JPH0725530Y2 - エアコンデイシヨナ - Google Patents

エアコンデイシヨナ

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JPH0725530Y2
JPH0725530Y2 JP7377890U JP7377890U JPH0725530Y2 JP H0725530 Y2 JPH0725530 Y2 JP H0725530Y2 JP 7377890 U JP7377890 U JP 7377890U JP 7377890 U JP7377890 U JP 7377890U JP H0725530 Y2 JPH0725530 Y2 JP H0725530Y2
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JP
Japan
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air
air conditioner
sterilizer
ultraviolet
filter
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征助 高島
彰能 仲野
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエアコンデイシヨナ、特に殺菌した空気を外部
に放出するようにしたエアコンデイシヨナに関するもの
である。
(従来の技術) オフイスの室内、旅館やホテルの客室内、映画館や劇場
の場内などのように人の出入りが多い場所、さらには電
車の車内や航空機の機内では、その室内、場内、車内、
機内(以下室内という)の暖房あるいは冷房のために、
エアコンデイシヨナが設置されている。
このような従来のエアコンデイシヨナは、一般にフイル
タを通して空気を吸引し、この吸引した空気を加熱また
は冷却した後、パイプラインを経て各室内に放出するよ
うに形成されていた。またここで用いられるフイルタ
は、室内に浮遊している塵やゴミをエアコンデイシヨナ
内部に入れないためのものであり、比較的目の荒いもの
であつた。
(考案が解決しようとする課題) このような従来のエアコンデイシヨナは、空気を吸引す
る部分にフイルタを設け、比較的大きな塵、ゴミ等のエ
アコンデイシヨナ内部への侵入によるエアコンデイシヨ
ナの故障を防止してはいるものの、目に見えないような
小さな塵、ゴミ等は、エアコンデイシヨナを作動させる
ことによってむしろ室内を循環させる結果ともなってい
た。特に種々の疾患の原因となっているとして、最近問
題の浮遊細菌、ウイルス、カビなどに関しては、エアコ
ンデイシヨナを用いることによつて、室内循環を行なわ
せ、吸引の機会を増やしていることともなつていた。か
かる吸引の機会は気密性が高くなる程増加する。
またこのような浮遊細菌などを除去するフイルタも考え
られるが、フイルタ自体の目が細かくなり過ぎて、送風
性能の低下、フイルタの目詰まりを引き起こすために、
現実には使用できないものであつた。
したがつて本考案の目的は、エアコンデイシヨナの空気
吹出口に空気殺菌器を設け、エアコンデイシヨナからの
冷房空気あるいは暖房空気中の浮遊細菌などを殺菌し、
清浄空気として供給できるだけでにく、冷房あるいは暖
房が不要な時期にも単に送風器として用いるだけで浮遊
細菌などの殺菌ができるようにしたエアコンデイシヨナ
を提供することを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案者らは細菌、ウイルス、カビなどの不活性化に紫
外線が有効であることに着目し、紫外線の強度による滅
菌効果について検討したところ、ヘルペス、アデノ、エ
イズウイルスなどのウイルス類は50mW/cm2の照度でいづ
れも1秒間という極めて短時間のうちに不活性化でき、
ウイルス感染防止に紫外線が有効な手段の一つであるこ
とを見出し、更に検討した結果本考案に到達したもので
ある。すなわち本考案は背面に防塵用フイルタを装着し
た空気吹込口と、前面に空気吹出口を有し、かつ内部に
紫外線ランプを収容し、しかも内壁に反射板を取着し
て、壁面における紫外線の最小強度が50mW/cm2以上とな
るように構成した筒状の空気殺菌器をエアコンデイシヨ
ナの空気吹出部に挿脱可能に設けたことを特徴とするエ
アコンデイシヨナである。
(作用) 本考案によれば、エアコンデイシヨナの空気吹出部に、
従来空気殺菌器を挿脱可能に設けることにより、例えば
温度の高い夏等には、室内を冷房しながら同時に浮遊細
菌等の殺菌を行なうことができ、温度の低い冬等には、
室内を暖房しながら同時に細菌の殺菌を行なうことがで
きるだけでなく、暖房も冷房も不要な春、秋等には、送
