JPH07265507A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JPH07265507A
JPH07265507A JP6257294A JP6257294A JPH07265507A JP H07265507 A JPH07265507 A JP H07265507A JP 6257294 A JP6257294 A JP 6257294A JP 6257294 A JP6257294 A JP 6257294A JP H07265507 A JPH07265507 A JP H07265507A
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probability
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game
ball
winning
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JP6257294A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定遊技状態の発生確率の設定情報と実際の
特定遊技状態の発生確率の情報とを関連づけて把握でき
るような遊技用装置を提供する。 【構成】 MPU41AとEEPROM41Bで特定遊
技状態の発生確率に関する情報が可変設定されており、
MPU41Aから情報出力端子装置59を介して、可変
設定された特定遊技状態の発生確率の設定情報と実際の
特定遊技状態の発生確率の情報とが外部出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機による遊技あるいはスロットマシンによる遊技
などを行なうための遊技用装置に関し、詳しくは、予め
定められた始動条件の成立に基づいて遊技動作を開始す
る遊技装置を有し、該遊技装置の動作結果に従って所定
の遊技価値が付与可能となる特定遊技状態が発生し、該
特定遊技状態の発生確率を可変設定可能な遊技用装置の
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に知られている遊技機の
一例の弾球遊技機は、たとえば、遊技領域に設けられた
始動入賞領域に打玉が入賞することにより、複数種類の
識別情報が可変表示する遊技の動作が行なわれる可変表
示装置等からなる遊技装置が設けられ、その遊技装置の
動作により行なわれる遊技の結果ある確率で発生する特
定遊技状態が発生した場合に、可変入賞球装置を遊技者
にとって有利な第1の状態に駆動する等して遊技領域に
打込まれた打玉が入賞しやすい特別の遊技状態に制御す
るように構成されていた。そして、この従来の弾球遊技
機においては、前記特定遊技状態が発生することにより
打玉が入賞しやすい特別の遊技状態に制御されるため、
遊技者は、その特定遊技状態の発生を目当てに遊技を行
なっていた。
【0003】一方、遊技場においては、前記特定遊技状
態の発生確率が高すぎた場合には、赤字経営となってし
まい遊技場の経営面での問題が生ずる恐れがある。この
ように、特定遊技状態の発生確率は、低すぎる場合の遊
技者へのサービスの低下の不都合と、高すぎる場合の遊
技場の経営面での不都合との両者を比較考慮しながら遊
技場において最適に設定したいというニーズがあった。
【0004】そこで、従来のものにおいては前記特定遊
技状態の発生確率を遊技場において可変設定できるよう
に構成し、前記遊技場におけるニーズに応えることがで
きるように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、特定遊技
状態の発生確率は、遊技者へのサービスおよび遊技場の
経営の面から遊技場にとって重要な事項であり、この特
定遊技状態の発生確率を管理調整すべく、特定遊技状態
に関する情報を遊技場において収集したいというニーズ
があった。過去において、遊技場において入力設定した
特定遊技状態の発生確率を遊技機が実際に稼動した場合
の特定遊技状態の発生確率とは種々の要因により食い違
う場合もあり得、遊技場においては、実際の特定遊技状
態の発生確率が設定した特定遊技状態の発生確率通りに
なっているあるいは両者の間で隔たりがあるか等を確認
したいという強いニーズがあった。
【0006】ところが、従来のものにおいては、このよ
うな特定遊技状態の発生確率の設定情報と実際の特定遊
技状態の発生確率との情報とを遊技場が関連づけて把握
できるものはなかった。
【0007】ゆえに、本発明は、係る実情に鑑み考え出
されたものであり、その目的は、特定遊技状態の発生確
率の設定情報と実際の特定遊技状態の発生確率の情報と
を関連づけて把握できるような遊技用装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、予め
定められた始動条件の成立に基づいて遊技動作を開始す
る遊技装置を有し、該遊技装置の動作結果に従って所定
の遊技価値が付与可能となる特定遊技状態が発生し、該
特定遊技状態の発生確率を可変設定可能な遊技用装置で
あって、前記可変設定された特定遊技状態の発生確率に
関する情報を遊技用装置外部へ出力可能な設定確率出力
手段と、前記特定遊技状態が発生した旨を表わす情報を
遊技用装置外部へ出力可能な特定遊技状態情報出力手段
とを含むことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、予め定められた確率変
動条件の成立により前記特定遊技状態の発生確率を変動
制御する確率変動制御手段と、前記特定遊技状態の発生
確率の変動に関する情報を出力する確率変動情報出力手
段とをさらに含むことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、前記遊技装置の遊技動
作回数に関する情報を出力する動作回数情報出力手段を
さらに含むことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明に係る遊技用装置によれば、予
め定められた始動条件の成立に基づいて遊技動作を開始
する遊技装置の動作結果に従って所定の遊技価値が付与
可能となる特定遊技状態が発生し、その特定遊技状態の
発生確率を可変設定可能にし、設定確率出力手段によっ
て可変設定された特定遊技状態の発生確率に関する情報
を遊技用装置外部へ出力可能にし、特定遊技状態情報出
力手段によって特定遊技状態が発生した旨を表わす情報
を遊技用装置外部へ出力可能にする。
【0012】請求項2の発明に係る遊技用装置によれ
ば、請求項1に記載の作用に加えて、確率変動制御手段
によって予め定められた確率変動条件の成立により前記
特定遊技状態の発生確率を変動制御し、確率変動情報出
力手段によって前記特定遊技状態の発生確率の変動に関
する情報を出力する。
【0013】請求項3の発明に係る遊技用装置によれ
ば、請求項1に記載の作用に加えて、動作回数情報出力
手段によって前記遊技装置の遊技動作回数に関する情報
を出力する。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、本実施例においては、遊技機の一例
としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限ら
ず、コイン遊技機やスロットマシン等であってもよく、
予め定められた始動条件の成立に基づいて遊技動作を開
始する遊技装置を有し、その遊技装置の動作結果に従っ
て所定の遊技価値が付与可能となる特定遊技状態が発生
し、その特定遊技状態の発生確率を可変設定可能な遊技
用装置であればよい。
【0015】図1は、遊技機の一例の第1種のパチンコ
遊技機1およびカード処理機12を示す正面図である。
【0016】パチンコ遊技機1の左右方向1側部(図面
では左側)にはカード処理機12がパチンコ遊技機1に
対し分離可能な状態で設けられている。図中13はカー
ド利用可表示器であり、カード処理機12が作動中でカ
ードを使用しての玉貸が可能である旨を点灯表示するた
めのものである。カード処理機12にはカードリーダラ
イタが内蔵されており、カード挿入・排出口17からカ
ードを挿入すればそのカードに記録されている記録情報
がカードリーダライタにより読取られる。その読取られ
たカード情報に含まれている挿入時のカード残額が残額
表示器(カード残高表示器)7により表示される。この
カード処理機12には、CPU,ROM.RAM等が内
蔵されたカード処理機制御部21(第4参照)が設けら
れており、このカード処理機制御部21によりカード処
理機12全体が制御される。また、カード処理機12に
は、接続方向表示器15が設けられており、カード処理
機12側で予め設定された接続方向の表示器が点灯表示
され、遊技者がカード挿入時にどちらの遊技機で遊技が
可能かが判断できる。
【0017】遊技者がパチンコ遊技機1により遊技を行
ないたい場合には、カード残額等の遊技者所有の有価価
値が記録されている記録媒体の一例のカードをカード挿
入・排出口17に挿入する。その挿入されたカードが適
正でかつカード残額が残っている場合で玉貸操作が可能
な場合には、遊技者が玉貸ボタン9を押圧操作すること
により、カード処理機12側からパチンコ遊技機1側の
払出制御マイクロコンピュータに玉払出指令信号が出力
される。すると、後述するたとえばロータリースイッチ
等からなる玉貸額設定スイッチ22(図4参照)によっ
て予め設定されている1回の玉貸操作により払出される
貸玉額(以下、単に貸玉額という)分の遊技玉(パチン
コ玉)が打球供給皿6内に払出される。そして貸玉額分
のパチンコ玉の払出が終了した段階でカード処理機12
内に挿入されているカードのカード残額が貸玉額分減額
更新される。
【0018】図中8は返却ボタンであり、遊技者に押圧
操作されることにより、カード処理機12内に挿入され
ているカードがカード挿入・排出口17から遊技者側に
返却される。カード挿入時のカード残額と、玉貸が行な
われ減額更新された後のカードの残額とが打球供給皿6
に設けられている残金額表示器(カード残高表示器)7
により表示される。打球供給皿6内にパチンコ玉が払出
された状態で遊技者が打球操作ハンドル3を操作すれ
ば、パチンコ玉が1個ずつ遊技盤100前面に形成され
ている遊技領域101内に打込まれる。遊技領域101
には、複数種類の識別情報が可変表示可能な遊技装置の
一例の可変表示装置102が設けられている。遊技領域
101には、さらに普通図柄用始動口107と特別図柄
用始動口109とが設けられている。この普通図柄用始
動口107に進入したパチンコ玉は下方に通過して再度
遊技領域101内に放出され、その通過玉が始動通過玉
検出スイッチ108により検出される。この普通図柄用
始動口107は、上方から進入したパチンコ玉が遊技盤
の裏面側に導かれて入賞玉となる入賞口で構成してもよ
い。この始動通過玉検出スイッチ108の検出出力に基
づいて可変表示装置102の普通図柄表示部104が可
変開始された後停止制御される。この普通図柄表示部1
04は、0〜9の10種類の識別情報を可変表示するも
のであり、その停止時の表示結果が予め定められた特定
の識別情報(たとえば77等の10通りのゾロ目)とな
れば、普通可変入賞球装置110の左右一対の可動部材
111が開成して打玉が入賞容易な遊技者にとって有利
な第1の状態となる。この普通可変入賞球装置110
は、通常時は可動部材111が閉成して打玉が入賞困難
な遊技者にとって不利な第2の状態となっているが、普
通図柄表示部104の表示結果が前記特定の識別情報と
なれば、ソレノイド112が励磁されて第1の状態とな
る。
【0019】遊技領域101内に打込まれたパチンコ玉
が特別図柄用始動口109あるいは第1の状態となって
いる普通可変入賞球装置110内に入賞すれば、その始
動入賞玉が始動入賞玉検出スイッチ113により検出さ
れ、その検出信号に基づいて可変表示装置102の特別
図柄表示部103が可変開始された後停止制御される。
この遊技装置の一例の特別図柄表示部103は、たとえ
ば、液晶表示器の表示画面で構成されており、0〜9,
A〜Eの15種類の識別情報を可変表示するものであ
り、その停止時の表示結果が予め定められた特定の識別
情報の組合せ(たとえば777等の15通りのゾロ目)
となれば、特定遊技状態が発生して特別可変入賞球装置
114の開閉板116を開成して打玉が入賞しやすい遊
技者にとって有利な第1の状態とする大当り時の制御が
行なわれる。この特別可変入賞球装置114は、通常時
は開閉板116が閉成した打玉が入賞不可能または入賞
困難な遊技者にとって不利な第2の状態となっている
が、特別図柄表示部103の表示結果が特定の識別情報
の組合せとなれば、ソレノイド117が励磁されて第1
の状態となる。この大当りに伴なう特別可変入賞球装置
114の第1の状態は、所定時間(たとえば30秒間)
の経過あるいは打玉の入賞開口115への所定個数(た
とえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成
立することにより終了して第2の状態となる。この入賞
開口115内に入賞したパチンコ玉は、10カウント検
出スイッチ120により検出され、その検出個数が入賞
個数表示器121により表示される。一方、入賞開口1
15内のある箇所には特定入賞領域(Vポケット)11
8が設けられており、第1の状態となっている特別可変
入賞球装置114内に進入したパチンコ玉がこの特定入
賞領域(Vポケット)118に入賞すれば、その特定入
賞玉が特定入賞玉検出スイッチ119により検出され、
特別可変入賞球装置114のその回の第1の状態の終了
するのを待って再度特別可変入賞球装置114が第1の
状態に駆動制御される繰返し継続制御が行なわれる。こ
の繰返し継続制御の上限回数はたとえば16回と定めら
れている。
【0020】特別図柄表示部103が可変表示している
最中に打玉が特別図柄用始動口109あるいは普通可変
入賞球装置110内に入賞すれば、その始動入賞が記憶
されて、特別図柄表示部103が可変停止した後再度可
変開始できる状態になってから前記始動入賞記憶に基づ
