JPH0725694B2 - インターフェロン投与による家畜の牛型呼吸系疾患合併症の防止方法 - Google Patents

インターフェロン投与による家畜の牛型呼吸系疾患合併症の防止方法

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JPH0725694B2
JPH0725694B2 JP62315080A JP31508087A JPH0725694B2 JP H0725694 B2 JPH0725694 B2 JP H0725694B2 JP 62315080 A JP62315080 A JP 62315080A JP 31508087 A JP31508087 A JP 31508087A JP H0725694 B2 JPH0725694 B2 JP H0725694B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は動物の保険の分野に関し、更に詳しくは牛型呼
吸型疾患合併症を減退される分野に関する。
発明の背景 通常“牛型呼吸型疾患合併症(bovine respiratory dis
ease comlex)(BRD)”と呼ばれる、家畜の呼吸系疾患
のいくつかの形体が知られている。
牛型呼吸型疾患合併症は家畜産業における主な損害の原
因である。
いわゆる“輸送熱”と呼ばれるBRDの一つの型は離乳し
たばかりの子牛に、一般に飼育用地に移した後に第1週
目以内に起き、そこで取扱い、輸送又は悪天候の結果、
ストレスに曝される。
“輸送熱”は年間2億5千ないし10億ドルの損失を伴っ
て北米家畜産業に影響を及ぼす最も広くゆきわたりそし
て経済的に重大な病気である。
“BRD"の他の型は“地方病子牛肺炎(Enzootic Calf Ph
eumonia)”であり、一般に生れてから3〜3カ月の牛
舎に住む子牛に特に感染する肺炎である。
群中の何頭かの子牛は激しい呼吸系疾患が発現してそし
て死ぬ。他の子牛は通常穏やかな疾患が発現し、それに
は鼻および目の粘膜の刺激と鼻および眼の排出物を伴
う。これらの子牛は更に激しい型の疾病に発展するか、
或いは回復する。しかしながら、回復した子牛は2〜3
週間内に再発する危険がある。
“BRD"は肉牛に最も多いが、乳牛にも起こる。全ての年
令が感染し得るが、該疾患は群れに入れたばかりの新た
に買われた若い家畜(cattle)(本願では特に牛を云
う)に最も発生する。その結果、新たに乳牛を群れに導
入すると、群れに肺炎が発生するのであろう。
“牛型呼吸疾患合併症”は呼吸管の損傷およびストレス
のような要素が組合されて起こるものと思われる。呼吸
管の損傷は牛疱疹ウィルス(bovine herpesvirus)のよ
うなウィルス又は種々の真菌プラズマおよび/又はクラ
ミド菌株により起り得る。ストレスは、例えば離乳、去
勢、混雑、温度変化およびパスツレラのような細菌の第
2次感染によって起り得る。ウィルスとの戦いおよびス
トレスは組合さって家畜の免疫低下を引き起こし得る。
この免疫低下は次に、肺に主としてパスツレラ ハエモ
リチカ(Pasteurella haemolytica)の細菌を第2次転
移増殖され得る〔ヨセフ エム.カミングス(Joseph
M.Cummings),“飼育用地疾病および寄生虫”、フィー
ドロット、ジー.ビー.トンプソン(G.B.Thompson)お
よびクレイトンシー.オー’メリー(Clayton C.O'Mar
y),出版、リーおよびフェビガー(Lea and Febiger,
フェラデルフィア、第3版、1983年参照)。
従って、“輸送熱”又は“地方子牛肺炎”への感受性に
は素因が非常に重要である。それらの中で最も優勢な因
子は物理的ストレス、薬剤および生理学的因子である。
物理的ストレスには離乳、極端な温度および天候の急
変、湿度、不規則な飼料および水の供給、配給量の変
化、ほこり、混雑、子牛の混合および閉じ込めが含まれ
る。
かかる因子により最近到着した子牛が感じるストレスは
肺炎の寄与する主な因子と考えられる。更に、子牛はし
