JPH07262111A - 非同期シリアル通信回路及び方法 - Google Patents

非同期シリアル通信回路及び方法

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JPH07262111A
JPH07262111A JP7030189A JP3018995A JPH07262111A JP H07262111 A JPH07262111 A JP H07262111A JP 7030189 A JP7030189 A JP 7030189A JP 3018995 A JP3018995 A JP 3018995A JP H07262111 A JPH07262111 A JP H07262111A
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serial
buffer
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receiver
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JP7030189A
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David A Banman
デビッド・エイ・バンマン
Robert A Clark
ロバート・エイ・クラーク
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Sun Microsystems Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F5/00Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
    • G06F5/06Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
    • G06F13/385Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of a particular data processing system to different peripheral devices

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の互換性をもたないIRプロトコルを経
る赤外線通信に対する支援を含む改良されたシリアル通
信回路を提供する。 【構成】 シリアル処理能力を改善し且つ中央処理装置
に要求されるオーバヘッドを軽減するために、入力シリ
アルデータをバッファするための受信側FIFOと、出
力シリアルデータをバッファするための送信側FIFO
とを別個に設ける。それらのFIFOは、FIFOの内
容と、割込みサービス要求から次の割込みサービス要求
までに経過する時間とに基づいてCPUに対する割込み
要求を調整できる状態機械により制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、マイクロプロ
セッサのシリアル通信の分野に関し、さらに特定すれ
ば、赤外線データ送受信の支援を含む、非同期シリアル
ポートとIEEE1496SBusとの間の改良された
インタフェースに関する。
【0002】
【従来の技術】より一層パワフルなパーソナルコンピュ
ータやワークステーションを開発して行く中で、シリア
ルデータ線を介してデータを受け又は送り出すのと同時
にコンピュータ内部で情報を効率良く処理する能力はそ
の重要性を増している。典型的に見られる最大シリアル
伝送速度は相対的に遅い(すなわち、1200ボー)の
で、中程度の効率の中央処理装置(CPU)でも、処理
タスクによってCPUに重大なオーバヘッドが課される
こともなく、入力シリアルデータを処理できていた。と
ころが、典型的なシリアル伝送速度が増す(すなわち、
14.4Kボーから115Kボー以上)につれて、その
ような入力シリアルデータの処理に際して、さらに大き
なシステム資源の専用利用が必要になってきた。多くの
システムにおいて、入力シリアルデータストリームを十
分な速度で処理できないために入力情報が失われてしま
うような状況に至っている。
【0003】以上述べた問題を解決する1つの方法は、
CPUが入力シリアルデータストリームを処理可能であ
るときにCPUに信号を発生させ、それにより、入力シ
リアルデータストリームの実際の受信をターンオン、タ
ーンオフするように、シリアル通信回路の中に制御信号
を取り入れるという方法であった。データの受信を制限
することによって、通信チェーン全体の有効処理能力は
低下するので、そのような技法は残念ながら最良とはい
いがたい。加えて、そのような基本流れ制御を実行して
も、タイミングの問題を考慮すると、CPUは入力デー
タの流れを適切な時点で適正に停止させることができな
いので、入力情報はそれでも失われてしまうであろう。
【0004】先に述べた問題についての別の解決方法
は、たとえば、16バイトのデータをバッファリングす
る小型内部バッファを組込んだUART(汎用非同期受
信/送信機)として知られている専用シリアル通信回路
の開発であった。この方法には、残念ながら、さらに2
つの欠点がある。第1に、それらのバッファ付きUAR
Tに含まれている内部バッファは非常に小さいので、デ
ータのオーバランを回避するようにデータの流れを状況
に応じて完全にターンオフすることが依然として必要で
ある。第2に、バッファリングがUART自体の内部で
実行されるために、バッファリングプロセスの制御はシ
ステムのCPUから切り離されてしまい、その結果、入
力データの処理の総体的な柔軟性は減少する。
【0005】現在のシリアル通信回路で見られる上記の
制約に加えて、最新のシリアル通信システムの設計に際
して考慮すべきもう1つの点は、従来は情報をハードワ
イヤード接続(光ファイバ又は銅ケーブルなど)を経て
コンピュータシステムに受信させていたが、パーソナル
情報マネージャ(PIM)や、他の手持ち型コンピュー
タ又はその他の形態のポータブルコンピュータの開発に
伴って、端末装置とコンピュータとの無線接続の開発も
見込まれているということである。残念ながら、無線デ
ータ転送に関わる規格はまだ定められておらず、そのた
め、PIMごとに、独自の、多くの場合に互換性をもた
ない無線赤外線データ送受信方式も開発されているので
ある。現在使用されているそのような2つのシステムの
うち1つはHewlett−Packard社が自社製
「パームトップ」型コンピュータ95LX及び100L
Xに使用するために開発したものであり、もう一方はS
harp CorporationがPIM及びApp
