JPH0725294Y2 - ディスプレイカートン - Google Patents
ディスプレイカートンInfo
- Publication number
- JPH0725294Y2 JPH0725294Y2 JP1988126803U JP12680388U JPH0725294Y2 JP H0725294 Y2 JPH0725294 Y2 JP H0725294Y2 JP 1988126803 U JP1988126803 U JP 1988126803U JP 12680388 U JP12680388 U JP 12680388U JP H0725294 Y2 JPH0725294 Y2 JP H0725294Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carton
- cover plate
- plate
- flap
- outer cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は厚紙、又は段ボール製のカートンに関し、特に
商品を輸送した後、店頭で開封してそのまま展示台とし
て使用するディスプレイカートンに関する。
商品を輸送した後、店頭で開封してそのまま展示台とし
て使用するディスプレイカートンに関する。
〈従来技術〉 従来からカートンの側板に長手方向にカットテープを設
け、店頭でこのカットテープを破断してカートンの上部
を取り除き、そのまま展示台として使用することが行わ
れている。
け、店頭でこのカットテープを破断してカートンの上部
を取り除き、そのまま展示台として使用することが行わ
れている。
しかしカットテープを側板の長手方向全長に亘って破断
しようとすると、途中で切れてしまうことも多く破断し
づらく、またこの破断面がジグザグ状になるため外観上
の見栄えが悪く、特に段ボールカートンの場合には破断
時に表面のライナーが剥がれてしまい印刷表示が消えて
しまう等展示台としてのディスプレイ効果に欠けるとい
う問題点がある。
しようとすると、途中で切れてしまうことも多く破断し
づらく、またこの破断面がジグザグ状になるため外観上
の見栄えが悪く、特に段ボールカートンの場合には破断
時に表面のライナーが剥がれてしまい印刷表示が消えて
しまう等展示台としてのディスプレイ効果に欠けるとい
う問題点がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 そこで本考案は、店頭等でカートン上部を簡単に取り除
くことができ、しかも破断面がきれいで外観上の見栄え
が良く、展示台としてのディスプレイ効果に優れたディ
スプレイカートンを提供する。
くことができ、しかも破断面がきれいで外観上の見栄え
が良く、展示台としてのディスプレイ効果に優れたディ
スプレイカートンを提供する。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は以上の課題を解決するためになされたもので、
天板、底板および側板により、角筒状胴部を形成するカ
ートンの対向する側板に破断部が形成され、その破断部
を破断することにより、カートン上部とカートン下部に
分断されるカートンにおいて、 前記側板の両開口端部にはそれぞれ内フラップが形成さ
れ、 前記天板および底板のそれぞれの両開口端には蓋フラッ
プが形成され、前記側板には、その側板両端近傍にそれ
ぞれ切り込みにより形成される始点と、その始点を結ぶ
略コ字状の切線とが形成され、前記破断部は前記始点か
ら内フラップの開放端に達して形成されており、前記内
フラップと蓋フラップとを折り込んでカートンを形成す
る際に、蓋フラップが内フラップに形成された前記破断
部を露出して接着されていることを特徴とするディスプ
レイカートンである。
天板、底板および側板により、角筒状胴部を形成するカ
ートンの対向する側板に破断部が形成され、その破断部
を破断することにより、カートン上部とカートン下部に
分断されるカートンにおいて、 前記側板の両開口端部にはそれぞれ内フラップが形成さ
れ、 前記天板および底板のそれぞれの両開口端には蓋フラッ
プが形成され、前記側板には、その側板両端近傍にそれ
ぞれ切り込みにより形成される始点と、その始点を結ぶ
略コ字状の切線とが形成され、前記破断部は前記始点か
ら内フラップの開放端に達して形成されており、前記内
フラップと蓋フラップとを折り込んでカートンを形成す
る際に、蓋フラップが内フラップに形成された前記破断
部を露出して接着されていることを特徴とするディスプ
レイカートンである。
また、前記側板には、破断部と底板との間に折線を介し
て形成された外覆板と、外覆板と破断部との間に、前記
略コ字状の切線に達する折線を介して形成される内覆板
とが形成され、底板と外覆板との間の折線を、外覆板と
内覆板との間の折線とをそれぞれ山折りし、略コ字状の
切線に達する折線を谷折りして側板を折り重ね、前記略