ばしば、到着の2〜3日後内にワクチン注射され、角を
取られ、去勢され、ビタミンおよび抗生物質を与えられ
そして注射される。これらの操作は長い混雑した状態で
のトラック乗車後に疲労した家畜にも成される。
ストレスを生じさせる薬剤には、農作業中に発生するア
ンモニアガスおよび毒性ガスが含まれる。
寄生虫の攻撃のような付随する病気もまた、感染に対る
る抵抗力に悪影響を及ぼすことが示された。
これらの全ての因子は、免疫系の低下(例えば好中球お
よびリンパ球機能の損傷を生じる内因性ステロイドの放
出)又は呼吸管内での粘素分泌の麻痺又は阻止のような
病理学的変化を誘発する。
“BRD"に係わる主なウィルスは牛疱疹ウィルス型I〔BH
V−I又は感染性鼻気管炎(rhinotiacheitis)ウィル
ス〕、パラインフルエンザ型3(PI−3)、牛型ウィル
ス性下痢ウィルス(BVD)および牛型呼吸性シンチシャ
ル(syncitial)ウィルス(BRSV)である。
ウィルスはいくつかの機構により免疫低下を引き起す:
それらは例えばリンパ球機能を溶解するか機能的に損う
か、或いは体自体の殺菌機能の活性、特にグラム陰性細
菌を肺から除去するのに重要な大食細胞および好中球が
関係する活性を低下させる。
更に、ウィルスは大食細胞が抗体被覆細胞を摂食する能
力を変更する(減少したLc受体活性)。細胞が摂取され
ても、該細胞はウィルス感染大食細胞によって効果的に
殺害されない。更に、ウィルス感染は肺胞大食細胞によ
る化学走性因子製造を低減させ、従って肺への好中球漸
増員に大きく影響する。
ウィルス感染はまた好中球移動度を変更しそして好中球
の異常機能を誘発し得る。
最後に、肺胞大食細胞が、ウィルスの複製(replicatio
n)又は食作用により、それらの細胞表面上でウィルス
性抗原を発現するなら、細胞毒性T細胞はこれらの細胞
に向いそして更にそれらの機能を損うことができる。
以前から知られているように、ウィルス感染とストレス
は、グラム陽性およびグラム陰性の両細胞による呼吸管
の癒着および転移増殖を増大させるようである。
肺を転移増殖させそして細菌性肺炎を引き起こし得る多
種の細胞があるが、牛型肺炎の大部分は溶血性肺炎菌
(Pasteurella haemolytica)A−Iによって引き起こ
される。
溶血性肺炎菌に加えて、パスツレラ ムルトシダ(P.mu
ltocida)およびハエモフィルス ソムヌス(Haemophil
us somnus)もまた、“BRD"を患う動物の呼吸管から通
常単離され、それらは種々の真菌性プラズマ種(Mycopl
asma species)〔エム.ボビス(M.bovis)、エム.デ
ィスパール(M.dispar)およびエム.ボビリニス(M.bo
virhinis)〕である。
溶血性肺炎菌が鼻咽喉内で急速に成長した後、該細菌は
例えば肺内小滴(lung inside droplet)に入り得る。
更に溶血性肺炎菌は可溶性細胞毒素(白血球毒素)を生
成し、該毒素は反すう動物の白血球の機能を損うか該白
血球を死滅させる。
細菌の食作用を営んだ後、肺胞の大食細胞および好中球
は損傷されるか死滅する。肺内で死滅した好中球は、肺
炎により引き起こされる病変の一因となる。
“BRD"は通常、家畜がストレスを感じた時から3ないし
15日後に起こる。
罹患した子牛は通常元気がなく見えそして食欲がない。
粘液膿の鼻放出物と静かなせきがあるのが共通してい
る。呼吸速度は毎分30の正常値から80ないし100/分に増
加する。罹患した子牛はまた40゜ないし41.5℃の熱をも
つ。
聴診器で肺を検査すると、通常気管支肺炎又は肋膜炎の
徴候が見られる。
溶血性肺炎菌は激しい肺の病変を生じる。フィブリン析
出と毛管血栓症がパスツレラ菌感染の二つの主な病理学
的特徴である。
家畜産業については、“BRD"により生じる損失は動物の
死の結果だけでなく、取り扱い費用、重量減少、非能率
的な飼料利用、過大な労働、収用(condemnations)お
よび悪い成果(poor performers)の結果であり、それ
