JPH07260761A - 液体貯蔵用容器 - Google Patents

液体貯蔵用容器

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JPH07260761A
JPH07260761A JP6072768A JP7276894A JPH07260761A JP H07260761 A JPH07260761 A JP H07260761A JP 6072768 A JP6072768 A JP 6072768A JP 7276894 A JP7276894 A JP 7276894A JP H07260761 A JPH07260761 A JP H07260761A
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JP
Japan
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container
pipe
solvent
liquid
liquid storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP6072768A
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English (en)
Inventor
Shinji Hashida
信二 橋田
Takeshi Fukuda
猛 福多
Toshiyuki Sakano
俊行 坂野
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Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特にクロマトグラフィーに使用される移動相
用溶媒を貯蔵ないし補給するのに適した液体貯蔵用容器
(移動相用溶媒補給容器)を提供すること。 【構成】 容器1の上部に、移動相用溶媒Aの吸引管19専
用の開口部3を形成すると共に、溶媒補給用管21、ガス
バブリング用管22又は不活性ガス導入管等を配設する他
の1以上の開口部を形成し、一方、該容器1の底面をコ
ーン形状とし、その底面部に上記吸引管19の先端部が挿
入し得る凹部17を形成した容器。 【効果】 複数の開口部を設けたことで、溶媒Aの吸引
作業(分析操作)を中断することなく、容器1内への新た
な溶媒Aの補給作業、溶媒Aの脱気作業、容器1内の空気
を置換する作業などがそれぞれ独立して行うことができ
る。また、凹部17を形成したことで、溶媒を余すことな
く吸い上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体貯蔵用容器に関
し、特にクロマトグラフィーに使用される移動相用溶媒
を貯蔵ないし補給するのに適した液体貯蔵用容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、混合成分からなる試料の分析
法として、クロマトグラフィーが知られている。かかる
クロマトグラフィーのうち、例えばペ−パ−分配クロマ
トグラフィーでは、溶質の保持媒体としてロ紙を用い、
このロ紙の一端に試料をつけ、この部分に適当な移動相
用溶媒を浸透させ、試料成分を展開させて各成分に分離
する分析方法である。このペ−パ−分配クロマトグラフ
ィーを含め他の分配クロマトグラフィーやその他吸着ク
ロマトグラフィーにおいても、試料の種類に応じた各種
の移動相用溶媒が使用されている。
【0003】上記クロマトグラフィーに使用する移動相
用溶媒を貯蔵ないしは補給する容器(以下、移動相用溶
媒補給容器を含め本明細書では、単に“液体貯蔵用容
器”という)としては、従来、図5に示すような形状の
液体貯蔵用容器が使用されていた。この液体貯蔵用容器
は、底面101aが平坦な構造からなり、一方、上部101b
に、該容器101内に貯蔵された移動相用溶媒Aの吸引管1
02を挿入し得る開口103が形成された、略円筒形状の液
体貯蔵用容器101である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の液体
貯蔵用容器101は、前記したとおり、その底面101aが平
坦な構造からなっている。このため、該容器101内に貯
