JPH07255126A - 直流電源装置 - Google Patents

直流電源装置

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JPH07255126A
JPH07255126A JP6045522A JP4552294A JPH07255126A JP H07255126 A JPH07255126 A JP H07255126A JP 6045522 A JP6045522 A JP 6045522A JP 4552294 A JP4552294 A JP 4552294A JP H07255126 A JPH07255126 A JP H07255126A
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JP
Japan
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voltage
power supply
supply device
load
output voltage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6045522A
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English (en)
Inventor
Kazuya Okamoto
和也 岡本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源装置2の入力電圧V1と出力電圧V2を
0ボルトから同期して立ち上がり及び同期して立ち下が
るようにすることを目的とする。 【構成】 直流電源入力を受けて直流電圧を出力する電
源装置2と、電源装置2に並列に接続され、電源装置2
が動作しない直流電源入力の立ち上がり時と立ち下がり
時に直流電圧を出力する同期回路3を備えるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電源入力を受けて
直流電圧を出力する直流電源装置に関し、特に、直流電
圧が入力されてから直流出力電圧を出力するまでに時間
差がある場合に出力が急に立ち上がり、または停止する
ことを緩和する直流電源装置に関する。
【0002】DC−DCコンバータのように、内部に制
御用のICを多用している場合、このICの動作電圧に
達するまでは、出力電圧が得られない。このため、DC
−DCコンバータから電圧の供給を受ける回路の周辺に
異なる電圧の供給を受けている別の回路がある場合は、
DC−DCコンバータの電源が急激に立ち上がり、また
は停止すると、電圧の違う回路間で電圧差が大きく開い
てしまう。回路によっては、このような電圧差が急激に
変化しないことが要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来の電源装置においては、電源を供給
する装置に対して1個の電源装置を使用する場合は、た
とえ異なる出力電圧を供給する場合であっても出力は同
期するように作られていた。ところが、装置全体の電源
とは別の電源装置(変換器)を外に付けて、元の電源か
ら電圧供給を受けて、電圧変換して電源供給を行うもの
にとっては、元の電源と同期した出力とすることが難し
くなる。
【0004】図6は、従来例の説明図であり、図6
(A)は、従来例の装置構成図である。図6(A)にお
いて、電源1は、電源装置2への入力電圧V1と同じ電
圧を負荷5に供給するものである。電源装置2は、例え
ばDC−DCコンバータよりなり、入力電圧V1より低
い出力電圧V2を負荷4に供給するものである。負荷4
と負荷5とは、例えば同じプリント基板上に設けられ、
信号線等により信号接続されている。
【0005】図6(B)は、従来例の波形説明図であ
り、図6(B)において、電源装置2の入力電圧V1と
出力電圧V2の立ち上がり時の波形を示している。入力
電圧V1は、時間t0で立ち上がり、一方電源装置2の
出力電圧V2は、入力電圧V1が電源装置2の動作電圧
となる時間t1で急激に立ち上がっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものにおい
ては次のような課題があった。電源装置2として低電圧
で動作するICをその電源制御用に使用したとしても、
入力電圧V1と出力電圧V2とを0V(ボルト)から同
期して立ち上げることはできず、必ず電源装置2のIC
の動作電圧までの時間差が生じる課題があった。このた
め、負荷4と負荷5へ供給する電源の入力電圧差が大き
くなり、一方の負荷が動作しても他方の負荷が動作しな
いことが発生し負荷回路が誤動作する欠点があった。
【0007】本発明は、電源1の供給開始、または停止
