JPH07254023A - 品目所要量計画方法 - Google Patents

品目所要量計画方法

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JPH07254023A
JPH07254023A JP4266994A JP4266994A JPH07254023A JP H07254023 A JPH07254023 A JP H07254023A JP 4266994 A JP4266994 A JP 4266994A JP 4266994 A JP4266994 A JP 4266994A JP H07254023 A JPH07254023 A JP H07254023A
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JP
Japan
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item
switching
items
inventory
production plan
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Application number
JP4266994A
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English (en)
Inventor
Akira Sakurai
晃 桜井
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP4266994A priority Critical patent/JPH07254023A/ja
Publication of JPH07254023A publication Critical patent/JPH07254023A/ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 品目切り替えの時期を入力する必要がなく、
しかも切り替え前の旧品目が残らず、かつ旧品目を新た
に生産する必要がない品目所要量計画方法の提供を目的
としている。 【構成】 MRP生産管理装置による生産計画におい
て、品目AをA’に切り替える場合がある。オペレータ
はAをA’に切り替える旨を登録すれば、旧品目Aの在
庫を所要量に全て引き当てた後に、切り替え新品目A’
のオーダテーブルを作成する。旧品目Aの在庫が10個
あるとすると、図CのレコードR22を分割して図Dの
レコードR32、R33とし、在庫10個をレコードR
31、R32に引き当てる。このため、旧品目Aの在庫
が残ることはなく、また旧品目Aのオーダテーブルが新
たに作成されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は品目所要量計画方法に関
し、特に品目を切り替える際の切り替えシステムに関す
る方法である。
【0002】
【従来の技術】生産管理システムの資材計画としては、
MRP(Material Requirements Planning:資材所要量
計画)が知られている。たとえば、図12A、Bに示す
ように机X(独立需要品目)が、引き出しA、天板B、
…から構成(従属需要品目)され、さらに引き出しA
は、つまみa1、前板a2、横板a3、後板a4、底a
5(従属需要品目)から構成されているとする。
【0003】このような完成品目と構成品目の関係や各
構成品目の個数が、MRPでは生産管理装置のメモリ中
の構成テーブル(図13)に記憶されている。なお、引
き出しAは、別種の机Yにも用いられる。一方、品目テ
ーブル(図14)には、各品目のリードタイムが記憶さ
れている。たとえば、机Xを得るためには、引き出し
A、天板B、…の組み立てに2日かかり、引き出しAを
得るためには、つまみa1、前板a2、横板a3、後板
a4、底板a5の組み立てに4日かかる。さらに、つま
みa1の製造や購買には4日かかる。
【0004】なお、品目テーブル中の「レベル」は、完
成部品と構成部品の階層関係レベルを示している。ま
た、品目テーブルには、品目やレベル、リードタイムの
ほか、切り替え品目、切り替え日、さらにたとえばロッ
トサイズなど品目計画に必要な基礎的情報が記憶されて
いる。各品目の在庫数は図16に示す在庫テーブルに記
憶されている。
【0005】MRPでは、以上のような情報にしたがっ
て従属需要品目の手配計画を行なう。オペレータは、M
RP生産管理装置に対して必要な独立需要品目と必要
日、必要個数を入力する。入力されたデータは、図17
Aに示すように所要量テーブルに記憶される。この場
合、机Xが「12月8日」、「12月15日」にそれぞ
れ「10個」、「30個」必要であり、机Yが「12月
10日」に「20個」必要であるとして入力されたとす
る。
【0006】この所要量テーブルのデータに基づいて、
図17Bのオーダテーブルが作成される。図17Aの各
必要日がそのまま納期としてオーダテーブルに登録さ
れ、品目テーブル(図14)のX、Yのリードタイム
「2日」を参照することによって開始日「12月6
日」、「12月13日」、「12月8日」が算出され
る。すなわち、この各開始日に机の構成品目である引き
出しA、…が用意されている必要があり、各構成品目を
リードタイム2日で組み立てて、納期に机Xをそれぞれ
「10個」、「30個」、机Yを「20個」得る。
【0007】ここで、図16の在庫テーブルに示される
ように、机Xは「4個」の在庫がある。このため、必要
日の早い机Xの必要個数「10個」にこの在庫を引き当
て、オーダテーブルの計画個数には納期「12月8日」