いて特別図柄表示部103が再度可変開始される。この
始動入賞記憶の上限値はたとえば「4」と定められお
り、現時点における始動入賞記憶個数が始動記憶表示器
105により表示される。特別図柄表示部103の可変
停止時の表示結果が、予め定められた特別の識別情報の
組合せ(たとえば333,777)で特定遊技状態が発
生すれば、以降の特定遊技状態が発生する確率が向上す
るという確率変動制御が行なわれる。この確率変動制御
は、初回の特定遊技状態の発生を含めて合計3回特定遊
技状態が発生することにより通常の発生確率に復帰す
る。この特定遊技状態の発生確率は、通常時において
は、後述するように3段階に可変設定可能となってお
り、設定1では、1/215,設定2では、1/23
0,設定3では、1/245の発生確率となる。一方、
前述した確率変動時においては、設定1,2,3に関わ
らずすべて1/25の発生確率となる。
【0021】さらに、普通図柄表示部104でも、前述
した特別図柄表示部103と同じ条件で確率変動が開始
される。この普通図柄表示部104は、前述したよう
に、0〜9の10種類の識別情報が可変表示され、その
うちの特定の識別情報(たとえば77等の10通りのゾ
ロ目)が停止表示されたことにより、普通可変入賞球装
置110が第1の状態に駆動制御されるのであり、その
普通可変入賞球装置110が第1の状態に駆動制御され
る確率は1/10となっている。ところが、特別図柄表
示部103の表示結果がたとえば333あるいは777
となって確率変動が開始された場合には、それ以降、普
通可変入賞球装置110が第1の状態に駆動制御される
確率が1/2となる。この確率変動状態は、前述した特
別図柄表示部103の確率変動状態が終了した段階で終
了する。また、前述した特別図柄表示部103におい
て、確率変動時に再度確率変動が発生する表示結果(た
とえば333あるいは777)となれば、その確率変動
図柄は有効なものとして取扱われ、その時点から再度初
回を含めて3回の大当りが発生するまで確率変動が実行
される。なお、本実施例では特別図柄表示部103と普
通図柄表示部104の両方において確率変動するように
したが、いずれか一方においてのみ、確率変動するよう
にしてもよい。普通図柄表示部104においてのみ確率
変動するようにした場合には、特定遊技状態は普通図柄
表示部104の表示結果が特定の認識情報(たとえば7
7等の10通りのゾロ目)となった場合であり、普通可
変入賞球装置110が開成することにより遊技領域に打
ち込まれた打玉が入賞しやすい状態に制御される。ま
た、確率変動条件は特別図柄表示部103が特別の態様
で特定の識別情報(たとえば前記した15通りのゾロ目
のうち333,777)となった場合であり、その条件
成立により普通図柄表示部104の表示結果が特定の識
別情報となる確率が変動する(たとえば1/10だった
ものが1/2になる)ことになる。
【0022】遊技領域101には、さらに通常入賞口1
22と、ラッキーナンバー用表示ランプ123とが設け
られている。このラッキーナンバー用表示ランプ123
は、特別図柄表示部103が可変開始されて停止制御さ
れた結果が特定の識別情報の組合せとなり大当りが発生
したときに〜の表示ランプが走行点灯されたのち停
止制御される。そして、後述するラッキーナンバーモー
ドが02に設定されている場合に、停止時における表示
ランプのナンバーがその遊技場が予め設定しているラッ
キーナンバーと一致すると、遊技場で定めたあるサービ
スが遊技者に付与される。そのあるサービスとは、たと
えば、特定遊技状態が発生したことに伴って付与された
景品玉等の遊技価値を景品交換することなく引続き遊技
に使用できる等が考えられる。
【0023】図中11は、特定遊技状態が発生して大当
り制御が行なわれている最中や確率変動制御が行なわれ
ている最中に点滅するランプである。10は、スピーカ
であり、大当り発生時における効果音を発生するもので
ある。14は端数表示スイッチであり、カード挿入・排
出口17に挿入されたカードの残額が前記貸玉額以下の
端数が存在する状態となった場合に、それを点灯表示す
るためのものである。16はカード挿入中表示器であ
り、カード挿入・排出口17にカードが挿入されている
ときに点灯して挿入中である旨を表示するためのもので
ある。18はユニットボックスであり、後述するユニッ
トボックス制御部が内蔵されている。また2は前面枠で
あり、5は開閉自在な前面板であり、4は余剰玉貯留皿
であり、打球供給皿6にパチンコ玉が満杯となりそれ以
上貯留できなくなった余剰玉がこの余剰玉貯留皿4内に
払出される。
【0024】前記特別図柄用始動口109あるいは普通
可変入賞球装置110の入賞口または普通図柄用始動口
107により、遊技領域に設けられた始動入賞領域が構
成されている。なお、本発明でいう「入賞」とは前述し
た「通過」をも含む広い概念である。また、前記可変表
示装置102により、前記遊技領域に設けられた始動入
賞領域に打玉が入賞することにより遊技のための動作が
行なわれる遊技装置が構成されている。
【0025】図2は、本発明に用いられる遊技機の他の
例を示す第2種のパチンコ遊技機である。このパチンコ
遊技機1に対応して設けられているカード処理装置12
は、図1に示したカード処理装置と同様の構成を有する
ために、ここでは説明の繰返しを省略する。
【0026】パチンコ遊技機1の遊技盤200の前面に
形成されている遊技領域201には、始動入賞領域の一
例の始動入賞口212,213が設けられており、遊技
領域201内に打込まれたパチンコ玉が始動入賞口21
2に入賞すれば、その始動入賞玉が始動入賞玉検出スイ
ッチ214により検出される。またパチンコ玉が始動入
賞口213に入賞すれば、その始動入賞玉が始動入賞玉
検出スイッチ215により検出される。始動入賞玉検出
スイッチ214の検出出力に基づいて、遊技領域に設け
られた可変入賞球装置202の左右1対の開閉翼片20
3がソレノイド204の励磁および消磁により1回開閉
する。一方、始動入賞玉検出スイッチ215の検出出力
に基づいて、開閉翼片203が2回開閉する。この開閉
翼片203の1回または2回の開閉の最中に、パチンコ
玉が開成中の開閉翼片203から可変入賞球装置202
内に進入すれば、その進入したパチンコ玉が可変入賞球
装置202内に形成されている通常入賞口207あるい
は特定入賞口208のいずれかに入賞する。特定入賞口
208に入賞すれば、ソレノイド204の励磁と消磁を
繰返すことにより、開閉翼片203を連続して開閉して
遊技者にとって有利な第1の状態となる。この第1の状
態は、開閉翼片203が所定回数(たとえば18回)開
閉するか打玉が所定個数(たとえば10個)入賞するか
のうちいずれか早い方の条件が成立することにより終了
して第2の状態となる。この第1の状態となっている可
変入賞球装置202内に進入したパチンコ玉のすべてが
入賞個数検出器205により検出され、その検出個数が
入賞個数表示器211により表示される。
【0027】前述したパチンコ玉の始動入賞領域への入
賞に伴なう開閉翼片203の1回または2回の開閉の最
中に進入したパチンコ玉が特定入賞領域208に入賞す
ることにより、回数決定用可変表示器210が可変開始
して停止制御され、その停止時の表示結果が特定の識別
情報(たとえば7)となれば特定遊技状態が発生し、、
後述する可変入賞球装置202の第1の状態を再度繰返
す繰返し継続制御を実行可能な大当り状態となる。この
繰返し継続制御の上限回数はたとえば15回と定められ
る。この回数決定用可変表示器210の可変表示結果が
前記特定の識別情報以外となった場合には可変入賞球装
置202の繰返し継続制御が行なわれない小当り状態と
なる。そして、特定入賞口への入賞に伴なって、繰返し
継続制御の上限がたとえば15回と定められた状態で、
前記特定遊技状態が発生して可変入賞球装置202が第
1の状態となり、その第1の状態となっている可変入賞
球装置202内に進入したパチンコ玉が特定入賞口20
8に入賞すれば、繰返し継続条件が成立して、開閉翼片
203を再度連続開閉させて第1の状態とする繰返し継
続制御が行なわれる。この繰返し継続制御が行なわれて
いる最中に進入したパチンコ玉が再度特定入賞口208
内に入賞することにより繰返し継続条件が再び成立し、
この継続条件が成立する度に前述した15回を上限とし
て繰返し継続制御が行なわれる。回数決定用可変表示器
210により現時点における繰返し継続制御の残り回数
が表示される。
【0028】この回数決定用可変表示器210の可変停
止時に前記特定の識別情報(たとえば7)が表示される
確率は、後述するように予め3段階に入力設定しておく
ことが可能であり、設定1では1/8,設定2では1/
10,設定3では1/12の発生確率となる。そして、
回数決定用可変表示器210の可変停止時の表示結果が
特定の識別情報(たとえば7)となり大当り状態が発生
した場合にその大当りに伴なう繰返し継続制御が終了し
てその回の大当り状態が終了した後、最初の特定入賞口
208へのパチンコ玉の入賞により回数決定用可変表示
器210の表示結果が導出されるまで、回数決定用可変
表示器210の前記特定の識別情報(たとえば7)が表
示される確率が1/2に変動制御される。
【0029】可変入賞球装置202内には玉貯留装置2
06が設けられており、第1の状態となった可変入賞球
装置202内に進入したパチンコ玉がこの玉貯留装置2
06で貯留され、開閉翼片203の所定回数(たとえば
18回)の開閉またはパチンコ玉の所定個数(たとえば
10個)の入賞でその貯留されているパチンコ玉が解除
されるように玉貯留装置206が動作する。
【0030】遊技領域201内には、さらに、通常入賞
口216と装飾ランプ217が設けられている。またパ
チンコ遊技機1の上方部分には大当り中および確率変動
中に点滅するランプ11が設けられている。前記可変入
賞球装置202により、前記遊技領域に設けられた始動
入賞領域に打玉が入賞することにより遊技のための動作
が行なわれる遊技装置が構成されている。
【0031】図3は、本発明に用いられる遊技機のさら
に他の例を示す第3種のパチンコ遊技機およびカード処
理機を示す正面図である。カード処理機12に関して
は、図1に示したものと同様の構成であるために、ここ
では説明の繰返しを省略する。
【0032】パチンコ遊技機1の遊技盤300の前面に
形成されている遊技領域301には、0〜9の10種類
の数字からなる識別情報を可変表示可能な普通可変表示
装置302が設けられており、パチンコ玉が普通図柄用
始動口304に入賞して始動入賞玉検出器305で検出
されることにより、この普通可変表示装置302が可変
開始した後停止制御される。そして、普通可変表示装置
302の可変停止時の表示結果がたとえば777等のゾ
ロ目となればソレノイド308が励起されて普通可変入
賞球装置306の、左右1対の可動部材307が開成し
て遊技者にとって有利な第1の状態となる。この第1の
状態は、所定期間(たとえば5秒間)の経過またはパチ
ンコ玉の所定個数(たとえば3個)の入賞のうちいずれ
か早い方の条件が成立することにより終了して第2の状
態となる。第1の状態となっている普通可変入賞球装置
306内に進入したパチンコ玉は、入賞個数検出器32
5により検出される。なお、普通図柄用始動口304
は、上方から進入したパチンコ玉がそのまま下方から放
出される通過口で構成してもよい。
【0033】前記入賞個数検出器325で検出されたパ
チンコ玉は、振分装置326に導かれる。この振分装置
326は、モータ327により常時回転する回転体32
8が設けられており、この回転体328の外周にパチン
コ玉を受入れて回転誘導するための玉受入凹部330,
329が形成されている。そして、前記入賞個数検出器
325で検出されたパチンコ玉が玉受入凹部330内に
受入れられれば、通常入賞口331に誘導されて通常入
賞口331内に入賞する。一方、入賞個数検出器325
で検出されたパチンコ玉が玉受入凹部329により受入
れられれば、通常入賞口331を通り過ぎてその下方に
設けられている権利入賞口(特別装置作動口)332に
まで回転誘導されてその権利入賞口332に入賞する。
【0034】この権利入賞口332に入賞したパチンコ
玉は権利入賞玉検出スイッチ332により検出され、そ
の検出出力に基づいてパチンコ遊技機1の遊技状態が権
利発生状態(特定遊技状態)となる。この権利発生状態
の期間中にパチンコ玉が大入賞口用始動口314に入賞
して大入賞口用始動入賞玉検出スイッチ315により検
出されれば、ソレノイド318が励磁されて特別可変入
賞球装置316の左右1対の可動部材317が開成して
遊技者にとって有利な第1の状態となる。この第1の状
態は、所定期間(たとえば10秒間)の経過またはパチ
ンコ玉の所定個数(たとえば10個)の入賞のうちいず
れか早い方の条件が成立することにより終了して遊技者
にとって不利な第2の状態となる。この特別可変入賞球
装置316に入賞した入賞玉が入賞個数検出器319に
より検出され、その検出個数は入賞個数表示器321に
より表示される。さらに、前記権利発生の期間中に再度
パチンコ玉が大入賞口用始動口314に入賞すれば、特
別可変入賞球装置316を再度第1の状態に駆動制御す
る繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御は
たとえば権利発生中に始動口314に16個入賞するま
でと定められており、16個入賞することにより前記発
生した権利が消滅する。現時点における繰返し継続制御
の残り回数が残回数表示器320により表示される。一
方、権利発生中において、パチンコ玉が再度権利入賞口
332内に入賞すれば、発生している権利が消滅する。
この権利が消滅した後あるいは権利が発生していない状
態では、いくらパチンコ玉が大入賞口用始動口314に
入賞したとしても、特別可変入賞球装置316は第1の
状態にならない。
【0035】普通可変表示装置302は、可変停止時の
表示結果がゾロ目となる確率が、後述するように3段階
に設定可能であり、設定1では1/90,設定2では1
/100,設定3では1/110の発生確率となる。一
方、普通可変表示装置302の可変停止時の表示結果が
1,3,5,7,9のうちのいずれかでゾロ目となれ
