JPH07255745A - 医療用、好ましくは医療又は歯科治療室用の動力式ストレートハンドピース - Google Patents

医療用、好ましくは医療又は歯科治療室用の動力式ストレートハンドピース

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JPH07255745A
JPH07255745A JP7038371A JP3837195A JPH07255745A JP H07255745 A JPH07255745 A JP H07255745A JP 7038371 A JP7038371 A JP 7038371A JP 3837195 A JP3837195 A JP 3837195A JP H07255745 A JPH07255745 A JP H07255745A
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sleeve
casing
shoulder
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    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドピースの駆動軸とそれを回転可能に支
持するベアリングの取外し、取付けを簡単にし、メンテ
ナンス性を向上させる。 【構成】 ケ−シング(111)内に配設した駆動軸
(107)の前方と後方にそれぞれベアリング(11
4、113)を設ける。後方のベアリング(113)の
外輪を後方から支持する肩部(143)をケ−シング
(111)に設ける。ケーシング(111)の前端に捩
じ込むスクリューリング(145)により前方のベアリ
ング(114)とスペーサ(144)とを介して後方の
ベアリング(113)を後方に押圧し、後方のベアリン
グ(113)の外輪を肩部(143)に突き合てて駆動
軸(107)をケーシング(111)内に位置決めす
る。スクリューリング(145)を取外すだけで駆動軸
(107)を前後のベアリング(113)(114)と
共にケーシング(111)から抜き取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端側からハンドピー
ス内に挿入可能な工具(ツール)を選択的にクランプす
るためにスリーブ状のケーシング内に配設したクランプ
装置を有し、該クランプ装置は、前方及び後方のベアリ
ングにより該ケーシング内に回転可能に搭載された駆動
軸上に設けられ、該駆動軸を軸線方向に保持するために
一方のベアリングの外輪を受ける第1の肩部を該ケーシ
ング又はその付属部材に設け、該第1の肩部に対して軸
線方向に離間して取外し可能な拘束用肩部を設けた、医
療用、好ましくは医療又は歯科治療室用の動力式ストレ
ートハンドピースに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のハンドピースは、比較的大きな
駆動力と作業力とを要する人あるいは動物の身体そのも
のあるいはその身体内に使用されている人工部材に対す
る機械的な作業に適している。医療分野では、このよう
なハンドピースは、特に身体の比較的堅い部分に対する
作業に適している。歯科分野では、ハンドピースが比較
的小さな構造であれば、患者の口腔内の歯科治療に使用
される。
【0003】この種のハンドピースは、特に人工的な身
体部材あるいは模型を、ハンドピース内にクランプ可能
な回転工具による機械加工を施す医療、特に歯科治療室
に適している。このハンドピースは、比較的大きな作業
動力を回転工具に伝達するのに適しており、異なる工具
が迅速且つ容易に取付け、取外しあるいは交換が可能で
ある。
【0004】明細書の導入部に記載した種類のハンドピ
ースは、出願人によってK9−ハンドピース950型と
して販売されており、公知である。
【0005】以下、このハンドピースについて図5を参
照しながら説明する。
【0006】棒状をしたストレートハンドピース1は、
電動モータ3を内部に搭載した部分的に図示する後方の
モータ部2と、シャフト5を用いて作業工具が前方から
取付け可能な前方のハンドピース部4とから成る。作業
工具の取付けのために、駆動軸7の一部であるスリーブ
状の溝付クランプチャック6が使用される。この駆動軸
7はハンドピース部4にこれと同軸上に回転可能に取付
けられており、回転のために駆動モータ3に接続されて
いる。クランプチャック6は、モータ部2とハンドピー
ス部4の把持スリーブ4aとの間の相対的な回動により
開閉可能である。この開閉のためにアクチュータ機構8
がハンドピース部4に一体化されている。この機構は把
持スリーブ4aと駆動軸7との間で作動するものであ
り、駆動軸7は、把持スリーブ4aの回転運動を円形引