時に、電圧に関係なく動作する回路を設けることによ
り、ICの特性に頼ることなしに、アナログ部品の特性
を利用して、入力電圧と出力電圧とを0V(ボルト)か
ら同期させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、次のように構成した。図1は、本発明の原
理説明図であり、図1中、図6(A)と同じものは同じ
符号で示してある。
【0009】図1において、電源1は、装置全体の電源
であり電源装置2への入力電圧V1と同じ電圧を負荷5
に供給するものである。電源装置2は、例えばDC−D
Cコンバータよりなり、入力電圧V1より低い出力電圧
V2を負荷4に供給するものである。同期回路3は、例
えば、ダイオード、リレー、抵抗等により構成され、入
力電圧V1が電源装置2の動作電圧より低い時に負荷4
に電力を供給するものである。負荷4と負荷5は、信号
線等により接続されるものである。
【0010】
【作用】本発明の作用を図1、図2に基づいて説明す
る。図2は本発明の波形説明図であり、電源装置2の入
力電圧V1と出力電圧V2の立ち上がり時の波形を示し
ている。
【0011】電源1から時間t0で装置全体の電源供給
を開始する。この場合、電源1から電源装置2への入力
電圧V1が、電源装置2の動作電圧より低い時は、電源
装置2を通して出力電圧V2を得ることはできない。こ
の時は、同期回路3を通して出力電圧V2を時間t0か
ら入力電圧V1に同期して出力する。この同期回路3を
通して得られる出力電圧V2は、電源装置2を通して得
られる出力電圧V2よりも低くなるように設定する。
【0012】これにより、入力電圧V1の電圧が電源装
置2の動作電圧に達すると、入力電圧V1は電源装置2
を通して出力電圧V2として負荷4に供給する。従っ
て、通常の入力電圧V1の状態にある場合は、同期回路
3は働かないため、本来の電源装置2としての動作を行
うことになる。
【0013】また、電源1の供給停止時には、入力電圧
V1が電源装置2の動作電圧以下になる時には、同期回
路3を通して出力電圧V2を供給する。このため、電源
装置2の入力電圧V1に0ボルトから同期した出力電圧
V2を得ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図3〜図5は、本発明の実施例を示した図であり、図3
〜図5中、図1、図2、図6と同じものは、同じ符号で
示してある。
【0015】(1)第1実施例の説明 図3は、第1実施例の説明図であり、図1の同期回路3
にダイオード3−1を用いた回路を示している。図3
中、はダイオード3−1を通る電源供給経路、は電
源装置2を通る電源供給経路を示す。
【0016】入力電圧V1が低い間は、電源装置2は動
作しないため、出力電圧V2はダイオード3−1を通し
て供給される。の経路では、ダイオード3−1を複数
(n)個直列に接続しているため、通常は入力電圧V1
からダイオード3−1の個数分だけ低下した電圧が出力
電圧となる。このように、ダイオード3−1を複数個接
続することで、入力電圧最大(通常電源供給時)のとき
でも電源装置2の出力より低い電圧が得られるようにし
ておく。
【0017】これにより、電源装置2が動作を始めた後
は、ダイオード3−1の経路は考えなくてよいことに
なる。つまり、入力電圧V1が電源電圧2の動作電圧に
達すれば、出力電圧V2は電源装置2を経由するの経
路で得られることになる。
【0018】このように、電源装置2から安定した出力
電圧V2が得られるようになるまでは、負荷4の消費電
流は非常に小さいための経路で出力電圧V2は、図2
の時間t0から入力電圧V1に同期した電圧を得ること
ができる。
【0019】(2)第2実施例の説明 図4は、第2実施例の説明図であり、図1の同期回路3
としてリレー3−2を用いた回路を示している。図4
中、はリレー3−2を通る電源供給経路、は電源装
置2を通る電源供給経路を示す。
【0020】図4は、電源装置2と並列にリレー3−2
を接続してある。リレー3−2には、接点a、bと接点
を切り換える駆動コイルcが設けてあり、駆動コイルc
の端子は入力電圧V1が供給される入力端子間に接続さ
れている。このリレー3−2は、駆動コイルcに電圧が
入力されない間は接点aに接続されており、図4のよう
に電源装置2の入力と出力側を接続するものである。
【0021】入力電圧V1が低い間は、リレー3−2を
通して出力電圧V2が出力される。入力電圧V1がリレ
ー3−2の動作電圧まで上がるとリレー接点aがはなれ
(オフ)て電源装置2から出力電圧V2が出力されるよ
うになる。このように、入力電圧V1でリレー3−2が
動作しない間はの経路を通して出力電圧V2が供給さ
れ、リレー3−2の動作電圧に達し、リレー3−2の接