le Newtonで使用するために開発したシステム
である。先に述べた通り、それらのシステムは互いに互
換性をもっておらず、実際に、それらのシステムは共に
IR送受信技術に基づいているものの、家庭やオフィス
でオーディオ機器及びビデオ機器の制御用として頻繁に
見られる従来のIR遠隔制御装置との間で互換性をもた
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、主CPUによ
り要求される処理オーバヘッドを増加させることなく、
高速シリアル入出力の処理の改善によって従来の技術の
制約を克服し、加えて、複数の互換性をもたない赤外線
データ伝送規格から発生するシリアル通信を処理するこ
とが可能である改良された非同期シリアル制御回路の必
要性が存在することが確定されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の改良された非同
期シリアル通信回路は複数のシリアルポートと、IEE
E規格1496−1993により定義されるSBusと
の間にインタフェースを構成する。この回路は、割込み
レベル及び割込み頻度を低く維持しつつ高速データ転送
に合わせて最適化されている。
【0008】通信回路は、入力データと出力データを共
にバッファリングするために、実際の通信用UARTの
中に組込まれているバッファとは別個の、それらから離
間した大型FIFOバッファを含む。加えて、SBus
割込みはプログラム可能であるので、現在データ転送速
度と、システムの総体的環境と、実際のシステムローデ
ィングとに基づいて割込み頻度を調整することができ
る。そこで、好ましくは状態機械の形態をとる制御メカ
ニズムは、各々のFIFOバッファの容量と関連させて
主CPUに対する割込みを制御し且つ任意の時点で各々
のFIFOバッファをどの程度で充填しうるかをその最
大容量に占める割合(%)として制御するように実現さ
れる。
【0009】SBus回路カードでの使用に備えて、改
良された回路はFCode PROM又はNVRAMに
ついて要求されるアドレス復号と転送肯定応答を実行で
きる。追加の拡張又は他の改良に際して、改良された回
路は追加の読取り/書込み8ビット装置に対して所要の
復号信号とACK信号を供給することができる。
【0010】最後に、通信回路は、複数の周波数変調規
格並びに現在のパルス変調規格のフォーマットを含めて
現在使用中のフォーマットとの間に互換性をもつフォー
マットのデータの送受信を可能にするために変調、復調
及び入力多重化を処理できる多重モード赤外線送受信シ
ステムを含む。
【0011】表記法及び用語 以下の詳細な説明の大部分は、コンピュータメモリ内部
のデータビット及びデータ構造に関する演算のアルゴリ
ズム及び記号表現によって提示される。それらのアルゴ
リズムによる説明や表現は、データ処理技術に熟達して
いる人がその作業を実質的に最も有効に他の当業者に伝
達するために使用する手段である。
【0012】ここでは、また、一般的にも、所望の結果
に至る首尾一貫したステップのシーケンスであると考え
られている。それらのステップは物理的量の物理的操作
を要求するステップである。通常、それらの量は記憶、
転送、組合わせ、比較及びその他の方法による操作が可
能である電気信号又は磁気信号の形態をとるが、必ずそ
うであるとは限らない。時によっては、主として一般に
使用されている用語であるという理由により、それらの
信号をビットパターン、値、要素、記号、文字、データ
パッケージなどであると好都合であることがわかる。し
かしながら、それらの用語及びそれに類する用語は、全
て、適切な物理的量と関連させるべきものであり、単に
そのような量に便宜上付されたラベルであるにすぎない
ことに留意すべきである。
【0013】さらに、実行される操作を、一般にはオペ
レータが実行する知的動作と関連している加算又は比較
などの用語で呼ぶことが多い。本発明の一部を成す、こ
こで説明する動作のいずれにおいても、そのようなオペ
レータの能力は不要であり、多くの場合に望ましくな
い。動作は機械の動作である。本発明の動作を実行する
のに有用な機械には、汎用デジタルコンピュータ又は他
の類似する装置がある。あらゆるケースにおいて、コン
ピュータを動作させるときの演算の方法とコンピュータ
それ自体の方法との区別に留意すべきである。本発明
は、電気信号又は他の物理的信号(たとえば、機械的信
号、化学信号)を処理して、他の所望の物理的信号を発
生するに際してコンピュータを動作させる方法ステップ
に関する。
【0014】本発明は、それらの動作を実行する装置に
も関する。この装置は要求される目的に合わせて特別に
構成されても良く、あるいは、汎用コンピュータに記憶
させたコンピュータプログラムによってコンピュータを
選択的に起動又は再構成しても良い。ここで提示するア
ルゴリズムは、元来、何らかの特定のコンピュータ又は
他の装置に関連するものではない。詳細にいえば、様々
な汎用機械をここで示す教示に従って書込まれたプログ
ラムと共に使用しても良いが、要求される方法ステップ
を実行するためには、より特殊化した装置を構成するほ
うが好都合であるとわかる場合もある。それらの多種多
様な機械について要求される構造は以下の説明から明白
になるであろう。
【0015】
【実施例】本発明の非同期シリアル制御回路及び赤外線
インタフェースは、カリフォルニア州マウンテンビュー
のSun Microsystems,Inc.が開発
した新たなIEEE1496−1993規格SBusに
基づくワークステーションで実現されるものとして設計
されている。本発明はFIFOバッファ付きUARTの
使用によってシリアル通信を改善し、その結果、入力シ
リアルデータ及び出力シリアルデータを処理するときの
中央処理装置のオーバヘッドは減少する。また、本発明
は、パーソナル情報マネージャ(PIM)間の通信と制
御、並びにIR遠隔制御を使用して制御しうる他の装置
の相互通信と制御を可能にする融通性に富む赤外線(I
R)インタフェースをも提供する。本発明の装置に入出
力供給される信号の詳細な説明をこの明細書の付録の中
に提示する。
【0016】まず、図1を参照すると、マルチインタフ
ェースIR支援を含めて、本発明の非同期制御回路を取
り入れたコンピュータシステムのブロック線図Oが示さ
れている。システムアーキテクチャ全体の各々の素子を
詳細には説明しないが、システムは当業者には良く知ら
れている総合的デザインを具現化したものである。詳細
にいえば、システムは中央処理装置(CPU)として機
能するMicroSPARCIIプロセッサ12を基礎と
している。CPU12は、カリフォルニア州マウンテン
ビューのSun Microsystems,Inc.