ば、普通可変表示装置302の可変停止時の表示結果が
ゾロ目となる確率が1/20に変動する。この確率の変
動は、初回を含めて2回権利発生状態となるまで変動し
た後通常の確率に復帰する。また、権利発生中は普通可
変表示装置302の可変表示動作を行なわせないように
されている。なお、権利を消滅しづらくする制御とし
て、権利発生中は通常の確率に復帰させ、権利消滅後に
再び確率を変動させるようにしてもよい。そしてこの2
回の変動中において再度1,3,5,7,9の確率変動
図柄によりゾロ目が成立すれば、その回から再度その回
を含めて2回権利発生状態となるまで確率の変動制御が
行なわれる。
【0036】遊技領域301内に打込まれたパチンコ玉
が始動入賞口322に入賞すれば、可変入賞球装置32
3が開成して遊技者にとって有利な第1の状態となり、
その第1の状態となっている可変入賞球装置323内に
パチンコ玉が入賞すれば可変入賞球装置323が閉成し
て第2の状態となる。遊技領域301内には、さらに通
常入賞口322や、装飾ランプ324が設けられてい
る。またパチンコ遊技機1の上方部分には、大当り中や
確率変動中に点滅するランプ11が設けられている。
【0037】前記普通図柄用始動口304により、前記
遊技領域に設けられた始動入賞領域が構成されている。
また、普通可変表示装置302,普通可変入賞球装置3
06,振分装置326ならびに権利入賞口332によ
り、前記遊技領域に設けられた始動入賞領域に打玉が入
賞することにより遊技のための動作が行なわれる遊技装
置が構成されている。なお、第3種のパチンコ遊技機と
しては、可変表示装置の表示結果しだいで、振分装置に
受入れられた玉が権利入賞口332に導かれたり通常入
賞口331に導かれたりするものでもよい。
【0038】図4は、カード処理機および図1に示した
パチンコ遊技機の一部内部構造を示す背面図である。な
お、図2、図3に示したパチンコ遊技機1の背面図は、
図4のものとほぼ同様であるため、図4を代表例として
示しここでは図示を省略する。
【0039】カード処理機12内には、カード処理機制
御部21とカードリーダライタ制御部20とユニットボ
ックス制御部19とが設けられている。カード処理機制
御部21とパチンコ遊技機1に設けられているインタフ
ェイス基板33とは電気的に接続されており、カード処
理機制御部21とインタフェイス基板33とが互いに情
報の送受信ができるように構成されている。またこのイ
ンタフェイス基板33と払出制御基板ボックス37内に
収納されている払出制御基板38が電気的に接続されて
いる。さらに、インタフェイス基板33と中継端子基板
34とが電気的に接続されており、中継端子基板34
と、ゲーム制御基板ボックス40内に収納されているゲ
ーム制御用基板41,遊技機用ターミナルボックス4
6,玉払出器31が、それぞれ電気的に接続されてい
る。
【0040】さらに、打球供給皿6に設けられている前
述した各種表示器や各種操作ボタンのスイッチがコネク
タ35を介してインタフェイス基板33に接続されてい
る。なお、カード処理機制御部21と打球供給皿6に設
けられている各種表示器や各種操作ボタンのスイッチな
らびに払出制御基板ボックス37内の払出制御基板38
とインタフェイス基板33や中継端子基板34を介する
ことなく直接配線により接続し、払出制御基板38と玉
払出器31とを中継端子基板34を介して接続するよう
にしてもよい。また、カード処理機制御部21と払出制
御基板38とを直接コネクタにより接続するようにして
もよい。なお、22はコネクタでありカード処理機制御
部21とインタフェイス基板33とを接続するためのも
のである。
【0041】カード処理機12に設けられているユニッ
トボックス制御部19には、1回の玉貸操作により払出
される貸玉額を予め入力設定するための貸玉額設定スイ
ッチ22が設けられており、図示するように、100
円,200円,300円,400円,500円の5種類
の金額が入力設定できるようになっている。たとえば遊
技場の係員により図示のように貸玉額が300円に設定
されればその300円が貸玉額としてカード処理機制御
部21のマイクロコンピュータ(図示せず)に記憶され
る。そして、遊技者がカードをカード挿入・排出口17
に挿入し、玉貸ボタン9を押圧操作することにより自動
的にこの玉貸額(300円)分のパチンコが打球供給皿
6内に払出される。このパチンコ玉の払出しに際して
は、予め定められている単位額(たとえば100円)分
の払出しを複数回(たとえば3回)実行することにより
行なわれ、この単位額分の払出しが終了する毎に単位額
だけカード残額から減額される。この単位額分の減額に
よる単位額売上信号が遊技場のホストコンピュータであ
るホール用管理コンピュータ70(図6〜図8参照)に
伝送されるとともに、遊技場に設置されているターミナ
ルボックスを介してカード発行会社に伝送される。ま
た、ユニットボックス制御部19にはカード処理機12
の番号であるユニット番号が設定され、その設定番号が
ユニットボックス59を介してホール用管理コンピュー
タ70に伝送されるとともに、ターミナルボックスを介
してカード発行会社に伝送される。
【0042】カードリーダライタ制御部20は、カード
挿入・排出口17から挿入されたカードの記録データを
読取ったり書替えたりするための制御部である。
【0043】玉払出器31は、払出モータ(図示せず)
が設けられており、玉誘導レール28から供給されてき
たパチンコ玉がこの払出モータの回転力により横送りさ
れ、その横送りされたパチンコ玉が1つずつ下方に落下
して、打球供給皿6内に払出される。この玉払出器31
は、機構板25に設けられている。前記玉誘導レール2
8は、玉タンク27内の貯留玉を2列に整列させながら
流下させるものであり、その2列の流下径路にそれぞれ
タンク玉切れスイッチ29とレール玉切れスイッチ30
とが設けられており、玉タンク27内の貯留玉が無くな
ったことおよび玉誘導レール28上の流下玉が無くなっ
たことが検出され、その検出信号が遊技機用ターミナル
ボックス46,中継端子基板34を介して払出制御基板
ボックス37内の払出制御基板38に入力される。この
タンク玉切れスイッチ29が玉を検出しなくなった時点
で玉払出速度が減速される。
【0044】玉タンク27には、遊技機設置島に設けら
れている補給樋57からパチンコ玉を補給玉検出器を含
む補給装置58を介して補給される。この玉タンク27
に供給される補給玉が補給装置58の補給玉検出器によ
り検出されるのであり、所定個数(たとえば10個)の
パチンコ玉が供給されたことを検出して1パルスの検出
信号がこの補給玉検出器から出力される。カード処理機
12からの玉貸要求信号を受けて玉タンク27内のパチ
ンコ玉を打球供給皿6内に払出すのではなく遊技者が玉
貸機から購入してきた貸玉を打球供給皿6内に投入して
遊技を行なう従来の一般的なパチンコ遊技機の場合に
は、前記補給装置58から出力される出力信号がホール
用管理コンピュータ70に送信され、ホール用管理コン
ピュータ70ではその送信されてきた検出信号に基づい
て遊技場にとって不利益となる不利益球数を検出する。
ところが、本実施例のように、カード処理機12からの
玉貸要求信号に基づいて玉タンク27内の貯留玉の一部
を打球供給皿6内に払出す方式のパチンコ遊技機におい
ては、その遊技場にとって何ら不利益球数とはならない
貸玉が補給樋57から玉タンク27に供給されることに
なり、その供給された貸玉が補給玉検出器により検出さ
れてしまって不利益球数情報としてホール用管理コンピ
ュータに入力されてしまい、ホール用管理コンピュータ
70で正確な不利益球数を計数できない不都合が生ず
る。そこで、本実施例のパチンコ遊技機においては、パ
チンコ玉の入賞に基づいて払出される景品玉が所定個数
(たとえば10個)に達する前に払出制御基板38から
所定のパルス信号を出力してその所定のパルス信号が遊
技機用ターミナルボックス46,コネクタ62,情報出
力端子装置59,コネクタ64を介してホール用管理コ
ンピュータに伝送されるように構成されている。このよ
うに構成することにより、パチンコ玉の貸出については
何ら不利益球数情報としてのパルス信号がホール用管理
コンピュータ70に出力されることなく、入賞に伴なう
景品玉の払出に関してのみパルス信号がホール用管理コ
ンピュータ70に送信され、ホール用管理コンピュータ
70では正確な不利益球数情報を集計できる。
【0045】遊技領域101,201,301内に打込
まれて入賞口に入賞した入賞玉とアウト口53に回収さ
れたアウト玉は合流して打込玉タンク54に落下し、そ
の打込玉が打込玉検出器(打込球カウンタ)55により
検出された後遊技機設置島に設けられている集球樋56
上に落下する。図中23,61はカード処理機制御部2
1と情報出力端子装置59とを接続するためのコネクタ
である。
【0046】情報出力端子装置59は、単位額売上信号
およびユニット番号の伝送機能とを合わせ持つ。この情
報出力端子装置59は、ユニットボックス制御部19と
コネクタ60,24を介して接続されている。そして、
前述したユニット番号や単位額売上信号がコネクタ2
4,情報出力端子装置59,コネクタ64を介してホー
ル用管理コンピュータへ伝送される。また、カード処理
機12で使用されたカードの額面情報や、カード処理機
12で発生したエラーのコード情報がカード処理機制御
部21からコネクタ23,情報出力端子装置59,コネ
クタ64を介してホール用管理コンピュータへ伝送され
る。ユニットボックス制御部19にはAC100Vの電
圧が供給され、このユニットボックス制御部19での所
定の電圧に変圧された電圧がカード処理機制御部21や
カードリーダライタ制御部20に供給される。このよう
に、単位額売上信号は、パチンコ遊技機1からとカード
処理機12からとの両方からホール用管理コンピュータ
に送信されることになる。その結果、いずれか一方が故
障したり誤動作したりして一方の単位額売上信号が狂っ
た場合には、他方の単位額売上信号と食い違うために、
異常が発生したことが即座に判断でき、売上の正確な管
理が可能となる。そして、カード処理機12からは前述
したようにユニット番号もホール用管理コンピュータに
送信されてくるために、送信されてきた単位額売上信号
とともにどのカード処理機での売上かを特定可能とな
る。
【0047】さらに、情報出力端子装置59は、後で説
明するキースイッチ43によって可変設定された特定遊
技状態の発生確率に関する情報を出力できるとともに、
特定遊技状態が発生した旨を表わす情報を出力できる。
さらに、情報出力端子装置59は、後で詳しく説明する
予め定められた確率変動条件の成立によって特定遊技状
態の発生確率が変動制御されたその特定遊技状態の発生
確率の変動に関する情報を出力できる。さらに、情報出
力端子装置59は、可変表示装置を一例として挙げた遊
技装置の遊技動作回数に関する情報を出力できる。
【0048】また、ゲーム制御基板41は、機構板25
の開口26に臨み遊技盤100に設けられる可変表示装
置102の中継端子基板(図示せず)および各種ランプ
・LED・センサなどが接続されている中継端子基板4
8と配線により接続されている。この中継端子基板48
は、コネクタ50,63により情報出力端子装置59に
接続されているとともに、コネクタ49,47によりゲ
ーム制御基板41に接続されている。ゲーム制御用基板
ボックス40の背面右側には、キースイッチ43が設け
られている。このキースイッチ43は、可変表示装置1
02,104,210,302の可変停止時の表示結果
が特定の識別情報の組合せ(たとえば777)となる確
率を可変設定する確率可変設定手段の一例であり、ノー
マル位置,設定位置,確認位置の3つの位置に切換操作
ができる。このキースイッチ43に所定の鍵を挿入して
切換操作することにより確率が変更設定できるのであ
り、この切換操作回数に応じて、前述したように、設定
1,設定2,設定3の3段階に確率を切換設定すること
ができる。なお、情報出力端子装置59は、設定値を表
わす信号を出力してもよく、確率値を表わす信号を出力
してもよい。また、キースイッチ43に代えて、たとえ
ばスライドスイッチ,押しボタンスイッチ,スナップス
イッチ,プッシュプルスイッチ,ロータリースイッチ,
デジタルスイッチ等でもよい。さらに、確率可変設定手
段は、パチンコ遊技機1側に必ずしも設けられる必要は
なく、たとえばカード処理機12側に設けられてもよ
く、ホール用管理コンピュータに設けられてもよい。確
率設定手段が遊技機側に設けられている場合には、本発
明に係る遊技用装置は、その遊技機自体で構成され、確
率可変設定手段がカード処理機12側やホール用管理コ
ンピュータに設けられている場合には、そのカード処理
機12やホール用管理コンピュータと遊技機との両者で
本発明に係る遊技用装置が構成される。さらに、ゲーム
制御基板ボックス40内には、キースイッチ43の操作
により設定された確率を表示するための設定確率表示器
42a,42b,42cが設けられている。図中51は
打球発射装置であり、遊技者が打球操作ハンドルを操作
することにより作動して打球貯留皿6内のパチンコ玉を
1つずつ遊技領域101内に発射するためのものであ
る。また図中26は機構板28に形成された開口であ
り、可変表示装置102の遊技盤裏面側への突出部分が
この開口26内に収まるように構成されている。図中4
5は電源スイッチであり、遊技機用ターミナルボックス
とゲーム制御基板41との間に介在し、ゲーム制御基板
41とはコネクタ44により接続されている。この電源
スイッチ45を操作することにより電源を一旦切った後
再投入することができ、電源の立上げに伴なうゲーム制
御基板41のゲーム制御マイクロコンピュータをリセッ
トすることができるとともに、確率設定操作の際に操作
しやすくすることができる。また39はリセットスイッ
チであり、払出制御基板の払出制御用マイクロコンピュ
ータをリセットするためのものである。また100は遊
技盤であり、遊技盤取付枠(図示せず)に着脱自在に取
付けられている。
【0049】玉貯留皿6内のパチンコ玉が満杯となりそ
れ以上貯留できなくなった余剰玉が前述したように余剰
玉払出口4から払出されるのであるが、その余剰玉も満
