JPH07264971A - 真空濃縮浸漬装置の浸漬槽 - Google Patents
真空濃縮浸漬装置の浸漬槽Info
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- JPH07264971A JPH07264971A JP5861794A JP5861794A JPH07264971A JP H07264971 A JPH07264971 A JP H07264971A JP 5861794 A JP5861794 A JP 5861794A JP 5861794 A JP5861794 A JP 5861794A JP H07264971 A JPH07264971 A JP H07264971A
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- vacuum
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外圧強度、製造コスト面で優れ、かつ、低浴
比を実現し得る真空濃縮浸漬装置の浸漬槽を提供するこ
と。 【構成】 浸漬槽１の形状を円筒横型とし、かつ、内部
を円筒の軸線に平行な２枚の縦隔壁板２、２で中央室３
と両側室４、４とに仕切り、中央室３を浸漬室とし、両
側室４、４を非浸漬室とすると共に、この両側室４、４
内を中央室３内と同一圧力に保持させた。
比を実現し得る真空濃縮浸漬装置の浸漬槽を提供するこ
と。 【構成】 浸漬槽１の形状を円筒横型とし、かつ、内部
を円筒の軸線に平行な２枚の縦隔壁板２、２で中央室３
と両側室４、４とに仕切り、中央室３を浸漬室とし、両
側室４、４を非浸漬室とすると共に、この両側室４、４
内を中央室３内と同一圧力に保持させた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、栗・豆類・果実類の糖
漬け及び味付け、昆布の味付け、水産加工品の塩蔵処理
等に利用される真空濃縮浸漬装置の浸漬槽に関するもの
である。
漬け及び味付け、昆布の味付け、水産加工品の塩蔵処理
等に利用される真空濃縮浸漬装置の浸漬槽に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】一般に、上記食品類の浸漬は、浸漬液の
濃度を徐々に上げていき、食品内の水分と浸漬液の固形
分を入れ換える事により行われる。この場合、最初から
濃度の高い液に浸漬すると、食品の外側が固くなってし
まい内側まで十分浸漬できないため、浸漬液の濃度を徐
々に上げていく方法が採用されている。この浸漬液の濃
度を徐々に上げていく方法として、浸漬槽内を脱気して
真空化し、浸漬液の沸点を下げて水分を蒸発させ濃度を
徐々に上げていく方法（真空蒸発操作）がある。
濃度を徐々に上げていき、食品内の水分と浸漬液の固形
分を入れ換える事により行われる。この場合、最初から
濃度の高い液に浸漬すると、食品の外側が固くなってし
まい内側まで十分浸漬できないため、浸漬液の濃度を徐
々に上げていく方法が採用されている。この浸漬液の濃
度を徐々に上げていく方法として、浸漬槽内を脱気して
真空化し、浸漬液の沸点を下げて水分を蒸発させ濃度を
徐々に上げていく方法（真空蒸発操作）がある。
【０００３】従来、上記方法を実施する場合、浸漬原料
はトレー（角型容器）に装填して処理を行なっている。
浸漬槽の形状は、円筒型と角型が考えられるが、できる
だけ小量の浸漬液（低浴比）で処理することが課題とな
っているため、容積効率の高い角型を採用する場合が多
い。
はトレー（角型容器）に装填して処理を行なっている。
浸漬槽の形状は、円筒型と角型が考えられるが、できる
だけ小量の浸漬液（低浴比）で処理することが課題とな
っているため、容積効率の高い角型を採用する場合が多
い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、浸漬工程中
は、真空蒸発操作を行うため、角型の浸漬槽の場合、外
圧強度を保持するために強固な補強が必要となる。
は、真空蒸発操作を行うため、角型の浸漬槽の場合、外
圧強度を保持するために強固な補強が必要となる。