抜き棒10の軸線方向運動に変換する伝達部9を有す
る。引抜き棒10は、駆動軸7のベアリングスリーブ7
aに後部からこれと同軸上に貫通して延在し、孔内に軸
線方向に移動可能に取付けられ、その先端部によってク
ランプチャック6の内ねじ6aに螺着されている。把持
スリーブ4aは、ハンドピース1の長手方向の中間軸1
2を中心に回転可能且つ長手方向に移動可能なようにス
リーブ状内部ケーシング11上に取付けられている。こ
の内部ケーシング11には、軸線方向に離間されたボー
ルベアリングから成る2個のベアリング13、14によ
って駆動軸7が回転可能に取付けられている。これら2
個のベアリングの内、前方のベアリング14は、その後
側において内部ケーシング11の内部環状肩部15に当
接し、ベアリング14の外輪がナット16により内部環
状肩部15に対して締付固定される。このナット16
は、内部ケーシング11先端の内ねじに捩じ込まれる。
さらに、先端キャップ47がナット16前方の内ねじに
螺着され、このキャップは、内部ケーシング11からほ
ぼ半分が突出するクランプチャック6をカバーする。
【0007】伝達部9は、半径方向のねじ17を有し、
この半径方向のねじ17は、把持スリーブ4aの半径方
向孔を貫通すると共に、ローラ18と共に内部ケーシン
グ11の円周方向斜めに走る溝19を貫通し、押圧片2
1内に螺着される。この押圧片21は、移動用の遊びを
備えて円筒状中空内部ケーシング11の後端区域に軸線
方向に移動可能に取付けられ、中間内部リング22内に
中央孔23を有する。この中央孔23を貫通して駆動軸
7が差込み式接続部(プラグ接続部)24と共に突出
し、この接続部24は駆動モータ3の駆動ピン26に差
込み式接続カップリング25により接続される。
【0008】モータ部2も内部ケーシング27を備え、
この内部ケーシング27内には駆動モータ3が配設さ
れ、このケーシングを使ってモータ部2がハンドピース
部4の内部ケーシング11の後端と28の箇所において
螺着されており、把持スリーブ4aは後方でモータ部2
の前端にオーバーラップしている。
【0009】この公知のハンドピースでは、駆動軸7
は、内部環状肩部15の背後区域において、内部環状肩
部15の自由内部断面よりもその断面において大きい。
【0010】ハンドピースを暫くの間使用すると、駆動
軸7のベアリング13、14の磨耗が避けられないの
で、それらを交換する必要がある。この交換のために
は、駆動軸7は取外しが必要であり、この取外しは以下
の取外し工程によって行う。
【0011】ハンドピース部4をモータ部2から分離す
る。この分離は、両者間のねじ止め接続を緩めることに
よって行う。
【0012】スパナを使ってねじ17を外し、ローラ1
8と共に取外す。
【0013】そうすると、内部ケーシング11が把持ス
リーブ4aから後方に撤去可能となる。
【0014】それ以後の取外し工程においては、押圧片
21が、まず先端キャップのねじを緩めるかあるいは緩
めながら、内部ケーシング11から後方に撤去される。
【0015】ベアリング14を取外すには、クオドリン
グ(Quad−ring)29及びディスク31を更に
取外す必要がある。その後、スパナを使ってナット16
をゆるめて、外す。次の取外し工程では、駆動軸7を後
方に押動して内部ケーシング11から完全に取外す。こ
の作業を行うためには、専用工具が役立つ。こうして、
ベアリング14の前に配設されているブッシュ32も駆
動軸7から押出される。
【0016】次に、差込み式接続部24を支持している
引出し棒10が、ねじを緩めて駆動軸7から後方に取外
すことができる。
【0017】サークリップ用のシーガ(Seeger)
トングを使って固定リング33を除去した後、後方ベア
リング13は、引抜き装置を使用してベアリングスリー
ブ7aから引抜くことができる。
【0018】前方ベアリング14も、引抜き装置を使用
して内部ケーシング11から引抜くことができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの構成では、
ベアリング13、14の交換に、多大の手間、特に労力
と時間を費さざるを得ない。
【0020】本発明の目的は、導入部で説明した種類の
ハンドピースの駆動軸の取外し、特に、そのベアリング
の交換に必要な手間を減少することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的は、第1の肩部
が一方のベアリングの外輪の軸方向外側に配設され、拘
束用肩部が他方のベアリングの軸方向外側に配設される
こと、並びに取外し可能な該拘束用肩部が位置する側か
ら駆動軸が構造ユニットとして両ベアリングと共に取外
し及び取付けが可能であることを特徴とする動力式スト