杯となった場合には満杯検出スイッチ52がONとな
り、その検出信号に基づいて払出制御基板38が動作し
て玉払出器31による景品玉の払出をストップさせる。
また、図中32は入賞玉処理装置であり、遊技領域に設
けられた入賞口から入賞した入賞玉を1つずつ検出して
その検出信号に基づいて払出制御基板38が動作し、入
賞口の種類に応じた個数の景品玉を払出すように玉払出
器31を動作制御する。
【0050】図5は、遊技機を管理する管理装置を示す
概略構成図である。管理装置は、集計手段の一例のホー
ル用管理コンピュータ70とデータ加工出力装置72と
出力手段の一例のCRT74およびプリンタ75とキー
ボード76とを有する。 ホール用管理コンピュータ7
0は、後述するように複数台のパチンコ遊技機の遊技制
御基板と払出制御基板と複数のカード処理機のカード処
理機制御部とからのデータが入力され、たとえば2週間
分の入力データがファイル可能に構成されている。デー
タ加工出力装置72は、キースイッチ73が設けられて
おり、このキースイッチ73により、データ加工出力装
置72は、OFF,ON,LOCK状態に切換えること
ができる。OFF状態に切換わると動作が停止してCR
T74による表示やプリンタ75による印字は行なわれ
なくなる。ON状態に切換わることにより、キーボード
76の操作に従って、CRT74によるデータの表示や
プリンタ75によるデータの印字出力が可能となる。L
OCKに切換わることにより、売上データや割数データ
等の遊技場の経営者以外には知られたくないデータなど
の特別なデータの出力が禁止される状態となる。
【0051】遊技場に設置されている複数台のパチンコ
遊技機は、その機種等に従って複数のグループに分けら
れている。たとえば、図1に示した第1種の機種のパチ
ンコ遊技機1,図2に示した第2種の機種のパチンコ遊
技機1,図3に示した第3種の機種のパチンコ遊技機1
のように3グループに分類して分ける。そしてこの管理
装置においては、キーボード76によりそのグループを
指定して、ラッキーナンバー(持玉遊技開始ナンバーや
終日無定量ナンバーや持玉遊技終了ナンバー)や確率変
動状態が開始する可変表示装置の停止時の表示ナンバー
や確率変動状態が終了する可変表示装置の停止時の表示
ナンバーを入力設定することができる。
【0052】グループ設定の入力操作手順は、まずキー
ボード76の設定キー77を押圧操作し、次にグループ
キー79を操作し、次に数値入力用キー99を押圧操作
して、第1グループ,第2グループ,第3グループ等の
グループ番号を入力する。たとえば、図1に示した機種
のパチンコ遊技機を第1グループにするには数値入力用
キー99を操作して01を入力する。次に数値入力の終
了を意味する機能キー98を操作する。次にユニット先
頭キー81を操作し、次に数値入力用キー99を操作し
てユニット先頭番号を入力する。たとえば第1グループ
に属する機種のパチンコ遊技機のユニット番号の先頭を
この数値入力用キー99により入力設定する。次に機能
キー98を操作し、次にユニット末尾キー82を操作
し、次に数値入力用キー99を操作してユニットの末尾
番号を入力する。たとえば第1グループに属する機種の
パチンコ遊技機のユニット番号の末尾の番号を入力す
る。そして機能キー98を押圧操作する。以上の操作に
より、入力設定されたユニット番号の先頭から末尾の番
号に対応するパチンコ遊技機のグループ番号が入力設定
されることになる。他のグループを入力設定したい場合
には、前記グループキー79の押圧操作からユニット番
号の末尾番号を入力した後の機能キー98の押圧操作ま
でを再度繰返して実行すればよい。そして、グループ設
定入力が終了した段階で完了キー78を押圧操作する。
【0053】一方、ラッキーナンバーモードや確率変動
開始ナンバーや確率変動終了ナンバーを入力設定する場
合には、まず設定キー77を押圧操作し、次にL.Nキ
ー(ラッキーナンバーキー)8を押圧操作し、次に、前
述の操作により既に入力設定されたグループナンバーを
数値入力用キー99を押圧操作することにより入力設定
した後機能キー98を操作する。これにより、第1グル
ープまたは第2グループまたは第3グループのいずれの
グループかが特定されて入力設定される。次に数値入力
用キー99を操作してラッキーナンバーモードを入力す
る。このラッキーナンバーモードは、前述したように、
可変表示装置の可変停止時の表示結果である大当り図柄
をラッキーナンバーの判断対象とするかまたは飾り図柄
(第1図に示したラッキーナンバー用表示ランプ123
の可変停止時の表示結果)をラッキーナンバーの判断対
象とするかの2種類のモードがあり、その2種類のモー
ドのうちのいずれのモードかをこの数値入力用キーによ
り選択して入力設定するものである。たとえば数値入力
用キー99により01と入力すれば大当り図柄をラッキ
ーナンバーの判断対象とするモードが選択設定され、0
2と入力されれば飾り図柄をラッキーナンバーの判断対
象とするモードが選択設定される。次に機能キー98を
押圧操作することによりラッキーナンバーモードの入力
が終了する。
【0054】持玉遊技開始ナンバーを入力操作するに
は、まず数値入力用キー99を操作してその遊技場が設
定する持玉遊技開始ナンバー(たとえば3,5)を入力
し、次に機能キー98を操作する。さらに、持玉遊技終
了ナンバーを入力するには、まず数値入力用キー99を
操作して遊技場が設定する持玉遊技終了ナンバー(たと
えば4,9)を入力し、次に機能キー98を操作する。
さらに、終日無定量ナンバーを入力するには、数値入力
用キー99を操作して終日無定量ナンバー(たとえば
7)を入力設定し、機能キー98を操作する。終日無定
量ナンバーとは、可変表示装置の停止図柄ナンバーがそ
のナンバーとなった場合には、その後の大当り発生時の
大当り図柄の種類や飾り図柄の種類がどのようなもので
あっても持玉を景品交換せずに引続き遊技に使用できる
という特典が与えられるナンバーである。
【0055】そして、他のグループを指定してラッキー
ナンバーモードや持玉遊技開始ナンバーや持玉遊技終了
ナンバーや終日無定量ナンバーを入力設定したい場合に
は、再度数値入力用キー99を操作してグループナンバ
ーを指定し、そのグループナンバーに対応するラッキー
ナンバーモード,持玉遊技開始ナンバー,持玉遊技終了
ナンバー,終日無定量ナンバーの入力操作を繰返し行な
う。そしてそれらの入力が終了した段階で完了キー78
を操作する。
【0056】一方、確率キー150は、パチンコ遊技機
1から送られてくる大当りの発生確率に関する情報が確
率値でなく設定値である場合にホール管理コンピュータ
側で確率値を入力する場合に使用される。すなわち、確
率キー150を使用する入力の手順としては、まず設定
キー77を押圧操作し、次に確率キー150を押圧操作
して入力可能状態とする。そして、次に数値入力キー9
9を押圧操作して、第1グループ、第2グループ、第3
グループ等のグループ番号を入力する。たとえば、数値
入力キー99を操作して01が入力され、第1グループ
に相当するグループ番号が入力されると、次に数値入力
の終了を意味する機能キー98を操作し、大当り確率に
対応した設定値(遊技機から送られてくる設定値の種
類)を数値入力用キー99を操作して入力するととも
に、その設定値に対応する実際の確率値を数値入力用キ
ー99を押圧操作することで入力する。そして、同一グ
ループ内での他の設定値および確率値を入力するため
に、機能キー98が押圧操作されると、次の設定値およ
び確率値が入力可能状態となる。そこで、たとえば、は
じめに設定値01を入力して確率値が入力された場合に
は、他の設定値として、02が数値入力用キー99を押
圧操作することで入力される。他の設定値として02が
入力された後は、その02に対応する確率値が数値入力
用キー99を押圧操作して入力される。このように、数
値入力用キー99を押圧操作して設定値を入力し、その
後に入力された設定値に対応する確率値の入力をする動
作を繰返すことによって、同一グループ内での設定値お
よび確率値が入力される。
【0057】そして、同一グループ内での設定値および
確率値がすべて入力されたことに応じて、最後の設定値
および確率値が入力された後の機能キー98の押圧操作
の後に、完了キー78を押圧操作することで、他のグル
ープ番号が入力可能状態となる。そのため、数値入力用
キー99を押圧操作して、他のグループ番号を入力し、
そのグループ内での設定値および確率値を前述した方法
で入力する動作を行なう。このようなそれぞれのグルー
プ番号に対応する設定値および確率値がすべて入力され
た後の、最後のキーは、完了キー78であるため、その
後にもう一度完了キー78が押圧操作されることで、確
率キー150を用いたキー操作は終了する。なお、図1
〜図4に示す遊技機においては、確率値情報が出力され
るように構成されているため、確率キー150による入
力操作が不要であるため、管理が容易になる。
【0058】図6ないし図8は管理装置のホール用管理
コンピュータに入力されるデータを説明するための機能
ブロック図である。図6は図1に示した第1種のパチン
コ遊技機の場合を示し、図7は図2に示した第2種のパ
チンコ遊技機の場合を示し、図8は図3に示した第3種
のパチンコ遊技機の場合を示している。
【0059】図1に示したパチンコ遊技機1に設けられ
ている払出制御基板38から遊技制御基板41に、パチ
ンコ玉の入賞に伴なう入賞情報が伝送される。遊技制御
基板41では、その伝送されてきた入賞情報に基づい
て、打玉が入賞した入賞口に対応する入賞個数情報を払
出制御基板38に送り返す。払出制御基板38では、こ
の返信されてきた賞球個数情報に基づいて前述したよう
に玉払出器31を動作させる。一方、カード処理機12
に設けられているカード処理機制御部(ユニットボック
ス制御部を含む)19,21からは遊技者の貸玉操作に
従った貸玉指令信号が払出制御基板38に送信される。
そして払出制御基板38はこの送信されてきた払出指令
信号に従って前述したように玉払出器31を制御して貸
玉を払出す。貸玉が良好に払出されれば払出制御基板3
8は払出が行なわれた旨の信号をカード処理機制御部1
9,21に返信する。
【0060】次に、遊技制御基板41は、MPU41A
と、EEPROM41Bとを含んでいる。MPU41A
は、CPU,ROM,RAM,I/Oを含んでいる。E
EPROM41Bは、特定遊技状態の発生確率に関する
情報として、その確率値情報または確率値情報に対応し
た設定値情報を記憶している。MPU41AとEEPR
OM41Bにより、確率可変設定手段が構成されてい
る。MPU41Aは図1において説明したように、予め
定められた確率変動条件の成立により特定遊技状態の発
生確率を変動制御するための確率変動制御機能を有して
いる。さらに、MPU41Aは、情報出力端子装置59
とともに、可変設定された特定遊技状態の発生確率に関
する情報を出力可能な設定確率出力手段、特定遊技状態
が発生した旨を表わす情報を出力可能な特定遊技状態情
報出力手段、特定遊技状態の発生確率の変動に関する情
報を出力する確率変動情報出力手段、および一例として
可変表示装置を挙げた遊技装置の遊技動作回数に関する
情報を出力する動作回数情報出力手段を構成している。
【0061】遊技制御基板41からは、情報出力端子装
置59を介して、ホール用管理コンピュータ70側の情
報入力端子71に、パチンコ遊技機1の機種を特定する
機種コード情報,特定遊技状態の発生確率の確率値情
報,特別図柄表示部103において大当りが発生した場
合の特別図柄大当り情報(特定遊技状態の発生情報),
その大当りが発生したときの特別図柄表示部103より
停止表示された大当り図柄を特定できる情報(たとえば
大当り図柄コード情報),特別図柄表示部103におけ
る大当りの発生により変動した後停止するラッキーナン
バー用表示ランプ123の停止位置を特定できるラッキ
ーナンバー情報(たとえばラッキーナンバーコード情
報),特別可変入賞球装置(大入賞口)が開放して第1
の状態となった旨を表わす情報,特定遊技状態の発生確
率の変動中であることを表わす確率変動中情報,特別図
柄用始動口109にパチンコ玉が入賞したことに関する
情報(遊技装置の遊技のための動作の実行に関する情
報),特別図柄用始動口109に入賞したパチンコ玉の
うち有効に特別図柄表示部103を可変表示させるため
に用いられた有効始動入賞に関する情報(遊技装置の遊
技のための動作の実行に関する情報),普通図柄表示部
104において大当りが発生した場合の普通図柄大当り
情報,特別可変入賞球装置114へのパチンコ玉の入賞
に関する情報,特定入賞領域(Vポケット)118への
パチンコ玉の入賞に関する情報,普通図柄用始動口10
7にパチンコ玉が入賞したことを表わす情報,普通図柄
用始動口107に入賞したパチンコ玉のうち普通図柄表
示部104を有効に可変表示させるのに用いられた有効
始動入賞玉に関する情報(遊技装置の遊技のための動作
の実行に関する情報),普通可変入賞球装置(普通電
役)が開放して第1の状態となった旨を表わす情報が伝
送されてくる。情報入力端子71では、それらの伝送さ
れてきた情報をホール用管理コンピュータ70に入力す
る。ホール用管理コンピュータでは、CPU70A,R
OM70B.RAM70Cが設けられており、それらの
入力された情報を集計して記憶する。前記有効始動情報
を集計するのは、第1種のパチンコ遊技機1の場合前述
したように始動入賞記憶の上限がたとえば「4」に定め
られておりその上限を超えて入賞した始動入賞玉は無視
されて可変表示制御には用いられないため、実際に可変
表示制御に用いられた有効な始動入賞回数を知りたいと
いう遊技場のニーズに応えるためである。なお、本実施
例では、確率変動中情報は確率変動中ずっと出力し続け
るように構成したが、確率変動開始時に所定幅のパルス
を出力し、確率変動終了時に所定幅のパルスを出力する
ようにしてもよい。その場合、開始時と終了時とでパル
ス幅を異ならせるようにしてもよい。
【0062】払出制御基板38からは、情報出力端子装
置59を介して情報入力端子71に、パチンコ玉の入賞
に伴ない払出された景品玉情報である補給情報(不利益
