JPH07253184A - 伸縮可撓管継手 - Google Patents

伸縮可撓管継手

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JPH07253184A
JPH07253184A JP6069104A JP6910494A JPH07253184A JP H07253184 A JPH07253184 A JP H07253184A JP 6069104 A JP6069104 A JP 6069104A JP 6910494 A JP6910494 A JP 6910494A JP H07253184 A JPH07253184 A JP H07253184A
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pipes
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Yoshiaki Tago
嘉晃 多胡
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RIKEN KOKI KK
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
    • F16L27/127Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
    • F16L27/1275Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of at least an external threaded bolt
    • F16L27/12751Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of at least an external threaded bolt the threaded bolt extending longitudinally

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定範囲内で被接続管が摺動可能であり、設
定範囲を超えて被接続管が摺動した場合には、その摺動
を阻止することが可能で、かつ、最大阻止力が設定可能
である伸縮可撓管継手を提供する。 【構成】 間隔Sを存する両被接続管101,102に
跨ってソケット管103を配置する。締付環104,1
05によってパッキング環107,108を被接続管1
01,102に圧接させる。被接続管101,102の
管端101a,102aに向かって伸びる食い込み歯1
21を有するチップ120を、両被接続管101,10
2が互いに離隔する軸方向X1にのみ移動可能とする。
ロックボルト111によってチップ120の食い込み歯
121を被接続管101,102に圧接させる。チップ
120のロックボルト当接面122をテーパ面とする。
このテーパ面におけるロックボルト111の初期当接位
置から距離T離れた端部123に凸部125を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス,水,油等の輸送
管である被接続管を伸縮可能かつ撓曲可能に接続する伸
縮可撓管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示されている従来の伸縮可撓管継
手aは、2本の被接続管b,cが間隔Lを開けて直列に
配置され、被接続管b,cの外側に遊嵌されたソケット
管dが両被接続管b,cの互いに対向する管端e,fに
跨って配置され、被接続管b,cの外側に遊嵌された2
個の締付環g,hがソケット管dの両側に配置されて複
数本の結合ボルトkで互いに結合され、ソケット管dの
両端部内面のテーパ面i,jと被接続管b,cの外周面
との間に挟装されたゴム製のパッキング環m,nが締付
環g,hによって被接続管b,cの外周面に圧接させら
れて、各被接続管b,cがその軸方向Xに摺動可能にシ
ールされている。
【0003】この伸縮可撓管継手aでは、ソケット管d
及び締付環g,hが被接続管b,cに遊嵌されているの
で、ソケット管d及び締付環g,hと被接続管b,cと
の間に間隙W1,W2が存在している。このため、伸縮
