JPH07267235A - 炭酸飲料用の自己起立型ポリエステル容器 - Google Patents

炭酸飲料用の自己起立型ポリエステル容器

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JPH07267235A
JPH07267235A JP5146495A JP5146495A JPH07267235A JP H07267235 A JPH07267235 A JP H07267235A JP 5146495 A JP5146495 A JP 5146495A JP 5146495 A JP5146495 A JP 5146495A JP H07267235 A JPH07267235 A JP H07267235A
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JP
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base
valley
container
legs
bottle
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Application number
JP5146495A
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English (en)
Inventor
Martin H Beck
マーチン・エイチ・ベック
George F Rollend
ジョージ・エフ・ローレンド
John H Muszynski
ジョン・エイチ・ムスジンスキー
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Hoover Universal Inc
Original Assignee
Hoover Universal Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
    • B65D1/0261Bottom construction
    • B65D1/0284Bottom construction having a discontinuous contact surface, e.g. discrete feet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来のものに比し、軽量・安価で保存運搬に
適した花弁状基部を有するポリエステルボトルの提供。 【構成】 花弁状基部7を備えているボトル1は支持面
上に自己起立できる。基部は花弁状を有しており、少な
くとも3つ(好ましくは5つ)の脚部9を有している。
各隣接脚部の間には径方向に延びる谷部12が形成さ
れ、この谷部12の幅はボトルの長手方向軸からの径方
向距離が増加するのに伴って減少する。この谷部12の
幅は、ボトル直径の径方向外方の収束点14に向かって
減少しており、谷部の底部は半球状基部の形状にほぼ沿
っている。谷部12は脚部の径方向外方に位置する基部
の延出部13のところで終る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭酸飲料を収容するた
めの花弁状(petaloid)の基部を有する自己起立型(他か
らの支持なしで立っていることができるもの)の容器
(好ましくは、ビン、ボトル)に係る。本発明は特に
(これに特定するというわけではないが)、2軸延伸ポ
リエステルボトル(好ましくはポリエチレンテレフタル
酸塩(polyethylene terephthalate: PET))から成
る容器であって、ストレッチブロー成型法(stretch blo
w molding)により製造される容器に関する。
【0002】「花弁状」という用語は、本発明が属する
技術分野の当業者には良く知られた用語である。しか
し、明確化のために記載しておくが、本明細書で用いら
れる「花弁状」とは「容器の基部に複数の脚部が設けら
れたタイプ(その配置・構成が、複数の花弁を有する花
にいくらか似ている)の自己起立型容器の複数脚基部の
形状」を意味する。この「花弁状」基部によって、容器
を支持する安定性の高い複数支持部を有する自己起立支
持構造が形成される。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自己起
立を可能にする花弁状基部を有した1ピース構造の炭酸
