JPH07253565A - 液晶表示モジュール - Google Patents

液晶表示モジュール

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JPH07253565A
JPH07253565A JP4541294A JP4541294A JPH07253565A JP H07253565 A JPH07253565 A JP H07253565A JP 4541294 A JP4541294 A JP 4541294A JP 4541294 A JP4541294 A JP 4541294A JP H07253565 A JPH07253565 A JP H07253565A
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JP
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circuit
liquid crystal
power supply
clock signal
voltage
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JP4541294A
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Shinsaku Chiba
眞作 千葉
Masao Kono
昌雄 河野
Hirobumi Koshi
博文 輿
Hiroshi Katayanagi
浩 片柳
Hironobu Yu
広宣 勇
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
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Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コモン電極およびセグメント電極に印加する
電圧を、交流化信号Mにより反転させる時に、液晶駆動
用内部電源回路の電圧変動を抑制できる液晶表示モジュ
ールを提供すること。 【構成】 セグメント電極およびコモン電極を有する液
晶表示パネルと、外部電源から入力される駆動電圧を分
圧回路により分圧して、複数の液晶駆動用電圧を発生す
る内部電源回路と、少なくとも前記内部電源回路からの
液晶駆動用電圧および外部コントローラからのクロック
信号が入力されるセグメント電極駆動回路と、少なくと
も前記内部電源回路からの液晶駆動用電圧および外部コ
ントローラからのクロック信号が入力されるコモン電極
駆動回路とを具備する液晶表示モジュールにおいて、前
記液晶駆動用内部電源回路の外部電源の入力端子にリッ
プルフィルタ回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単純マトリックス型液
晶モジュールに係わるものであり、特に、耐ノイズ性を
向上させた単純マトリックス型液晶モジュールの液晶駆
動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部コントローラからクロック信
号、データ等が入力され、また、外部電源から直流の駆
動電源が液晶駆動用内部電源回路に供給される液晶表示
モジュールが知られている。
【0003】図22は、従来の単純マトリックス型液晶
モジュールの液晶駆動回路の概略構成を示すブロック図
である。
【0004】図22においては、201は液晶表示パネ
ル(LCDパネル)、202はコモン電極駆動回路、2
03はセグメント電極駆動回路、204は液晶駆動用内
部電源回路、205はコモン電極、206はセグメント
電極である。
【0005】そして、現在最も多く使用されている6電
源を用いた液晶駆動用内部電源回路204としては、図
25に示すように、外部電源207の電圧を分圧回路で
分圧し、その分圧した電圧をオペアンプ(OP1〜OP
4)を使用したボルテージホロワ回路から出力するよう
にした回路、あるいは、図26に示すように、外部電源
207の電圧を分圧回路で分圧し、その分圧した電圧を
オペアンプ(OP1〜OP5)を使用したボルテージホ
ロワ回路から出力するようにした回路が多用されてい
る。
【0006】図25、図26において、コモン電極20
5に印加される電圧は、選択時にはV2あるいはV1、
非選択時にはV6あるいはV5、また、セグメント電極
206に印加される電圧は、画面上に白を表示する場合
はV1あるいはV2、画面上に黒を表示する場合はV3
あるいはV4である。
【0007】LCDパネル201は直流電圧が印加され
ると、液晶表示パネルの表示画質が劣化し、かつ、液晶
表示パネルの寿命が短くなる。
【0008】そのため、図22に示す液晶駆動回路にお
いては、LCDパネル201に直流電圧が印加されない
ように、コモン電極駆動回路202、および、セグメン
ト電極駆動回路203に交流化信号Mを入力し、コモン
電極205およびセグメント電極206に印加する電圧
をクロック信号(CL1)の所定クロック数毎に反転さ
せている。
【0009】即ち、コモン電極205に印加される電圧
が、選択時にV2、非選択時にV6であった場合に、交
流化信号Mにより、コモン電極205に印加される電圧
が、選択時にV1、非選択時にV5に反転される。
【0010】また、同様に、セグメント電極206に印
加される電圧が、画面上に白を表示する場合にV1、画
面上に黒を表示する場合にV3であった場合に、セグメ
ント電極206に印加される電圧が、画面上に白を表示
する場合にV2、画面上に黒を表示する場合にV4に反
転される。
【0011】図23に、フレーム信号(FLM)、クロ
ック信号(CL1)、および、交流化信号Mの対応関係