レートハンドピースによって達成される。
【0022】
【作用】本発明のハンドピースの場合、駆動軸は構造ユ
ニットとしてベアリングと共に前方あるいは後方に取外
し可能である。その結果、特に駆動軸ベアリングの交換
面で、簡単、穏やか、且つ迅速な取付け、取外しという
利点が提供され、製造面での利点も達成できる。専門家
外の者、例えば、歯科熟練工でさえ高い品質を確保しな
がら難なく交換が行える。ユーザが入手可能な予備の構
造ユニットが利用できて有利である。以上のことは、構
造ユニットのみならずベアリングについてもあてはま
る。
【0023】前方への取外しの場合、本発明の構造で
は、ハンドピース部をモータ部から分離する必要がな
い。このこと自体大きな簡素化である。駆動軸の前方へ
の取外しは、前方ベアリングのみならず後方ベアリング
までもが駆動軸と共に内側ケーシングから引抜けるの
で、特に有利である。取外した状態で駆動軸から後方ベ
アリングアを引抜く方が、内側ケーシングから別々に引
抜くよりも非常に簡単である。別々に引抜くことは可能
ではあるが、困難が伴う。その理由は、そのベアリング
が後側に位置していることと、ハンドピースをモータ部
から後方に分離した上で引抜き作業を行わなければなら
ないからである。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の詳細並びに達成可能なその
他の利点を図1〜図4に示す実施例を参照しながら説明
する。
【0025】棒状であるストレートハンドピース101
は、駆動モータ(本実施例では電動モータ)103を内
部に取付けた後方のモータ部102と、シャフト105
によって作業工具が前方から取付け可能な前方のハンド
ピース部104とから成る。作業工具取付けのために、
駆動軸107の一部であるスリーブ状の溝付クランプチ
ャック106が使用される。この駆動軸107はハンド
ピース部104内にこれと同軸上に回転可能に取付けら
れ、回転のために駆動モータ103に接続されている。
クランプチャック106は、モータ部102とハンドピ
ース部104の把持スリーブ104aとの間の相対的な
回動により開閉自在である。クランプチャックの開閉の
ためにアクチュータ機構108がハンドピース部104
に一体化されている。この機構は、把持スリーブ104
aと駆動軸107との間で作動するものであり、把持ス
リーブ104aの回動運動を円形引抜き棒110の軸線
方向運動に変換する伝達部109を有する。この引抜き
棒110は、駆動軸107のベアリングスリーブ107
aに後部からこれと同軸上に貫通して延在し、孔内に軸
線方向に移動可能に取付けられ、その先端部によってク
ランプチャック106の内ねじ106aに螺着されてい
る。把持スリーブ104aは、ハンドピース101の長
手方向の中間軸112を中心に回転可能且つ長手方向に
移動可能なようにスリーブ状内部ケーシング111に取
付けられている。この内部ケーシング111内には、軸
線方向に離間されたボールベアリングから成る2個のベ
アリング113、114によって駆動軸107が回転可
能に設けられている。モータ部102は、ケーブル10
2a及び接続部102bによって本実施例の場合は電源
である動力源と制御装置とのいずれか一方又は両方へ接
続される。
【0026】伝達部109は、横断部材たる半径方向の
ねじ117を有し、この半径方向のねじ117は、把持
スリーブ104aの半径方向孔を貫通すると共に、ロー
ラ118と共に内部ケーシング111の円周方向斜めに
走る溝119を貫通し、押圧片121内に捩込まれる。
この押圧片121は、移動用の遊びを備えて円筒状中空
内部ケーシング111の後端区域に軸線方向に移動可能
に取付けられ、中間内部リング122内に中央孔123
を有する。この中央孔123を貫通して駆動軸107が
差込み式接続部124と共に突出し、この接続部124
は駆動モータ103の駆動ピン126に差込み式接続カ
ップリング125により接続される。図3は、溝119
を平面的に見た状態の内部ケーシング111を示す。
【0027】モータ部102も内部ケーシング127を
備え、この内部ケーシング127内には駆動モータ10
3が配設され、このケーシングを使ってモータ部102
がハンドピース部104の内部ケーシング111の後端
と128の箇所において螺着されている。
【0028】把持スリーブ104aは、金属製のキャリ
アスリーブ104bと、このキャリアスリーブの外面に
取付けられたシース(上面カバー)104cとから成
り、このシース104cは、ゴムあるいはプラスチック
等把持可能な性状、柔軟性、弾性及び断熱性の内いずれ
か一つ乃至全てを備えた材料でできている。このシース
104cはキャリアスリーブの外面に延伸、成形あるい
はスプレーのいずれかによる形成が可能である。このシ
ース104cは、先端では半径方向端面104dにおい
てキャリアスリーブ104bと共に終了している。シー
ス104cの後端はキャリアスリーブ104bから突出
し、モータ部2の円筒状中空ケーシング127の先端区
域上に回動可能な状態で連続するように取付けることが
好ましい。内部ケーシング127にもシース104cに
相当するシース127aを備えることが好ましい。
【0029】差込み式接続部124は、引抜き棒110
の後端に取付けられ且つ例えば横断ピンで締結される、
前端にフランジ124bを有するスリーブ124aであ
ることが好ましい。このフランジ124bは、引抜き棒
110の後向きの肩部に押圧され、間隙を置いて後方に
配設された内部リング122と協働する。
【0030】引抜き棒110とベアリングスリーブ10
7aとは、一緒に回転できるように接続部135があ
る。この接続部135は、引抜き棒110内の横断ピン
で形成され、この横断ピンの両端は、ベアリングスリー
ブ107aの後端の、後方に開口する軸線方向溝S内に
それぞれ係合する。
【0031】ベアリングスリーブ107aは、互いに対
向する端部区域においてポット状に形成された後方ベア
リングスリーブ部107bと前方ベアリングスリーブ部
107cとから成る。その結果、両者は、この端部区域
において重なり合い、圧入等で互いに強固に連結され
る。これにより、クランプチャック106の後端区域と
引出し棒110の先端区域とを囲む環状空間136が提
供される。この空間136には、コイル圧縮ばねの形態
をした緊張ばね137が配設される。この緊張ばねの前
方端は、前方ベアリングスリーブ部107cの内側肩部
に対して押圧され、緊張ばねの後方端は、フランジスリ
ーブ138を後方に向けて押圧する。フランジスリーブ
138は引出し棒110上に固定状態で着座し、本実施
例では、スリーブ状クランプチャック106の後端と引
出し棒110の肩部139との間に締着される。ベアリ
ングスリーブ部107cは、その前端において前方に向
かって拡大する内部円錐面141aを有し、この内部円
錐面141aに対して、それ自体公知であるクランプチ
ャック106の外部円錐面141bが、緊張ばね137
によって緊張される。図2によれば、緊張した位置にお
いて、フランジスリーブ138と後方ベアリングスリー
ブ部107dとの間に間隙aが存在し、この間隙により
緊張ばね137の力による緊張が確保される。
【0032】ベアリング113、114の内の一方は固
定ベアリングとして形成されており、他方はルーズベア
リングとして形成されている。本実施例では、後方のベ
リング113が固定ベアリングである。このベアリング
の内輪は、後方ベアリングスリーブ部107bのベアリ
ングボス上に配設されており、後方を向いた肩部107
dとベアリングボスに螺着されたスクリューリング14
2との間に取付けられている。ベアリング113の外輪
はその後端面において内部ケーシング111の内側肩部
143に当接する。スペース用スリーブ144が2個の
ベアリング113、114の外輪間に配設されており、
移動のための遊びを存して内部ケーシング内に着座して
いる。このスペース用スリーブ144は、前方ベアリン
グ114の内輪と前方ベアリングスリーブ部107cの
前方を向いた肩面107dとの間に小さな寸法が存在す
るのに十分な長さであって、リングスプリングを両者の
間に配設することが好ましい。このようにして、前方ベ
アリング114の外輪は、内部ケーシング111の先端
に捩じ込まれるスクリューリング(捩込みリング)14
5により、スペース用スリーブ144及びベアリング1
13の外輪を介して、内側肩部143に対して押圧され
る。スクリューリング145と前方ベアリング114と
の間には、ベアリング114のシール用リングシール1
46がある。このリングシールは、ベアリング114と
共に少なくとも部分的に構造ユニットを構成することが
好ましい。このリングシール146の詳細は後述する。
【0033】本実施例では外側ケーシングを形成する把
持スリーブ104aは、工具又はそのシャフト105用
の中間貫通孔148を有するフロントキャップ147で
先端が覆われている。駆動軸107、即ち、前方ベアリ
ングスリーブ部107cは、内部ケーシング111及び
把持スリーブ104aよりも前方へ突出し、フロントキ
ャップ147がドーム状の断面を有し、ハンドピースの
先端が円錐形あるいは円錐台形を成すことが好ましい。
フロントキャップ147とクランプチャック106の先
端区域並びに駆動軸107との間には、必然的に存在す
る間隙149があり、この間隙はスクリューリング14
5あるいはリングシール146まで延在している。先端
からの吹き飛しによるこの間隙の清掃効果を改善するた
めと、同時に、ダストがリングシール146内に侵入す