【０００５】一方、円筒型の浸漬槽の場合、容易に外圧
強度を保持できるが、大量の浸漬液が必要となる。
強度を保持できるが、大量の浸漬液が必要となる。
【０００６】本発明は、これらの問題点に鑑みて提案さ
れたもので、その目的とするところは、外圧強度、製造
コスト面で優れ、かつ、低浴比を実現し得る真空濃縮浸
漬装置の浸漬槽を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、外圧強度、製造
コスト面で優れ、かつ、低浴比を実現し得る真空濃縮浸
漬装置の浸漬槽を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、浸漬槽に収容された浸漬液に浸漬原料を浸漬
し、浸漬槽内を脱気して真空化し、浸漬液の沸点を下げ
て水分を蒸発させて浸漬液の濃度を徐々に上げて浸漬原
料内の水分と浸漬液中の固形分とを置換させる真空濃縮
浸漬装置の浸漬槽において、浸漬槽の形状を円筒横型と
し、かつ、内部を円筒の軸線に平行な２枚の縦隔壁板で
中央室と両側室とに仕切り、中央室を浸漬室とし、両側
室を非浸漬室とすると共に、この両側室内を中央室内と
同一圧力に保持させたものである。
本発明は、浸漬槽に収容された浸漬液に浸漬原料を浸漬
し、浸漬槽内を脱気して真空化し、浸漬液の沸点を下げ
て水分を蒸発させて浸漬液の濃度を徐々に上げて浸漬原
料内の水分と浸漬液中の固形分とを置換させる真空濃縮
浸漬装置の浸漬槽において、浸漬槽の形状を円筒横型と
し、かつ、内部を円筒の軸線に平行な２枚の縦隔壁板で
中央室と両側室とに仕切り、中央室を浸漬室とし、両側
室を非浸漬室とすると共に、この両側室内を中央室内と
同一圧力に保持させたものである。
【０００８】
【作用】本発明は、浸漬槽の形状を円筒型としたことに
より、浸漬槽内を脱気真空化した際の外圧強度の保持が
容易となる。しかも、浸漬槽内を２枚の縦隔壁板で仕切
っているため、浸漬槽の外圧強度の保持作用が一層向上
する。
より、浸漬槽内を脱気真空化した際の外圧強度の保持が
容易となる。しかも、浸漬槽内を２枚の縦隔壁板で仕切
っているため、浸漬槽の外圧強度の保持作用が一層向上
する。
【０００９】さらに、浸漬槽を円筒横型で内部を円筒の
軸線に平行な２枚の縦隔壁板で中央室と両側室とに仕切
り、中央室を浸漬室とし、両側室を非浸漬室としている
ため、浸漬室となる中央室は、両側の２枚の縦隔壁板の
存在で角型に近似した形状となり、浸漬液の小量化・低
浴比を実現できる。
軸線に平行な２枚の縦隔壁板で中央室と両側室とに仕切
り、中央室を浸漬室とし、両側室を非浸漬室としている
ため、浸漬室となる中央室は、両側の２枚の縦隔壁板の
存在で角型に近似した形状となり、浸漬液の小量化・低
浴比を実現できる。
【００１０】そして、浸漬槽内の両側室内を中央室内と
同一圧力に保持させたから、２枚の縦隔壁板に対する強
固な補強は不必要となる。
同一圧力に保持させたから、２枚の縦隔壁板に対する強
固な補強は不必要となる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の浸漬槽を適用した真空濃縮浸
漬装置の一例を示す要部概略説明図であって、（１）は
浸漬槽、（２）（２）は２枚の縦隔壁板、（３）は中央
室、（４）（４）は両側室、（５）は浸漬原料を装填す
るトレー、（６）は浸漬液の循環ポンプ、（７）は浸漬
液の加熱器、（８）は浸漬液加熱循環用配管、（９）は
水エジェクターからなる真空発生装置、（１０）は真空
発生用水タンク、（１１）は真空発生用水循環ポンプ、
（１２）は真空発生用水循環配管、（１３）は両側室
（４）（４）を脱気真空するための第１の真空発生配
管、（１４）は中央室（３）の発生蒸気中のミストを回
収分離するミストセパレータ、（１５ａ）は中央室
（３）で発生した蒸気を排出する配管、（１５ｂ）はミ
ストセパレータ（１４）で分離除去した液を中央室
（３）に戻す配管、（１６）はミストセパレータ（１
４）から蒸気を排出し脱気作用を発生させるために真空
発生装置（９）に接続した第２の真空発生配管、（１
７）は第２の真空発生配管（１６）の途中に配置した凝
縮器、（１８）は大気圧に復圧する弁を示している。
漬装置の一例を示す要部概略説明図であって、（１）は
