JPH07257963A - 高靱性アルミナセラミックスおよびその製造方法 - Google Patents

高靱性アルミナセラミックスおよびその製造方法

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JPH07257963A
JPH07257963A JP6049239A JP4923994A JPH07257963A JP H07257963 A JPH07257963 A JP H07257963A JP 6049239 A JP6049239 A JP 6049239A JP 4923994 A JP4923994 A JP 4923994A JP H07257963 A JPH07257963 A JP H07257963A
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alumina
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toughness
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JP6049239A
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Hideo Hatake
英雄 畠
Tsuneo Tateno
常男 立野
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的大きな板状アルミナ粒子を多く有し、
強度は元より靱性に優れるアルミナセラミックスを提供
する。 【構成】 平均粒径10μm以下のアルミナ多結晶の母相
中に、直径30〜 200μm、厚さ 5〜20μmの板状アルミ
ナ粒子を、体積比にして30〜80%分散して有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状アルミナ粒子を分
散して有する高靱性アルミナセラミックスおよびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術並びに発明が解決しようとする課題】アル
ミナセラミックス中に板状アルミナ粒子(以下板状粒子
と言うこともある)を分散させる技術は、特開昭61−25
6963号公報に開示されている。この公報に開示の技術で
は、板状粒子は強度を向上させるために添加されている
が、板状粒子の寸法が小さいために靱性向上効果が小さ
いという問題がある。また、同公報に開示されている製
造方法においては、板状粒子を予め準備しこの板状粒子
を添加して焼結するため、直径25μm以下という非常に
小さい板状粒子を、30体積%以下という非常に少量しか
添加できず、靱性の改善が期待しえない。なお、板状粒
子は焼結を阻害するために、これよりも大きい板状粒子
を添加した場合、または添加量を増やした場合には、緻
密な焼結体が得られない。
【0003】一方、アルミナセラミックスの結晶粒径を
粗大化して、靱性を向上させる技術がある。これは、板
状粒子と同様に粗大粒によるクラックの偏向、さらにク
ラック先端近傍でのクラックブリッジング効果によるも
のである。しかし、異方性を持たない等軸粒によるこれ
らの効果は小さい。粒径が小さい物で 3MPam1/2 だった
破壊靱性値(KIC)が、せいぜい 4MPam1/2 程度まで向
上するに過ぎない。また、同時に強度が著しく低下して
しまう欠点があった。このことは、抗折強度、KICおよ
び欠陥寸法で表される、次の関係式で理解される。 σ=KIC/Y√(πa)------ σ:抗折強度, KIC:破壊靱性値,a:欠陥寸
法, Y:試料・欠陥の寸法・形状に依存する
定数
【0004】上記式によると、KICが大きくなって
も、欠陥寸法が大きくなると抗折強度は低下することに
なる。一方、等軸粒組織を有するアルミナセラミックス
では、欠陥寸法は粒径に相当する。従って、結晶粒を粗
大化した場合には、KIC向上効果が小さいために、KIC
向上効果よりも欠陥寸法粗大化の影響の方が大きくなっ
てしまい、強度が低下してしまうのである。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的の一つは、比較的大き
な板状アルミナ粒子を多く有し、強度は元より靱性に優
れるアルミナセラミックスを提供することであり、また
一つは、比較的大きな板状アルミナ粒子を多く生成し得
るアルミナセラミックスの製造方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の高靱性アルミナセラミックスは、平均粒径
10μm以下のアルミナ多結晶の母相中に、直径30〜 200
μm、厚さ 5〜20μmの板状アルミナ粒子を、体積比に
して30〜80%分散して有するものである。
【0007】そして、本発明の高靱性アルミナセラミッ
クスを得るための製造方法の一つは、結晶粒の大きさが
5μm以下の多結晶アルミナ焼結体を、温度1400℃〜15
00℃で10分〜 4時間の範囲内で熱処理するものであり、
【0008】また一つは、結晶粒の大きさが 5μm以下