る危険を減少するために、少なくとも1個あるいは数個
の孔、本実施例では、間隙149から半径方向に延在す
る、互いに対向する2個の貫通孔151がフロントキャ
ップ147に設けられている。吹き飛し作業時に圧縮空
気とダストとがこれらの孔を介して放出される。フロン
トキャップ147は、キャリアスリーブ104bに螺着
される。この螺着のために、フロントキャップ147の
後端に、好ましくは環状で外ねじを備えた、半径方向の
環状肩部152から後方に延長するアタッチメント15
3を設けることが好ましい。このアタッチメント153
によりフロントキャップ147が、キャリアスリーブ1
04b先端の該当内ねじ104dに捩じ込まれ、環状肩
部152は、キャリアスリーブ104bの先端面104
eに対して押圧され、その結果、スクリューストップ
(ねじ止め)が形成される。フロントキャップ147も
シース104cに相当するシース147aを設けること
が好ましい。シース104cの場合と同様に、フロント
キャップ147とシース147aとの間に、当該シース
を支持体に固定するために凸部と凹部の両方又はいずれ
か一方で形成された緊密嵌合(form fittin
g)接続部154が設けられている。
【0034】リングシール146は、2個、好ましくは
3個のシールディスク(シール用円板)146a、14
6b、146cから成る。これらのシールディスクは、
シールパック方式に共に組立てるか、あるいは、中間軸
112の長手方向に互いに押圧し合い、前方ベアリング
114の軸方向外側すなわち前側に一体化することが好
ましい。ベアリング114の幅bは、この種の標準的な
ものの幅よりも大きく、内輪も外輪も同様に前方に延長
されている。その結果、本実施例の場合ボールである転
子あるいはベアリング面WEは、偏心状に配設、すなわ
ち、後方にオフセット、すなわち芯がずらされている。
この構成により、外輪と内輪との間の転子の前側に環状
自由空間155が提供される。この環状自由空間155
には、少なくとも最初の2個のシールディスク146
a、146b、及び恐らく第3番目のシールディスク1
46cもが配設される。本実施例では、最初の2個のシ
ールディスク146a、146bが環状自由空間155
内に着座しており、第3番目、すなわち、先端のシール
ディスク146cが、その外周区域を完全にあるいは部
分的に環状自由空間155内に位置させ、その内周区域
を環状自由空間155外に存在させた状態で着座してい
る。先端のシールディスク146cは、ベアリング11
4の内輪を支持しているベアリングスリーブ部107c
と係合し、好ましくは、内輪114aの先端面に対して
押圧される。
【0035】本実施例では、シールディスク146a、
146b、146cは、外輪114bに支持されてお
り、特に互いに軸線方向に押圧し合い、最先端のシール
ディスク、本実施例の場合は146cを前側から押圧す
るスクリューリング145により良好に外輪の肩部11
4cに対して押し付けられる。
【0036】第1の、すなわち最も後側のシールディス
ク146aは、薄くて好ましくは弾性的で柔軟性のある
平板状で、特にプラスチック製、好ましくはテフロン製
のディスクである。ディスクの厚みは1ミリの十分の数
ミリ、好ましくは約0.15mmである。このディスク
は、移動のための遊びがほとんどない状態で外輪114
b内に押込められるような寸法の外縁区域において内側
肩部114cに押圧される。半径方向の反対側に位置さ
せて肩部114dが内輪146a上に配設され、この肩
部114dに対して第1のシールディスク146aがそ
の内縁区域において押圧される。この肩部114dは、
肩部114cに対してわずかに軸線方向前方に、好まし
くは約0.05mmオフセットしている。このオフセッ
トのために、本実施例では平板状である第1のシールデ
ィスク146aは、取付けた位置において内側で軸線方
向外方に撓む。そのため、このシールディスク146a
は、軸線方向後方に向いたわずかな弾性力で肩部114
dに対して押圧される。この構成により、転子に対する
優れたシール性が提供され、不可避である製作上の公差
が存在する場合でも、信頼性のあるシールが可能であ
る。その理由は、第1のシールディスク146aは、外
方に撓み、弾性状に押動された位置により、すなわち、
所定のばね変形により常に摺動状態でシール面、すなわ
ち肩部114dに押圧されるからである。第1のシール
ディスク146aの内径は、その内側周面が内輪114
aの円筒状表面から半径方向に小さな隙間を有する程度
にするか、あるいは、両者間に移動のための遊びがわず
かしかない場合には、第1のシールディスク146aの
内周面が内輪114aの円筒状表面とシール機能を果た
す程度の寸法とする。
【0037】第1のシールディスク146aが繊維又は