可撓管継手aで接続された被接続管b,cは、パッキン
グ環m,nが圧接させられている部位を支点にして双矢
印Z1,Z2方向に撓曲可能である。
【0004】また、伸縮可撓管継手aでは、締付環g,
hによって被接続管b,cの外周面に圧接させられたパ
ッキング環m,nが被接続管b,cをその軸方向Xに摺
動可能にシールしているので、被接続管b,cは、その
管端e,f間の間隔Lの範囲内で伸長可能であると共
に、管端e,fがパッキング環m,nの直下近傍に達す
るまでの範囲内で収縮可能でもある。
【0005】このため、伸縮可撓管継手aでは、被接続
管b,cを取りまく環境の温度変化等に起因する被接続
管b,cの伸縮を予め予測して、管端e,fからパッキ
ング環m,nの直下近傍までの距離と、管端e,f間の
間隔Lとを設計的に設定することにより、予め予測した
範囲内の被接続管b,cの伸縮を吸収することができ
る。
【0006】しかし、伸縮可撓管継手aには、地震時の
ように、予測範囲を超えて被接続管b,cをその軸方向
Xに移動させる力が被接続管b,cに作用した場合に、
被接続管b,cの管端e,fがパッキング環m,nの直
下近傍を超えて移動してしまい、被接続管b,c内を輸
送されるガス,水,油等の被輸送物が被接続管b,c内
から漏出したり流出したりする危険性がある。
【0007】図7,図8に示されている従来の管継手1
では、各締付環4,5に収納部10が形成され、収納部
10の内部には食い込み歯11を有するチップ12と、
被接続管2,3における食い込み歯11の食い込み部位
を腐食から保護するキャップ13とが収納されており、
チップ12は、各被接続管2,3の外周面上で周方向等
間隔に2個づつ配置され、各収納部10に螺着されたロ
ックボルト14によって食い込み歯11を被接続管2,
3の外周面に圧接させられ、その圧接による被接続管
2,3への押圧力をバランスさせられて、食い込み歯1
1を被接続管2,3の外周面に食い込ませて被接続管
2,3に固着されている。
【0008】このため、管継手1では、各被接続管2,
3がその軸方向Xへの摺動を阻止されている。なお、以
上説明した構造以外の構造は、伸縮可撓管継手aと同一
であるので、その説明を省略する。
【0009】ところで、管継手1では、チップ12の圧
接による被接続管2,3への押圧力がバランスされてい
るので、ソケット管6及び締付環4,5と被接続管2,
3との間に間隙W3,W4が存在している。このため、
被接続管2,3は、チップ12とロックボルト14との
当接部位を支点にして双矢印Z3,Z4方向に撓曲が可
能である。
【0010】そして、継手1では、被接続管2,3がそ
の軸方向Xへの摺動を阻止されているので、地震時のよ
うに被接続管2,3をその軸方向Xに移動させる力が被
接続管2,3に作用した場合であっても、被接続管2,
3の管端2a,3aがパッキング環7,8の直下近傍を
超えることが無い。従って、管継手1には、被接続管
2,3内を輸送されるガス,水,油等の被輸送物が被接
続管2,3内から漏出したり流出したりする危険性が無
い。
【0011】しかし、被接続管2,3がその軸方向Xへ
の摺動を阻止されているので、管継手1には、被接続管
2,3がその軸方向Xに温度変化等によって伸縮した場
合や、地震や振動等によって移動した場合に、その伸縮
や移動を吸収することができず、その結果、管路で結ば
れている貯槽,ポンプ,各種弁機構等の主要機材が破損
する危険性がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図6図示の伸縮可撓管
継手aが有する前記危険性や、図8図示の管継手1が有
する前記危険性に鑑み、本発明では、予め設定した範囲
内で被接続管がその軸方向へ摺動可能であると共に、そ
の設定範囲を超えて被接続管を摺動させる力が地震時等
に被接続管に作用した場合には、その力に対抗して被接
続管の摺動を阻止することが可能で、しかも、その阻止
に起因して前記主要機材に破損が生じないように最大阻
止力を設定することが設計的に可能である伸縮可撓管継
手を提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、2本の被接続管が間隔を開け
て直列に配置され、被接続管の外側に遊嵌されたソケッ