情報),玉払出器39を作動させて玉貸が行なわれた玉
貸情報,玉の払出系統に何らかの異常が発生した場合に
その異常の原因や種類を表わすエラーコードの情報が伝
送される。そしてそれらの情報がホール用管理コンピュ
ータ70に入力される。
【0063】カード処理機制御部19,21から、情報
出力端子装置59を介して情報入力端子71に、挿入さ
れたカードが500円カードか1000円カードか50
00円カードか等のカード額面に関する情報,ユニット
ナンバー情報,カード処理機12により何らかの異常が
発生した場合のその異常の原因や種類を表わすエラーコ
ードの情報が伝送され、ホール用管理コンピュータ70
に入力される。
【0064】遊技領域101内に打込まれたパチンコ玉
が打込玉センサ55により検出されれば、その打込情報
(利益情報)が情報入力端子71を介してホール用管理
コンピュータ70に入力される。
【0065】なお、本実施例においては、始動入賞情報
を始動口の種類毎に集計して情報入力端子71側に送信
するようにしている。たとえば、図1に示した第1種の
パチンコ遊技機1の場合には、普通図柄用始動口107
が2個設けられているが、この2個の普通図柄用始動口
107に入賞した普通図柄始動入賞情報をまとめて情報
入力端子71に伝送するようにしている。この始動口の
種類毎に集計して伝送する代わりに、各始動口毎に始動
入賞情報を出力して情報入力端子71に伝送するように
してもよい。
【0066】図7は、図2に示した第2種のパチンコ遊
技機1の場合の伝送されるデータを示している。図6の
場合と同様の部分は説明の繰返しを省略し、ここでは主
に相違点についてのみ説明する。
【0067】遊技制御基板241には、図6に示したM
PU41A,EEPROM41Bのそれぞれに相当する
MPU241A,EEPROM241Bが設けられてい
る。したがって、MPU241AおよびEEPROM2
41Bにより、確率可変設定手段が構成されている。さ
らに、MPU241Aは、特定遊技状態の発生確率を変
動制御する確率変動制御手段を構成している。さらに、
MPU241Aは、情報出力端子装置59とともに、特
定遊技状態の発生確率に関する情報を出力可能な設定確
率出力手段、特定遊技状態が発生した旨を表わす情報を
出力可能な特定遊技状態情報出力手段、特定遊技状態の
発生確率の変動に関する情報を出力する確率変動情報出
力手段、および可変表示装置を一例として挙げた遊技装
置の遊技動作回数に関する情報を出力する動作回数情報
出力手段を構成している。
【0068】遊技制御基板241から情報出力端子装置
59,情報入力端子71を介してホール用管理コンピュ
ータ70に入力される情報のうち、大当り情報とは、図
2に示したパチンコ遊技機1の可変入賞球装置202の
開閉翼片203が1回または2回開閉している最中に進
入したパチンコ玉が特定入賞領域に入賞するとともに回
数決定用可変表示器210の停止図柄が7等の特定の識
別情報となったことにより発生した大当りに関する情報
(特定遊技状態の発生情報)である。回数決定用図柄情
報とは、回数決定用可変表示器210の可変停止時の表
示結果の図柄情報のことであり、前述したように、この
停止時の図柄が特定の識別情報(たとえば7)となった
場合には可変入賞球装置202の繰返し継続制御の上限
回数がたとえば15回となる。継続回数情報とは、大当
り制御において、前述した18回開閉制御が行なわれる
毎に出力される情報であり、ホール用管理コンピュータ
70はこの情報の入力回数を計数することにより実際の
継続回数のデータを集計できる。1回開き始動入賞情報
とは、打玉の入賞により開閉翼片203が1回開閉する
ように定められた始動入賞口212に入賞したパチンコ
玉の情報(遊技装置の遊技のための動作の実行に関する
情報)である。また、1回開き有効始動情報とは、始動
入賞口212に入賞したパチンコ玉のうち、開閉翼片2
03を有効に1回開閉するのに用いられた始動入賞玉に
関する情報(遊技装置の遊技のための動作の実行に関す
る情報)である。これは、図2に示した第2種のパチン
コ遊技機の場合、既にパチンコ玉の始動入賞に基づいて
開閉翼片203が1回または2回開閉動作している最中
に後続のパチンコ玉が再度始動入賞口に入賞した場合に
は、その後続の始動入賞玉に基づいた1回または2回の
開閉動作が行なわれないことに起因している。そして、
その開閉動作に用いられない入賞玉を除いて実際に開閉
翼片203の開閉に用いられた始動入賞玉のみの情報
が、この有効始動情報である。
【0069】同様に2回開き始動入賞情報とは、2回開
き用の始動入賞口213に入賞した始動入賞玉に関する
情報であり、2回開き有効始動情報とは、その始動入賞
玉のうち実際に開閉翼片203の開閉に有効に用いられ
た始動入賞に関する情報(遊技装置の遊技のための動作
の実行に関する情報)である。
【0070】図8は、図3に示した第3種のパチンコ遊
技機の場合を示している。この図8においても、前記図
6と同様の情報の伝送に関しては説明の繰返しを省略
し、ここでは主に相違点についてのみ説明する。
【0071】遊技制御基板341には、図6に示したM
PU41AおよびEEPROM41Bのそれぞれに相当
するMPU341AおよびEEPROM341Bが設け
られているが、MPU341AおよびEEPROM34
1Bにより、確率設定手段が構成されている。MPU3
41Aは、特定遊技状態の発生確率を変動制御する確率
変動制御手段を構成している。さらに、MPU341A
は、情報出力端子装置59とともに、特定遊技状態の発
生確率に関する情報を出力可能な設定確率出力手段、特
定遊技状態が発生した旨を表わす情報を出力可能な特定
遊技状態情報出力手段、特定遊技状態の発生確率の変動
に関する情報を出力する確率変動情報出力手段、および
可変表示装置を一例として挙げた遊技装置の遊技動作回
数に関する情報を出力する動作回数情報出力手段を構成
している。
【0072】遊技制御基板341から情報出力端子装置
59,情報入力端子71を介してホール用管理コンピュ
ータ70に伝送される情報のうち、権利発生中情報と
は、図3に示した第3種のパチンコ遊技機1における権
利入賞口(特別装置作動口)332へパチンコ玉が入賞
して権利発生状態(特定遊技状態)となった場合に、そ
の権利発生中であることを示す情報(特定遊技状態の発
生情報)である。大当り図柄情報とは、普通可変表示装
置302の可変停止時の表示結果が普通可変入賞球装置
306を第1の状態にして大当り状態にできる図柄にな
った場合にその大当り図柄に関する情報である。普通図
柄有効始動情報とは、普通図柄始動入賞玉のうち実際に
普通可変表示装置を可変開始させるのに用いられた入賞
玉情報(遊技装置の遊技のための実行に関する情報)で
ある。特別装置入賞情報とは、権利入賞口(特別装置作
動口)332にパチンコ玉が入賞したことに関する情報
である。普通電役開放情報とは、普通可変入賞球装置
(普通電役)306が開放して第1の状態となったこと
に関する情報である。普通電役入賞情報とは、この普通
可変入賞球装置(普通電役)306へのパチンコ玉の入
賞個数に関する情報である。
【0073】前述した各種遊技機1に設けられている遊
技制御基板41,241,341は、それぞれに、前述
したように、遊技装置の動作により行なわれる遊技の結
果ある確率で発生する特定遊技状態が発生した場合に、
前記遊技領域に打込まれた打玉が入賞しやすい特別の遊
技状態に制御する機能を有しており、この遊技制御基板
41,241または341により、前記遊技装置の動作
により行なわれる遊技の結果が予め定められた特定遊技
状態になった場合に、前記遊技領域に打込まれた打玉が
入賞しやすい特別の遊技状態に制御可能な制御手段が構
成されている。さらに、各遊技制御基板41,241,
341は、前述したように、確率変動条件の成立により
特定遊技状態の発生確率を変動させる機能を有している
のであり、この各遊技制御基板41,241あるいは3
41により、予め定められた確率変動条件の成立により
前記特定遊技状態の発生確率を変動させる確率変動手段
が兼用構成されている。なお、第2種のパチンコ遊技機
1の確率変動手段は、可変入賞球装置202の玉が進入
する内部の構造を変化させ、進入したパチンコ玉の特定
入賞口208への入賞確率を変動させるものであっても
よい。なお、情報出力端子59に代えて、確率変動中等
に点灯または点滅するランプやLEDをパチンコ遊技機
1に設け、それをフォトセンサで検出してその検出出力
を確率変動中情報等としてホール用管理コンピュータ7
0に入力するようにしてもよい。情報入力端子71によ
り、前記遊技装置の遊技のための動作の実行に関する情
報と前記特定遊技状態の発生情報と前記特定遊技状態の
発生確率が変動したことを示す情報とが入力される情報
入力部が構成されている。
【0074】以上説明したように、ホール用管理コンピ
ュータ70には各種遊技機から前述したような各種の情
報が入力されるのであり、ホール用管理コンピュータ7
0はこの入力された各種情報を集計して記憶し、後述す
るキーボード76の操作に従って種々の集計データを出
力する。
【0075】各パチンコ遊技機の各集計データの表示出
力を行なう場合には、まず図5に示すキーボード76の
集計キー83を操作し、次に各台キー87を操作し、デ
ータの出力を希望するパチンコ遊技機のユニット番号を
数値入力用キー99を操作して入力する。そして機能キ
ー98を操作することにより各データがCRT74によ
り表示される。一方、プリンタ75によりその各データ
を印字出力する場合には、集計キー83の押圧操作に代
えてまず印字キー97を押圧操作することにより可能と
なる。特に、MPU41A,241A,341Aと情報
出力端子装置59によって設定確率出力手段が構成され
ているので、入力側で確率値の入力操作は不要である。
【0076】この各台の各データの出力操作に従って、
ユニットナンバー0001のパチンコ遊技機に関する集
計データの出力状態が図9に示されている。図9に示す
ように、ユニットナンバー0001は、グループ1に属
する1番台のパチンコ遊技機であり、機種コード01の
第1種のパチンコ遊技機(図1に示したパチンコ遊技
機)であり、ラッキーナンバーモードが01であるため
に可変表示装置の停止時の大当り図柄がラッキーナンバ
ーの判断対象となる。そして、特定遊技状態の発生確率
の確率値は210分の1となっている。さらに持玉遊技
開始ナンバーが3,5、持玉遊技終了ナンバーが4,
9、終日無定量ナンバーが7に定められている。そし
て、図9に示すように、1993年8月15日(日)1
5時50分現在の本日の集計データが表の形で示されて
いる。この表に従えば、一番左に大当り発生回数が示さ
れており、その右側にそれぞれの発生時刻が示されてい
る。その右側の特図入賞とは、前述した特別図柄始動入
賞情報に基づいて集計された特別図柄始動入賞個数デー
タであり、本日の営業開始時点から1回目の大当りが発
生するまでの特別図柄始動入賞個数が155、1回目の
大当りの終了から2回目の大当りの発生までの特別図柄
始動入賞個数が398となっている。
【0077】特図有効とは、前述した特別図柄有効始動
情報に従った集計データであり、本日の営業開始時点か
ら1回目の大当りの発生までの間に発生した特別図柄有
効始動回数が148となっており、1回目の大当りの終
了から2回目の大当りの発生までの特別図柄有効始動回
数が387となっている。そして、特別図柄始動入賞合
計個数に対する特別図柄有効始動合計回数の率すなわち
1640/1697×100%≒96.6%が示されて
いる。確率変動が開始してから遊技装置が35回遊技動
作を実行して特定遊技状態が発生していることが示され
ている。
【0078】普図入賞とは、前述した普通図柄始動入賞
情報に従って集計されたデータであり、本日の営業開始
時点から1回目の大当りが発生するまでの間における普
通図柄始動入賞個数が163、1回目の大当りの終了時
点から2回目の大当りが発生するまでの普通図柄始動入
賞個数が252となっている。
【0079】普図有効とは、前述した普通図柄有効始動
情報に従った集計データであり、本日の営業開始時点か
ら1回目の大当りが発生するまでの間における普通図柄
有効始動回数が160、1回目の大当りの終了時点から
2回目の大当りが発生するまでにおける普通図柄有効始
動回数が247となっている。そして、普通図柄始動入
賞合計個数に対する普通図柄有効始動合計回数の率すな
わち1242/1287×100%≒96.5%が示さ
れている。
【0080】普図大当りとは、前述した普通図柄大当り
情報に従って集計されたデータであり、本日の営業開始
時点から1回目の大当りが発生するまでの間における普
通図柄大当りの発生回数が8、1回目の大当りの終了時
点から2回目の大当りが発生するまでの間における普通
図柄大当りの発生回数が13回となっている。そして、
普通図柄大当りの発生率すなわち普通図柄大当り合計8
3/普通図柄有効始動合計回数1242≒1/15.0
が示されている。
【0081】継続回数とは、特別可変入賞球装置114
(図1参照)が再度第1の状態となる繰返し継続制御の
回数を意味し、前述した大入賞口開放情報に従って集計
されたデータである。この図9の表によれば、それぞれ
の回の大当りの発生により16回繰返し継続制御が行な
われたことが示されている。大入賞口とは、前述した大
入賞口入賞情報および特別図柄始動入賞情報に基づいて
集計されたデータであり、大当りの発生に伴って大入賞
口(特別可変入賞球装置114)に入賞した入賞玉個数
を意味しており、この表に従えば、1回目の大当りのと
きに167個、2回目の大当りのときに171個のパチ
ンコ玉が入賞したことが示されている。そして、入賞玉
個数の平均すなわち大入賞口入賞玉合計個数1868/
大当り合計回数11≒169.8が示されている。
【0082】V入賞とは、前述したV入賞情報に基づい
て集計されたデータであり、特定入賞領域(Vポケッ
ト)118に入賞した入賞玉個数を意味しており、この
表に従えば、1回目の大当りのときに72個、2回目の
大当りのときに78個のV入賞が発生したことが示され
ている。そして、V入賞率すなわちV入賞合計個数80
6/大入賞口入賞合計個数1868×100%≒43.
