JPH07264160A - 通信ネットワーク及び通信局 - Google Patents

通信ネットワーク及び通信局

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JPH07264160A
JPH07264160A JP6320508A JP32050894A JPH07264160A JP H07264160 A JPH07264160 A JP H07264160A JP 6320508 A JP6320508 A JP 6320508A JP 32050894 A JP32050894 A JP 32050894A JP H07264160 A JPH07264160 A JP H07264160A
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カレル、ヤン、リーンデルト、バン、ドリエル
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アーツル、ナレントラナト、シンハ
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    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二次局による相互擾乱をかなり減少した通信
ネットワークを得る。 【構成】 多重アクセス・ネットワークにおいて、二次
局(2,…,11)によって主局(1)へ送信された信
号を主局によって識別する。これを実施する方法は、副
搬送波多重アクセス(DCMA)を使用することであ
る。この方法によれば、各二次局において送信信号はそ
れ自身の周波数を持つ副搬送波で変調され、それから主
搬送波を振幅変調する。SCMAにおいて二次局による
相互擾乱を減少するために、本発明に従って送信信号が
送信信号の高速バーストに変換される。その結果、平均
してより少ない二次局が動作するから、二次局による相
互擾乱は減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも部分的に共
用されるチャネルを介して主局に結合される複数の二次
局を備え、前記二次局は補助信号によって変調された搬
送波を発生して、その搬送波をチャネルに供給する変調
器を備え、補助信号は副搬送波を変調したデジタル送信
信号を含み、副搬送波の周波数は種々の二次局ごとに異
なり、主局はチャネルから受けた信号から少なくとも再
構成されたデジタル送信信号を取り出すための復調器を
備える、通信ネットワークに関するものである。
【0002】本発明は前記通信ネットワークにおいて使
用する通信局にも同様に関するものである。
【0003】
【従来の技術】この発明の詳細な説明の冒頭において述
べたような通信ネットワークは、ブリティッシュ・テレ
コム・テクノロジー・ジャーナル(British TELECOM Te
chnical Journal )第11巻第1号、1993年1月号
所載の、クラーク(D.E.A.Clarke)、ムダール(R.Mudh
ar)、パーサー(A.Purser)による論文「光ファイバを
使用するリンクの実用的な顧客アクセスをヨーロッパが
主導する(A European initiative leading to a pract
ical customer acess link using fibre)」から知られ
ている。
【0004】そのような通信システムは、主局と複数の
二次局との間の、二次局によって共通に使用されるチャ
ネルを介する、通信のために使用される。そのチャネル
は、たとえば、光ファイバ、同軸ケーブル、または無線
リンクによって構成できる。そのような通信システムの
応用は、たとえば、受動光ネットワーク、ローカル・エ
リア・ネットワーク、衛星通信システム、および自動車
電話システムである。
【0005】二次局用に共通チャネルを利用する通信ネ
ットワークにおいては、二次局が情報を主局へ同時に伝
送する結果として生ずる相互擾乱が存在しないか、ほん
の僅か存在するようにすべきである。
【0006】一般に、これは、種々の二次局から到来す
る信号を主局における周波数選択フィルタによって分離
できるように、各二次局からの信号にそれ自身の周波数
を当てることによって行うことができる。別のやり方
は、1度にただ1つの単一二次局が信号を主局へ伝送で
きるように、利用できるフレーム中に二次局ごとに異な
る時間スロットを割り当てることである。
【0007】前記方法の簡単な別の方法は、前記雑誌の
論文から知られている通信ネットワークであって、補助
信号で変調された搬送波を発生する二次局を使用し、異
なる二次局のための搬送波の周波数がほぼ同じであるよ
うな通信ネットワークである。その搬送波は、たとえ
ば、補助信号によって振幅(強度)変調、周波数変調ま