と、交流化信号Mによる、外部電源207の外部電源電
流、液晶駆動用電源回路204の各出力電圧の変化を示
す。
【0012】図23において、クロック信号(CL1)
は、コモン電極205を選択するためのクロック信号で
あり、コモン電極駆動回路202およびセグメント電極
駆動回路203に入力される。
【0013】なお、図23には図示してないが、セグメ
ント電極駆動回路203には、クロック信号(CL1)
よりさらに周期の短い、データを取り込むためのクロッ
ク信号(CL2)も入力される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の液晶駆動回路においては、コモン電極205および
セグメント電極206に印加する電圧を、交流化信号M
により反転させる時に、コモン電極駆動回路202、お
よび、セグメント電極駆動回路203には、大きなピー
ク電流が流れ、図23に示すように、外部電源207の
外部電源電流が増大する。
【0015】この時、外部電源207の内部インピーダ
ンスが無視できない場合には、外部電源207の内部イ
ンピーダンスの影響により、外部電源207の出力電圧
が低下し、同図に示すように、液晶駆動用電源回路20
4の各出力電圧を低下させる。
【0016】そして、これにより、LCDパネル201
に印加される電圧が低下し、LCDパネル201の液晶
の透過率が変化して、LCDパネル201の表示画面
に、図24に示すように、縞状の暗い部分301が画面
を移動し、表示画面の品質を低下させてしまうという問
題点があった。
【0017】また、コモン電極205およびセグメント
電極206に印加する電圧を、交流化信号Mにより反転
させる時に、外部電源207の出力電圧が低下すること
等により、ひげ状のノイズパルスが生じ、図21に示す
ように、ひげ状のノイズパルスHPN1,HPN2がク
ロック信号に重畳される場合があった。
【0018】前記図21に示すように、ひげ状のノイズ
パルスHPN1,HPN2がクロック信号に重畳される
と、当該クロック信号に同期するカウンタ等が誤動作を
行い、コモン電極駆動回路202、あるいは、セグメン
ト電極駆動回路203が誤動作を行すという問題点があ
った。
【0019】そして、周期の短いクロック信号(CL
2)の場合には、前記ひげ状のノイズパルスHPN1,
HPN2を除去するのが困難であった。
【0020】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、液晶表
示モジュールにおいて、コモン電極およびセグメント電
極に印加する電圧を、交流化信号Mにより反転させる時
に、液晶駆動用内部電源回路の電圧変動を抑制できる技
術を提供することにある。
【0021】また、本発明の他の目的は、液晶表示モジ
ュールにおいて、コモン電極およびセグメント電極に印
加する電圧を、交流化信号Mにより反転させる時等に生
じるひげ状のノイズパルスを抑制できる技術を提供する
ことにある。
【0022】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0024】(1)セグメント電極およびコモン電極を
有する液晶表示パネルと、外部電源から入力される駆動
電圧を分圧回路により分圧して、複数の液晶駆動用電圧
を発生する内部電源回路と、少なくとも前記内部電源回
路からの液晶駆動用電圧および外部コントローラからの
クロック信号が入力されるセグメント電極駆動回路と、
少なくとも前記内部電源回路からの液晶駆動用電圧およ
び外部コントローラからのクロック信号が入力されるコ
モン電極駆動回路とを具備する液晶表示モジュールにお
いて、前記液晶駆動用内部電源回路の外部電源の入力端
子にリップルフィルタ回路を設けたことを特徴とする。
【0025】(2)セグメント電極およびコモン電極を
有する液晶表示パネルと、外部電源から入力される駆動
電圧を分圧回路により分圧して、複数の液晶駆動用電圧
を発生する内部電源回路と、少なくとも前記内部電源回
路からの液晶駆動用電圧および外部コントローラからの
クロック信号が入力されるセグメント電極駆動回路と、
少なくとも前記内部電源回路からの液晶駆動用電圧およ
び外部コントローラからのクロック信号が入力されるコ
モン電極駆動回路とを具備する液晶表示モジュールにお
いて、外部コントローラからのクロック信号入力端子、
セグメント電極駆動回路のクロック信号入力端子および
コモン電極駆動回路のクロック信号入力端子の内の少な
くとも1つの入力端子に、ノイズパルスを除去するため
のノイズ除去回路を設けたことを特徴とする。
【0026】
【作用】前記1項の手段によれば、液晶表示モジュール
の液晶駆動用内部電源回路に、外部電源から入力される
駆動電圧の変動を抑制するためのリップルフィルタ回路
を設けるようにしたので、コモン電極およびセグメント
電極に印加する電圧を、交流化信号により反転させる時
に、外部電源の変動を穏やかにすることができ、これに
より、LCDパネルの表示画面の品質が低下するのを防
止することができる。
【0027】前記2項の手段によれば、外部コントロー
ラからのクロック信号入力端子、セグメント電極駆動回
路のクロック信号入力端子およびコモン電極駆動回路の
クロック信号入力端子の内の少なくとも1つの入力端子
に、ノイズパルスを除去するためのノイズ除去回路を設
けるようにしたので、コモン電極およびセグメント電極
に印加する電圧を、交流化信号により反転させる時等に
生じるひげ状のノイズパルスを除去することが可能とな
り、これにより、コモン電極およびセグメント電極の誤
動作を防止することができる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0029】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0030】図1は、本発明の一実施例である液晶表示