が開発したIEEE規格1496−1993SBus3
0のような、64ビット幅であるのが好ましい拡張可能
メモリバス13を介して、システムのその他の部分と通
信する。IEEE規格1496−1993の内容は参考
としてこの明細書にも取り入れられている。
【0017】主要な制御機能は全てSBus30を介し
てCPU12と通信する。それらの機能の中には、シス
テムキーボード、マウス、フロッピーディスクドライブ
及びデェイクロックの時間や電力管理を含むその他の基
本システム機能を支援するSLAVIO機能14を介す
るシステム入出力全般の処理がある。システムは、並列
装置、SCSI装置及びTPE装置を支援するMACI
O機能をさらに含む。音声入出力を支援すると共に、集
積ISDN電話/データ接続を実行するDBRI機能1
8が設けられている。ビデオ支援は、外部モニタと、液
晶表示パネルなどの代替表示装置の双方を支援するよう
に設計されているVIDEO機能20を介して実行され
る。ラップトップ型コンピュータ及びパームトップ型コ
ンピュータの多くで現在見られる拡張ポートを支援する
ために、CPU12はさらにPCMCIA支援回路22
にも接続しているが、この回路は複数のPCMCIAソ
ケットであっても良い。最後に、本発明の改良アーキテ
クチャはCPU12からSBus30を介して、先に述
べたようにIRトランシーバ25をも組込んだ改良非同
期シリアル制御回路(MIC)24に至る直接接続を実
現している。
【0018】次に図2を参照すると、MIC24をさら
に詳細に示すブロック線図が示されている。好ましい実
施例では、システムはIRポートに加えて2つのシリア
ルポートを含む。しかしながら、図示の複雑さを軽減す
るために、一方のシリアルポートとIRポートのみを示
した。第2のシリアルポートも同一の接続を含むものと
考えられる。
【0019】図示する通り、MIC24は16ビットS
Busスレーブインタフェースを支援する。このインタ
フェースは、SBusデータ線52及びSBus制御・
状態信号線54を介して転送される信号を含めて、 data [15:0] [両方向] addr [3:0] [入力] func [2:0] [入力] siz [2:0] [入力] as_ [入力] ack_ [2:0] [出力] sb_rst_ [入力] sb_clk [入力] sel_ [入力] intreq_ [出力] rd [入力] というSBusへの接続を支援すると共に、 mem_rd_ [出力] mem_wr_ [出力] expan_cs_ [出力] を含む、拡張信号線55を介するメモリ拡張接続をさら
に支援する。
【0020】バイト、半語及び語の転送はSBusマス
タによって開始されても良いが、MIC24は常にバイ
ト肯定応答又は半語肯定応答のいずれかをもって応答す
る。この機能性を以下のMIC ADDRESS SP
ACE(func[2:0])の表に示す。
【0021】func入力 選択される機能 支援される転送 肯定応答 000 Prom/NVRAM 読取り/書込み バイト 001 状態レジスタセットA 読取り専用 半語 010 制御レジスタセットA 読取り/書込み 半語 (アドレス0×8を除く) 010 送信側FIFO A 書込み専用 バイト (アドレス0×8) 011 SCCレジスタセットA 読取り/書込み バイト 100 拡張バス 読取り/書込み バイト 101 状態レジスタセットB 読取り専用 バイト 110 制御レジスタセットB 読取り/書込み 半語 (アドレス0×8を除く) 110 送信側FIFO B 書込み専用 バイト (アドレス0×8) 111 SCCレジスタセットB 読取り/書込み バイト
【0022】開始時転送サイズが肯定応答サイズより大
きい場合、SBusマスタは強制的に動的バスサイジン
グを実行する。状態又は制御信号線54でバイト転送が
開始された場合には、SBusマスタは強制的にデータ
をバイトポート52から転送する。バースト転送又は拡
張転送の場合の応答は誤り肯定応答を伴う。送信側FI
FO56が一杯であるときのそのFIFOへの書込み要
求も誤り肯定応答を受信する。
【0023】本発明は8ビット装置をSBusに接続す
るための支援をも実行する。これは、拡張信号線55を
介して伝送される3つの信号の使用によって実現され
る。それら3つの信号とはmem_rd_と、mem_
wr_と、expan_csである。PROM/NVR
AMアドレススペースのSBus読取りが(SBus制
御命令000を使用して)開始されたとき、本発明で
は、mem_rd線をロー状態にする。6クロックの後
に、回路はバイト転送肯定応答をSBusへ送る。肯定
応答時間がこのように長いため、25MhzのSBus
においてアクセス時間が280ns以下である最悪の場
合でもPROMを使用できるのである。SBusサイク
ルの完了時に、mem_rd_はハイ状態にされる。そ
こで、PROM/NVRAMに対するSBus書込みは
mem_we_信号を印加させ且つバイト肯定応答を戻
させる。一実施例では、mem_rd_線をPROMの
イネーブル出力端子に接続しても良く、あるいは、NV
RAMの場合には、SBusの読取りと書込みを実行す
るためにmem_rd_信号とmem_wr_信号を共
に使用しても良い。
【0024】拡張アドレススペースのSBus転送が
(先の表の中に挙げた機能100を使用して)開始され
たとき、本発明では、expan_cs_線をロー状態
にする。転送方向を確定するために、拡張装置はSBu
s rd線を使用しても良い。続いて、6クロック後
に、回路はバイト転送肯定応答をSBusへ送る。