らの全ては病気の結果生じるものである。
従って、“BRD"を適切に治療する可能性を求める一方、
家畜の呼吸系疾患の発生および重症度をインターフェロ
ンの投与により低減させる示唆がなされた。
インターフェロン(IFN)は三つのタイプ、即ちアルフ
ァ、ベータおよびガンマ、に分類される蛋白質の一族で
ある。分類はインターフェロン蛋白質の抗原特異性、遺
伝子組織、構造、pH感受性、細胞の由来および生物学的
活性に基づく。
種々のタイプのインターフェロンが牛、豚および人間の
ような動物から誘導できる。
呼吸系疾患の発生および重症度を減じるために家畜をイ
ンターフェロンで治療することの示唆はモデル研究によ
り支持されている。一つのモデル研究において、家畜に
疱疹ウィルス(BHV−I)を感染させた。人間のインタ
ーフェロンを投与すると感染の重さを低減させることが
示された。ロネイ(Roney)外のAm.J.Vet.Res.46,1251
〜1255頁(1985年)参照。
しかしながら、モデル研究は、家畜をそれらが販売小屋
(salebarn)、飼育用地(feedlot)および家畜置場(s
tockyard)を経て移動されるに従い、実際の現場の条件
下に置かれる場合のストレスおよび多様のウィルスおよ
び微生物の組合せ条件に付させないので、不備である。
従って、成功したモデル研究は必ずしも、家畜を実際の
現場条件下で牛インターフェロンで処置すると感染性呼
吸系疾患に有効である、ということを意味しない。かか
る研究はまた、実際の現場条件下で感染性疾患の発生お
よび重症度を低減するためにインターフェロン接種する
最適条件を提供しない。
最良の時期および接種方法の問題が残っている。
従って、本発明の目的は、家畜(特に牛)にインターフ
ェロンを予防投与することにより、実際の現場条件下で
牛型呼吸型疾患合併症の発生および重症度を低減する方
法を提供することである。
上記の目的およびその他の目的は本発明の以下の記載か
ら明らかである。それらの目的は、牛型呼吸型疾患合併
症の発生および重症度を低減する方法を提供することに
より達成され、該方法は若い家畜に、感染性疾患発生性
ウィルス又は微生物の感染が臨床的病気の発生を引き起
こす前に、予防的有効量の牛インターフェロンを全身投
与することを特徴とする。
発明の開示 本発明で有用なインターフェロンは家畜から誘導された
アルファ、ベーター又はガンマインターフェロンであり
得る。インターフェロンは家畜から単離しそして精製す
るか、或いは組換えDNA技術により製造したものであり
得る。
これらのすべての型のIFNは罹病性細胞内でウィルス複
製を抑制するのに直接役割を果すことができ、そして免
疫機能の調節に関与する。全てのIFNは免疫防御−食作
用および細胞死滅を刺激又は高揚することができる。
アルファ型インターフェロンは、ウィルス感染に応答し
てリンパ球および白血球により分泌される。
DNA暗号書き換え牛インターフェロンのクローン生成(c
loning)および記号発現(expression)により、牛ゲノ
ムは二つの区別された類のIFN−遺伝子、即ちBoIFN−α
およびBoIFN−α遺伝子類、を含むことが示され
た。これらの類はそれぞれ10〜12および15〜20の下位型
から成る。BoIFN−α11と遺伝コードで指定された、BoI
FN−α族の下位型である遺伝子は、インヴィトロおよ
びインヴィボにて活性を高めるために、細菌細胞内でク
ローが生成されそして記号で表現される。
組換え牛インターフェロンアルファI(γBoIFN−α
I1)、商標名でインターセプター(Interceptor)、は1
66のアミノ酸から構成される基本的蛋白質である。その
分子量は19000ダルトンである。
調合されたインターフェロンは通常凍結乾燥形にて貯蔵
される。他の形には調合済注射液が含まれる。
本発明で使用するために、凍結乾燥されたインターフェ
ロンを投与用に希釈剤、好ましくは殺菌水、中でもどす
ことができる。
機能上もどされたインターフェロンを若い家畜に、皮下
注射器などにより、便利な方法で全身投与する。全身投