たは位相変調され、その補助信号はデジタル信号による
副搬送波の変調によって得られる。そうすると副搬送波
は異なる二次局によって異なる。
【0008】主局における受信機は、種々の二次局から
来る信号を復調し、分離するための復調器を備える。種
々の二次局から来る信号の分離は、たとえば、帯域フィ
ルタによって、または低域フィルタを後段の備えた同期
検出器によって行うことができる。
【0009】前記雑誌論文には、他の二次局が特定の二
次局から到来する信号に対して擾乱をひき起こすことが
予測できる、と述べられている。この擾乱は、主局の受
信機における周波数とほぼ同じ周波数を有する種々の搬
送波からの干渉によってひき起こされる。この干渉の電
力はとくに補助信号の帯域幅と、搬送波のスペクトル帯
域幅と、種々の二次局の搬送周波数の差と、二次局の数
とに依存する。擾乱は、二次局の数が増加すると増大
し、種々の搬送波の間の周波数差が小さくなり、搬送波
のスペクトル帯域幅が広くなるにつれて減少する。
【0010】実際には、そのような既知の通信ネットワ
ークの最大伝送容量は、種々の二次局から来る信号の相
互擾乱によって制約される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、二次
局による相互擾乱をかなり減少した、詳細な説明の冒頭
において述べた通信ネットワークを得ることである。こ
の目的のために、本発明は、デジタル送信信号がデータ
・バーストを含み、データ・バースト中のデジタル送信
信号の瞬時送信速度はデジタル送信信号の平均送信速度
より高いことを特徴とするものである。
【0012】連続伝送の代わりにデータ・バーストの形
でデジタル信号を伝送することによって、能動二次局の
平均数がかなり減少する。能動二次局の数は、データ・
バースト中のデジタル信号の瞬時送信速度とデジタル送
信信号の平均送信速度との比に等しい率だけ減少させら
れる。能動二次局の平均数の減少の結果として、二次局
によってひき起こされる相互擾乱も減少する。
【0013】本発明の実施例は、デジタル送信信号の平
均送信速度がいくつかの二次局について異なり、それら
の二次局についての平均送信速度がデータ・バースト中
は同じであることを特徴とするものである。
【0014】このようにして、主局は特定の送信速度を
持つデータ・バーストを受信するために構成する必要が
あるだけであり、しかも、二次局の送信速度を異ならせ
ることが依然として可能である。本発明の伝送装置にお
いては、TDMA装置とは異なって、種々の二次局から
到来するデータ・バーストを相互に同期させる必要はな
いことに注目されたい。
【0015】
【実施例】図1に示す通信ネットワークは主局1を備え
ている。この主局はチャネルによって二次局2〜11に
接続される。チャネルは、この場合は、光ファイバ・ネ
ットワーク12によって構成される。主局1によって伝
送された光は結合点において分割され、更にネットワー
クを介して二次局2〜11へ分配される。二次局によっ
て伝送された光信号は結合点において組合わされて主局
へ送られる。
【0016】図2に示す通信ネットワークは、ここでは
無線リンクで構成されたチャネルを介して複数の移動二
次局14〜19と情報を交換できる主局13を備える。
【0017】図3に示す二次局2においては、入力信号
が送信機25へ加えられる。送信機25において
は、入力信号Sは符号器37に加えられる。出力信号
′を出力する符号器37の出力端子がバースト発生
器38の第1の入力端子に接続される。出力信号として
デジタル送信信号S″を出力するバースト発生器の出
力端子が低域フィルタ36の入力端子に接続される。低
域フィルタ36の出力端子は補助変調器30の入力端子
に接続される。補助変調器30は周波数がfである副
搬送波を発生する発振器34を有する。補助変調器30
の入力端子は乗算器回路32の第1の入力端子によって
形成される。発振器34の出力端子は乗算器回路32の
第2の入力端子に接続される。補助変調器30の出力端
子を同様に形成する乗算器回路32の出力端子が、加算
器回路28の第1の入力端子に接続される。一定値I
b1が加算器回路28の第2の入力端子に加えられ、加
算器回路28の第3の入力端子に、可制御電流源27か
ら来る値Ib2が供給される。可制御電流源27は低域
フィルタ36の出力信号によって制御される。加算器回
路28の出力端子が変調器、この場合には電気−光変換
器26によって構成されている、の入力端子に接続され
る。電気−光変換器26の出力信号のための送信信号を
生ずる電気−光変換器26の出力端子が光学的送受切換
器20の第1の入力端子に接続される。光学的送受切換
器20の1つの出力端子が光−電気変換器22に接続さ
れる。光−電気変換器22の出力端子が受信機24の入
力端子に接続される。受信機24の出力端子が制御器3
5の入力端子に接続される。更に、受信機24の出力端