で気孔率が 5%以下の多結晶アルミナ焼結体を、温度14
00℃〜1500℃、圧力 500気圧以上で10分〜 4時間の範囲
内で熱間等方圧加圧処理するものである。
【0009】
【作用】本発明の高靱性アルミナセラミックスでは、平
均粒径10μm以下のアルミナ多結晶の母相中に、比較的
大きな(直径30〜 200μm、厚さ 5〜20μm)板状アル
ミナ粒子を、多量(体積比で30〜80%)に分散して有し
ており、強度が高く且つ靱性に優れる。次に、これらの
数値限定理由を詳細に説明する。
【0010】板状アルミナ粒子を分散することにより、
破壊靱性が向上する。これは、破壊の際に板状粒子によ
ってクラック進展経路が曲げられる(クラックが偏向す
る)からである。クラックが偏向すると、クラック進展
に要するエネルギーが増加するため、クラックの進展抵
抗である破壊靱性が大きくなるのである。偏向の度合い
が大きいほど破壊靱性は大きくなる。そこで、板状粒子
の寸法が大きいほど、また分散量が多いほど破壊靱性は
大きくなる。板状粒子の直径を30μm以上、厚さを 5μ
m以上としたのは、これ以下ではクラック偏向が小さ
く、靱性が小さいからである。
【0011】一方、板状粒子を直径 200μm以下とした
のは、これ以上大きくなると靱性は向上するが、強度が
低下してしまい、実用的な強度が得られないからであ
る。これを上述した式で説明する。この場合、欠陥寸
法aは板状粒子の直径に相当する。板状粒子のKIC向上
効果は等軸粒を粗大化させた場合に較べて、飛躍的に大
きい。そこで、板状粒子寸法が大きくなる、すなわち欠
陥寸法が大きくなっても、KIC向上効果も大きいので強
度はさして低下しない。板状粒子の直径が 200μm以下
であれば、実用的な強度が得られるのである。また、板
状粒子の厚さを20μm以下としたのは、これ以上の厚さ
では板状ではなく、等軸粒に近い形状になってしまい、
靱性向上効果が期待できないからである。
【0012】板状粒子の体積分率を30%以上としたの
は、これ以下ではクラック偏向効果が少なく、靱性が大
きくならないからである。一方、最大で80体積%以下と
したのは、これを超えると実用的な強度が得にくくなる
からである。すなわち、板状粒子が80体積%を超える
と、周囲にある微細粒(母相)の影響が小さくなる。す
ると、段落番号〔0003〕の従来技術で述べた粒成長
させて靱性を向上させることと同じになってしまい、強
度が低下してしまうのである。
【0013】またさらに、アルミナ母相の粒径を10μm
以下としたのは、実用上充分な強度を得るためである。
靱性は板状アルミナ粒で向上させるので、母相単身では
靱性は低くても、強度が高ければよい。そこで、10μm
以下の結晶粒径とすることで欠陥寸法を小さくし、母相
の強度を高くしているのである。
【0014】次に、上述した作用を発揮し得る高靱性ア
ルミナセラミックスの製造方法について説明する。段落
番号〔0002〕の従来技術において述べたように、予
め形成した板状粒子をアルミナ粉末中に添加して焼結す
るアルミナセラミックスの製造方法では、添加する板状
粒子の大きさおよび添加量に自ずと限界があることか
ら、本発明では、結晶粒の大きさが 5μm以下の多結晶
アルミナ焼結体を得た後に、この多結晶アルミナ焼結体
を温度1400℃〜1500℃で10分〜 4時間の範囲内で熱処理
し、この熱処理によって母相中に板状粒子を生成分散す
ることにしたものであって、この方法であれば、母相中
に比較的大きい板状粒子を多量に生成分散させた高靱性
アルミナセラミックスが製造できる。以下その詳細を説
明する。
【0015】多結晶アルミナ焼結体を熱処理するのは、
アルミナの結晶粒が本質的には{0001}面を底面と
する板状に成長しやすいことを利用して、板状粒子が分
散した組織のアルミナセラミックスを得るためである。
これにより、靱性を向上させるために充分な大きさと量
の板状アルミナ粒子を分散させることができる。
【0016】コランダム型と呼ばれるアルミナ結晶は、
6方晶の1種として理解される。そもそもこのような結
晶は、最稠密面である{0001}面を底面とした板状
に成長しやすい性質を持つ。これは、{0001}面の
表面エネルギーが他の結晶面の表面エネルギーに較べて
小さいためである。ところが、実際の焼結体では異方性
のない等軸粒になっている。その理由を次に述べる。焼
結体中では個々の結晶粒はバラバラの方向を向いてい
る。このため、ある結晶粒が{0001}面が底面にな
るように成長しようとしても、隣接した方位の異なる結
晶粒のためにこの方向の成長が阻害されてしまう。そこ
で、各結晶粒の特定の結晶面が成長することなく、等軸
状になってしまうのである。
【0017】そこで、本発明では、熱処理温度を1400℃
以上1500℃以下としたものであって、この範囲でないと
板状粒子が得られないからである。これは、板状粒子を
得るために、結晶粒の成長速度の結晶方位異方性を利用
していることによる。この温度範囲であれば、表面エネ
ルギーが最も低い{0001}面を底面とした板状にな
る方向への成長速度が速いのである。結晶粒の成長速度
は、結晶方位によらず温度が高いほど速いという性質を