与は筋肉内(好ましくは腎部の筋肉内)、皮下、静脈内
投与で行うことができる。
筋肉内投与が好ましい。
本願の目的に、若い家畜とは3日ないし18カ月、好まし
くは6ないし18カ月の年令の離乳した家畜を意味する。
本発明によると、インターフェロンの投与は鼻内投与で
あってもよい。しかし、全身投与、特に筋肉内投与は更
に便利でありそして驚くべきことに少なくとも鼻内投与
と同じ程度に有効であるため、好ましい。
インターフェロンの投与量は予防的有効量である。下限
は約0.5mg IFN/動物、好ましくは約1mg IFN/動物、そし
て更に好ましくは約3mg IFN/動物である。
上限は、重大な副作用を生じることなく家畜が耐えられ
る最大量である。上限は、例えば約250mg IFN/動物、好
ましくはmg IFN/動物、そして最も好ましくは約10mg IF
N/動物である。
インターフェロンの最適量は約3mg IFN/動物ないし10mg
IFN/動物、好ましくは約5mg IFN/動物である。
機能的にもどされたインターフェロンはどのような濃度
であってもよい。例えば、5mg IFN/動物の量注入するに
は、2.5mg IFN/ml(希釈剤)(H2O)の溶液を準備しそ
して該溶液を2ml/動物の量注入すると便利である。
薬力学的研究により例示されるように、初期に投与され
たインターフェロン全量の90%以上が投与後15時間以内
に除去される。
従って、家畜が感染性疾患−生起性微生物に感染する前
又は感染直後に、家畜にインターフェロンを接種するの
が好ましい。
IFN投与の時期は、動物が病原体に曝される時期を基準
にして、72時間前から24時間後(−72〜+24時間)、好
ましくは60時間前から24時間後(−60〜+24時間)であ
る。
IFN投与の正確なタイミングが重要である。何故なら、
殆んどの呼吸系疾患は販売小屋での動物の混合、輸送又
は飼育用地への入場直後に生じるからである。
従って、本発明の好ましい態様においては、若い家畜の
IFN接種は、販売小屋、家畜置場、又は飼育用地で肥育
する前に集合させた最初の機会に行う。
インターフェロンの効能および作用方法は本発明でイン
ヴィロおよびイン ヴィボ実験の過程で示された。
INF投与の臨床的効能は、再生可能な疾患モデルを用い
たモデル研究ばかりでなく、現場試験によっても支持さ
れた。
3000頭の子牛を鼻内処置しそして約7000の動物を筋肉内
処置したことを含む臨床的現場試験の間、処置に関係し
た悪い反応は見られなかった。インターセプターを与え
られそして同時に通常の飼育用地での処置および肥育に
伴なう処置療法、例えば駆虫、ワクチン注射、外因寄生
虫撲滅剤処理、同化製剤の挿入、焼印、飼育促進のため
の着床(implanting)および抗生物質処理、を受けた動
物に悪い影響は記録されなかった。
対照研究で、インターセプターの鼻内又は筋肉内処理と
変性した生きたIBR/PI−3ウィルスワクチンのワクチン
注射との同時処置は、動物に有害な影響を及ぼさずそし
てワクチンの防御効果を損わないことが示された。
牛型呼吸型疾患合併症の発生および重さの低減に関する
IFN処置の効果は、死亡率および動物又はグループ当り
の病気日数を著しく減少させ、そして凝薬対照物と比較
してIFN処理動物の重量増加および飼育効率を改善し
た。
“地方的子牛肺炎”の場合、感染性疾患−生起性ウィル
ス又は微生物に感染した時点を基準にして0.7および14
日目にインターフェロンに投与するのが有利であること
証明される。
以下に特定例を参照するが、それらは例示のためのみに
本願に含ませるのであって、本発明の限定するためでは
ない。
例 1. 牛−インターフェロン 牛インターフェロンの製造法は特願昭58−224,690号お
よび欧州特許出願第88,622号(1983年9月14日発行)に
“動物インターフェロン、それらの製造法、それらを含
む組成物、そのDNAシーケンスコーディングおよび記号
表現、かかるシーケンスを含むビヒクルおよびそれによ
り変形されさ細胞”の名称で開示されている。特願昭58