織物、特にテフロンで補強されたプラスチックで構成さ
れると特別に良好なシール性が得られる。
【0038】第2のシールディスク146bと好ましく
は第3のシールディスク146cもそれぞれフェルトリ
ング又はフェルトディスクであることが望ましく、両者
あるいは第2のシールディスクのみが内輪114a上を
シール状態で摺動する。この場合、第3のシールディス
ク146cは、上記の説明の如く、前方のベアリングス
リーブ部107c上を摺動できる。安定リング146d
をそれぞれ第2及び第3のシールディスク146b、1
46cと連設することが好ましい。この安定リングに対
して、関連のシールディスクが軸線方向に押圧される
か、接着等で添着することもできる。互いに類似である
安定リング146dは、各々中空保持リングで構成さ
れ、この中空保持リングから、特にその後端において、
内フランジ146eが半径方向内方に延長し、好ましく
は中空且つ前方に向かって小さくなる円錐状に形成され
る。関連シールディスクが、好ましくは内フランジ14
6eの前側でこの板ばね状の形状に対して押圧される。
保持リングの幅、あるいは第2、第3のシールディスク
146b、146cの軸線方向の厚みは、それぞれ、取
付けた位置において間隙dが保持リング間及び最先端の
保持リングとスクリューリング145間に存在するよう
なものとする。この構成では、スクリューリング145
により第2及び第3のシールディスク146b、146
cに対して軸線方向の力をかけることができる。スクリ
ューリング145が、本実施例では外輪114bの先端
で形成されているスクリューストップ145aに当接し
たときに、所定の軸線方向の圧力が達成されるようにす
ることが好ましい。
【0039】本実施例では、シールディスク146b、
146cの外周と外輪114bとの間に半径方向の小さ
な間隙が設けられている。この間隙内に関連の安定リン
グ146dの保持リングが突出する。 スクリューリン
グ145の内径は、その内部を貫通突出しているベアリ
ングスリーブ107cの寸法よりもほんのわずかに大き
くすることが好ましい。その結果、スクリューリング1
45が、その後方を向いた押圧面145bにおいて、こ
れに当接するシールディスク146cをできるだけ大き
な面積で支持し、特にその内端で支持できるようにな
る。押圧面145bは、先方に向かって小さくなる中空
の円錐状面であることが好ましい。安定リング146d
は、金属あるいはプラスチック製のそれ自体公知のカバ
ーリングでよい。このようなカバーリングは、ベアリン
グ114の後側にも配設される。
【0040】駆動軸107及びベアリング113、11
4並びにリングシール146の取外しあるいは交換は、
下記の取外し工程によって行なわれる。ねじ117と先
端キャップ147を緩めた後に必要なことはスクリュー
リング145のみを先端側の係合用開口145cに係合
する工具を使って緩めることである。第3のシールディ
スク146cが安定リング146d上に緩い状態で搭載
されていれば、それを取外してもよい。すると、駆動軸
107全体は、ベアリング113、114及び両者間に
取付られているスペース用スリーブ144を両者間に配
設したままで内部ケーシング111から前方に引抜け
る。この引抜き作業は、手で行うことができる。その理
由は、ベアリング113、114の外輪は、比較的取外
しやすい嵌合程度で内部ケーシング111に着座してい
るからである。後方のベアリング113は、単に駆動軸
107に取付けてあるだけなので、駆動軸107と共に
自動的に取外される。取外した状態で、スクリューリン
グ142は駆動軸107から簡単にねじを緩めて取外せ
る。次いで、ベアリング113、並びに適切な場合に
は、リングシール146付のベアリング114は、駆動
軸107から、好ましくは関連の引抜き装置を使って簡
単に取外せる。
【0041】本実施例は、ユーザに対して、ベアリング
113、114及びリングシール146の一方又は両方
の交換を簡単にしかも迅速に行えるようにする。短時間
に再度ハンドピースに取付けて使用可能なように、ユー
ザはベアリングを1セットと、適切な場合には、リング
シール146とを使用場所に保管しておけば、有利であ
る。従来のハンドピースでは必要とされた製造元へのベ
アリングの発送は、不要である。
【0042】取付けは取外しの逆の工程で行う。まず、
ベアリング113、114を駆動軸107上に押込み、
後方のベアリング113をスクリューリング142で固
定する。リングシール146が少なくとも前側のベアリ
ング114と共に構成ユニットを形成する場合は、リン
グシール146を同時に取付ける。次いで、以上のよう
にして予め組立てた駆動軸ユニットを前側から内部ケー
シング111内に挿入し、スクリューリング145の捩