【0025】図2の右側に目を転じると、MIC24の
IR論理80インタフェース部分が示されている。この
回路は図3にもさらに詳細に示されている。先に説明し
た通り、制御回路は周波数変調と、パルス変調送受信プ
ロトコルの双方を支援するためのIRインタフェースを
構成する。好ましい実施例では、IRシステムは全体と
しては2つの部分、すなわち、デジタル論理部分と、ア
ナログ変復調部分とから構成されている。全てのデジタ
ル論理はMIC24に直接に組込まれ、一方、アナログ
素子を外部に配置することにより、システムの融通性を
向上させ且つ将来における新たな変調規格の導入を可能
にするのが好ましいであろう。IR論理はIR_MOD
E及びIR_DIVISORという2つのレジスタによ
って制御される。IR_MODEは送受信に際しての変
調/符号化の型(FM又はPM)を制御し、IR_DI
VISORはIR_MODEがFMモードにあるときの
変調の周波数を制御する。
【0026】まず、信号符号化を見てみると、FM演算
に関しては、出力信号に到達するために非同期直列ビッ
トストリームを信号周波数変調と「OR」演算する。そ
のような変調の1例を図6に示す。図示するように、F
M信号は典型的には20KHzから500KHzの範囲
を有し、500KHzは現在のPIM通信の場合に典型
的な値であり、20KHzから100KHzは需要側遠
隔制御の場合に典型的な範囲であろう。図示する通り、
IR信号は、ビットが「1」である時間中及び符号化す
べき直列信号の「スペーシング」期間中にターンオフさ
れる。開始ビットを含めて、「0」ビットの時間中に
は、IR信号は変調周波数でターンオン、ターンオフさ
れる。そのような方式を実現するために必要とされる変
調回路は、単純に、変調周波数信号をシリアルデータ信
号と結合するORゲートである。
【0027】パルス変調に関しては、図7に示すよう
に、IR信号は、開始ビットを含めて「0」であるどの
ビットについても、そのビット周期の3/16にわたり
ターンオンされる。この機能性を実現するための回路内
の変調回路は、ビットレートの16倍の速さでクロッキ
ングされるのが好ましい状態機械から構成されている。
状態機械に対する入力はUART76からの正規の非同
期直列出力である。状態機械は「0」ビットを探し、ビ
ット時間の3/16の時間にわたり活動状態の信号を押
出し、その出力をビット周期の残る時間については非活
動状態に戻す。
【0028】IR信号復号のプロセスについて説明する
と、周波数変調信号の受信の場合、復号プロセスはアナ
ログ受信回路により実行されるので、MIC回路24に
入力されている信号は標準非同期直列信号として現れ
る。
【0029】パルス変調信号の受信の場合にも、「0」
ビットがビット時間の初めの3/16の時間についての
み活動状態であることを除いて、信号は非同期直列信号
であるものとして現れる。従って、ビットストレッチ機
能が要求される。復号回路は、活動状態に向かう「0」
信号を捕らえるために入力ラッチを採用する状態機械を
含み、全ビット時間にわたって持続する出力パルスを発
生する。出力パルスの途中で、公称ビットレートから逸
脱しているパルスがあれば、それを捕らえるためにラッ
チをリセットする。ビット時間の終了までに活動状態に
向かう端が捕らえられなかったならば、状態機械はその
時点ではビットは「1」ビットであると仮定し、「0」
端を探索し続けるために自らをリセットする。
【0030】デコーダの出力はUART76の入力であ
るので、UARTは開始端を探索し、次に公称ビット周
期の中心へと補間し、公称ビット中心で入力信号をサン
プリングする。たとえば、順次連続する「0」ビットが
受信された場合などに、これにより小さなグリッチは排
除され、たとえば、送信装置と受信回路との間にクロッ
クの不一致がある場合に、実際のビット時間は受信回路
におけるよりわずかに長くなる。この場合、初めの公称
「0」ビット時間の後に公称「0」ビット時間が始まる
たびに短い誤った「1」状態が現れる。UARTが中心
点サンプリングを実行するため、クロック不一致が非同
期装置により通常許容されるレベルを越えない限り、そ
れらのグリッチは検出されない。
【0031】以上述べたIRプロセスを実行しうる回路
のブロック線図を図3に示す。図示する通り、IRブロ
ックを本発明の回路の内部にあるデジタル処理部分90
及び外部にあっても良いアナログ部分100という2つ
のサブシステムに分割しても良い。まず、内部デジタル
処理回路を見てみると、データはSCC(UART)7
6を介してシステムに入出力される。この回路は、標準
シリアル通信に際しては直進するが、変調ゲート91又
はHPエンコーダ状態機械92へも導かれるTX出力を
有する。先に論じた通り、図6に示すようなデータの送
信の場合、送信すべきシリアルデータと混合すべき変調
周波数は変調ゲート91で組合わされる。この変調信号
は何らかの適切な方式で発生されれば良い。好ましい実
現形態では、この信号は素子93,94及び95を経る
ものとして示されているチェーンで供給されるのである
が、このチェーンは19.66MHzクロックから取り
出される適切な変調信号を発生する。一方、採用すべき
変調方式が図7に示す短縮パルスシステムとの間に互換
性を有する場合には、送信すべきシリアル信号を使用し
てHPエンコーダ状態機械92を駆動する。その後、変
調ゲート91又は状態機械92の出力を使用してマルチ
プレクサ96を駆動し、そこで、マルチプレクサ96は
IR素子と関連支援回路101を駆動する。
【0032】データの受信の場合、IR信号は検出器1
02により受信される。この検出器の出力は増幅器10
