JPH07256365A - 管状部材の半径方向拡張装置及び方法 - Google Patents

管状部材の半径方向拡張装置及び方法

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JPH07256365A
JPH07256365A JP7043579A JP4357995A JPH07256365A JP H07256365 A JPH07256365 A JP H07256365A JP 7043579 A JP7043579 A JP 7043579A JP 4357995 A JP4357995 A JP 4357995A JP H07256365 A JPH07256365 A JP H07256365A
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mandrel
tube
tubular member
pressurizer
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David A Snyder
アレン スナイダー デビッド
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば原子炉用蒸気発生器の伝熱管のような
小径内周部をもつ管状部材を半径方向に拡張する方法及
び装置を提供する。 【構成】 可撓性マンドレル(210)を管状部材(60)内
へ挿入する。マンドレルは、外面に設けられたポート
(500)で終端する貫通チャンネル(490)を有する。マン
ドレルは、可撓性が得られるように、玉継手方式により
一つずつ隣り合わせに互いに連結された複数のセグメン
ト(280,360,410,460)から成る。ポート(500)を覆った
状態でマンドレルを包囲している弾性ブラダ(220)を半
径方向に膨張させて管状部材の内周部(80)に密着さ
せ、それにより管状部材を半径方向に拡張する。ブラダ
は、その周りに円周方向に延びる複数のリブ(570)を有
していて、従ってブラダは可撓性をもつようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に管の拡張技術に
関し、特に、内周部を有する管状部材、例えば、代表的
な原子炉用蒸気発生器で見受けられるような伝熱管
(「細管」ともいう)又はスリーブを半径方向に拡張す
る装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】代表的
な原子炉用蒸気発生器では、熱が高温の放射性一次流体
からこれよりも低温の非放射性二次流体に伝達される
と、蒸気が生じる。一次流体は、蒸気発生器内に設けら
れている複数の支持板を貫通している複数本のU字管又
は伝熱管を通って流れる。U字管の両端は、これ又蒸気
発生器内に設けられている管板の孔を挿通している。U
字管の両端は、管板の下方に位置したボウル状の下部プ
レナムと連通し、下部プレナムは、入口プレナム室と出
口プレナム室に分けられている。蒸気発生器の作動中、
一次流体が入口プレナム室からU字管を通り出口プレナ
ム室に流入しているときに、二次流体は管の外面を包囲
している。加熱された一次流体が管を通って流れると、
管の壁は、熱を一次流体から二次流体に伝える伝熱手段
として機能する。熱が一次流体から二次流体に伝達され
ると、二次流体の一部は蒸発して蒸気となり、当該技術
分野で周知の方法で発電が行われる。
【0003】蒸気発生器の稼働中における応力及び腐食
により生じる管壁の粒間割れに起因して、蒸気発生器の
伝熱管が劣化し(即ち、管壁の薄肉化を起こし)、漏れ
止め状態を維持できなくなる場合がある。もしこの劣化
に起因して管壁を貫通する亀裂が生じると、放射性一次
流体が亀裂から漏れ出て、非放射性の二次流体と混じり
合い、非常に憂慮すべき結果となる。
【0004】しかしながら、劣化の疑いがあるときは、
たとえ劣化があっても管の劣化部分をスリーブ補修する
ことによって管をそのまま使用することができる。スリ
ーブ補修を行うには、管状補修用スリーブを管内に挿入
して管の劣化部分を被覆する。次に、スリーブを半径方
向に拡張して管内壁に密着させることによりスリーブを
管に固定し、その結果、管の劣化部分を橋渡しし、或い
は被覆するようにする。このようにして、たとえ管の壁
が劣化しても放射性一次流体が非放射性二次流体と混合
しないようにする。かかるスリーブの拡張作業は通常
は、機械的又は流体作用式拡張用マンドレルを用いて行
われる。
【0005】さらに、通常、管の外壁と管の端部を受け
入れる管板の孔の内壁との間には環状の隙間が存在す