浸漬槽、（２）（２）は２枚の縦隔壁板、（３）は中央
室、（４）（４）は両側室、（５）は浸漬原料を装填す
るトレー、（６）は浸漬液の循環ポンプ、（７）は浸漬
液の加熱器、（８）は浸漬液加熱循環用配管、（９）は
水エジェクターからなる真空発生装置、（１０）は真空
発生用水タンク、（１１）は真空発生用水循環ポンプ、
（１２）は真空発生用水循環配管、（１３）は両側室
（４）（４）を脱気真空するための第１の真空発生配
管、（１４）は中央室（３）の発生蒸気中のミストを回
収分離するミストセパレータ、（１５ａ）は中央室
（３）で発生した蒸気を排出する配管、（１５ｂ）はミ
ストセパレータ（１４）で分離除去した液を中央室
（３）に戻す配管、（１６）はミストセパレータ（１
４）から蒸気を排出し脱気作用を発生させるために真空
発生装置（９）に接続した第２の真空発生配管、（１
７）は第２の真空発生配管（１６）の途中に配置した凝
縮器、（１８）は大気圧に復圧する弁を示している。
【００１２】浸漬槽（１）は、円筒横型に形成し、内部
を円筒軸線に平行な２枚の縦隔壁板（２）（２）で中央
室（３）と両側室（４）（４）とに仕切り、中央室
（３）を浸漬室とし、両側室（４）（４）を非浸漬室と
すると共に、この両側室（４）（４）内を中央室（３）
内と同一圧力に保持させている。
を円筒軸線に平行な２枚の縦隔壁板（２）（２）で中央
室（３）と両側室（４）（４）とに仕切り、中央室
（３）を浸漬室とし、両側室（４）（４）を非浸漬室と
すると共に、この両側室（４）（４）内を中央室（３）
内と同一圧力に保持させている。
【００１３】浸漬槽（１）の中央室（３）内には、所定
の浸漬液が収容され、また、浸漬原料がトレー（５）に
装填されて中央室（３）内に収容される。トレー（５）
の代わりにパンチングメタル製のバスケットを使用する
こともある。
の浸漬液が収容され、また、浸漬原料がトレー（５）に
装填されて中央室（３）内に収容される。トレー（５）
の代わりにパンチングメタル製のバスケットを使用する
こともある。
【００１４】浸漬槽（１）の中央室（３）内に収容され
た浸漬液は、浸漬液の循環ポンプ（６）により浸漬液加
熱循環用配管（８）を介して中央室（３）の底部から引
き出され、加熱器（７）に送り込まれて所定温度に加熱
され、浸漬液加熱循環用配管（８）を経由して中央室
（３）に戻され、これを繰り返すことによって、所定温
度に保持される。この実施例では、加熱器（７）は、ス
チームを加熱媒体とするプレート式熱交換器で構成され
ているが、他の構成のものでもよい。
た浸漬液は、浸漬液の循環ポンプ（６）により浸漬液加
熱循環用配管（８）を介して中央室（３）の底部から引
き出され、加熱器（７）に送り込まれて所定温度に加熱
され、浸漬液加熱循環用配管（８）を経由して中央室
（３）に戻され、これを繰り返すことによって、所定温
度に保持される。この実施例では、加熱器（７）は、ス
チームを加熱媒体とするプレート式熱交換器で構成され
ているが、他の構成のものでもよい。
【００１５】真空発生装置（９）は、水エジェクターを
例示しており、真空発生用水循環ポンプ（１１）により
真空発生用水タンク（１０）から引き出した水を真空発
生用水配管（１２）を介してエジェクター部分に送り、
このエジェクターのスロート部に開口させた第１の真空
発生配管（１３）に吸気を発生させるもので、エジェク
ター部分から噴射された水は真空発生用水タンク（１
０）に戻されている。この真空発生装置（９）は、他の
形式のものでもよい。
例示しており、真空発生用水循環ポンプ（１１）により
真空発生用水タンク（１０）から引き出した水を真空発
生用水配管（１２）を介してエジェクター部分に送り、
このエジェクターのスロート部に開口させた第１の真空
発生配管（１３）に吸気を発生させるもので、エジェク
ター部分から噴射された水は真空発生用水タンク（１
０）に戻されている。この真空発生装置（９）は、他の
形式のものでもよい。
【００１６】上記第１の真空発生配管（１３）は、浸漬
槽（１）の両側室（４）（４）に接続してあり、次に説
明する中央室（３）と同一圧力に保持されるものであ
る。
槽（１）の両側室（４）（４）に接続してあり、次に説