分として計画個数「6個」が登録される(図17B)。
なお、納期「12月15日」分に対しては在庫がなくな
るため、計画個数「30個」が登録される(図17
B)。机Yについては在庫数が「0」であるため(図1
6)、オーダテーブルには机Yの計画個数「20個」が
登録される。
【0008】次に、図17Bのオーダテーブルにしたが
って、机Xや机Yの構成品目、引き出しA、天板B、…
(図13)についての所要量テーブルが作成される。所
要量テーブルには図17Cに示すように引き出しA(完
成品目X)、必要日「12月6日」、必要個数「6
個」、引き出しA(完成品目Y)、必要日「12月8
日」、必要個数「20個」、また引き出しA(完成品目
X)、必要日「12月13日」、必要個数「30個」、
天板(完成品目X)、必要日「12月6日」、必要個数
「6個」…が登録される。
【0009】引き出しAの在庫は図16に示すように
「10個」であり、この「10個」を必要日の早い「1
2月6日」の「6個」に引き当て、残りの「4個」を納
期「12月8日」分に引き当てる。このため、納期「1
2月6日」分については引き出しAを新たに製作する必
要はなく、オーダテーブルには納期「12月8日」の不
足分「16個」が登録される(図17D)。引き出しA
のリードタイムは「4日」であるので(図14)、開始
日は「12月4日」となる。
【0010】納期「12月13日」の引き出しAは、開
始日「12月9日」で計画個数「30個」、納期「12
月6日」の天板Bは、開始日「12月3日」で計画個数
「6個」としてオーダテーブルに登録される。
【0011】図17Dのオーダテーブルにしたがって、
さらに引き出しAの構成品目、つまみa1、前板a2、
横板a3、後板a4、底板a5…の所要量テーブルが作
成される(図示せず)。そして、この所要量テーブルに
登録された各構成品目の必要個数に対して在庫テーブル
の在庫数を引き当て、品目テーブルのリードタイムを参
照してオーダテーブルが作成される(図示せず)。
【0012】以上のように、構成テーブル、品目テーブ
ル、在庫テーブルのデータにしたがって下位レベルの従
属所要量へと展開し、全ての最下位の品目の所要量テー
ブル、オーダテーブルが作成された時点でMRPの処理
が終了する。
【0013】ところで、設計変更などによって構成品目
の切り替えが行なわれることがある。たとえば、引き出
しAの材質等を変更する必要が生じ、引き出しA’を用
いて机X、机Yを製作することになったとする。この場
合のMRPの処理内容を図19、図20、図21のフロ
ーチャートに基づいて説明する。図19は前処理のフロ
ーチャート、図20、図21は本処理のフローチャート
である。
【0014】まず、前処理としてオペレータは引き出し
Aの切り替え新品目「引き出しA’」を品目テーブルに
登録するとともに、構成テーブルに引き出しA’の下位
の構成品目を登録する(図19、ステップS100)。
品目テーブルへの登録によって、図15に示すように新
たに「引き出しA’」のレコードが作成、追加される。
そしてオペレータは、旧品目(引き出しA)ができるだ
け残らないように品目切り替え日の見当をつけ、この
「切り替え日」を入力する(図20、ステップS10
1)。この入力を受け、図15に示すように品目テーブ
ルの引き出しAレコードには、切り替え新品目
「A’」、切り替え日「12月7日」が登録される。続
いて、オペレータは独立需要品目を入力する(ステップ
S102)。この場合、上記と同様に机X、机Yのそれ
ぞれの必要日、必要個数が入力されたとし、この入力に
したがって図18Aに示すレコードR1、R2、R3の
所要量テーブルが作成される。MRP生産管理装置は、
図18Aの所要量テーブルに登録されている品目、その
品目のレベルをアクティビティーテーブルに登録する
(ステップS103)。図18のアクティビティーテー
ブルAT200に示すように、X、Yがそれぞれレベル
「0」として登録される。
【0015】以上が前処理の内容である。このような前
処理を受けて、本処理では図20のステップS104
で、まずアクティビティーテーブルに登録データがある
か否かを判別する。今、図19のAT200に示すよう
なデータが登録されているため、ステップS105に進
む。ステップS105では、アクティビティーテーブル
中のレベルが最も小さい品目のものを処理品目として設
定する。この場合、Xが処理品目として設定される。こ
の後、品目テーブルを参照して処理品目のリードタイム
を読む(ステップS106)。机Xのリードタイムは
「2日」である(図15参照)。
【0016】次に、処理品目の所要量を必要日の日付順
に所要量テーブルから読み出し(ステップS107)、
続いて処理品目の在庫数を在庫テーブルから読み出す
(ステップS108)。ここでは、机Xの在庫数「4
個」が読み出される(図16参照)。
【0017】そして、処理品目についてのオーダテーブ
ルが作成される(図21、ステップS109)。すなわ
ち、在庫数「4個」を必要日の早い「12月8日」分の
「10個」に引き当て、オーダテーブルの計画個数には
納期「12月8日」分として計画個数「6個」が登録さ
れる(図18B)。納期「12月15日」分に対しては
在庫がなくなるため、計画個数「30個」が登録される
(図17B)。また、ステップS106で読み出したリ
ードタイムに基づいて、オーダテーブルの開始日には、
それぞれ「12月6日」、「12月13日」が登録され
る。こうして、図18Bに示すレコードR51、R52
のオーダテーブルが作成される。
【0018】次に、ステップS110で、構成テーブル
を参照して処理品目に構成品目があるか否かを判別す