る。二次流体から沈降した潜在的に腐食性のスラッジ
(例えば、鉄酸化物、銅化合物及び他の金属)が、管板
の上面に堆積し、かかる環状隙間に流れ込む場合があ
る。これら潜在的に腐食性のスラッジが環状隙間内に集
積するのを防止するため、各伝熱管を半径方向に拡張し
て管の外壁と管板の孔の内壁との間の隙間を閉じる。上
述のスリーブ補修の場合のように、隙間を小さくするこ
と(以下、「管/管板間隙間減少法」という場合があ
る)を目的とするかかる伝熱管の拡張は通常は、機械的
又は流体作用式拡張用マンドレルを用いて行われる。
【0006】しかしながら、本発明者の所見によれば、
伝熱管の端部が蒸気発生器のボウル状下部プレナムの湾
曲側部に隣接して位置している場合、スリーブ補修法又
は管/管板隙間減少法を実施することは困難である。す
なわち、伝熱管の端部とボウル状下部プレナムの側部と
の間で利用できるスペースは限られているために、従来
型マンドレルを管端部内に挿入して所要の管/管板間隙
間減少法やスリーブ補修法を実施することは困難であ
る。この理由は、かかる従来型マンドレル真っ直ぐであ
って剛性のものであり、かくして、かかる従来型マンド
レルを管端部内へ挿入できないからである。それゆえ、
かかる管の補修は、困難であり、場合によっては不可能
である。したがって、当該技術分野における課題は、管
板の周囲に隣接して(即ち、蒸気発生器のボウル状下部
プレナムの側部に隣接して)位置する伝熱管の端部内へ
の挿入に適した拡張用マンドレルを提供することにあ
る。
【0007】また、伝熱管の湾曲上部U字形部分に、或
いはこれを越えて位置する伝熱管の部分を補修すること
が必要になる場合がある。したがって、当該技術分野に
おけるもう一つの課題は、伝熱管のU字形上部湾曲部を
越えて通ることができる拡張用マンドレルを提供するこ
とにある。
【0008】さらに、本発明者の所見によれば、従来型
マンドレルは伝熱管内への挿入を容易にするために潤滑
を行う必要がある。かかる潤滑は、蒸気発生器のボウル
状下部プレナムの側部に隣接して狭いスペース内に位置
する管内へマンドレルを挿入するのに特に必要である。
しかしながら、かかる潤滑作業により補修を完了するの
に要する時間が増大する。というのは、潤滑剤につい
て、蒸気発生器の稼働中における伝熱管材料との間で起
こりうる化学反応の回避のため、費用のかかるポストク
リーニング操作を必要とするからである。したがって、
当該技術分野におけるさらにもう一つの課題は、潤滑剤
の不要な拡張用マンドレルを提供することにある。
【0009】さらに、本発明者の所見によれば、従来型
の拡張用マンドレルでは、管又はスリーブの内周部に対
して適当な大きさの外向きの力を及ぼすために、マンド
レルと管又はスリーブの内周部との間で比較的厳密な公
差の嵌め合いが必要になる。しかしながら、かかる厳密
な公差のために、マンドレルを管内に挿入してこれを移
動させるときに、伝熱管の非劣化部分について摩擦によ
る摩耗の恐れが大きくなる。摩擦摩耗の恐れは、マンド
レルを操作して管板の周囲に隣接して(即ち、蒸気発生
器のボウル状下部プレナムの側部に隣接して)位置する
管内へ挿入するときに最も大きい。したがって、当該技
術分野におけるもう一つの課題は、管に対する摩擦摩耗
の恐れを小さくする拡張用マンドレルを提供することに
ある。
【0010】さらに、本発明者の所見によれば、従来型
マンドレルの有用性は、膨張による直径方向の増加及び
管の長円形の度合い(即ち、管の非真円度)によっても
制限される。すなわち、Oリング/ウレタンシールを有
するマンドレルは典型的には、直径方向の最大膨張の可
能な量は約1.143mm(0.045インチ)に過ぎな
いが、金属とウレタンとの境界の公差が厳密なので、管
の長円形の度合いに関する公差は殆ど無いか、或いは全
く無い。もし、金属とウレタンとの境界の厳密な公差に
こだわらなければ、シールは、高い膨張圧力を受ける
と、はみ出してついには破損する傾向がある。さらに、
約1.143mm(0.045インチ)を越えるマンドレ
ルの膨張により、マンドレルの押し出しが永続的な、又
は完全に可塑化した状態になり、それにより、マンドレ
ルを交換する必要がある。また、かかるマンドレルの永
続的押し出しにより、管を損傷させないで、マンドレル
を引き抜くことは困難な場合がある。かかる永続的に押
し出し状態にあるマンドレルを伝熱管から引き抜くこと
の困難性は、蒸気発生器のボウル状下部プレナムの側部
に隣接して(即ち、管板の周囲に隣接して)位置する伝
熱管に関して最も大きい。したがって、当該技術分野に
おけるさらにもう一つの課題は、損傷なく膨張するよう