モジュール(LCM)の分解斜視図である。
【0031】図1に示す液晶表示モジュール(LCM)
は、金属板から成る枠状のフレーム、液晶表示パネル
(LCD)、駆動回路基板(PCB1〜PCB3)、蛍
光管(CFL)、ゴムブッシュ、ランプカバー、導光
体、合成樹脂からなるモールドの各部材が、同図に示す
上下配置関係で積み重ねられて組み立てられる。
【0032】図1に示すTCPは、駆動用ICチップが
テープ・オートメイト・ボンディング法により実装され
たテープキャリアパッケージである。
【0033】また、駆動回路基板(PCB1〜PCB
3)には、前記テープキャリアパッケージ(TCP)や
コンデンサ等が実装される。
【0034】図2は、本実施例の液晶表示モジュール
(LCM)の概略構成を示すブロック図である。
【0035】図2に示すように、本実施例の液晶表示モ
ジュール(LCM)の内部には、液晶駆動用内部電源回
路(ISP)、交流化信号発生回路(MGS)、セグメ
ント電極駆動回路を構成する駆動回路基板(PCB1、
PCB2)、コモン電極駆動回路を構成する駆動回路基
板(PCB3)が設けられ、また、その外部には、コン
トローラ(CTL)、外部電源(OSP)が設けられ
る。
【0036】本実施例の液晶表示モジュール(LCM)
においては、外部コントローラ(CTL)からクロック
信号(CL1,CL2)、データ等が入力され、また、
外部電源(OSP)から直流の駆動電源が液晶駆動用内
部電源回路(ISP)に供給される。
【0037】駆動回路基板(PCB1)にはIC1〜I
C8が実装され、駆動回路基板(PCB2)にはIC9
〜IC16が実装され、また、駆動回路基板(PCB
3)にはIC17〜IC22、液晶駆動用内部電源回路
(ISP)、交流化信号発生回路(MGS)およびI/
Fコネクタ(図示せず)が実装される。
【0038】なお、外部コントローラ(CTL)から交
流化信号が供給される場合には、交流化信号発生回路
(MGS)は省略することも可能である。
【0039】図3、図4は、本実施例の液晶表示モジュ
ール(LCM)における、駆動回路基板(PCB1〜P
CB3)および液晶表示パネル(LCD)の配線を示す
図である。
【0040】図3において、J1およびJ2は、各駆動
回路基板(PCB1〜PCB3)の接続部分を示す。
【0041】なお、図3には、図2に示す液晶駆動用内
部電源回路(ISP)および交流化信号発生回路(MG
S)は図示していない。
【0042】図3、図4から明らかなように、本実施例
の液晶表示パネル(LCD)は、640×480ドット
の画素から構成されが、液晶表示パネル(LCD)を駆
動するにあったては、640×480ドットの画素を上
下2つに分割し、分割された640×240ドットの画
素からなる2つの画面を同時に駆動する。
【0043】図5は、図3に示すIC17〜IC22の
内部ブロックを、図6は、図3、図4に示すIC1〜I
C16の内部ブロックを示す図である。
【0044】図1に示す液晶表示パネル(LCD)の駆
動方法は周知であるので、その詳細な説明は省略する。
【0045】図7は、本実施例の液晶表示モジュール
(LCM)における、液晶駆動用内部電源回路(IS
P)の回路構成を示す図であり、外部電源(OSP)か
ら供給される電圧が正電圧の場合の実施例である。
【0046】図7において、TR1はNPNトランジス
タであり、エミッタフロワ回路を構成し、トランジスタ
TR1のエミッタは分圧回路の一端に、また、そのコレ
クタは外部電源(OSP)に接続されており、正電圧の
液晶駆動電圧VEEが印加される。
【0047】また、トランジスタTR1のベースは、抵
抗R1と抵抗R2の直列回路の接続点に接続される。
【0048】また、抵抗R1と抵抗R2の直列回路は、
外部電源(OSP)の正電圧の液晶駆動電圧VEEと、
低電位側の基準電圧GNDとの間に接続され、さらに、
抵抗R2には、並列にコンデンサC1が接続される。
【0049】V1は、エミッタフロワ回路を構成するN
PNトランジスタTR1のエミッタ電圧であり、液晶駆
動用内部電源回路(ISP)の高電位側の基準電圧とな
る。
【0050】また、V2は、低電位側の基準電圧GND
であり、液晶駆動用内部電源回路(ISP)の低電位側
の基準電圧となる。
【0051】また、V1とV2との間には、コンデンサ
C0が接続される。
【0052】また、V3〜V6は、V1とV2の間の電
位差を分圧し、その分圧した電位がオペアンプ(OP1
〜OP4)からなるボルテージホロワ回路から出力され
る電圧である。
【0053】ここで、トランジスタTR1のベース電圧
をVB、トランジスタTR1のベース・エミッタ間の電
圧をVBEとすると、トランジスタTR1のエミッタ電
圧であるV1は、下記式のように表すことができる。
【0054】
【数1】VB=VBE+V1 V1=VB−VBE 即ち、トランジスタTR1のエミッタ電圧V1は、トラ
ンジスタのベース電圧VBからトランジスタTR1のベ
ース・エミッタ間電圧VBEを減じた電圧である。
【0055】そして、トランジスタTR1のベース・エ
ミッタ間電圧VBEは、略0.7ボルト程度の一定の電
圧であり、また、トランジスタのベース電圧VBは、ト
ランジスタTR1の直流増幅率(hfe)が充分大き
く、かつ、外部電源(OSP)の供給電圧が一定であれ
ば、抵抗R1と抵抗R2の抵抗比により分圧された一定
の電圧VBとなる。
【0056】
【数2】VB=R2×VLCD/(R1+R2) 但し、VLCD=VEE−GND また、供給電圧が△Vだけステップ状に変化した場合に
は、VBは下記式に示すように△VB(t)だけ変化す
