JPH0725337Y2 - 缶入り飲料収納ケース - Google Patents

缶入り飲料収納ケース

Info

Publication number
JPH0725337Y2
JPH0725337Y2 JP1989073285U JP7328589U JPH0725337Y2 JP H0725337 Y2 JPH0725337 Y2 JP H0725337Y2 JP 1989073285 U JP1989073285 U JP 1989073285U JP 7328589 U JP7328589 U JP 7328589U JP H0725337 Y2 JPH0725337 Y2 JP H0725337Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
row
case
folds
center
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989073285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0315373U (ja
Inventor
勝行 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sigma P I Co Ltd
Original Assignee
Sigma P I Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sigma P I Co Ltd filed Critical Sigma P I Co Ltd
Priority to JP1989073285U priority Critical patent/JPH0725337Y2/ja
Publication of JPH0315373U publication Critical patent/JPH0315373U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0725337Y2 publication Critical patent/JPH0725337Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は多数の缶ビール等の缶を平面積を小さくして収納
可能で、持ち運びが便利な段ボール製等の缶入り飲料収
納ケースに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種段ボールケースには、缶ビールを24本収納
するものがある。このケースでは6本ずつ4列を、缶ビ
ールの列をずらさずに、長方形状に配列している。
また、カン詰め類を千鳥状に配列するコンテナも実開昭
53−45176号公報で開示されているが、この公報のコン
テナは6本ずつ5列に配列した合計30本のものである。
(考案が解決しようとする課題) 従来の缶ビールの列をずらさずに、長方形状に配列して
収納するケースは、縦横が共に缶ビールの直径の整数倍
となり、各缶ビール間の隙間が大きくなるという問題点
があった。また、この隙間が大きくなると、ケースの平
面積が大きくなり、ケース全体の体積も大きくなってか
さ張り、輸送および倉庫保管に当たっても輸送費、倉庫
保管料がコスト高となる欠点を存したものである。
また、実開昭53−45176号公報のコンテナは6本ずつ5
列に配列した合計30本詰めのプラスチック製の箱で、両
側中央部に把持用凹入部を形成するための凹みも存しな
いという問題点があった。
本案は缶の配列を千鳥配列として平面積を小さく、ケー
ス全体の体積も小さくし、かさ張らず、両側の中央部下
面に把持用凹入部を形成し、持ち運びに便利な20本入り
缶ビール等の缶入り飲料収納ケースを提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本案は缶の胴部を接して並
べた一列目の列Aと、この列Aにおける各隣接する缶の
中間側方に胴部を接して並べた二列目の列Bとする。ま
た、この列Bにおける各隣接する缶の中間側方に胴部を
接して並べた三列目の列A′とする。
そして、一列目の列Aに7本、二列目の列Bに6本、三
列目の列A′に7本の缶を並べて、中央列が隣接する他
の列よりも凹んだ20本入りの配列を成形する。
この配列の周囲を包材で包装し、この包材の底面板の両
側部中央に折目を設け、この底面板両側に折目を介して
連設した左右側面構成板の中間部中央に折目を設ける。
これら両側と中間部における折目の両端を切目で連結
し、それぞれ折目および切目で囲まれた底面板と左右側
面構成板との中央を、底面板と左右側面構成板との連設
折目において内方に押込み、把持用凹入部となす。
(作用) 缶1の胴部2を接して並べた一列目の列Aと、この列A
における各隣接する缶1,1の中間側方に胴部2を接して
並べて二列目の列Bと、この列Bにおける各隣接する缶
1,1の中間側方に胴部2を接して並べて三列目の列A′
とする。
すると、この配列は周知の千鳥配列となり、列方向の横
方向における長さは缶ビールの列をずらさずに、長方形
状に配列して収納するケースと同じであるが、列間の縦
方向における距離は缶ビールの半径をRとすれば√3・
Rとなる。この缶ビールの列をずらさずに、長方形状に
配列して収納するケースの列間の距離は2Rで、本案にお
ける列間の距離は(2−√3)・Rだけ短くなる。従っ
て、ケースの平面積が小さくなり、ケース全体の体積も
小さくなって嵩張らず、輸送および倉庫保管に当たって
も輸送費、倉庫保管料がコスト安となる。
そして、一列目の列Aに7本、二列目の列Bに6本、三
列目の列A′に7本の缶1を並べて、中央列が隣接する
他の列よりも凹んだ20本入りの配列を成形するから、二
列目(中央列)の列Bの両側に缶1の半分ずつの凹み15
1ができる。
前記した配列の周囲を包材3で包装し、この両側部の缶
1の半分ずつの凹み151に当接してこの包材3の底面板
9に中央部折目16,16を設ける。この底面板9の両側端
に折目11a,11aを介して連設した左右側構成板11,11の中
間部に中央部折目17,17を設ける。この各折目11aを挟ん