に寸法決めされ、しかも、管がたとえ非真円(即ち、長
円形)であっても、管内へ挿入したり、これから引き抜
くことができる管拡張用マンドレルを提供することにあ
る。
【0011】伝熱管を拡張する拡張用マンドレルは公知
である。かかるマンドレルの一つは、1988年2月1
6日にデビッド・エイ・スナイダー氏に付与され、本出
願人に譲渡されている米国特許第4,724,595号
(発明の英文名称は、Bladder Mandrel For Hydraulic
Expansions Of Tubes And Sleeves)に開示されている。
しかしながら、かかる米国特許のマンドレルは真っ直ぐ
で、且つ剛性のものである。かくして、この米国特許
は、管板の周囲に隣接して位置した伝熱管への挿入に適
した拡張用マンドレルを開示しているようには考えられ
ない。換言すると、この米国特許は、潤滑剤が不要であ
り、管に対する摩擦摩耗の恐れが小さく、伝熱管の上部
U字形曲がり部を通り抜けることができ、たとえ管が非
真円であっても管に対する挿入引抜きが可能な拡張用マ
ンドレルを開示しているようには考えられない。
【0012】したがって、本発明の目的は、(a)管板の
周囲に隣接して位置した伝熱管への挿入に適した拡張用
マンドレル、(b)伝熱管の上部U字形部分を通り抜ける
ことができる拡張用マンドレル、(c)潤滑剤が不要な拡
張用マンドレル、(d)管に対する摩擦摩耗の恐れが小さ
い拡張用マンドレル、(e)たとえ管が非真円(長円形)
であっても管に対する挿入引抜きが可能な拡張用マンド
レルを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、内周部
を有する管状部材を半径方向に拡張する装置において、
管状部材の中に挿入可能であって、外面を備えていて、
外面に設けられたポートで終端するチャンネルが貫通し
て設けられているセグメント状マンドレルと、前記ポー
トを覆った状態で前記外面を包囲している弾性ブラダと
を有し、弾性ブラダは、半径方向に膨張して管状部材の
内周部に密着し、それにより管状部材を半径方向に拡張
するようになっていることを特徴とする装置にある。
【0014】本発明の要旨は又、内周部を有する管状部
材を半径方向に拡張する方法において、外面を備えてい
て、外面に設けられたポートで終端するチャンネルが貫
通して設けられているセグメント状マンドレルを管状部
材内に挿入し、前記ポートを覆った状態で前記外面を包
囲している弾性ブラダを半径方向に膨張させて管状部材
の内周部に密着させ、それにより管状部材を半径方向に
拡張するようになっており、マンドレルは、一つずつ隣
り合わせに、これらの間に設けられた玉継手により互い
に連結された複数のセグメントから成り、ブラダは、そ
の周りに円周方向に延びる複数のリブを有していて、ブ
ラダが可撓性を有していることを特徴とする方法にあ
る。
【0015】マンドレルは、一つずつ隣り合わせに、こ
れらの間に設けられた玉継手により互いに連結された複
数のセグメントから成る。ブラダの周りには円周方向に
延びる複数のリブが設けられていて、ブラダが可撓性を
有するようになっている。
【0016】本発明の利点は、マンドレルを、管板の周
囲に隣接して位置した管内へ容易に挿入でき、また、か
かるマンドレルが、管の上部U字形曲がり部をしなやに
容易に通り抜けることができることにある。
【0017】本発明の別の利点は、管材料との潜在的な
化学反応を回避するための費用のかかるポストクリーニ
ング作業が無くなることである。
【0018】本発明の更にもう一つの利点は、伝熱管に
対する摩擦摩耗を生じさせる恐れなく、伝熱管を補修で
きることにある。
【0019】本発明の更に別の利点は、伝熱管がたとえ
非真円であっても、伝熱管を補修できることにある。
【0020】本発明の上記目的及び他の目的並びに上記
利点及び他の利点は、本発明の実施例が示されている図
面を参照して以下の詳細な説明を読むと、当業者には明
らかになろう。
【0021】
【実施例】図1を参照すると、上記を発生させるため
の、典型的な原子炉用蒸気発生器又は熱交換器10が示
されている。蒸気発生器10は、上部30及び全体的に
ボウル状(即ち、半球形)の部分50を含む下部40を
有する器体又はシェル20を有する。シェル20内に
は、複数の水平の支持板70を貫通する複数本の鉛直の
U字形伝熱管(「細管」とも呼ばれる)60が配置され
ている。各伝熱管60は、内周部80(図3参照)、比
較的厳密な曲率又は半径のU字形曲がり部85(図8参
照)、及び一対の管端部87を有する。図1に示すよう
に、下部40内には、管端部87を受け入れる孔100