ト管が両被接続管の互いに対向する管端に跨って配置さ
れ、被接続管の外側に遊嵌された2個の締付環が前記ソ
ケット管の両側に配置されて複数本の結合ボルトで互い
に結合され、ソケット管の両端部内面と被接続管の外周
面との間に挟装されたパッキング環が前記締付環によっ
て被接続管の外周面に圧接させられて、各被接続管がそ
の軸方向に摺動可能にシールされている伸縮可撓管継手
に次の構成を付加している。
【0014】すなわち、請求項1の発明では、各被接続
管の外周面上に載置された2個以上の各チップが、被接
続管の前記管端に向かって伸びる食い込み歯を有し、前
記締付環に形成された収納部の内部に収納されて、両被
接続管が互いに離隔する軸方向にのみ移動可能とされ、
前記収納部に螺着されたロックボルトによって前記食い
込み歯を被接続管の外周面に圧接させられ、その圧接に
よる被接続管への押圧力をバランスさせる位置に配置さ
れており、各チップのロックボルト当接面が、被接続管
の前記管端寄りの端部から他端部に向かって徐々に被接
続管の外周面に近接するテーパ面とされ、該テーパ面に
おけるロックボルトの初期当接位置から離隔された前記
管端寄りの端部には、ロックボルトに当接して被接続管
の摺動を阻止する凸部が形成されている、という構成を
前記伸縮可撓管継手に付加している。
【0015】請求項2の発明では、締付環に形成された
収納部には、締付環を被接続管の外側に遊嵌させた状態
で収納部の外部から内部にチップを出し入れする開口部
が形成されている、という構成を請求項1の発明に付加
している。
【0016】請求項3の発明では、締付環とは別体のロ
ック環に収納部が形成され、2個の締付環を互いに結合
させる複数本の結合ボルト中の2本以上の結合ボルトに
よって前記ロック環が締付環に着脱自在に固着されて、
締付環に収納部が付設されている、という構成を請求項
1又は請求項2の発明に付加している。
【0017】請求項4の発明では、ロック環がその軸方
向に2分割以上に分割されている、という構成を請求項
3の発明に付加している。
【0018】
【作用】請求項1の発明では、図2に示されているよう
に、各被接続管101,102の外周面上に載置された
2個以上の各チップ120が、締付環104,105に
形成された収納部110の内部に収納されて、両被接続
管101,102が互いに離隔する軸方向X1にのみ移
動可能とされいるので、両被接続管101,102が互
いに接近する軸方向X2に摺動した場合には、その軸方
向X2に被接続管101,102のみが移動して、各チ
ップ片120は被接続管101,102と共に移動する
ことがない。
【0019】また、両被接続管101,102が互いに
接近する軸方向X2に摺動した場合には、各被接続管1
01,102の外周面上に載置された2個以上の各チッ
プ120は、その食い込み歯121が被接続管101,
102の管端101a,102aに向かって伸びている
ので、収納部110に螺着されたロックボルト111に
よって食い込み歯121を被接続管101,102の外
周面に圧接させられていても、食い込み歯121を被接
続管101,102の外周面に食い込ませることもな
い。
【0020】これに対し、両被接続管101,102が
互いに離隔する軸方向X1に摺動した場合には、被接続
管101,102の管端101a,102aに向かって
伸びる食い込み歯121を有する各チップ120は、ロ
ックボルト111によって食い込み歯121が被接続管
101,102の外周面に圧接させられ、ロックボルト
当接面122が、被接続管101,102の管端101
a,102a寄りの端部123から他端部124に向か
って徐々に被接続管101,102の外周面に近接する
テーパ面とされているので、被接続管101,102の
外周面に食い込み歯121を徐々に食い込ませながら、
前記軸方向X1に被接続管101,102と共に移動す
る。
【0021】ところが、各チップ120のロックボルト
当接面122におけるロックボルト111の初期当接位
置から離隔された前記管端101a,102a寄りの端
部123には、ロックボルト111に当接して被接続管
101,102の摺動を阻止する凸部125が形成され
ているので、両被接続管101,102が互いに離隔す
る軸方向X1への被接続管101,102と共にする各
