JPH07259560A - 自動車の冷却液浄化装置 - Google Patents

自動車の冷却液浄化装置

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Publication number
JPH07259560A
JPH07259560A JP7670794A JP7670794A JPH07259560A JP H07259560 A JPH07259560 A JP H07259560A JP 7670794 A JP7670794 A JP 7670794A JP 7670794 A JP7670794 A JP 7670794A JP H07259560 A JPH07259560 A JP H07259560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
cooling liquid
liquid
inflow
purifying
Prior art date
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Pending
Application number
JP7670794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Iwabuchi
賢次 岩渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
Priority to JP7670794A priority Critical patent/JPH07259560A/ja
Publication of JPH07259560A publication Critical patent/JPH07259560A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の冷却システムへの簡単な配管で前記
システム内の冷却液を自動的に浄化する。 【構成】 ラジエータアッパーホース9側から所定量の
冷却液を常時貯液しているタンク32の流入側へ向かう
流入管路10、31と、途中ポンプ35とフィルタ37
とを介して、前記ポンプ35流出側からラジエータキャ
ップ取付部15側へ向かう流出管路16、34と、ラジ
エータアッパー側開口25側から前記タンク32の流入
側へ向かうリターン管路26、40とを備えた自動車の
冷却液浄化装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水冷エンジン、ラジエ
ータ、ヒータの3つのユニットと該ユニットを中継する
一連のホースからなる自動車の冷却システム内の冷却液
を導入し浄化して再度前記冷却システムに戻すための自
動車の冷却液浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本来自動車の冷却システム内の冷却液は
不凍性を持つエチレングリコール、防錆剤、防腐剤、冷
却効果を増すための消泡剤等からなる溶剤と水との混合
物であり、長期に渡りそのまま使用しているうちにスラ
ッジやスケール等の不純物が混入して、冷却液の持つ性
能が低下してしまうため、従来は古い冷却液をラジエー
タのドレンプラグから排出し、新しい冷却液をラジエー
タキャップ取付部から注入することにより、冷却液の性
能維持を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記の様な方法
では冷却システム内の構造上古い冷却液を全量排出する
ことが困難であったため、冷却液排出後新しい冷却液を
注入しても残留している古い冷却液と混ざってしまい、
十分な冷却性能の回復が期待できないばかりか、冷却液
の劣化が全量交換した場合に比較しかなり早まり、工数
的にも金銭的にもかなり不経済であった。
【0004】またドレンプラグから排出した古い冷却液
は適当な処理を行なうことなくたれ流していたのが現状
であり、環境上好ましい方法ではなかった。
【0005】本発明は前記の様な問題点を解消できる自
動車の冷却液浄化装置を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3つの
ユニットと該ユニットを中継する一連のホースからなる
自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して再度
前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジエー
タアッパーホースの流出側から所定量の冷却液を常時貯
液している貯液手段の流入側へ向かう流入管路と、前記
貯液手段の流出側からラジエータキャップ取付部側へ向
かう管路であると共に途中ポンプと浄化手段とを介した
流出管路と、ラジエータのアッパー側開口側から前記貯
液手段の流入側へ向かうリターン管路とを備えた自動車
の冷却液浄化装置、またはラジエータアッパーホースの
流出側から所定量の冷却液を常時貯液している貯液手段
の流入側へ向かう流入管路と、前記貯液手段の流出側か
らラジエータのアッパー側開口側へ向かう管路であると
共に途中ポンプと浄化手段とを介した流出管路と、ラジ
エータキャップ取付部側から前記貯液手段の流入側へ向
かうリターン管路とを備えた自動車の冷却液浄化装置、
またはラジエータアッパーホースの流出側から種類毎に
所定量の冷却液を常時貯液している貯液手段の流入側へ
向かう管路であると共に途中種類毎に冷却液を分配する
第一の分配手段を介した流入管路と、前記貯液手段の流
出側からラジエータキャップ取付部側へ向かう管路であ
ると共に途中種類毎に冷却液を選択する選択手段とポン
プと浄化手段とを介した流出管路と、ラジエータのアッ
パー側開口側から前記貯液手段の流入側へ向かう管路で
あると共に途中種類毎に冷却液を分配する第二の分配手
段を介したリターン管路とを備えた自動車の冷却液浄化
装置、またはラジエータアッパーホースの流出側から種
類毎に所定量の冷却液を常時貯液している貯液手段の流
入側へ向かう管路であると共に途中種類毎に冷却液を分
配する第一の分配手段を介した流入管路と、前記貯液手
段の流出側からラジエータのアッパー側開口側へ向かう