3を介して調整され、次に復調器104を介して復調さ
れる。図示する通り、復調器104の出力を経路指定す
る方式には、受信されるデータの型に応じて、いくつか
ある。周波数変調信号の場合、データは需要家IR信号
(rx_lo_mod)、Apple Newton
PIMから供給される信号などの高周波数信号(rx_
hi_mod)又はHewlett_Packard
PIMから供給される信号などのパルス変調信号(rx
_p_mod)から取り出されれば良い。図7に示し且
つ先に説明したような、HP95LXから供給される信
号などのパルス変調信号の場合には、シリアルデータを
SCC(UART)76に供給できるようになる以前
に、まず、信号を互換性のあるデューティサイクルに
「ストレッチ」しなければならない。これはパルススト
レッチャ状態機械97で実行され、この状態機械の出力
はマルチプレクサ98に供給される。次に、マルチプレ
クサ98を使用して、標準ハードワイヤードシリアルデ
ータ接続を含めて、上記の全てのシリアルデータ信号か
らSCC(UART)76へ入力を制御する。
【0033】図2に戻って、MIC非同期シリアル通信
回路24の流れ論理制御部分を検討する。本発明の利点
は、他の直列方式とは異なり、本発明がRTS及びCT
Sを含めて自動直列ハードウェア流れ制御を支援するこ
とである。この機能を起動させるためには、RTS自動
制御レジスタとCTS自動制御レジスタの双方をイネー
ブルしなければならない。
【0034】rts_は接続されている直列装置の送信
機を制御する状態出力信号である。RTS_AUTO_
ENレジスタがローにリセットされる(rts自動制御
ディスエーブル)と、rts_線はRTS_STATレ
ジスタにより手動操作で制御される。ところが、RTS
_AUTO_ENレジスタをハイにセットしたときに
は、rts_は本発明の制御論理によって自動的に制御
される。自動rts制御中、受信側FIFOカウントが
61以上になったならば、rts_はディスエーブル
(ハイに)される。受信側UARTでオーバフローが起
こる前に、接続されている直列装置は追加の3つのデー
タバイトを送信しても良い。そこで、受信側FIFOカ
ウントが61より少なくなるまでrts_はディスエー
ブルされたままである。
【0035】cts_は、本発明のシリアルポートから
のデータの伝送を直接に制御するように設定できる制御
入力である。CTS_AUTO_ENレジスタがローに
リセットされると、本発明の送信機は常にイネーブルさ
れ且つcts_線は無視される。ところが、CTS_A
UTO_ENレジスタをハイにセットした場合には、c
ts_は送信側FIFOから各々のUARTへのデータ
の転送を制御する。cts_線がディスエーブルされれ
ば、本発明の制御論理は各々のUARTへのデータの転
送を停止させる。そのとき、UARTには既に2バイト
までのデータが存在していることが可能であり、そのデ
ータは引続き送信ポートからシフトされて行く。UAR
Tに残っているデータが送信され終わったならば、ct
s_線が再び活動状態になるまでデータ送信は停止す
る。
【0036】同様に図2に示すように、MIC回路24
は割込み頻度を少なくするための組込みタイムアウト機
能をさらに含む。効果を得るためには、この機能を1よ
り大きい検出器レベルを有する受信側ウォータマーク検
出器と組合わせて使用しなければならない。タイマセッ
トカウントレジスタは各々の受信側タイマをロードする
ために使用される。受信側タイマは、対応するRX F
IFOに1つのバイトが押し入れられたときにロードさ
れる。受信側タイマは、零に達するか又は新たに受信し
たデータバイトによってセットされるまでSBusクロ
ックごとに減分する。受信側ウォータマークレベルに到
達する前に受信側同調器が零に達したならば、受信側タ
イムアウト割込みが設定される。
【0037】最後に、図2に示すように、SCC(UA
RT)シリアル制御装置が示されている。図示されてい
るSCC装置は1つだけであるが、実際にはポートごと
に1つずつ、2つの装置A及びBを設けることになる。
SCC(UART)は8ビットデータバスを有するの
で、SBusとSCC(UART)との間の全てのデー
タ転送は制御回路の半語データバスの最上位バイトにつ
いて実行される。16C450メガファンクションの詳
細については、LSI ctn0451a仕様書を参
照。さらに、16C450レジスタセット及び全般的動
作の詳細については、National Semico
nductorの16C450(16C550)仕様書
を参照。
【0038】先に述べた通り、本発明においては、MI
C回路は、IR論理80と、SCCUART76と、流
れ制御論理78と、送信側カウンタ68と、受信側カウ
ンタ70と、タイムアウトカウンタ72と、拡張信号5
5と、送信側FIFO56と、受信側FIFO58(入
力として、SCC(UART)からのデータ状態信号を
付録にはDAT_STATビットとして記述されている
3ビットコードに符号化するために使用されるエンコー
ダ66からの信号をも受信する)とに対し制御を実行す
るマスタ状態機械60を含む。マスタ状態機械60はS
Bus52からのデータ及びCSR(制御及び状態レジ
スタ)62とも通信する。書込み復号ブロック64はS
Bus書込み中にどのCSRに書込むべきかを受信した
アドレスに基づいて確定する、すなわち、復号するため
に使用される。
【0039】図4は、本発明から出るSBusへの転送
及びSBusからの転送に関わる状態図である。図示さ
れているのはPROM転送と、CSR読取りと、SCC