飲料用ポリエステルボトルは従来から知られており、市
場化されている。このような従来のボトルは、公知のブ
ロー成型方法によって作られる2軸延伸PET(bi-axia
lly oriented PET)から成っている。かかる従来の1ピ
ースボトル構造によって、自己起立型の飲料容器の採算
のとれる大量生産が可能となった(この容器の場合、別
個に基部を成型する必要がない)。これ以前にあって
は、基部を別個に成型していた。即ち、従前のボトルの
基部は半球形であり、別個の基部を半球形基部に接着付
設しなければ自己起立することができなかった。このよ
うな2ピース構造はリサイクル使用することができず、
材料及び製造コストの点で費用が嵩むものであった。
【0004】高い製造コスト(より詳しくは高い材料コ
スト)という問題点を解決すべく、近年にあっては、採
算のとれる自己起立型の1ピースボトル(炭酸飲料用の
もの)についてかなりの研究・開発がなされている。即
ち、経済的に(より安価に)製造することができると共
に、保存及び運搬の点でも信頼度が高く、さらに安定し
た自己起立能力を有する容器の研究開発がなされてい
る。
【0005】このような従来の研究開発によって経済的
に採算のとれる製品が製造できるようになったが、実際
に用いられる場合のボトルの一体性や安定性を充分なも
のにするためには、製品の製造には別の材料を付加・統
合しなければならなかった(その分、高コストにな
る)。上記別の材料は、1ピースボトルの基部に自己起
立能力を持たせることにより、簡素で軽量ではあるが、
充分な強度を有する半球状基部構造を不要とするために
必要な材料である。
【0006】半球状基部を有すると共に2軸延伸PET
から成る従来の構造は、市場において見つけることがで
き、典型的なものとしては2リットルサイズで46〜4
8グラムのものが挙げられる(この場合、13〜16グ
ラムのポリエチレンもしくはその他のプラスチック材料
から成る別個の基部を半球状基部に付設して自己起立で
きるようにしなければならない)。これとの比較におい
て、今日入手可能な自己起立型の花弁状基部を有する2
軸延伸PETの2リットルボトルの重量は50〜56グ
ラム(平均約53.5グラム)である。年間50億本のボト
ルが生産され、1ポンド(約454 グラム)当たりPET
の価格が0.7 米ドル(約70円)として控え目な換算を
してみると、1本のボトル中のPETの量が1グラム増
加すると年間約770 万米ドル必要になることになる。し
たがって、別個のポリエチレン基部が不要になったもの
の、工業的に必要な一体性と安定性を具備する1ピース
の自己起立型2リットルPETボトルを製造するために
は、PET材料のコストが増大してしまう(年間50億
本のボトルの場合、約5000万米ドル)。
【0007】本発明の目的は、自己起立型の花弁状基部
を有する炭酸飲料用の2軸延伸ポリエステルボトルであ
って、現在市場化されている花弁状基部を有するボトル
に比べて著しく軽量であるが、製造コストはあまり増大
せず、また保存、運搬及び使用に関して工業的に要求さ
れる一体性及び安定性の要件は満たすポリエステルボト
ルを提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、基部の応力割れ(str
ess crack)抵抗を改善することである。
【0009】
【発明の概要】花弁状基部の構造に関する独創的な技術
思想を採用することによって、本発明の軽量2軸ポリエ
ステルボトルでは、ポリエステル材料の重量が削減され
ている(同じ容量の既存の自己起立型ボトルと比較した
場合)。本発明の独創的な基部構造を用いることによ
り、採算のとれる2軸延伸PETの2リットル自己起立
型ポリエステルボトルの材料重量は、50グラム未満と
なる(多分、48.0もしくは47.5グラムになるであろう)
が、工業的に要求される一体性及び安定性は損なわれず
に具備している。47.5グラムという重量は、従来の半球
状基部を有する2リットルの2軸延伸PET炭酸飲料用
ボトルのPET重量の範囲内の値であり、また現在市場
化されてる花弁状基部を有する自己起立型の2軸延伸P
ETボトルよりボトルあたり6グラム軽い値である。よ
って、材料削減が達成されることになる(年間50億本
のボトルを生産するとして、1ポンド当たりPETが0.
7 米ドルとすると、約5000万米ドルの節約となる)。本
発明のボトルによれば、現在市場化されている花弁状基