子で出力信号Sを利用できる。制御器35の第1の出
力端子がバースト発生器38の第2の入力端子に接続さ
れる。
【0018】図3に示す実施例においては、入力信号S
は符号器37によって符号化された信号S′に変換
される。本発明によれば、バースト発生器38は符号化
された信号S′を送信速度が高くなったデータ・バー
ストへ変換する。更に、送信信号は、値0と+Vをそれ
ぞれ持つ電圧によって表される2進の「0」値と「1」
値を有するデジタル記号を含む。濾波された送信信号S
″によって振幅変調された副搬送波により形成され、
周波数がfである補助信号を、補助変調器の出力端子
で得ることができる。副搬送波の周波数は種々の二次局
で通常は異なる。あるいは、種々の二次局がフレーム中
の種々の時間スロットで送信する場合に、時分割多重ア
クセス(TDMA)および副搬送波多重アクセス(SC
MA)の組合わせが起きることが可能であるから、いく
つかの二次局に対して同じ副搬送波周波数を選択するこ
とが可能である。信号S″中のデータ・バースト中
に、電流源27が追加の電流Ib2を加算器回路28に
供給するから、加算器回路28は値Ib1+Ib2を変
調された搬送波に加える。Ib2の値は変調された搬送
波振幅を超えるか、それに等しく選択されるから、電気
−光変換器26の入力信号の最小値はIb1に等しい。
副搬送波が信号S″によってオフにされると、(デー
タ・バーストなし)、電流源27によって供給される電
流が減少させられ、その結果、電気−光変換器26の入
力信号が静止値Ib1まで減少させられる。低域フィル
タ36はバースト発生器38の出力信号の帯域幅を制限
するから、送信信号の帯域幅が制限される。ここで説明
する状況においては、電気−光変換器の入力信号が光信
号の強さの変化に変換される。電気−光変換器26は光
送信信号を送受切換器20を介してチャネルへ送る。電
気−光変換器の入力端子における信号Bを減衰させるこ
とによって、送信信号の振幅も減衰されるから、二次局
によって引き起こされる相互擾乱が減少させられる。
【0019】チャネルから受けた信号が送受切換器20
を介して光−電気変換器22に加えられる。光−電気変
換器22の出力信号から受信機24は特定の局向けの信
号Sを回収する。全ての二次局に対してチャネルが同
じであるから、種々の二次局向けの信号が多重化したモ
ードで送信される。これは時分割多重化、周波数分割多
重化、または副搬送波多重化、あるいは、それらの組合
わせによって行うことができる。
【0020】制御器35はコマンドをバースト発生器3
8へ送ることができる。それらのコマンドは信号S
の希望の平均送信速度を得るために、送信データ・バー
ストの時間周期と送信データ・バーストの繰り返し率の
一方または両方を設定するためのコマンドとすることが
できる。あるいは、制御器35が主局向けの制御信号を
バースト発生器35を介して送ることが可能である。そ
れらの信号は、たとえば、平均送信速度を高くすること
の許可を主局に求めるためのものであったり、二次局が
平均送信速度を低くしようとしていることの告知とする
ことができる。送信速度を高くすることの許可要求の発
信元は、たとえば、より多くの伝送容量を必要とするよ
うになった端末器である。
【0021】制御器35は制御信号を主局から受けるこ
ともできる。それらの制御信号は、特定の二次局がそれ
の平均送信速度を高くすることを許された特定の二次
局、またはより高い優先度を持つ別の二次局が伝送容量
を利用できるようにするために、平均送信速度を低くす
ることを許された特定の二次局を示す信号とすることが
できる。
【0022】図4に示す二次局2では入力信号が送信機
25に加えられる。送信機25では入力信号Sは符号
器37に加えられる。出力信号S′を生ずる符号器3
7の出力端子がバースト発生器38の第1の入力端子に
接続される。出力信号S″を生ずるバースト発生器3
8の出力端子が低域フィルタ36の入力端子に接続さ
れ、この低域フィルタ36の出力端子が補助変調器30
の入力端子に接続される。補助変調器30は平均周波数
がfである副搬送波を発生する発振器を含む。その副
搬送波は補助変調器の入力信号によって周波数変調でき
る。この目的のために、補助変調器30は周波数制御発
振器42を有する。補助変調器30の出力端子はスイッ
チ41を介して加算器回路28の第1の入力端子に接続
される。一定の値Ib1が加算器回路28の第2の入力
端子に加えられ、一定の値Ib2がスイッチ29を介し
て加算器回路28の第3の入力端子に加えられる。スイ
ッチ29と41はバースト発生器38から来る制御信号
によって制御される。その信号は、バースト発生器28
の出力端子に利用できるデータ・バーストが存在するこ
とを示す。加算器回路28の出力端子が変調器の入力端
子に接続される。この場合にはその変調器は電気−光変