蔵された移動相用溶媒Aを吸引管102によって全て吸い
上げることが出来ず、吸引作業の最終段階において、図
5に示すように移動相用溶媒Aが容器底部に少なからず
残存し、その溶媒Aの無駄が生じていた。
【0005】また、従来の液体貯蔵用容器101は、同じ
く前記したとおり、その上部101bに溶媒Aの吸引管102
を挿入し得る開口103が1つのみ形成されている構造の
ものである。このため、試料の測定途中において該容器
101内の移動相用溶媒Aの量が少なくなり、該容器101内
にこの溶媒Aを補給しようとする場合、測定作業を中断
しなければならないという欠点があった。即ち、測定作
業を途中で中断して吸引管102を開口103より引き抜き、
その後、該開口103に別途準備した溶媒補給用の管(図示
せず)を挿入して移動相用溶媒Aを容器101内に補給しな
ければならないものであり、その作業性が悪い容器であ
った。
【0006】さらに、容器101の上部に開口が1つしか
設けられていないことは、移動相用溶媒A中の気泡(空
気)を除去する作業(脱気作業)や容器101内の空気を不活
性ガス、例えばヘリウム、アルゴンなどで置換する作業
(パ−ジ作業)などを行なう際においても、上記と同様に
吸引管102を開口103より引き抜き、別の脱気用管やパ−
ジ用管などをこの開口103に挿入する作業が不可欠とな
り、やはり作業性の悪い容器であった。
【0007】本発明は、従来より使用されていた液体貯
蔵用容器が有する前記欠点、問題点に鑑み成されたもの
であって、その目的は、第1に、容器内の液体を余すこ
となく使用できる液体貯蔵用容器を提供することにあ
る。また、第2に、液体の吸引作業(測定作業)を中断す
ることなく、しかも吸引管を取り外すことなく、容器内
への新たな液体の補給や容器内の液体の脱気作業又は容
器内の空気を置換する作業(パ−ジ作業)などが可能な液
体貯蔵用容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した第1
の目的を達成するため、容器の底面をコーン形状に絞っ
た底面とすると共に、そのコーン形状の底面部に、該容
器内に挿入される吸引管の先端部を差し入れることの出
来る凹部を形成したことを特徴とする。なお、該容器の
自立性を確保するため、容器の下方側壁にスカート部を
延設することが好ましい。
【0009】また、本発明は、上記した第2の目的を達
成するため、容器の上部に、吸引管を挿入し得る開口部
を形成すると共に、該容器内に液体を補給する管、貯蔵
された液体の脱気用管或いは不活性ガス導入管等を配設
し得る他の1以上の開口部を形成したことを特徴とす
る。
【0010】さらに本発明は、上記両特徴点を有する液
体貯蔵用容器、即ち、「容器の底面をコーン形状に絞っ
た底面とし、そのコーン形状の底面部に、該容器内に挿
入される吸引管の先端部を差し入れることの出来る凹部
を形成し、一方、容器の上部に、上記吸引管を挿入し得
る開口部を形成すると共に、該容器内に液体を補給する
管、貯蔵された液体の脱気用管或いは不活性ガス導入管
等を配設し得る他の1以上の開口部を形成した液体貯蔵
用容器。」を特徴とし、前記本発明の第1及び第2の目
的を共に(同時に)達成することができる液体貯蔵用容器
を提供するものである。
【0011】本発明にかかる液体貯蔵用容器は、種々の
液体を貯蔵ないしは補給するのに使用できるものである
が、特にクロマトグラフィーに使用される移動相用溶媒
を貯蔵ないし補給する容器(移動相用溶媒補給容器)とし
て好適である。即ち、容器内の移動相用溶媒を無駄なく
使用できると共に、例えば後記実施例で示すとおり、容
器上部にフイルタ−付溶媒吸引管を接続する専用の開口
部以外に、他の複数の開口部については、それぞれ溶媒
補給用管、溶媒の脱気用管、容器内の空気を放出(パ−
ジ)するための不活性ガス導入管、排気管などを配設す
る各専用の開口部とし、溶媒補給作業、溶媒の脱気作
業、パ−ジ作業をそれぞれ独立して行うことができ、溶
媒の吸引作業(測定作業)を中断することなく、上記各作
業を同時に行うことができる。
【0012】上記液体貯蔵用容器の材質については、特
には限定されないが、当然貯蔵する液体に弊害を与えな
い材質を選択する必要があり、例えば貯蔵する液体が有
機溶媒である場合には、耐薬品性に優れたガラス又はプ
