JPH07260797A - 分注装置 - Google Patents

分注装置

Info

Publication number
JPH07260797A
JPH07260797A JP4613694A JP4613694A JPH07260797A JP H07260797 A JPH07260797 A JP H07260797A JP 4613694 A JP4613694 A JP 4613694A JP 4613694 A JP4613694 A JP 4613694A JP H07260797 A JPH07260797 A JP H07260797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
container
test liquid
light
reaction container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4613694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Arakawa
弘明 荒川
Toshihiko Matsuhashi
俊彦 松橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4613694A priority Critical patent/JPH07260797A/ja
Publication of JPH07260797A publication Critical patent/JPH07260797A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 試料容器や反応容器に収容された各液体にお
ける液面の位置の測定が簡単且つ正確に行えて、試料容
器からピペッターによって検査液を採取したり、採取し
た検査液を反応容器に分注させる作業が正確且つ簡単に
行えるようになり、分注させる検査液の量が0.5μl
程度の微量な量であっても、検査液を分注させる操作が
自動で正確に行えるようにする。 【構成】 試料容器10に収容された液体11を採取し
て反応容器30に分注させるにあたり、試料容器10や
反応容器30に収容された各液体11,31を透過する
光源60からの光の光量を光量検知手段62,63によ
って検知し、或は光源63からの光が試料容器10や反
応容器30で反射されて戻ってくる光の位置を位置検知
手段64により検知し、各液体11,31の液面位置を
液面算出手段40で算出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料容器内に収容され
た検査液等の液体を採取し、採取した液体を被検査試料
等が収容された反応容器に分注させる分注装置に係り、
特に、試料容器内に収容された検査液等の液体や反応容
器に収容された被検査試料等の液体における液面の位置
を検出するようにした分注装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、血液等の各種の被検査試料を
検査する場合、分注装置により試料容器内に収容された
検査液等の液体を被検査試料が収容された分注用プレー
ト等の反応容器における収容部に分注させて検査を行う
ようにしていた。
【0003】ここで、上記のような分注装置において
は、一般に、図1の(A)に示すように、試料容器10
内に収容された検査液11中にピペッター20の先端に
おけるチップ21を挿入し、このピペッター21によっ
て試料容器10から適当量の検査液11を採取するよう
にしていた。
【0004】そして、このように試料容器10から適当
量の検査液11を採取した後、このピペッター20を試
料容器10から取り出し、被検査液体31を収容させた
分注用プレート等の反応容器30側に移動させ、図1の
(B)に示すように、このピペッター20を被検査液3
1が収容された反応容器30の適当な収容部32に導
き、採取した検査液11をこのピペッター20先端のチ
ップ21から反応容器30の各収容部32に順々に分注
させるようにしていた。
【0005】ここで、上記のようにピペッター20によ
って試料容器10内から検査液11を採取するにあた
り、このピペッター20の先端に設けられたチップ21
を検査液11中に深く挿入させると、図2に示すよう
に、このピペッター20先端のチップ21に検査液11
が多く付着し、検査液11を反応容器30の収容部32
に分注させる際に、チップ21に付着した検査液11が
収容部32に供給されてしまい、この収容部32に供給
される検査液31の量が増加し、反応容器30の各収容
部32に検査液11を正確に分注させることができなく
なるという問題があった。
【0006】また、上記のようにピペッター20によっ
て採取した検査液11をこのピペッター20先端のチッ
プ21から反応容器30の収容部32に分注させる場
合、検査液11の表面張力により、図3に示すように、
この検査液11の一部が収容部32に供給されずに球状
になってチップ21の先端部に残り、反応容器30の収
容部32に正確な量の検査液11を供給することができ
なくなるという問題があり、特に、0.5μl程度の微
量な検査液11を反応容器30の収容部32に分注させ
て検査を行う場合において、上記のように検査液11の
一部が反応容器30の収容部32に供給されずに球状に
なってチップ21の先端部に残ると、正確な検査が行え
なくなるという問題があった。
【0007】そこで、従来においては、上記のようにピ
ペッター20のチップ21に残った検査液11を反応容
器30における収容部32に供給するため、図4に示す
ように、ピペッター20のチップ21に付着した球状の
検査液11を反応容器30の収容部32に収容された被
検査液31の液面に接触させて収容部32に供給するよ
うにしたり、図5に示すように、ピペッター20のチッ
プ21に付着した球状の検査液11を反応容器30にお
ける収容部32の内壁面32aに接触させ、これにより
チップ21に付着した球状の検査液11を収容部32に
供給するようにしていた。
【0008】しかし、上記のようにピペッター20のチ
ップ21に付着した球状の検査液11を反応容器30の
収容部32に収容された被検査液31の液面に接触させ
る場合、ピペッター20を適切な位置に移動させる操作