で相対する中央部折目16,17の両端を連結する切目18,18
を設ける。従って折目16,17および切目18,18で囲まれた
底面板9と左右側面構成板11,11とをそれぞれ中央の連
設折目11a,11aにおいて内方に押込むと、前記した両側
に設けた凹み151に嵌入して把持用凹入部15,15を構成で
きる。
(実施例) 以下に本案に係る缶入り飲料収納ケースの実施の一例を
示した添付図面について詳説する。
第1図は本案の20本の配列を示す平面図、第2図はこの
配列の周囲を包材で包装したケースの斜視図、第3図は
トレー状下部容器の斜視図で、第4図は前記したケース
の展開図である。第5図は従来の24本の配列における一
列を示す平面図で、第6図は従来の24本の配列を収納す
るケースの斜視図で、第7図は従来の24本の配列を収納
するケースの展開図である。また、第3図は除くすべて
の図面は寸法(単位mm)を示すものである。
第1図に示す符号1は公知の容量が350mlの缶ビール
で、直径が66mm、高さが123mmの寸法を有するものであ
る。
この缶ビール1の胴部2を接して7個を一列に並べた一
列目の列Aを構成する。この一列目の列Aの各隣接する
缶ビール1,1の中間側方に各缶ビール1の胴部2が接す
るように、列Aの各缶ビール1と缶ビール1の半径だけ
ずらせて6個を一列に並べた二列目の列Bを構成する。
そして、二列目の列Bの各隣接する缶ビール1,1の中間
側方に前記したように、この列Bの各缶ビール1と缶ビ
ール1の半径だけずらせて7個を一列に並べた前記した
列Aと同様の三列目の列A′を構成する。
本案のものは20本入りの配列のもので、第5図に示す24
本入りの従来の配列とは収容本数が異なるため、直接比
較できないので、20本と24本との最小公倍数をとって12
0本当たりの平面積を考える。
本案のものは、第1図に示すように、横方向が462mm
(=7×66)で、縦方向には列間距離の二倍と缶ビール
1の直径となるから、約180mm(≒2√3×33+66)
で、その平面積は832cm2(≒46.2×18.0)となる。一
方、従来の24本入りものは、第5図に示すように、横方
向が396mm(=6×66)で、縦方向が264mm(=4×66)
で、平面積は1045cm2(≒46.2×18.0)となる。
したがって、120本当たりでは、本案のものは、4992cm2
(=6×832)となり、従来の24本入りのものは、5225c
m2(=5×1045)となり、約4.5%ほど小さくなる。
符号3は段ボール製の包材で、前記した配列の缶ビール
1の周囲を包装してケース4,4aに成形するものである。
そして、ケース4,4aの全体の体積は、ケース4では第2
図に示すように、10791cm3で、また、ケース4aでは第6
図に示すように、13524cm3となる。
120本当たりでは、ケース4では64746cm3で、ケース4a
では67620cm3となり、ケース4の方が約4%程小さくな
る。
符号5,5は正面板6および背面板7の中間部内面に穿設
した公知のジッパーである。このジッパー5,5の両側
は、第4図に示すように、平面板8および底面板9の両
側に連設した左右側面構成板10,10、11,11の内面に各々
貼着する正背面板6,7両側に連設した貼着片12,12、13,1
3に至るものである。
符号14,14は正面板6および背面板7の中央部に穿設し
た前記したジッパー5,5の開裂用舌片で、この舌片14,14
を引っ張ることにより各ジッパー5,5を開裂し、ケース
4を上下に二分して開封する公知のものである。
符号15,15は第2図および第3図に示すように、両側面
中央下部に設けたケース4の把持用凹入部である。この
把持用凹入部15,15は第4図に示すように、それぞれ底
面板9の両側部中央と左右側面構成板11,11の中間部中
央とに、それぞれ折目16,16、17,17を設け構成したもの
である。これらの折目16,16、17,17は左右側面構成板1
1,11と底面板9との連設折目11a,11aを挟むように相対
して、底面板9と左右側面構成板11,11とに設けたもの
である。また、底面板9と左右側面構成板11,11とに設
け、各連設折目11aを挟んで相対する折目16,17の両端を
切目18,18で結ぶ。そして、底面板9と左右側面構成板1
1,11とを連設折目11a,11a中央部において内方に押込ん
で成形する。
この把持用凹入部15,15は、一列目Aに7本、二列目B
に6本、三列目A′に7本というように第1図に示す20
本入りの配列で、中央列が缶ビール1の半径だけ凹んで
いる凹み151に嵌入するものである。また、ケース4を
ジッパー5,5により上下に二分した場合でも、第3図に
示すようにトレー状下部容器4dに把持用凹入部15,15は
残り、持ち運びに便利となる。
(考案の効果) 本案の20本入りのケース4は従来の24本入りケース4aと
比べて120本当たりに換算して平面積で4.5%程小さくな
り、体積でも4%少なくなる。
120本当たり僅かに4.5%であるが、この種収納ケースは
大量輸送および大量倉庫保管を行うため、その輸送費お
よび倉庫保管料を節減することができるものである。
また、第2図および第3図に示すように底面板9の両側
部と、中央と左右側面構成板11,11の中間部中央とに亘
って把持用凹入部15,15を成形したから、この種ケース
4の持ち運びが便利となる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本案の実施例を一例を示すもので、第1図は
本発明の20本の配列を示す平面図、第2図は20本の配列
を収納するケースの斜視図、第3図はトレー状下部容器
の斜視図、第4図はケースの展開図である。第5図〜第
7図は従来品のもので、第5図は24本の配列を示す平面
図、第6図は24本の配列を収納するケースの斜視図、第
7図はケースの展開図である。ここで、第3図を除くす
べての図面は寸法(単位mm)を示すものである。 1…缶ビール、2…胴部、3…包材、4,4a…ケース、4d
…トレー状下部容器、5…ジッパー、6…正面板、7…
背面板、8…平面板、9…底面板、10,11…左右側面構
成板、11a…連設折目、12,13…貼着片、14…舌片、15…