明する中央室（３）と同一圧力に保持されるものであ
る。
【００１７】即ち、中央室（３）は、蒸気排出配管（１
５ａ）を介してミストセパレータ（１４）に接続してあ
り、このミストセパレータ（１４）は、第２の真空発生
配管（１６）により第１の真空発生配管（１３）を経由
して真空発生装置（９）に接続してある。これにより、
浸漬槽（１）の両側室（４）（４）と中央室（３）とは
真空脱気され、同一圧力に保持されるものである。そし
て、中央室（３）の浸漬液は、真空雰囲気に晒されるこ
とによって、沸点が下がり、その水分が低温で蒸発を行
うことになる。この蒸発した蒸気は、真空発生装置
（９）による吸気作用でミストセパレータ（１４）に導
入され、ここで気水分離され、さらに、凝縮器（１７）
で凝縮されて真空発生装置（９）に吸引される。この浸
漬液中の水分の蒸発により、浸漬液の濃度は徐々に上げ
られる。浸漬液の濃度の上昇速度は、加熱器（７）によ
る加熱媒体の温度と、真空発生装置（９）による真空引
き速度とによってコントロールされる。凝縮器（１７）
は、ミストセパレータ（１４）で気水分離された浸漬液
の蒸発蒸気を冷水と熱交換させて凝縮させるもので、例
えば、プレート式凝縮器が利用される。
５ａ）を介してミストセパレータ（１４）に接続してあ
り、このミストセパレータ（１４）は、第２の真空発生
配管（１６）により第１の真空発生配管（１３）を経由
して真空発生装置（９）に接続してある。これにより、
浸漬槽（１）の両側室（４）（４）と中央室（３）とは
真空脱気され、同一圧力に保持されるものである。そし
て、中央室（３）の浸漬液は、真空雰囲気に晒されるこ
とによって、沸点が下がり、その水分が低温で蒸発を行
うことになる。この蒸発した蒸気は、真空発生装置
（９）による吸気作用でミストセパレータ（１４）に導
入され、ここで気水分離され、さらに、凝縮器（１７）
で凝縮されて真空発生装置（９）に吸引される。この浸
漬液中の水分の蒸発により、浸漬液の濃度は徐々に上げ
られる。浸漬液の濃度の上昇速度は、加熱器（７）によ
る加熱媒体の温度と、真空発生装置（９）による真空引
き速度とによってコントロールされる。凝縮器（１７）
は、ミストセパレータ（１４）で気水分離された浸漬液
の蒸発蒸気を冷水と熱交換させて凝縮させるもので、例
えば、プレート式凝縮器が利用される。
【００１８】本発明の実施例は以上の構成からなり、次
に全体の動作を説明すると、浸漬原料を装填したトレー
（５）を浸漬槽（１）の中央室（３）内にその一端の開
閉扉を開放して挿入し、開閉扉を閉鎖して浸漬液を導入
する。そして、浸漬液の循環ポンプ（６）を運転して浸
漬液の循環加熱を行わせる。これと共に、真空発生用水
循環ポンプ（１１）を運転して真空発生装置（９）によ
り、中央室（３）及び両側室（４）（４）の脱気真空を
開始する。これにより、浸漬液は真空蒸発作用により徐
々に濃縮され、浸漬原料の内部まで浸漬液が浸透し、製
品化される。
に全体の動作を説明すると、浸漬原料を装填したトレー
（５）を浸漬槽（１）の中央室（３）内にその一端の開
閉扉を開放して挿入し、開閉扉を閉鎖して浸漬液を導入
する。そして、浸漬液の循環ポンプ（６）を運転して浸
漬液の循環加熱を行わせる。これと共に、真空発生用水
循環ポンプ（１１）を運転して真空発生装置（９）によ
り、中央室（３）及び両側室（４）（４）の脱気真空を
開始する。これにより、浸漬液は真空蒸発作用により徐
々に濃縮され、浸漬原料の内部まで浸漬液が浸透し、製
品化される。
【００１９】この間、浸漬槽（１）は、円筒横型である
ため、内部が真空化されても外圧に対する強度保持作用
が大きく、かつ、内部には、２枚の縦隔壁板（２）
（２）が設けてあるため、十分な補強効果を発揮する。
しかも、浸漬液は、２枚の縦隔壁板（２）（２）で仕切
られた略角型の中央室（３）内に収容され、この中央室
（３）内で浸漬原料に対する浸漬を行うものであるか
ら、小量の浸漬液で浸漬原料を効率よく浸漬させること
ができ、低浴比で処理させることができる。
ため、内部が真空化されても外圧に対する強度保持作用
が大きく、かつ、内部には、２枚の縦隔壁板（２）
（２）が設けてあるため、十分な補強効果を発揮する。