チップ120の移動は、ロックボルト111がチップ1
20の凸部125に当接することによって阻止され、こ
の当接時に各チップ120は、被接続管101,102
の外周面に食い込み歯121をしっかり食い込ませて被
接続管101,102に固着されているので、被接続管
101,102の摺動も、ロックボルト111がチップ
120の凸部125に当接することによって阻止され
る。
【0022】なお、請求項1の発明に係る伸縮可撓管継
手100を複数個、適切な間隔で管路に使用すれば、両
被接続管101,102が同一の軸方向Xへ摺動した場
合や、両被接続管101,102が互いに接近する軸方
向X2へ摺動した場合であっても、複数個の伸縮可撓管
継手100による相互作用によって、被接続管101,
102の摺動は、両被接続管101,102が互いに離
隔する軸方向X1へ摺動した場合と同様、ロックボルト
111がチップ120の凸部125に当接することによ
って阻止される。
【0023】従って、請求項1の発明では、両被接続管
101,102間の間隔Sと、各チップ120における
ロックボルト111の初期当接位置から凸部125まで
の距離Tとを設計的に設定することにより、予め設定し
た範囲内で被接続管101,102がその軸方向Xへ摺
動可能となり、その設定範囲を超えて被接続管101,
102を摺動させる外力が地震時等に被接続管101,
102に作用した場合には、被接続管101,102の
摺動は、チップ120の凸部125がロックボルト11
1に当接することによって阻止される。
【0024】そして、請求項1の発明では、ロックボル
ト111とチップ120の凸部125との当接によって
被接続管101,102の摺動が阻止されるので、チッ
プ120の食い込み歯121の破断強度、チップ120
の凸部125の破断強度、ロックボルト111の破断強
度等を設計的に設定することにより、ロックボルト11
1とチップ120の凸部125との当接による最大阻止
力を設計的に設定することができる。
【0025】また、請求項1の発明では、収納部110
に螺着されたロックボルト111によってチップ120
の食い込み歯121が被接続管101,102の外周面
に圧接させられているので、ロックボルト111を所定
のトルクで締め付けるだけで、チップ120の食い込み
歯121を適切な圧力で被接続管101,102の外周
面に圧接させることができ、ロックボルト111の締め
付けトルクを調整するだけで、チップ120の食い込み
歯121を被接続管101,102の外周面に圧接させ
る圧力を調整することもできる。
【0026】更に、請求項1の発明では、各被接続管1
01,102の外周面上に載置された2個以上の各チッ
プ120が、ロックボルト111の圧接による被接続管
101,102への押圧力をバランスさせる位置に配置
されているので、ロックボルト111による被接続管1
01,102の外周面へのチップ120の圧接を行なっ
ても、被接続管101,102の外側に遊嵌されたソケ
ット管103及び締付環104,105と被接続管10
1,102との間に間隙W5,W6を確保した状態で、
被接続管101,102を接続することができる。
【0027】請求項2の発明では、図2に示されている
ように、締付環104,105に形成された収納部11
0に、締付環104,105を被接続管101,102
の外側に遊嵌させた状態で収納部110の外部から内部
にチップ120を出し入れする開口部113が形成され
ているので、伸縮可撓管継手100を管路に使用した後
であっても、収納部110に螺着されたロックボルト1
11を収納部110から取り外すだけで、すなわち、伸
縮可撓管継手100で接続されている被接続管101,
102を伸縮可撓管継手100から取り外すことなく、
収納部110内へのチップ120の出し入れが可能にな
る。
【0028】請求項3の発明では、図5に示されている
ように、締付環204,205とは別体のロック環20
6,207に収納部210が形成され、2個の締付環2
04,205を互いに結合させる複数本の結合ボルト2
08中の2本以上の結合ボルト208によってロック環
206,207が締付環204,205に着脱自在に固
着されて、締付環204,205に収納部210が付設
されているので、図6図示の従来の伸縮可撓管継手aに