換器26によって構成される。送信信号が生ずる電気−
光変換器26の出力端子は光送受切換器20の第1の入
力端子に接続される。光送受切換器20の出力端子は光
−電気変換器22の入力端子に接続される。光−電気変
換器22の出力端子は受信機24の入力端子に接続され
る。受信機24の出力端子には利用できる出力信号S
が存在する。
【0023】受信機24の出力端子が制御器35の入力
端子に接続される。この制御器35の第1の出力端子が
バースト発生器38の第2の入力端子に接続される。
【0024】図4に示す実施例においては、入力信号S
が符号器37によって符号化された信号S′に変換
される。バースト発生器38は符号化された信号S
を本発明に従って送信速度が高いデータ・バーストに変
換する。
【0025】補助変調器30は送信信号S″に応答し
て変調された副搬送波を発生する。副搬送波の変調は、
たとえば、振幅変調、周波数変調、または位相変調で行
うことができる。それらの変調法の組合わせ、たとえ
ば、直角振幅変調QAMも可能である。これは、電圧制
御発振器42の変調入力端子に、符号器37によって符
号化されない信号Sを、または符号化された信号S
を加えることによって行う。データ・バーストが送信さ
れると、スイッチ29と41が閉じられ、電気−光変換
器26の入力端子に、変調された副搬送波と一定値I
b1+Ib2の和で構成された信号が加えられる。有料
通信(payload )が送信されないと、スイッチ29と4
1は開かれ、一定値Ib1を持つ信号だけが電気−光変
換器へ加えられる。そうすると、有料通信が存在しない
と、電気−光変換器によって僅かな信号だけを送信する
必要があるから、その結果として擾乱は制限され続ける
ことになる。
【0026】静止値すなわち一定値Ib1は0に等しい
と考えられる。そうすると、一般に、変調速度が低下す
ることになる。その理由は、光−電気変換器が完全にオ
フになっている状態から立ち上がるまでにある程度の時
間を必要とするからである。この変調速度低下が許され
るものとすると、補助信号がなければ光−電気変換器を
完全にターンオフすることが有利なことがある。
【0027】符号器37は、たとえば、パルス位置符号
器とすることができる。そのようなパルス位置符号器
は、各記号周期ごとに論理「0」または「1」値を持つ
ことができる2進入力信号を、いくつかの記号周期中に
1個のパルスによって占められる位置によって情報が符
号化されているパルス位置変調された信号に変調する。
たとえば、それらの記号の群がパルス位置符号化された
信号に変換されるものとすると、この符号化は3つの2
進記号の8つの可能な組合わせのおのおのにおけるパル
スに、入力信号の3つの記号間隔にわたる8つの可能な
分離した位置の1つの位置を採用させる。
【0028】パルス位置符号化の採用にはより広い帯域
幅を必要とするが、副搬送波、およびしたがって送信信
号、を切り換える時間が平均して短くなる結果ともなる
ために、二次局による相互擾乱がかなり減少する。
【0029】低域フィルタ36が符号器37の出力信号
の帯域幅を制限するから、送信信号の帯域幅が制限され
る。
【0030】図4に示す二次局の受信部は、前記図3に
示す二次局の受信部と同一である。図4における制御器
の接続と機能は図3における制御器の接続と機能に一致
する。
【0031】図5(a)は、符号器37の出力端子で利
用できる符号化されたデジタル信号S′の一部のタイ
ミング波形図である。x軸は波形の時間間隔を表す。
【0032】図5(b)は、図5(a)に示す信号に関
連するバースト発生器38の出力信号のタイミング波形
図を示す。図5(b)は、データ・バースト中の瞬時送
信速度が平均送信速度の5倍であることを示す。その結
果、符号化されたデジタル信号S′の5つの記号周期
のうちの4つの記号周期の間、電気−光変換器26の出
力信号を零またはほぼ零にできるから、この状況におい
ては二次局による相互擾乱が5分の1に減少する。
【0033】図5(c)は、図5(a)に示す信号の送
信速度の半分の送信速度を持つ別の符号化された信号の
タイミング波形図を示す。この波形図の尺度は図5
(a)と図5(b)で使用している尺度と同じである。
【0034】図5(d)は、バースト発生器38の出力
信号のタイミング波形図を示す。その出力信号は図5
(c)に示す信号に関連する。図5(d)は、データ・
バースト中の瞬時送信速度が平均送信速度野10倍であ
ることを示す。その結果、電気−光変換器26の出力信
号を、信号S′の10個の記号周期のうちの9つの記
号周期の間、零またはほぼ零にできる。図5に示す例に
おいては、データ・バースト中は瞬時送信速度は一定
で、データ・バーストの適切な繰り返し率を設定するこ
とによって希望の平均送信速度が得られる。
【0035】図6に示す主局においては、二次局へ送信
すべき信号が送信機60へ加えられる。送信機60の出