が貫通して設けられた水平の管板90が配置されてい
る。シェル20には、入口プレナム室140、出口プレ
ナム室150とそれぞれ連通した一次側入口ノズル12
0、一次側出口ノズル130が取り付けられている。入
口プレナム室140及び出口プレナム室150は、管板
90の下に位置している。入口プレナム室140及び出
口プレナム室150への接近を可能にする複数の作業者
出入口160(一つしか図示せず)が、管板90の下手
シェル20を貫通して形成されている。さらに、非放射
性二次流体(即ち、脱イオン水)をシェル20内に導入
するための二次側入口ノズル170が管板90の上でシ
ェル20に取り付けられている。蒸気を蒸気発生器10
から導出させるための二次側出口ノズル180が、上部
30の頂部に取り付けられている。
【0022】蒸気発生器10の作動中、原子炉の炉心
(図示せず)で加熱された加圧状態の放射性一次流体
(即ち、脱イオン水)は、一次側入口ノズル120を通
って入口プレナム室140に流入し、伝熱管60を通っ
て流れて出口プレナム室150内へ流入し、ここから一
次流体は一次側出口ノズル130を通って蒸気発生器1
0から出る。一次流体が入口プレナム室140に流入し
ているとき、これと同時に二次流体は二次側入口ノズル
170に入り、最終的には伝熱管60を包囲する。この
二次流体の一部は、一次流体から二次流体への熱伝導に
よる伝熱のため蒸発して蒸気になる。蒸気は上方へ流れ
て二次が帆出口ノズル180を通って蒸気発生器10か
ら出て、次に、当該技術分野で周知の方法で発電を行う
タービン−発電機設備(図示せず)に送られる。さら
に、一次流体は放射性なので、安全上の理由により、伝
熱管60は漏れ止め防止設計がなされており、したがっ
て、放射性一次流体は非放射性二次流体と混じり合わな
いようになっている。
【0023】例えば二次流体から沈殿したスラッジ粒子
の腐食作用による管壁粒界応力腐食割れに起因して、伝
熱管のうち何本かが劣化して漏れ止め状態を維持できな
くなる場合がある。もし伝熱管60に劣化の疑いがあれ
ば、管60の劣化部分又は漏洩部分(図示せず)を管6
0内に同心状に設けられる管状スリーブ185で補修す
ることにより、劣化した管60をそのまま使用し続ける
ことができる。さらに、特に管板90の領域における伝
熱管60の応力腐食割れが生じないようにする予防措置
として、管壁を拡張してその周囲の管板90に密着させ
るのが良い。その目的は、一般に管60と管板90との
間に存在する環状隙間190を塞ぐことにある。隙間1
90を閉じることにより、上述のスラッジが隙間190
内に堆積して管60を腐食することがなくなる。
【0024】図2を参照すると、管状部材、例えば、代
表的な原子炉用蒸気発生器10で見受けられるような伝
熱管60やスリーブ185を拡張するための本発明の要
旨である装置200が示されている。拡張装置200は
後述の理由により、管60の管端部87に挿入できるセ
グメント状本体又はマンドレル210及び拡張手段、例
えば膨張可能なブラダ220を有する。以下に述べる理
由により、可撓性導管230がブラダ220と連通した
状態でマンドレル210に連結されている。導管230
は、以下に詳細に説明するように、ブラダ220を半径
方向に膨張させるために加圧流体(例えば、空気、水、
油等)を導管230を介してマンドレル210に供給す
る全体を符号240で示す加圧器に連結されている。全
体を符号250で示す制御手段が加圧器240に接続さ
れていて、加圧器240を制御自在に操作し、ブラダ2
20を所定の圧力(即ち、約96.527MPa〜12
4.106MPa、換言すると14,000〜18,00
0psia)に制御自在に加圧するために加圧器240が加
圧流体をマンドレルに制御自在に供給するようになって
いる。さらに、全体を符号260で示す導管駆動装置が
導管230に係合していて、導管230及びこれに取り
付けられているマンドレル210を管60及び/又はス
リーブ185の長手方向軸線に沿って駆動し、或いは移
動させるようになっている。さらに、好ましくは、マン
ドレル210を管60と同軸状に整列させ、マンドレル
210を操作して管端部87に挿入するための支持機構
270がマンドレル210に連結されている。支持機構
270は又、導管230及びマンドレル210を管60
内で移動させているとき、導管230及びマンドレル2
10を支持することができる。この点に関し、米国ペン
シルベニア州ピッツバーグ所在のウエスチングハウス・
エレクトリック・コーポレイションから入手できるRO
SA(Remotely Operated Service Arm の頭文字をとっ
ている)ロボット装置であるのが良い。拡張装置200
のこれら主要な構成要素の各々、特に可撓性マンドレル
210やブラダ220の構造及び作用を以下に詳細に説
明する。
【0025】今、図3及び図4を参照すると、可撓性マ
ンドレル210は、雄ネジ付きの末端部290及び基端
部300を備えた全体として円筒形の第1のセグメント
280を有する。基端部300には、半球形の第1の凹
部又は受け口310が設けられている。マンドレル21
0を管端部87内へ容易に挿入させるための全体的に円
錐形のノーズ部材320が、末端部290に螺着されて
いる。ノーズ部材320には、これから述べる理由によ
り非螺設部分340を形成する段付きボア330が設け
られている。段付きボア330は又、第1のセグメント
280の一部である末端部290の雄ネジに螺合する雌
ネジ付き部分350を有する。このようにして、ノーズ
部材320は第1のセグメント280に螺着されてい
る。
【0026】依然として図3及び図4を参照すると、第
1のセグメント280の後方に配置されている全体的に
円筒形の第2のセグメント360が、末端部380に球
形部又は第1のボール部370を有している。第1のボ
ール部370は第1の受け口310にぴったりと嵌まり
込むように寸法決めされていて、第1のボール部370
は第1の受け口310に嵌まると旋回運動できるように
なっている。第2のセグメント360は、球形の第2の
凹部又は受け口400が設けられた基端部390を有し
ている。
【0027】再び、図3及び図4を参照すると、第2の
セグメント360の後方に配置された全体として円筒形
の第3のセグメント410が、末端部430に球形部又
は第2のボール部420を有し、この第2のボール部4
20は第2の受け口400にぴったりと嵌まり込むよう
に寸法決めされていて、第2のボール部420は第2の
受け口400に嵌まると旋回運動できるようになってい
る。第3のセグメント410は又、以下に明らかになる
理由により、基端部450に一体の球形部又は第3のボ
ール部440を有している。
【0028】再び、図3及び図4を参照すると、全体的
に円筒形の第4のセグメント460が第3のセグメント
410の後方に配置されている。第4のセグメント46
0の末端部465には、第3のボール部440をぴった
りと受け入れる半球形の第3の凹部又は受け口470が
設けられていて、第3のボール部440は第3の受け口
470に嵌まると旋回運動できるようになっている。さ
らに、第4のセグメント460は次に述べる理由によ
り、外面475及び雄ネジ付き基端部480を有してい
る。以下に述べる理由により、第4のセグメント460
を長手方向に貫通して流れチャンネル490が形成され
ており、この流れチャンネルは、外面475に形成され
た少なくとも一つの出口ポート500で終端している。
さらに、全体として円筒形の端部取付け具510が、第
4のセグメント460の基端部480に螺着されてい
る。端部取付け具510には、非螺設部分530を形成
する段付きボア520が設けられている。段付きボア5
20は又、第4のセグメント460の一部である末端部
465の雄ネジに螺合する雌ネジ付き部分540を有す
る。このようにして、端部取付け具510は第4のセグ
メント460に螺着されている。さらに、端部取付け具
510は、導管230の端を受け入れるための長手方向
ボア550を有し、このボア550は、段付きボア52
0と連通している。当然のことながら、幾つかの図面に
関して、「基端部」という用語は端部取付け具510に
近い位置にある端部を意味し、「末端部」という用語は
端部取付け具510から遠くに位置する端部を意味して
いることは理解されよう。
【0029】図3、図4及び図5を参照すると、上述の
ブラダ220がセグメント280/360/410/4
60を包囲して設けられ、かかるブラダ220の構成材
料は、米国カリフォルニア州トーランス所在のアップジ
ョン・カンパニイ(Upjohn Company)から入手できる弾
性サーモエラストマー材料、例えば“PELLETHANE CPR-2
103"であるのが良い。ブラダ220は、上述の出口ポー
ト500を覆う内面560を有する。ブラダ220の壁
には、複数の隔置された隆起部又はリブ570がぐるり
と設けられ、従ってブラダ220は可撓性を持つように
なっている。この点に関し、ブラダ22の壁は、リブ5
70を形成する複数の縦断面がS字形の波しわ(rippl
e)又は川状部分(rivulet)により構成されている。ブ
ラダ220の第1の端部580が、段付きボア330の
非螺設部分340内に位置している。ブラダ220の第