おける締付環g,hに結合ボルト208を使ってロック
環206,207を固着させることにより、この締付環
g,hに収納部210を付設することができる。
【0029】請求項4の発明では、ロック環206,2
07がその軸方向に2分割以上に分割されている(図4
参照)という構成が請求項3の発明に付加されているの
で、図6図示の従来の伸縮可撓管継手aが既に管路に使
用されている場合であっても、伸縮可撓管継手aで接続
されている被接続管b,cを伸縮可撓管継手aから取り
外すことなく、この伸縮可撓管継手aの締付環g,h
に、結合ボルト208を使ってロック環206,207
を固着させることができる。
【0030】なお、請求項3の発明では、2個の締付環
204,205を互いに結合させる複数の結合ボルト2
08中の2本以上の結合ボルト208によってロック環
206,207を締付環204,205に固着させるの
であるから、複数の結合ボルト208を全て使用してロ
ック環206,207を締付環204,205に固着さ
せるとは限らない。
【0031】このため、請求項4の発明では、例えばロ
ック環206,207がその軸方向に2分割されている
場合(図4参照)であっても、このロック環206,2
07を、管路に使用されている図6図示の従来の伸縮可
撓管継手aの締付環g,hに結合ボルト208を使って
固着させる際に、両締付環g,hを互いに結合する図6
図示の複数の結合ボルトkにおける締付環g,hの片側
半分の全ての結合ボルトkを取り外すことなく、従っ
て、締付環g,hの片側半分の結合ボルトk中の1本以
上の結合ボルトkを取り外さないことにより、管路内を
輸送されているガス,水,油等の被輸送物を伸縮可撓管
継手aのシール部分から漏出させることなく、伸縮可撓
管継手aの締付環g,hにロック環206,207を固
着させることができる。
【0032】
【実施例】図1,図2に示されているように、請求項1
及び請求項2の両発明を併せて適用した実施の一例であ
る伸縮可撓管継手100は、2本の被接続管101,1
02が間隔Sを開けて直列に配置され、被接続管10
1,102の外側に遊嵌されたソケット管103が両被
接続管101,102の互いに対向する管端101a,
102aに跨って配置され、被接続管101,102の
外側に遊嵌された2個の締付環104,105がソケッ
ト管103の両側に配置されて6本の結合ボルト106
で互いに結合され、ソケット管103の両端部内面のテ
ーパ面と被接続管101,102の外周面との間に挟装
されたゴム製のパッキング環107,108が締付環1
04,105によって被接続管101,102の外周面
に圧接させられて、各被接続管101,102がその軸
方向Xに摺動可能にシールされている。
【0033】また、伸縮可撓管継手100は、各被接続
管101,102の外周面上で周方向等間隔に配置され
た6個の各チップ120が、被接続管101,102の
管端101a,102aに向かって伸びる食い込み歯1
21を有し、締付環104,105に形成された収納部
110の内部に収納されて、両被接続管101,102
が互いに離隔する軸方向X1にのみ移動可能とされ、収
納部110に螺着されたロックボルト111によって食
い込み歯121を被接続管101,102の外周面に圧
接させられ、その圧接による被接続管101,102へ
の押圧力をバランスさせられている。
【0034】なお、このバランスによって、ソケット管
103及び締付環104,105と被接続管101,1
02との間にはそれぞれ間隙W5,W6が形成されてお
り、この間隙W5,W6の存在によって、被接続管10
1,102は、チップ120とロックボルト111との
当接部位を支点にして双矢印Z5,Z6方向に撓曲可能
とされている。また、各ロックボルト111には、緩み
止めのロックナット112が螺着されている。
【0035】更に伸縮可撓管継手100は、各チップ1
20のロックボルト当接面122が、被接続管101,
102の管端101a,102a寄りの端部123から
他端部124に向かって徐々に被接続管101,102
の外周面に近接するテーパ面とされ、該テーパ面におけ
るロックボルト111の初期当接位置から距離Tだけ離
隔された端部123には、ロックボルト111に当接し
て被接続管101,102の摺動を阻止する凸部125