力端子は電気−光変換器62の入力端子に接続される。
電気−光変換器62の出力端子は光送受切換器64の入
力端子に接続される。
【0036】光送受切換器の入力/出力共用端子がチャ
ネルに接続される。光送受切換器64の出力端子が光−
電気変換器66の入力端子に接続される。この光−電気
変換器の出力端子は複数の混合器段68、70、72、
74の第1の入力端子に結合される。各混合器段の第2
の入力端子に局部発振器の信号が供給される。この信号
は混合器段ごとに異なる周波数f(i=1,…,N)
を持つ。混合器段68の出力端子が低域フィルタ76の
入力端子に接続され、混合器段70の出力端子が低域フ
ィルタ78の入力端子に接続され、混合器段72の出力
端子が低域フィルタ80の入力端子に接続され、混合器
段74の出力端子が低域フィルタ82の入力端子に接続
される。低域フィルタ76〜82の出力端子が制御器7
7の対応する入力端子に接続され、制御器77の出力端
子が送信機60の入力端子に接続される。
【0037】主局1によって二次局へ送信する信号は送
信機60において組合わされる。これは、たとえば、種
々の副搬送波における種々の信号の時分割多重化によ
り、または変調により、行うことができる。送信機60
の出力信号は電気−光変換器62によって光信号に変換
される。その光信号は光送受切換器64を介してチャネ
ルへ供給される。
【0038】チャネルから来た光信号は光変換器66に
よって補助信号に変換される。光変換器66において
は、各二次局においてそれ自身の副搬送波周波数で変調
された送信信号を得ることができる。混合器段68〜7
4に加えられる副搬送波の周波数が、種々の二次局が使
用する副搬送波の周波数に一致するから、各フィルタ7
6〜82の出力端子に1つの二次局の信号が現れる。
【0039】二次局における副搬送波が送信信号によっ
て振幅変調されると、各混合器段の出力端子に復調され
た信号が現れる。その信号の副搬送波周波数は特定の二
次局における副搬送波周波数に一致する。二次局によっ
て送信されるデータ信号の最高周波数より高い周波数成
分を低域フィルタ76〜82によって全て除去すること
により、各低域フィルタの出力端子に特定の二次局から
来た信号が現れる。制御器77は二次局の各1つから信
号を受けることができる。先に述べたように、それらの
信号は、たとえば、特定の二次局の平均送信容量を増加
する許可に対する要求とすることができる。制御器77
によって二次局へ送られる信号は、たとえば、特定の二
次局の平均送信速度を高くすることの許可を得るか、得
ないかを示し、またはある二次局が別の二次局に対する
それの送信速度を低下することの許可を得るか、得ない
かを示す。
【0040】追加の送信速度を特定の二次局に割り当て
るために、各二次局が実際に使用する送信速度を基にし
て最高送信速度が決定される。この最高送信速度Rma
は次の式から求められる。
【0041】
【数1】 式(1)において、Cは定数、fは二次局の平均送信
速度Rと、データ・バースト中の瞬時送信速度R
の比、gは主局が受ける二次局からの信号の電力の測
定値、Nは能動二次局の総数、f(f)は二次局i
(j)の平均送信速度と瞬時送信速度との比、g(g
)は二次局i(j)から来て主局によって受けられる
信号の基準値に対して正規化された電力の測定値であ
る。fとgの大きさは0と1の間で常に変化する。定数
Cは二次局の変調されていない搬送波のスペクトル帯域
幅に比例し、かつ主局のために必要な信号対雑音比に逆
比例するから、あるビット誤り率を超えることはない。
gの全ての値が1に等しいとすると、式(1)は次式の
ようになる。
【0042】
【数2】 伝送容量を種々の二次局2に割り当てるために、全ての
二次局に対するfの実際の値が主局において次式から
決定される。
【0043】
【数3】 また、Rmaxの値が全ての二次局に対するfの実際
の値から各二次局ごとに決定される。全ての二次局2に
対してRmaxの値がRの値を超えたとすると、全
ての二次局に対して十分な送信容量を利用できる。
【0044】特定の二次局kがそれの送信速度Rを高
くすることの許可を求めたとすると、主局中の制御器7
7が、他の全ての二次局2に対するRmaxの値をそ
の高くした送信速度を基にして計算することを要求す
る。全ての二次局に対する送信速度Rの実際の値がR
maxの計算値より小さいとすると、要求が認められ
た二次局はそれの送信速度を高くすることを許される。
全ての二次局の優先度が同じであれば、二次局kからの
要求は断られる。二次局iの優先度が他の能動局のそれ
より高いとすると、制御器77は二次局iの優先度より
低い優先度を持つ1つまたは複数の他の二次局を要求し
て、それらの二次局の送信速度Rを低くできる。主局
は、各二次局の実際の送信速度Rが値Rmaxより
低いかどうかを常に検査する。
【0045】二次局においては、混合器段68,…,7