持つ。1400℃未満では粒成長速度が極めて遅いために、
熱処理をしても組織に変化がないために不適である。一
方、1500℃超では、すべての結晶方位にわたって成長速
度が大きくなる。さらに結晶方位による表面エネルギー
の差も相対的に小さくなるために、成長速度の異方性が
小さくなる。その結果、おのおのの結晶粒が等軸粒のま
ま成長するために、板状粒子が得られない。
【0018】また、上記熱処理温度での時間を10分以上
4時間以下とする理由は、10分未満では板状粒子が充分
な大きさまで成長しなかったり、あるいは、その体積分
率が充分な量にまで増えないために靱性向上の効果が得
られないため、その下限を10分以上とするものであり、
一方、 4時間を超えると母相の平均粒径が大きくなりす
ぎたり、板状粒子が必要以上に大きく成長しすぎて強度
を低下させたり、あるいは、板状粒子の体積分率が推奨
範囲を越えて増えすぎるために強度を低下させたりする
ため、その上限を 4時間以下とするものである。
【0019】また、熱処理前の多結晶アルミナ焼結体の
粒径を 5μm以下としたのは、次の二つの理由による。
第一に、粒径が 5μmを超えると板状粒子が得にくくな
るからである。板状粒子は直径30μm以上、厚さ 5μm
以上と非常に大きい。上述のように、粒成長によってこ
のように大きい板状粒子を得るためには、粒成長の駆動
力が充分大きくなくてはならない。粒成長の駆動力は粒
径に反比例するので、熱処理前の粒径が大きいと駆動力
が小さく、必要な大きさの板状粒子が得られないのであ
る。第二に、母相となる部分の結晶粒も熱処理中に成長
するため、熱処理後の母相の粒径を10μm以下にするた
めには、熱処理前の粒径が小さくなければならないから
である。熱処理前に 5μmより大きい結晶粒は、熱処理
によって10μm以上に成長し、強度低下の原因となる。
【0020】これを詳しく説明すると、次のようにな
る。アルミナの平均粒径と強度・KICの関係を実験によ
り調べたところ、次の様になった。 σ =93+ 716/d KIC= 2.7+0.35d 但し σ :抗折強度(MPa ) KIC:破壊靱性値(MPam1/2 ) d :平均粒径(μm) 平均粒径dを大きくすると、dに比例してKICは大きく
なるが、強度はdに反比例して小さくなってしまう。K
ICの比例係数よりも、強度の反比例の係数の方がはるか
に大きいために、KICはわずかに大きくなるだけなの
に、強度は極端似小さくなるのである。
【0021】なお、本発明の製造方法の一つとして、熱
処理の際、熱間等方圧加圧(HIP)処理を兼ねるよう
にしてもよい。この方法によれば、残留ポアをなくし強
度を向上させることができる。しかし、熱処理前の試料
の気孔率が 5%を超えているとHIP処理によってポア
を完全に除去することができず、HIP処理の効果が充
分に得られないので、熱処理前の試料の気孔率は 5%以
下とする。また、HIP処理の加圧条件が 500気圧未満
では圧力が不足しHIP処理の効果が得られないので、
HIP処理の加圧条件は 500気圧以上で行うとよい。な
お、HIP処理の雰囲気はアルゴン(Ar) 等の不活性ガ
ス、窒素ガス、酸素、大気など何でもよい。
【0022】一方、上記HIP処理の他、ホットプレス
を使用することもできる。但し、この場合は、製品が小
さく、単純な形状のものに限られる。
【0023】
【実施例】平均粒径 0.5μmのアルミナ粉末に有機バイ
ンダーとエタノールを加えて、プラスチック容器中でア
ルミナボールを用いて、20時間ボールミル混合した。混
合後のスラリーを乾燥して粉末にした後に、1500気圧の
圧力で金型プレス成形した。この成形体を大気中 500℃
で 2時間保持して脱バインダーを行った後、大気中で表
1に示す焼結条件のもとで焼結した。さらに得られた焼
結体を表1に示す熱処理条件またはHIP処理条件で熱
処理しアルミナセラミックスを製造した。このアルミナ
セラミックス試料を 3× 4×40mmのテストピースにダイ
ヤモンド砥石で研削加工した。
【0024】上記テストピースについて、JIS R1601 に
基づいて3点曲げ試験で抗折強度を、JIS R1607 に基づ
いて予亀裂導入法で破壊靱性値をそれぞれ測定した。結
晶粒径は、鏡面研磨した後に熱食刻した試料をSEM観
察して測定した。板状粒子の直径、厚さおよび体積分率
は、SEM観察で板状粒子の面積分率を測定して求め
た。気孔率は、気孔率 0%のときの密度を 3.98g/cm3
として、アルキメデス法で求めた密度から計算した。こ
れにより得られた結晶粒径、密度、板状粒子の寸法、板
状粒子の体積分率、抗折強度・破壊靱性値を表2に示
す。また、焼結体の結晶粒径(最大値)と気孔率につい
ても併せて表2に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】表1および表2にから明らかなように、実
施例1〜10はいずれも、熱処理前の粒径は最大値が 5μ
m以下、気孔率は 5%以下である。実施例1〜3は熱処
理を1気圧の大気中で行い、実施例 4〜10は熱処理を高
圧アルゴンによるHIPで行った。これら実施例のもの
は抗折強度が 350MPa 以上であり、また破壊靱性値が4.
5MPam1/2 以上と大きく充分な強度と靱性を有するもの
である。なお、実施例4は板状粒子は充分大きく破壊靱
性値KICが 6.0MPam1/2 と非常に大きいものの、母相の
平均粒径が 9μmと大きいために強度が 365MPa とやや
小さいが、実用上充分な強度である。
【0028】次に、表1および表2を元に比較例につい
て説明する。比較例1乃至2は熱処理を 1気圧の大気中
で行ったもの、比較例3〜7は熱処理を高圧アルゴンに
よるHIP処理したものである。 比較例1:熱処理時間が 6時間と長いために母相の平均
粒径が12μmと大きくなり、また、板状粒子の直径・厚
さが大きく、その体積分率も大きいために破壊靱性は大
きいが、強度が低くなった。 比較例2:熱処理時間が 5分と短いために、板状粒子の
直径・厚さが小さく、その体積分率も小さいために破壊
靱性が小さくなった。 比較例3:HIP処理温度が1350℃と低いために板状粒
子ができないために破壊靱性が小さく、また、残留ポア
も充分除去できていないために強度も低くなった。 比較例4:HIP処理温度が1550℃と高く、このため板
状粒子ができずに母相の結晶粒径も12μmと大きくな
り、破壊靱性・強度ともに低くなった。 比較例5:HIP処理圧力が 400気圧と低いためポアの
除去が充分にできずに気孔率 2.5%と高いために強度が
低くなった。 比較例6:焼結体の結晶粒径が 7μmと大きいために、
その後のHIP処理条件が適切であっても板状粒子がで
きず、破壊靱性が小さく、強度も充分なものにはならな
かった。 比較例7:焼結体の気孔率が 7.0%と大きいために、そ
の後のHIP処理条件が適切であってもHIP処理後の
気孔率が 3.2%と大きく、強度が低かった。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高靱性ア
ルミナセラミックスは、強度および靱性共に従来のもの
に比較して極めて高い値のものであり、切削工具、抽伸
ダイス・プラグ等の治工具類および機械構造用材料等の
広い用途に、より優れた材料として適用し得る。
【0030】また、本発明の製造方法であれば、板状粒
子をアルミナ母相中に粒成長させて分散し得るので、寸
法の大きな板状粒子を多量に分散させることができ、強
度および靱性が共に高い、特に高靱性のアルミナセラミ
ックスを製造し得る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒径10μm以下のアルミナ多結晶の
    母相中に、直径30〜200μm、厚さ 5〜20μmの板状ア
    ルミナ粒子を、体積比にして30〜80%分散して有するこ
    とを特徴とする高靱性アルミナセラミックス。
  2. 【請求項2】 結晶粒の大きさが 5μm以下の多結晶ア
    ルミナ焼結体を、温度1400℃〜1500℃で10分〜 4時間の
    範囲内で熱処理する、請求項1記載の高靱性アルミナセ
    ラミックスの製造方法。
  3. 【請求項3】 結晶粒の大きさが 5μm以下で気孔率が
    5%以下の多結晶アルミナ焼結体を、温度1400℃〜1500
    ℃、圧力 500気圧以上で10分〜 4時間の範囲内で熱間等
    方圧加圧処理する、請求項1記載の高靱性アルミナセラ
    ミックスの製造方法。
JP6049239A 1994-03-18 1994-03-18 高靱性アルミナセラミックスおよびその製造方法 Withdrawn JPH07257963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6143678A (en) * 1997-06-26 2000-11-07 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Sintered alumina-based ceramics and process for producing same
JP2005306651A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Nitsukatoo:Kk 耐熱衝撃抵抗性及び耐食性にすぐれたアルミナ焼結体、それよりなる熱処理用部材及びその製造法

Cited By (3)

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