部を有する自己起立型の2リットルボトルのPET重量
が大きいという問題を解決した、採算のとれる新規な2
リットルPETボトルを提供することができる。本発明
のボトルは、また、半球状基部が用いられるボトルに必
要な(環境問題を引起こす)、別個のポリエチレン基部
の製造及び使用を不要にする。
【0010】本発明によれば自己起立型のブロー成型ポ
リエステル容器が提供される。この容器は長手方向軸を
有し、炭酸飲料用であり、首部分に一体的な首部終端部
を有し、首部分は側壁部と一体的であり、側壁部は閉じ
た基部に一体的になっている。上記首部と側壁部と基部
は2軸延伸されており、基部は花弁形状を有し、少なく
とも3つの脚部が上記長手方向軸の回りに設けられてい
る。この構成によって、容器はそれ自身で立っているこ
とができる(自己起立できる)。本発明のボトルの特徴
は、周方向に隣設する脚部の対が比較的強固な谷部を区
画形成し谷部を支持する点である。谷部によって上記脚
部の対が分離されることになる。各谷部は基部の中心部
からほぼ半径方向に延びる。谷部は上記長手方向軸を中
心に延びて、脚部の径方向外方の比較的変形しやすいオ
ープンエリアに至っている。よって、容器に初期内部圧
力が作用すると、上記オープンエリアは上記長手方向軸
から離れるように外方に変形し、上記谷部をピボット運
動・てこ運動させる(脚部により形成される谷部の支持
部を中心に)。これにより、基部の中央部が上記長手方
向軸に沿って首部終端部方向へ移動する。
【0011】また本発明によれば、自己起立型のブロー
成型ポリエステル容器の製造方法が提供される。この容
器は長手方向軸を有し、炭酸飲料を収容する容器であ
る。この容器は、首部に一体的な首部終端部を有し、首
部は側壁に一体的であり、側壁は閉じられた基部に一体
的である。首部と側壁と基部は2軸延伸されている。花
弁状の基部に少なくとも3つの脚部を有し、これら脚部
は上記長手方向軸の回りに設けられている。よって、容
器は自己起立することができる。この容器製造方法の特
徴は、(a) 隣設する脚部の対の間に比較的強固な谷部を
設け、谷部は径方向に延び、谷部は隣設する脚部の対に
より支持されるようにし、(b) 谷部の径方向外方端の近
くに比較的変形可能な部分を設け、(c) 上記基部の上記
長手方向軸を中心に比較的強固な中央部を形成し、これ
から谷部が径方向に延びるようにし、(d) 谷部と中央部
の相対強度・剛性と、脚部により形成される支持部の相
対強度と、上記比較的変形可能な部分の相対的な変形度
とを決定し、これらのことにより、容器に初期内部圧力
が作用すると、上記部分が外方に変形し、上記脚部によ
り形成される支持部を中心に谷部がピボット旋回し、中
央部が内部圧力に抗して上記軸に沿って首部終端部方向
へ移動することである。
【0012】
【実施例】簡単に言うと、本発明の好適実施例に係る容
器の基部はボトル用の花弁状基部からなり、この基部
は、ボトルの長手方向軸の回りに均等に配置された複数
(少なくとも3つ。好ましくは5つ)の脚部を有してい
る。これら脚部はボトルの半球状基部から突出して、ボ
トルが安定的に自己起立できるようにボトルを支持して
いる。隣接脚部の各対の間には谷部が形成されている。
谷部は半径方向に延び、谷部の底部(ボトルを底から見
たときの谷部の底部。ボトルが直立している状態で見る
と、谷部上壁部と称されるべき部分)の断面は好ましく
は湾曲している(尚、後述するように、第2の折曲部も
しくは半径方向に延びるリッジ(ridge)を谷部の底部に
設け、谷部の底部に剛性を与え補強してもよい)。谷部
の幅は、ボトルの長手方向軸から径方向に遠くなる程減
少する。よって、谷部の壁部は、ボトル直径の径方向外
方の収束点に向かうように形成されている。谷部の底部
は概して半球状基部の形状と同じであり、脚部の径方向
外方に位置する上記基部の延出部に向かって開いてい
る。
【0013】谷部及び延出部の形状、寸法、材料の厚さ
その他は、ボトルに初期圧力が作用すると延出部が拡が
り外方へ変形するように選択されている。その結果、基
部の中央部は、支持面から離れるように隆起・上昇する
(長手方向軸のところで)。さらに圧力を加えると、こ
の状態は反転され(中央部の上昇が止まって下降が始ま
り)、基部の中央部は少なくとも非圧縮位置(圧力が作
用しないときの位置)に戻る。この動作は、基部が不安
定になる基部の中央部の下方変形を抑制する・小さくす
る(既存の花弁状基部と比較した場合)。さらに、この
ような動作をする基部を有するボトルであれば、軽量化
を達成することができると同時に、工業的な性能につい
ての要件は満たすことができる。
【0014】図1及び図2を参照すると、円形の水平断
面を有する1ピースの自己起立型2軸延伸PETの2リ
ットルボトル1が示されており、このボトル1の首部終
端部2は、首部支持リング4によってボトルの首部移行
部3に接続されている。首部移行部3はこれの下のボト
ルの上部5を介してほぼ円筒状の側壁部6につながって
いる。この側壁部6はこれの下端の閉じられた基部7ま
で延びている。ボトル基部の基本形状は半球状である。
また、ボトル1は長手方向軸8を有している。
【0015】基部の半球状部分から下方に延びるのは5
つの中空脚部9である。これら脚部によって花弁状脚部
が形成される。脚部は左右対称であり、長手方向軸8の
回りに均等に配されている。よって、ボトルが自己起立
するのに必要な安定支持構造が構成される。脚部9の最
下延出部はボトル支持パッド10まで延びている。各脚
部9は、パッド10から底部の半球状部分への連結部ま
で延びる傾斜壁部11を有している(尚、図2では、1
つの脚部についてのみ参照符号11が付されているが、
その他の脚部の傾斜部はこれらと同一である)。
【0016】径方向に延びる谷部12が隣接する脚部9
の対の間に形成される。各谷部12の底部は、基部7の
基本形状たる半球形状の湾曲面とほぼ同じ形状である
(ほぼ同一曲面内にある)。また、谷部(の底部)は延
出部13まで延びている(図8参照)。簡略化のために
図2において傾斜壁部11と谷部12及びパッド10の
接続部分は実線で示されているが、これらの交差部分は
断面で見ると湾曲しており滑らかに移行するように構成
されている。また、上記湾曲により、谷部の長手方向の
構造上の剛性を十分なものにしている。
【0017】各谷部12はほぼ同一であり、各谷部の有
効幅は収束点14に向かって収束している。収束点14
はボトル1の外径の外方に位置している(図2)。
【0018】基部7の中央部(軸8はここを通ってい
る)はほぼ平らなリッジ通路部(ridgepath)15によっ
て各パッド10に接続されている。リッジ通路部15の
両側は傾斜壁部11に接続されている。
【0019】図示されているボトルは小さな環状リップ
16を有する。このリップ16は主に装飾のため及び製
造中のラベル取付のため(ラベルを貼付ける張付ける位
置を示すため)のものである。このリップは、側壁部6
から基部7へ移行する部分の近傍に設けられている。
【0020】図1を特に参照すると、ボトルは断面で描
かれており且つボトルの材料は通常ほぼ透明なものであ
るが、断面より奥のボトル内部の詳細は本発明を明確に
図示するために省略してある。
【0021】次に、図3Aから図7Bまでを参照して、
5本の同一の谷部の1つの構造を説明する。5つの断面
(図3から図7)の各々において、「A」は谷部の部分
断面を示す図に付けられた符号であり、「B」は材料の
厚さの中心を示している(「A」で示された断面の中心
線を示している)。また、「B」の図における延出部
は、「A」の図に示した断面の有効谷部幅を示してい
る。
【0022】図3Aは図1及び図2の3−3線矢視断面
図であり、ボトルの長手方向軸8に最も近い谷部断面を
示している。また、図3Aは、ボトルの材料の厚さが長
手方向軸8近傍で増大しており(他の部分より厚くなっ
ており)、長手方向軸8に最も近い谷部の厚さが増大し
ていることを示している。谷部の長さ方向における基部
厚さの変化は、図1の長手方向軸8の右側に最もわかり
易く示されている。ボトルの基部の中央部の厚さが他の
部分より厚いのは、使用中(保存、運搬及び内容液体を
飲む際)、炭酸飲料によって圧力が作用したときに、基
部の中央部が外方へはね返るのを防止する(過度の下方
への変形を防止する)ためである。図4A、図5A及び
図6Aは図1及び図2の4−4線、5−5線及び6−6
線矢視断面における谷部の部分断面図である。これらの
図は、長手方向軸8からの半径方向が増加するのに伴
い、図示実施例の谷部の深さ及び幅が減少していくこと
を示している。図3B、図4B、図5B及び図6Bの実
線・構造線17は谷部の基部へ延びる傾斜壁部11の延
長線・延長部を示しており、谷部の有効幅が軸8からの
径方向距離の増加と共に減少することを示している。こ
のような幅減少は図3B、図4B、図5B及び図6Bに
おいてX,X-1n 、X-2n 及びX-3n として示されてい