コ字状の切線を外覆板と内覆板とで覆うことを特徴とす
るディスプレイカートンである。
て形成された外覆板と、外覆板と破断部との間に、前記
略コ字状の切線に達する折線を介して形成される内覆板
とが形成され、底板と外覆板との間の折線を、外覆板と
内覆板との間の折線とをそれぞれ山折りし、略コ字状の
切線に達する折線を谷折りして側板を折り重ね、前記略
コ字状の切線を外覆板と内覆板とで覆うことを特徴とす
るディスプレイカートンである。
更に、前記切線が部分的につながっているつなぎを有し
ていることを特徴とするディスプレイカートンである。
ていることを特徴とするディスプレイカートンである。
〈実施例〉 本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は組立後の斜視部の要部拡大図、第2図はその断
面図、第3図は本考案の第2の実施例を内面から見た要
部斜視図、第4図は本考案の第1の実施例を示すディス
プレイカートンの展開図である。尚、各図において、同
じ番号は、同じか又は同等の構成要素を表すものとす
る。
面図、第3図は本考案の第2の実施例を内面から見た要
部斜視図、第4図は本考案の第1の実施例を示すディス
プレイカートンの展開図である。尚、各図において、同
じ番号は、同じか又は同等の構成要素を表すものとす
る。
本考案のディスプレイカートンの第1の実施例をまず第
4図の展開図により詳述すると、天板(1)、側板
(3)、底板(2)、側板(3)、のり代部(14)が順
次折線を介して連設され、天板(1)および底板(2)
の、上下両端には、蓋フラップ(11)がそれぞれ形成さ
れており、側板(3)の上下両端には内フラップ(12)
がそれぞれ形成されている。
4図の展開図により詳述すると、天板(1)、側板
(3)、底板(2)、側板(3)、のり代部(14)が順
次折線を介して連設され、天板(1)および底板(2)
の、上下両端には、蓋フラップ(11)がそれぞれ形成さ
れており、側板(3)の上下両端には内フラップ(12)
がそれぞれ形成されている。
側板(3)には、側板(3)の上下両端の内フラップ
(12)の両端を結ぶ1本の連続するカットテープによる
破断部(7)が設けられており、また、側板(3)の上
下両端の近傍には、それぞれI字形の切り込みにより形
成さる始点(a)と、その始点(a)とを結ぶ略コ字状
の切線(6)とが形成されており、前記始点(a)のI
字形は、破断部(7)に直交するように形成されてい
る。
(12)の両端を結ぶ1本の連続するカットテープによる
破断部(7)が設けられており、また、側板(3)の上
下両端の近傍には、それぞれI字形の切り込みにより形
成さる始点(a)と、その始点(a)とを結ぶ略コ字状
の切線(6)とが形成されており、前記始点(a)のI
字形は、破断部(7)に直交するように形成されてい
る。
また、側板(3)は、破断部(7)と前記底板(2)と
の間に折線を介して外覆板(5)が形成され、外覆板
(5)と破断部(7)と間に、前記略コ字状切線(6)
に達する折線(l)を介して内覆板(4)が形成され
る。
の間に折線を介して外覆板(5)が形成され、外覆板
(5)と破断部(7)と間に、前記略コ字状切線(6)
に達する折線(l)を介して内覆板(4)が形成され
る。
上記第4図の各板を組み立て、本考案のデイスプレイカ
ートンに組み立てるには、まず、底板(2)を底にして
折線を山折りして外覆板(5)を垂直に起立させ、外覆
板(5)と内覆板(4)との間の折線を山折りして、外
覆板(5)に内覆板(4)を折り重ね、内覆板(4)と
破断部(7)との折線(l)を谷折りして折り重ねる。
この時、始点(a)よりも内フラップ(12)寄りの側板
(3)の断面は、第2図のように、3重構造となる。さ
らに、略コ字状の切線(6)の大部分は外覆板(5)と
内覆板(4)により覆い隠される。
ートンに組み立てるには、まず、底板(2)を底にして
折線を山折りして外覆板(5)を垂直に起立させ、外覆
板(5)と内覆板(4)との間の折線を山折りして、外
覆板(5)に内覆板(4)を折り重ね、内覆板(4)と
破断部(7)との折線(l)を谷折りして折り重ねる。
この時、始点(a)よりも内フラップ(12)寄りの側板
(3)の断面は、第2図のように、3重構造となる。さ
らに、略コ字状の切線(6)の大部分は外覆板(5)と
内覆板(4)により覆い隠される。
また、本考案の第1の実施例においては、側板(3)を
3重構造になるように折り重ねた際に、そのままでは内
フラップ(12)も3重に折り重なるので、内フラップ
(12)が3重に折り重ならないように、内フラップ(1
2)に、内覆板(4)の幅と同じ幅の切り欠きを形成
し、内フラップ(12)を分断して小内フラップ(16)を
形成している。こうすることによって、内フラップ(1
2)の折り重なりは、2重となり、厚さがうすくなる。
そして、2重に折り重ねた後、内フラップ(12)の外面
側と、小内フラップ(16)の内面側を接着剤により接着
する。
