JPH07252792A - 製紙機械用ロール - Google Patents
製紙機械用ロールInfo
- Publication number
- JPH07252792A JPH07252792A JP956395A JP956395A JPH07252792A JP H07252792 A JPH07252792 A JP H07252792A JP 956395 A JP956395 A JP 956395A JP 956395 A JP956395 A JP 956395A JP H07252792 A JPH07252792 A JP H07252792A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- roll
- layer
- hardness
- jis
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゴム巻きロールの凹凸化と、振動トラブルの
防止を図る。 【構成】 外周面にゴム層を用いた製紙機械用ロールに
おいて、同外周面のゴム層を表層ゴム1と内層ゴム2の
2重構造とし、内層ゴム2のゴム質を表層ゴム1のゴム
質より軟質としてなるものである。
防止を図る。 【構成】 外周面にゴム層を用いた製紙機械用ロールに
おいて、同外周面のゴム層を表層ゴム1と内層ゴム2の
2重構造とし、内層ゴム2のゴム質を表層ゴム1のゴム
質より軟質としてなるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製紙機械プレス用ゴム巻
きロールの多角形化による振動トラブルを防止すること
に関する。また製紙機械ゲートロールにも利用できるも
のである。
きロールの多角形化による振動トラブルを防止すること
に関する。また製紙機械ゲートロールにも利用できるも
のである。
【図2】
【従来の技術】製紙機械のプレスパートは、加圧力によ
って湿紙を脱水する装置である。このプレスパートの中
には、図6(a)に示すようにフェルト11を用いて脱
水するプレスロール12と、図6(b)に示すようにフ
ェルト用いないで、仕上げ脱水用として用いられるスム
ーザロール13の2つのタイプがある。(a)のプレス
ロール12の場合は、JIS(A)硬度95°以上のウ
レタン系ゴム、(b)のスムーザロール13の場合は、
JIS(A)硬度90°前後のウレタン系ゴム、或いは
合成ゴム14,14′が各ロール表面に巻かれている。
また両ロールとも表面のゴム層のゴム厚は、20mm前後
である。15はロールセル、16はボトムロールを示
す。
って湿紙を脱水する装置である。このプレスパートの中
には、図6(a)に示すようにフェルト11を用いて脱
水するプレスロール12と、図6(b)に示すようにフ
ェルト用いないで、仕上げ脱水用として用いられるスム
ーザロール13の2つのタイプがある。(a)のプレス
ロール12の場合は、JIS(A)硬度95°以上のウ
レタン系ゴム、(b)のスムーザロール13の場合は、
JIS(A)硬度90°前後のウレタン系ゴム、或いは
合成ゴム14,14′が各ロール表面に巻かれている。
また両ロールとも表面のゴム層のゴム厚は、20mm前後
である。15はロールセル、16はボトムロールを示
す。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の製紙
機械プレスロール、スムーザロールなどのゴム巻きロー
ルでは、図2に示すように、ロール表面にゴムが巻かれ
ているが、これを高加圧かつ高速で運転すると、ゴムが
凹凸化し、振動トラブルを引き起こすことがあった。例
えばプレスロール12の場合、線圧100kgf/cm、運転
速度1200m/min以上、スムーザロール13の場合、
線圧45kgf/cm、運転速度1000m/min以上になる
と、振動トラブルが発生することがある。特にフェルト
を用いないスムーザロール13は、振動が発生し易く、
これが高速化のネックとなり、生産性の向上が期待でき
ずにスムーザロールは廃止の方向にある。またプレスロ
ール12の場合でも、振動トラブルによって高速運転が
できないことが多々あり、問題となっていた。
機械プレスロール、スムーザロールなどのゴム巻きロー
ルでは、図2に示すように、ロール表面にゴムが巻かれ
ているが、これを高加圧かつ高速で運転すると、ゴムが
凹凸化し、振動トラブルを引き起こすことがあった。例
えばプレスロール12の場合、線圧100kgf/cm、運転
速度1200m/min以上、スムーザロール13の場合、
