JPH07262683A - ディスク回転駆動装置 - Google Patents

ディスク回転駆動装置

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Publication number
JPH07262683A
JPH07262683A JP6047498A JP4749894A JPH07262683A JP H07262683 A JPH07262683 A JP H07262683A JP 6047498 A JP6047498 A JP 6047498A JP 4749894 A JP4749894 A JP 4749894A JP H07262683 A JPH07262683 A JP H07262683A
Authority
JP
Japan
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turntable
cover
air
disk
disk rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP6047498A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Ito
達也 伊藤
Kazuhiro Ikeda
和弘 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6047498A priority Critical patent/JPH07262683A/ja
Publication of JPH07262683A publication Critical patent/JPH07262683A/ja
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成によって、安定した読み取りを行
なうことが可能なディスク回転駆動装置を得ることを目
的としている。。 【構成】 複数個の小孔が設けられたタ−ンテ−ブル
と、タ−ンテ−ブルの片側を覆うカバ−と、タ−ンテ−
ブルとカバ−との間の空気を流動するためのファンとを
備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク状の記録媒
体を回転駆動する駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスク状の記録媒体のうち、例えば光
ディスクの一種類であるコンパクトディスクの場合、直
径が120mm、板厚1.2mm程度の薄いプラスチッ
クの円板を射出成形で成形しているものも多くみられ、
これでは歪が生じやすかった。また演奏時には直径30
mm程度という小さなタ−ンテ−ブルとクランパを用い
て、その最内周部だけをクランプしているものも多く、
ディスク自体の重さによる反り、高速回転による振動等
が発生してしまっていた。そしてこれらは、ディスク面
に対するピックアップ光軸の角度のずれや、焦点距離の
誤差につながってしまっていた。これらのずれや誤差は
量としてはわずかであるが、ピット(例えば幅0.8μ
m、深さ0.1μm)に対しては非常に大きな量になっ
てしまう。従来では、この誤差を吸収するために、ピッ
クアップにサ−ボをかけてトレ−スしているが、誤差が
大きくなるとサ−ボ量を高めなくてはならなかったり、
著しい場合には読み取り誤差を生じてしまったり、サ−
ボ不能となったりしていた。
【0003】そこで、ディスクと同じ直径を有し、表面
にわずかなテ−パ部を設けたタ−ンテ−ブルにディスク
を設置し、その中央をクランプすることによりディスク
の反りを強制する構成が提案された。(電波新聞199
3年11月22日号記載のTEAC株式会社製CDプレ
−ヤ−参照)
【0004】しかしながらこのような構成では、クラン
ピングごとにディスクがテ−パの形状にあわせて変形し
てしまうという新たな問題が生じてしまっていた。ま
た、ピックアップをこのテ−パにあわせて傾けて移動し
なくてはならないため、装置が複雑になってしまうとい
う新たな問題も生じてしまっていた。
【0005】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、簡単な構成によって、安定した読み取りを行なうこ
とが可能なディスク回転駆動装置を得ることを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、回転モ−タと、前記回転モ−タに固定さ
れるとともに、厚み方向に貫通する複数個の小孔が設け
られ、搭載するディスクの半径よりも大きい半径を有す