(UART)読取りと、制御レジスタ書込みと、SCC
(UART)書込みとに関わる実行状態、並びに違法
(誤り)転送の場合の状態である。図5は、本発明の範
囲内のデータ転送に関わる状態図を示す。ここで図示さ
れているのは、FIFOAループバックモードと、FI
FO Bループバックモードと、SCC(UART)A
のデータが利用可能である状態、SCC(UART)B
のデータが利用可能である状態、SCC(UART)A
が空である状態及びSCC(UART)Bが空である状
態をもさらに含むSCC(UART)転送とに関わる状
態である。
【0040】図4及び図5は、マスタ状態機械(MS
M)60の状態を示す。図示するように、IDLE状態
を除いて、MSM60が1つのsb_clkを越えて1
つの状態にとどまることは決してない。一度に起こり得
る転送は1回だけである(SBus又は内部)。
【0041】次に、MSMが転送に与える優先順位を示
す(1が最高の優先順位である): 1.SCCからRX FIFOへの転送A 2.SCCからRX FIFOへの転送B 3.TX FIFOからRX FIFOへの転送A 4.TX FIFOからRX FIFOへの転送B 5.TX FIFOからSCCへの転送A 6.TX FIFOからSCCへの転送B 7.CSR読取り、制御レジスタ書込み、SCC読取
り、SCC書込み、違法転送
【0042】尚、SBusは一度に1つの型のSBus
転送しか開始させない。従って、全てのSBus転送型
は同じ優先順位を有する。
【0043】図4は、SBus転送と関連する全ての状
態を示す。IDLE状態から出てることができる転送経
路は6つある。SBus sel_入力及びSBus
as_入力が印加されたときに、IDLE状態からの動
きが開始される。取る経路はSBus addr[3:
0]、func[2:0]及びrdの各入力によって制
御される。以下に各々の経路を説明する。
【0044】PROM転送 PROM転送、すなわち、拡張転送が開始されると、M
SMはPR0_SEL1状態へとジャンプする。この状
態にある間、SBus func[2]入力及びrd入
力に従って、mem_rd、mem_wr又はexpa
ns_csのいずれかの出力ピンが活動状態にされる。
印加すべき出力を確定するために次の式を使用する。 mem_rd_ =!(rd&&!func[2]) mem_w_r =!(!rd&&!func[2]) expan_cs_ =!(func[2]); sb_clkごとに、MSBはPROM転送経路を経て
PROM_WAIT1,PROM_WAIT2,PRO
M_WAIT3,PROM_WAIT4,PROM_W
AIT5,PROM_ACKへと動き、次にPROM_
ACK7へ移る。「WAIT」状態を通過している間、
mem_rd_,mem_wr_及びexpans_c
s_の各出力は先に説明したように駆動される。PRO
M_ACK6では、SBus ack_[2:0]出力
はバイトAckコードによって駆動される。この状態に
おいても、転送が書込みであれば、mem_wr_とe
xpans_cs_は非活動状態に駆動される。PRO
M_ACK7では、SBusack_[2:0]出力は
非活動状態とされる。次のsb_clkでMSMはPR
E_IDLE_WAITへ移行する。この状態は、ID
LE状態に移行する前にas_信号及びsel_信号の
印加を停止するようにSBusに1サイクルを与えるた
めに使用される。
【0045】CSR読取り 制御又は状態レジスタのアドレススペースを読取ると
き、MSMはREG_RD状態へ移行する。この状態の
間、データ出力muxはaddr[3:0]入力及びf
unc[2:0]入力により選択される制御又は状態レ
ジスタをデータ[15:0]出力へと駆動する。加え
て、SBus ack_[2:0]出力は半語Ackコ
ードによって駆動される。次の状態では、SBus a
ck[2:0]は非活動状態とされる。RX FIFO
データアドレスが選択された場合、RX FIFOはポ
ップされ、MSMはFIFO_RD_WAIT状態へ移
行する。そうでない場合には、MSMはPRE_IDL
E_WAIT状態へ移行する。FIFO_RD_WAI
TはRX FIFO状態信号に別のSBus読取りを発
行する前に安定するのに十分な時間を与えるためのもの
である。
【0046】SCC読取り SCCアドレススペースを読取るときには、MSMはS
CC_RD状態へ移行する。この状態の間、SCCデー
タバスはSBusデータ[15:8]出力ピンへと駆動
される。さらに、SBus ack[2:0]出力はバ
イトAckコードによって駆動される。次の状態である
PRE_IDLE_WAITでは、SBus ack
[2:0]は非活動状態とされる。
【0047】制御レジスタ書込み 制御レジスタのアドレススペースに書込むときには、M
SMはREG_WRT状態へ移行する。この状態の間、
書込み復号論理はSBusデータ入力を選択されたレジ
スタにラッチする。次の状態において、TX FIFO
が選択された場合、SBus ack_[2:0]出力
はバイトAckコードによって駆動される。そうでなけ
れば、半語AckコードによってSBus ack
[2:0]出力を駆動する。次のsb_clkで、MS
MはINACTIVE_ACK状態へ移行する。この状
態では、SBus ack[2:0]出力は次の状態で
非活動状態にされるべくセットアップされる。
【0048】SCC書込み SCCアドレススペースに書込むときには、MSMはS
CC WRT状態へ移行する。この状態の間、SBus
データ入力はSCCデータバスへと多重化される。次の
状態では、データをラッチし且つバイトAckコードを