1%が示されている。普電入賞とは、前述した普通電役
開放情報および特別図柄始動入賞情報に基づいて集計さ
れたデータであり、普通電役(普通可変入賞球装置11
0)へのパチンコ玉の入賞個数を意味しており、本日の
営業開始時点から1回目の大当りが発生するまでの間に
おける普通電役に入賞した入賞玉が25、1回目の大当
りの終了時点から2回目の大当りが発生するまでの間に
おける普通電役に入賞した入賞玉の個数が40となって
いる。そして、普通入賞の平均が3、0/回となってい
るが、これは、1回の普通図柄大当りで普通電役に平均
何個のパチンコ玉が入賞したかを示しており、普通入賞
の合計を普図大当りの合計で除した値となっている。
【0083】出玉とは、特別図柄の大当り発生から大当
り終了までの間の打込玉数と払出玉数との差(差玉数)
のことであり、表によれば、1回目の大当り時には23
80個2回目の大当り時には2410個の景品玉が払出
されたことになる。そしてこの出玉の平均は、払出され
た景品玉の合計26350/大当りの合計発生回数11
≒2395となっている。
【0084】大当り図柄とは、特別図柄表示部103に
よりどの図柄(数字)のゾロ目で大当りが発生したかを
示しており、1回目の大当りの発生は「666」、2回
目の大当りの発生は「555」のゾロ目で大当りが発生
している。なお、この大当り図柄の欄に示された○マー
ク,×マーク,星印マークは、それぞれ、持玉遊技開始
ナンバー,持玉遊技終了ナンバー,終日無定量ナンバー
が特別図柄表示部103により表示されたことを示して
いる。この表によれば、2回目の大当りの発生により持
玉遊技開始ナンバーである「555」により大当りが発
生して持玉を用いて遊技を続行できる状態となったが、
3回目の大当りの発生時に持玉遊技終了ナンバーである
「999」が特別図柄表示部103により表示されたた
めに、持玉を用いて遊技を続行できる状態が終了してい
る。そして、8回目の大当りの発生に伴って確率変動状
態となり、9回目の大当りの発生に伴って終日無定量ナ
ンバーである「777」が表示され、確率変動状態でな
おかつ1日中、出玉を変換することなく遊技を続行でき
る状態となっていることがわかる。なお、表における大
当りの欄における星印マークは、確率変動状態における
大当り発生であることを示している。
【0085】売上とは、そのパチンコ遊技機で遊技をす
るために用いられたカードの残額の使用量を意味してお
り、表によれば、1回目の大当りまでに5500円、1
回目の大当りの終了から2回目の大当りの発生までに1
3000円が使用されたことがわかる。
【0086】図9に示す表の下に示されたデータは、遊
技場の情報管理に特に必要となるものを集計したもので
ある。そのうち、星印マークの付いた確率変動大当り回
数とは、確率変動状態で大当りが何回発生したかを示す
データ(確率変動時の特定遊技状態の発生回数データ)
であり、このパチンコ遊技機の場合には3回である。そ
して、特別図柄大当りの発生回数(特定遊技状態の発生
回数)の合計が11回であるために、確率変動大当り回
数の発生率は、3/11×100≒27.3%となる。
持玉遊技開始回数は2回であるために、その発生割合は
2/11×100≒18.2%となる。終日無定量回数
の発生回数は1回であるために、その発生割合は1/1
1×100≒9.1%となる。大当り間始動回数とは、
特図有効回数のことであり、その平均は、特図有効合計
1640/大当りの発生合計112≒149.1とな
る。そして、確率変動していない通常時の平均が、通常
時の特図有効合計/通常時の大当り発生回数=193.
5となる。この通常時における大当り間始動回数の最大
は449、最小は46となっている。確率変動時におけ
る大当り間始動回数の平均は、確率変動時における特図
有効合計(35+32+25)/確率変動時における大
当りの発生回数3≒30.7となる。そして確率変動時
における大当り間始動回数の最大は35、最小は25と
なっている。確率変動間始動回数とは、本日の営業開始
時点から第1回目の確率変動状態になるまでの間におけ
る特別図柄の有効始動回数の合計あるいは確率変動状態
の終了時点から次の確率変動状態が発生するまでの間に
おける特別図柄の有効始動回数の合計のことであり、そ
の平均と最大が1424となっている。
【0087】また、遊技領域に打込まれた打込玉が10
00個に達する毎に集計した始動回数に関するデータが
集計されて出力される。特別図柄の有効始動回数の平均
が53.6、また普通電役(普通可変入賞球装置11
0)への入賞個数が8.3、特別図柄の有効始動回数の
最大が75、普通電役(普通可変入賞球装置110)へ
の入賞個数の最大が21、特別図柄の有効始動回数の最
小が30、普通電役(普通可変入賞球装置110)への
入賞個数の最小が0となっている。普通図柄の有効始動
回数の平均が30.8、最大が53、最小が15となっ
ている。さらに、本日の営業開始時点から現時点までに
おける、打込玉総数が3062×10、払出された景品
玉の総数である払出玉総数が4360×10、打込玉総
数−払出玉総数で算出する差玉数が−1298×10、
(払出玉数/打込玉数)×100%で算出できる割数が
142.4となっている。さらに、このパチンコ遊技機
に使用された使用カードの額面は、10000円カード
が0枚、5000円カードが4枚、3000円カードが
3枚、2000円カードが5枚、1000円カードが0
枚となっている。さらにこのパチンコ遊技機で発生した
エラーの回数は0回と示されている。なお、通常時(大
当り状態でも確率変動状態でもない時)における払出率
を集計し出力するようにしてもよい。その場合には、通
常時における打込玉1000個毎の払出玉数を集計して
算出したり、大当りと大当りの間における打込玉数と払
出玉数を集計して算出したりすることが考えられる。
【0088】前述したキーボード76による各台の各デ
ータの出力操作により、ユニット番号0031が入力さ
れれば、図10に示すデータが集計されて出力される。
この図10では、グループ2に属する38番台のパチン
コ遊技機のデータが出力される。38番台のパチンコ遊
技機は、機種コード02の第2種のものであり、打止個
数が4000個,確率値が8分の1に定められている。
そして、1993年8月15日(日)15時55分現在
までの集計データが出力されている。この図10におい
て、図9に示したデータと同様のデータの場合には説明
の繰返しを省略し、ここでは主に相違点について説明す
る。
【0089】大当りの欄における米印は打止に至ったこ
とを示している。1始入賞とは図7に示した1回開き始
動入賞情報に基づいて集計されたデータであり、本日の
営業開始時点から1回目の大当りの発生時点まであるい
はある大当りの終了時点から次の大当りの発生までの間
における1回開き始動入賞個数が示されている。1始有
効とは、1回開き有効始動情報に基づいて集計されたデ
ータであり、本日の営業開始時点から1回目の大当りの
発生まであるいはある大当りの終了時点から次の大当り
の発生までの間における1回開き有効始動回数が示され
ている。また1回開き用始動入賞合計個数に対する1回
開き有効始動合計回数の割合が示されている。1開入賞
とは、打玉の始動入賞口212への入賞に伴って開閉翼
片203が1回開閉している最中に入賞したパチンコ玉
の合計個数であり、本日の営業開始時点から1回目の大
当りの発生時点まであるいはある大当りの終了時点から
次の大当りの発生時点までの間の合計が示されている。
そして1回開閉中に玉が入賞する確率253/853×
100%≒29.7%が示されている。
【0090】2始入賞,2始有効,2開入賞は、前記1
回開き用の始動入賞口212への入賞ではなく2回開き
用の始動入賞口213への入賞に関するデータである。
確率変動が開始されてから遊技装置(可変入賞球装置2
02)が1回開閉を34回行ない2回開閉を8回行なっ
て特定遊技状態が生じたことが示されている。小当り回
数とは、開閉翼片203の1回,2回開きの最中に進入
したパチンコ玉が特定入賞領域208に入賞したもの
の、回数決定用可変表示器210の可変停止時の表示結
果が特定の識別情報(たとえば7)にならなかった場合
に可変入賞球装置202が1回だけ第1の状態となる小
当りの発生回数のことである。本日の営業開始時点から
1回目の大当りの発生時点までの間に3回小当りが発生
し、1回目の大当りの終了時点から2回目の大当りの発
生までの間に8回の小当りが発生していることがわか
る。そして、V入賞したときの小当りの発生率が87.
9%と示されている。
【0091】図12に示した表の下に示された集計デー
タのうち、始動開閉中V入賞回数とは、打玉の始動入賞
に伴なう1回または2回の開閉中に可変入賞球装置20
2内に進入したパチンコ玉が特定入賞領域(Vポケッ
ト)208に入賞した回数の合計であり、58回となっ
ている。大当り回数とは大当りが発生した回数であり、
7回となっている。そして、この大当り回数の発生率
は、大当り回数7/始動開閉中V入賞回数58×100
%=12.1%となる。そして、現時点までに打止が1
回発生しているために、打止回数が1と示される。
【0092】大当り間1回開き回数とは、本日の営業開
始時点から第1回目の大当りが発生するまでの間あるい
はある大当りの終了時点から次の大当りが発生するまで
の間における開閉翼片203の1回開きが行なわれた回
数のことであり、その平均が89.6、最大が287、
最小が19となっている。大当り2回開き回数は、本日
の営業開始時点から第1回目の大当りの発生まであるい
はある大当りの終了時点から次の大当りの発生時点まで
の開閉翼片203の2回開きが行なわれた回数のことで
ある。大当り間小当り回数とは、本日における営業開始
時点から第1回目の大当りが発生するまでの間あるいは
ある大当りの終了時点から次の大当りが発生するまでの
間における小当りが発生した回数のことであり、平均が
5.0、最大が24、最小が0と示されている。
【0093】さらに、遊技領域に打込まれた打込玉が1
000個に達する毎の、1回開き用始動回数,2回開き
用始動回数のそれぞれの平均,最大,最小が示されてい
る。
【0094】前述したキーボード76による各台の各デ
ータの出力操作によりユニットナンバー0046が入力
されたことに基づいて出力されたデータが図11に示さ
れている。ユニットナンバー0046は、グループ3に
属する67番台のパチンコ遊技機であり、機種コードが
03すなわち第3種のパチンコ遊技機である。このパチ
ンコ遊技機は、ラッキーナンバーモードが01すなわち
大当り図柄をラッキーナンバーの判断対象とするモード
に設定されており、特定遊技状態の発生確率が100分
の1となっている。さらに、持玉遊技開始ナンバーが
1,3,5,7,9、持玉遊技終了ナンバーが2,4,
6,8,0に定められている。1993年8月15日
(日)の16時00分現在までの集計データが図11に
示されている。この図11では、図9に示したデータと
同じ種類のデータについては説明の繰返しを省略し、こ
こでは主に相違点について説明する。
【0095】図11に示された表のうち、権利発生と
は、パチンコ玉が権利入賞口332に入賞して権利が発
生した回数を示している。普電入賞とは、普通電役(普
通可変入賞球装置306)に入賞した入賞玉個数を示し
ており、本日の営業開始時点から第1回目の権利発生ま
での間あるいはある権利発生が消滅した時点から次の権
利が発生するまでの間における普通電役(普通可変入賞
球装置306)へのパチンコ玉の入賞個数が示されてい
る。そして、普通可変表示装置302の表示結果(普通
図柄)に基づいた大当りの合計発生回数15により普通
電役への合計入賞個数47を除した値である3.1/回
が1回の大当りでの平均入賞個数として示されている。
特装入賞とは、特別装置作動口(権利入賞口332)へ
のパチンコ玉の入賞個数を意味し、本日の営業開始時点
から第1回目の権利発生まであるいはある権利発生状態
が消滅した時点から次の権利が発生するまでの間におけ
る特別装置作動口への入賞個数が示されている。そして
特装入賞率が、特装入賞合計個数15/普電入賞合計個
数×47×100%≒31.9%と示されている。始動
入賞とは、権利発生期間中に大入賞口用始動口314に
入賞した入賞玉の個数であり、それぞれの権利発生の回
数毎に示されている。開放回数とは、権利発生期間中に
パチンコ玉が大入賞口用始動口314に入賞したことに
基づいて特別可変入賞球装置316が開放された回数で
ある。原則的には始動入賞回数だけ開放されるが、開放
動作中に次の始動入賞が発生すればその始動入賞が無視
される。開放回数の平均が15.9と示されている。ま
た、この表によれば、確率変動が開始されてから遊技装
置が14回遊技動作を実行して特定遊技状態が生じたこ
とが示されている。
【0096】図11の表の下に示された集計データのう
ち、普通図柄大当り回数とは、普通可変表示装置302
の可変停止時の表示結果に従って普通可変入賞球装置3
06が開放する普通図柄大当りの発生回数を意味してお
り、15回となっている。権利発生回数(特定遊技状態
の発生回数)は14回であり、その発生率は、権利発生
回数14/普通図柄大当り回数15×100%≒93.