が形成され、締付環104,105の収納部110に
は、締付環104,105を被接続管101,102の
外側に遊嵌させた状態で収納部110の外部から内部に
チップ120を出し入れする開口部113が形成されて
いる。
【0036】ところで、伸縮可撓管継手100では、結
合ボルト106の本数が6本とされ、パッキング環10
7,108がゴム製とされているが、結合ボルト106
の本数は、複数本であれば良いので、2本以上であれば
良く、パッキング環107,108は、ゴム製に限定さ
れずテフロン等の合成樹脂製であっても良く、管路を輸
送される被輸送物の種類によっては水道管等に使用され
る繊維質のものであっても良い。
【0037】また、伸縮可撓管継手100では、6個の
チップ120を各被接続管101,102の外周面上で
周方向等間隔に配置して、ロックボルト111による被
接続管101,102への押圧力をバランスさせている
が、この押圧力をバランスさせる2個以上のチップ12
0の配置は、被接続管101,102の外周面上での周
方向等間隔の配置に限定されず、例えば、後述する伸縮
可撓管継手200のような配置であっても良い。
【0038】なお、伸縮可撓管継手100は請求項1及
び請求項2の両発明を併せて適用した実施の一例である
ので、伸縮可撓管継手100の収納部110には開口部
113が形成されているが、請求項1に係る伸縮可撓管
継手では、収納部110における開口部113の有無は
限定されていないので、収納部110が開口部113を
有していなくても良い。
【0039】次に、図3,図4及び図5を使用して、請
求項1,請求項2,請求項3及び請求項4の各発明を併
せて適用した実施の一例である伸縮可撓管継手200に
ついて説明する。ただし、伸縮可撓管継手200の説明
では、伸縮可撓管継手100と同一の部材には伸縮可撓
管継手100と同一の符号を使用し、伸縮可撓管継手1
00と同一の構造については説明を省略する。
【0040】伸縮可撓管継手200では、図3,図4,
図5に示されているように、締付環204,205とは
別体のロック環206,207に収納部210が形成さ
れ、両締付環204,205を互いに結合させる6本の
結合ボルト208中の4本の結合ボルト208によって
ロック環206,207が締付環204,205に着脱
自在に固着されて、締付環204,205に収納部21
0が付設されており、この収納部210には、ロック環
206,207を被接続管101,102の外側に遊嵌
させた状態で収納部210の外部から内部にチップ12
0を出し入れする開口部213が形成されている。
【0041】なお、各ロック環206,207は、その
軸方向に2分割されてロック片206a,206b,2
07a,207bに分割されており、各ロック片206
a,206b,207a,207bは、6本の結合ボル
ト208中の2本の結合ボルト208によって締付環2
04,205に着脱自在に固着され、連結ボルト211
によって互いに連結されている。
【0042】また、伸縮可撓管継手200では、各被接
続管101,102の外周面上にそれぞれ載置された4
個の各チップ120が、ロック環206,207をその
軸方向に2分割する分割線に対して線対称に2個づつ配
置されて、ロックボルト111による被接続管101,
102への押圧力をバランスさせている。
【0043】ところで、伸縮可撓管継手200は請求項
1,請求項2,請求項3及び請求項4の各発明を併せて
適用した実施の一例であるので、伸縮可撓管継手200
ではロック環206,207がその軸方向に分割されて
いるが、請求項3に係る伸縮可撓管継手では、ロック環
における軸方向への分割の有無は限定されていないの
で、ロック環が一体物であっても良い。
【0044】また、伸縮可撓管継手200では、収納部
210を有するロック環206,207が結合ボルト2
08によって締付環204,205に固着されて、締付
環204,205に収納部210が形成されているが、
請求項1に係る伸縮可撓管継手では、締付環204,2
05に収納部210が形成されていれば良いのであっ
て、締付環204,205への収納部210の形成方法
は限定されていないので、収納部210を有するロック
環206,207が溶接や接着あるいは結合ボルト20
8とは別のボルト等によって締付環204,205に固