線圧45kgf/cm、運転速度1000m/min以上になる
と、振動トラブルが発生することがある。特にフェルト
を用いないスムーザロール13は、振動が発生し易く、
これが高速化のネックとなり、生産性の向上が期待でき
ずにスムーザロールは廃止の方向にある。またプレスロ
ール12の場合でも、振動トラブルによって高速運転が
できないことが多々あり、問題となっていた。
【0003】ところで現在の振動トラブルに対する対策
としては、 (1)スムーザロールを使用しない。 (2)ロール直径を大きくする。 (3)凹凸化したゴム表層を再研磨して使用する。 (4)ゴム厚を薄くする。 などの対策がとられている。しかし(1)の場合、スム
ーザロール13は製品の高品質化にとっては不可欠であ
り、スムーザロールを用いないことは不可能である。
(2)の場合、コストアップを招き、(3)、(4)の
場合、研磨回数の点からゴムロールの寿命を短くするな
どの問題点があり、最も効果的な対策は未だ見当たらな
いのが現状である。本発明はゴム層を2重構造にすると
共に、ゴム硬度に工夫をこらすことにより、前記従来の
問題を解決しようとするものである。
としては、 (1)スムーザロールを使用しない。 (2)ロール直径を大きくする。 (3)凹凸化したゴム表層を再研磨して使用する。 (4)ゴム厚を薄くする。 などの対策がとられている。しかし(1)の場合、スム
ーザロール13は製品の高品質化にとっては不可欠であ
り、スムーザロールを用いないことは不可能である。
(2)の場合、コストアップを招き、(3)、(4)の
場合、研磨回数の点からゴムロールの寿命を短くするな
どの問題点があり、最も効果的な対策は未だ見当たらな
いのが現状である。本発明はゴム層を2重構造にすると
共に、ゴム硬度に工夫をこらすことにより、前記従来の
問題を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、外周
面にゴム層を用いた製紙機械用ロールにおいて、同外周
面のゴム層を表層と内層の2重構造とし、前記内層のゴ
ム層を表層のゴム層より軟質のゴム材で構成してなるも
ので、これを課題解決のための手段とするものである。
面にゴム層を用いた製紙機械用ロールにおいて、同外周
面のゴム層を表層と内層の2重構造とし、前記内層のゴ
ム層を表層のゴム層より軟質のゴム材で構成してなるも
ので、これを課題解決のための手段とするものである。
【0005】
【作用】本発明は、外周面のゴム層を2重構造にし、内
層のゴム層を表層のゴム層より軟質のゴム材で構成した
ことにより、ゴムロール表面の凹凸化が回避され、振動
トラブルが低減できる。これにより機械の高速運転が可
能になると共に、脱水率の向上、ドライヤ部のエネルギ
ー負担が減り、機械の省エネにも繋がる。
層のゴム層を表層のゴム層より軟質のゴム材で構成した
ことにより、ゴムロール表面の凹凸化が回避され、振動
トラブルが低減できる。これにより機械の高速運転が可
能になると共に、脱水率の向上、ドライヤ部のエネルギ
ー負担が減り、機械の省エネにも繋がる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1(a)は本発明の実施例を示す脱水ロールの横
断面図で、2層巻きゴムロールの実施例としてウレタン
系ゴム同士を接着した例を示す。プレスロールは、脱水
ロールとしての機能面から紙ばなれがよく、汚れの着き
にくいウレタン系ゴムが表層ゴム1として最適である。
またゴム表面には脱水率アップのため、グルーブと呼ば
れる溝が深さ2〜3mm程度刻設されている。従って表層
ゴム1はこの溝からつぶれないように95°以上(JI
S(A))の硬質ゴムが厚さ約4mm以上必要となる。脱
水ロールの場合には図1(b)の縦断面図に示すように
表層ゴム1の外周に溝が形成されている。この溝はリン
グ状のものを複条設けたもの、螺旋条にしたもの等があ
る。脱水ロールでない例えば図6(b)のスムーザロー
ル13では表面が平坦である。次に多角形化防止の面か
らはトータルとしてのゴムの硬さを下げることが必要で
あり、内層ゴム2は表層ゴム1より少なくとも5°以上
軟い85〜95°の軟質ゴムを使用する。多角形化防止
の観点から言うと、できるだけ軟質ゴムを使用するのが
理想ではあるが、ゴムを軟質化することにより内部発熱
の問題が生じるため、内層ゴム2は85°以上必要とな
る。一方トータルのゴム厚は、10〜15mm(ただし下
巻きは除く)で、12mmが標準となるため、軟質ゴム層
のゴム厚は、4〜8mm程度となる。