3%となる。確率変動権利発生回数とは、確率変動状態
で発生した権利の発生回数(確率変動時の特定遊技状態
の発生回数)であり、9回となっている。この確率変動
権利発生回数の発生率は、確率変動権利発生回数9/権
利発生回数14×100%≒64.3%となる。権利発
生間始動回数とは、本日の営業開始時点から第1回目の
権利発生状態となるまでの間あるいはある権利発生状態
が終了してから次の権利が発生するまでの間における普
通図柄有効始動回数のことであり、その平均は50.8
となっている。また、確率変動状態になっていない通常
時における権利発生間始動回数の平均は、117.8で
ありその最大が195、最小が71となっている。確率
変動時における権利発生間始動回数の平均は13.2、
最大が23、最小が6である。確率変動間始動回数と
は、本日の営業開始時点から確率変動状態が開始される
までの間あるいはある確率変動状態が終了してから次の
変動状態が開始されるまでの間における普通図柄有効始
動回数のことであり、その平均は294.5、最大が4
16、最小が173となっている。遊技領域に打込まれ
たパチンコ玉が1000個に達する毎の普通図柄有効始
動回数の平均22.7、最大35、最小10が示されて
いる。なお、図11に示す表の出玉の欄における119
8が枠で囲まれているが、これは確率変動状態が終了し
ていない旨を表しているのである。
【0097】次に、全台のパチンコ遊技機におけるグル
ープ別の各種データあるいは各台別の各種データの出力
を行なう場合の操作手順を図5に基づいて説明する。デ
ータをCRT74により表示させたい場合には集計キー
83をまず押圧操作する。一方、データをプリンタ75
により印字させたい場合にはまず印字キー97を押圧操
作する。次に全台キー85を操作し、最後に売上キー8
8を操作すれば、グループ別の売上データと全台のパチ
ンコ遊技機の合計売上データと全台のパチンコ遊技機の
平均売上データとが出力される。一方、全台キー85を
押圧操作した後最後に差数キー90を押圧操作すれば、
グループ別の差数データと全台のパチンコ遊技機の合計
差数データと全台のパチンコ遊技機の平均差数データと
が出力される。さらに、最後に割数キー91を押圧操作
した場合には、グループ別の割数データと全台のパチン
コ遊技機の平均割数データとが出力される。また、全台
キー85を押圧操作した後最後に機能キー98を押圧操
作すれば、各台別の各パチンコ遊技機のデータがグルー
プ分類毎に出力される。その出力状態が図12に示され
ている。
【0098】図12では、1993年8月15日(日)
22時30分現在における集計データが示されている。
グループ1に属するユニットナンバー0001〜003
0すなわち1〜37番台の機種コード01のパチンコ遊
技機が、パチンコ遊技機1台1台毎に、打込玉データ,
差玉データ,割数データ(売上額データ,大当り回数デ
ータ,確率変動時の大当り回数データ,打込1000個
毎の特別図柄始動回数データ(始1),打込1000個
毎の普通図柄始動回数データ(始2),特別図柄におけ
る実際の大当り発生率(始動回数合計/大当り回数)、
確率値等の各種データが示されているとともに、それら
の平均データが示されている。またこのようなデータ
が、グループ2,3も同様に示される。なお、グループ
2における始1は打込1000回毎の1回開き回数デー
タ,始2は打込1000回毎の2回開き回数データを示
すことになる。
【0099】次に、一定期間にわたっての各種データを
出力したい場合には、CRT74により表示させる場合
にはまず集計キー83を押圧操作する。一方、プリンタ
75により印字出力したい場合にはまず印字キー97を
押圧操作する。次に3日間キー94を押圧操作して全台
キー85を押圧操作した後最後に機能キー98を押圧操
作すれば、パチンコ遊技機全台の3日間の各データが出
力される。一方、3日間キー94の代わりに1週間キー
95を押圧操作すれば、1週間にわたってのデータが出
力される。また、1週間キー95の代わりに2週間キー
96を押圧操作すれば、2週間にわたってのデータが出
力される。また、全台キー85の代わりにグループキー
86を押圧操作し、出力したいグループ番号を数値入力
用キー99により入力設定して機能キー98を押圧操作
すれば、入力設定されたグループの各種データが出力さ
れる。さらに、グループキー86の代わりに各台キー8
7を押圧操作した後出力したいユニットナンバーを数値
入力用キー99により入力設定した後機能キー98を押
圧操作すれば、その入力設定されたユニットナンバーに
相当するパチンコ遊技機の各種データが出力される。パ
チンコ遊技機全台についての1週間の各種データの出力
状態が図13に示されている。
【0100】図13によれば、1993年8月15日
(日)22時30分現在におけるグループ1に属するパ
チンコ遊技機の1週間の集計データが出力されている。
この図13によれば、ユニットナンバー0001(1番
台),ユニットナンバー0002(2番台),ユニット
ナンバー0003(3番台)…というように各パチンコ
遊技機毎に分けて、しかも本日から1日前,2日前…6
日前の、打込玉データ,差玉データ,割数データ等の各
種データを集計して出力する。さらに、それらの各種デ
ータの平均と本日今現在のデータも出力する。さらに、
各グループごとの各パチンコ台についてのデータとし
て、打込み、差玉、割数、売上、大当り、確率変動、始
動回数1、始動回数2、発生率、確率、発生率に対する
確率のパーセント(%)のデータが出力される。特に、
発生率に対する確率のパーセントは、確率/発生率×1
00で表され、その値が100よりも大きい場合には、
発生率が確率を上回った場合であり、100よりもその
値が小さい場合には、発生率が確率を下回った場合であ
るため、発生率と確率との関係がより明確になる。
【0101】次に、グループ毎の各パチンコ台の売上,
大当り回数,差数等のデータを出力する場合を説明す
る。CRT74によりデータを表示させたい場合には集
計キー83を押圧操作する。一方、プリンタ75により
データを印字させたい場合には印字キー97を押圧操作
する。次にグループキー86を操作した後、出力させた
いグループを数値入力用キー99により入力する。次に
売上キー88を操作すれば、パチンコ遊技機の台別の売
上データとグループ合計売上データと平均売上データと
が出力される。売上キー88の代わりに大当りキー89
を操作すれば、パチンコ遊技機台別の大当り回数デー
タ,グループ平均大当り回数データが出力される。この
平均大当り回数データは、具体的には、全大当り回数の
平均と、通常時における大当り回数の平均と、確率変動
時における大当り回数の平均と、確率変動時における大
当り回数の平均/全大当り回数の平均すなわち確率変動
状態の発生率の平均である。大当りキー89の代わりに
差数キーを操作すれば、台別の差数データとグループ合
計差数データと平均差数データとが出力される。差数キ
ー90の代わりに割数キー91を操作すれば、台別の割
数データとグループ平均割数データとが出力される。割
数キー91の代わりにスタートキー92を押圧操作すれ
ば、台別の始動回数データとグループ平均始動回数デー
タとが出力される。このようなキー操作により出力され
るグループ毎の各台のデータは、その入力設定されたグ
ループに属するパチンコ遊技機のユニット番号順に上か
ら並べられて出力されるが、出力対象となるデータの大
きさ順に上から並べて出力させたい場合には、前述した
数値入力用キー99によりグループの入力設定を行なっ
た後順位キー84を押圧操作し、その後売上キー88や
大当りキー89等を押圧操作すればよい。
【0102】次に、グループ毎の各台の各データを出力
する場合について説明する。データをCRT74により
表示させたい場合にはまず集計キー83を操作する。デ
ータをプリンタ75により印字させたい場合には印字キ
ー97を操作する。次にグループキー86を操作し、出
力させたグループを数値入力用キー99により入力し、
最後に機能キー98を操作する。これにより、入力設定
されたグループに属する各パチンコ遊技機の各種データ
(たとえば図9ないし図11に示したような種類のデー
タ)が出力される。
【0103】以上のように、MPU41A,241A,
341Aと情報出力端子装置59によって、確率設定内
容と大当り発生情報とを外部出力できるので、両者を関
連づけることができ、管理しやすくなる。
【0104】同様に、MPU41A,241A,341
Aと情報出力端子装置59によって、確率設定内容と大
当り発生情報の他に、確率変動状態の発生情報をも外部
出力できるので、さらに関連づけることができ、より管
理しやすくなる。
【0105】さらに、MPU41A,241A,341
Aと情報出力端子装置59によって、確率設定内容と大
当り発生情報の他に、遊技装置の動作回数情報をも外部
出力できるので、さらに関連づけることができ、より管
理しやすくなる。
【0106】図14は、本発明に係る遊技用装置の別実
施例を示す背面図である。この図14に示す別実施例に
おいては、管理装置4000が各弾球遊技機の一例のパ
チンコ遊技機1毎に設置されている。
【0107】パチンコ遊技機1に設けられている管理装
置4000は、CPU,RAM,ROMに内蔵してお
り、コネクタ4050,4070を介してサブ基板40
60に接続されている。このサブ基板4060は、図1
に示した可変表示装置102等の遊技装置を制御するた
めのサブマイクロコンピュータを実装した基板である。
このサブ基板4060は、コネクタ4080を介してゲ
ーム制御基板41に接続されており、ゲーム制御基板4
1からの制御指令信号に従って遊技装置を制御するよう
に構成されている。
【0108】管理装置4000にはプリンタ4030が
設けられているとともに、表示指令ボタン4010と印
字指令ボタン4020とが設けられている。そして、た
とえば前記図6に基づいて説明した各種データがこの管
理装置4000に入力されて集計され、印字指令ボタン
4020を操作することによりその集計されたデータが
プリンタ4030により印字されて排出口4040から
プリントアウトされる。一方、サブ基板4060に設け
られている入力切換スイッチ4090をデータ表示側に
切換え、表示指令ボタン4010を押圧操作することに
より、可変表示装置102の特別図柄表示部103(図
1参照)の画面上で集計データが静止表示される。な
お、表示すべきデータ量が多い場合は、特別図柄表示部
103の画面上で集計データが低速スクロール表示され
る。なお、本実施例では表示指令ボタン,印字指令ボタ
ン,排出口を遊技機裏面側に設けるようにしたが、遊技
機表面側、たとえば遊技機設置島の幕板内部に設けるよ
うにしてもよい。
【0109】図15は、本発明に係る遊技用装置のさら
に別実施例を示す背面図である。この図15に示す別実
施例においては、遊技盤に設けられた中継基板から管理
装置に直接情報が出力されるようになっている。遊技盤
100の裏面側には、前述した可変表示装置102、中
継端子基板48、ソレノイド112,117、始動入賞
玉検出スイッチ113、特定入賞玉検出スイッチ11
9、10カウント検出スイッチ120が設けられるとと
もに、中継端子基板401も形成されている。中継端子
基板48,401は、遊技盤100側(詳しくは後述す
る遊技盤100裏面に設けられた入賞玉集合カバー40
0A,400B)に形成されているため、遊技盤100
以外に形成された中継端子基板を経由して管理装置に情
報を出力するわけでなく、遊技盤100側から直接管理
装置に出力する。この出力される情報は、中継端子基板
48からはたとえば可変表示装置102の動作回数など
の遊技盤100に対して上方側に設けられた装置への情
報が出力され、中継端子基板101からはたとえば特定
入賞玉検出スイッチで得られる情報のような遊技盤10
0に対して下方側に設けられた装置への情報が出力され
る。
【0110】さらに、遊技盤100の裏面側には、入賞
玉集合カバー体400A,400B、風車ランプ40
2、レール飾りランプ403、サイドランプ404、肩
ランプ405、センターランプ406、装飾LEDA,
B,C,D407、袖ランプ408および装飾LEDE
409が設けられている。入賞玉集合カバー体400
A,400Bは、図示していない入賞口に入った入賞玉
を所定箇所に集合させる役割を果たしている。そのた
め、入賞玉集合カバー体400A,400Bは、入賞口
が形成された領域よりも大きな大きさである。そして入
賞玉集合カバー400A,400Bによって集合された
入賞玉は、図4に示した入賞玉処理装置32で処理され
る。ところで、入賞玉集合カバー400A,400B
は、1つのカバーで形成されておらず、分割されてい
る。このような分割された入賞玉集合カバー400A,
400Bの利点としては、遊技機の機種の変更に伴なう
入賞玉集合カバーの変更が生じた場合に、分割された入
賞玉集合カバーの一方のみを変換することで対応できる
ようにし、他方の入賞玉集合カバー部分は、そのまま従
前通りのものを使用できるように、入賞玉集合カバーの
少品種大量生産によるコストダウンを図ることができる
ことである。
【0111】次に、風車ランプ402は、図1における
風車に設けられたランプであり、レール飾りランプ40
3は、図1におけるレールの外側に設けられたランプで
あり、サイドランプ404は、遊技盤100のサイド側
に設けられたランプであり、肩ランプ405は、普通図
柄用始動口107に形成されたランプであり、センター
ランプ406は、遊技盤100のほぼ中心位置に形成さ
れたランプであり、装飾LEDA,B,C,D407
は、可変表示装置に設けられた装飾用のLEDであり、
袖ランプ408は、通常入賞口122に形成されたラン
プであり、装飾LEDE409は、可変表示装置に設け
られた装飾用のLEDである。これらのランプおよびL
EDは、たとえば特定遊技状態が発生したときに雰囲気
を出すためのものである。
【0112】図16は、図15に示した中継端子基板4
8,401についてより詳しく説明するための図であ
る。特に、図16(A)は、中継端子基板48に対して
の図であり、図16(B)は、中継端子基板401に対
しての図である。
【0113】図16(A)に示すように、中継端子基板
48は、コネクタ410〜422,49を有している。
コネクタ410からは、遊技効果ランプ11に対しての
制御信号が出力され、コネクタ411からはサイドラン
プ404に対しての制御信号が出力され、コネクタ41
2からはレール飾りランプ403に対しての制御信号が
出力され、コネクタ413からは風車ランプ402に対
しての制御信号が出力され、コネクタ414からは袖ラ
ンプ408に対しての制御信号が出力される。コネクタ
415には、普通図柄始動スイッチ108からの検出信
号が入力される。コネクタ49では、遊技制御基板41
との間での信号のやりとりが行なわれる。コネクタ41
6からは、特定領域スイッチ119および入賞個数スイ
ッチ120からの検出信号が入力され、コネクタ417
には、特別図柄始動スイッチ113からの検出信号が入
力される。コネクタ418からは、肩ランプ405に対
しての制御信号が出力される。
【0114】さらに、コネクタ419からは、確率値情
報が遊技機外部(たとえばホール用管理コンピュータ)
に出力され、コネクタ420からは大当り情報が遊技機
外部(たとえばホール用管理コンピュータ)に出力さ
れ、コネクタ421からは特別図柄確定情報(遊技装置
動作回数)が遊技機外部(たとえばホール用管理コンピ
ュータ)に出力され、コネクタ422からは確率変動中
情報が遊技機外部(たとえばホール用管理コンピュー
タ)に出力される。本実施例において、前記MPU41
