JPH07257715A - 浮上搬送装置 - Google Patents
浮上搬送装置Info
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- JPH07257715A JPH07257715A JP7449294A JP7449294A JPH07257715A JP H07257715 A JPH07257715 A JP H07257715A JP 7449294 A JP7449294 A JP 7449294A JP 7449294 A JP7449294 A JP 7449294A JP H07257715 A JPH07257715 A JP H07257715A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄いワ−クあるいは柔軟性のあるワ−クを空
中に浮上した無接触状態にて、損傷なく搬送する。 【構成】 空気を吹き出すことにより無接触状態にてワ
−ク9を懸垂保持する吸着具4と空気を吹き出すことに
よりワ−ク9を浮上させる浮上具5及び駆動ローラ12
とにより構成される。
中に浮上した無接触状態にて、損傷なく搬送する。 【構成】 空気を吹き出すことにより無接触状態にてワ
−ク9を懸垂保持する吸着具4と空気を吹き出すことに
よりワ−ク9を浮上させる浮上具5及び駆動ローラ12
とにより構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワ−クを浮上した状態
で搬送する浮上搬送装置に関するものである。
で搬送する浮上搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶ガラス基板盤、プラスチ
ック板、積層基板当の製造工程に於いては、工程間の搬
送、あるいは乾燥炉、紫外線照射装置内に於ける搬送が
ある。
ック板、積層基板当の製造工程に於いては、工程間の搬
送、あるいは乾燥炉、紫外線照射装置内に於ける搬送が
ある。
【0003】従来、このような搬送にしようされる搬送
装置としては、ベルト式コンベア装置が知られている。
装置としては、ベルト式コンベア装置が知られている。
【0004】このベルト式コンベア装置は、工程間に回
行式の2本のベルトを掛渡し、ワ−ク両端部をベルトに
乗せ、搬送する方法のものである。
行式の2本のベルトを掛渡し、ワ−ク両端部をベルトに
乗せ、搬送する方法のものである。
【0005】又空気を吹き出して無接触状態にてワ−ク
を吸引する吸着具のみ並列させて搬送する方法もある。
を吸引する吸着具のみ並列させて搬送する方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このベルト式コンベア
装置は、ワ−クをベルト上に載置する構造であるので、
ベルト上のダストがワ−クに付着したりし、ワ−クの品
質に悪影響を及ぼす。
装置は、ワ−クをベルト上に載置する構造であるので、
ベルト上のダストがワ−クに付着したりし、ワ−クの品
質に悪影響を及ぼす。
【0007】またワ−クの幅が大きく、あるいはワ−ク
が薄い場合あるいは柔軟性のある場合、ワ−ク中央部が
自重により垂れ下がり、落下し、搬送ができないという
問題がある。
が薄い場合あるいは柔軟性のある場合、ワ−ク中央部が
自重により垂れ下がり、落下し、搬送ができないという
問題がある。
【0008】また空気を吹き出して無接触にてワ−クを
吸引する吸着具のみを並列した搬送装置では、ワ−ク9
が剛性のあるものでは搬送が可能あるが、ワ−クが柔軟
な場合あるいは薄い場合は、ワ−ク先端が垂れ下がって
吸引できなかったり、ワ−ク先端が吸着具に当たりして
損傷したり搬送できないという問題がある。
吸引する吸着具のみを並列した搬送装置では、ワ−ク9
が剛性のあるものでは搬送が可能あるが、ワ−クが柔軟
な場合あるいは薄い場合は、ワ−ク先端が垂れ下がって
吸引できなかったり、ワ−ク先端が吸着具に当たりして
損傷したり搬送できないという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべ
く、ワ−クにダストや損傷を与えないために、ワ−クを
無接触状態にて搬送するようにし、かつ薄くあるいは柔
軟なワ−クの先端の垂れ下がりを防止するために、ワ−
ク搬送方向に並設され、各々空気の吹き出すことにより