3重構造になるように折り重ねた際に、そのままでは内
フラップ(12)も3重に折り重なるので、内フラップ
(12)が3重に折り重ならないように、内フラップ(1
2)に、内覆板(4)の幅と同じ幅の切り欠きを形成
し、内フラップ(12)を分断して小内フラップ(16)を
形成している。こうすることによって、内フラップ(1
2)の折り重なりは、2重となり、厚さがうすくなる。
そして、2重に折り重ねた後、内フラップ(12)の外面
側と、小内フラップ(16)の内面側を接着剤により接着
する。
そして、のり代部(14)を折り曲げ、天板(1)を折り
線を介して折り曲げ天板(1)の内面に、のり代部(1
4)を接着して筒状胴部を組み立てる。
線を介して折り曲げ天板(1)の内面に、のり代部(1
4)を接着して筒状胴部を組み立てる。
次に、側板両側に設けられた内フラップ(12)と、小内
フラップ(16)をそれぞれ内方に折り曲げ、蓋フラップ
(11)を内フラップ(12)と、小内フラップ(16)に接
着する。
フラップ(16)をそれぞれ内方に折り曲げ、蓋フラップ
(11)を内フラップ(12)と、小内フラップ(16)に接
着する。
この時、第1図のように、蓋フラップ(11)は、内フラ
ップ(12)に蓋フラップ(11)を接着した際に、内フラ
ップ(12)に形成された破断部(7)の部分が露出する
ように切欠(15)が設けられているので破断部(7)は
破断しやすくなる。
ップ(12)に蓋フラップ(11)を接着した際に、内フラ
ップ(12)に形成された破断部(7)の部分が露出する
ように切欠(15)が設けられているので破断部(7)は
破断しやすくなる。
このようにして、組み立てたディスプレイカートンは、
その4つの角部が接続して形成されているので、開封す
る際には、側板(3)の始点(a)から内フラップ(1
2)の開放端に向かってカットテープで破断部(7)を
破断し、4つの角部の接続を破断すれば、本実施例のカ
ートンは分断される。
その4つの角部が接続して形成されているので、開封す
る際には、側板(3)の始点(a)から内フラップ(1
2)の開放端に向かってカットテープで破断部(7)を
破断し、4つの角部の接続を破断すれば、本実施例のカ
ートンは分断される。
すなわち、4つの角部を分断すれば、あとは、始点
(a)(a)同士を結ぶ略コ字状の切線(6)が側板
(3)には設けられているので、ディスプレイカートン
上部を持ち上げれば、天板(1)を有するカートン上部
と、底板(2)を有するカートン下部とに分かれる。
(a)(a)同士を結ぶ略コ字状の切線(6)が側板
(3)には設けられているので、ディスプレイカートン
上部を持ち上げれば、天板(1)を有するカートン上部
と、底板(2)を有するカートン下部とに分かれる。
本考案の使用方法を説明すると、カートン内部に例えば
飲料容器等の商品を収納した後、封鎖し、小売店等に輸
送する。店頭で開封する際には、4つの角部の破断部
(7)を各々始点(a)から破断すると簡単にカートン
上部とカートン下部とに分けられる。カートン上部を取
り除いた後は、カートン下部がトレー状に残るので、そ
のまま商品を載置した状態で展示、販売することができ
る。
飲料容器等の商品を収納した後、封鎖し、小売店等に輸
送する。店頭で開封する際には、4つの角部の破断部
(7)を各々始点(a)から破断すると簡単にカートン
上部とカートン下部とに分けられる。カートン上部を取
り除いた後は、カートン下部がトレー状に残るので、そ
のまま商品を載置した状態で展示、販売することができ
る。
上記実施例によれば、カートン下部の分断口部は、ディ
スプレイカートンの4つの角部のみが、カットテープよ
る破断部となり、その他は外覆板(5)と内覆板(4)
との折線が露出することになるので、見た目がきれい
で、ディスプレイに適するものである。
スプレイカートンの4つの角部のみが、カットテープよ
る破断部となり、その他は外覆板(5)と内覆板(4)
との折線が露出することになるので、見た目がきれい
で、ディスプレイに適するものである。
また、上記実施例では、輸送中等に内容物が脱落するの
を防止するために、側板(3)を折り重ね、外覆板
(5)と内覆板(4)とで、略コ字状の切線(6)を覆
い、略コ字状の切線(6)が側板(3)の表面に露出し
ない構成にしたが、内容物が略コ字状の切線(6)から
脱落しない大きさのものであれば、必ずしも略コ字状の
切線(6)の表面を露出しない構造(側板を折り畳む構
造)にする必要はない。その場合でも、カットテープよ
る破断部は、ディスプレイカートンの4つの角部のみで
あり、下部カートンの分断口部は、予め形成された略コ
字状の切線(6)の切口が露出し、従来のカットテープ
等による分断口部よりもはるかにきれいである。
を防止するために、側板(3)を折り重ね、外覆板
(5)と内覆板(4)とで、略コ字状の切線(6)を覆
い、略コ字状の切線(6)が側板(3)の表面に露出し
ない構成にしたが、内容物が略コ字状の切線(6)から