1の端部580は、第1のセグメント280とノーズ部
材320との間にしっかりと密封的に入れられるように
寸法決めされている。ブラダ220の第2の端部590
は、段付きボア520の非螺設部分530内に位置す
る。ブラダ220のこの第2の端部は、第4のセグメン
ト460と端部取付け具510との間にしっかりと密封
的に入れられるように寸法決めされている。かくして、
上述の説明から、ブラダ220は、管60及び/又はス
リーブ185を半径方向に拡張するのに役立つだけでな
く、支持機能を発揮する。すなわち、ブラダ220は、
ノーズ部材320と端部取付け具510を互いに連結す
るのに必要な構造になっている。その目的は、幾つかの
図に示すようにセグメント280/360/410/4
60を端と端を突き合わせた構成に維持または保持する
ことにある。
【0030】図6及び図7を参照すると、マンドレル2
10の一部であるブラダ220は、管60を半径方向に
拡張して隙間190を閉じるために流体の作用で半径方
向に膨張可能であり、また、スリーブを半径方向に拡張
して管60をスリーブ補修するために流体の作用で半径
方向に拡張可能であることが注目される。
【0031】図8に最も良く示されているように、マン
ドレル210は又、管60の劣化部分に達するよう管6
0のU字形曲がり部85を進み、或いは通り抜けること
ができる。マンドレル210はU字形部分85の比較的
厳密な半径又は曲率を通って進むことができる。その理
由は、セグメント280/360/410/460及び
ブラダ220がマンドレル210を構成していることに
より、マンドレル210が曲がり、或いは撓むことがで
きるからである。
【0032】図2を参照すると、加圧器240は、加圧
器240によりマンドレル210に供給される流体を加
圧するための少なくとも一つのピストン610を有する
ピストン装置600を有するのが良い。加圧器240は
又、ピストン装置600と連通していて、流体をピスト
ン装置600に供給する流体リザーバ620を有するの
が良く、かかる流体は次にピストン610で加圧され
る。さらに、制御装置250は、ピストン装置600を
制御自在に操作するために加圧器240に電気的に接続
されており、ピストン装置600のかかる操作により流
体をマンドレル210に制御自在に供給し、それにより
ブラダ220を制御自在に加圧したり減圧する。
【0033】作 用 先ず最初に蒸気発生器10を当該技術分野における通例
に従って運転停止し、拡張装置200を蒸気発生器10
に十分近接する位置まで運び、管60及び/又はスリー
ブ185の流体の作用による拡張を実施する。
【0034】この点に関し、導管駆動装置260を開放
状態の出入口160に連結し、支持機構270を通常の
方法で入口プレナム室140(又は出口プレナム室15
0)内に据えつける。
【0035】次に、マンドレル210を出入口160を
通して入口プレナム室140(又は出口プレナム室15
0)内へ入れ、この中でマンドレル210の長手方向軸
線と管60の長手方向軸線を互いに整列させるための支
持機構270に係合させる。しかしながら、蒸気発生器
10のボウル状下部50の湾曲側壁は、マンドレル21
0と管60との整列作業を妨害する傾向がある。本発明
によれば、この課題をマンドレル210の可撓性により
解決する。この点に関し、マンドレル210はセグメン
ト280/360/410/460で構成されているの
で、セグメントを相互連結する玉継手310/270,
400/420,470の旋回運動により撓むことがで
きる。さらに、ブラダ220のリブ570によりブラダ
200は上述のようにその長手方向軸線の周りに撓み、
或いは回動することができる。その結果、セグメント2
80/360/410/460及びリブ付きのブラダ2
20は、マンドレル210が管端部87に挿通される
と、マンドレル210とブラダ220が撓んで蒸気発生
器10のボウル状部分50の曲率に順応するように協働
する。
【0036】導管駆動装置260を導管230に係合さ
せ、次に導管駆動装置260を操作してマンドレル21
0が所望の管拡張又はスリーブ補修位置まで進むように
する。マンドレルが管60内の所望の軸方向位置に達す
ると、加圧器240を操作して加圧流体(例えば、空
気、水、油等)を導管230内へ供給する。この流体は
導管230を通って流れ、流れチャンネル490を通
り、出口ポート500を通ってブラダ220の内面56
0へ流れる。その目的は、ブラダ220を所定の圧力
(例えば、約96.527MPa〜124.106MPa、
換言すると14,000〜18,000psia)に加圧す