ラスチック類を適宜選択することが好ましく、一般的に
は成形性、経済性及び使用上の便利性から、透明なガラ
スを容器の材料として選択するのが最も好ましい。
【0013】本発明にかかる液体貯蔵用容器の製造法に
ついて説明すると、例えばガラス製容器の場合、ガラス
管をチャッキングし回転させながら溶融成形を行うガラ
ス旋盤を用いる方法を挙げることができる。例えば本発
明にかかる液体貯蔵用容器の各開口部に形成するネジ口
部加工、コーン形状の底面部加工、中央部底面の凹み加
工、底部の封じ加工などを既設のガラス旋盤設備によ
り、極めて容易に行うことができ、所望の容器を簡単に
製作することができる。
【0014】
【作用】容器底面をコーン形状とし、そのコーン形状の
底面部に、吸引管の先端部を差し入れることの出来る凹
部を形成した本発明にかかる液体貯蔵用容器によれば、
残り少なくなった液体はコーン形状の底面の斜面を伝っ
てその底面部(最下端部)に形成された上記凹部に導かれ
るため、該凹部に吸引管の先端部を差し入れておけば、
貯蔵された液体を余すことなく吸い上げることができる
作用が生じる。
【0015】また、容器の上部に吸引管を挿入し得る開
口部を形成すると共に、該容器内に液体を補給する管、
貯蔵された液体の脱気用管、容器内の空気を放出(パ−
ジ)するための不活性ガス導入管、或いは排気管等を挿
入し得る他の1以上の開口部を、該容器の上部に形成し
た本発明にかかる液体貯蔵用容器によれば、貯蔵された
液体の吸引作業を中断することなく、しかも吸引管を取
り外すことなく、該容器内への新たな液体の補給作業、
貯蔵された液体の脱気作業、容器内の空気を置換する作
業(パ−ジ作業)などが、他の1以上の開口部を利用する
ことにより、容易に行うことができる作用が生じる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1及び図2に基
づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例であ
る液体貯蔵用容器の平面図であり、図2は、同縦断面図
である。
【0017】図1及び図2において、1は液体貯蔵用容
器の全体を示し、該容器1はガラス等によって略円筒形
状に形成されている。
【0018】この容器1の上部1aには、その中心に大
径の枝管2が上方に突出した状態で接続され、該枝管2
によって容器内外を連通する第1の開口部3が形成され
ている。また、該枝管2の外周壁2aには、密閉用のキ
ャップ、或いは後記する吸引管19の支持具20(後記図3
参照)が螺合される雄ネジ4が形成されている。
【0019】上記大径の枝管2が突設された周辺に位置
する容器1の上部1aには、大径の枝管2を取り囲む状
態で4つの小径の枝管5、6、7及び8が、同一円周上
において等間隔へだてて若干外方に傾斜(鉛直方向に対
して約20度程度の傾斜)した状態で突設され、該枝管
5、6、7及び8によって、容器内外を連通する第2、
第3、第4及び第5の開口部9、10、11、12が各々形成
されている。
【0020】また、上記小径の枝管5、6、7、8の各
々の外周壁5a、6a、7a、8aには、前記した大径の枝
管2の外周壁2aと同様に、密閉用のキャップ、或いは
後記する液体補給用の管等の支持具が螺合される雄ネジ
13、14、15、16が各々形成されている。
【0021】一方、容器1の底面1bは、図2に示すよ
うにコーン形状に絞られ、そのコーン形状の底面1bの
最下端部に、後記する吸引管の先端部を余裕を持って差
し入れることの出来る凹部17が形成されている。
【0022】また、容器1の下部側壁1cには、該容器
1を自立させるためのスカート部18が、上記凹部17の底
面より下方にまで延設されている。
【0023】ここで、上記のように構成された液体貯蔵
用容器の使用法について、クロマトグラフィーに使用す
る場合を例に挙げ、図3及び図4を参照して説明する。
なお、図3及び図4は、その使用状態を示す一部切欠側
面図である。
【0024】本発明にかかる液体貯蔵用容器をクロマト
グラフィーに使用する場合、先ず、図3に示す第2の開
口部9又は第4の開口部11のキャップ25を取り外し、こ
の開口部9又は11に、貯蔵すべき液体(クロマトグラフ
ィーに使用する移動相用溶媒A)を充填するための管(図