ワ−クを無接触状態にて吸引する吸着具及び空気を吹く
出すことによりワ−クを浮上さす浮上具とからなる浮上
搬送装置により解決される。
く、ワ−クにダストや損傷を与えないために、ワ−クを
無接触状態にて搬送するようにし、かつ薄くあるいは柔
軟なワ−クの先端の垂れ下がりを防止するために、ワ−
ク搬送方向に並設され、各々空気の吹き出すことにより
ワ−クを無接触状態にて吸引する吸着具及び空気を吹く
出すことによりワ−クを浮上さす浮上具とからなる浮上
搬送装置により解決される。
【0010】
【作用】上記の構成により、本発明ではワ−クは吸着具
の各々から空気の吹き出しにより、吸引されてワ−ク搬
送路内で無接触状態にて保持されるとともに、ワ−ク下
方に設けられた浮上具より上方に吹き出す空気により、
ワ−ク先端を無接触状態にて浮上させ、ワ−ク先端の垂
れ下がりを防ぐ。
の各々から空気の吹き出しにより、吸引されてワ−ク搬
送路内で無接触状態にて保持されるとともに、ワ−ク下
方に設けられた浮上具より上方に吹き出す空気により、
ワ−ク先端を無接触状態にて浮上させ、ワ−ク先端の垂
れ下がりを防ぐ。
【0011】そしてワ−ク搬送路には、ワ−クの左右方
向の移動を規制するガイドの役目を果たす駆動ローラが
並列しており、ワ−クの搬送路からの左右のとびだしを
防ぐとともに、ワ−クの側端面に接触し、ローラを回転
することによりワ−クを後方へ搬送する。
向の移動を規制するガイドの役目を果たす駆動ローラが
並列しており、ワ−クの搬送路からの左右のとびだしを
防ぐとともに、ワ−クの側端面に接触し、ローラを回転
することによりワ−クを後方へ搬送する。
【0012】このことにより、ワ−クにダストの付着す
る問題、ワ−クの先端の垂れ下がりによる搬送不能及び
吸着具との接触によるワ−クの損傷の問題は解消され、
ワ−クを無発塵、無損傷にて搬送することが可能とな
る。
る問題、ワ−クの先端の垂れ下がりによる搬送不能及び
吸着具との接触によるワ−クの損傷の問題は解消され、
ワ−クを無発塵、無損傷にて搬送することが可能とな
る。
【0013】
【実施例1】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0014】図1は、本発明の実施例に係る浮上搬送装
置の全体構成を示しており、この搬送装置は、例えば液
晶ガラス基板棟のワ−ク9を前側(図では左側)から後
側(同右側)に無接触状態にて搬送するものである。
置の全体構成を示しており、この搬送装置は、例えば液
晶ガラス基板棟のワ−ク9を前側(図では左側)から後
側(同右側)に無接触状態にて搬送するものである。
【0015】図において、1はワ−ク9を供給するワ−
ク供給テーブル、2はワ−ク9を受け取るワ−ク受給テ
ーブルである。
ク供給テーブル、2はワ−ク9を受け取るワ−ク受給テ
ーブルである。
【0016】この両テーブル1、2間の上方にはワ−ク
9搬送方向(図では左右方向)に水平に延びる搬送路形
成部材3が配設されている。
9搬送方向(図では左右方向)に水平に延びる搬送路形
成部材3が配設されている。
【0017】搬送路形成部材3には複数の吸着具4、
4、4・・・、及び浮上具5、5、・・・が前後方向に
吸着具4の前側に浮上具5くるように敷設されている。
4、4・・・、及び浮上具5、5、・・・が前後方向に
吸着具4の前側に浮上具5くるように敷設されている。
【0018】この吸着具4は、搬送路形成部材3の上面
に開口して、空気を上方部に吹き出す空気噴出口6を備
えており、この空気噴出口6から空気を吹き出させるこ
とで、ワ−ク9を空気流によるベルヌ−イ効果により無
接触状態にて吸引するものである。
に開口して、空気を上方部に吹き出す空気噴出口6を備
えており、この空気噴出口6から空気を吹き出させるこ
とで、ワ−ク9を空気流によるベルヌ−イ効果により無
接触状態にて吸引するものである。
【0019】また浮上具5は、各々吸着具4、4、4、
・・・の前側に配設され、搬送路形成部材3の上面に開
口して、前記吸着具4のフランジ7より下方に設けた空
気を上方に吹き出すノズル8を有しており、ワ−ク9の
下面にノズル8より噴出した空気を当てることにより、
ワ−ク9を無接触状態にて持ち上げる。
・・・の前側に配設され、搬送路形成部材3の上面に開
口して、前記吸着具4のフランジ7より下方に設けた空