しかも、浸漬液は、２枚の縦隔壁板（２）（２）で仕切
られた略角型の中央室（３）内に収容され、この中央室
（３）内で浸漬原料に対する浸漬を行うものであるか
ら、小量の浸漬液で浸漬原料を効率よく浸漬させること
ができ、低浴比で処理させることができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、外圧強度、製造コスト
面で優れ、かつ、低浴比を実現し得る真空濃縮浸漬装置
の浸漬槽を提供することができる。
面で優れ、かつ、低浴比を実現し得る真空濃縮浸漬装置
の浸漬槽を提供することができる。
【図１】本発明の浸漬槽を適用した真空濃縮浸漬装置の
一例を示す要部概略説明図。
一例を示す要部概略説明図。
１ 浸漬槽 ２ 縦隔壁板 ３ 中央室 ４ 両側室 ５ トレー ６ 浸漬液の循環ポンプ ７ 加熱器 ９ 真空発生装置 １４ ミストセパレータ １７ 凝縮器
Claims (1)
- 【請求項１】 浸漬槽に収容された浸漬液に浸漬原料を
浸漬し、浸漬槽内を脱気して真空化し、浸漬液の沸点を
下げて水分を蒸発させて浸漬液の濃度を徐々に上げて浸
漬原料内の水分と浸漬液中の固形分とを置換させる真空
濃縮浸漬装置の浸漬槽において、 浸漬槽の形状を円筒横型とし、かつ、内部を円筒の軸線
に平行な２枚の縦隔壁板で中央室と両側室とに仕切り、
中央室を浸漬室とし、両側室を非浸漬室とすると共に、
この両側室内を中央室内と同一圧力に保持させたことを
特徴とする真空濃縮浸漬装置の浸漬槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5861794A JP3357169B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 真空濃縮浸漬装置の浸漬槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5861794A JP3357169B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 真空濃縮浸漬装置の浸漬槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07264971A true JPH07264971A (ja) | 1995-10-17 |
| JP3357169B2 JP3357169B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=13089527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5861794A Expired - Lifetime JP3357169B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 真空濃縮浸漬装置の浸漬槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3357169B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111436516A (zh) * | 2020-04-02 | 2020-07-24 | 吕丙生 | 一种大产量真空低温浸糖设备 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP5861794A patent/JP3357169B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111436516A (zh) * | 2020-04-02 | 2020-07-24 | 吕丙生 | 一种大产量真空低温浸糖设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3357169B2 (ja) | 2002-12-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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