と、図1(a)は本発明の実施例を示す脱水ロールの横
断面図で、2層巻きゴムロールの実施例としてウレタン
系ゴム同士を接着した例を示す。プレスロールは、脱水
ロールとしての機能面から紙ばなれがよく、汚れの着き
にくいウレタン系ゴムが表層ゴム1として最適である。
またゴム表面には脱水率アップのため、グルーブと呼ば
れる溝が深さ2〜3mm程度刻設されている。従って表層
ゴム1はこの溝からつぶれないように95°以上(JI
S(A))の硬質ゴムが厚さ約4mm以上必要となる。脱
水ロールの場合には図1(b)の縦断面図に示すように
表層ゴム1の外周に溝が形成されている。この溝はリン
グ状のものを複条設けたもの、螺旋条にしたもの等があ
る。脱水ロールでない例えば図6(b)のスムーザロー
ル13では表面が平坦である。次に多角形化防止の面か
らはトータルとしてのゴムの硬さを下げることが必要で
あり、内層ゴム2は表層ゴム1より少なくとも5°以上
軟い85〜95°の軟質ゴムを使用する。多角形化防止
の観点から言うと、できるだけ軟質ゴムを使用するのが
理想ではあるが、ゴムを軟質化することにより内部発熱
の問題が生じるため、内層ゴム2は85°以上必要とな
る。一方トータルのゴム厚は、10〜15mm(ただし下
巻きは除く)で、12mmが標準となるため、軟質ゴム層
のゴム厚は、4〜8mm程度となる。
【0007】以上の理由から、表層ゴム1を95°(J
IS(A))以上とし、内層ゴム2を85°〜95°と
し、試実験を行った結果を図4,図5に示す。実験は図
3に示す実験装置を用い多角形化の判定は、軸受の振動
加速度並びに、表面のゴムの変形量から発生有無を調べ
た。図4は横軸に表層と内層との硬度差をとり、縦軸に
スピードアップの効果をとった場合に、表層ゴム1とし
てJIS(A)99°のゴムと、JIS(A)95°を
使用した場合の実験結果を示している。なお、内層ゴム
2は前記に示したように85°〜95°JIS(A)の
ゴムを使用し、ゴム厚比(内層ゴム層/総ゴム厚12mm)
は0.5とした。一方図5は、横軸にゴム厚比(内層ゴ
ムのゴム厚/総ゴム厚)、縦軸にスピードアップの効果
をとった場合に、表層と内層の硬度差を11°(表層9
9°、内層88°)と8°(表層99°、内層91°)
にした場合の実験結果を示す。なお、総ゴム厚は12mm
とした。
IS(A))以上とし、内層ゴム2を85°〜95°と
し、試実験を行った結果を図4,図5に示す。実験は図
3に示す実験装置を用い多角形化の判定は、軸受の振動
加速度並びに、表面のゴムの変形量から発生有無を調べ
た。図4は横軸に表層と内層との硬度差をとり、縦軸に
スピードアップの効果をとった場合に、表層ゴム1とし
てJIS(A)99°のゴムと、JIS(A)95°を
使用した場合の実験結果を示している。なお、内層ゴム
2は前記に示したように85°〜95°JIS(A)の
ゴムを使用し、ゴム厚比(内層ゴム層/総ゴム厚12mm)
は0.5とした。一方図5は、横軸にゴム厚比(内層ゴ
ムのゴム厚/総ゴム厚)、縦軸にスピードアップの効果
をとった場合に、表層と内層の硬度差を11°(表層9
9°、内層88°)と8°(表層99°、内層91°)
にした場合の実験結果を示す。なお、総ゴム厚は12mm
とした。
【0008】両図の結果から、表層と内層の硬度差をで
きるだけ多くとり、同じ硬度差ではゴム全体を軟質化す
ればする程、スピードアップの効果が期待できる。ただ
し、内層をあまり軟くすれば変形量も増え、内部発熱の
面から、溶融、剥離といった別の問題が生じるので、内
層ゴム2としては85°〜95°程度が適当と思われ
る。
きるだけ多くとり、同じ硬度差ではゴム全体を軟質化す
ればする程、スピードアップの効果が期待できる。ただ
し、内層をあまり軟くすれば変形量も増え、内部発熱の
面から、溶融、剥離といった別の問題が生じるので、内
層ゴム2としては85°〜95°程度が適当と思われ
る。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、直接的効果としては、ゴムロール表面の凹凸化が回
避され振動トラブルが低減される。その結果機械の高速
化を図ることができる。間接的効果としては、ゴムを軟
くするため、ニップ幅も拡がりプレス部での脱水率が向
上し、ドライヤー部のエネルギー負担が減り、製紙機械
の省エネにも役立つ。またゴム巻ロールの凹凸化がなく
なれば、製品の安定供給にも繋がる。
と、直接的効果としては、ゴムロール表面の凹凸化が回
避され振動トラブルが低減される。その結果機械の高速