る。ここで、Xとは3−3線矢視断面における谷部の幅
を示し、nはそれ以前の図示断面から当該図示断面への
変化における有効谷部幅の減少(順・量)を表わす番号
である。
【0023】図7A及び図7Bはボトルの基部の延出部
13の断面を示している。この断面は図6Aの断面の径
方向外方のものである。また、谷部12はこの延出部1
3において終了している(開放されている)。延出部1
3は基部の最大直径部近傍の部分であり、基部から側壁
部への移行部分の近くに位置している。延出部13は基
部の周部のかなりの部分を区画形成しており、基部の比
較的変形し易い区域を形成している。延出部13は各谷
部の径方向外端の近傍に形成され、また当該径方向外端
に連続している。上述した図面に加え、次に、図8を参
照する。図8は各谷部とこれに付随する基部延出部との
関係を示している。
【0024】比較的変形可能な延出部13と、比較的強
固な脚部9により支持されている比較的強固な谷部11
とが協働すると、本発明の構成(ボトル)は、工業的に
要求される一体性及び安定性を有することができる。ま
た既存の花弁状基部を有する自己起立型2軸延伸PET
の2リットル炭酸飲料用ボトルと比較した場合、かなり
の重量軽減を達成することができる(例えば、2リット
ルボトルの場合、平均53.5グラムの重量を47.5グラムに
することができる)。
【0025】本発明の上述した要素は次のような優れた
効果を発揮する。例えば、ボトルに初期圧力が作用すれ
ば、この圧力により延出部が外方に変形し、かなり強固
なてこ(lever) (谷部11により形成されるてこ)を旋
回(ピボット運動)させることができる。この旋回は、
かなり強固な脚部9により形成されるかなり強固な旋回
中心(ピボットポイント)を中心に起こる。その結果、
内部圧力がボトルに作用すると、ボトルの基部の中央部
が長手方向軸8の位置において(即ち、最もそり返り
(inversion:下方に過度に変形すること)が起こり易い
ボトル基部の部分において)上昇する。この動作(上
昇)は、ボトルの内部圧力の初期増加の間増大する。こ
の増大は、延出部13の変形限界並びに谷部11及び脚
部9の剛性・強度限界によって、ボトル内部圧力が上昇
し基部の中央部の上方付勢力(上昇しようとする力)以
上になるまで続く。その後、ボトル内部圧力によって上
記上方への変形が反転される。この反転は長手方向軸8
の近傍の中央部が下方に変形し、ボトルに作用する内部
圧力がゼロになる位置まで(あるいはそれを超えて)続
く。したがって、基部の中央部が下方に変形し始めるま
で(そのゼロ圧力位置の下になるまで)、かなりの内部
圧力がボトル内に保持される。よって、ボトルに要求さ
れる性能(一体性及び安定性に関する性能)を有する一
方で、かなりの材料重量軽減が達成される(基部中央部
の下方への変形がボトル内部への圧力付加とほぼ同時に
生ずる従来の花弁状基部を有するボトルに比べて)。
【0026】図9を参照すると、(a) 本発明のボトル基
部の中央部の変形特性(実線18)と、(b)典型的な
従来技術の花弁状基部を有するボトルの中央部の変形特
性(本発明のボトルより約6グラム重い)(破線19)
と、(c) 従来技術に係る既存のボトルに似た花弁状基部
を有する2リットルの2軸延伸PETボトルの予想変形
特性(ボトル基部の重量軽減は本発明と同じであるが、
本発明の革新的な基部構造は有していないPETボト
ル)(破線20)を示すグラフが示されている。この図
からわかるように、本発明のボトルの基部中央部はボト
ルの内圧が初期上昇するとゼロから上方に変形し、その
後、内圧がさらに上昇すると当初のゼロ圧力位置に戻
り、さらに内圧が上昇すれば、これを通過して下方変形
する。変形曲線19によって示される重量の大きい既存
の従来技術のボトルは、内圧の初期作用時から、基部の
中央部において連続的に下方変形する。本発明のボトル
とより重い従来技術のボトル(曲線18及び19により
示されているもの)とは共に、一体性(integrity) と安
定性に関する工業的基準を満たすことができる。しか
し、従来のボトルの予想曲線20(この曲線は少し軽量
化されているという点を除けば、曲線19のボトルに近
い)は、ボトルの基部の変形が著しく増大している。変
形が大きければ(速ければ)、早期に破損したり過度の
変形が起きてしまう。破損等が生ずるとすれば、ボトル
は上記の工業的標準(要件)に合わなくなる。変形曲線