る。
【0057】
【数3】 △VB(t)=△V(1−exp(−t/T)) T=(C1×R1×R2)/(R1+R2) ここで、ピーク電流により電圧が変動する時間tはt≪
Tであるので、VEEが変動してもベース電圧VBの変
動はほとんどない。
【0058】したがって、本実施例の液晶駆動用内部電
源回路(ISP)では、トランジスタTR1のエミッタ
電圧V1、即ち、液晶駆動用内部電源回路(ISP)の
高電位側の基準電圧V1は一定の電圧になる。
【0059】ここで、抵抗R1、抵抗R2の抵抗値は、
トランジスタTR1のコレクターエミッタ間電圧VCE
が、トランジスタTR1のリニア動作可能な電圧の下限
に近い1V〜1.5Vの電圧となり、VLCD電圧(2
0V〜30V)の残りがV1〜V6の電圧となるように
設定する。
【0060】なお、図7に示す本実施例の液晶駆動用内
部電源回路(ISP)においては、R1は4KΩ、R2
は96KΩ、C0およびC1は10μである。
【0061】前記図25、図26において説明したとき
と同様に、本実施例の液晶駆動用内部電源回路(IS
P)においても、コモン電極X1〜X480に印加され
る電圧は、選択時にはV2あるいはV1、非選択時には
V6あるいはV5、また、セグメント電極Y1〜Y12
80に印加される電圧は、画面上に白を表示する場合は
V1あるいはV2、画面上に黒を表示する場合はV3あ
るいはV4である。
【0062】また、前記図22において説明したときと
同様に、本実施例の液晶駆動用内部電源回路(ISP)
においても、液晶表示パネル(LCD)に直流電圧が印
加されないように、コモン電極駆動回路、および、セグ
メント電極駆動回路に交流化信号Mを入力し、コモン電
極X1〜X480およびセグメント電極Y1〜Y128
0に印加する電圧をクロック信号(CL1)の所定クロ
ック数毎に反転させている。
【0063】これにより、本実施例の液晶駆動用内部電
源回路(ISP)においても、コモン電極X1〜X48
0およびセグメント電極Y1〜Y1280に印加する電
圧を、交流化信号Mにより反転させる時に、コモン電極
駆動回路、および、セグメント電極駆動回路には、大き
なピーク電流が流れるが、前記したように、本実施例の
液晶駆動用内部電源回路(ISP)では、トランジスタ
TR1のベース電圧VBを一定電圧にして、トランジス
タTR1のコレクタ電流が一定以下に制限されているの
で、外部電源(OSP)にピーク電流が流れ出すことが
ない。
【0064】これにより、外部電源(OSP)の内部イ
ンピーダンスの影響による外部電源(OSP)の出力電
圧の低下を防止することが可能となる。
【0065】この際に、駆動回路が流そうとしているピ
ーク電流は、V1とV2との間に接続されているコンデ
ンサC0を通して供給するため、コンデンサC0は充分
に大きな容量とすることが必要である。
【0066】また、外部電源(OSP)からの供給され
る電圧VEEが変動したときの変動分の電圧△VLCD
は、抵抗R1と抵抗R2により分割されてトランジスタ
TR1のベースに印加される。
【0067】しかしながら、抵抗R2には並列にコンデ
ンサC1が接続されているので、トランジスタTR1の
ベース電圧は、下記式で定まる時定数で穏やかに変動す
る。
【0068】
【数4】C1×R1×R2/(R1+R2) したがって、交流化信号Mの反転に伴うピーク電流によ
り、電源電圧VEEが変動したとしても、その変動に伴
うトランジスタTR1のベース電圧VBの変動は穏やか
なものとなり、それにより、液晶に印加される駆動電圧
の変動を抑制することが可能となる。
【0069】以上説明したように、本実施例の液晶駆動
用内部電源回路(ISP)によれば、表示画面に縞模様
が表れることがなく、従来例に比して表示画面の品質を
向上させることが可能となる。
【0070】図8に、本実施例における、フレーム信号
(FLM)、クロック(CL1)信号、および、交流化
信号Mの対応関係と、交流化信号Mによる、外部電源
(OSP)の外部電源電流、液晶駆動用内部電源回路
(ISP)の各出力電圧の変化を示す。
【0071】図8から明らかなように、本実施例におい
ては、図23に示す従来例と比べ、交流化信号Mによる
電圧反転時に、外部電源(OSP)の外部電源電流、お
よび、液晶駆動用内部電源(ISP)の各出力電圧の変
化が少なくなっている。
【0072】図9は、本実施例の液晶表示モジュール
(LCM)における、液晶駆動用内部電源回路(IS
P)の他の回路構成を示す図である。
【0073】図9は、外部電源(OSP)から供給され
る電圧が、他のICの駆動電圧と共通の3V〜5Vであ
るVDDを基準電圧とし、液晶駆動電圧を、負電圧であ
るVEEとした場合の実施例である。
【0074】図9において、トランジスタTR2が、P
NP型トランジスタから構成されているが、その動作
は、図8に示す液晶駆動用内部電源回路(ISP)と同
じである。
【0075】図10は、本実施例の液晶表示モジュール
(LCM)における、液晶駆動用内部電源回路(IS
P)の他の回路構成を示す図である。
【0076】図10(a)は、図8に示すエミッタホロ
ワ回路に代えて、外部電源(OSP)と液晶駆動用内部
電源回路(ISP)との間に、抵抗RとコンデンサCの
ローパスフィルタを挿入した例である。
【0077】図10(b)は、図8に示すエミッタホロ
ワ回路に代えて、外部電源(OSP)回路と液晶駆動用
内部電源回路(ISP)との間に、インダクタLとコン
デンサC1,C2からなるπ型ローパスフィルタを挿入
した例である。
【0078】図10(a),(b)に示す液晶駆動用内
部電源回路(ISP)においては、交流化信号Mの反転
に伴うピーク電流により外部電源の外部電源電流が変動
し、それにより電源電圧VEEが変動したとしても、ロ