じ込みにより位置決め、固定を行う。その場合、まず、
第3のシールディスク146cを、別な独立部材として
更に取付ける。その後は、単にフロントキャップ147
とねじ117の捩じ込みが必要なだけである。
【0043】この取外し及び取付けあるいは据付手順に
よれば、差込み式カップリング124は、簡単な方法で
取外しと取付けが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のハンドピースは、駆動軸がベアリングと共に構造ユニ
ットを構成するので、取外し、取付けが両者を一体とし
て簡単に行うことができ、メンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のハンドピースの側面図
【図2】 ハンドピースの前半分の断面図
【図3】 ハンドピースの内部ケーシングの平面図
【図4】 図2にXで示す部分のベアリングシールの拡
大断面図
【図5】 従来のハンドピースの側面図
【符号の説明】
101 ハンドピース 104a 把持スリー
ブ、作動部材 105 工具 106 クランプ装
置、クランプスリーブ 107 駆動軸 107a 円形スリーブ 111 ケーシング 113、114 ベアリング 117 横断部材 119 溝 143 第1の肩部 144 スペース用ス
リーブ 145 拘束用肩部 146 リングシール

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方側からハンドピース(101)内に
    挿入可能な工具(105)を選択的にクランプするため
    にスリーブ状のケーシング(111)内に配設されたク
    ランプ装置(106)を有し、該クランプ装置(10
    6)は、前方及び後方のベアリング(114、113)
    により該ケーシング(111)内に回転可能に取付けら
    れた駆動軸(107)上に配設され、該駆動軸(10
    7)を軸線方向に保持するために一方のベアリング(1
    13)の外輪を受ける第1の肩部(143)を該ケーシ
    ング(111)又はその付属部材上に設け、該第1の肩
    部(143)に対して軸線方向に離間して取外し可能な
    拘束用肩部(145)を設けるものにおいて、該第1の
    肩部(143)が該一方のベアリング(113)の外輪
    の軸方向外側に配設され、該拘束用肩部(145)が他
    方のベアリング(114)の軸方向外側に配設されるこ
    と、並びに該取外し可能な拘束用肩部(145)が位置
    する側から該駆動軸(107)が構造ユニットとして前
    記両ベアリング(113、114)と共に取外し及び取
    付けが可能であることを特徴とする医療用、好ましくは
    医療又は歯科治療室用の動力式ストレートハンドピー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記第1の肩部(143)が後方のベア
    リング(113)の後方に配設され、前記構造ユニット
    が前側に取外し可能で且つ前側から取付け可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の医療用、好ましくは医
    療又は歯科治療室用の動力式ストレートハンドピース。
  3. 【請求項3】 前記第1の肩部(143)が前方のベア
    リング(114)の前方に配設され、前記構造ユニット
    が後方に取外し可能で且つ後側から取付け可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の医療用、好ましくは医
    療又は歯科治療室用の動力式ストレートハンドピース。
  4. 【請求項4】 好ましくは後方のベアリング(113)
    である前記一方のベアリングがいわゆる固定ベアリング
    として形成され、好ましくは前方のベアリング(11
    4)である前記他方のベアリングがいわゆるルーズベア
    リングとして形成されていることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載の医療用、好ましくは医療
    又は歯科治療室用の動力式ストレートハンドピース。
  5. 【請求項5】 スペース用スリーブ(144)が前記両
    ベアリング(113、114)の外輪間に配設されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記
    載の医療用、好ましくは医療又は歯科治療室用の動力式
    ストレートハンドピース。
  6. 【請求項6】 前記前方のベアリング(114)の外輪
    が前記ケーシング(111)内に螺着されたスクリュー
