JPH07249357A - 衝撃検知用操作釦 - Google Patents

衝撃検知用操作釦

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JPH07249357A
JPH07249357A JP6038657A JP3865794A JPH07249357A JP H07249357 A JPH07249357 A JP H07249357A JP 6038657 A JP6038657 A JP 6038657A JP 3865794 A JP3865794 A JP 3865794A JP H07249357 A JPH07249357 A JP H07249357A
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Nobuo Nakajima
伸雄 中島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 与えた衝撃に応じて変化するディジタル信号
を出力する衝撃検知用操作釦を提供する。 【構成】 バネの偏倚力によって基台からわずかに浮き
上がった状態に支持され、衝撃が与えられることにより
沈み込む動作を行なう操作釦20と、この操作釦が沈み
込むとき操作釦を介して衝撃が与えられ、その衝撃の強
度に応じた電気信号を発生する感圧センサ40と、この
感圧センサの電気信号をAD変換するAD変換器52と
によって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばゲーム機等の入
力装置として利用することができる衝撃検知用操作釦に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりゲーム機の入力手段としては単
にオン、オフ式の複数のスイッチを選択的に操作し、画
像の状態を制御している。つまり、画面に映出されてい
る目標となる像を目的とする方向に移動させるとか、或
は相手の攻撃から逃げる等の制御を行なうために上向、
下向、右向、左向等の複数のスイッチが設けられ、これ
ら複数のスイッチを選択的に操作して像を目的とする方
向に移動させゲームを行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は単にオン、オフ
式のスイッチでゲームの入力を行なっているから、操作
量の強弱を入力することができない不都合がある。つま
り例えば目的とする像を操作量に比例させて飛上がらせ
たり、物体の像、例えばサイコロ等を操作量に比例させ
て転ろがしたりする制御を行なうことができない不都合
がある。
【0004】この発明の目的は操作量に比例した量の信
号をゲーム機等に入力することができる衝撃検知用操作
釦を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明ではバネの偏倚
力によって基台からわずかに浮き上がった状態に支持さ
れ、衝撃が与えられることにより沈み込む動作を行なう
操作釦と、この操作釦が沈み込むときこの操作釦を介し
て衝撃が与えられ、その衝撃の大小に応じた電気信号を
発生する感圧センサと、この感圧センサの電気出力をA
D変換するAD変換器とによって衝撃検知用操作釦を構
成したものである。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、操作釦に衝撃を与え
ることにより、この衝撃が操作釦を介して感圧センサに
与えられる。感圧センサは与えられた衝撃の大小に応じ
たレベルを持つアナログ信号を発生する。このアナログ
信号をAD変換し、ディジタル信号に変換することによ
り、ゲーム機、特にコンピュータ化されているゲーム機
に衝撃力に対応した値を持つディジタル信号を入力する
ことができる。
【0007】
【実施例】図1にこの発明の一実施例を示す。図中10
はゲーム機等の装置のパネル板を示す。このパネル板1
0に衝撃検知用操作釦を構成する基台11を取付ける。
基台11は図2に示すように例えば樹脂材によって円盤
状に形成され、背面側の軸芯位置に軸筒12が突出して
形成される。軸筒12の外周面には図2に示すように雄
ネジ12Aを形成し、この雄ネジ12Aにナット13を
螺合させ、ナット13と基台11の背面との間にパネル
板10を挟み付けて基台11と軸筒12をパネル板10
に取付ける。
【0008】基台11の上面に操作釦20がわずかに浮
いた状態に支持される。操作釦20はこの例では樹脂材
によって円盤状に成形したステム23と、このステム2
3の開口部に係合した拡散板22と、ステム23の上面
に被せられる透明カバー21とによって構成される。拡
散板22は基台11に装着した照明ランプ14の光を拡
散させるために設けられ、操作釦20の全体を均一に照
明するように構成した場合を示す。ステム23の背面に
は推動軸24を突設する。推動軸24の外径は軸筒12
の内径よりわずかに小さい径に選定し、軸筒12内で軸
筒12の軸芯方向に推動自在に支持される。
【0009】軸筒12の基台11側の端部に径の大きい
部分15を形成し、この径の大きい部分15に第1スプ
リング16を装着して操作釦20に基台11から浮き上
がる向の偏倚力を与える。推動軸24の下端には図2に
示すように突片24Aとこの突片24Aの先端に外向に
爪24Bを形成し、この爪24Bを軸筒12の下端に形