着されて、締付環204,205に収納部210が形成
されていても良い。
【0045】更に、伸縮可撓管継手200では、締付環
204,205とは別体のロック環206,207が収
納部210を有し、ロック環206,207が締付環2
04,205に固着されて、締付環204,205に収
納部210が形成されているが、請求項1に係る伸縮可
撓管継手では、締付環204,205と収納部分とが個
別に製作され、この収納部分が溶接・接着又はボルト等
の手段によって締付環204,205に固着されて、締
付環204,205に収納部210が形成されていても
良い。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明では、被接続管における
その軸方向への摺動がロックボルトとチップの凸部との
当接によって阻止されるので、両被接続管間の間隔と、
各チップにおけるロックボルトの初期当接位置から凸部
までの距離とを設計的に設定することにより、予め設定
した範囲内で被接続管がその軸方向へ摺動することがで
き、その設定範囲を超えて被接続管をその軸方向へ摺動
させる外力が地震時等に被接続管に作用した場合には、
その外力に対抗して被接続管の摺動を阻止することがで
きる、という効果を奏する。
【0047】また、請求項1の発明では、チップの食い
込み歯の破断強度、チップの凸部の破断強度、ロックボ
ルトの破断強度等を設計的に設定することにより、ロッ
クボルトとチップの凸部との当接による最大阻止力を設
計的に設定することができるので、ロックボルトとチッ
プの凸部との当接によって被接続管の摺動を阻止した場
合であっても、管路で結ばれている貯槽,ポンプ,各種
弁機構等の主要機材が前記阻止に起因して破損する前
に、チップの食い込み歯,チップの凸部又はロックボル
ト等を破断させて、前記主要機材に破損が生じないよう
にすることができる、という効果も奏する。
【0048】また、請求項1の発明では、収納部に螺着
されたロックボルトによってチップの食い込み歯が被接
続管の外周面に圧接させられているので、ロックボルト
を所定のトルクで締め付けるだけで、チップの食い込み
歯を適切な圧力で被接続管の外周面に圧接させることが
でき、ロックボルトの締め付けトルクを調整するだけ
で、チップの食い込み歯を被接続管の外周面に圧接させ
る圧力を調整することもできる、という効果も奏する。
【0049】更に、請求項1の発明では、被接続管に遊
嵌されたソケット管及び締付環と被接続管との間に間隙
W5,W6(図2参照)を確保した状態で被接続管を接
続することができるので、被接続管が、チップとロック
ボルトとの当接部位を支点にして双矢印Z5,Z6方向
(図2参照)に撓曲可能である、という効果も奏する。
【0050】請求項2の発明では、伸縮可撓管継手で接
続されている被接続管を伸縮可撓管継手から取り外すこ
となく、収納部内へのチップの出し入れが可能になるの
で、伸縮可撓管継手を管路に使用した後であっても、伸
縮可撓管継手で接続されている被接続管を伸縮可撓管継
手から取り外すことなく、ロック片の点検・修理・交換
等ができる、という効果を奏する。
【0051】請求項3の発明では、図6図示の従来の伸
縮可撓管継手aにおける締付環g,hに結合ボルトを使
ってロック環を固着させることにより、この締付環g,
hに収納部を付設することができるので、従来の伸縮可
撓管継手aに何等の加工を施すことなく、この伸縮可撓
管継手aを請求項1又は請求項2に係る伸縮可撓管継手
に改造することができる、という効果を奏する。
【0052】請求項4の発明では、従来の伸縮可撓管継
手aが既に管路に使用されている場合であっても、伸縮
可撓管継手aで接続されている被接続管を伸縮可撓管継
手aから取り外すことなく、従来の伸縮可撓管継手aの
締付環g,hに結合ボルトを使ってロック環を固着させ
ることができるので、従来の伸縮可撓管継手aが既に管
路に使用されている場合であっても、伸縮可撓管継手a
で接続されている被接続管を伸縮可撓管継手aから取り
外すことなく、従来の伸縮可撓管継手aを請求項3に係
る伸縮可撓管継手に改造することができる、という効果
を奏する。
【0053】しかも、請求項4の発明では、従来の伸縮
可撓管継手aが使用されている管路内のガス,水,油等