−224,690号および欧州特許出願第88,622号の牛インタ
ーフェロンの製造の記載を本願に参考用として包含させ
る。この記載は該欧州出願の21〜37頁および対応する上
記日本出願公報の頁、およびそこで引用された参考文
献、図面および表、並びに牛インターフェロンの製造に
ついてのその他の記載を含む。
2. 薬力学および毒性 γBoIFN−αI1の血清素因および生物学的有効性を、集
団の子牛に10mgの投与量を1回、鼻内、筋肉内および静
脈内投与した後、検討した。
それぞれの半衰期は130から270分であった。全ての適用
方法で、合計投与量の90%以上は投与後15時間以内で除
去された。牛インターフェロンのレベルは、投与後24時
間までに検出可能値以下に下った。
筋肉内投与量の約40%は循環系に有効であることが見出
された。
25mgまでの投与量で15日間連続して鼻内(IN)投与して
処置した動物に、インターフェロンによる毒性効果は認
められなかった。16日目のインターフェロンの血清レベ
ルはバックグラウンドレベルよりも僅かに高いだけであ
ることが見出された。
以前の実験で、1頭当り100mgまでの投与量で1回筋肉
内(IM)投与は十分耐えられることが示された。
最初のインターフェロンIM投与の後に、一時的な穏やか
な白血球減少症および中程度の発熱反応が観察される。
白血球数および体温は24時間から4日以内に正常にもど
る。繰返し投与はこれらの低下に更に影響を与えず、動
物の臨床的成果にもインターフェロンの予防的価値にも
影響を及ぼさないようである。
3. インターフェロン効能のイン ヴィトロ研究 a)イン ヴィトロの抗ウィルス活性 γBoIFN−αI1の抗ウィルス効力を、牛起因の種々のウ
ィルスと戦う牛細胞系統について試験した。通常単位U/
mlで表わされるか単位U/mg蛋白質〔比放射能(specific
activity)〕に変換される活性力価は、希釈度の逆数
を示すが、ウィルス−誘発細胞病理効果(cytophatic e
ffects)(斑点)を50%阻止する。
γBoIFN−αI1は通常殆んど“BRD"を患う家畜から単離
されるウィルスの複製を阻止する。
b)イン ヴィトロでの免疫変調効果 イン ヴィトロでの免疫変調効果を評価するために、牛
食細胞(好中球、血液単細胞および肺胞大食細胞)をγ
BoIFN−αI1で処理する。
観察された効果は多様で、全ての3タイプの細胞による
細胞摂取の増大および肺胞大食細胞でのFc受体活性の増
大、単核細胞およびポリモルフの直接およびランダムな
移動の阻止、酵素放出又は不活化の増大、過酸化水素発
生の増大および肺胞大食細胞およびPMN白血球による超
酸化アミン放出の減少を含む。
これらの効果は投与量および時期に依存する。
4. エクス ヴィボでの免疫変調効果 種々の白血球機能を、BHV−I/パスツレラ ハエモリチ
カの試験的感染過程全体を通じて測定して、インターフ
ェロンはイン ヴィトロで免疫変調に役割を果すか否
か、従って罹病率および死亡率を減少させることになる
か否かを調べた。
模型試験において、最大の免疫抑制が感染後4日目に生
じ、その時期は細菌感染による罹病率が最高となる時期
である。
牛組換えインターフェロンの好中球移動および化学走性
に対する効果を調べるために、インターフェロン−処理
した又は疑薬を投与した動物の末梢血液に存在する好中
球を、移動および化学走性試験で測定する。
両者の場合、好中球機能は感染の後に抑制される。
しかしながら、IFN処理グループにおいて、好中球機能
は疑薬投与したグループよりもずっと急速に正常に戻
る。
好中球機能の変調は、化学ルミネセンス試験で、反応性
酸素種の生成を測定することにより更に示される。この
試験を用いて、IFN処理は、パスツレラ ハエモリチカ
と戦う動物中で好中球が反応性酸素種を生成する能力を
劇的に増大させることが示される。
5. “輸送熱”現場試験 最初の研究で、770頭の雄の子牛(steers)を購入し、
トラックで販売小屋に輸送し、次に飼育用地に輸送す