管路であると共に途中種類毎に冷却液を選択する選択手
段とポンプと浄化手段とを介した流出管路と、ラジエー
タキャップ取付部側から前記貯液手段の流入側へ向かう
管路であると共に途中種類毎に冷却液を分配する第二の
分配手段を介したリターン管路とを備えた自動車の冷却
液浄化装置、またはラジエータアッパーホースの流出側
から所定量の冷却液を常時貯液している貯液手段の流入
側へ向かう流入管路と、前記貯液手段の流出側からラジ
エータキャップ取付部側へ向かう管路であると共に途中
ポンプと浄化手段とを介した流出管路と、前記ラジエー
タキャップ取付部側から前記貯液手段の流入側へ向かう
管路であると共に途中前記ラジエータキャップ取付部側
からの圧力が所定以上になった時のみ開となる逆止弁を
介したリターン管路と、ラジエータのアッパー側開口を
閉塞する閉塞手段とを備えた自動車の冷却液浄化装置、
またはラジエータアッパーホースの流出側から所定量の
冷却液を常時貯液している貯液手段の流入側へ向かう流
入管路と、前記貯液手段の流出側からラジエータのアッ
パー側開口側へ向かう管路であると共に途中ポンプと浄
化手段とを介した流出管路と、前記ラジエータのアッパ
ー側開口側から前記貯液手段の流入側へ向かう管路であ
ると共に途中前記ラジエータのアッパー側開口側からの
圧力が所定以上になった時のみ開となる逆止弁を介した
リターン管路とを備えた自動車の冷却液浄化装置、また
はラジエータアッパーホースの流出側から種類毎に所定
量の冷却液を常時貯液している貯液手段の流入側へ向か
う管路であると共に途中種類毎に冷却液を分配する第一
の分配手段を介した流入管路と、前記貯液手段の流出側
からラジエータキャップ取付部側へ向かう管路であると
共に途中種類毎に冷却液を選択する選択手段とポンプと
浄化手段とを介した流出管路と、前記ラジエータキャッ
プ取付部側から貯液手段の流入側へ向かう管路であると
共に途中前記ラジエータキャップ取付部側からの圧力が
所定以上になった時のみ開となる逆止弁と種類毎に冷却
液を分配する第二の分配手段とを介したリターン管路
と、ラジエータのアッパー側開口を閉塞する閉塞手段と
を備えた自動車の冷却液浄化装置、またはラジエータア
ッパーホースの流出側から種類毎に所定量の冷却液を常
時貯液している貯液手段の流入側へ向かう管路であると
共に途中種類毎に冷却液を分配する分配手段を介した流
入管路と、前記貯液手段の流出側からラジエータキャッ
プ取付部側へ向かう管路であると共に途中種類毎に冷却
液を選択する選択手段とポンプと浄化手段とを介した流
出管路と、前記ラジエータキャップ取付部側から前記分
配手段の流入側へ向かう管路であると共に途中前記ラジ
エータキャップ取付部側からの圧力が所定以上になった
時のみ開となる逆止弁を介したリターン管路と、ラジエ
ータのアッパー側開口を閉塞する閉塞手段とを備えた自
動車の冷却液浄化装置、またはラジエータアッパーホー
スの流出側から種類毎に所定量の冷却液を常時貯液して
いる貯液手段の流入側へ向かう管路であると共に途中種
類毎に冷却液を分配する第一の分配手段を介した流入管
路と、前記貯液手段の流出側からラジエータのアッパー
側開口側へ向かう管路であると共に途中種類毎に冷却液
を選択する選択手段とポンプと浄化手段とを介した流出
管路と、前記ラジエータのアッパー側開口側から貯液手
段の流入側へ向かう管路であると共に途中前記ラジエー
タのアッパー側開口側からの圧力が所定以上になった時
のみ開となる逆止弁と種類毎に冷却液を分配する第二の
分配手段とを介したリターン管路とを備えた自動車の冷
却液浄化装置、またはラジエータアッパーホースの流出
側から種類毎に所定量の冷却液を常時貯液している貯液
手段の流入側へ向かう管路であると共に途中種類毎に冷
却液を分配する分配手段を介した流入管路と、前記貯液
手段の流出側からラジエータのアッパー側開口側へ向か
う管路であると共に途中種類毎に冷却液を選択する選択
手段とポンプと浄化手段とを介した流出管路と、前記ラ
ジエータのアッパー側開口側から前記分配手段の流入側
へ向かう管路であると共に途中前記ラジエータのアッパ
ー側開口側からの圧力が所定以上になった時のみ開とな
る逆止弁を介したリターン管路とを備えた自動車の冷却
液浄化装置を提供することを要旨とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、自動車の冷却システム内の古
い冷却液を安全且つ簡単な準備作業をするだけで自動的
に全量浄化して再利用が可能となる。
【0008】
【第一の実施例】以下、図面を用いて本発明の第一の実
施例を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の第一の実施例である自動車
の冷却液浄化装置の動作状態説明図で、1は装置本体
で、上部には装置を稼働停止させるためのスタートスト
ップスイッチ2や作業時間を設定するためのタイマ3や
設定時間終了を報知するためのブザー4や異常を知らせ
るためのランプ5等が配された操作部と、浄化前の冷却
液を吸い取るための注射器6と、補充用の添加剤等を収
容しておくための容器7を設けてある。
【0010】8は通常冷却システムにおいてラジエータ
上方に接続されているラジエータアッパーホース9との
第一接続手段で、図2に示すように、流入管路の一部で
ある耐熱耐圧性のフレキシブルホース10の先端にワン
タッチ着脱式のカプラの雌側11が取り付けられてお
り、装置使用状態においては、ラジエータアッパーホー
ス9にワンタッチ着脱式のカプラの雄側12を捩じ込ん
だホースアダプタ13(車種毎に何種類か用意されてい
る)を取り付け、カプラ11、12を接続して、ラジエ
ータアッパーホース9とフレキシブルホース10とが連
通できるようになっている。
【0011】14はラジエータキャップ取付部15との
第二接続手段で、図3に示すように、流出管路の一部で
ある耐熱耐圧性のフレキシブルホース16の先端にワン
タッチ着脱式のカプラの雌側17が取り付けられてお
り、装置使用状態においては、一側に圧もれ防止用ゴム
栓18を付け、他側にワンタッチ着脱式のカプラの雄側
19を捩じ込んだ押さえ具20を、ラジエータキャップ