気を上方に吹き出すノズル8を有しており、ワ−ク9の
下面にノズル8より噴出した空気を当てることにより、
ワ−ク9を無接触状態にて持ち上げる。
【0020】空気噴出口6、6、6、・・・およびノズ
ル8、8、8、・・・は開閉弁11、19を会して1本
の空気管32に接続され、この空気管32は、図外の空
気供給源に接続されている。
ル8、8、8、・・・は開閉弁11、19を会して1本
の空気管32に接続され、この空気管32は、図外の空
気供給源に接続されている。
【0021】また図2に示すように、吸着具4、浮上具
5の左右側面には、吸着具4のフランジ7より下方まで
延びた駆動ローラ12がワ−ク9搬送方向に並列されて
おり、吸着具4、4、4、・・により無接触状態にて保
持されているワ−ク9の左右方向の移動を規制するガイ
ドの機能を果たすとともに、側端面に接触して回転する
ことにより、搬送の推進力を与える。
5の左右側面には、吸着具4のフランジ7より下方まで
延びた駆動ローラ12がワ−ク9搬送方向に並列されて
おり、吸着具4、4、4、・・により無接触状態にて保
持されているワ−ク9の左右方向の移動を規制するガイ
ドの機能を果たすとともに、側端面に接触して回転する
ことにより、搬送の推進力を与える。
【0022】この搬送路形成部材3の吸着具4、4、
4、・・・、浮上具5、5、5、・・および駆動ローラ
12、12、12、・・・によりワ−ク搬送路13が形
成されている。
4、・・・、浮上具5、5、5、・・および駆動ローラ
12、12、12、・・・によりワ−ク搬送路13が形
成されている。
【0023】また搬送路形成部材3の先端にはエアシリ
ンダーからなる昇降シリンダー14が設置されており、
この昇降シリンダー14の先端のピストンロッド14a
には昇降体15が取り付けられ、この昇降体14のワ−
ク供給テーブル1の真上に対応する位置に、上記搬送路
13の吸着具4と同様の気体噴出口7を有する吸着具1
6が空気供給口18を介して垂設され、この吸着具15
が昇降シリンダー13の伸縮により昇降体15が上昇端
位置にあるときに、上記搬送路13にて吸着具4に無接
触状態にて保持されているワ−ク9の位置と同じ位置に
て保持できる位置に停止するようになっている。
ンダーからなる昇降シリンダー14が設置されており、
この昇降シリンダー14の先端のピストンロッド14a
には昇降体15が取り付けられ、この昇降体14のワ−
ク供給テーブル1の真上に対応する位置に、上記搬送路
13の吸着具4と同様の気体噴出口7を有する吸着具1
6が空気供給口18を介して垂設され、この吸着具15
が昇降シリンダー13の伸縮により昇降体15が上昇端
位置にあるときに、上記搬送路13にて吸着具4に無接
触状態にて保持されているワ−ク9の位置と同じ位置に
て保持できる位置に停止するようになっている。
【0024】上記空気供給口18は開閉弁31を介して
空気供給源に接続されている。
空気供給源に接続されている。
【0025】昇降体15が下降端位置に位置づけられた
とき、開閉弁31を開弁して、吸着具16の気体噴出口
17より空気を噴出することにより、ワ−ク供給テーブ
ル1上のワ−ク9を無接触状態にて吸引するようにして
いる。
とき、開閉弁31を開弁して、吸着具16の気体噴出口
17より空気を噴出することにより、ワ−ク供給テーブ
ル1上のワ−ク9を無接触状態にて吸引するようにして
いる。
【0026】上記昇降体15の左右及び後方にはガイド
20が取り付けられ、上記吸着具16に吸引されている
ワ−ク9の移動を規制するようになっている。
20が取り付けられ、上記吸着具16に吸引されている
ワ−ク9の移動を規制するようになっている。
【0027】また昇降体15の前端には、吸着具16に
吸引されているワ−ク9を押し出す押し出し具(図示せ
ず)が配設されている。
吸引されているワ−ク9を押し出す押し出し具(図示せ
ず)が配設されている。
【0028】上記搬送路形成部材3の後端には、前記吸
着具16の昇降シリンダー14と同様の構成を持った昇
降シリンダー21が設けられており、この昇降シリンダ
ー21は下方に延びるピストンロッド21aを有し、こ
のピストンロッド21aの先端には、昇降体22が取り
付けられている。
着具16の昇降シリンダー14と同様の構成を持った昇
降シリンダー21が設けられており、この昇降シリンダ
ー21は下方に延びるピストンロッド21aを有し、こ
のピストンロッド21aの先端には、昇降体22が取り
付けられている。
【0029】この昇降体22のワ−ク受給テーブル2の
真上に対応する位置に、上記搬送路13の吸着具4と同
様の気体噴出口7を有する吸着具23が空気供給口25
を介して垂設され、この吸着具23が昇降シリンダー2
1の伸縮により昇降体22が上昇端位置にあるときに、
上記搬送路13にて吸着具4に無接触状態にて保持され
ているワ−ク9の位置と同じ位置にて保持できる位置に
停止するようになっている。
真上に対応する位置に、上記搬送路13の吸着具4と同
様の気体噴出口7を有する吸着具23が空気供給口25
を介して垂設され、この吸着具23が昇降シリンダー2
1の伸縮により昇降体22が上昇端位置にあるときに、
上記搬送路13にて吸着具4に無接触状態にて保持され
ているワ−ク9の位置と同じ位置にて保持できる位置に
停止するようになっている。
【0030】また上記空気供給口25は、開閉弁26を
介して空気供給源に接続されており、昇降シリンダー2
1の収縮により、昇降体22が上昇単位値に位置づけら
れたときに、吸着具22の気体噴出口24より空気を吹
き出させることにより、ワ−ク搬送路13より搬出され
たワ−ク9を受け取って、無接触状態にて吸引保持する
とともに、昇降シリンダー21の慎重により昇降体22
を下降させ、その下降端位置で開閉弁26を閉弁して、
吸着具23から空気の吹き出しを停止することにより、
ワ−ク9を受給テーブル2上にワ−ク9を載置するよう
にしている。
介して空気供給源に接続されており、昇降シリンダー2
1の収縮により、昇降体22が上昇単位値に位置づけら
れたときに、吸着具22の気体噴出口24より空気を吹
き出させることにより、ワ−ク搬送路13より搬出され
たワ−ク9を受け取って、無接触状態にて吸引保持する
とともに、昇降シリンダー21の慎重により昇降体22
を下降させ、その下降端位置で開閉弁26を閉弁して、
吸着具23から空気の吹き出しを停止することにより、
ワ−ク9を受給テーブル2上にワ−ク9を載置するよう
にしている。
【0031】そして昇降体22の前および左右にはガイ
ド27が設けられており、ワ−ク9の移動を規制してい
る。
ド27が設けられており、ワ−ク9の移動を規制してい
る。
【0032】開閉弁11および19は、ワ−ク9搬送路
13内に設けられたワ−ク9の通過を関知するセンサー
(図示せず)により、ワ−ク9が各々の吸着具4、4、
4、・・・及び浮上具5、5、5、・・・上を移動して
いるときのみ開き、空気を吹き出している。
13内に設けられたワ−ク9の通過を関知するセンサー
(図示せず)により、ワ−ク9が各々の吸着具4、4、
4、・・・及び浮上具5、5、5、・・・上を移動して
いるときのみ開き、空気を吹き出している。
【0033】次に上記浮上搬送装置のワ−ク9搬送作動
に付いて説明する。
に付いて説明する。
【0034】作動開始状態では、前側及び後側吸着具昇
降シリンダー14、21はいづれも収縮していて、昇降
体15、22が上昇端位置にある。
降シリンダー14、21はいづれも収縮していて、昇降
体15、22が上昇端位置にある。
【0035】この状態からまず、図1に示すごとく、前
側の昇降シリンダー14が伸長して昇降体15が下降
し、その下降端位置で吸着具16がワ−ク供給テーブル
1のワ−ク9の真上位置に近接停止する。
側の昇降シリンダー14が伸長して昇降体15が下降
し、その下降端位置で吸着具16がワ−ク供給テーブル
1のワ−ク9の真上位置に近接停止する。
【0036】ついで開閉弁31が開いて、空気供給源か
ら供給された空気が吸着具16の気体噴出口17から吹
き出される。
ら供給された空気が吸着具16の気体噴出口17から吹
き出される。
【0037】この吸着具16からの吹き出す空気による
ベルヌ−イ効果により、ワ−ク9を吸着具16に一定間
隔を開けた無接触状態にて持ち上げられる。
ベルヌ−イ効果により、ワ−ク9を吸着具16に一定間
隔を開けた無接触状態にて持ち上げられる。
【0038】この御上記昇降シリンダー14が収縮して
昇降体15が上昇し、これにともなって、吸着具16側
を吸引した状態にて上昇する。
昇降体15が上昇し、これにともなって、吸着具16側
を吸引した状態にて上昇する。
【0039】そのさいワ−ク9は、吸着具16により無
接触状態にて吸引されているので、ワ−ク9が側方に飛
び出す恐れがあるが、吸着具16に装着されているガイ
ド20及びワ−ク供給テーブル1の後方に設けられたガ
イド20により、ワ−ク9の移動が規制され、ワ−ク9
が側方に飛び出すことはない。
接触状態にて吸引されているので、ワ−ク9が側方に飛
び出す恐れがあるが、吸着具16に装着されているガイ
ド20及びワ−ク供給テーブル1の後方に設けられたガ
イド20により、ワ−ク9の移動が規制され、ワ−ク9
が側方に飛び出すことはない。
【0040】そして昇降体15が上昇端位置に達する
と、ワ−ク9は搬送路13と同じ高さの位置に停止し、
ついで吸着具16の前端に設けてある押し出し具(図示
せず)のシリンダーが伸長し、吸着具16に無接触状態
にて吸引されてるワ−ク9を後方へ押し出し、ワ−ク9
搬送路13の前端(始端)に進入する。
と、ワ−ク9は搬送路13と同じ高さの位置に停止し、
ついで吸着具16の前端に設けてある押し出し具(図示
せず)のシリンダーが伸長し、吸着具16に無接触状態
にて吸引されてるワ−ク9を後方へ押し出し、ワ−ク9
搬送路13の前端(始端)に進入する。
【0041】この搬送路13では、ワ−ク9の前端が最
初の吸着具4にさしかかると、センサーにより感知し、
開閉弁11を開け、前記吸着具4から空気を吹き出し、
ベルヌ−イ効果によりワ−ク9を吸着具4に無接触状態
にて吸引されるとともに、吸着具4の左右側方に設けら
れた駆動ローラ12にワ−ク9端面が接触し、駆動ロー
ラ12の回転により、ワ−ク9は先に移動させられる。
初の吸着具4にさしかかると、センサーにより感知し、
開閉弁11を開け、前記吸着具4から空気を吹き出し、
ベルヌ−イ効果によりワ−ク9を吸着具4に無接触状態
にて吸引されるとともに、吸着具4の左右側方に設けら
れた駆動ローラ12にワ−ク9端面が接触し、駆動ロー
ラ12の回転により、ワ−ク9は先に移動させられる。
【0042】ワ−ク9の吸着具4より前方にある部分で
は、ワ−ク9は自重により下に垂れ下がった状態にな
り、その先端が浮上具5上に到達するとセンサーが感知
し、開閉弁19を開け、浮上具5のノズル8より空気を
吹き出し、その空気の吹上力により、垂れ下がったワ−
ク9の先端をすぐ後方の吸着具4の側面に当たらない吸
着具4のワ−ク9吸着保持面の高さまで持ち上げる。
は、ワ−ク9は自重により下に垂れ下がった状態にな
り、その先端が浮上具5上に到達するとセンサーが感知
し、開閉弁19を開け、浮上具5のノズル8より空気を
吹き出し、その空気の吹上力により、垂れ下がったワ−
ク9の先端をすぐ後方の吸着具4の側面に当たらない吸
着具4のワ−ク9吸着保持面の高さまで持ち上げる。
【0043】かようにしてワ−ク9が搬送路13内を浮
上した状態にて後方へ送られる。
上した状態にて後方へ送られる。
【0044】ワ−ク9が搬送路13の後端(終端)に達
したとき、ワ−ク9は搬送路13から引き続いて後側昇
降シリンダー21の吸着具23の下方に移動し、ガイド
27によりワ−ク9の後方及び側方の移動が規制され、
吸着具23から空気の吹き出しにより無接触状態吸引さ
れる。
したとき、ワ−ク9は搬送路13から引き続いて後側昇
降シリンダー21の吸着具23の下方に移動し、ガイド
27によりワ−ク9の後方及び側方の移動が規制され、
吸着具23から空気の吹き出しにより無接触状態吸引さ
れる。
【0045】そしてこの吸引後、昇降シリンダー21が
伸長して、昇降体22が下降する。
伸長して、昇降体22が下降する。
【0046】昇降体22が下降端位置に停止すると、開
閉弁21が閉弁し、吸着具23からの空気の吹き出しが
停止し、その吸引効果の消失により、ワ−ク9は受給テ
ーブル2上に移載される。
閉弁21が閉弁し、吸着具23からの空気の吹き出しが
停止し、その吸引効果の消失により、ワ−ク9は受給テ
ーブル2上に移載される。
【0047】以上で、1つのワ−ク9に対する搬送動作
が終了し、以後、各ワ−ク9に付いて同様の動作が繰り
返される。
が終了し、以後、各ワ−ク9に付いて同様の動作が繰り
返される。
【0048】このような搬送動作中、ワ−ク9後端が吸
着具4、4、4、・・・及び浮上具5、5、5、・・・
上を通過すると、センサーにて感知し、それぞれの吸着
具4及び浮上具5に接続する開閉弁11、11、・・・
及び19、19、・・・を閉じ、空気の吹き出しを停止
する。
着具4、4、4、・・・及び浮上具5、5、5、・・・
上を通過すると、センサーにて感知し、それぞれの吸着
具4及び浮上具5に接続する開閉弁11、11、・・・
及び19、19、・・・を閉じ、空気の吹き出しを停止
する。
【0049】
【実施例2】図3には本発明の別の実施例を示す。
【0050】図3に於いては、上方に設けた搬送路形成
部材28より複数の吸着具4、4、4、・・・が空気噴
出口6を下に向けて、前後方向に等間隔を開けて並設さ
れており、また下方に設けられた搬送路形成部材29よ
り浮上具5、5、5、・・・がノズル8を上に向けて、
気体噴出口6とノズル8とは垂直方向に於いて間隙を持
ち、かつ前後方向に等間隔を開けて並設されている。
部材28より複数の吸着具4、4、4、・・・が空気噴
出口6を下に向けて、前後方向に等間隔を開けて並設さ
れており、また下方に設けられた搬送路形成部材29よ
り浮上具5、5、5、・・・がノズル8を上に向けて、
気体噴出口6とノズル8とは垂直方向に於いて間隙を持
ち、かつ前後方向に等間隔を開けて並設されている。
【0051】吸着具4、4、4、・・・の左右には、ワ
−ク9を推進させる駆動ローラ12が前後方向にはいれ
つされている。
−ク9を推進させる駆動ローラ12が前後方向にはいれ
つされている。
【0052】そして搬送路形成部材28の吸着具4、
4、・・、搬送路形成部材29の浮上具5、5、5、・
・・及び駆動ローラ12、12、12、・・・により搬
送路30が形成されている。
4、・・、搬送路形成部材29の浮上具5、5、5、・
・・及び駆動ローラ12、12、12、・・・により搬
送路30が形成されている。
【0053】その他の構成は、実施例1と同じである。
【0054】ワ−ク供給テーブル1より搬送路30へ送
られてきたワ−ク9は、吸着具4の気体噴出口6より空
気を吹き出すことによりベルヌ−イ効果を生じ、吸着具
4に無接触状態にて垂下される。
られてきたワ−ク9は、吸着具4の気体噴出口6より空
気を吹き出すことによりベルヌ−イ効果を生じ、吸着具
4に無接触状態にて垂下される。
【0055】垂下されているワ−ク9は、側端を駆動ロ
ーラ12に接触して、駆動ローラ12の回転推力によ
り、前方に送り出される。
ーラ12に接触して、駆動ローラ12の回転推力によ
り、前方に送り出される。
【0056】ワ−ク9の吸着具4より前方にある部分
は、自重により垂れ下がった状態になり、その先端が浮
上具5上に達すると、ノズル8より空気を吹き出し、ワ
−ク9先端を浮上させ、前方の吸着具4の吸引可能距離
まで持ち上げて、その吸着具4に吸引させる。
は、自重により垂れ下がった状態になり、その先端が浮
上具5上に達すると、ノズル8より空気を吹き出し、ワ
−ク9先端を浮上させ、前方の吸着具4の吸引可能距離
まで持ち上げて、その吸着具4に吸引させる。
【0057】順次、このようにして搬送路30無いをワ
−ク9を搬送し、ワ−ク9受給テーブル2へ移載され
る。
−ク9を搬送し、ワ−ク9受給テーブル2へ移載され
る。
【0058】上記実施例に於いては、推進機構に駆動ロ
ーラ12を用いているが、吸着具4の気体噴出口6ある
いは浮上具5のノズル8をワ−ク9移送方向に斜めに吹
き出してワ−ク9に推進力を与える機構、回転ベルトで
もよい。
ーラ12を用いているが、吸着具4の気体噴出口6ある
いは浮上具5のノズル8をワ−ク9移送方向に斜めに吹
き出してワ−ク9に推進力を与える機構、回転ベルトで
もよい。
【0059】また搬送路内に加熱装置、紫外線照射装
置、塗装装置あるいはその他の処理装置を設けて、ワ−
ク9を浮上搬送中に無接触状態にて処理を行なうことも
好適な実施例である。
置、塗装装置あるいはその他の処理装置を設けて、ワ−
ク9を浮上搬送中に無接触状態にて処理を行なうことも
好適な実施例である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
空気を吹き出すことによりワ−クを無接触状態にて吸引
保持できる吸着具及びワ−クを無接触状態にて浮上させ
る浮上具をそれぞれ複数個前後に並列させることによ
り、薄いワ−ク、柔軟なワ−クを傷やダストの付着が無
く、また損傷することなく搬送させることができ、製造
工程の歩留まりの向上に寄与することができる。
空気を吹き出すことによりワ−クを無接触状態にて吸引