は困難で、特に、自動的にこのような操作を行うことは
非常に困難であり、ピペッター20を下方に移動させ過
ぎた場合には、チップ21が収容部32に収容された被
検査液31に接触してチップ21に被検査液31が付着
してしまい、その後の検査に支障をきたす等の問題があ
り、このため、ピペッター20におけるチップ21を何
度も取り換えたりする必要が生じた。
【0009】また、ピペッター20のチップ21に付着
した球状の検査液11を反応容器30における収容部3
2の内壁面32aに接触させて収容部32に供給する場
合、チップ21を収容部32の内壁面32aに強く押し
付けなければ、チップ21に付着した検査液11がうま
く収容部32の内壁面32aに接触されず、チップ21
に付着した検査液11の液滴を安定して収容部32に供
給することができない等の問題があった。
【0010】そこで、従来においては、前記のようにピ
ペッター20により試料容器10から検査液11を採取
する場合に、ピペッター20先端のチップ21が検査液
11中に深く挿入されるのを防止したり、また採取した
検査液11を反応容器30の収容部32に分注させる場
合に、ピペッター20のチップ21に残った球状の検査
液11を反応容器30の収容部32に収容された被検査
液31の液面にうまく接触させて収容部32に供給する
ため、試料容器10に収容された検査液11の液面の位
置や、反応容器30の収容部32に収容された被検査液
31の液面の位置を測定し、これらの測定結果に基づい
てピペッター20を自動的に移動させることが行われる
ようになった。
【0011】そして、上記のように試料容器10や反応
容器30における収容部32に収容された各液体11,
31における液面の位置を測定するにあたり、従来にお
いては、超音波センサーを用いて液面の位置を測定する
ようにしたものや、特開平3−24461号公報に示さ
れるように、液面検知電極を液体に接触させてその液面
の位置を測定するようにしたものが開発された。
【0012】しかし、上記のように超音波センサーを用
いた場合、超音波における指向角が広いため、小さな容
器に収容された液体における液面の位置を正確に測定す
ることができず、また5μm以下の非常に短い距離を測
定することも困難であり、試料容器10や反応容器30
の収容部32に収容された各液体11,31における液
面の位置を正確に測定することができないという問題が
あった。
【0013】また、液面検知電極を用いた場合には、こ
の液面検知電極を液体に接触させるため、この液面検知
電極に流れる電流によって液体が電気分解等の電気的作
用を受け、これにより試料容器10や反応容器30の収
容部32に収容された各液体11,31の性質が変化す
るおそれがあり、正確な検査が行えなくなるという問題
があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、試料容器内
に収容された検査液等の液体をピペッターによって採取
し、このように採取した液体を被検査試料等が収容され
た反応容器に分注させる分注装置における上記のような
様々な問題を解決することを課題とするものである。
【0015】特に、本発明は上記のような分注装置にお
いて、試料容器内に収容された検査液等の液体をピペッ
ターによって採取したり、このように採取した液体をピ
ペッターから反応容器に分注させるにあたり、試料容器
や反応容器に収容された各液体における液面の位置の測
定が簡単且つ正確に行えて、試料容器からピペッターに
よって検査液を採取したり、採取した検査液を反応容器
に分注させる作業も正確且つ簡単に行えるようになり、
分注させる検査液の量が0.5μl程度の微量な量であ
っても、検査液を分注させる操作が自動で正確に行える
ようにすることを課題とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る分注装
置においては、上記のような課題を解決するため、試料
容器内に収容された液体を採取し、採取した液体を反応
容器に分注する分注装置において、上記の試料容器及び
/又は反応容器に収容された液体の液面と直交するよう
に光を照射する光源と、この光源から照射されて試料容
器及び/又は反応容器に収容された液体を透過した光の
光量を検知する光量検知手段と、この光量検知手段によ
って検知された光量に基づいて試料容器及び/又は反応
容器に収容された液体の液面の位置を算出する液面算出
手段とを設けるようにしたのである。
【0017】そして、この第1の発明における分注装置
においては、上記の光源として、試料容器や反応容器に
収容された液体にその光の一部が吸光されて、その透過
光量が変化するような波長の光を照射するものを用いる
ようにし、例えば、その光源としてLED等を用いるこ
とができる。
【0018】一方、試料容器や反応容器に収容された液
体を透過した光の光量を検知する光量検知手段として
は、光量によって抵抗値等が変化するCdSセル等の光
センサーを用いることができる。
【0019】また、第2の発明に係る分注装置において
は、上記のような課題を解決するため、試料容器内に収
容された液体を採取し、採取した液体を反応容器に分注
する分注装置において、上記の試料容器及び/又は反応
容器に収容された液体の液面に対して光を照射する光源
と、この光源から照射された光が液体が収容された試料
容器及び/又は反応容器において反射されて戻ってくる
反射光の位置を検知する位置検知手段と、この位置検知
手段によって検知された反射光の位置に基づいて試料容
器及び/又は反応容器に収容された液体の液面の位置を
算出する液面算出手段とを設けるようにしたのである。
【0020】そして、この第2の発明における分注装置
においては、その光源としては、一般にスポット径が小
さく、十分な光量の光を照射できるものを使用すること
が好ましく、例えば、その光源としてレーザー等を用い
ることができる。
【0021】
【作用】第1の発明における分注装置においては、試料
容器内に収容された検査液等の液体をピペッターによっ
て採取する場合や、ピペッターによって試料容器から採
取した液体を被検査試料等の液体が収容された反応容器
に分注させる場合に、光源から上記の試料容器内に収容
された液体の液面や、反応容器に収容された液体の液面
に対して直交する光を照射し、試料容器や反応容器に収