る。到着すると、動物を無作為に囲いに割り当てる。各
々の動物に2ml又は等価量の疑薬中のγBoIFN−αI1を鼻
孔当り5mg与える。
元気のなさ、食欲減退又は呼吸性症状の臨床的徴候を記
録する(付録参照)。病気の動物は抗生物質で処理す
る。
結果を下記第1表に要約する。
研究用飼育用地で行った別の研究で、筋肉内注入で投与
したγBoIFN−αI1(10mg IFN/動物)又は疑薬と共に
鼻内点滴注入(5mg IFN/鼻孔)したγBoIFN−αI1の効
果を比較する。
200kg重量範囲のシングルセックス子牛300頭を購入し、
商業的販売小屋を通過させて適当な呼吸系感染状態に曝
し、そして商業的輸送実施に似せた条件下で研究地にト
ラック輸送する。
インターフェロンの適用は、飼育用地に到着する62〜64
時間前の販売小屋で行う。
別の研究で、IFNを飼育用地に到着した時点でのみ投与
する。
各投与方法についての病気の動物のパーセント、病気日
数、および死亡率パーセントを、インターフェロンを与
えない対照グループと比較する。その結果を下記の表に
示す。
上記の実験過程で、IM又はIN投与されたγBoIFNα
Iは、研究の初めの3週間の間BRDの重さおよび発生の
両者を明らかに低減したことが示された。
6. “地方的子牛肺炎”の現場試験 “地方的子牛肺炎”に対するγBoIFN−αI1の効果も、
商業条件下にて評価する。
交配繁殖したシメンタール(Simmental)およびホルス
タイン種の生後2〜3週間、重さ50〜65kgの乳牛用子牛
60〜80頭を種々の販売元から購入し、販売小屋に輸送し
そして次にスト.オウビン(St.Aubin)、スイス、のチ
バ−ガイギー研究所に運ぶ。臨床的に健康な子牛のみを
入れる。研究前に病気の徴候が示された動物は排除す
る。
到着後、それらの子牛を秤量し、各々に札を付け、そし
て層形成無作為化(stratified radomization)(性、
重量)により、閉鎖した牛舎内で処理グループ毎に二つ
の再現した囲いに割り当てる。
それらを薬物を入れないミルク代替物で飼育する。これ
らの条件下で、高割合の子牛(70〜90%)が到着から3
〜15日以内に自然に“BRD"を発現する。毎日の臨床的検
査を3週間行う。次のパラメーターを試験する:呼吸速
度、咳、鼻排出、体温、食欲および行動(付録1参
照)。
全ての処置されたグループは、疑薬対照と比較して臨床
的に改善された;病気の累積的発生および動物1頭当り
の病気日数は減少した。
インターセプターを週毎に0,7および14日目に投与する
と、死亡率を50%以下に減少させた。
付録1 臨床的採点系の記載 規格化臨床試験 症状の重さについて3種のカテゴリーを、正常に1の得
点をそして最も重い症状に得点3を与えて関係づける。
呼吸速度 35 1 35〜60 2 >60 3 せき せきなし 1 頻繁でない、痛みなし、穏やか 2 激しい、痛い、頻繁そして呼吸危機 3 鼻放出物 なし 1 漿液 2 粘液膿 3 聴 診 正常 1 増大した気管支音 2 音高いゴロゴロ鳴る騒音と多く の湿っぽいラ音と肋膜炎の徴候 3 体 温 39.5゜ 1 39.5゜〜40.5゜ 2 >40.5゜ 3 体温は1日2回測りそして平均を記録する。
食 欲 通常 1 減少 2 食欲欠乏 3 挙 動 正常 1 中程度に元気がない 2 非常に元気なく瀕死状態 3 その他の全ての臨床的症状も記録しなければならない
(下痢、関節炎) 臨床的得点の解釈 全てのパラメーターに係数をかけて、全体平均値を出
す。
呼吸速度 ×3 − せ き ×1 − 鼻放出物 ×2 − 聴 診 ×2 − 体 温 ×3 − 食 欲 ×3 − 挙 動 ×2 − 合計 − 合計/16=全体平均値 病気の進行の分析は、全体平均値(OMV)の進展、該曲
線下の面積(AUC)およびAUCとOMVの進展から得られ
る。処置法間の比較は、共変動(covariance)分析によ