と同形状のキャップ21(車種毎に何種類か用意されて
いる)と一体的に形成したグリップ22に左ねじで嵌合
し、それらをラジエータキャップ取付部15に取り付
け、カプラ17、19を接続して、ラジエータキャップ
取付部15とフレキシブルホース16とが連通できるよ
うになっている。
【0012】ここで押さえ具20とグリップ22とを左
ねじで嵌合してあるのはキャップ21をラジエータキャ
ップ取付部15に取り付ける際、右に回して取り付ける
ので、押さえ具20がその逆の回転をするようにしてお
けば、よりゴム栓18が圧力もれのないよう、ラジエー
タキャップ取付部15底部に押さえつけられるからであ
る。
【0013】23はラジエータアッパーホース9を外し
た後のラジエータ24のアッパー側開口25との第三接
続手段で、図4に示すように、リターン管路の一部であ
る耐熱耐圧性のフレキシブルホース26の先端にワンタ
ッチ着脱式のカプラの雌側27が取り付けられており、
装置使用状態においては、アッパー側開口25にワンタ
ッチ着脱式のカプラの雄側28を捩じ込んだホースアダ
プタ29(車種毎に何種類か用意されている)を嵌めた
ラジエータアッパーホース9と同仕様の中継ホース30
を取り付け、カプラ27、28を接続して、アッパー側
開口25とフレキシブルホース26とが連通できるよう
になっている。
【0014】流入管路の一部である管路31の上流側は
フレキシブルホース10と接続し、下流側は貯液手段た
るタンク32上部の流入側に開口してある。また管路3
1の途中には管路31内を通過する冷却液の温度を降下
させるためのファン33を設けてあり、さらに管路31
途中を浄化前に抜き取った注射器6内の冷却液と比較で
きるよう、注射器6と平行に一部を装置外に露出させた
耐熱耐圧性の透明な樹脂またはガラス管としてある。
【0015】流出管路の一部である管路34の上流側は
タンク32底部の流出側に開口し、下流側はフレキシブ
ルホース16と接続してある。またこの管路34の途中
にはポンプ35に比較的大きな不純物が入り込まないよ
うにするための80メッシュ程度のフィルタ36と、ポ
ンプ35と、浄化手段たる0.5乃至1ミクロン以上の
不純物を濾過するフィルタ37とを上流側から順に設け
てある。さらにフィルタ37にはフィルタ37前後の圧
力差を検出する圧力センサ38が取り付けてあり、所定
圧力差以上になるとフィルタ37がかなり目づまりを起
こしているとして、作業者に報知するためランプ5を点
灯するようにしてあり、ポンプ35を駆動するモータ近
辺にはモータの温度上昇を抑制するためのファン39が
取り付けてある。
【0016】リターン管路の一部である管路40の上流
側はフレキシブルホース26と接続し、下流側はタンク
32上部の流入側に開口してある。
【0017】容器7は途中電磁弁41を介した管路42
でタンク32上部の流入側と連通してあると共に、容器
7内の補充用添加剤等を装置内に備えたドレン容器43
に排出できるよう、手動切換弁44と管路45とを接続
してある。
【0018】タンク32底部には何回か装置を稼働させ
た後、ある程度汚れたタンク32内の冷却液をドレン容
器43に排出できるよう、手動切換弁46と管路47と
を接続してある。
【0019】ところでタンク32の構造は常に冷却液が
ポンプ35の吸込口にきて、ポンプ35の吐出性能がポ
ンプ35駆動初期から確実に発揮できるようにするため
と、ラジエータアッパーホース9から排出される高温の
冷却液に含まれる蒸気がポンプ35へ直接入り込んでキ
ャビテーションを起こさないようにするために、所定量
の冷却液が常時貯液できるようになっていると共に、前
記蒸気の圧力のみをある程度タンク32外に逃がし、水
分をタンク32外に逃がさないようにするため、スポン
ジ状のシール材48をタンク32の周縁部に蓋49にて
挾み込むようにしてある。
【0020】また貯液手段は前記タンク32のような構
造のものでなく、図5に示すような構造としてもよい。
【0021】つまりタンク50は密閉構造とし、内部に
はタンク32と同様に常時所定量の冷却液を貯液したも
のであって、さらにタンク50の他に常時所定量の水を
貯水しているサブタンク51と、一端をタンク50上部
の流入側に開口し、他端をサブタンク51の上部開口を
経て水中に開口した管路52と、一端をサブタンク51
内の水面から若干上方の側面に開口し、他端をタンク5
0内の液面より下側に開口した管路53とからなるもの
であって、タンク50内に入ってくる冷却液に含まれる
蒸気は管路52を通りサブタンク51内の水中に排出さ
れる。
【0022】するとその蒸気は水により冷却されて水と
なり、徐々にサブタンク51内の水量が増し、管路53
内にオーバーフローしてタンク50内に戻される。この
循環を繰り返すことにより、タンク50内の冷却液の濃
度は浄化作業中ほとんど変化しないで済む。
【0023】次に第一の実施例の使用法及び動作につい
て説明する。
【0024】装置を作動させる前に各配管をして準備す
るのであるが、もし作業者または顧客が冷却液浄化の進
行状況をみたいのであれば、事前にラジエータキャップ
取付部15から注射器6にて浄化前の冷却液を採取して
おき所定の位置にセットしておく。配管の手順はまずラ
ジエータアッパーホース9のラジエータ24側を外し、
ラジエータアッパーホース9端にホースアダプタ13を
嵌め込み、そこに付いているカプラの雄側12とフレキ
シブルホース10の先端に付いているカプラの雌側11
とを接続する。
【0025】次にラジエータキャップを外し、ラジエー
タキャップ取付部15の深さをみて、グリップ22に捩
じ込まれている押さえ具20の位置を調整して、ゴム栓
18がラジエータキャップ取付部15の底部に密着する
様にした後、キャップ21をラジエータキャップ取付部
15に取付け、そこに付いているカプラの雄側19とフ
レキシブルホース16の先端に付いているカプラの雌側
17とを接続する。
【0026】さらにラジエータ24のアッパー側開口2
5に中継ホース30を嵌め込み、そこに付いているカプ
ラの雄側28とフレキシブルホース26の先端に付いて
いるカプラの雌側27とを接続する(第二接続手段14
と第三接続手段23は図6に示すように、それぞれフレ