18及び19は実際の試験結果を概略的に図形化したも
のであり、変形曲線20は、公知のボトルの公知の変形
特性と、そのようなボトルの基部を軽量化した場合の圧
力・応力分析から推定して描いた予想変形曲線である。
【0027】図10は、図1から図8に示した実施例の
変形実施例である。この実施例では、谷部12の各々は
その底部にリッジ部(ridge) もしくは第2折畳み部・し
わ部・窪み部(fold)21を有している。このリッジ部2
1は谷部12の長手方向に延び、谷部を強化している。
リッジ部21は図3Aに示された断面から図6Aに示さ
れた断面まで谷部のほぼ全長に亘って形成されてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1−1線矢視断面図であり、本発明のボ
トルの部分断面立面図。
【図2】図1に示されたボトルの底面図。
【図3】(A)は図1及び図2の破断線3−3で切断さ
れた部分断面(図1に対して反転されている)、(B)
は図3Aに示された材料の壁厚の中心線を示しており、
延長線は、図3Aに示された断面の有効谷部幅を示して
いる。
【図4】(A)は図1及び図2の破断線4−4で切断さ
れた部分断面(図1に対して反転されている)、(B)
は図4Aに示された材料の壁厚の中心線を示しており、
延長線は、図4Aに示された断面の有効谷部幅を示して
いる。
【図5】(A)は図1及び図2の破断線5−5で切断さ
れた部分断面(図1に対して反転されている)、(B)
は図5Aに示された材料の壁厚の中心線を示しており、
延長線は、図5Aに示された断面の有効谷部幅を示して
いる。
【図6】(A)は図1及び図2の破断線6−6で切断さ
れた部分断面(図1に対して反転されている)、(B)
は図6Aに示された材料の壁厚の中心線を示しており、
延長線は、図6Aに示された断面の有効谷部幅を示して
いる。
【図7】(A)は図1及び図2の破断線7−7で切断さ
れた部分断面(図1に対して反転されている)、(B)
は図7Aに示された材料の壁厚の中心線を示しており、
延長線は、図7Aに示された断面の有効谷部幅を示して
いる。
【図8】図1の矢印8−8の方向から見た場合の部分
図。
【図9】本発明のボトル基部の変形をボルト内部圧力を
横軸にして示している。
【図10】図3Aから図6Aに示されたのと同様な谷部
の概略部分断面図であり、谷部の長手方向に延びる補強
リッジが形成された変形実施例を示している。
【符号の説明】
1 ボトル 2 首部終端部 3 首部移行部 4 支持リング 5 上部 6 側壁部 7 基部 8 長手方向軸 9 中空脚部 10 ボトル支持パッド 11 傾斜壁部 12 谷部 13 延出部 14 収束点 15 リッジ通路 16 リップ 17 構造ライン 18,19,20 変形曲線 21 リッジ部
フロントページの続き (72)発明者 ジョージ・エフ・ローレンド アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州 アムハースト グリーン・ロード 38 (72)発明者 ジョン・エイチ・ムスジンスキー アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州 オーバーン フックセット・ロード 288

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己起立型のブロー成型される炭酸飲料
    用ポリエステル容器(1)であって、上記容器は長手方
    向軸(8)を有し、上記容器の首部移行部(3)はこれ
    の上の首部終端部(2)に一体的であり、上記首部移行
    部(3)はこれの下の側壁部(6)に一体的であり、上
    記側壁部(6)はこれの下の閉じられた基部(7)に一
    体的であり、上記首部と側壁部と基部は2軸延伸されて
    おり、上記基部は少なくとも3つの脚部(9)から成る
    花弁形状を有し、これら脚部は上記長手方向軸の回りに
    配され、よって、上記容器が自己起立することができる
    タイプの炭酸飲料用ポリエステル容器において、 周方向に隣接する上記脚部(9)同士により比較的強固
    な谷部(12)が区画形成され、上記脚部が上記谷部を
    支持し、上記脚部同士は上記谷部によって分離され、各
    谷部(12)は上記基部の中央部(8a)からほぼ径方
    向に延び、各谷部(12)の始点は上記長手方向軸であ
    り、終点は比較的変形可能な延出部(13)であり、上