の被輸送物を伸縮可撓管継手aから漏出させることな
く、伸縮可撓管継手aの締付環g,hに結合ボルトを使
ってロック環を固着させることができるので、従来の伸
縮可撓管継手aが既に管路に使用されている場合であっ
て、この管路内を前記被輸送物が輸送されているときで
あっても、この輸送を止めることなく、従来の伸縮可撓
管継手aを請求項3に係る伸縮可撓管継手に改造するこ
とができる、という効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の実施の一例を示す側面
図である。
【図2】図1に示すもののB−B線断面を一部非断面で
示す断面図である。
【図3】請求項1,請求項2,請求項3及び請求項4の
実施の一例を示す側面図である。
【図4】図3中のロック環を示す平面図である。
【図5】図3に示すもののC−C線断面を一部非断面で
示す断面図である。
【図6】従来品の一例を半分断面で示す正面図である。
【図7】従来品の他の一例を示す側面図である。
【図8】図7に示すもののA−A線断面図である。
【符号の説明】
100,200 伸縮可撓管継手 101,102 被接続管 101a,102a 両被接続管の互いに対向する管端 103 ソケット管 104,105,204,205 締付環 106,208 結合ボルト 107,108 パッキング環 110,210 収納部 111 ロックボルト 113,213 収納部の開口部 120 チップ 121 チップの食い込み歯 122 チップのロックボルト当接面 123 チップのロックボルト当接面における被接続管
の管端寄りの端部 124 チップのロックボルト当接面の他端部 125 チップの凸部 206,207 ロック環 S 両被接続管の間隔 X 被接続管の軸方向 X1 両被接続管が互いに離隔する軸方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の被接続管が間隔を開けて直列に配
    置され、被接続管の外側に遊嵌されたソケット管が両被
    接続管の互いに対向する管端に跨って配置され、被接続
    管の外側に遊嵌された2個の締付環が前記ソケット管の
    両側に配置されて複数本の結合ボルトで互いに結合さ
    れ、ソケット管の両端部内面と被接続管の外周面との間
    に挟装されたパッキング環が前記締付環によって被接続
    管の外周面に圧接させられて、各被接続管がその軸方向
    に摺動可能にシールされている伸縮可撓管継手におい
    て、各被接続管の外周面上に載置された2個以上の各チ
    ップが、被接続管の前記管端に向かって伸びる食い込み
    歯を有し、前記締付環に形成された収納部の内部に収納
    されて、両被接続管が互いに離隔する軸方向にのみ移動
    可能とされ、前記収納部に螺着されたロックボルトによ
    って前記食い込み歯を被接続管の外周面に圧接させら
    れ、その圧接による被接続管への押圧力をバランスさせ
    る位置に配置されており、各チップのロックボルト当接
    面が、被接続管の前記管端寄りの端部から他端部に向か
    って徐々に被接続管の外周面に近接するテーパ面とさ
    れ、該テーパ面におけるロックボルトの初期当接位置か
    ら離隔された前記管端寄りの端部には、ロックボルトに
    当接して被接続管の摺動を阻止する凸部が形成されてい
    ることを特徴とする伸縮可撓管継手。
  2. 【請求項2】 締付環に形成された収納部には、締付環
    を被接続管の外側に遊嵌させた状態で収納部の外部から
    内部にチップを出し入れする開口部が形成されている請
    求項1記載の伸縮可撓管継手。
  3. 【請求項3】 締付環とは別体のロック環に収納部が形
    成され、2個の締付環を互いに結合させる複数本の結合
    ボルト中の2本以上の結合ボルトによって前記ロック環
    が締付環に着脱自在に固着されて、締付環に収納部が付
    設されている請求項1又は請求項2記載の伸縮可撓管継
    手。
  4. 【請求項4】 ロック環がその軸方向に2分割以上に分
    割されている請求項3記載の伸縮可撓管継手。
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