るタ−ンテ−ブルと、前記タ−ンテ−ブルの片側を覆う
カバ−と、前記カバ−に取り付けられ、タ−ンテ−ブル
とカバ−との間の空気を流動するための空気流動手段と
を備えた構成を提案するものである。
【0007】この発明は上記の目的を達成するため、回
転モ−タと、前記回転モ−タに固定されるとともに、厚
み方向に貫通する複数個の小孔が設けられ、搭載するデ
ィスクの半径よりも大きい半径を有するタ−ンテ−ブル
と、前記タ−ンテ−ブルの片側を覆うカバ−と、前記タ
−ンテ−ブルに取り付けられ、タ−ンテ−ブルとカバ−
との間の空気を流動するためのフィンとを備えた構成を
提案するものである。
【0008】なおカバ−には、さらにタ−ンテ−ブルと
カバ−との間の空気を流動するための空気流動手段が取
り付けられている構成とすればさらに効果的である。
【0009】また、タ−ンテ−ブルに、高い振動減衰性
を有する部材が設けられている構成とすればさらに効果
的である。
【0010】また、タ−ンテ−ブルに面する、前記カバ
−の内側の角が、曲面で形成されている構成とすればさ
らに効果的である。
【0011】また、タ−ンテ−ブルの、フィンが設けら
れている側の面が、空気との摩擦係数を大きくするよう
に形成されている構成とすればさらに効果的である。
【0012】
【作用】この発明によれば、タ−ンテ−ブルとカバ−と
の間の空気を流動するための空気流動手段の働きによ
り、ディスクをタ−ンテ−ブルに無理なく密着させるこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例の一部分を上方
から見た斜視図をあらわしており、図中、1はディス
ク、2はタ−ンテ−ブル、3は小孔である。
【0015】円形のディスク1は、記録面を上にして円
形のタ−ンテ−ブル2と接触して設置されている。記録
再生を行なうための光ヘッド10は、ディスク1の上方
に設置され、ディスク1の上方を移動することによりデ
ィスク1への記録再生を行なう。また、タ−ンテ−ブル
2には、厚み方向に貫通した複数個の小孔3が点在して
いる。
【0016】図2は本発明の一実施例の横断面図をあら
わしており、図中、4はクランパ、5は回転モ−タ、5
aは回転軸、6はカバ−、6aはすき間、6bは穴、6
cはコ−ナ−、7は空気流動装置、8は高い振動減衰性
を有する部材、10は光ヘッドである。
【0017】タ−ンテ−ブル2に設置されているディス
ク1は、ディスク1の記録領域の内径よりも十分に小さ
い半径をもったクランパ4によって上からタ−ンテ−ブ
ル2に固定される。タ−ンテ−ブル2は、回転モ−タ5
の回転軸5aに固定されており、ディスク1に対して情
報を記録再生する際には、回転モ−タ5によって回転さ
れる。タ−ンテ−ブル2のディスク1が設置された側と
反対側には、タ−ンテ−ブル2を取り囲むようにカバ−
6が設けられている。このカバ−6はタ−ンテ−ブル2
をほぼ片側から覆うようにタ−ンテ−ブル2とほぼ同じ
大きさをした円形の形状をしている。
【0018】さらにタ−ンテ−ブル2とカバ−6の外周
においては、タ−ンテ−ブル2が回転した時に、カバ−
6と接触しないためのすき間6aが設けられている。カ
バ−6の側壁には穴6bが設けられており、この穴6b
は空気流動装置7(例えば、ポンプ、ファン、コンプレ
ッサ−等、空気を流動させることが出来るものならばよ
い。)と接続している。
【0019】モ−タ5の回転によって回転させられたタ
−ンテ−ブル2に設置されたディスク1は、図2おける
上方からピックアップなどによって記録再生が行なわれ
る。タ−ンテ−ブル2のディスク1と反対側には振動減
衰性の良い材料8(例えばブチルゴム、シリコン等)が
取付けられている。これはタ−ンテ−ブル2が装置の外
部や回転モ−タ5からの振動によって共振したときに振
動を減衰させ、ディスク1に対する読み取り不良を起こ
させない働きをする。タ−ンテ−ブル2が回転し、デイ
スク1に対して情報が記録再生されているとき、空気流
動装置7は、タ−ンテ−ブル2とカバ−6との間の空気
を外部に排出する。
【0020】図2中の矢印は空気の流れを示している。
ディスク1の上では半径方向外側に向かって空気が流動
する。タ−ンテ−ブル2の下面とカバ−6との間では、
すき間6aから流入した空気が半径方向内側に向かって
流動し、空気流動装置7から外部へ排出される。この時
ディスク1は、小孔3とディスク1の境界において図中
下向きに吸引されてタ−ンテ−ブル2に密着する。
【0021】図3は、図2におけるAの部分の拡大図を
あらわしており、図中、Vaはディスク1上の空気が流
動する速度、Paはその圧力、Vbはタ−ンテ−ブル2