ーパスフィルタで、その変動を穏やかなものにするよう
にしたものである。
【0079】図10(c)は、図8に示すエミッタホロ
ワ回路における抵抗R1の代わりに、ツェナーダイオー
ド用い、かつ、コンデンサC1を省略し、外部電源(O
SP)の液晶駆動電圧と、基準電位との間に、コンデン
サC2を接続した例である。
【0080】図10(d)は、図8に示すエミッタホロ
ワ回路の前段の、外部電源(OSP)の液晶駆動電圧
と、基準電位との間に、コンデンサC2を接続した例で
ある。
【0081】図10(e)は、直流安定化電源ICを使
用して、トランジスタTR1のベース電圧を一定にした
ものである。
【0082】図10(c),(d),(e)に示す液晶
駆動用内部電源回路(ISP)においても、図8に示す
液晶駆動用内部電源回路(ISP)と同様な効果を得る
ことが可能である。
【0083】また、本実施例の液晶表示モジュール(L
CM)においては、交流化信号Mの反転時に、ひげ状の
ノイズパルスが生じ、当該ひげ状のノイズパルスがクロ
ック信号に重畳される場合がある。
【0084】そのため、本実施例では、図5、図6に示
すように、各電極駆動回路を構成する各ICのクロック
信号(CL1,CL2)入力端子にノイズ除去回路(ノ
イズキャンセラー)を設けている。
【0085】図11は、本実施例の液晶表示モジュール
(LCM)における、ノイズ除去回路の回路構成を示す
図である。
【0086】図12は、図11に示すノイズ除去回路の
各点(a)〜(d)の波形を示す図である。
【0087】図11において、INV1はインバータ、
DELはインバータINV2,INV2からなる遅延回
路、NADはナンド回路である。
【0088】ここで、ひげ状のノイズパルスHNP1は
立ち上がりのノイズパルスを、また、ひげ状のノイズパ
ルスHNP2は立ち下がりのノイズパルスである。
【0089】図12(a)に示す、ひげ状のノイズパル
スHNP1,2が重畳されたクロック信号CLは、イン
バータINV1で反転され、同図(b)に示す波形とな
る。
【0090】そして、インバータINV1で反転された
クロック信号は、2つに分けられ、一方はインバータI
NV2,INV3から構成される遅延回路により遅延さ
れて、同図(c)に示す波形となり、ナンド回路NAD
の一方の端子に入力される。
【0091】また、インバータINV1で反転されたク
ロック信号の他方は、直接ナンド回路NADの他方の端
子に入力される。
【0092】ナンド回路NADで、当該2つのクロック
信号の否定的論理積を取ることにより、同図(d)に示
すように、クロック信号CLに重畳されたひげ状のノイ
ズパルスHNP2を除去することができる。
【0093】図13は、本実施例の液晶表示モジュール
(LCM)における、ノイズ除去回路の他の回路構成を
示す図であり、ひげ状のノイズパルスHNP1,2を除
去するようにしたものである。
【0094】図14は、図13に示すノイズ除去回路の
各点(a)〜(g)の波形を示す図である。
【0095】図13において、インバータINV1、遅
延回路DEL1およびびナンド回路NAD1の部分は、
前記図11と同じであり、これにより、クロック信号C
Lに重畳されたひげ状のノイズパルスHNP2が除去さ
れる。
【0096】図14(d)に示す、ひげ状のノイズパル
スHNP2が除去されたクロック信号CLは、2つに分
けられ、一方はインバータINV4〜INV7から構成
される遅延回路DEL2により遅延されて、同図(e)
に示す波形となり、ナンド回路NAD2の一方の端子に
入力される。
【0097】また、ひげ状のノイズパルスHNP2が除
去されたクロック信号CLの他方は、直接ナンド回路N
AD2の他方の端子に入力される。
【0098】ナンド回路NAD2で、当該2つのクロッ
ク信号の否定的論理積を取ることにより、同図(f)に
示すように、クロック信号CLに重畳されたひげ状のノ
イズパルスHNP1を除去することができる。
【0099】ここで、遅延回路DEL2の遅延時間は、
ひげ状のノイズパルスHNP2を除去する際に、クロッ
ク信号と遅延回路DEL1で遅延されたクロック信号C
Lとの否定的論理積を取り、ひげ状のノイズパルスHN
P1のパルス幅が大きくなるために、遅延回路DEL1
より大きな遅延時間を与えるようにしている。
【0100】また、図13では、ナンド回路NAD2の
後段にインバータ8を接続して、インバータ1に入力さ
れるクロック信号と位相を合わせるようにしている。
【0101】図15は、本実施例の液晶表示モジュール
(LCM)における、ノイズ除去回路の他の回路構成を
示す図である。
【0102】図16は、図15に示すノイズ除去回路の
各点(a)〜(e)の波形を示す図である。
【0103】図15において、INV1,INV6はイ
ンバータ、DEL1はインバータINB2,3から構成
される遅延回路、DEL2はインバータINB4,5か
ら構成される遅延回路、NAD1,2はナンド回路であ
る。
【0104】図15に示すノイズ除去回路においては、
入力クロック信号CLがHighレベルの場合に、ナン
ド回路NAD2には、インバータINV1により反転さ
れたLowレベルのクロック信号CLが入力されるの
で、ナンド回路NAD2はHighレベルとなり、その
Highレベルの出力は、遅延回路DEL2の遅延時間
経過後ナンド回路NAD1の他方の入力端子に入力され
る。
【0105】また、ナンド回路NAD1には、High
レベルのクロック信号が入力されているので、ナンド回
路NAD1は、Lowレベルとなり、そのLowレベル
の出力は、遅延回路DEL1の遅延時間経過後ナンド回
路NAD2の他方の入力端子に入力される。
【0106】したがって、入力クロック信号CLがHi