る。この場合、机Xには引き出しA、天板B…の構成品
目があるため(図13参照)、ステップS111に進
み、まず構成品目Aを読み出す。そして、読み出した構
成品目Aが切り替えの対象になっているかを判別する
(ステップS112)。この場合、図15の品目テーブ
ルに示すように、引き出しAの「切り替え品目」には
「A’」が登録されているため、切り替え対象になって
いると判断され、ステップS113に進む。
【0019】ステップS113では、構成品目Aの必要
日と切り替え日とを比較する。完成品目をXとする構成
品目Aの必要日は、レコードR51、R52の開始日
「12月6日」と「12月13日」であるので、それぞ
れを切り替え日「12月7日」(図15)と比較する。
そして、切り替え日以後の「12月13日」分について
は切り替え新品目「A’」を読み出す。
【0020】この後ステップS114に進み、構成品目
A、切り替え新品目A’について必要日順に所要量テー
ブルを作成する。こうして所要量テーブルのレコードR
4、R6が作成される。そして、ステップS116を経
てステップS111に戻り、次の構成品目Bを読み出
し、切り替えの対象になっているか否かを判別する(ス
テップS112)。
【0021】品目テーブル(図15)の構成品目B(天
板)の「切り替え品目」にはデータが登録されていない
ため、切り替えの対象になっていないと判断され、ステ
ップS115に進む。そして、ここで構成品目Bについ
ての所要量テーブルを作成する。図18CのレコードR
7が構成品目Bの登録データである。
【0022】このように、ステップS116を介してス
テップS111からの処理を繰り返し、処理品目Xにつ
いての構成品目A、A’、B…全てについて図18Cの
所要量テーブルを作成する。構成品目全てについて所要
量テーブルを作成した後、アクティビィティテーブルの
処理品目Xを構成品目A、A’、B…に置き換える(ス
テップS118)。すなわち、図19に示すアクティビ
ィティテーブルAT200は、AT201に書き換えら
れる。
【0023】アクティビィティテーブルのデータの書き
換えを行なった後、再びステップS104(図20)に
戻り、ステップS105で処理品目を設定する。この場
合、アクティビティーテーブル中のレベルが最も小さい
品目のものはYであり、机Yが処理品目として設定され
る。そして、品目テーブルを参照して処理品目Yのリー
ドタイム「2日」を読む(ステップS106)。
【0024】続いて、上記と同様に処理品目Yの所要量
を所要量テーブルから読み出し(ステップS107)、
処理品目Yの在庫数を在庫テーブルから読み出す(ステ
ップS108)。机Yについては在庫数が「0」である
(図16参照)。この後、処理品目Yについてのオーダ
テーブル(レコードR53)が作成される(図21、ス
テップS109)。机Yについては在庫がないので、納
期「12月10日」で計画数「20個」が登録される。
なお、リードタイムは「2日」であるので、開始日は
「12月8日」になる。
【0025】次に、ステップS110で、構成テーブル
を参照して処理品目Yに構成品目があるか否かを判別す
る。机Yには引き出しA…の構成品目があるため(図1
3参照)、ステップS111に進み構成品目Aを読み出
す。そして、読み出した構成品目Aが切り替えの対象に
なっているかを判別する(ステップS112)。前述の
ように引き出しAの「切り替え品目」には「A’」が登
録されているため、切り替え対象になっていると判断さ
れ、ステップS113に進む。
【0026】ステップS113では、構成品目Aの必要
日と切り替え日とを比較する。完成品目をYとする構成
品目Aの必要日は、レコードR53の開始日「12月8
日」であり、切り替え日「12月7日」以後であるた
め、切り替え新品目「A’」を読み出す。そして、ステ
ップS114で切り替え新品目A’についての所要量テ
ーブルのレコードR5を作成する。
【0027】この後、ステップS116を経てステップ
S111に戻って処理を繰り返し、処理品目Yの構成品
目全てについての所要量テーブルを作成する。そして、
アクティビィティテーブルの処理品目Yを構成品目A…
に置き換える(ステップS118)。これによって、図
19に示すアクティビィティテーブルAT201は、A
T202に書き換えられる。
【0028】アクティビィティテーブルを書き換えた
後、ステップS104に戻り、引き出しAが処理品目と
して設定される。そして、上記と同様の処理を実行する
ことによって図18Dに示すオーダテーブルが作成され
る。すなわち、引き出しAの在庫数は「10個」であ
り、これを必要日「12月6日」の「6個」に引き当
て、引き出しAについてのオーダテーブルは作成しない
(図18D)。
【0029】切り替え新品目A’は新たな品目で在庫は
ないため、オーダテーブルのレコードR55、R56が
作成される。図18DのレコードR55、R56に示す
ように、納期「12月8日」、「12月13日」のA’
に関しては、所要量テーブルの必要個数「20個」、
「30個」がそのまま計画個数として登録される。この
後、図18Dのオーダテーブルにしたがって、さらに切
り替え新品目A’の構成品目の所要量テーブルが作成さ
れる(図示せず)。なお、天板Bについてもオーダーテ
ブルのレコードR57が作成される。
【0030】以上のような処理を繰り返し、処理品目に
構成品目がなくなればアクティビィティテーブルから処
理品目を削除し(図21、ステップS117)、アクテ
ィビィティテーブルに登録データがなくなった時点でM
RPの処理を終了する(図20、ステップ104)。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従来のMRPには次の
ような問題があった。上記のように品目切り替えの必要
が生じた場合、オペレータは旧品目(引き出しA)がで
きるだけ残らないように品目切り替え日の見当をつけ、
この「切り替え日」を入力しなければならない(図2
0、ステップS101)。ところがこの切り替え日を決
定するためにオペレータは、たとえば注文伝票や各品目
の在庫数を調べ、できるだけ旧品目の在庫が残らないよ
うな切り替え日を予測する必要がある。このため、品目
の切り替え処理に手間がかかるという問題がある。
【0032】また、従来のMRPではオペレータが入力
した「切り替え日」を基準に品目切り替えを行なうた
め、旧品目が残った状態で新品目への切り替えが行なわ
れることがある。たとえば上記の例では、図16に示す
ように引き出しAの在庫は「10個」ある。これに対し
て、図18Cの所要量テーブルから図18Dのオーダテ
ーブルを作成する際、この在庫「10個」は必要日「1
2月6日」(レコードR4)の必要個数「6個」にのみ
引き当てられ、在庫「4個」が残ってしまう。
【0033】このように、品目の必要日が切り替え日以
後であれば、在庫数を考慮せずに切り替え新品目A’に
ついて所要量テーブルを作成している(レコードR5
5、R56)。このため、在庫が残った状態で新品目へ
の切り替えが行なわれ、生産効率が悪いという問題があ
る。また、入力された切り替え日との関係で在庫数が少
ない場合は、実際には新品目に切り替え可能な状態であ
るのに、新たに旧品目を生産することになる。
【0034】そこで本発明は、品目切り替えの時期を入
力する必要がなく、しかも切り替え前の旧品目が残ら
ず、かつ旧品目を新たに生産する必要がない品目所要量
計画方法の提供を目的としている。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1の品目所要量計
画方法は、所定の製品を構成する各品目に対し、完成品
目とその構成品目の階層関係を記憶している構成ファイ
ル、各品目の在庫を記憶している在庫ファイル、入力さ
れた指定製品に関し、構成ファイルおよび在庫ファイル
に基づいて生産計画を作成して、当該生産計画を記憶す
る生産計画ファイル、を用いた品目所要量計画方法であ
って、品目の切り替え命令が入力されたとき、当該切り
替え命令にかかる品目の在庫がある場合は早期の生産計
画から順に切り替え前の品目全てを引き当て、切り替え
前の品目を全て引き当てた後に切り替え後の品目を生産
計画に引き当て、当該切り替え命令にかかる品目の在庫
がない場合は直ちに切り替え後の品目を引き当てる、こ
とを特徴としている。
【0036】請求項2の品目所要量計画方法は、請求項
1の品目所要量計画方法において、切り替え命令にかか
る品目の切り替えの時期を算出し、当該時期を仮想切り
替え時期として表示する、ことを特徴としている。
【0037】請求項3の品目所要量計画方法は、所定の
製品を構成する各品目に対し、完成品目とその構成品目
の階層関係を記憶している構成ファイル、構成品目から
それぞれの完成品目を得るために要する時間を記憶して
いる所要時間ファイル、各品目の在庫を記憶している在
庫ファイル、入力された指定製品に関し、構成ファイ
ル、所要時間ファイルおよび在庫ファイルに基づいて生
産計画を作成して、当該生産計画を記憶する生産計画フ
ァイル、を用いた品目所要量計画方法であって、品目の
時期切り替え式切り替え命令、または品目の在庫消費式
切り替え命令のいずれかが選択的に入力され、品目の時
期切り替え式切り替え命令が入力されたとき、当該時期
切り替え式切り替え命令によって指定された時期を境に
して、切り替え後の品目を生産計画に引き当て、品目の
在庫消費式切り替え命令が入力されたとき、当該切り替
え命令にかかる品目の在庫がある場合は早期の生産計画
から順に切り替え前の品目全てを引き当て、切り替え前
の品目を全て引き当てた後に切り替え後の品目を生産計
画に引き当て、当該切り替え命令にかかる品目の在庫が
ない場合は直ちに切り替え後の品目を引き当てる、こと
を特徴としている。
【0038】
【作用】請求項1に係る品目所要量計画方法において
は、品目の切り替え命令が入力されたとき、当該切り替
え命令にかかる品目の在庫がある場合は早期の生産計画
から順に切り替え前の品目全てを引き当て、切り替え前
の品目を全て引き当てた後に切り替え後の品目を生産計
画に引き当てる。また、当該切り替え命令にかかる品目
の在庫がない場合は直ちに切り替え後の品目を引き当て
る引き当てる。
【0039】このように、品目の在庫を引き当て、在庫
を基準として品目切り替えを行なうため、品目切り替え
の時期を入力する必要がない。また、切り替え前の品目
を生産計画に全て引き当てた後に切り替え後の品目を引
き当てるため、切り替え前の品目が残ってしまうことが
なく、逆に切り替え前の品目を新たに生産することもな
い。
【0040】請求項2に係る品目所要量計画方法におい
ては、切り替え命令にかかる品目の切り替えの時期を算
出し、この時期を仮想切り替え時期として表示する。
【0041】したがって、品目の切り替え時期を事前に
知ることができる。
【0042】請求項3に係る品目所要量計画方法におい
ては、品目の時期切り替え式切り替え命令、または品目
の在庫消費式切り替え命令のいずれかが選択的に入力さ
れる。そして、品目の時期切り替え式切り替え命令が入
力されたときは、当該時期切り替え式切り替え命令によ
って指定された時期を境にして、切り替え後の品目を生
産計画に引き当てる。
【0043】他方、品目の在庫消費式切り替え命令が入
力されたときは、当該切り替え命令にかかる品目の在庫
がある場合は早期の生産計画から順に切り替え前の品目
全てを引き当て、切り替え前の品目を全て引き当てた後
に切り替え後の品目を生産計画に引き当て、当該切り替
え命令にかかる品目の在庫がない場合は直ちに切り替え
後の品目を引き当てる。
【0044】したがって、指定された時期を境にして品
目を切り替えする時期切り替え式、または切り替え前の
品目を生産計画に全て引き当てた後に切り替え後の品目
を引き当てる在庫消費式のいずれかを任意に選択するこ
とができる。
【0045】
【実施例】本発明に係る品目所要量計画装置をMRP
(Material Requirements Planning:資材所要量計画)
を例に説明する。たとえば、図7に示すようにダンプカ
ーX(独立需要品目)が、荷箱A、サブフレームB、…
から構成(従属需要品目)され、さらに荷箱Aは、底板
a1、前壁a2、スチフナa3、煽戸a4、ヒンジa5
(従属需要品目)から構成されているとする(図6参
照)。図7AはダンプカーX全体の側面図であり、図7
Bは荷箱Aの斜視図である。
【0046】このような完成品目と構成品目の関係や各
構成品目の個数が、MRP生産管理装置のメモリ中の構
成ファイルとしての構成テーブル(図8)に記憶されて
いる。なお、荷箱Aは、別種のダンプカーYにも用いら
れる。一方、所要時間ファイルとしての品目テーブル
(図9)には、各品目のリードタイムが記憶されてい
る。たとえば、ダンプカーXを得るためには、荷箱A、
サブフレームB、…の組み立てに2日かかり、荷箱Aを
得るためには、底板a1、前壁a2、スチフナa3、煽
戸a4、ヒンジa5の組み立てに4日かかる。さらに、
底板a1の製造や購買には4日かかる。
【0047】なお、品目テーブル中の「レベル」は、完
成部品と構成部品の階層関係レベルを示している。ま
た、品目テーブルには、品目やレベル、リードタイムの
ほか、切り替え品目、切り替え日、さらにたとえばロッ
トサイズなど品目計画に必要な基礎的情報が記憶されよ
うになっている。各品目の在庫数は図10に示す在庫フ
ァイルとしての在庫テーブルに記憶されている。
【0048】図1に本実施例におけるMRP生産管理装
置のハードウエア構成図を示す。バスライン30にはC
PU2、ROM4、RAM6が接続されている。CPU
2は、ROM4に格納されているプログラムにしたがっ
て各部を制御する。RAM6には、上記構成テーブル
(図8)、品目テーブル(図9)、在庫テーブル(図1
0)が記憶されている。なお、バスライン30にはディ
スプレイ8、キーボード10、プリンタ12も接続され
ている。
【0049】ところで、設計変更などによって構成品目
の切り替えが行なわれることがある。たとえば、荷箱A
の材質等を変更する必要が生じ、荷箱A’を用いてダン
プカーX、ダンプカーYを製作することになったとす
る。この場合のMRPの処理内容を図2、図3、図4、
図5のフローチャートに基づいて説明する。図2は前処
理のフローチャート、図3、図4、図5は本処理のフロ
ーチャートである。
【0050】まず、前処理としてオペレータはキーボー
ド10(図1)を通じ、品目の切り替え命令として、荷
箱Aの切り替え新品目「荷箱A’」を品目テーブルに登
録するとともに、構成テーブルに荷箱A’の下位の構成
品目を登録する(図2、ステップS1)。品目テーブル
への登録によって、図9に示すように新たに「荷箱
A’」のレコードが作成、追加される。
【0051】本実施例では、構成品目の切り替えに関し
て、在庫消化切り替え方式と日付切り替え方式(時期切
り替え方式)を選択できるようになっている。在庫消化
切り替え方式が選択された場合は、生産計画に対して旧
品目を全て引き当てた後に切り替え新品目でオーダを作
成し、日付切り替え方式が選択された場合は、切り替え
日を基準に旧品目と切り替え新品目との切り替えを行な
う。
【0052】ステップS1で切り替え新品目とその構成
品目とを登録した後、この切り替え新品目について日付
切り替え方式を選択する場合は、切り替え日を登録する
(ステップS2)。在庫消化切り替え方式を選択する場
合は、切り替え日を登録せずにそのままステップS3に
進む。本実施例では切り替え新品目「荷箱A’」につい
て在庫消化切り替え方式を選択したとする。したがっ
て、品目テーブルの「荷箱A」には、図9に示すように
切り替え品目「荷箱A’」のみが登録され、切り替え日
は未登録の状態である。
【0053】ステップS3では、オペレータはキーボー
ド10(図1)を通じて、指定製品である独立需要品目
を入力する(ステップS3)。この場合、オペレータは
上記のダンプカーX、ダンプカーYとそれぞれの必要
日、必要数を入力し、この入力にしたがって図11Aに
示すレコードR1、R2、R3の所要量テーブルが作成
される。ダンプカーXが「12月8日」、「12月15
日」にそれぞれ「10」、「30」必要であり、ダンプ
カーYが「12月10日」に「20」必要であるとして
入力される。
【0054】MRP生産管理装置は、図11Aの所要量
テーブルに登録されている品目、その品目のレベルをア
クティビティーテーブルに登録する(ステップS4)。
図2のアクティビティーテーブルAT100に示すよう
に、X、Yがそれぞれレベル「0」として登録される。
【0055】以上が前処理の内容である。このような前
処理を受けて、本処理では図3のステップS5で、まず
アクティビティーテーブルに登録データがあるか否かを
判別する。今、図2のAT100に示すようなデータが
登録されているため、ステップS6に進む。ステップS
6では、アクティビティーテーブル中のレベルが最も小
さい品目のものを処理品目として設定する。この場合、
Xが処理品目として設定される。この後、品目テーブル
を参照して処理品目のリードタイムを読む(ステップS
7)。ダンプカーXのリードタイムは「2日」である
(図9参照)。
【0056】次に、処理品目の切り替え情報を読み出す
が(ステップS8)、ダンプカーXは切り替えの対象で
はないので、そのままステップS9に進み、処理品目の
所要量を必要日の日付順に所要量テーブルから読み出
す。そして、処理品目の在庫数を在庫テーブルから読み
出す(図4、ステップS10)。ここでは、ダンプカー
Xの在庫数「4」が読み出される(図10参照)。
【0057】この後、ステップS11で処理品目が在庫
消化方式による切り替えの対象になっているか否かを判
別する。この場合、ダンプカーXは切り替えの対象では
ないので、ステップS12に進む。ステップS12で
は、処理品目についてのオーダテーブル(生産計画ファ
イル)を作成する。
【0058】すなわち、在庫数「4」を必要日の早い
「12月8日」分の「10」に引き当て、オーダテーブ
ルの計画個数には納期「12月8日」分として計画個数
「6」が登録される(図11B)。納期「12月15
日」分に対しては在庫がなくなるため、計画個数「3
0」が登録される(図11B)。また、ステップS10
で読み出したリードタイムに基づいて、オーダテーブル
の開始日には、それぞれ「12月6日」、「12月13
日」が登録される。こうして、図11Bに示すレコード
R51、R52のオーダテーブルが作成される。
【0059】次に、ステップS13で、構成テーブルを
参照して処理品目に構成品目があるか否かを判別する。
この場合、ダンプカーXには荷箱A、サブフレームB…
の構成品目があるため(図8参照)、図5のステップS
14に進み、まず構成品目Aを読み出す。そして、読み
出した構成品目Aが在庫消化方式による切り替えの対象
になっているか否かを判別する(ステップS15)。こ
の場合、図9の品目テーブルに示すように、荷箱Aの
「切り替え品目」には「A’」が登録されており、かつ
切り替え日にはデータが登録されていないので、在庫消
化方式による切り替え対象になっていると判断される。
【0060】そして、構成品目の在庫テーブルを参照し
(ステップS16)、構成品目に在庫数があるか否かを
判別する(ステップS17)。図10に示すように、荷
箱Aには10個の在庫があるためステップS18に進
み、構成品目について必要日順に所要量テーブルを作成
する。完成品目をXとする荷箱Aの所要量テーブルが図
11CのレコードR21、R23である。このように、
本実施例では切り替え対象になっている品目(A)の在
庫が1個でもあるときは、一旦、旧品目(A)で所要量
テーブルを作成する。
【0061】仮に、荷箱Aの在庫数が「0」である場合
は、ステップS17からステップS19に進み、切り替
え新品目を構成品目とみなして、ステップS18で所要
量テーブルを作成する。この場合は、図11Cの所要量
テーブルを作成する段階で、切り替え新品目A’のレコ
ードが作成されることになる(図示せず)。
【0062】そして、ステップS20を経てステップS
15に戻り、次の構成品目であるサブフレームBを同様
に処理する。サブフレームBは品目切り替えの対象には
なっていないので、ステップS15、S21を経てステ
ップS18に進み、図11Cに示す所要量テーブルのレ
コードR24が作成される。こうして、処理品目の構成
品目全てを処理する。
【0063】なお、構成品目が日付切り替え方式による
切り替えの対象になっている場合、すなわち品目テーブ
ルに切り替え品目とともに切り替え日も登録されている
場合は、ステップS15、S21を経てステップS22
に進み、構成品目の必要日と切り替え日とを比較切り替
え日以後の構成品目については切り替え新品目を読み出
す。そして、切り替え新品目について所要量テーブルを
作成する(ステップS23)。
【0064】ダンプカーXの構成品目、荷箱A、サブフ
レームB…を全て処理した後、アクティビィティーテブ
ルの処理品目Xを構成品目A、B…に置き換え(ステッ
プS24)、図3のステップS5に戻る。この時点での
アクティビィティーテブルの内容が、図2のAT101
である。
【0065】そして、次の品目Yを処理品目として設定
し(ステップS6)、以後上記と同様の処理を実行す
る。これによって、図11BのレコードR53、図11
CのレコードR22が作成される。品目Yの処理が終了
すると、アクティビィティーテブルの内容は図2のAT
102に書き換えられる(ステップS24)。
【0066】この後、再度ステップS5に戻り、品目A
が処理品目として設定され、リードタイムが読み出され
て(ステップS6、S7)、ステップS8で処理品目A
の切り替え情報が読み出される。切り替え情報とは、切
り替え方式や切り替え新品目である。この場合、処理品
目Aについては在庫消化方式が選択されており、切り替
え新品目はA’である。
【0067】処理品目Aの所要量を必要日の日付順に読
み出し(図11C参照、ステップS9)、処理品目Aの
在庫数を在庫テーブルから読み出す(図4、ステップS
10)。荷箱Aの在庫数は、図10に示すように「10
個」である。続いて、処理品目が在庫消化方式による切
り替えの対象になっているか否かを判別する(ステップ
S11)。処理品目Aは在庫消化方式による切り替えの
対象であり、ステップS25に進む。
【0068】ステップS25では、処理品目Aの所要量
に在庫数「10個」を引き当て、在庫数を越える所要量
については、所要量テーブル内の構成品目を切り替え新
品目に書き換える。すなわち、図11Cに示すレコード
R21のAの所要量「6」について在庫数を引き当て、
次のレコードR22の所要量「20」について、残りの
在庫数「14個」を引き当てる。この場合、レコードR
22内において所要量が残りの在庫数を越えるので、レ
コードR22を分割し、図11DのレコードR32とR
33を作成する。
【0069】そして、在庫数を越える所要量について
は、所要量テーブル内の構成品目を切り替え新品目に書
き換える。これによって図11DのレコードR33、R
34の構成品目はAからA’に書き換えられる。この
後、アクティビィティーテブルの処理品目Aを切り替え
新品目A’に書き換え(ステップS26)、図3のステ
ップS5に戻る。書き換え後のアクティビィティーテブ
ルが図2のAT103である。
【0070】ステップS5以後、上記の処理を繰り返
し、図11Dの所要量テーブルに基づいて図11Eのオ
ーダテーブルを作成する。そして、さらにAの構成品目
であるa1、a2、a3、a4、a5(図12参照)に
ついて展開し、これらの所要量テーブル、オーダテーブ
ルを作成する。なお、処理品目に構成品目がなくなれば
アクティビィティテーブルから処理品目を削除し(図
4、ステップS30)、アクティビィティテーブルに登
録データがなくなった時点でMRPの処理を終了する
(図3、ステップS5)。
【0071】以上のように本実施例では所要量に対して
在庫を全て引き当てた後、切り替え新品目のオーダテー
ブルを作成するので、旧品目の在庫が残ってしまうこと
がなく、逆に旧品目を新たに生産することもない。した
がって、無駄のない効率的な生産を行なうことができ
る。
【0072】また、在庫消化切り替え方式を選択した場
合は、切り替え日を入力する必要がないので、品目切り
替え処理の手間を省くことができる。さらに、在庫消化
切り替え方式、日付切り替え方式を任意に選択できるた
め、状況に応じて品目の切り替え命令を選択し、切り替
え方式を使い分けることができる。
【0073】上記実施例では、切り替え対象になってい
る品目の在庫が1個でもあるときは、一旦、旧品目で所
要量テーブルを作成した後、在庫数を引き当てて切り替
え新品目の所要量を得ている(図5、ステップS16、
S17、S18)。しかし、本発明はこのような処理に
限定されるものではなく、他の実施例として、たとえば
逆に一旦切り替え新品目で所要量テーブルを作成した後
に、在庫数を差し引いて旧品目の所要量を得てもよい。
また、直接、旧品目と切り替え新品目との所要量を作成
することもできる。
【0074】さらに他の実施例として、旧品目と切り替
え新品目との切り替え日(仮想切り替え時期)を表示す
ることもできる。すなわち、オペレータが切り替え新品
目を入力しただけで、品目の切り替え日を正確に得るこ
とができる。図11Dの例では、旧品目Aから切り替え
新品目A’への切り替え日は「12月8日」であること
がわかる。この切り替え日が図1のディスプレイ8等に
表示されることによって、オペレータは事前に正確な切
り替え日を知ることができる。
【0075】
【発明の効果】請求項1に係る品目所要量計画方法にお
いては、品目の切り替え命令が入力されたとき、当該切
り替え命令にかかる品目の在庫がある場合は早期の生産
計画から順に切り替え前の品目全てを引き当て、切り替
え前の品目を全て引き当てた後に切り替え後の品目を生
産計画に引き当てる。また、当該切り替え命令にかかる
品目の在庫がない場合は直ちに切り替え後の品目を引き
当てる。
【0076】このように、品目の在庫を引き当て、在庫
を基準として品目切り替えを行なうため、品目切り替え
の時期を入力する必要がない。また、切り替え前の品目
を生産計画に全て引き当てた後に切り替え後の品目を引
き当てるため、切り替え前の品目が残ってしまうことが
なく、逆に切り替え前の品目を新たに生産することもな
い。したがって、無駄のない効率的な生産を行なうこと
ができる。
【0077】請求項2に係る品目所要量計画方法におい
ては、切り替え命令にかかる品目の切り替えの時期を算
出し、この時期を仮想切り替え時期として表示する。し
たがって、品目の切り替え時期を事前に知ることができ
る。
【0078】請求項3に係る品目所要量計画方法におい
ては、品目の時期切り替え式切り替え命令、または品目
の在庫消費式切り替え命令のいずれかが選択的に入力さ
れる。そして、品目の時期切り替え式切り替え命令が入
力されたときは、当該時期切り替え式切り替え命令によ
って指定された時期を境にして、切り替え後の品目を生
産計画に引き当てる。
【0079】他方、品目の在庫消費式切り替え命令が入
力されたときは、当該切り替え命令にかかる品目の在庫
がある場合は早期の生産計画から順に切り替え前の品目
全てを引き当て、切り替え前の品目を全て引き当てた後
に切り替え後の品目を生産計画に引き当て、当該切り替
え命令にかかる品目の在庫がない場合は直ちに切り替え
後の品目を引き当てる。
【0080】すなわち、指定された時期を境にして品目
を切り替えする時期切り替え式、または切り替え前の品
目を生産計画に全て引き当てた後に切り替え後の品目を
引き当てる在庫消費式のいずれかを任意に選択すること
ができる。このため、状況に応じて品目の切り替え命令
を選択して入力し、切り替え形式を使い分けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る品目所要量計画方法の一実施例を
実行するMRP生産管理装置におけるハードウエア構成
図である。
【図2】図1に示すMRP生産管理装置の処理のプログ
ラムのフローチャートであり、前処理のフローチャート
である。
【図3】図1に示すMRP生産管理装置の処理のプログ
ラムのフローチャートであり、本処理のフローチャート
である。
【図4】図1に示すMRP生産管理装置の処理のプログ
ラムのフローチャートであり、本処理のフローチャート
である。
【図5】図1に示すMRP生産管理装置の処理のプログ
ラムのフローチャートであり、本処理のフローチャート
である。
【図6】処理対象となるダンプカーについての、完成品
目と構成品目との階層関係を示す図である。
【図7】ダンプカーの外観を示す図であり、Aは全体側
面図、Bは荷箱を示す斜視図である。
【図8】本実施例における構成テーブルの内容を示す図
である。
【図9】本実施例における品目テーブルの内容を示す図
である。
【図10】本実施例における在庫テーブルの内容を示す
図である。
【図11】本実施例における所要量テーブル、オーダテ
ーブルの内容を示す図である。
【図12】処理対象となる机についての、完成品目と構
成品目との階層関係を示す図である。
【図13】構成テーブルの内容を示す図である。
【図14】品目テーブルの内容を示す図である。
【図15】切り替え品目、切り替え日が登録された品目
テーブルの内容を示す図である。
【図16】在庫テーブルの内容を示す図である。
【図17】品目切り替えがない場合の所要量テーブル、
オーダテーブルの内容を示す図である。
【図18】品目切り替えがある場合の所要量テーブル、
オーダテーブルの内容を示す図であり、従来のMRP生
産管理装置を用いたときの所要量テーブル、オーダテー
ブルの内容を示す図である。
【図19】従来のMRP生産管理装置の処理のプログラ
ムのフローチャートであり、前処理のフローチャートで
ある。
【図20】従来のMRP生産管理装置の処理のプログラ
ムのフローチャートであり、本処理のフローチャートで
ある。
【図21】従来のMRP生産管理装置の処理のプログラ
ムのフローチャートであり、本処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2・・・・・CPU 4・・・・・ROM 6・・・・・RAM 8・・・・・ディスプレイ 10・・・・・キーボード 12・・・・・プリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の製品を構成する各品目に対し、完成
    品目とその構成品目の階層関係を記憶している構成ファ
    イル、 各品目の在庫を記憶している在庫ファイル、 入力された指定製品に関し、構成ファイルおよび在庫フ
    ァイルに基づいて生産計画を作成して、当該生産計画を
    記憶する生産計画ファイル、 を用いた品目所要量計画方法であって、 品目の切り替え命令が入力されたとき、 当該切り替え命令にかかる品目の在庫がある場合は早期
    の生産計画から順に切り替え前の品目全てを引き当て、
    切り替え前の品目を全て引き当てた後に切り替え後の品
    目を生産計画に引き当て、 当該切り替え命令にかかる品目の在庫がない場合は直ち
    に切り替え後の品目を引き当てる、 ことを特徴とする品目所要量計画方法。
  2. 【請求項2】請求項1の品目所要量計画方法において、 切り替え命令にかかる品目の切り替えの時期を算出し、 当該時期を仮想切り替え時期として表示する、 ことを特徴とする品目所要量計画方法。
  3. 【請求項3】所定の製品を構成する各品目に対し、完成
    品目とその構成品目の階層関係を記憶している構成ファ
    イル、 構成品目からそれぞれの完成品目を得るために要する時
    間を記憶している所要時間ファイル、 各品目の在庫を記憶している在庫ファイル、 入力された指定製品に関し、構成ファイル、所要時間フ
    ァイルおよび在庫ファイルに基づいて生産計画を作成し
    て、当該生産計画を記憶する生産計画ファイル、 を用いた品目所要量計画方法であって、 品目の時期切り替え式切り替え命令、または品目の在庫
    消費式切り替え命令のいずれかが選択的に入力され、 品目の時期切り替え式切り替え命令が入力されたとき、
    当該時期切り替え式切り替え命令によって指定された時
    期を境にして、切り替え後の品目を生産計画に引き当
    て、 品目の在庫消費式切り替え命令が入力されたとき、当該
    切り替え命令にかかる品目の在庫がある場合は早期の生
    産計画から順に切り替え前の品目全てを引き当て、切り
    替え前の品目を全て引き当てた後に切り替え後の品目を
    生産計画に引き当て、当該切り替え命令にかかる品目の
    在庫がない場合は直ちに切り替え後の品目を引き当て
    る、 ことを特徴とする品目所要量計画方法。
JP4266994A 1994-03-14 1994-03-14 品目所要量計画方法 Pending JPH07254023A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003022120A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Fujitsu Ltd 資材所要量計画処理方法,資材所要量計画処理システム,資材所要量計画処理プログラムおよびそのプログラムの記録媒体
JP2015189531A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 富士通株式会社 拠点数推定方法、拠点数推定装置及び拠点数推定プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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