ることにある。ブラダ220内の圧力が所定値に達する
と、ブラダ220は管60又はスリーブ185に密着し
て管60及び/又はスリーブ185が半径方向に広がる
ようになる。当然のことながら、上述の説明から、加圧
器240が加圧流体をブラダ220に制御自在に供給す
ると、流体リザーバ620は補給流体を加圧器600に
供給することは理解されよう。
【0037】制御装置250を操作して加圧器240を
制御自在に作動させ、したがって加圧器240が加圧流
体をブラダ220に制御自在に供給するようにする。こ
のようにして、ブラダ220内の所定圧力が正確に得ら
れる。
【0038】上述の説明から理解されるように、本発明
の利点は、マンドレル210を管板90の周囲に隣接し
て位置する管端部87内へ容易に挿入でき、また、マン
ドレル210が管60のU字形曲がり部85を容易に通
り抜けることができるということにある。この理由は、
マンドレル210及び部220が可撓性であり、したが
って、蒸気発生器10のボウル状部分50の曲率に順応
でき、しかも管60のU字形曲がり部85の曲率に順応
できるからである。マンドレル210のこの可撓性は、
玉継手がセグメントを相互に連結していること、及びブ
ラダ220がリブ付き構造であることにより得られてい
る。
【0039】また、上述の教示から理解されるように、
本発明の別の利点は、管60の構成材料と潤滑剤との化
学反応の恐れを無くすための費用のかかるポストクリー
ニング作業が不要になることにある。この理由は、管6
0内へのマンドレル210の挿入を容易にするために代
表的には従来型マンドレルと一緒に用いられた潤滑剤が
不要になるからである。すなわち、マンドレル210は
可撓性があり、したがって、潤滑剤を使用しなくてもマ
ンドレルを管60の内周部に容易に挿入してこれに沿っ
て移動できる。
【0040】上述の説明から分かるように、本発明の更
に別の利点は、伝熱管及び/又はスリーブに対する摩擦
摩耗を引き起こす恐れなく、伝熱管及びスリーブを拡張
できることにある。この理由は、マンドレル210は、
管端部87内へ挿入されているときに撓むことができ、
したがってスリーブ又は伝熱管の内面を引っかくことが
無いようになるからである。
【0041】さらに、上記説明から分かるように、本発
明のさらに別の利点は、たとえ管60及び/又はスリー
ブ185が非真円(即ち、横断面が長円形)の部分又は
直径方向に凹んだ部分(図示せず)を有していても、マ
ンドレルが通り抜けることができることにある。すなわ
ち、マンドレル210が管60及び/又はスリーブ18
5の凹み部分を通り抜けると、マンドレル210は、管
60及び/又はスリーブ185内の凹みがマンドレル2
10の軸方向運動を妨害しないような態様で撓むことに
なる。
【0042】本発明をその好ましい実施例を用いて図示
説明したが、本発明の精神又はその均等範囲から逸脱し
ないで種々の変形例を想到できるので、図示し説明した
本発明は図示の細部に限定されることはない。たとえ
ば、管60を拡張して管板に密着させる前に、管板90
の高さ位置を突き止めるための適当な渦電流コイルをマ
ンドレル210に一体に取り付けても良い。また、かか
る渦電流コイルを用いてスリーブ補修されるべき管60
の劣化部分を捜し出しても良い。
【0043】かくして、管状部材、例えば、代表的な原
子炉用蒸気発生器で見受けられる種類の伝熱管及び補修
用スリーブを拡張する装置及び方法を開示した。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】明確化のために幾つかの部品を除去して示す代
表的な原子炉用蒸気発生器の部分縦断面斜視図であり、
蒸気発生器内に複数本のU字形伝熱管が配置され、伝熱
管の両端部が管板に設けられた孔に嵌め込まれた状態で
示す図である。
【図2】本発明の拡張装置を、スリーブ又は管板の周囲
に隣接して位置する伝熱管のうち一本を拡張する作動状
態で示す図である。
【図3】本発明の要部であり、伝熱管内へ挿入されてい
る可撓性拡張用マンドレルの縦断面図である。
【図4】伝熱管を拡張して周囲の管板に密着させる前
に、伝熱管内に配置されたマンドレルの縦断面図であ
る。
【図5】マンドレルの一部である可撓性の膨張可能なブ
ラダの縦断面図である。
【図6】伝熱管を拡張して周囲の管板に密着させるよう
に作動しているマンドレルの縦断面図である。
【図7】伝熱管内に同心状に設けられている補修用スリ
ーブ内に配置されたマンドレルの縦断面図であり、マン
ドレルが伝熱管の劣化部分(図示せず)を橋渡しするた
めにスリーブを拡張して伝熱管に密着させるよう作動し
ている状態を示す図である。