点aがはなれると、の経路を通して出力電圧V2が得
られるようになる。
【0022】この出力電圧V2が、電源装置2からの電
圧に切り替わる入力電圧V1は、使用するリレー3−2
の動作電圧(駆動コイル電圧)で変えることができる。
また、リレー3−2を駆動するための電圧として、電源
装置2の出力電圧を用いることもできる。この場合は、
電源装置2の出力が立ち上がれば、リレー3−2の接点
aがはなれ接点bに切り替わる。
【0023】このようにリレー3−2を用いることによ
り、入力電圧V1と出力電圧V2の波形が、リレー3−
2の動作(オフ)までは完全に一致(同期)することに
なる。
【0024】さらに、電源装置2の動作時はリレー3−
2がオフであるから、電源装置2に内蔵されている過電
圧等の保護装置を使用することができる。 (3)第3実施例の説明 図5は、第3実施例の説明図であり、図1の同期回路3
として抵抗3−3を用いた回路を示している。図5中、
は抵抗3−3を通る電源供給経路、は電源装置2を
通る電源供給経路を示す。
【0025】抵抗3−3が電源装置2に並列に接続され
ている。このため、入力電圧V1が低い間は、抵抗3−
3を通るの経路で出力電圧V2が供給される。次に、
入力電圧V1がある電圧まで上がると、負荷4の電流が
増加する。この場合、抵抗3−3を通したの経路では
電流があまり取れないため、電源装置2からの経路で
出力電圧V2が供給されるようになる。
【0026】このように、抵抗3−3を流れる電流で出
力電圧V1を供給するのは、入力電圧V1の立ち上がり
時と立ち下がり時だけであり、抵抗3−3の精度は特に
必要としないので、セラミック抵抗のような抵抗値の大
きなものを用いる方が好ましい。
【0027】また、抵抗3−3を使うと、リレーのよう
に設置場所を必要とするが、機械部品ではないので、破
損や、動作時期のばらつきといったことに気を使う必要
がない利点がある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果がある。電源装置としてDC−DCコンバー
タを使用した場合、DC−DCコンバータへの入力電源
の立ち上がり及び立ち下がり波形に追随して、DC−D
Cコンバータから出力電圧を得ることができる。このよ
うに、DC−DCコンバータの入出力電圧差を小さくす
ることで、入力及び出力にそれぞれ負荷が接続されてい
る場合に、この入出力電圧差によって生じるラッチアッ
プ等の誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の波形説明図である。
【図3】第1実施例の説明図である。
【図4】第2実施例の説明図である。
【図5】第3実施例の説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 電源 2 電源装置 3 同期回路 4 負荷 5 負荷 V1 入力電圧 V2 出力電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源入力を受けて直流電圧を出力す
    る電源装置(2)と、 前記電源装置(2)に並列に接続された同期回路(3)
    とを備え、 前記同期回路(3)は、電源装置(2)が動作しない直
    流電源入力の立ち上がり時と立ち下がり時に直流電圧を
    出力することを特徴とした直流電源装置。
  2. 【請求項2】 前記同期回路(3)は、ダイオードであ
    ることを特徴とした請求項1記載の直流電源装置。
  3. 【請求項3】 前記同期回路(3)は、リレーであるこ
    とを特徴とした請求項1記載の直流電源装置。
  4. 【請求項4】 前記同期回路(3)は、抵抗であること
    を特徴とした請求項1記載の直流電源装置。
JP6045522A 1994-03-16 1994-03-16 直流電源装置 Withdrawn JPH07255126A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254667A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 異電源同時立上げ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254667A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 異電源同時立上げ装置
JP4506519B2 (ja) * 2005-03-14 2010-07-21 富士電機システムズ株式会社 異電源同時立上げ装置

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