ghレベルの場合には、図16(c),(d)に示すよ
うに、ナンド回路NAD1の出力はLowレベル、ナン
ド回路NAD2の出力はHighレベルとなっている。
【0107】ここで、入力クロック信号CLが、Hig
hレベルからLowレベルに変化すると、ナンド回路N
AD1はHighレベルとなり、ナンド回路NAD2は
遅延回路DEL1の遅延時間経過後にLowレベルとな
る。
【0108】次に、入力クロック信号CLが、Lowレ
ベルからHighレベルに変化すると、ナンド回路NA
D2はHighレベルとなり、ナンド回路NAD1は遅
延回路DEL1の遅延時間経過後にLowレベルとな
る。
【0109】したがって、図16(a)に示す、ひげ状
のノイズパルスHNP1が重畳されたクロック信号CL
が、図15に示すノイズ除去回路に入力された場合に、
ノイズパルスHNP1により、ナンド回路NAD2はL
owレベルからHighレベルに変化する。
【0110】また、ナンド回路NAD1にも、ひげ状の
ノイズパルスHNP1が重畳されたクロック信号CLが
入力されるが、ナンド回路NAD1の他方の端子には、
ナンド回路NAD2からの遅延されたLowレベルクロ
ック信号が入力されているので、ナンド回路NAD1は
Highレベルのままである。
【0111】また、ノイズパルスHNP1により、Lo
wレベルからHighレベルに変化したナンド回路NA
D2の出力が、遅延回路DEL1の遅延時間経過後にナ
ンド回路NAD1に入力されるが、遅延回路DEL1の
遅延時間をひげ状のノイズパルスHNP1のパルス幅よ
り大きくしておくことにより、遅延回路DEL1で遅延
されたHighレベルの信号が入力された時点で、ナン
ド回路NAD1の一方の端子に入力されるクロック信号
は、Lowレベルとなっているので、ナンド回路NAD
1の出力はLowレベル図状態を維持する。
【0112】これにより、図16(c)、(e)に示す
ように、ひげ状のノイズパルスHNP1を除去すること
ができる。
【0113】なお、図16に示すインバータINV6
は、入力クロック信号CLと位相を合わせるためのもの
である。
【0114】図17は、本実施例の液晶表示モジュール
(LCM)における、ノイズ除去回路の他の回路構成を
示す図である。
【0115】図18は、図17に示すノイズ除去回路の
各点(a)〜(f)の波形を示す図である。
【0116】図18において、INV1はインバータ、
DEL1はインバータINB2,3から構成される遅延
回路、DEL2はインバータINB4,5、DEL3は
インバータINB7,8から構成される遅延回路、DE
L2はインバータINB9,10から構成される遅延回
路、NAD1,2,3,4はナンド回路である。
【0117】図17において、インバータINV1、遅
延回路DEL1,DEL2、ナンド回路NAD1,2か
らなる部分は、前記図15と同じであり、これにより、
クロック信号CLに重畳されたひげ状のノイズパルスH
NP1が除去される。
【0118】また、図18(c)に示す、ひげ状のノイ
ズパルスHNP1が除去されたクロック信号CLが、ナ
ンド回路NAD3に入力される。
【0119】その場合、図18(a)に示す入力クロッ
ク信号CLが、時点T2において立ち上がると、図18
(c)、(d)に示すように、ナンド回路NAD2は直
ちにLowレベルからHighレベルとなり、また、ナ
ンド回路NAD1は遅延回路DEL1の遅延経過後Hi
ghレベルからLowレベルに変化する。
【0120】それに伴って、図18(e)に示すよう
に、ナンド回路NAD3はLowレベルとなり、また、
遅延回路DEL3の遅延時間経過後、ナンド回路NAD
4はHighレベルとなり、そして、ナンド回路NAD
4の出力は遅延回路DEL4で遅延されてナンド回路N
AD3に入力される。
【0121】したがって、ノイズパルスHNP2がナン
ド回路NAD3に入力されても、ナンド回路NAD3の
他方には、ナンド回路NAD4から遅延されたLowレ
ベルの信号が入力されるので、ナンド回路NAD3はH
ighレベルの状態を維持する。
【0122】これにより、図18(e)に示すように、
ひげ状のノイズパルスHNP1、HNP2の両方を除去
することができる。
【0123】図19は、本実施例の液晶表示モジュール
(LCM)における、ノイズ除去回路の他の回路構成を
示す図である。
【0124】図19(a)において、SHTはシュミッ
トトリガ回路であり、同図(b)に示すように、シュミ
ットトリガ回路SHTは、LowレベルからHighレ
ベルに変化するときのしきい値電圧VHと、Highレ
ベルからLowレベルに変化するときのしきい値電圧V
Lが異なっている。
【0125】したがって、図19(c)に示すような、
ひげ状のノイズパルスHNP1,2が重畳されたクロッ
ク信号CLをシュミットトリガ回路SHTに入力するこ
とにより、しきい値電圧VLに達しないひげ状のノイズ
パルスHNP1、および、しきい値電圧VLに達しない
ひげ状のノイズパルスHNP2を除去することができ
る。
【0126】図19に示すノイズ除去回路は、前記した
実施例に比べ回路構成が簡単になるという効果を有す
る。
【0127】図20(a),(b)は、シュミットトリ
ガ回路SHTの具体的な回路構成を示す図であり、それ
ぞれしきい値電圧の異なるインバータINV1およびイ
ンバータINV2を組み合わせて、異なるしきい値電圧
VHとVLを有するシュミットトリガ回路SHTを構成
している。
【0128】なお、本実施例の液晶表示モジュール(L
CM)では、各電極駆動回路を構成する各ICのクロッ
ク信号(CL1,CL2)入力端子にノイズ除去回路
(ノイズキャンセラー)を設けるようにしたが、セゲメ
ント電極駆動回路を構成する各ICのクロック信号(C
L2)入力端子だけに設けることも可能である。