4が、振幅変調されている補助信号を復調するために基
本的に構成される。補助信号のために別の変調方法を使
用するならば、混合器段をそれに備えて調整する必要が
ある。種々の変調方法に対して使用できる希望の構成
は、混合器段を直角混合器段として構成することである
から、直角分と同相分を各補助信号に対して利用でき
る。こうすることによって、適当な変調器を使用するな
らば、直角変調された補助信号を復調することも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施できる受動光ネットワークを示し
た図。
【図2】本発明を実施できる移動通信用通信ネットワー
クを示した図。
【図3】本発明の通信ネットワークで使用する二次局の
実施例の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の通信ネットワークで使用する二次局の
別の実施例の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の実施例の動作を説明するための信号の
タイミング波形図。
【図6】本発明の通信ネットワークで使用する主局の実
施例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1,13 主局 2〜11,14〜19 二次局 12 光ファイバ・ネットワーク 20,64 光送受切換器 22,66 光−電気変換器 24 受信機 25 送信機 26 電気−光変換器 27 電流源 28 加算器回路 30 補助変調器 32 乗算器回路 34 発振器 35,77 制御器 36,76〜82 低域フィルタ 37 符号器 38 バースト発生器 68,70,72,74 混合器段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーツル、ナレントラナト、シンハ オランダ国5621、ベーアー、アインドーフ ェン、フルーネヴァウツウェッハ、1

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも部分的に共用されるチャネルを
    介して主局に結合される複数の二次局を備え、前記二次
    局は補助信号によって変調された搬送波を発生して、そ
    の搬送波をチャネルに供給する変調器を備え、補助信号
    は副搬送波を変調したデジタル送信信号を含み、副搬送
    波の周波数は種々の二次局ごとに異なり、主局はチャネ
    ルから受けた信号から少なくとも再構成されたデジタル
    送信信号を取り出すための復調器を備える、通信ネット
    ワークにおいて、デジタル送信信号はデータ・バースト
    を含み、データ・バースト中のデジタル送信信号の瞬時
    送信速度はデジタル送信信号の平均送信速度より高いこ
    とを特徴とする通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】デジタル送信信号の平均送信速度はいくつ
    かの二次局について異なり、それらの二次局についての
    平均送信速度はデータ・バースト中は同じであることを
    特徴とする請求項1に記載の通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】種々の二次局からのデータ・バーストは等
    しい長さだけ持続し、データ・バーストの繰り返し率は
    特定の二次局の平均送信速度に比例することを特徴とす
    る請求項2に記載の通信ネットワーク。
  4. 【請求項4】種々の二次局からのデータ・バーストは同
    様な繰り返し率を有し、特定の二次局のデータ・バース
    トの持続時間はその特定の二次局の平均送信速度に比例
    することを特徴とする請求項2に記載の通信ネットワー
    ク。
  5. 【請求項5】補助信号によって変調された搬送波を発生
    する変調器を備え、補助信号は副搬送波を変調したデジ
    タル送信信号を含む、通信局において、デジタル送信信
    号はデータ・バーストを含み、データ・バースト中のデ
    ジタル送信信号の瞬時送信速度はデジタル送信信号の平
    均送信速度より高いことを特徴とする通信局。
  6. 【請求項6】データ・バーストは固定持続時間を持ち、
    データ・バーストの繰り返し率は特定の二次局の平均送
    信速度に比例することを特徴とする請求項5に記載の通
    信局。
  7. 【請求項7】データ・バーストは固定持続時間を持ち、
    その特定の通信局のデータ・バーストの持続時間は特定
    の二次局Uの平均送信速度に比例することを特徴とする
    請求項5に記載の通信局。
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