把持用凹入部、151…凹み、16,17…折目、18…切目、A
…一列目の列、B…二列目の列、A′…三列目の列。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶1の胴部2を接して並べた一列目の列A
    と、この列Aにおける各隣接する缶1,1の中間側方に胴
    部2を接して並べて二列目の列Bとし、この列Bにおけ
    る各隣接する缶1,1の中間側方に胴部2を接して並べて
    三列目の列A′とし、一列目の列Aに7本、二列目の列
    Bに6本、三列目の列A′に7本の缶1を並べて、中央
    列が隣接する他の列よりも凹んだ20本入りの配列を成形
    し、この配列の周囲を包材3で包装し、この包材3の底
    面板9の両側部中央に折目16,16を設け、この底面板9
    両側に折目11a,11aを介して連設した左右側面構成板11,
    11の中間部中央に折目17,17を設け、これら両側部と中
    間部との中央における各折目16,17の両端を切目18,18で
    連結し、それぞれ折目16,17および切目18,18で囲まれた
    底面板9と左右側面構成板11,11との中央を、連設折目1
    1a,11aにおいて内方に押込み、把持用凹入部15,15とな
    したことを特徴とする缶入り飲料収納ケース。
JP1989073285U 1989-06-22 1989-06-22 缶入り飲料収納ケース Expired - Lifetime JPH0725337Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989073285U JPH0725337Y2 (ja) 1989-06-22 1989-06-22 缶入り飲料収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989073285U JPH0725337Y2 (ja) 1989-06-22 1989-06-22 缶入り飲料収納ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0315373U JPH0315373U (ja) 1991-02-15
JPH0725337Y2 true JPH0725337Y2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=31611974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989073285U Expired - Lifetime JPH0725337Y2 (ja) 1989-06-22 1989-06-22 缶入り飲料収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725337Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4516879B2 (ja) * 2005-04-21 2010-08-04 株式会社ケンウッド 突張装置
KR100802001B1 (ko) * 2007-04-11 2008-02-12 삼성정밀공업 주식회사 조립식가구의 기둥 고정 장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345176U (ja) * 1976-09-17 1978-04-18
JPS6337530U (ja) * 1986-11-20 1988-03-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0315373U (ja) 1991-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4911300A (en) Container packaging system
US4410099A (en) Case for multipacks of bottles
US4930633A (en) Multiple pack for a plurality of cylindrical containers
JPS60240645A (ja) 多容器パツケ−ジ
EP0335730A3 (en) Display system
US3425543A (en) Packaged tray of articles
EP0886609A1 (en) Unitary pack for fastening of juxtaposed packages
US3757983A (en) Disposable integral bottle and stacking cases
US3986628A (en) Bottle packing
NO319529B1 (no) Baereanordning med merkeplate
US3286833A (en) Molded pulp packaging unit
JPH0725337Y2 (ja) 缶入り飲料収納ケース
US4314633A (en) Stacking device for tiers of articles
US3976193A (en) Container for holding flat parallelipipedic articles
US3952909A (en) Bottle case of plastic
CA2566383C (en) Product and method for dispensing and packaging items having complementary components
JPH0350070Y2 (ja)
JPH0449075Y2 (ja)
JPS6231430Y2 (ja)
CN218578252U (zh) 纸盒
CN216233933U (zh) 包装结构
JPS604448Y2 (ja) 物品陳列具
JPS5843531Y2 (ja) 中仕切付展示兼用容器
EP0447243B1 (en) Multipack for returnable bottles
JPH0417069Y2 (ja)