    部材(145)により該ケーシング(111)の内方肩
    部に向けて後方向きに押圧され、特に前記スペース用ス
    リーブ(144)及び前記後方のベアリング(113)
    の外輪を介して該内方肩部(143)に押し付けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    の医療用、好ましくは医療又は歯科治療室用の動力式ス
    トレートハンドピース。
  7. 【請求項7】 前記スクリュー部材(145)と前記前
    方のベアリング(114)との間にリングシール(14
    6)を配設したことを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れか1項に記載の医療用、好ましくは医療又は歯科治療
    室用の動力式ストレートハンドピース。
  8. 【請求項8】 前記前方のベアリング(114)が該ベ
    アリングの転子の前側にリングシール(146)を備
    え、該リングシールが該ベアリング(114)の内輪
    (114a)と外輪(114b)との間に配設され且つ
    該両者(114a、114b)間で有効であり、該ベア
    リング(114)が好ましくは該転子に対して標準型の
    ベアリングよりも幅が広いことを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれか1項に記載の医療用、好ましくは医療又
    は歯科治療室用の動力式ストレートハンドピース。
  9. 【請求項9】 前記前方のベアリング(114)及び前
    記リングシール (146)の少なくとも一部が予備組
    立てされた構造ユニットを構成するかあるいは構造ユニ
    ットを形成することを特徴とする請求項7又は8に記載
    の医療用、好ましくは医療又は歯科治療室用の動力式ス
    トレートハンドピース。
  10. 【請求項10】 作動部が前記ケーシング(111)よ
    り前方へ突出し且つ該ケーシング(111)を囲繞する
    把持スリーブ(104a)であり、前記ハンドピースが
    好ましくはドーム状の前方キャップ(147)を先端に
    備え、該前方キャップ(147)が該把持スリーブ(1
    04a)の突出区域において該把持スリーブ(104
    a)に螺着されることを特徴とする請求項1乃至9のい
    ずれか1項に記載の医療用、好ましくは医療又は歯科治
    療室用の動力式ストレートハンドピース。
  11. 【請求項11】 前記把持スリーブ(104a)がその
    外面に柔軟弾性材料及び断熱材の両方あるいはいずれか
    一方によってコーティングされていることを特徴とする
    請求項10に記載の医療用、好ましくは医療又は歯科治
    療室用の動力式ストレートハンドピース。
  12. 【請求項12】 前記駆動軸(107)が先端区域に前
    方に向かって拡径する内部円錐を有する円形スリーブ
    (107a)であり、該円形スリーブ内に溝付きクラン
    プスリーブ(106)が長手方向に移動可能なように同
    軸上に取付けられ、該クランプスリーブ(106)は先
    端区域に該内部円錐と協働する外部円錐を有することを
    特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の医
    療用、好ましくは医療又は歯科治療室用の動力式ストレ
    ートハンドピース。
  13. 【請求項13】 前記クランプスリーブ(106)は、
    前記円形スリーブ(107a)を後方に向かって貫通す
    る引抜き棒(110)と連結されており、該引抜き棒
    (110)はその後端区域において横断部材(117)
    によって前記作動部材(104a)と連結されており、
    該作動部材(104a)は円周方向に回動可能に取付け
    られ、該横断部材(117)は、前記ケーシング(11
    1)の円周方向斜めに走る溝(119)を貫通すること
    を特徴とする請求項12に記載の医療用、好ましくは医
    療又は歯科治療室用の動力式ストレートハンドピース。
  14. 【請求項14】 前記後方のベアリング(113)が前
    記駆動軸(107)の後方を向いた肩部に対して保持さ
    れ、その後側において固定部材、特にリングによって規
    制されていることを特徴とする請求項1乃至請求項13
    のいずれか1項に記載の医療用、好ましくは医療又は歯
    科治療室用の動力式ストレートハンドピース。
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