り行われる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 37/66 ADZ (72)発明者 ジョセフ ステフェン マックラケン アメリカ合衆国 カリフォルニア 94002, ベルモント,ノートン アヴェニュー 3814 (72)発明者 ヘッレ ビーレフェルト カナダ国 サスカチュワン エス7ケイ 2アール2,サスカツーン,5ス アヴェ ニュー ノース,502 (72)発明者 ジョン フィリップ アメリカ合衆国 ノースキャロライナ 27358,サマーフィールド,プレザント リッジ ロード,3025 (56)参考文献 特開 昭58−224690(JP,A)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感染性疾患−生起性ウィルス又は微生物に
    感染する前に、若い家畜に予防的有効量の牛インターフ
    ェロンを全身投与することを特徴とする、牛型呼吸型疾
    患合併症の発生および重症度を低減する方法。
  2. 【請求項2】牛インターフェロンがアルファー牛インタ
    ーフェロンである、特許請求の範囲第1項の方法。
  3. 【請求項3】アルファー牛インターフェロンがアルファ
    ー牛インターフェロンI1である、特許請求の範囲第2項
    の方法。
  4. 【請求項4】アルファー牛インターフェロンI1が組換え
    アルファー牛インターフェロンI1である、特許請求の範
    囲第3項の方法。
  5. 【請求項5】全身投与が筋肉内施用を含む、特許請求の
    範囲第1項の方法。
  6. 【請求項6】インターフェロンの投与が販売小屋で行わ
    れる、特許請求の範囲第1項の方法。
  7. 【請求項7】インターフェロンの投与が家畜置場で行わ
    れる、特許請求の範囲第1項の方法。
  8. 【請求項8】インターフェロンの投与が飼育用地で行わ
    れる、特許請求の範囲第1項の方法。
  9. 【請求項9】インターフェロンの予防的有効量が0.5mg
    インターフェロン/動物ないし250mgインターフェロン
    /動物である、特許請求の範囲第1項の方法。
  10. 【請求項10】インターフェロンの予防的有効量が1mg
    インターフェロン/動物ないし50mgインターフェロン/
    動物である、特許請求の範囲第1項の方法。
  11. 【請求項11】インターフェロンの予防的有効量が3mg
    インターフェロン/動物ないし10mgインターフェロン/
    動物である、特許請求の範囲第1項の方法。
  12. 【請求項12】インターフェロンの予防的有効量がほぼ
    5mgインターフェロン/動物ないし10mgインターフェロ
    ン/動物である、特許請求の範囲第1項の方法。
  13. 【請求項13】牛インターフェロンの一回投与を行う、
    特許請求の範囲第1項の方法。
  14. 【請求項14】牛インターフェロンの繰返し投与を行
    う、特許請求の範囲第1項の方法。
  15. 【請求項15】牛インターフェロンの投与を、感染性疾
    患−生起性微生物又はウィルスに曝露した時点を基準に
    して0.7よび14日目に行う、特許請求の範囲第1項の方
    法。
  16. 【請求項16】感染性疾患−生起性ウィルス又は微生物
    に感染する前に若い家畜に予防的有効量の牛インターフ
    ェロンを筋肉内投与することを特徴とする、牛型呼吸型
    疾患合併症の発生および重症度を低減する方法。
  17. 【請求項17】若い家畜が肥育前に集められた最初の機
    会に、該若い家畜に予防的有効量の牛インターフェロン
    を筋肉内投与することを特徴とする、牛型呼吸型疾患合
    併症の発生および重症度を低減する、特許請求の範囲第
    16項の方法。
JP62315080A 1986-12-12 1987-12-12 インターフェロン投与による家畜の牛型呼吸系疾患合併症の防止方法 Expired - Lifetime JPH0725694B2 (ja)

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