示せず)を装着し、この管を通して容器1内に充填す
る。次に、第1の開口部3にフイルタ−付溶媒吸引管19
を挿入し、該吸引管19の先端部19aが容器1の底面1b
に形成された凹部17に達する状態となるように、該吸引
管19を支持具20により容器1の枝管2に固定する。
【0025】上記の状態で、フイルタ−付溶媒吸引管19
により容器1内の移動相用溶媒Aを吸い上げ、常法にし
たがって試料の分析を行う。
【0026】ここで、移動相用溶媒Aが容器1内から上
記吸引管19により吸い上げられ、その残量が少なくなっ
てくると、この溶媒Aは、コーン形状の底面1bの斜面
を伝ってその最下端部に形成された上記凹部17に導かれ
るようになる。その結果、該凹部17に差し込まれた上記
吸引管19によって余すことなく吸い上げられることにな
り、移動相用溶媒Aの無駄が発生しない。
【0027】また、試料の分析操作の途中において、容
器1内の移動相用溶媒Aが少なくなり、この溶媒Aの容
器1内への補給作業が必要となった場合、溶媒Aの吸引
作業(即ち分析操作)を中断しないで、図4に示すよう
に、容器1の上部1aに形成された第2の開口部9に溶
媒補給用管21を挿入し、該管21を支持具23によって容器
1の枝管5に固定し、該管21を使用して移動相用溶媒A
の補給作業を行う。なお、予め溶媒補給用管21を第2の
開口部9の枝管5に固定しておくこともでき、このよう
に、溶媒補給専用の開口部9を形成することにより、移
動相用溶媒Aの吸引作業(即ち分析操作)を中断すること
なく、溶媒Aの補給作業を行うことができる。
【0028】また、移動相用溶媒A中の気泡を除去する
作業が必要となった場合には、図4に示すように、容器
1の上部1aに形成された第4の開口部11にガスバブリ
ング用のフィルター付管22を挿入し、この管22を容器1
の枝管7に固定し、該管22を使用して溶媒Aの脱気作業
を行う。
【0029】さらに、容器内の空気を置換する作業(パ
−ジ作業)が必要となった場合、前記吸引管19、溶媒補
給用管21及びガスバブリング用のフィルター付管22を挿
入する各開口部6、9、11以外の開口部(図1に示す第
3の開口部10及び第5の開口部12)にパ−ジ用管及び排
気管(図示せず)を同様に固定し、このパ−ジ用管及び排
気管により上記パ−ジ作業を行う。
【0030】以上、本発明にかかる液体貯蔵用容器の一
実施例につき説明したが、本発明は既述の実施例に限定
されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、
各種の変形及び変更が可能であることは当然である。
【0031】例えば、上記実施例においては、容器1の
底面1bを左右対象にコーン形状に絞り、その最下端部
である容器1の中心に凹部17を配置した構造としたが、
必ずしも左右対象に底面を絞る必要はなく、何れか一方
に片寄ったコーン形状の底面としても良い。
【0032】また、容器1の上部1aに形成する開口部
も、吸引管19を挿入し得る開口部3の他に、1つでも他
の開口部が形成されておれば良く、実施例のように他の
開口部を4つ必ずしも形成する必要はない。但し、吸引
管を挿入し得る開口部の他に、4つの他の開口部を形成
しておけば、前記実施例に記載したように、溶媒補給用
管、ガスバブリング用のフィルター付管、パ−ジ用管及
び排気管をそれぞれ別個に配設することができ、移動相
用溶媒Aの吸引作業、補給作業、脱気作業、パ−ジ作業
をそれぞれ独立して実施できるという利点がある。
【0033】
【発明の効果】以上、説明した本発明にかかる液体貯蔵
用容器によれば、残り少なくなった液体はコーン形状の
底面の斜面を伝ってその最下端部に形成された凹部に導
かれるため、該凹部に吸引管の先端部を差し入れておけ
ば、貯蔵された液体を余すことなく吸い上げることがで
きる効果が生じる。
【0034】また、本発明にかかる液体貯蔵用容器によ
れば、貯蔵された液体の吸引作業を中断することなく、
或いは貯蔵された液体の吸引管を取り外すことなく、容
器内への新たな液体の補給作業、貯蔵された液体の脱気
作業、容器内の空気を置換する作業(パ−ジ作業)などが
それぞれ独立して容易に行うことができる効果が生じ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液体貯蔵用容器の平面