容された液体を透過した光の光量を光量検知手段によっ
て検知し、この光量検知手段によって検知された結果に
基づいて液面算出手段により試料容器や反応容器に収容
された各液体の液面の位置を算出する。
【0022】また、第2の発明における分注装置におい
ては、試料容器内に収容された検査液等の液体をピペッ
ターによって採取する場合や、ピペッターによって試料
容器から採取した液体を被検査試料等の液体が収容され
た反応容器に分注させる場合に、光源から試料容器内に
収容された液体の液面や、反応容器に収容された液体の
液面に対して光を照射し、照射された光が上記の試料容
器や反応容器において反射されて戻ってくる反射光の位
置を位置検知手段によって検知し、この位置検知手段に
よって検知された反射光の位置に基づいて、液面算出手
段により試料容器や反応容器に収容された各液体の液面
の位置を算出する。
【0023】ここで、上記の第1及び第2の発明におけ
る分注装置のようにして、試料容器や反応容器に収容さ
れた各液体における液面の位置を算出すると、超音波セ
ンサーのように指向角が広くないため、超音波センサー
を用いた場合に比べて、試料容器や反応容器に収容され
た各液体における液面の位置の測定が正確に行えるよう
になり、また液面検知電極を液体に接触させて液面の位
置を測定する場合のように、液面検知電極に流れる電流
による電気的作用によって試料容器や反応容器に収容さ
れた各液体の性質が変化するということもない。
【0024】そして、第1及び第2の発明の分注装置に
おいては、上記のようにして試料容器内に収容された検
査液等の液体の液面位置を算出した後、これに基づいて
ピペッターを移動させ、このピペッターの先端を試料容
器内に収容された検査液等の液体中に適当な深さまで挿
入させて液体を採取する。
【0025】このようにして試料容器内から検査液等の
液体を採取すると、従来のように、ピペッターが検査液
等の液体中に深く挿入されて、ピペッターの先端に液体
が多く付着するということがなくなり、試料容器内から
検査液等の液体を正確に採取できるようになる。
【0026】また、上記のようにして試料容器内から検
査液等の液体を採取した後、採取した検査液等の液体を
ピペッターから被検査試料等の液体が収容された反応容
器に分注させる場合には、上記のようにして算出した反
応容器内における液体の液面の位置に基づいて、ピペッ
ターを適当量移動させて、反応容器内に採取した検査液
等の液体を分注させると共に、表面張力により球状にな
ってピペッターの先端に残留する検査液等の液体を反応
容器内における被検査試料等の液体の液面に接触させて
反応容器内に供給させるようにする。
【0027】このようにすると、採取した検査液等の液
体をピペッターから反応容器に分注させる場合に、ピペ
ッターが反応容器に収容された被検査試料等の液体に接
触して、ピペッターの先端に被検査試料等の液体が付着
するということがなくなると共に、検査液等の液体を正
確に反応容器内に分注させることができ、特に、分注さ
せる検査液等の液体の量が0.5μl程度の微量であっ
ても正確な分注が行えて、正確な検査が行えるようにな
ると共に、このような分注操作を自動化できるようにな
る。
【0028】
【実施例】以下、この発明の実施例に係る分注装置を添
付図面に基づいて具体的に説明する。
【0029】(実施例1)この実施例における分注装置
においては、図6及び図7に示すように、コントロール
ボックス40により制御される3軸ロボット50にピペ
ッター20を取り付け、この3軸ロボット50によって
ピペッター20をX軸,Y軸,Z軸の3軸方向に移動さ
せるようにすると共に、このピペッター20の近傍にL
EDからなる光源60を取り付けている。
【0030】一方、上記のピペッター40によって採取
する検査液11を収容させる試料容器10には透明材料
で構成されたのものを用い、上記の光源60から照射さ
れた光がこの試料容器10を透過できるようにすると共
に、この試料容器10の下に上記の光源60から照射さ
れて検査液11を透過した光の光量を検知する光量検知
手段61としてCdSセルを設けている。
【0031】また、ピペッター20によって採取された
検査液11を分注させる反応容器30としては、底部が
半球状に凹んだ収容部32が複数設けられた分注用プレ
ートを用いると共に、この反応容器30も上記の試料容
器10の場合と同様に透明材料で構成し、光源60から
照射された光がこの反応容器30を透過できるようにし
ている。そして、この反応容器30の収容部32内に検
査を行う被検査液31を収容させると共に、この反応容
器30の下に光源60から照射されて被検査液31を透
過した光の光量を検知する光量検知手段62としてCd
Sセルを設けている。
【0032】また、上記のように3軸ロボット50を制
御するコントロールボックス40に対しては、採取する
検査液11が収容された試料容器10の設定、検査液1
1の採取量、検査液11を分注させる反応容器30の設
定、検査液11を分注させる回数、分注させる検査液1
1の量等の分注条件を、パソコン等の入力手段41から
入力するようにしている。
【0033】そして、このように入力手段41から分注
条件が入力されるコントロールボックス40において
は、図8のブロック図に示すように、入力手段41から
入力された分注条件がインターフェイス42を通してC
PU43に与えられるようになっている。
【0034】また、このコントロールボックス40には
ROM44が設けられており、このROM44には、分
注条件に応じた操作手順や、検査液11及び被検査液3
1の種類に応じて透過光量と液面位置との関係を定めた
基準データ等が格納されている。
【0035】そして、上記のように分注条件がCPU4
3に与えられると、ROM44に格納された上記の分注
条件に対応する操作手順に基づいて、上記CPU43が
インターフェイス42を通してモータ駆動部45,光源
駆動部46,ピペッター駆動部47に信号を与えるよう
になっている。
【0036】また、このようにモータ駆動部45に信号
が与えられると、これに基づいて、3軸ロボット50に
設けられたモータ51が駆動し、これにより3軸ロボッ
ト50に取り付けられたピペッター20がX軸,Y軸及
びZ軸方向に適当な距離だけ移動するようになってい
る。また、光源駆動部46に信号が与えられると、これ