【0129】また、交流化信号Mの反転時に、外部電源
(OSP)において、ひげ状のノイズパルスが生じ、当
該ひげ状のノイズパルスが、コントローラ(CTL)に
伝送され、コントローラ(CTL)からのクロック信号
(CL1,CL2)にひげ状のノイズパルスが重畳され
る場合、あるいは、ひげ状のノイズパルスが、外部電源
(OSP)に伝送され、さらにそこから、コントローラ
(CTL)に伝送され、コントローラ(CTL)からの
クロック信号(CL1,CL2)にひげ状のノイズパル
スが重畳される場合がある。
【0130】その場合には、液晶表示モジュール(LC
M)のコントローラ(CTL)からのクロック信号(C
L1,CL2)入力端子に、前記各ノイズ除去回路を設
ければ良い。
【0131】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ること
は言うまでもない。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶表示モジュールの液晶駆動用内部電源回路に、外部
電源から入力される駆動電圧の変動を抑制するためのリ
ップルフィルタ回路を設けるようにしたので、コモン電
極およびセグメント電極に印加する電圧を、交流化信号
により反転させる時に、外部電源の変動を穏やかにする
ことができ、これにより、LCDパネルの表示画面の品
質が低下するのを防止することができる。
【0133】また、前記リップルフィルタとして、ベー
ス電圧が一定の電圧とされたエミッタホロワ回路を用
い、液晶駆動用内部電源回路に流れる電流が一定の電流
になるようにしたので、コモン電極およびセグメント電
極に印加する電圧を、交流化信号により反転させる時
に、流れる大きなピーク電流が、外部電源に流れだすの
を防止することが可能となり、これにより、LCDパネ
ルの表示画面の品質が低下するのを防止することができ
る。
【0134】また、本発明によれば、外部コントローラ
からのクロック信号入力端子、セグメント電極駆動回路
のクロック信号入力端子およびコモン電極駆動回路のク
ロック信号入力端子の内の少なくとも1つの入力端子
に、ノイズパルスを除去するためのノイズ除去回路を設
けるようにしたので、コモン電極およびセグメント電極
に印加する電圧を、交流化信号により反転させる時等に
生じるひげ状のノイズパルスを除去することが可能とな
り、これにより、コモン電極およびセグメント電極の誤
動作を防止することができる。
【0135】また、ノイズ除去回路として、遅延回路と
ナンド回路とを組み合わせた回路を用いるようにしたの
で、ノイズ除去回路が簡単に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液晶表示モジュールの
分解斜視図である。
【図2】本実施例の液晶表示モジュールの概略構成を示
すブロック図である。
【図3】本実施例の液晶表示モジュールにおける、駆動
回路基板および液晶表示パネルの配線を示す図である。
【図4】本実施例の液晶表示モジュールにおける、駆動
回路基板および液晶表示パネルの配線を示す図である。
【図5】図3に示すIC17〜IC22の内部ブロック
を示す図である。
【図6】図3、図4に示すIC1〜IC16の内部ブロ
ックを示す図である。
【図7】本実施例の液晶表示モジュールにおける、液晶
駆動用内部電源回路の回路構成を示す図である。
【図8】本実施例における、フレーム信号、クロック信
号、および、交流化信号の対応関係と、交流化信号によ
る、外部電源の外部電源電流、液晶駆動用内部電源回路
の各出力電圧の変化を示す図である。
【図9】本実施例の液晶表示モジュールにおける、液晶
駆動用内部電源回路の他の回路構成を示す図である。
【図10】本実施例の液晶表示モジュールにおける、液
晶駆動用内部電源回路の他の回路構成を示す図である。
【図11】本実施例の液晶表示モジュールにおける、ノ
イズ除去回路の回路構成を示す図である。
【図12】図11に示すノイズ除去回路の各点の波形を
示す図である。
【図13】本実施例の液晶表示モジュールにおける、ノ
イズ除去回路の他の回路構成を示す図である。
【図14】図13に示すノイズ除去回路の各点の波形を
示す図である。
【図15】本実施例の液晶表示モジュールにおける、ノ
イズ除去回路の他の回路構成を示す図である。
【図16】図15に示すノイズ除去回路の各点の波形を
示す図である。
【図17】本実施例の液晶表示モジュールにおける、ノ
イズ除去回路の他の回路構成を示す図である。
【図18】図17に示すノイズ除去回路の各点の波形を
示す図である。
【図19】本実施例の液晶表示モジュールにおける、ノ
イズ除去回路の他の回路構成を示す図である。
【図20】図19に示すシュミットトリガ回路の具体的
な回路構成を示す図である。
【図21】従来の液晶モジュールにおける、ひげ状のノ
イズパルスがクロック信号に重畳されたときの誤動作を
説明するための図である。
【図22】従来の液晶モジュールの液晶駆動回路の概略
構成を示すブロック図である。
【図23】従来の液晶モジュールにおける、フレーム信
号、クロック信号、および、交流化信号の対応関係と、
交流化信号による、外部電源の外部電源電流、液晶駆動
用電源回路の各出力電圧の変化を示す図である。
【図24】従来の液晶モジュールにおいて、交流化信号
の反転時の表示画面を示す図である。
【図25】従来の液晶モジュールの6電源を用いた液晶
駆動用内部電源回路の回路構成を示す図である。
【図26】従来の液晶モジュールの6電源を用いた液晶
駆動用内部電源回路の回路構成を示す図である。
【符号の説明】
LCM…液晶表示モジュール、LCD…液晶表示パネ
ル、PCB1〜PCB3…駆動回路基板、CFL…蛍光