脱落しない大きさのものであれば、必ずしも略コ字状の
切線(6)の表面を露出しない構造(側板を折り畳む構
造)にする必要はない。その場合でも、カットテープよ
る破断部は、ディスプレイカートンの4つの角部のみで
あり、下部カートンの分断口部は、予め形成された略コ
字状の切線(6)の切口が露出し、従来のカットテープ
等による分断口部よりもはるかにきれいである。
次に、本考案の第2の実施例について第3図を用いて説
明する。第2の実施例は、前述の第1の実施例と同様に
側板(3)は折り重ねられてた3重構造である。第2の
実施例の場合、略コ字状の切線(6)には部分的なつな
ぎ(b)を形成し、また、内覆板(4)を外覆板(5)
と側板(3)との間に折り畳み込んだ際に、略コ字状の
切線(6)が、底板(2)に達する構造となっている。
その他は、上記実施例と同等の構成とする。
明する。第2の実施例は、前述の第1の実施例と同様に
側板(3)は折り重ねられてた3重構造である。第2の
実施例の場合、略コ字状の切線(6)には部分的なつな
ぎ(b)を形成し、また、内覆板(4)を外覆板(5)
と側板(3)との間に折り畳み込んだ際に、略コ字状の
切線(6)が、底板(2)に達する構造となっている。
その他は、上記実施例と同等の構成とする。
詳述すると、第3図に示すように略コ字状の切線(6)
は、2つの始点(a)(a)から、下端部は側板(3)
と内覆板(4)との間の折線(l)を越えて内覆板
(4)まで達し、略W字形をなしている。その切線
(6)の中央の部分には、つなぎ(b)(b)が形成さ
れ、その間には上方に向かう半円弧状の切線が形成され
ている。
は、2つの始点(a)(a)から、下端部は側板(3)
と内覆板(4)との間の折線(l)を越えて内覆板
(4)まで達し、略W字形をなしている。その切線
(6)の中央の部分には、つなぎ(b)(b)が形成さ
れ、その間には上方に向かう半円弧状の切線が形成され
ている。
本考案の使用方法を説明すると、カートン内部に例えば
飲料容器等の商品を収納した後、封鎖し、小売店等に輸
送する。店頭で開封する際には、4つの角部の破断部
(7)を各々始点(a)から破断すれば、カートン上部
とカートン下部とをつないでいるのはつなぎ(b)だけ
となるので、あとはカートン上部(A)を手でひきあげ
ればつなぎ(b)が切断され、簡単にカートン上部
(A)を取り除くことができる。カートン上部(A)を
取り除いた後は、カートン下部(B)がトレー状に残る
ので、そのまま商品を載置した状態で展示、販売するこ
とができる。
飲料容器等の商品を収納した後、封鎖し、小売店等に輸
送する。店頭で開封する際には、4つの角部の破断部
(7)を各々始点(a)から破断すれば、カートン上部
とカートン下部とをつないでいるのはつなぎ(b)だけ
となるので、あとはカートン上部(A)を手でひきあげ
ればつなぎ(b)が切断され、簡単にカートン上部
(A)を取り除くことができる。カートン上部(A)を
取り除いた後は、カートン下部(B)がトレー状に残る
ので、そのまま商品を載置した状態で展示、販売するこ
とができる。
また、本実施例では側板(3)の下部が底板(2)に当
接するので、カートン上部(A)から力が加わったとし
ても、つなぎ部分(b)が不慮に破断してしまうことが
ない。
接するので、カートン上部(A)から力が加わったとし
ても、つなぎ部分(b)が不慮に破断してしまうことが
ない。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、4つの角部の破断部
を破断するだけでカートン上部を簡単に取り除くことが
でき、破断箇所が角部付近だけであるので破断部分が目
立たず、店頭等でそのまま展示台として使用しても外観
上の見栄えが良く、ディスプレイ効果に優れている。
を破断するだけでカートン上部を簡単に取り除くことが
でき、破断箇所が角部付近だけであるので破断部分が目
立たず、店頭等でそのまま展示台として使用しても外観
上の見栄えが良く、ディスプレイ効果に優れている。
請求項第2項によれば、切線が外覆板と内覆板の内側に
覆われるので、輸送中に切線部分から商品が脱落する危
険がなく、さらに側部を3重構造に接着するので、切線
があっても重量物を収納するのに十分な強度を有する。
覆われるので、輸送中に切線部分から商品が脱落する危
険がなく、さらに側部を3重構造に接着するので、切線
があっても重量物を収納するのに十分な強度を有する。
請求項第3項によれば、輸送中に側板と外覆板の間が剥
離する恐れがなく、開封する際は破断部を破断した後、
カートン上部を引き上げればつなぎが切断され、簡単に
取り除くことができる。また側部を3重構造にすればこ
のつなぎは外覆板と内覆板の内側に覆われるので、輸送
中に外力によって不慮に切断する恐れがなく、展示時に
はその切跡が表出せず外観上の見栄えが良好である。
離する恐れがなく、開封する際は破断部を破断した後、
カートン上部を引き上げればつなぎが切断され、簡単に