風器としての使用も行ないながら浮遊細菌等の殺菌が行
なえる。またエアコンデイシヨナを使用しないときには
空気殺菌器を取り外することもできる。
(実施例) 次に本考案のエアコンデイシヨナの一実施例を図面にて
説明する。
第1図は本考案に係るエアコンデイシヨナの系統図であ
り、エアコンデイシヨナ本体1の空気排出口に接続され
たダクト2の先端に室内に開口する空気吹出部3が設け
られている。また室内に開口する空気吸入部4とエアコ
ンデイシヨナ1の空気吸引口はダクト5で連結されてい
る。室内に開口する空気吹出部3には第2図に示す空気
殺菌器10が挿入されている。該空気殺菌器の背面には背
面一杯に広がった空気取入口が設けられ、該空気取入口
に対応する大きさのフイルタ11が空気取入口に取り付け
られている。このフイルタ11はエアコンデイシヨナから
送気された空気中の比較的大きな塵、ゴミ等を除去する
ためのものである。かかるフイルタは室内に開口する空
気吸入部4には取り付けられており、このフイルタによ
って、塵、ゴミ等のエアコンデイシヨナ本体1への侵入
を防止している。空気殺菌器の前面には吹き出された空
気の流出方向を制御するための案内板12が設けられてい
る。また空気殺菌器内には複数本の紫外線ランプ13が空
気流に対して垂直方向に設けられている。紫外線ランプ
13は、通常第2図に示すように、内部枠体20に取付けて
筒状(通常は角筒状)の空気殺菌器の側壁に設けられた
開口から空気殺菌器の内部に挿脱可能な構造とすると、
紫外線ランプの取替えなどが容易となる。14は紫外線ラ
ンプを取り付けた内部枠体を空気殺菌器へ挿脱するため
の取手であり、16は紫外線ランプの点澄スイツチであ
る。
上記空気殺菌器の底部にはローラ15などを設けることに
より空気吹出部3内に空気殺菌器を容易に挿脱すること
ができる。その際空気吹出部にレールを設けておくと空
気殺菌器の挿脱はさらに容易である。紫外線ランプ13は
第2図に示すように空気流に対して垂直方向であつて
も、平行方向であつてもよい。また空気流を筒状体内を
蛇行させて空気殺菌器内を流通する空気への紫外線照射
の機会を増加させるようにしてもよい。空気殺菌器の壁
面にはアルミなどの反射板を取り付け紫外線を器内に均
一な照度で照射するようにしている。
上記紫外線ランプ13は通常照度50〜100mW/cm2のランプ
が使用される。そして壁面の照度が50mW/cm2以上となる
ように複数本の管状の紫外線ランプあるいはラセン状の
ランプが取り付けられる。紫外線ランプの点燈は連続的
であつても、あるいは間欠的に点燈してもよいが、通常
はランプ寿命の点から連続的に点燈される。紫外線ラン
プ表面へ塵埃などが付着して光線が遮断されることを防
止するため、例えばランプを20〜60メツシユの半円筒状
のステンレスメツシユで被覆することが好ましい。
第3図は紫外線殺菌器の電気系統図であり、紫外線ラン
プ13は壁面に取り付けられた紫外線照度検出器17によつ
て照度が検出され、壁面の照度が50mW/cm2以上となるよ
うにコントロールユニツト18にて紫外線ランプ3の照度
が調整される。19は壁面における紫外線の照度表示器で
ある。
(考案の効果) 以上のように、本考案はエアコンデイシヨナの空気吹出
部に空気殺菌器を設け、エアコンデイシヨナからの冷房
空気あるいは暖房空気中の浮遊細菌などを殺菌し、清浄
空気として提供できるだけでなく、冷房あるいは暖房が
不要な時期にも、単に送風器として用いるだけで浮遊細
菌などの殺菌ができるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエアコンデイシヨナの系統図であり、
第2図は空気殺菌器の一部断面斜視図であり、第3図は
空気殺菌器の電気系統図である。 1……エアコンデイシヨナ本体 3……空気吹出部 10……空気殺菌器 11……フイルタ 13……紫外線ランプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面に防塵用フイルタを装着した空気吹込
    口と、前面に空気吹出口を有し、かつ内部に紫外線ラン
    プを収容し、しかも内壁に反射板を取着して、壁面にお
    ける紫外線の最小強度が50mW/cm2以上となるように構成
    した筒状の空気殺菌器をエアコンデイシヨナの空気吹出
    部に挿脱可能に設けたことを特徴とするエアコンデイシ
    ヨナ。
JP7377890U 1990-07-10 1990-07-10 エアコンデイシヨナ Expired - Fee Related JPH0725530Y2 (ja)

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