駆動する。
【0049】違法転送 違法SBus転送を試みた場合、MSMはERR_AC
K状態へ移行する。違法転送型は一杯の状態のTX F
IFOへの書込み、状態レジスタへの書込み、バースト
SBus転送又は拡張SBus転送である。ERR_A
CK状態にある間、SBus ack[2:0]出力は
次の状態でSBus誤りAckコードによって駆動され
るべくセットアップされる。
【0050】図5は、内部データ転送と関連する全ての
状態を示す。各々の内部転送型はポート(A及びB)ご
とに1つずつ、2つの経路を有する。次に各々の型を説
明する。AポートとBポートに関わる転送型は同一であ
るので、各転送型を一度だけ説明する。
【0051】TX FIFOからRX FIFOへの転
試験モードでは、データをRX FIFOへループバッ
クするようにTX FIFOをセットアップすることが
できる。このTXFF_TO_RXFF試験モードを設
定し且つTX FIFOにデータがあるならば、MSM
はTXFF_TO_RXFF状態へ移行する。この状態
の間、RX FIFOはTX FIFOからのデータに
よってプッシュされる。次の状態では、TX FIFO
をポップする。FIFO及びSCCからの全ての状態信
号がIDLE状態へ移行する前に安定できるようにMS
MはPRE_IDLE_WAIT状態へ移行する。
【0052】SCCからRX FIFOへの転送 SCCがデータ・レディを受信したとき、MSMはSC
CからRX FIFOへの転送を開始する。全ての内部
SCCデータ転送の場合と同様に、SCCに向かうアド
レスを0に切替えなければならない。これはSCC A
DDR SETUP状態で実行される。そこで、MSM
はSCC_TO_RXFF状態へ移行する。この状態の
間、受信データをSCCから読取り、RX FIFOへ
プッシュする。
【0053】TX FIFOからSCCへの転送 SCC送信側バッファが空であり且つTX FIFOに
おいてデータを利用可能であるとき、MSMはTX F
IFOからSCCへの転送を開始する。SCC_ADD
R_SETUP状態でSCCアドレスを設定した後、M
SMはTXFF_TO_SCC状態へ移行する。この状
態の間、最上位のTX FIFOデータをSCCに書込
む。次の状態では、TX FIFOをポップする。
【0054】動作中、システムからシリアルポート(ハ
ードワイヤードポート又はIRポートのいずれか)を介
して送信すべきデータは、まず、TX FIFO56に
バッファされる。このFIFOの制御はマスタ状態機械
60により実行される。次に、このデータをSCC(U
ART)76へ経路指定し、先に説明したように処理す
る。(SBusデータ線52とマルチプレクサ57との
間には直接の接続が図示されているが、実際にはこの接
続はSCC(UART)レジスタのプログラムにのみ使
用され、一方、TX FIFO56は常にデータ専用で
ある。)受信側でも類似の流れが見られるが、受信側で
は、SCC(UART)76に受信された情報を同様に
マスタ状態機械60の制御の下にあるRX FIFO5
8に結合することになる。たとえば、National
16550 UARTで利用可能である内部バッファ
リングと比較した場合、この実現形態において見られる
バッファリングの利点は、16550では内部バッファ
が16バイトの記憶容量であったのに対し、外部で実現
されているRX FIFO58のサイズは64バイトを
記憶できるという点である。加えて、RX FIFO5
8はSCC(UART)76の外部にあるので、CPU
がデータや割込み要求を処理する必要をさらに軽減する
ために、本発明の変形によってRX FIFO58の記
憶容量をさらに拡大することも可能であろうと予測され
る。サイズが大きくなる他にも、RXFIFO58は、
マスタ状態機械60の制御の下に、割込み要求を最小限
に抑える一方でシステム処理能力を最適化するために様
々な方式を実現しうるという点で、融通性の向上も見ら
れる。これはTXカウンタ68、RXカウンタ70及び
タイムアウトカウンタ72と関連して実行可能である。
一実施例では、30文字ごとに割込みを生成するのみと
することを推めている。これはRXカウンタ70により
測定、制御されても良い。しかしながら、(外部IRキ
ーボードなどから)低速で受信されるデータの場合に
は、30文字の受信に何十秒(以上)も要するであろ
う。そのような場合、次に、タイムアウトカウンタ72
をRXカウンタ70と共に使用して、ユーザインタフェ
ースを平滑にするために、30文字以前に強制的に割込
みを発生させる。
【0055】従って、以上の説明からわかるように、本
発明の教示を使用することにより、複数のIRプロトコ
ルに対する支援を含む改良されたシリアル制御回路が提
供されるであろう。改良されたシリアル制御回路を使用
すると、その結果、必要な素子の数は少なくて済み、プ
リント回路基板上の必要物理スペースは縮小され、電力
消費は減少し且つ設計、実現に要するコストは削減され
る。好ましい一実施例では本発明の機能性を単一の集積
回路で具現化しているが、複数のデバイスを使用しても
良く、あるいは、汎用処理エンジン及び適切な制御命令
の使用によってその機能性をシミュレートしても良いと
予測される。最後に、本発明を使用することによって、
IEEE SBusに対する直接の接続が行われるため
に、ハードウェア及びソフトウェアが総称バスとSBu
sとの間で信号とデータを「変換」する必要がなくなる
という点で、現在市場に出ているデバイスと比べて改善
が実現されるのである。
【0056】以上の明細書の中では、特定の実施例を参
照して本発明を説明した。しかしながら、独立した特許