    記延出部は上記脚部の径方向外方に位置しており、よっ
    て、上記容器に初期内圧が作用すると、上記延出部(1
    3)が上記長手方向軸(8)から離れるように外方へ変
    形し、上記各谷部が上記脚部により形成された支持部を
    中心にピボット旋回し、これにより、基部の中央部8a
    が上記長手方向軸に沿って上記首部終端部方向に移動す
    ることを特徴とする炭酸飲料用ポリエステル容器。
  2. 【請求項2】 上記中央部(8a)の厚さが、上記基部
    のその他の部分よりも大きく、したがって、上記中央部
    がかなり強固なダイヤフラムとして作用する請求項1記
    載の炭酸飲料用ポリエステル容器。
  3. 【請求項3】 上記基部(7)の底部形状が半球状であ
    り、上記中央部と谷部底部と延出部が上記半球形状にほ
    ぼ一致するように形成されている請求項2記載の炭酸飲
    料用ポリエステル容器。
  4. 【請求項4】 上記谷部(12)が曲線的な・面取りさ
    れた(rounded) 凹状断面を有しており、よって、脚部の
    壁部へ滑らかに移行する面が形成される請求項3記載の
    炭酸飲料用ポリエステル容器。
  5. 【請求項5】 5つのほぼ同一の上記脚部(9)が設け
    られ、これら脚部が5つのほぼ同一の上記谷部(12)
    を支持すると共に分離し、上記各脚部(9)と各谷部
    (12)はそれぞれ左右対照であり、5つの上記脚部と
    谷部は上記長手方向軸の回りに均等に配置されている請
    求項4記載の炭酸飲料用ポリエステル容器。
  6. 【請求項6】 上記谷部の各々は補強リッジ部(21)
    を有し、上記補強リッジ部は上記各谷部の長手方向に延
    びている請求項5記載の炭酸飲料用ポリエステル容器。
  7. 【請求項7】 上記リッジ部が各谷部の底部に形成され
    た請求項6記載の炭酸飲料用ポリエステル容器。
  8. 【請求項8】 上記各谷部の幅が、上記ボトルの径方向
    外方に位置する収束点(14)に向かって収束する請求
    項1記載の炭酸飲料用ポリエステル容器。
  9. 【請求項9】 上記中央部(8a)の材料の厚さは上記
    延出部の厚さより大きく、上記中央部は上記延出部に対
    して変形しない請求項1記載の炭酸飲料用ポリエステル
    容器。
  10. 【請求項10】 上記容器の容量が2リットルであり、
    重量が50グラムである請求項1記載の炭酸飲料用ポリ
    エステル容器。
  11. 【請求項11】 上記容器の重量が48グラム未満であ
    る請求項10記載の炭酸飲料用ポリエステル容器。
  12. 【請求項12】 自己起立型のブロー成型される炭酸飲
    料用ポリエステル容器の製造方法であって、上記容器は
    長手方向を有し、上記容器の首部終端部はこれの下の首
    部に一体的であり、上記首部はこれの下の側壁部に一体
    的であり、上記側壁部はこれの下の閉じられた基部に一
    体的であり、上記首部と側壁部と基部は2軸延伸的であ
    り、上記基部は少なくとも3つの脚部から成る花弁形状
    を有し、上記脚部は上記長手方向軸の回りに位置され、
    よって、上記容器は自己起立することができる炭酸飲料
    用ポリエステル容器の製造方法において、 (a)隣接する谷部同士の間に、径方向に延びる比較的
    強固な谷部を設け、上記谷部を上記隣接する脚部によっ
    て支持し、 (b)比較的変形可能な部分を上記谷部の径方向外端近
    傍に設け、 (c)上記基部の中央に比較的強固な中央部を形成し、
    上記中央部の中心は上記長手方向軸であり、上記谷部は
    上記中央部から径方向に延びるようにし、 (d)上記谷部と中央部の相対的な剛性を選択し、上記
    脚部により形成される支持部の相対的な剛性を選択し、
    上記変形可能な部分の相対的な変形能力を決定し、よっ
    て、上記容器に初期内圧が作用すると、上記変形可能な
    部分が外方に変形して、上記谷部が上記脚部により形成
    される支持部の回りにピボット旋回し、上記中央部が上
    記内圧に抗して上記長手方向軸に沿って上記首部終端部
    へ向かって移動することを特徴とする製造方法。
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