の下面の空気が流動する速度、Pbはその圧力、ρは空
気の密度をあらわしている。
【0022】図においては、ベルヌ−イの法則により、
以下の関係が成立する。 Pa+ρ・Va2/2=Pb+ρ・Vb2/2 このとき、Pa>Pbであればディスク1は下向きに力
が働き、タ−ンテ−ブル2に密着する。このためには、
上式より、Vb>Vaであればよい。本発明では、空気
流動装置7を用いて、空気を図2のように流動させてV
b>Vaとなるようにしている。
【0023】図4aは、図2におけるカバ−6のコ−ナ
−6cが、直角である場合をあらわし、図4bは、カバ
−6のコ−ナ−6cが曲面である場合をあらわしてい
る。
【0024】図2におけるカバ−6の内壁コ−ナ−6c
は、内側に凸で、なおかつ滑らかな曲線で構成された形
状となっている。図4aのコ−ナ−6cが直角である場
合には、空気の流れが角を直角に曲がれず、角の後方で
渦を生じる再循環領域を形成してしまう。そしてこの渦
の発生によって、空気流動のためのエネルギ−が消費さ
れてしまい、空気流の流速が減少してしまう。これに対
して、図4bのコ−ナ−6cが曲面である場合には、空
気が滑らかな曲率に沿って流動するため、渦の生じる再
循環領域が生じない。このため、流動のためのエネルギ
−を無駄にすることがなく効率良く空気を流動させるこ
とが出来る。
【0025】図5は、本発明の別の一実施例の横断面図
をあらわしており、図中、9はフィンである。図6は、
図5におけるタ−ンテ−ブル2を下方から見た斜視図を
あらわしており、図7a及び7bは、振動減衰性の良い
材料8の下面をそれぞれあらわしている。
【0026】図5のタ−ンテ−ブル2の下の部分には、
図6であらわされているフィン9が設けられている。図
6であらわされているタ−ンテ−ブル2上には、タ−ン
テ−ブル2と直角方向に、フィン9が放射状に複数枚設
置されている。また、カバ−6のすき間6aは、タ−ン
テ−ブル2とカバ−6との間の垂直方向の距離とほぼ同
じ距離を取り、解放状態になっている。
【0027】振動減衰性の良い材料8の下面は、図7a
に示すように、表面にやすり等で傷をつけた状態であっ
たり、図7bに示すように、細かい砂やガラスビ−ズを
接着剤と混合して塗布したりすることにより凹凸を設
け、空気との摩擦係数を大きくしている。
【0028】このような構成とすることにより、ディス
ク1を回転させた時、フィン9の働きにより、空気がタ
−ンテ−ブル2下面に開口部6bから流入するととも
に、タ−ンテ−ブル2の半径方向外側に向かい流動す
る。またさらに、振動減衰性の良い材料8の下面の凹凸
により、空気の流動の速度が向上する。
【0029】図8は、本発明のさらに別の一実施例の横
断面図をあらわしている。
【0030】図8では、図5に記載の構成に、図2に記
載の空気流動装置7を設けている。図2では、空気流動
装置7により、タ−ンテ−ブル2とカバ−6の間の空気
を外部に排出しているが、図8では、図2とは逆に空気
を外部から送り込む構成となっている。
【0031】このような構成とすることによって、タ−
ンテ−ブル2下面の空気の流動速度がさらに高められ、
ディスク1上の空気の流動速度よりも、より大きくな
る。このため前述の原理により、ディスク1が無理なく
タ−ンテ−ブル2に密着することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】請求項1のディスク回転駆動装置によれ
ば、ディスクを無理なくタ−ンテ−ブルに密着させるこ
とが出来、ディスクの情報の再生等が正確に行なえる。
【0033】請求項2のディスク回転駆動装置によれ
ば、簡単な構成で、ディスクをタ−ンテ−ブルに密着さ
せることが出来、ディスクの情報の再生等が正確に行な
える。
【0034】請求項3のディスク回転駆動装置によれ
ば、さらに効率良く、ディスクをタ−ンテ−ブルに密着
させることが出来ることができる。
【0035】請求項4のディスク回転駆動装置によれ
ば、モ−タ等からの振動を減衰出来、ディスクの情報の
再生等が正確に行なえる。
【0036】請求項5のディスク回転駆動装置によれ
ば、空気の流動を無駄なく行なわせることができる。
【0037】請求項6のディスク回転駆動装置によれ
ば、空気の流動速度を向上させることができる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の一部分を上方から
見た斜視図をあらわしている。
【図2】図2は、本発明の一実施例の横断面図をあらわ
している。
【図3】図3は、図2におけるAの部分の拡大図をあら
わしている。
【図4】図4aは、図2におけるコ−ナ−6cが、直角
である場合をあらわし、図4bは、コ−ナ−6cが曲面
である場合をあらわしている。
【図5】図5は、本発明の別の一実施例の横断面図をあ
らわしている。
【図6】図6は、図5におけるタ−ンテ−ブル2を下方
から見た斜視図をあらわしている。
【図7】図7a及び図7bは、摩擦係数を大きく形成し
た、高い振動減衰性を有する部材の下面をあらわしてい
る。
【図8】図8は、図5にさらに空気流動装置を設けた実
施例の横断面図をあらわしている。
【符号の説明】
1 デイスク 2 タ−ンテ−ブル 3 小孔 4 クランパ 5 回転モ−タ 5a 回転軸 6 カバ− 6a すき間 6b 穴 6c コ−ナ− 7 空気流動装置 8 高い振動減衰性を有する部材 9 フィン 10 光ヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転モ−タと、前記回転モ−タに固定さ
    れるとともに、厚み方向に貫通する複数個の小孔が設け
    られ、搭載するディスクの半径よりも大きい半径を有す
    るタ−ンテ−ブルと、前記タ−ンテ−ブルの片側を覆う
    カバ−と、前記カバ−に取り付けられ、タ−ンテ−ブル
    とカバ−との間の空気を流動するための空気流動手段と
    を備えたことを特徴とするディスク回転駆動装置。
  2. 【請求項2】 回転モ−タと、前記回転モ−タに固定さ
    れるとともに、厚み方向に貫通する複数個の小孔が設け
    られ、搭載するディスクの半径よりも大きい半径を有す
    るタ−ンテ−ブルと、前記タ−ンテ−ブルの片側を覆う
    カバ−と、前記タ−ンテ−ブルに取り付けられ、タ−ン
    テ−ブルとカバ−との間の空気を流動するためのフィン
    とを備えたことを特徴とするディスク回転駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記カバ−には、さらにタ−ンテ−ブル
    とカバ−との間の空気を流動するための空気流動手段が
    取り付けられていることを特徴とする請求項2項に記載
    のディスク回転駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記タ−ンテ−ブルには、高い振動減衰
    性を有する部材が設けられていることを特徴とする請求
    項1または2項に記載のディスク回転駆動装置。
  5. 【請求項5】 タ−ンテ−ブルに面する、前記カバ−内
    側の角が、曲面で形成されていることを特徴とする請求
    項1または2項に記載のディスク回転駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記タ−ンテ−ブルの、フィンが設けら
    れている側の面が、空気との摩擦係数を大きくするよう
    に形成されていることを特徴とする請求項2項に記載の
    ディスク回転駆動装置。
JP6047498A 1994-03-17 1994-03-17 ディスク回転駆動装置 Pending JPH07262683A (ja)

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JP6047498A JPH07262683A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ディスク回転駆動装置

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JP6047498A JPH07262683A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ディスク回転駆動装置

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JPH07262683A true JPH07262683A (ja) 1995-10-13

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ID=12776781

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JP6047498A Pending JPH07262683A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ディスク回転駆動装置

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