キシブルホース26とフレキシブルホース16とに逆に
接続するようにしてもよい)。
【0027】配管が終了したらエンジン54をアイドリ
ング運転状態にし、タイマ3を所定時間にセットして、
スタートストップスイッチ2を押す。するとポンプ35
が駆動しタンク32内に貯液していた冷却液が管路34
とフレキシブルホース16を通ってラジエータキャップ
取付部15からラジエータ24内に送りこまれる。
【0028】しかしこの時点ではエンジン54が十分暖
まっていないので、ラジエータアッパーホース9途中に
設けられているサーモ55が閉じた状態となっており、
送りこまれた冷却液はフレキシブルホース26、管路4
0を通ってタンク32内に戻ってくる。ここではほぼ最
初にタンク32内に貯液していた冷却液が循環している
だけである。
【0029】しばらくしてエンジン54が十分暖気され
てくると、サーモ55が開き、ラジエータ24に送りこ
まれた冷却液はウォータポンプ56によりラジエータロ
アーホース57を通り、エンジン54内、ヒータロアー
ホース58、ヒータ59、ヒータアッパーホース60の
それぞれを循環してそれらの中にあった古い冷却液がラ
ジエータアッパーホース9、フレキシブルホース10、
管路31を通ってタンク32内に入ってくる。
【0030】この循環を繰り返すうちに、古い冷却液中
に含まれるスラッジやスケール等の不純物がフィルタ3
7によって濾過され、しだいに管路31途中に設けた露
出透明部に見えている冷却液が注射器6内の古い冷却液
と比較してあざやかな色合いになってくる。そして設定
しておいた所定時間経過後タイマ3が切れ、ブザー4が
作動し、作業者に浄化が終了したことを報知するので、
作業者はエンジン24を停止し、スタートストップスイ
ッチ2を押してポンプ35を停止して自動車の冷却シス
テムから配管を外す。これで全量の冷却液が浄化されて
すべての作業が終了となる。
【0031】ところで浄化作業途中で容器7の近くに設
けられた補充スイッチ61を押すと、電磁弁41が開
き、容器7内の添加剤等の補充液が管路42を通って、
タンク32内に供給され、自動車の冷却システムの冷却
液に混入して補充され、より性能の向上した冷却液とす
ることができる。
【0032】
【第二の実施例】以下、図面を用いて本発明の第二の実
施例を詳細に説明する。
【0033】図7は本発明の第二の実施例である自動車
の冷却液浄化装置の動作状態説明図である。ところで自
動車の冷却システム内の冷却液は現在、主に赤色と緑色
の染料を使用した2種類が市販されているが、本実施例
はそれらに対応できる様にしたものであり、基本的な構
造は第一の実施例とかわりはない。
【0034】第一の実施例と異なる部分を説明すると、
装置本体1上の操作部においては、浄化する冷却液の種
類によって循環経路を切り替えるための冷却液切換スイ
ッチ71と容器7の補充液の供給管路を切り替えるため
の補充液切換スイッチ72とを追加している。
【0035】流入管路の一部である管路73の上流側は
フレキシブルホース10と接続し、下流側は第一の分配
手段たる電磁弁74を介した管路75と電磁弁76を介
した管路77とに分岐して、貯液手段たる内部を2つに
分割したタンク78上部の流入側にそれぞれ開口してあ
る。また管路73途中は第一の実施例と同様に、一部を
装置外に露出させた耐熱耐圧性の透明な樹脂またはガラ
ス管としてある。
【0036】流出管路の一部である管路79の上流側は
選択手段たる電磁弁80を介した管路81と電磁弁82
を介した管路83とに分岐して、タンク78底部の流出
側にそれぞれ開口し、下流側はフィルタ36、ポンプ3
5、フィルタ37を介して、フレキシブルホース16と
接続してある。
【0037】リターン管路の一部である管路84の上流
側はフレキシブルホース26と接続し、下流側は第二の
分配手段たる電磁弁85を介した管路86と電磁弁87
を介した管路88とに分岐して、タンク78上部の流入
側にそれぞれ開口してある。
【0038】容器7は管路89を分岐して、電磁弁90
を介した管路91と電磁弁92を介した管路93でタン
ク78上部の流入側にそれぞれ連通してある。
【0039】タンク78底部にはタンク78内の冷却液
を排出できる様、手動切換弁94を介した管路95と手
動切換弁96を介した管路97とを接続してある。
【0040】ところで貯液手段たるタンク78の構造は
第一の実施例と同様な液密構造となっており、さらに内
部を2分割して異なる冷却液、例えば赤の冷却液と緑の
冷却液とを別々に常時貯液できる様になっている。
【0041】また前記貯液手段はタンク78の様な構造
のものではなく、第一の実施例の場合と同様に、図8に
示す様な構造としてもよい。
【0042】つまりタンク98は密閉構造とし、内部は
タンク78と同様に、2分割して異なる冷却液、例えば
赤の冷却液と緑の冷却液とを別々に常時貯液できる様に
なっており、さらにタンク98の他に常時所定量の水を
貯水しているサブタンク51と、一端をサブタンク51
の上部開口を経て水中に開口し、他端をタンク98上部
の流入側のそれぞれの分割部に分岐開口した管路99、
100に接続した管路101と、一端をサブタンク51
の水面から若干上方の側面に開口し、他端を電磁弁10
2、103を介して、タンク98のそれぞれの分割部の
液面より下側に開口した管路104、105に接続した
管路106とからなるものであって、例えば管路75か
らタンク98内に入ってくる冷却液に含まれる蒸気は管
路99、101を通り、サブタンク51内の水中に排出
される。
【0043】するとその蒸気は水により冷却されて水に
なり、徐々にサブタンク51内の水量が増し、管路10
6内にオーバーフローしてタンク98内に戻される。こ
の時は装置稼働前に操作した冷却液切換スイッチ71に
より電磁弁102が開となっているので、オーバーフロ
ーした水は管路104を通って、タンク98内に戻され
る。
【0044】以上の動作はタンク98内のもう一方につ
いても同様である。この循環を繰り返すことにより、タ
ンク98内の冷却液の濃度は浄化作業中ほとんど変化し
ないで済む。
【0045】次に第二の実施例の使用法及び動作につい
て説明する。
【0046】車両側への配管作業を第一の実施例と同様