取り除くことができる。また側部を3重構造にすればこ
のつなぎは外覆板と内覆板の内側に覆われるので、輸送
中に外力によって不慮に切断する恐れがなく、展示時に
はその切跡が表出せず外観上の見栄えが良好である。
図面は、本考案の一実施例を示すもので、第1図は組立
後の斜視図の要部拡大図、第2図はその断面図、第3図
は本考案の第2の実施例を内面から見た要部斜視図、第
4図は本考案の第1の実施例を示すディスプレイカート
ンの展開図である。 (1)…天板、(2)…底板 (3)…側板、(4)…内覆板 (5)…外覆板、(6)…略コ字状の切線 (7)…破断部、(11)…蓋フラップ (12)…内フラップ (a)…始点、(b)…つなぎ (A)…カートン上部、(B)…カートン下部
後の斜視図の要部拡大図、第2図はその断面図、第3図
は本考案の第2の実施例を内面から見た要部斜視図、第
4図は本考案の第1の実施例を示すディスプレイカート
ンの展開図である。 (1)…天板、(2)…底板 (3)…側板、(4)…内覆板 (5)…外覆板、(6)…略コ字状の切線 (7)…破断部、(11)…蓋フラップ (12)…内フラップ (a)…始点、(b)…つなぎ (A)…カートン上部、(B)…カートン下部
Claims (3)
- 【請求項1】天板、底板および側板により角筒状胴部を
形成するカートンの対向する側板に破断部が形成され、
その破断部を破断することにより、カートン上部とカー
トン下部に分断されるカートンにおいて、 前記側板には両開口端にそれぞれ内フラップが形成さ
れ、前記天板および底板のそれぞれの両開口端には蓋フ
ラップが形成され、前記側板には、その側板両端近傍に
それぞれ切り込みにより形成される始点と、その始点を
結ぶ略コ字状の切線とが形成され、前記破断部は前記始
点から内フラップの開放端に達して形成されており、前
記内フラップと蓋フラップとを折り込んでカートンを形
成する際に、蓋フラップが内フラップに形成された前記
破断部を露出して接着されていることを特徴とするディ
スプレイカートン。 - 【請求項2】前記側板には、破断部と底板との間に折線
を介して形成された外覆板と、その外覆板と破断部との
間に、前記略コ字状の切線に達する折線を介して形成さ
れる内覆板とが形成され、底板と外覆板との間の折線
と、外覆板と内覆板との間の折線とをそれぞれ山折り
し、略コ字状の切線に達する折線を谷折りして側板を折
り重ね、前記略コ字状の切線を外覆板と内覆板とで覆う
ことを特徴とする請求項1記載のディスプレイカート
ン。 - 【請求項3】前記切線が部分的につながっているつなぎ
を有していることを特徴とする請求項1または請求項2
記載のディスプレイカートン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988126803U JPH0725294Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | ディスプレイカートン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988126803U JPH0725294Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | ディスプレイカートン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0248525U JPH0248525U (ja) | 1990-04-04 |
JPH0725294Y2 true JPH0725294Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31378653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988126803U Expired - Lifetime JPH0725294Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | ディスプレイカートン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725294Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5241000Y2 (ja) * | 1971-09-11 | 1977-09-16 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP1988126803U patent/JPH0725294Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0248525U (ja) | 1990-04-04 |
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