に基づいて、上記光源60から試料容器10に収容され
た検査液11の液面や、反応容器30の収容部32に収
容された被検査液31の液面に対して光をその上方から
照射するようになっている。また、ピペッター駆動部4
7に信号が与えられると、これに基づいて、ピペッター
20が駆動し、試料容器10から検査液11を採取した
り、採取した検査液11を被検査液31が収容された反
応容器30の収容部32に吐出させるようになってい
る。
【0037】一方、上記のように光源駆動部46に信号
が与えられて、光源60から試料容器10に収容された
検査液11の液面や、反応容器30の収容部32に収容
された被検査液31の液面に対して光が上方から照射さ
れると、検査液11を透過した光の光量が上記の光量検
知手段61によって、また被検査液31を透過した光の
光量が上記の光量検知手段62によって検知されるよう
になる。そして、このように検知されたそれぞれの光量
が光量検知手段61,62に用いたCdSセルの抵抗値
としてそれぞれ上記のコントロールボックス40に入力
されるようになっている。
【0038】このようにして、検査液11を透過した光
の光量や、被検査液31を透過した光の光量が光量検知
手段61,62に用いた各CdSセルの抵抗値としてコ
ントロールボックス40に入力されると、このコントロ
ールボックス40におけるR/V変換部48において上
記の抵抗値が電圧値に変換され、次いでこの電圧値がA
/D変換部49においてデジタル信号に変換され、この
デジタル信号がインターフェイス42を通して上記のC
PU43に与えられる。
【0039】そして、このCPU43において、上記の
ROM44に格納された対応する検査液11や被検査液
31に関する基準データと比較し、これに基づいて試料
容器10に収容された検査液11の液面位置や、反応容
器30の収容部32に収容された被検査液31の液面位
置を算出するようになっている。
【0040】また、このようにして算出された検査液1
1や被検査液31の液面位置に基づいて、上記CPU4
3からモータ駆動部45に信号を与え、これにより3軸
ロボット50に取り付けられたピペッター20をZ軸方
向すなわち上下方向に適当な距離だけ移動させるように
なっている。
【0041】次に、この実施例における分注装置におい
て、適当な試料容器10内に収容された検査液11をピ
ペッター20によって採取し、このように採取した検査
液11を適当な反応容器30において被検査液31が収
容された収容部32に順々に分注させる場合を、上記図
8に示すブロック図及び図9に示すフローチャートに基
づいて具体的に説明する。
【0042】まず、パソコン等の入力手段41におい
て、前記のようにピペッター20によって採取する検査
液11が収容された試料容器10、検査液11の採取
量、検査液11を分注させる反応容器30、検査液11
を分注させる回数N、分注させる検査液11の量の等の
分注条件を設定し(S1)、この分注条件をコントロー
ルボックス50に入力する。
【0043】そして、このように入力手段41により分
注条件が入力されると、入力された分注条件がインター
フェイス42を通してCPU43に与えられ、前記のよ
うにROM44に格納された上記の分注条件に対応する
操作手順に従って、上記CPU43が分注動作を開始す
る(S2)。
【0044】ここで、分注動作としては、まずCPU4
3からモータ駆動部45に信号を与えて、3軸ロボット
50に設けられたモータ51を駆動させ、これにより、
この3軸ロボット50に取り付けられたピペッター20
をX軸及びY軸方向に移動させて、ピペッター20を採
取する検査液11が収容された試料容器10の上方に導
き(S3)、この状態で、上記CPU43から光源駆動
部46に信号を与え、これにより光源60を駆動させ
て、上記の検査液11の液面に対して光を上方から照射
する(S4)。
【0045】そして、このように照射されて検査液11
を透過した光の光量をCdSセルを用いた光量検知手段
61によって検知し、この結果を、前記のように抵抗値
としてコントロールボックス40に入力し、前記のよう
にR/V変換部48,A/D変換部49,インターフェ
イス42を通してその結果をCPU43に与え、このC
PU43において、上記の結果をROM44に格納され
た上記の検査液11に関する基準データと比較し、試料
容器10に収容された検査液11の液面の位置を算出す
る(S5)。
【0046】次に、上記のようにして算出した検査液1
1の液面の位置に基づき、CPU43からモータ駆動部
45に信号を与え、3軸ロボット50のモータ51を駆
動させて3軸ロボット50に取り付けられたピペッター
20をZ軸の下方向に移動させて(S6)、ピペッター
20の先端におけるチップ21を試料容器10の検査液
11の中に適当な深さまで挿入させる。
【0047】そして、この状態で、CPU43からピペ
ッター駆動部47に信号を与え、ピペッター20におい
て吸引動作を行い、試料容器10から所定量の検査液1
1を採取する(S7)。なお、このようにして検査液1
1を採取すると、ピペッター20の先端におけるチップ
21が必要以上に試料容器10の検査液11の中に挿入
されるということがなく、ピペッター20のチップ21
に検査液11が付着するということも少なくなり、検査
液11の採取が正確に行えるようになる。
【0048】また、このようにしてピペッター20によ
り適当量の検査液11を採取した後は、CPU43から
モータ駆動部45に信号を与え、3軸ロボット50のモ
ータ51を駆動させて、3軸ロボット50に取り付けら
れたピペッター20をZ軸の上方向に移動させ(S
8)、その後、3軸ロボット50に取り付けられたピペ
ッター20をX軸及びY軸方向に移動させて、採取した
検査液11を分注させる反応容器30の適当な位置にお
ける収容部32の上方の位置にピペッター20を導くよ
うにする(S9)。
【0049】そして、この状態で、上記CPU43から
光源駆動部46に信号を与え、これにより光源60を駆
動させて、上記の収容部32に収容された被検査液31
の液面に対して光を上方から照射し(S10)、このよ
うに照射されて被検査液31を透過した光の光量をCd
Sセルを用いた光量検知手段62によって検知し、この
結果を、前記の検査液11の場合と同様にしてCPU4
3に与え、このCPU43において、上記の結果をRO
M44に格納された上記の被検査液31に関する基準デ
ータと比較して、収容部32に収容された被検査液31
の液面の位置を算出する(S11)。
【0050】次に、このようにして算出された被検査液
31の液面の位置に基づき、CPU43からモータ駆動
部45に信号を与え、3軸ロボット50のモータ51を
駆動させて、3軸ロボット50に取り付けられたピペッ
ター20をZ軸の下方向に移動させ(S12)、ピペッ
ター20の先端におけるチップ21を被検査液31が収
容された収容部32内に導くようにする。
【0051】そして、この状態でピペッター20先端の
チップ21から採取した検査液11を上記の収容部32
に所定量吐出させる(S13)と共に、このピペッター
20先端のチップ21に球状になって残留する検査液1
1の液滴を収容部32に収容された被検査液31の液面
に接触させて、チップ21に残留する検査液11の液滴
を収容部32に供給する。このようにして採取した検査
液11を収容部32に供給させると、チップ21に検査
液11の液滴が残留するということがなく、所定量の検
査液11が収容部32に正確に供給されるようになると
共に、ピペッター20先端のチップ21が収容部32に
収容された被検査液31に接触して、チップ21に被検
査液31が付着するということもない。
【0052】次に、上記のようにしてピペッター20先
端のチップ21から所定量の検査液11を収容部32に
供給させた後は、CPU43からモータ駆動部45に信
号を与え、これにより3軸ロボット50のモータ51を
駆動させて、3軸ロボット50に取り付けられたピペッ
ター20をZ軸の上方向に移動させる(S14)。
【0053】その後は、分注条件で定められたN回の分
注を行うまで、上記の(S9)〜(S14)までの操作
を繰り返して行い(S15)、検査液11を反応容器3
0における収容部32にN回分注させた後は、CPU4
3からモータ駆動部45に信号を与え、これにより3軸
ロボット50のモータ51を駆動させ、ピペッター20
を元の初期位置に戻すようになっている(S16)。
【0054】なお、この実施例の分注装置においては、
ピペッター20によって試料容器10内に所定量の検査
液11を採取するにあたり、算出した検査液11の液面
の位置に基づき、ピペッター20の先端におけるチップ
21を試料容器10の検査液11の中に適当な深さまで
挿入して検査液11を採取するようにしたが、試料容器
10の内部面積が小さく、ピペッター20によって検査
液11を採取するに連れて、検査液11の液面が下降す
るような場合には、前記のようにして試料容器10にお
ける検査液11の液面位置を算出しながら、ピペッター
20を検査液11の液面の下降に伴って下方に移動させ
ることが好ましい。
【0055】すなわち、上記のようにしてピペッター2
0により検査液11を採取すると、検査液11中に挿入
させるチップ21の部分を短くすることができ、チップ
21に付着する検査液11の量をより少なくできるよう
になる。
【0056】また、ピペッター20から所定量の検査液
11を反応容器30の各収容部32に分注させるにあた
り、この実施例の分注装置においては、前記のように収
容部32における被検査液31の液面を算出した後、こ
れに基づいて、ピペッター20のチップ21を収容部3
2に導き、このチップ21から検査液11を収容部32
に所定量吐出させると共に、このチップ21に残留する
検査液11の液滴を収容部32に収容された被検査液3
1の液面に接触させて供給するようにしたが、チップ2
1から検査液11を収容部32に吐出させた後、再度、
収容部32における液面位置を算出し、これに基づい
て、ピペッター20の位置を微調整して、チップ21に
残留する検査液11の液滴を収容部32の液面に接触さ
せて供給するようにしてもよい。
【0057】なお、上記のように検査液11を収容部3
2に吐出させた後、再度、収容部32における液面位置
を算出し、これに基づいて、ピペッター20の位置を微
調整してチップ21に残留する検査液11の液滴を収容
部32の液面に接触させるようにすると、チップ21に
残留する検査液11の液滴を収容部32の液面に接触さ
せる操作が確実に行え、誤ってチップ21が収容部32
の液面に接触するということがなくなる。
【0058】さらに、この実施例の分注装置において
は、ピペッター20先端のチップ21に残留する検査液
11の液滴を反応容器30の収容部32に供給するにあ
たり、チップ21に残留する検査液11の液滴を収容部
32に収容された被検査液31の液面に接触させるよう
にしたが、チップ21に残留する検査液11の液滴を収
容部32に供給する方法は、特にこのような方法に限ら
れず、チップ21に残留する検査液11の液滴を収容部
32の内壁面32aに接触させて収容部32に供給させ
るようにしてもよい。
【0059】また、このようにしてチップ21に残留す
る検査液11の液滴を収容部32に供給する場合、チッ
プ21に残留する検査液11の液滴がうまく収容部32
の内壁面32aに接触されるようにするため、図10に
示すように、チップ21の先端部を斜めに切り欠き、こ
の切り欠き部分21aを収容部32の内壁面32aに沿
わせて、チップ21先端における検査液11の液滴を収
容部32の内壁面32aに接触させるようにすることが
好ましい。
【0060】(実施例2)この実施例における分注装置
も、上記実施例1の分注装置とほぼ同様に構成されてお
り、試料容器10に収容された検査液11の液面や、反
応容器30の収容部32に収容された被検査液31の液
面の位置を検知する方法が異なるだけであるため、この
実施例においては、上記実施例1の分注装置と異なる部
分について具体的に説明する。
【0061】ここで、この実施例の分注装置において
は、3軸ロボット50に取り付けられたピペッター20
の近傍に、図11の(A),(B)に示すように、試料
容器10に収容された検査液11の液面や反応容器30
の収容部32に収容された被検査液31の液面に対して
レーザー光を照射する光源63と、この光源63から照
射された光が試料容器10や反応容器30において反射
されて戻ってきた反射光の位置を検知する光センサーか
らなる位置検知手段64とを一体にしたものを設けてい
る。
【0062】また、上記の光源63から照射されたレー
ザー光を試料容器10や反応容器30において反射させ
るため、この実施例においては、試料容器10や反応容
器30の底部に白紙等の反射部材65を配している。
【0063】そして、この実施例における分注装置にお
いて、試料容器10に収容された検査液11の液面や、
反応容器30の収容部32に収容された被検査液31の
液面の位置を検知するにあたっては、ピペッター20を
上記実施例1の場合と同様にして、検査液11が収容さ
れた試料容器10の上方や、被検査液31が収容された
反応容器30における収容部32の上方に導き、上記の
ように光源63と位置検知手段64とが一体になったも
のを、検査液11が収容された試料容器10の上方や、
被検査液31が収容された反応容器30における収容部
32の上方に位置させる。
【0064】次いで、上記のような状態で光源63から
試料容器10に収容された検査液11の液面や、反応容
器30の収容部32に収容された被検査液31の液面に
対してレーザー光を照射し、このレーザー光が試料容器
10の底部や反応容器30の底部に設けられた反射部材
65によって反射されて戻ってくる反射光の位置を上記
の位置検知手段64によって検知し、この検知結果をコ
ントロールボックス40に入力させる。
【0065】そして、このようにコントロールボックス
40に入力された結果に基づき、コントロールボックス
40内におけるCPU43において、ROM44に予め
格納されている検査液11や被検査液31に関する基準
データと比較し、試料容器10に収容された検査液11
の液面の位置や、反応容器30の収容部32に収容され
た被検査液31の液面の位置を算出する。
【0066】ここで、上記の図11の(A),(B)に
示すように、反応容器30の収容部32に収容された被
検査液31の液面の位置が変化した場合を比較すると、
同図(A)に示すように、収容部32に収容された被検
査液31の液面の位置が低い場合には、被検査液31に
入射された光が上記の反射部材65で反射されてこの被
検査液31から出射されるまでの距離が短くなり、この
ため、被検査液31が存在しない状態で光が反射部材6
5により反射されて戻ってくる反射光の位置に近くな
り、位置検知手段64によって検知される反射光の位置
が光源63から離れた位置になる。これに対して、同図
(B)に示すように、収容部32に収容された被検査液
31の液面の位置が高い場合には、被検査液31に入射
され光が上記の反射部材65で反射されてこの被検査液
31から出射されるまでの距離が長くなり、このため、
被検査液31が存在しない状態で光が反射部材65によ
り反射されて戻ってくる反射光の位置との差が大きくな
り、位置検知手段64によって検知される反射光の位置
が光源63に近づくようになる。
【0067】そして、上記のように試料容器10に収容
された検査液11の液面の位置を算出した場合には、前
記実施例1の場合と同様に、算出された検査液11の液
面位置に基づいて、ピペッター20を適当な距離だけ下
方に移動させ、ピペッター20先端のチップ21を試料
容器10における検査液11の中に適当な深さまで挿入
させて、このピペッター20により試料容器10から所
定量の検査液11を採取する。
【0068】このようにすると、前記実施例1の分注装
置の場合と同様に、ピペッター20先端のチップ21が
必要以上に試料容器10の検査液11の中に挿入される
ということがなく、ピペッター20のチップ21に検査
液11が付着するということが少なくなり、検査液11
の採取が正確に行えるようになる。
【0069】また、上記のようにして反応容器30の収
容部32に収容された被検査液31の液面の位置を算出
した場合も、前記実施例1の場合と同様に、算出された
被検査液31の液面位置に基づいて、ピペッター20を
適当な距離だけ下方に移動させて被検査液31が収容さ
れた収容部32に導き、この状態で、採取した検査液1
1をピペッター20先端のチップ21から収容部32に
所定量吐出させると共に、このピペッター20先端のチ
ップ21に残留する検査液11の液滴を収容部32に収
容された被検査液31の液面に接触させて、チップ21
に残留する検査液11の液滴を収容部32に供給する。
【0070】このようにすると、前記実施例1の分注装
置の場合と同様に、チップ21に検査液11の液滴が残
留するということがなく、所定量の検査液11が収容部
32に正確に供給されるようになると共に、ピペッター
20先端のチップ21が収容部32に収容された被検査
液31に接触して、チップ21に被検査液31が付着す
るということもない。
【0071】なお、この実施例2における分注装置にお
いては、光源63から照射したレーザー光を試料容器1
0や反応容器30の底部に設けた反射部材65において
反射させ、このように反射された反射光が戻る位置を位
置検知手段64により検知するようにしたが、光源63
から照射した光を試料容器10に収容された検査液11
の液面や、反応容器30の収容部32に収容された被検
査液31の液面において反射させ、これらの液面で反射
されて戻ってくる反射光の位置を位置検知手段64によ
り検知して、試料容器10に収容された検査液11の液
面位置や、反応容器30の収容部32に収容された被検
査液31の液面位置を算出するようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように、本願の第1の発明
及び第2の発明における分注装置においては、試料容器
内に収容された検査液等の液体の液面位置や、試料容器
から採取した液体をピペッターによって分注させる反応
容器内に収容された被検査試料等の液体の液面位置を測
定するにあたり、試料容器や反応容器に収容された各液
体を透過してくる光源からの光の光量を光量検知手段に
よって検知し、或は試料容器や反応容器において反射さ
れて戻ってくる反射光の位置を位置検知手段により検知
して、各液体の液面位置を算出するようにしたため、指
向角が広い超音波センサーを用いた場合に比べて、試料
容器や反応容器に収容された各液体における液面の位置
の測定が正確に行えると共に、液面検知電極を液体に接
触させて液面の位置を測定する場合のように、液面検知
電極に流れる電流による電気的作用により各液体の性質
が変化するということもなかった。
【0073】この結果、本願の第1の発明及び第2の発
明における分注装置においては、試料容器からピペッタ
ーによって検査液等の液体を採取したり、採取した検査
液等の液体をピペッターによって反応容器に分注させる
際に、試料容器内に収容された検査液等の液体の液面位
置や、反応容器内に収容された被検査試料等の液体の液
面位置を正確に検知して分注操作を行うことができ、ピ
ペッターに検査液等の液体が付着したり、ピペッターに
検査液等の液体の液滴が残留したり、ピペッターに被検
査試料等の液体が付着したりするのを簡単に制御するこ
とができ、分注操作が簡単且つ正確に行えるようにな
り、特に、分注させる液体の量が0.5μl程度の微量
であっても、その分注操作が簡単且つ正確に行えて、こ
のような分注操作を自動化できるようになると共に、被
検査試料等の正確な検査が行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピペッターによって検査液を採取する状態及び
採取した検査液を被検査液が収容された反応容器の収容
部に分注させる状態を示した概略断面図である。
【図2】ピペッター先端のチップに検査液が付着した状
態を示した部分説明図である。
【図3】ピペッター先端のチップに検査液の液滴が残っ
た状態を示した概略断面図である。
【図4】ピペッターのチップに付着した検査液の液滴を
反応容器の収容部に収容された被検査液の液面に接触さ
せる状態を示した概略断面図である。
【図5】ピペッターのチップを反応容器の収容部の内壁
面に接触させて検査液の液滴を供給する状態を示した概
略断面図である。
【図6】この発明の実施例1における分注装置を示した
概略正面図である。
【図7】同実施例の分注装置を示した概略平面図であ
る。
【図8】同実施例における分注装置を示したブロック図
である。
【図9】同実施例の分注装置によって分注操作を行う工
程を示したフローチャートである。
【図10】同実施例の分注装置において、ピペッター先
端のチップの状態を変更させて検査液を収容部に供給す
る状態を示した概略断面図である。
【図11】この発明の実施例2における分注装置におい
て、反応容器に収容された検査液の液面を検知する状態
を示した概略断面図である。
【符号の説明】
10 試料容器 11 検査液(液体) 20 ピペッター 21 チップ 30 反応容器 31 被検査液(液体) 40 コントロールボックス(液面算出手段) 41 入力手段 42 インターフェイス 43 CPU 44 ROM 45 モータ駆動部 46 光源駆動部 47 ピペッター駆動部 48 R/V変換部 49 A/D変換部 60 光源 61,62 光量検知手段 63 光源 64 位置検知手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料容器内に収容された液体を採取し、
    採取した液体を反応容器に分注する分注装置において、
    上記の試料容器及び/又は反応容器に収容された液体の
    液面と直交するように光を照射する光源と、この光源か
    ら照射されて試料容器及び/又は反応容器に収容された
    液体を透過した光の光量を検知する光量検知手段と、こ
    の光量検知手段によって検知された光量に基づいて試料
    容器及び/又は反応容器に収容された液体の液面の位置
    を算出する液面算出手段とを設けたことを特徴とする分
    注装置。
  2. 【請求項2】 試料容器内に収容された液体を採取し、
    採取した液体を反応容器に分注する分注装置において、
    上記の試料容器及び/又は反応容器に収容された液体の
    液面に対して光を照射する光源と、この光源から照射さ
    れた光が試料容器及び/又は反応容器において反射され
    て戻ってくる反射光の位置を検知する位置検知手段と、
    この位置検知手段によって検知された反射光の位置に基
    づいて試料容器及び/又は反応容器に収容された液体の
    液面の位置を算出する液面算出手段とを設けたことを特
    徴とする分注装置。
JP4613694A 1994-03-16 1994-03-16 分注装置 Pending JPH07260797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4613694A JPH07260797A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 分注装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4613694A JPH07260797A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 分注装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07260797A true JPH07260797A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12738572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4613694A Pending JPH07260797A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 分注装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07260797A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291588A (ja) * 2000-02-04 2001-10-19 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 薄膜形成装置及びそれを用いた自発光装置の作製方法
JP2004028683A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Juki Corp 自動分注装置及び液体分注方法
WO2006106870A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Shimadzu Corporation 反応容器における分注方法及び反応容器処理装置