に行なった後(第二接続手段14と第三接続手段23は
図9に示すように、それぞれフレキシブルホース26と
フレキシブルホース16とに逆に接続するようにしても
よい)、エンジン54をアイドリング状態にし、冷却液
切換スイッチ71を操作して、既にエンジン54内に入
っている冷却液の種類に合わせる。
【0047】ここで例えば選択した冷却液がタンク78
の左側に貯液してある冷却液であるとすると、電磁弁7
4、85、80が開となる。
【0048】次にタイマ3を所定時間にセットして、ス
タートストップスイッチ2を押す。するとポンプ35が
駆動し、タンク78の左側に貯液していた冷却液が管路
81、79とフレキシブルホース16を通って、ラジエ
ータキャップ取付部15からラジエータ24内に送りこ
まれる。
【0049】しかしこの時点ではエンジン54が十分暖
まっていないので、ラジエータアッパーホース9途中に
設けられているサーモ55が閉じた状態となっており、
送りこまれた冷却液はフレキシブルホース26、管路8
4、86を通ってタンク78の左側に戻ってくる。ここ
ではほぼ最初にタンク78左側内に貯液していた冷却液
が循環しているだけである。
【0050】しばらくしてエンジン54が十分暖気され
てくると、サーモ55が開き、ラジエータ24に送りこ
まれた冷却液はウォータポンプ56によりラジエータロ
アーホース57を通り、エンジン54内、ヒータロアー
ホース58、ヒータ59、ヒータアッパーホース60そ
れぞれを循環してそれらの中にあった古い冷却液がラジ
エータアッパーホース9、フレキシブルホース10、管
路73、75を通ってタンク78左側内に入ってくる。
この循環を繰り返し、第一の実施例と同様にして、全量
の冷却液が浄化される。
【0051】ところで浄化作業途中で補充液切換スイッ
チ72を操作して、先般、冷却液切換スイッチ71にて
選択した冷却液と同じものを選択したとすると、電磁弁
90が開き、作業前に容器7内に入れておいた選択した
冷却液と同種の添加剤等の補充液が管路89、91を通
って、タンク78左側内に供給され、自動車の冷却シス
テムの冷却液に混入し補充され、より性能の向上した冷
却液とすることができる。
【0052】選択した冷却液がタンク78の右側に貯液
してある冷却液であれば、それぞれ対になっている電磁
弁76、87、82が開いて、前述の場合と同様な動作
を行ない冷却液の浄化ができる。
【0053】
【第三の実施例】以下、図面を用いて本発明の第三の実
施例を詳細に説明する。
【0054】図10は本発明の第三の実施例である自動
車の冷却液浄化装置の動作状態説明図である。本図に示
す様に本実施例は、第一の実施例におけるリターン管路
のかわりに、上流側を流出管路の一部である管路34の
フィルタ36と第二接続手段14との間に接続し、下流
側を、上流側から所定圧力がかかると開となり下流側に
のみ流れを許可する逆止弁111を介し、タンク32上
部の流入側に開口したリターン管路112(図11に示
すように、リターン管路112の下流側を管路31に接
続したリターン管路113としてもよい)を追加したも
のであると共に、装置使用時、第一の実施例における第
三接続手段23のかわりにラジエータアッパー側開口2
5を閉塞する閉塞手段114を装着するものである。
【0055】閉塞手段114は図12に示す様に、ホー
スプラグ115(車種毎に何種類か用意されている)を
はめたラジエータアッパーホース9と同仕様の中継ホー
ス30で構成したものである。
【0056】次に第三の実施例の使用法及び動作につい
て説明する。
【0057】車両への配管は、第一接続手段8と第二接
続手段14については第一の実施例と同様に行ない、閉
塞手段114については前述の様に行なう(図13に示
すように、第二接続手段14と閉塞手段114を用いず
ラジエータキャップ116を取り付けたままで、第一の
実施例で説明した第三接続手段23を用い、そこにフレ
キシブルホース16を接続したものでもよく、この場合
図14に示すように、リターン管路112の下流側を管
路31に接続したリターン管路113としてもよい)。
【0058】配管が終了したらエンジン24をアイドリ
ング運転状態にし、タイマ3を所定時間にセットして、
スタートストップスイッチ2を押す。するとポンプ35
が駆動し、タンク32内に貯液していた冷却液が管路3
4に送りこまれる。
【0059】しかしこの時点ではエンジン54が十分暖
まっていないので、ラジエータアッパーホース9途中に
設けられているサーモ55が閉じた状態となっており、
管路34に送りこまれた冷却液はラジエータ24へは流
れず、管内圧力が所定以上になった時、逆止弁111が
開き、リターン管路112を通ってタンク32内に戻
る。サーモ55が開くまではこの様な循環を繰返してい
る。
【0060】しばらくしてエンジン54が十分暖気され
てくると、サーモ55が開くので、管路34内の圧力が
低下して逆止弁111が閉じ、管路34、リターン管路
112内を循環していた冷却液がフレキシブルホース1
6を通ってラジエータ24内に送りこまれると共に、冷
却システム内の古い冷却液がウォータポンプ56により
ラジエータアッパーホース9、フレキシブルホース1
0、管路31を通ってタンク32内に入ってくる。この
循環を繰返し、第一の実施例と同様にして、全量の冷却
液が浄化される。
【0061】
【第四の実施例】以下、図面を用いて本発明の第四の実
施例を詳細に説明する。
【0062】図15は本発明の第四の実施例である自動
車の冷却液浄化装置の動作状態説明図である。本図に示
す様に本実施例は、第二の実施例におけるリターン管路
のかわりに、上流側を流出管路の一部である管路79の
フィルタ36と第二接続手段14との間に接続し、下流
側を、上流側から所定圧力がかかると開となり下流側に
のみ流れを許可する逆止弁111と第二の分配手段たる
電磁弁85、87、管路86、88を介し、タンク78
上部の流入側に開口したリターン管路121(図16に
示すように、リターン管路121の下流側を管路73に
接続したリターン管路122としてもよく、この場合は
第二の分配手段は省略できる)を追加したものであると
共に、第三の実施例と同様に装置使用時、第一の実施例
