移動部材１２と搬送
ユニット９とが相対移動して、異なった停止位置で停止
させることが可能である。

【００２８】上記の位置決め手段としての位置決め磁石
３１、３２は、永久磁石を用いても電磁石を用いても、
搬送ユニット９を位置決めすることは可能である。

【００２９】上記のように、磁石による位置決め手段で
搬送ユニット９を停止させることによって、第１実施例
に示された搬送装置に比べて、以下のような効果があ
る。第１実施例での搬送装置は、搬送ユニット９がスト
ッパー５と衝突することによって位置決めされるが、そ
の衝突による衝撃は、搬送ユニット９に変形作用を及ぼ
し、搬送ユニット９の寿命が短くなってしまう。それに
対し、磁石による位置決めを行なうことによって、搬送
ユニット９は、その位置決めを磁力によって行われるも
のであるため、搬送ユニット９に及ぼされる変形力はな
くなる。よって、搬送ユニット９の寿命を延ばすことが
できる。

【００３０】また、移動部材１２が所定の位置の位置決
め手段に到達しない場合であっても、上位置決め磁石３
１あるいは下位置決め磁石３２と、位置決め磁石１７と
が引っ張り合うため、搬送ユニット９は、所定の位置に
位置決めされる。よって、位置決め手段としての上位置
決め磁石３１あるいは下位置決め磁石３２の設定位置の
範囲は、第１の実施例と比べて広がり、搬送装置全体と
しても汎用性が向上する。

【００３１】次に、第４の実施例としての搬送装置を図
７に基づいて説明する。この第４の実施例に係る搬送装
置は、移動部材１２に対する搬送ユニット９の支持部
を、第２の実施例と同様、第１上支持磁石５５と第１下
支持磁石５６あるいは第２上支持磁石５７と第２下支持
磁石５８とし、更に搬送ユニット９の位置決め手段を第
３の実施例と同様位置決め磁石１７と上位置決め磁石３
１、下位置決め磁石３２としたものである。

【００３２】上記の第１上支持磁石５５、第１下支持磁
石５６と第２上支持磁石５７、第２下支持磁石５８ある
いは上位置決め磁石３１、下位置決め磁石３２と位置決
め磁石１７は、第２あるいは第３の実施例と同様、永久
磁石を用いることも電磁石を用いることも可能である。

【００３３】以上、第１から第４の実施例について述べ
たが、このような装置は、載置面２４の停止位置の調整
が簡単な構成で行なうことができる。また、上記搬送装
置のように被搬送物であるワークを床面に対して垂直方
向に搬送するものに限らず、床面に対して水平方向に搬
送する際の搬送ユニット９の位置決めにも、上記搬送装
置と同様な効果がある。

【００３４】

【発明の効果】本発明の効果として、搬入部位と搬出部
位の、搬送装置に対する位置に変更が生じて載置手段の
停止位置と移動手段の停止位置とが異なっている場合に
おいても、位置決め手段と、載置手段と移動手段とを相
対移動可能とする支持手段によって、載置手段のみを所
定の位置に停止させることが可能である。従って、移動
手段を移動させる駆動源を調整することなしに、載置手
段の停止位置を調整でき、搬送装置の汎用性を向上させ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る第１の実施例を示す搬送装置の側
面断面図である。

【図２】本発明に係る第１の実施例を示す搬送装置の一
部斜視図である。

【図３】本発明に係る第１の実施例を示す搬送装置の一
部斜視図である。

【図４】（ａ）本発明に係る第１の実施例の搬送装置の
上昇端での状態を示す側面断面図である。（ｂ）本発明
に係る第１の実施例の搬送装置の搬送途中の状態を示す
側面断面図である。（ｃ）本発明に係る第１の実施例の
搬送装置の下降端での状態を示す側面断面図である。

【図５】本発明に係る第２の実施例を示す搬送装置の側
面断面図である。

【図６】本発明に係る第３の実施例を示す搬送装置の側
面断面図である。

【図７】本発明に係る第４の実施例を示す搬送装置の側
面断面図である。

【図８】従来の搬送装置を示す側面断面図である。

【符号の説明】

１…駆動モータ ２…ガイドバー ３…タイミングベルト ４…テンションシリンダ ５…ストッパー ６…上支持部 ８…ガイド部材 ９…搬送ユニット １０…下支持部 １２…移動部材 １３…固着部材 １４…嵌合部材 １５…嵌合孔 １７…位置決め磁石 ２０、２１…プーリー ２３…スライド板 ２４…載置面 ３０…ピン ３１…上位置決め磁石 ３２…下位置決め磁石 ４０…ボルト ５０…上バネ ５１…上アブソーバ ５２…下バネ ５３…下アブソーバ ５５…第１上支持磁石 ５６…第１下支持磁石 ５７…第２上支持磁石 ５８…第２下支持磁石 １００…載置部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】搬入部位から搬出部位に被搬送物を搬送す
   る搬送装置であって、前記被搬送物を載置可能な載置手
   段と、前記搬入部位から前記搬出部位に前記載置手段を
   移動させる移動手段とを備えた搬送装置において、前記
   載置手段と前記移動手段との間に配置され、前記移動手
   段に前記載置手段を前記移動手段の移動方向に前記移動
   手段に対して相対的に移動可能に支持する支持手段と、
   前記載置手段を前記搬入部位あるいは前記搬出部位の所
   定の位置に位置決めする位置決め手段とを含むことを特
   徴とする搬送装置。