JP2009189257A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Nikkyo Technos Kk セミインタクト細胞調製装置
JP2010169579A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
JP2012038739A (ja) * 2000-02-04 2012-02-23 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光装置の作製方法
JPWO2015079829A1 (ja) * 2013-11-26 2017-03-16 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JP2019117076A (ja) * 2017-12-26 2019-07-18 川崎重工業株式会社 分注装置及び分注方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012038739A (ja) * 2000-02-04 2012-02-23 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光装置の作製方法
JP2017208348A (ja) * 2000-02-04 2017-11-24 株式会社半導体エネルギー研究所 膜の作製方法
JP2001291588A (ja) * 2000-02-04 2001-10-19 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 薄膜形成装置及びそれを用いた自発光装置の作製方法
JP2016033920A (ja) * 2000-02-04 2016-03-10 株式会社半導体エネルギー研究所 膜の作製方法
JP2014167924A (ja) * 2000-02-04 2014-09-11 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 膜の作製方法
JP2004028683A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Juki Corp 自動分注装置及び液体分注方法
JPWO2006106870A1 (ja) * 2005-03-30 2008-09-11 株式会社島津製作所 反応容器における分注方法及び反応容器処理装置
JP4621247B2 (ja) * 2005-03-30 2011-01-26 株式会社島津製作所 反応容器における分注方法及び反応容器処理装置
WO2006106870A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Shimadzu Corporation 反応容器における分注方法及び反応容器処理装置
JP2009189257A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Nikkyo Technos Kk セミインタクト細胞調製装置
JP2010169579A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
JPWO2015079829A1 (ja) * 2013-11-26 2017-03-16 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JP2019117076A (ja) * 2017-12-26 2019-07-18 川崎重工業株式会社 分注装置及び分注方法
US11391722B2 (en) 2017-12-26 2022-07-19 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Dispensing apparatus and dispensing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4095968B2 (ja) 液体分注装置、それを用いた自動分析装置、及び液面検出装置
US8721966B2 (en) Chemical analyzer, method for dispensing and dilution cup
US7256045B2 (en) Analyzer with sample quality measurement, and method
JP7414911B2 (ja) 自動分析装置
CN101377520B (zh) 自动分析装置
JP2006343163A (ja) 自動分析装置
CN101726608A (zh) 检体分析装置以及检体分析方法
EP2525230A1 (en) Automatic analyzing device
CN110291405B (zh) 自动分析装置和自动分析装置中的清洗机构
US11422143B2 (en) Sample measuring apparatus and sample measuring method
JP6567873B2 (ja) 自動分析装置
WO2016136377A1 (ja) 自動分析装置
JP2007303937A (ja) 自動分析装置
JPH01219669A (ja) 液体試料容器の類別検出方法
JP2017021030A (ja) 自動分析装置で液体をピペッティングする方法
JPH07260797A (ja) 分注装置
JP5312834B2 (ja) 血液凝固分析装置、血液凝固分析方法、及び、コンピュータプログラム
JP3121818U (ja) 液体分注装置、それを用いた自動分析装置、及び円筒形状計測装置
JP6766155B2 (ja) 自動分析装置
JP2009244029A (ja) 血液凝固分析装置、血液凝固分析方法、及びコンピュータプログラム
US20060292038A1 (en) Automated sample analyzer and cuvette
JP2009281914A (ja) 自動分析装置および分注精度確認方法
JP6896936B2 (ja) 自動分析装置
JP2604043B2 (ja) 自動分析装置
JPH06324058A (ja) 分注装置