請求の範囲に記載した本発明のより広い趣旨から逸脱せ
ずに様々な変形や変更を実施しうることは明白である。
従って、明細書及び図面は限定的な意味ではなく、例示
としてみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の非同期シリアル制御回路を組込んだ
コンピュータシステムのブロック線図。
【図2】 本発明のシリアル制御経路及びデータ経路の
ブロック線図。
【図3】 本発明の赤外線制御回路のブロック線図。
【図4】 本発明に従ったSBus転送を示す状態図。
【図5】 本発明に従った内部データ転送を示す状態
図。
【図6】 周波数変調赤外線波形の1例を示すタイミン
グ図。
【図7】 パルス変調赤外線波形の1例を示すタイミン
グ図。
【符号の説明】
12…CPU、13…メモリバス、14…SLAVIO
機能、16…MACIO機能、18…DBR機能、20
…VIDEO機能、56…送信側FIFO、57…マル
チプレクサ、58…受信側FIFO、60…マスタ状態
機械、62…CSR、64…書込み復号ブロック、66
…エンコーダ、68…送信側カウンタ、70…受信側カ
ウンタ、72…タイムアウトカウンタ、74…割込み論
理、76…SCC(UART)、78…流れ制御論理、
80…IR論理、90…デジタル処理部分、91…変調
ゲート、92…HPエンコーダ状態機械、96…マルチ
プレクサ、97…パルスストレッチャ状態機械、98…
マルチプレクサ、100…アナログ部分、101…IR
素子/関連支援回路、102…検出器、103…増幅
器、104…復調器。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・エイ・クラーク アメリカ合衆国 95127 カリフォルニア 州・サン ホゼ・クレイトン ロード・ 11560

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル通信回路の外部でシリアルデー
    タを受信、送信する第1の直列受信機/送信機と;前記
    第1の直列受信機/送信機に結合し、前記第1の直列受
    信機/送信機により受信されるデータ及び前記第1の直
    列受信機/送信機により送信されるべきデータを一時的
    に記憶する第1のバッファと;前記第1のバッファに結
    合し、前記第1のバッファとデータ処理システムとの間
    でデータを搬送するシステムデータバスと;前記第1の
    バッファ、前記第1の直列受信機/送信機に入出力され
    る情報の流れと、前記システムデータバスのオン,オフ
    とを制御し、前記第1のバッファがその最大容量の所定
    の割合まで充填されたときにのみデータを前記第1のバ
    ッファに入力させるか又は前記第1のバッファからデー
    タを排除させる第1の制御メカニズムとを具備し、 前記データ処理システムが受信した又は送信されて来た
    全てのシリアルデータに直ちに応答する必要はなく、前
    記第1のバッファの使用によってその応答を遅延できる
    ように、前記データ処理システムに課される負荷を最適
    化できるシリアル通信回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の直列受信機/送信機に結合す
    る第2のバッファをさらに具備し、前記第1のバッファ
    は前記第1の直列受信機/送信機によって受信されてい
    たデータをバッファリングし且つ前記第2のバッファは
    前記第1の直列受信機/送信機により送信すべきデータ
    をバッファリングし、さらに、前記第1の制御メカニズ
    ムは前記第1のバッファ及び前記第2のバッファに入出
    力される情報の流れを制御する請求項1記載のシリアル
    通信回路。
  3. 【請求項3】 前記シリアル通信回路の外部でシリアル
    データを受信、送信する第2の直列受信機/送信機をさ
    らに含む請求項1記載のシリアル通信回路。
  4. 【請求項4】 コンピュータシステムでシリアル通信を
    実行する方法において、 前記コンピュータシステムの外部で生成されたデータを
    受信する過程と;前記受信したデータをバッファにバッ
    ファリングする過程と;利用可能なバッファスペースが
    所定の限界まで充填されたときに前記バッファからシス
    テムデータバスへデータを転送する過程とから成る方
    法。
  5. 【請求項5】 赤外線通信リンクを介するシリアル通信
    が可能なコンピュータシステムにおいて、 中央処理装置と;前記中央処理装置に入出力されるデー
    タを搬送するデータバスと;前記データバスに結合し、
    前記コンピュータシステムに入出力される直列フォーマ
    ットのデータを送信、受信するシリアル制御回路と;前
    記シリアル制御回路に結合し、前記シリアル制御回路か
    ら直列フォーマットのデータを受信し且つ前記シリアル
    データを赤外線放射のビームとして送信すると共に、シ
    リアルデータを含む赤外線放射のビームを受信し、前記
    ビームを復調し且つ前記復調の出力を前記シリアル制御
    回路に結合する赤外線送信機/受信機回路とを具備する
    コンピュータシステム。
JP7030189A 1994-01-27 1995-01-27 非同期シリアル通信回路及び方法 Withdrawn JPH07262111A (ja)

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