保持できる吸着具及びワ−クを無接触状態にて浮上させ
る浮上具をそれぞれ複数個前後に並列させることによ
り、薄いワ−ク、柔軟なワ−クを傷やダストの付着が無
く、また損傷することなく搬送させることができ、製造
工程の歩留まりの向上に寄与することができる。
【図1】本発明の浮上搬送装置の要部断面図をしめす。
【図2】図1のAーA線断面図をしめす。
【図3】本発明の別の実施例の浮上搬送装置の要部断面
図をしめす。
図をしめす。
【図4】図3のB−B線断面図をしめす。
1 供給テーブル 2 受給テーブル 3、28、29 搬送路形成部材 4、16、23 吸着具 5 浮上具 6、17、24 気体噴出口 8 ノズル 9 ワ−ク 12 駆動ローラ 13、30 搬送路 15、22 昇降体 11、12、19、31 開閉弁
Claims (1)
- ワ−クを浮上させた状態にて搬送する搬送装置であっ
て、ワ−ク搬送方向に並設され、各々空気の吹き出すこ
とによりワ−クを無接触状態にて吸引する吸着具及び空
気を吹く出すことによりワ−クを浮上さす浮上具とから
なる浮上搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7449294A JPH07257715A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 浮上搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7449294A JPH07257715A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 浮上搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257715A true JPH07257715A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13548861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7449294A Pending JPH07257715A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 浮上搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07257715A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000012416A1 (fr) * | 1998-08-31 | 2000-03-09 | Kabushiki Kaisha Watanabe Shoko | Dispositif et systeme de transport a plateau flottant |
JP2008164234A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Ngk Insulators Ltd | 平板状部材の熱処理炉 |
KR100850441B1 (ko) * | 2007-04-18 | 2008-08-07 | 주식회사 에스엘텍 | 평판 디스플레이용 글래스 이송 컨베이어의 동력전달장치 |
JP2008195541A (ja) * | 2008-03-31 | 2008-08-28 | Watanabe Shoko:Kk | 浮上搬送装置および浮上搬送システム |
JP2010533970A (ja) * | 2007-07-19 | 2010-10-28 | セントロターム・サーマル・ソルーションズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト | 平面状の基板用の非接触型搬送装置 |
CN103662588A (zh) * | 2013-11-30 | 2014-03-26 | 天奇自动化工程股份有限公司 | 接续升降辊道 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP7449294A patent/JPH07257715A/ja active Pending
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