における第三接続手段23のかわりにラジエータアッパ
ー側開口25を閉塞する閉塞手段113を装着するもの
である。
【0063】次に第四の実施例の使用法及び動作につい
て説明する。
【0064】第三の実施例と同様にして配管が終了した
ら(図17に示すように、第二接続手段14と閉塞手段
114を用いずラジエータキャップ116を取り付けた
ままで、第一の実施例で説明した第三接続手段23を用
い、そこにフレキシブルホース16を接続したものでも
よく、この場合図18に示すように、リターン管路12
1の下流側を管路73に接続したリターン管路122と
してもよい)エンジン54をアイドリング運転状態に
し、第二の実施例と同様にして冷却液切換スイッチ71
を操作して、既にエンジン54内に入っている冷却液の
種類に合わせる。
【0065】ここで例えば選択した冷却液がタンク78
の左側に貯液してある冷却液であるとすると、電磁弁7
4、85、80が開となる。
【0066】次にタイマ3を所定時間にセットして、ス
タートストップスイッチ2を押す。するとポンプ35が
駆動し、タンク78の左側に貯液していた冷却液が管路
81を通って管路79に送りこまれる。
【0067】しかしこの時点ではエンジン54が十分暖
まっていないので、ラジエータアッパーホース9途中に
設けられているサーモ55が閉じた状態となっており、
管路79に送りこまれた冷却液はラジエータ24へは流
れず、管内圧力が所定以上になった時、逆止弁111が
開き、リターン管路121、管路86を通って、タンク
78の左側に戻ってくる。サーモ55が開くまではこの
様な循環を繰返している。
【0068】しばらくしてエンジン54が十分暖気され
てくると、サーモ55が開くので、管路79内の圧力が
低下して逆止弁111が閉じ、管路81、89、リター
ン管路121、管路86内を循環していた冷却液がフレ
キシブルホース16を通ってラジエータ24内に送りこ
まれると共に、冷却システム内の古い冷却液がウォータ
ポンプ56によりラジエータアッパーホース9、フレキ
シブルホース10、管路73、75を通ってタンク78
左側内に入ってくる。この循環を繰り返し、第二の実施
例と同様にして、全量の冷却液が浄化される。
【0069】選択した冷却液がタンク78の右側に貯液
してある冷却液であれば、それぞれ対になっている電磁
弁76、87、82が開いて、前述の場合と同様な動作
を行ない冷却液の浄化ができる。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明は、自動車の冷却シ
ステムにおける各パーツの中でも最も上方且つ前方に位
置しているラジエータアッパーホースとラジエータアッ
パー側開口とラジエータキャップ取付部とに各々所定の
接続具を接続するだけでいいので、作業性がすこぶる良
く、車両の下に潜り込まなくても済むことから安全性の
面からも非常に良好なものである。また自動車の冷却シ
ステム内に組み込まれているサーモが閉じている時でも
開いている時でも装置内で管路を切り替える必要がな
く、あえてマイコン等を用いた複雑な制御回路を組まな
くても自動的に冷却システム内の冷却液を全量浄化して
冷却液の持つ諸性能をよみがえらせることができ、経済
的にも性能的にも優れたものである。さらに有害物質を
含んだ古い冷却液をたれ流すことなく装置内で浄化し冷
却システム内に戻して再利用するため、環境面において
も十分配慮したものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である自動車の冷却液浄
化装置の全体構成図と同装置の動作説明図である。
【図2】同装置の第一接続手段の要部説明図である。
【図3】同装置の第二接続手段の要部説明図である。
【図4】同装置の第三接続手段の要部説明図である。
【図5】同装置の貯液手段の他の実施態様図である。
【図6】同装置の他の実施態様図である。
【図7】本発明の第二の実施例である自動車の冷却液浄
化装置の全体構成図と同装置の動作説明図である。
【図8】同装置の貯液手段の他の実施態様図である。
【図9】同装置の他の実施態様図である。
【図10】本発明の第三の実施例である自動車の冷却液
浄化装置の全体構成図と同装置の動作説明図である。
【図11】同装置の他の実施態様図である。
【図12】同装置の閉塞手段の要部説明図である。
【図13】同装置の他の実施態様図である。
【図14】同装置の他の実施態様図である。
【図15】本発明の第四の実施例である自動車の冷却液
浄化装置の全体構成図と同装置の動作説明図である。
【図16】同装置の他の実施態様図である。
【図17】同装置の他の実施態様図である。
【図18】同装置の他の実施態様図である。
【符号の説明】
1 装置本体 8 フレキシブルホース 9 ラジエータアッパーホース 15 ラジエータキャップ取付部 16 フレキシブルホース 24 ラジエータ 25 ラジエータアッパー側開口 26 フレキシブルホース 31 管路 32 タンク 34 管路 35 ポンプ 37 フィルタ 40 管路 54 エンジン 55 サーモ 56 ウォータポンプ 57 ラジエータロアーホース 58 ヒータロアーホース 59 ヒータ 60 ヒータアッパーホース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3
    つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースから
    なる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して
    再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジ
    エータアッパーホースの流出側から所定量の冷却液を常
    時貯液している貯液手段の流入側へ向かう流入管路と、
    前記貯液手段の流出側からラジエータキャップ取付部側
    へ向かう管路であると共に途中ポンプと浄化手段とを介
    した流出管路と、ラジエータのアッパー側開口側から前
    記貯液手段の流入側へ向かうリターン管路とを備えたこ
    とを特徴とする自動車の冷却液浄化装置。