化を図ることができる。間接的効果としては、ゴムを軟
くするため、ニップ幅も拡がりプレス部での脱水率が向
上し、ドライヤー部のエネルギー負担が減り、製紙機械
の省エネにも役立つ。またゴム巻ロールの凹凸化がなく
なれば、製品の安定供給にも繋がる。
【図1】本発明の1実施例に係る脱水ロールの断面図で
ある。
ある。
【図2】ゴムロールの凹凸化現象の説明図である。
【図3】トップロールとボトムロールからなる脱水ロー
ルの実験装置の説明図である。
ルの実験装置の説明図である。
【図4】硬度差とスピードアップの効果との関係におけ
る性能確認実験結果の説明図である。
る性能確認実験結果の説明図である。
【図5】ゴム厚比とスピードアップの効果との関係にお
ける性能確認実験結果の説明図である。
ける性能確認実験結果の説明図である。
【図6】従来の製紙機械を示す断面図である。
1 表層ゴム 2 内層ゴム 3 ロールセル
Claims (5)
- 【請求項1】 外周面にゴム層を用いた製紙機械用ロー
ルにおいて、同外周面のゴム層を表層と内層の2重構造
としてなることを特徴とする製紙機械用ロール。 - 【請求項2】 前記内層のゴム層を表層のゴム層より軟
質のゴム材で構成したことを特徴とする請求項1記載の
製紙機械用ロール。 - 【請求項3】 表層のゴム層にウレタン系で、JIS
(A)硬度95°以上の硬質のゴム材を使用し、内層の
ゴム層にJIS(A)硬度85°〜95°の軟質のゴム
材を使用してなることを特徴とする請求項2記載の製紙
機械用ロール。 - 【請求項4】 表層の硬質ゴム材と内層の軟質ゴム材と
の硬度差が、JIS(A)硬度で5°〜15°であるこ
とを特徴とする請求項3記載の製紙機械用ロール。 - 【請求項5】 ゴム層全体の層厚と内層の軟質ゴム材と
の層厚比が0.33〜0.67であることを特徴とする
請求項2記載の製紙機械用ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP956395A JPH07252792A (ja) | 1994-01-28 | 1995-01-25 | 製紙機械用ロール |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-8084 | 1994-01-28 | ||
JP808494 | 1994-01-28 | ||
JP956395A JPH07252792A (ja) | 1994-01-28 | 1995-01-25 | 製紙機械用ロール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07252792A true JPH07252792A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=26342525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP956395A Withdrawn JPH07252792A (ja) | 1994-01-28 | 1995-01-25 | 製紙機械用ロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07252792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005028884A1 (en) * | 2003-09-22 | 2005-03-31 | Metso Paper, Inc. | Damping arrangement for damping mechanical vibrations in a roll in a paper or board machine |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP956395A patent/JPH07252792A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005028884A1 (en) * | 2003-09-22 | 2005-03-31 | Metso Paper, Inc. | Damping arrangement for damping mechanical vibrations in a roll in a paper or board machine |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |