JPH07253817A - 定流量弁 - Google Patents

定流量弁

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Publication number
JPH07253817A
JPH07253817A JP7140094A JP7140094A JPH07253817A JP H07253817 A JPH07253817 A JP H07253817A JP 7140094 A JP7140094 A JP 7140094A JP 7140094 A JP7140094 A JP 7140094A JP H07253817 A JPH07253817 A JP H07253817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
outlet
valve
flow rate
constant flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP7140094A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Harada
正義 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度良く一定流量を供給することのできる定
流量弁を得ること。 【構成】 入口2と弁口5と出口3を弁ケ―シングに形
成する。弁口5と出口3の間に出口圧力検出通路6を設
けてダイヤフラム7の下面室8と連通する。ダイヤフラ
ム7の上部に圧力設定用のコイルバム21を配置する。
出口3側に細孔オリフィス27を有するオリフィス部2
5を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入口側の流体圧力が変
動しても出口側に絶えず一定量の流量を供給する定流量
弁に関し、特に精度良く一定流量を供給することのでき
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の定流量弁としては、例えば特開平
2−27410号公報に示されているようなものが用い
られていた。これは、弁座をばねで流体の流入方向へ付
勢して配置し、弁座の中心部に略円筒状の弁体を取り付
けたもので、入口と出口の圧力差をばね付勢された弁座
で検出して、弁座と弁体の間の隙間を調節することによ
り、即ち、出口側の圧力が一定の場合に入口側の圧力が
高くなれば弁座と弁体の隙間を小さくし反対に入口側の
圧力が低くなれば隙間を大きくすることにより、入口側
の圧力が変動しても出口側にほぼ一定の流量を供給する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
精度良く一定流量を供給することができない問題があっ
た。その要因は、入口側と出口側の圧力差をばね付勢さ
れた弁座で検出しているために、その圧力差を精度良く
検出することができないためである。圧力の検出精度
は、その受圧面積の大小や受圧部の摺動容易性等による
ところが大きいのである。
【0004】従って本発明の技術的課題は、精度良く一
定流量を供給することのできる定流量弁を得ることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための技術的手段】上記課題を解決す
る為に講じた本発明の技術的手段は、入口と出口の間に
弁口を設け、出口側圧力を一面に受圧する受圧応動部を
配置し、該受圧応動部の他面に圧力設定手段を取り付け
て、出口側圧力が設定圧力よりも低下したことを受圧応
動部が検出し、弁口を介して入口側流体を出口側に供給
して、出口側圧力を設定圧力に維持するものにおいて、
出口側部に所望径を有するオリフィス部を設けたもので
ある。
【0006】
【作用】受圧応動部により弁口と出口の間は一定の設定
圧力に維持され、オリフィス部も一定の圧力に維持され
る。オリフィス部が一定の圧力に維持されることによ
り、オリフィス部の下流側が一定の圧力値である場合、
オリフィス部前後の圧力差も一定となり、従って、その
下流側には一定流量が供給される。
【0007】オリフィス部の径を適宜選定することによ
り所望の一定流量を供給することができると共に、圧力
設定手段を介して出口側圧力を所望値に設定することに
よってもオリフィス部から供給される一定の流量を調節
することができる。
【0008】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する。弁ケ―シング1に入口2と出口3を形成し、弁
ケ―シング1に取り付けた弁座部材4に弁口5を設け、
弁口5の出口3側に出口圧力検出通路6を介して受圧応
動部としてのダイヤフラム7の下面室8と連通して定流
量弁を構成する。
【0009】弁口5に対向して平板状の弁体9をコイル
バネ10で閉弁方向に付勢して配置し、その上部でピス
トン11の接続棒12と接合する。ピストン11と接続
棒12の間は半球状部13を形成する。
【0010】ピストン11の上部を連通路14を介して
パイロット弁室15と接続する。パイロット弁室15の
端部にパイロット弁体16を、コイルバネ17で閉弁方
向に付勢して配置する。パイロット弁体16部は入口圧
力検出通路18により入口2と連通している。パイロッ
ト弁体16は上部にパイロット弁棒19を連設してダイ
ヤフラム7と接合する。ダイヤフラム7の上面にはダイ
ヤフラム押え20を介して圧力設定用のコイルバネ21
を配置する。コイルバネ21の上端には鋼球22を介し
て設定圧力調節ねじ23を取り付ける。
【0011】出口3の端部にオリフィス部25を配置す
る。オリフィス部25は平板26の中心に細孔オリフィ
ス27を貫通して止めリング28で弁ケ―シング1に取
り付けて形成する。オリフィス部25は、また、図示は
していないが弁ケ―シングとは別体に出口3と通路を介
して取り付けることもでき、その場合は平板オリフィス
に限らずニ―ドル弁を用いて開度を調節したり、回転弁
体に複数の細孔を予め形成しておき必要流量に応じて弁
体を回転して細孔を選択することもできる。
【0012】作用は以下の通りである。出口3側の圧力
は出口圧力検出通路6を介してダイヤフラム7の下面室
8と連通しており、出口3側の圧力が圧力設定用のコイ
ルバネ21で設定した圧力よりも低下すると、コイルバ
ネ21のバネ力によりパイロット弁棒19を介してパイ
ロット弁体16が開弁され、入口2側の高圧流体が入口
圧力検出通路18と連通路14を通ってピストン11の
上面に作用してピストン11が下方へ変位する。ピスト
ン11の変位により弁体9が開弁して出口3側に入口2
側の高圧流体を補給することにより、出口3側の圧力が
設定圧力まで上昇する。設定圧力に達すると、ダイヤフ
ラム7を上方へ押し上げる荷重と、コイルバネ21によ
る押し下げる荷重がバランスしてパイロット弁体16が
閉弁し、弁体16も閉弁する。
【0013】弁口5とオリフィス部25の間が一定の設
定圧力に維持されることにより、オリフィス部25の下
流側が一定圧力であるならば、オリフィス部25の前後
にも一定の圧力差が作用することとなり、オリフィス2
7から流下する流量は一定のものとなる。ダイヤフラム
7を受圧応動部として圧力を検出することにより高精度
に圧力検出することができると共に、オリフィス27の
前後を精度良く一定圧力とすることにより、定流量を供
給することができる。
【0014】
【発明の効果】受圧応動部によりオリフィス部の圧力を
一定値に維持することができ、一定圧力になった流体を
オリフィス部を介して供給することにより、精度良く一
定の流量を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定流量弁の実施例の断面図である。
【符号の説明】
2 入口 3 出口 5 弁口 6 出口圧力検出通路 7 ダイヤフラム 9 弁体 11 ピストン 16 パイロット弁体 18 入口圧力検出通路 21 圧力設定用コイルバネ 25 オリフィス部 27 細孔オリフィス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口と出口の間に弁口を設け、出口側圧
    力を一面に受圧する受圧応動部を配置し、該受圧応動部
    の他面に圧力設定手段を取り付けて、出口側圧力が設定
    圧力よりも低下したことを受圧応動部が検出し、弁口を
    介して入口側流体を出口側に供給して、出口側圧力を設
    定圧力に維持するものにおいて、出口側部に所望径を有
    するオリフィス部を設けたことを特徴とする定流量弁。
JP7140094A 1994-03-15 1994-03-15 定流量弁 Pending JPH07253817A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7140094A JPH07253817A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 定流量弁

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7140094A JPH07253817A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 定流量弁

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JPH07253817A true JPH07253817A (ja) 1995-10-03

Family

ID=13459437

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JP7140094A Pending JPH07253817A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 定流量弁

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JP (1) JPH07253817A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004006035A1 (ja) * 2002-07-03 2004-01-15 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. 流体制御弁
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