図。
【図2】図1の液体貯蔵用容器の縦断面図。
【図3】本発明にかかる液体貯蔵用容器をクロマトグラ
フィーに用いる場合の使用状態を示す一部切欠側面図。
【図4】本発明にかかる液体貯蔵用容器をクロマトグラ
フィーに用いる場合の他の使用状態を示す一部切欠側面
図。
【図5】従来の液体貯蔵用容器を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 液体貯蔵用容器 1a 液体貯蔵用容器の上部 1b 液体貯蔵用容器の底面 1c 液体貯蔵用容器の下部側壁 2 大径の枝管 2a 大径の枝管の外周壁 3 第1の開口部 4 大径の枝管の外周壁に形成された雄ネジ 5、6、7、8 小径の枝管 5a、6a、7a、8a 小径の枝管の外周壁 9 第2の開口部 10 第3の開口部 11 第4の開口部 12 第5の開口部 13、14、15、16 小径の枝管の外周壁に形成さ
れた雄ネジ 17 凹部 18 スカート部 19 吸引管 19a 吸引管の先端部 20、23、24 支持具 21 溶媒補給用管 22 ガスバブリング用のフィルター付管 25 密閉用のキャップ 101 液体貯蔵用容器 101a 液体貯蔵用容器の底面 101b 液体貯蔵用容器の上部 102 吸引管 103 開口 A 移動相用溶媒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の上部に、該容器内に貯蔵された液
    体の吸引管を挿入し得る開口部が形成された液体貯蔵用
    容器において、該容器の底面をコーン形状に絞った底面
    とし、このコーン形状の底面部に、該容器内に挿入され
    る上記吸引管の先端部が差し入れることの出来る凹部を
    形成したことを特徴とする液体貯蔵用容器。
  2. 【請求項2】 容器の上部に、該容器内に貯蔵された液
    体の吸引管を挿入し得る開口部を形成すると共に、該容
    器内に液体を補給する管、貯蔵された液体の脱気用管或
    いは不活性ガス導入管等を配設し得る他の1以上の開口
    部を形成したことを特徴とする液体貯蔵用容器。
  3. 【請求項3】 容器の上部に、該容器内に貯蔵された液
    体の吸引管を挿入し得る開口部を形成すると共に、該容
    器内に液体を補給する管、貯蔵された液体の脱気用管或
    いは不活性ガス導入管等を配設し得る他の1以上の開口
    部を形成し、一方、該容器の底面をコーン形状に絞った
    底面とし、そのコーン形状の底面部に、該容器内に挿入
    される上記吸引管の先端部が差し入れることの出来る凹
    部を形成したことを特徴とする液体貯蔵用容器。
  4. 【請求項4】 上記容器の下方側壁に、該容器を自立さ
    せるためのスカート部が延設されていることを特徴とす
    る請求項1又は3記載の液体貯蔵用容器。
  5. 【請求項5】 上記容器に貯蔵される液体が、クロマト
    グラフィーに使用される移動相用溶媒であることを特徴
    とする請求項1、2、3又は4記載の液体貯蔵用容器。
JP6072768A 1994-03-17 1994-03-17 液体貯蔵用容器 Pending JPH07260761A (ja)

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JP6072768A JPH07260761A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 液体貯蔵用容器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018163943A1 (ja) * 2017-03-08 2018-09-13 ソニー株式会社 細胞サンプル液送液用バッグ、細胞サンプル液送液方法、及び細胞サンプル液送液装置

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WO2018163943A1 (ja) * 2017-03-08 2018-09-13 ソニー株式会社 細胞サンプル液送液用バッグ、細胞サンプル液送液方法、及び細胞サンプル液送液装置

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