【図8】伝熱管の上部U字形曲がり部を通り抜けるマン
ドレルの縦断面図である。
【符号の説明】
10 原子炉用蒸気発生器 60 管状部材 80 内周部 85 U字形曲がり部 140 入口プレナム室 150 出口プレナム室 185 スリーブ 210 セグメント状マンドレル 200 管状部材の拡張装置 220 ブラダ 230 導管 240 加圧器 250 制御装置 260 導管駆動装置 280,360,410,460 セグメント 490 チャンネル 500 ポート 570 リブ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周部を有する管状部材を半径方向に拡
    張する装置において、管状部材の中に挿入可能であっ
    て、外面を備えていて、外面に設けられたポートで終端
    するチャンネルが貫通して設けられているセグメント状
    マンドレルと、前記ポートを覆った状態で前記外面を包
    囲している弾性ブラダとを有し、弾性ブラダは、半径方
    向に膨張して管状部材の内周部に密着し、それにより管
    状部材を半径方向に拡張するようになっていることを特
    徴とする装置。
  2. 【請求項2】 マンドレルは、一つずつ隣り合わせに、
    これらの間に設けられた玉継手により互いに連結された
    複数のセグメントから成ることを特徴とする請求項1の
    装置。
  3. 【請求項3】 ブラダの周りには円周方向に延びる複数
    のリブが設けられていて、ブラダが可撓性を有するよう
    になっていることを特徴とする請求項1の装置。
  4. 【請求項4】 前記チャンネルと連通していて、加圧流
    体をチャンネルに送り、そしてポートを通ってブラダに
    供給してブラダを加圧し、それによりブラダを半径方向
    に膨張させるための加圧器を更に有することを特徴とす
    る請求項1の装置。
  5. 【請求項5】 加圧器に連結されていて、加圧器を制御
    して加圧器が加圧流体を制御自在に加圧してブラダを制
    御自在に膨張するようにするための制御装置を更に有す
    ることを特徴とする請求項1の装置。
  6. 【請求項6】 マンドレルに連結されて、マンドレルと
    管状部材を互いに同軸状に整列させる整列手段を更に有
    することを特徴とする請求項1の装置。
  7. 【請求項7】 加圧器とマンドレルのチャンネルを相互
    に連結していて、加圧流体を加圧器からチャンネルに導
    く導管を更に有することを特徴とする請求項1の装置。
  8. 【請求項8】 導管に係合して、導管、マンドレル及び
    これに連結されているブラダを管状部材内で軸方向に移
    動させる導管駆動装置を更に有することを特徴とする請
    求項1の装置。
  9. 【請求項9】 内周部を有する管状部材を半径方向に拡
    張する方法において、外面を備えていて、外面に設けら
    れたポートで終端するチャンネルが貫通して設けられて
    いるセグメント状マンドレルを管状部材内に挿入し、前
    記ポートを覆った状態で前記外面を包囲している弾性ブ
    ラダを半径方向に膨張させて管状部材の内周部に密着さ
    せ、それにより管状部材を半径方向に拡張するようにな
    っており、マンドレルは、一つずつ隣り合わせに、これ
    らの間に設けられた玉継手により互いに連結された複数
    のセグメントから成り、ブラダは、その周りに円周方向
    に延びる複数のリブを有していて、ブラダが可撓性を有
    していることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 前記チャンネルと連通していて、ブラ
    ダを半径方向に膨張させるために加圧流体をチャンネル
    に送り、そしてポートを通ってブラダに供給する加圧器
    を作動させることにより、ブラダを加圧することを特徴
    とする請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 加圧器に連結されていて、加圧器が加
    圧流体を制御自在に加圧してブラダを制御自在に膨張す
    るようにするための制御装置を作動させることにより、
    加圧器を制御することを特徴とする請求項9の方法。
JP7043579A 1994-02-07 1995-02-07 管状部材の半径方向拡張装置及び方法 Withdrawn JPH07256365A (ja)

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