A,241A,341Aとコネクタ419は、設定確率
出力手段を構成し、前記MPU41A,241A,34
1Aとコネクタ420は、特定遊技状態情報出力手段を
構成し、前記MPU41A,241A,341Aとコネ
クタ421は、動作回数情報出力手段を構成し、前記M
PU41A,241A,341Aとコネクタ422は、
確率変動情報出力手段を構成する。特に、MPU41
A,241A,341Aとコネクタ419とで設定確率
出力手段を構成したことにより、たとえばキーボードの
ような入力装置側で確率値の入力操作を不要にできる。
このような確率値情報、大当り情報、特別図柄確定情
報、確率変動中情報は、中継端子基板48に形成された
コネクタ419,420,421,422から出力され
る必要は必ずしもなく、たとえば確率値情報のみを出力
する中継端子基板を形成してもよい。すなわち、確率値
情報、大当り情報、特別図柄確定情報、確率変動中情報
の各情報を外部出力するための専用の中継端子基板を設
けてその専用の中継基板から外部へ出力してもよい。
【0115】このように、前記MPU41A,241
A,341Aとコネクタ419,420とにより、確率
値情報と大当り情報とが外部出力されるので、両者を関
連づけることができる。
【0116】さらに、前記MPU41A,241A,3
41Aとコネクタ422とにより、確率変動情報も外部
出力されるので、より関連づけることができ、より管理
しやすくなる。
【0117】さらに、前記MPU41A,241A,3
41Aとコネクタ421とにより、遊技装置の動作回数
情報も外部出力されるので、より関連づけることがで
き、より管理しやすくなる。
【0118】次に、図16(B)に示すように、中継端
子基板401には、コネクタ4242〜427が形成さ
れている。コネクタ424からは大入賞口用ソレノイド
117に対しての制御信号、コネクタ425からは、装
飾LEDA,B,C,D407に対しての制御信号、セ
ンターランプ406に対しての制御信号、特別図柄用記
憶LED105に対しての制御信号、普通図柄LED1
04に対しての制御信号がそれぞれ出力される。コネク
タ423では、遊技制御基板41からの信号が入力され
る。コネクタ426からは、普通図柄用記憶LED10
6に対しての制御信号と、普通電役用ソレノイド112
に対しての制御信号が出力される。コネクタ427から
は装飾LEDE409に対しての制御信号、個数表示L
ED121に対しての制御信号がそれぞれ出力される。
【0119】前述したように中継端子基板48は、図1
5における比較的上方側に形成された装置との間での信
号のやりとりを行ない、中継端子基板401は、図15
における比較的下方側に形成された装置等の間での信号
のやりとりを行なっている。次に、以上説明した実施例
技術の特徴や変形例について以下に列記する。
【0120】(1)図1において、普通可変入賞球装置
110により、遊技領域に打込まれた打玉が入賞可能な
始動入賞領域が構成されている。特別図柄表示部103
により、表示状態が変化可能な可変表示手段が構成され
ている。特別可変入賞球装置114により、遊技者にと
って有利となる第1の状態と遊技者にとって不利となる
第2の状態とに変化可能な可変入賞球装置が構成されて
いる。この図1に示した遊技機の遊技状態を制御する遊
技制御基板41により、打玉が前記始動入賞領域に入賞
した場合に、前記可変表示装置の表示結果を導出表示さ
せる制御を行ない、前記可変表示装置の表示結果が予め
定められた特定の表示態様になった場合に前記可変入賞
球装置を第1の状態に制御する制御手段が構成されてい
る。またこの制御手段は、前記可変入賞球装置を第1の
状態に制御した後第2の状態にし、該可変入賞球装置が
第1の状態となっているときに予め定められた繰返し継
続条件(たとえば打玉の特定入賞領域への入賞)が成立
すれば、前記可変入賞球装置を再度第1の状態に繰返し
継続制御する繰返し継続制御手段を含んでいる。
【0121】前記可変表示装置の前記予め定められた特
定の表示態様は複数種類定められており、その複数種類
の特定の表示態様のうちのある特別表示態様が導出表示
された場合に、前記可変表示装置の表示結果が前記特定
の表示態様となる確率を変動(たとえば向上)させる確
率変動制御手段が遊技機(たとえば遊技制御基板41)
に設けられている。また、遊技制御基板41は、前記可
変表示装置の表示結果を事前に決定する表示結果決定手
段と、該表示結果決定手段の決定内容に従って前記可変
表示装置の表示結果を導出表示させる可変表示制御手段
とを含んでいる。
【0122】図2において、始動入賞口212,213
により、遊技領域に打込まれた打玉が入賞可能な始動入
賞領域が構成されている。この図2に示した遊技機の遊
技状態を制御する遊技制御基板241により、前記始動
入賞領域に打玉が入賞したことを必要条件として、可変
入賞球装置を比較的小さな遊技価値が付与可能な態様で
遊技者にとって有利となる第1の状態に制御し、その第
1の状態となっている可変入賞球装置内に進入した打玉
が特定入賞領域に入賞した場合に、前記可変入賞球装置
を比較的大きな遊技価値が付与可能な態様で第1の状態
に制御する制御手段が構成されている。
【0123】さらに、前記制御手段は、前記第1の状態
となっている可変入賞球装置内に進入した打玉が前記特
定入賞領域に入賞した場合に、前記可変入賞球装置を再
度第1の状態に制御する繰返し継続制御手段を含んでい
る。
【0124】(3)図3において、特別可変入賞球装置
316により、遊技者にとって有利となる第1の状態と
遊技者にとって不利となる第2の状態とに変化可能な可
変入賞球装置が構成されている。前記権利入賞口332
により、遊技領域に打込まれた打玉が入賞することによ
り、前記可変入賞球装置を第1の状態にするための前提
条件である権利発生状態(特定遊技状態)が発生するよ
うに定められた権利発生用入賞領域が構成されている。
前記大入賞口用始動口314により、打玉が入賞可能な
始動入賞領域が構成されている。この図3に示した遊技
機の遊技状態を制御する遊技制御基板341により、前
記権利発生用入賞領域に打玉が入賞したことを必要条件
として、遊技状態を前記可変入賞球装置が第1の状態と
なる前提条件である権利発生状態にし、該権利発生状態
となっている期間中に前記始動入賞領域に打玉が入賞す
ることにより、前記可変入賞球装置を第1の状態に制御
する制御手段が構成されている。
【0125】(4)図1ないし図3に示したカード処理
機12により、遊技者所有の有価価値を特定可能な情報
が記録された記録媒体の記録情報により特定される前記
遊技者所有の有価価値を使用して遊技機による遊技を可
能にする記録媒体処理手段が構成されている。この記録
媒体処理手段は、前記記録媒体の記録情報を読取る記録
情報読取手段と、該記録情報読取手段で読取られた記録
情報によって特定される遊技者所有の有価価値の一部を
遊技に使用するべく引き落とす価値引落手段と、前記記
録媒体の記録情報によって特定される遊技者所有の有価
価値を、遊技に使用した後の有価価値に更新する有価価
値更新手段と、前記有価価値更新手段により更新された
有価価値を特定可能な情報が記録された記録媒体を排出
する記録媒体排出手段とを含む。
【0126】(5)図4において、ゲーム制御用基板ボ
ックス40により、ゲーム制御基板41からなる前記制
御手段を収納する収納体が構成されている。前記キース
イッチ43からなる前記確率可変設定手段は、遊技者が
操作できず遊技場側が操作可能な箇所(たとえば遊技盤
の裏面や機構盤あるいは図4に示すように前記収容体)
に設けられている。またこのキースイッチ43からなる
確率可変設定手段は、キースイッチ43に適合するキー
等の予め定められた操作手段によってのみ操作可能に構
成されている。前記遊技制御基板41からなる前記制御
手段は、前記確率可変設定手段で入力設定された確率を
記憶する設定確率記憶手段を含む。この設定確率記憶手
段は、たとえばEEPROM等の、バックアップ電源を
要することなくかつ書換可能な記憶手段で構成するのが
望ましい。前記設定確率記憶手段は、前記確率可変設定
手段で設定された確率値自体を記憶するものであっても
よく、また、前記確率可変設定手段で設定された確率値
を特定可能なデータ(本実施例では設定値)を記憶する
ものであってもよく、さらには両情報をともに記憶する
ものであってもよい。
【0127】前記中継端子基板48には、前記遊技制御
基板41からなる制御手段と電気的に接続され、前記制
御手段からの情報を中継して外部に出力する情報中継手
段が構成されている。
【0128】(6)図5において、ホール用管理コンピ
ュータ70により、遊技場に設置された遊技機から所定
の情報を収集する情報収集手段が構成されている。キー
ボード76により、前記情報収集手段を操作する操作手
段が構成されている。前記CRT74,プリンタ75に
より、前記収集手段によって収集された収集情報を提示
する情報提示手段が構成されている。前記操作手段は、
遊技場に設置された複数の遊技機の中からある遊技機を
特定するための遊技機特定入力操作手段を含む。また、
操作手段は、遊技場に設置された各遊技機における前記
設定確率記憶手段に記憶されている設定確率を特定可能
な情報を手掛かりに、前記情報収集手段が実際の設定確
率を割り出すことができるようにするための情報を予め
入力する確率割出し情報入力手段を含んでもよい。
【0129】(7)図16において、中継基板48から
なる前記情報中継手段は、情報の入力部よりも情報の出
力部の数の方が多く構成されている。
【0130】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、設定確率出力
手段によって出力される特定遊技状態の発生確率に関す
る情報と特定遊技状態情報出力手段によって出力される
特定遊技状態が発生した旨を表わす情報とを遊技用装置
外部へ出力することにより、特定遊技状態の発生確率と
特定遊技状態の実際の発生状況とを関連付けて把握でき
やすい。
【0131】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の効果に加えて、確率変動制御手段によって変動制御さ
れた特定遊技状態の発生確率の変動に関する情報が確率
変動情報出力手段によって出力されるので、確率変動状
態の発生状況とも関連付けて把握できやすい。
【0132】請求項3の発明によれば、請求項1に記載
の効果に加えて、動作回数情報出力手段によって遊技装
置の遊技動作回数に関する情報が出力されるので、遊技
装置の動作回数とも関連付けて把握できやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の一例のパチンコ遊技機およびカード処
理機を示す全体正面図である。
【図2】遊技機の他の例のパチンコ遊技機およびカード
処理機を示す全体正面図である。
【図3】遊技機のさらに他の例を示すパチンコ遊技機お
よびカード処理機を示す全体正面図である。
【図4】パチンコ遊技機およびカード処理機の一部内部
構造を示す全体背面図である。
【図5】管理装置の概略構成を示す構成図である。
【図6】図1に示したパチンコ遊技機の場合の管理装置
に入力される情報の種類を説明するためのブロック図で
ある。
【図7】図2に示したパチンコ遊技機の場合の管理装置
に入力される情報の種類を説明するためのブロック図で
ある。
【図8】図3に示したパチンコ遊技機の場合の管理装置
に入力される情報の種類を説明するためのブロック図で
ある。
【図9】各台のパチンコ遊技機の各データの出力状態を
示す図である。
【図10】各台のパチンコ遊技機の各データの出力状態
を示す図である。
【図11】各台のパチンコ遊技機の各データの出力状態
を示す図である。
【図12】遊技場に設置された全台のパチンコ遊技機の
各台別の各データの出力状態を示す図である。
【図13】遊技場に設置された全パチンコ遊技機の1週
間にわたっての各データの出力状態を示す図である。
【図14】本発明に係る遊技用装置の他の例のものが設
置されたパチンコ遊技機の全体背面図である。
【図15】本発明に係る遊技用装置のさらに他の例のも
のが設置された遊技盤の全体背面図である。
【図16】図15に示される中継端子基板と他の装置と
の間での入出力について説明するための図である。
【符号の説明】
400は管理装置、72はデータ加工出力装置、76は
キーボード、1は弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機、
12はカード処理機、102は遊技装置の一例の可変表
示装置、202は遊技装置の一例の可変入賞球装置、3
02は遊技装置の一部を構成する普通可変表示装置、3
06は遊技装置の一部を構成する普通可変入賞球装置、
326は遊技装置の一部を構成する振分装置、332は
遊技装置の一部を構成する権利入賞口、109は始動入
賞領域の一例の特別図柄用始動口、110は始動入賞領
域の一例の普通可変入賞球装置、212,213は始動
入賞領域の一例の始動入賞口、304は始動入賞領域の
一例の普通図柄用始動口、306は始動入賞領域の一例
の普通可変入賞球装置、41,241,341は制御手
段と確率変動手段の一例の遊技制御基板、70は集計手
段の一例のホール用管理コンピュータ、71は情報入力
端子、74は出力手段の一例のCRT、75は出力手段
の一例のプリンタ、41A,241A,341Aは設定
確率出力手段と特定遊技状態情報出力手段と確率変動制
御手段と確率変動情報出力手段と動作回数情報出力手段
との一例のMPU、59は設定確率出力手段と特定遊技
状態情報出力手段と確率変動情報出力手段と動作回数情
報出力手段との一例の情報出力端子装置、419は設定
確率出力手段の一例のコネクタ、420は特定遊技状態
情報出力手段の一例のコネクタ、422は確率変動情報
出力手段の一例のコネクタ、421は動作回数情報出力
手段の一例のコネクタである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた始動条件の成立に基づい
    て遊技動作を開始する遊技装置を有し、該遊技装置の動
    作結果に従って所定の遊技価値が付与可能となる特定遊
    技状態が発生し、該特定遊技状態の発生確率を可変設定
    可能な遊技用装置であって、 前記可変設定された特定遊技状態の発生確率に関する情
    報を遊技用装置外部へ出力可能な設定確率出力手段と、 前記特定遊技状態が発生した旨を表わす情報を遊技用装
    置外部へ出力可能な特定遊技状態情報出力手段とを含む
    ことを特徴とする、遊技用装置。
  2. 【請求項2】 予め定められた確率変動条件の成立によ
    り前記特定遊技状態の発生確率を変動制御する確率変動
    制御手段と、 前記特定遊技状態の発生確率の変動に関する情報を出力
    する確率変動情報出力手段とをさらに含むことを特徴と
    する、請求項1記載の遊技用装置。
  3. 【請求項3】 前記遊技装置の遊技動作回数に関する情
    報を出力する動作回数情報出力手段をさらに含むことを
    特徴とする、請求項1記載の遊技用装置。
JP6257294A 1994-03-31 1994-03-31 遊技用装置 Withdrawn JPH07265507A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009273941A (ja) * 2009-08-27 2009-11-26 Sophia Co Ltd 遊技機

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