  2. 【請求項2】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3
    つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースから
    なる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して
    再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジ
    エータアッパーホースの流出側から所定量の冷却液を常
    時貯液している貯液手段の流入側へ向かう流入管路と、
    前記貯液手段の流出側からラジエータのアッパー側開口
    側へ向かう管路であると共に途中ポンプと浄化手段とを
    介した流出管路と、ラジエータキャップ取付部側から前
    記貯液手段の流入側へ向かうリターン管路とを備えたこ
    とを特徴とする自動車の冷却液浄化装置。
  3. 【請求項3】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3
    つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースから
    なる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して
    再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジ
    エータアッパーホースの流出側から種類毎に所定量の冷
    却液を常時貯液している貯液手段の流入側へ向かう管路
    であると共に途中種類毎に冷却液を分配する第一の分配
    手段を介した流入管路と、前記貯液手段の流出側からラ
    ジエータキャップ取付部側へ向かう管路であると共に途
    中種類毎に冷却液を選択する選択手段とポンプと浄化手
    段とを介した流出管路と、ラジエータのアッパー側開口
    側から前記貯液手段の流入側へ向かう管路であると共に
    途中種類毎に冷却液を分配する第二の分配手段を介した
    リターン管路とを備えたことを特徴とする自動車の冷却
    液浄化装置。
  4. 【請求項4】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3
    つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースから
    なる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して
    再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジ
    エータアッパーホースの流出側から種類毎に所定量の冷
    却液を常時貯液している貯液手段の流入側へ向かう管路
    であると共に途中種類毎に冷却液を分配する第一の分配
    手段を介した流入管路と、前記貯液手段の流出側からラ
    ジエータのアッパー側開口側へ向かう管路であると共に
    途中種類毎に冷却液を選択する選択手段とポンプと浄化
    手段とを介した流出管路と、ラジエータキャップ取付部
    側から前記貯液手段の流入側へ向かう管路であると共に
    途中種類毎に冷却液を分配する第二の分配手段を介した
    リターン管路とを備えたことを特徴とする自動車の冷却
    液浄化装置。
  5. 【請求項5】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3
    つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースから
    なる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して
    再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジ
    エータアッパーホースの流出側から所定量の冷却液を常
    時貯液している貯液手段の流入側へ向かう流入管路と、
    前記貯液手段の流出側からラジエータキャップ取付部側
    へ向かう管路であると共に途中ポンプと浄化手段とを介
    した流出管路と、前記ラジエータキャップ取付部側から
    前記貯液手段の流入側へ向かう管路であると共に途中前
    記ラジエータキャップ取付部側からの圧力が所定以上に
    なった時のみ開となる逆止弁を介したリターン管路と、
    ラジエータのアッパー側開口を閉塞する閉塞手段とを備
    えたことを特徴とする自動車の冷却液浄化装置。
  6. 【請求項6】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3
    つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースから
    なる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して
    再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジ
    エータアッパーホースの流出側から所定量の冷却液を常
    時貯液している貯液手段の流入側へ向かう流入管路と、
    前記貯液手段の流出側からラジエータのアッパー側開口
    側へ向かう管路であると共に途中ポンプと浄化手段とを
    介した流出管路と、前記ラジエータのアッパー側開口側
    から前記貯液手段の流入側へ向かう管路であると共に途
    中前記ラジエータのアッパー側開口側からの圧力が所定
    以上になった時のみ開となる逆止弁を介したリターン管
    路とを備えたことを特徴とする自動車の冷却液浄化装
    置。
  7. 【請求項7】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3
    つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースから
    なる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して
    再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジ
    エータアッパーホースの流出側から種類毎に所定量の冷
    却液を常時貯液している貯液手段の流入側へ向かう管路
    であると共に途中種類毎に冷却液を分配する第一の分配
    手段を介した流入管路と、前記貯液手段の流出側からラ
    ジエータキャップ取付部側へ向かう管路であると共に途
    中種類毎に冷却液を選択する選択手段とポンプと浄化手
    段とを介した流出管路と、前記ラジエータキャップ取付
    部側から貯液手段の流入側へ向かう管路であると共に途
    中前記ラジエータキャップ取付部側からの圧力が所定以
    上になった時のみ開となる逆止弁と種類毎に冷却液を分
    配する第二の分配手段とを介したリターン管路と、ラジ
    エータのアッパー側開口を閉塞する閉塞手段とを備えた
    ことを特徴とする自動車の冷却液浄化装置。
  8. 【請求項8】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3
    つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースから
    なる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して
    再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジ
    エータアッパーホースの流出側から種類毎に所定量の冷
    却液を常時貯液している貯液手段の流入側へ向かう管路
    であると共に途中種類毎に冷却液を分配する分配手段を
    介した流入管路と、前記貯液手段の流出側からラジエー
    タキャップ取付部側へ向かう管路であると共に途中種類
    毎に冷却液を選択する選択手段とポンプと浄化手段とを
    介した流出管路と、前記ラジエータキャップ取付部側か
    ら前記分配手段の流入側へ向かう管路であると共に途中
    前記ラジエータキャップ取付部側からの圧力が所定以上
    になった時のみ開となる逆止弁を介したリターン管路
    と、ラジエータのアッパー側開口を閉塞する閉塞手段と
    を備えたことを特徴とする自動車の冷却液浄化装置。
  9. 【請求項9】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの3
    つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースから
    なる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化して
    再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラジ
    エータアッパーホースの流出側から種類毎に所定量の冷
    却液を常時貯液している貯液手段の流入側へ向かう管路
    であると共に途中種類毎に冷却液を分配する第一の分配
    手段を介した流入管路と、前記貯液手段の流出側からラ
    ジエータのアッパー側開口側へ向かう管路であると共に
    途中種類毎に冷却液を選択する選択手段とポンプと浄化
    手段とを介した流出管路と、前記ラジエータのアッパー
    側開口側から貯液手段の流入側へ向かう管路であると共
    に途中前記ラジエータのアッパー側開口側からの圧力が
    所定以上になった時のみ開となる逆止弁と種類毎に冷却
    液を分配する第二の分配手段とを介したリターン管路と
    を備えたことを特徴とする自動車の冷却液浄化装置。
  10. 【請求項10】 水冷エンジン、ラジエータ、ヒータの
    3つのユニットと該ユニットを中継する一連のホースか
    らなる自動車の冷却システム内の冷却液を導入し浄化し
    て再度前記冷却システムに戻すための装置であって、ラ
    ジエータアッパーホースの流出側から種類毎に所定量の
    冷却液を常時貯液している貯液手段の流入側へ向かう管
    路であると共に途中種類毎に冷却液を分配する分配手段
    を介した流入管路と、前記貯液手段の流出側からラジエ
    ータのアッパー側開口側へ向かう管路であると共に途中
    種類毎に冷却液を選択する選択手段とポンプと浄化手段
    とを介した流出管路と、前記ラジエータのアッパー側開
    口側から前記分配手段の流入側へ向かう管路であると共
    に途中前記ラジエータのアッパー側開口側からの圧力が
    所定以上になった時のみ開となる逆止弁を介したリター
    ン管路とを備えたことを特徴とする自動車の冷却液浄化
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006002703A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Nippon Chem Kogyo Kk 冷却液の交換用治具、冷却液の交換装置及び冷却液の交換方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006002703A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Nippon Chem Kogyo Kk 冷却液の交換用治具、冷却液の交換装置及び冷却液の交換方法
JP4490185B2 (ja) * 2004-06-18 2010-06-23 日本ケミカル工業株式会社 冷却液の交換用治具、冷却液の交換装置及び冷却液の交換方法

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