管、CL,CL1,CL2…クロック信号、ISP…液
晶駆動用内部電源回路、OSP…外部電源、M…交流化
信号、MGS…交流化信号発生回路、CTL…コントロ
ーラ、X1〜X480…コモン電極、Y1〜Y1280
…セグメント電極、R1,R2…抵抗、C0,C1…コ
ンデンサ、TR1,TR2…トランジスタ、OP1〜O
P5…オペアンプ、INV1〜INV10…インバー
タ、NAD,NAD1〜NAD4…ナンド回路、DE
L,DEL1〜DEL4…遅延回路、SHT…シュミッ
トトリガ回路、HPN1,HPN2…ひげ状のノイズパ
ルス、201…液晶表示パネル、202…コモン電極駆
動回路、203…セグメント電極駆動回路、204…液
晶駆動用内部電源回路、205…コモン電極、206…
セグメント電極、207…外部電源。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 輿 博文 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 片柳 浩 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 勇 広宣 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメント電極およびコモン電極を有す
    る液晶表示パネルと、外部電源から入力される駆動電圧
    を分圧回路により分圧して、複数の液晶駆動用電圧を発
    生する内部電源回路と、少なくとも前記内部電源回路か
    らの液晶駆動用電圧および外部コントローラからのクロ
    ック信号が入力されるセグメント電極駆動回路と、少な
    くとも前記内部電源回路からの液晶駆動用電圧および外
    部コントローラからのクロック信号が入力されるコモン
    電極駆動回路とを具備する液晶表示モジュールにおい
    て、 前記液晶駆動用内部電源回路の外部電源の入力端子にリ
    ップルフィルタ回路を設けたことを特徴とする液晶表示
    モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された液晶表示モジュー
    ルにおいて、 前記リップルフィルタ回路が、外部電源から入力される
    駆動電圧を分圧する、第1の抵抗と第2の抵抗からなる
    直列回路と、コレクターベース間に前記直列回路の第1
    の抵抗が接続され、エミッタが液晶駆動用内部電源回路
    に接続されるトランジスタと、前記直抗回路の第2の抵
    抗に並列に接続されるコンデンサと、前記液晶駆動用内
    部電源回路の分圧回路に並列に接続されるコンデンサと
    から構成されることを特徴とする液晶表示モジュール。
  3. 【請求項3】 セグメント電極およびコモン電極を有す
    る液晶表示パネルと、外部電源から入力される駆動電圧
    を分圧回路により分圧して、複数の液晶駆動用電圧を発
    生する内部電源回路と、少なくとも前記内部電源回路か
    らの液晶駆動用電圧および外部コントローラからのクロ
    ック信号が入力されるセグメント電極駆動回路と、少な
    くとも前記内部電源回路からの液晶駆動用電圧および外
    部コントローラからのクロック信号が入力されるのコモ
    ン電極駆動回路とを具備する液晶表示モジュールにおい
    て、 外部コントローラからのクロック信号入力端子、セグメ
    ント電極駆動回路のクロック信号入力端子およびコモン
    電極駆動回路のクロック信号入力端子の内の少なくとも
    1つの入力端子に、ノイズパルスを除去するためのノイ
    ズ除去回路を設けたことを特徴とする液晶表示モジュー
    ル。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された液晶表示モジュー
    ルにおいて、 ノイズ除去回路が、クロック信号と遅延回路により遅延
    されたクロック信号とが入力されるナンド回路から構成
    されることを特徴とする液晶表示モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載された液晶表示モジュー
    ルにおいて、 ノイズ除去回路が、一方の入力端子にクロック信号が入
    力され、出力クロック信号を出力する第1のナンド回路
    と、一方の入力端子に反転されたクロック信号が入力さ
    れる第2のナンド回路と、第1のナンド回路の他方の入
    力端子と第2のナンド回路の出力端子との間に接続され
    る第2の遅延回路と、第2のナンド回路の他方の入力端
    子と第1のナンド回路の出力端子との間に接続される第
    1の遅延回路とから構成されることを特徴とする液晶表
    示モジュール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007055047A1 (ja) * 2005-11-10 2007-05-18 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置およびそれを備える電子機器
KR100859525B1 (ko) * 2002-09-16 2008-09-22 삼성전자주식회사 구동 전압 생성 회로 및 이를 이용한 액정 표시 장치
US7710378B2 (en) 2005-10-31 2010-05-04 Oki Semiconductor Co., Ltd. Drive apparatus of liquid crystal display device

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