成した切欠12Bに係合させ、爪24Bによって操作釦
20を抜け止めする。この抜け止めにより操作釦20は
基台11から浮き上がっている量だけ沈み込むストロー
クが与えられる。このストロークは例えば3mm程度と
される。
【0010】推動軸24は円筒状とされ、その中空部分
に第2スプリング25を挿入する。第2スプリング25
の上端は操作釦20の背面に係合し、下端は推動軸24
の中空部に推動自在に装着したプッシャ30に係合し、
プッシャ30に下向に偏倚力を与える。推動軸24の下
端に孔24Cが例えば180°対向して形成され、この
孔24Cに抜け止めリング26に形成した爪26Aを係
合させる。従ってプッシャ30は第2スプリング25の
偏倚力によって下向に弾圧された状態で抜け止めリング
26によって抜け止めされる。プッシャ30は抜け止め
リング26の中空部を貫通して下向に突出した突起31
を有し、この突起31が軸筒12の下端に取付けた感圧
センサ40の感圧部41に衝合し、感圧センサ40に電
気信号を発信させる。感圧センサ40は一般によく使わ
れている感圧センサを用いることができる。感圧センサ
の電気的な特性としては圧力が0の状態で抵抗値が50
0kΩ以上あるのに対し、感圧部41に500g程度の
力を加えると抵抗値は約10〜50kΩ程度に減少す
る。圧力を1000gにすると抵抗値は約2〜8kΩ、
3000gでは400Ω〜1.5kΩ程度に減少する。
【0011】従って感圧センサ40を図3に示すように
固定抵抗器50と直列接続し、この固定抵抗器50と感
圧センサ40との直列回路に直流電圧を印加し、固定抵
抗器50に発生する電圧を取出すことにより、操作釦2
0から与えられる衝撃力を電気信号に変換した図4に示
す衝撃波信号SG1或はSG2を得ることができる。こ
の衝撃波信号SG1又はSG2のピーク値P1及びP2
は操作釦20に与えた衝撃力に比例し、そのピーク値に
応じてAD変換したディジタル変換出力信号を得ること
ができる。尚、衝撃波信号SG1及びSG2は感圧セン
サ40に衝撃が与えられている時間が極くわずかである
ため、パルスの時間幅がAD変換器52のAD変換周期
Tと比較して狭いため、衝撃波信号SG1及びSG2の
ままAD変換器に入力してもピーク値P1及びP2をA
D変換のタイミングでとらえることはむずかしい。
【0012】このため図3に示す例では感圧センサ40
で変換した衝撃信号SG1及びSG2をピークホールド
回路51でピークホールドし、そのピークホールド信号
PH1及びPH2をAD変換器52に入力しAD変換す
る構造とした場合を示す。この例ではピークホールド用
のコンデンサ53と並列に抵抗器53を接続し、この抵
抗器54によってピークホールド用コンデンサ53の充
電電圧を放電させ、ゼロ復帰させるように構成した場合
を示す。従ってピークホールド回路51のピークホール
ド信号は図4に曲線PH1及びPH2に示すようにコン
デンサ53と抵抗器54の時定数で決まる放電特性で減
衰する信号となる。このピークホールド信号PH1及び
PH2をAD変換器52に入力することにより、AD変
換器52ではピークホールド信号PH1又はPH2のピ
ーク値付近をAD変換のタイミングでとらえることがで
きる。
【0013】AD変換器52は例えば型式名TC509
0APと呼ばれる1チップ型AD変換器を用いることが
できる。このAD変換器によればアナログ入力を4ビッ
トの「0,0,0,0」〜「F,F,F,F」までの1
6段階に変化するディジタル信号に変換することができ
る。ピークホールド回路51及びAD変換器52は特に
図示しないがプリント基板等に実装され、このプリント
基板に図1に示すコード55とコネクタ56を通じて接
続される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による衝
撃検知用操作釦によれば、操作釦20に衝撃を与えるこ
とにより、推動軸24の先端に弾性的に支持したプッシ
ャ30の突起31が感圧センサ40の感圧部41に当接
し感圧センサ40に衝撃的に圧力を与える。感圧センサ
40に一定の電圧を印加しておくことにより、感圧セン
サ40を流れる電流が増加する。この電流の変化を感圧
センサ40に直列接続した固定抵抗器50の両端から電
圧信号として取出し、ピークホールド回路51でピーク
値をホールドし、このピークホールド値をAD変換器5
2でAD変換して取出すことによりアナログの衝撃波信
号をディジタル信号で出力することができる。このディ
ジタル信号の値は操作釦20に与える衝撃の強度に応じ
て変化する。従って例えばゲーム機等の入力信号として
利用することにより、操作釦20に与える衝撃の強さに
応じて画像に与える変化量を制御することができる。例
えばサイコロの転がる勢い。或は人物像が飛び上る量等
を衝撃に応じて制御することができ、ゲームをより一層
面白くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1に示した実施例の細部の構造を説明するた
めの分解斜視図。
【図3】この発明による衝撃検知用操作釦の電気的な構
成を説明するための接続図。
【図4】図3に示した電気回路から出力される衝撃波信
号の一例を示す図。
【符号の説明】
10 パネル板 11 基台 12 軸筒 12A 雄ネジ 12B 切欠 13 ナット 14 照明ランプ 15 径が大きい部分 16 第1スプリング 20 操作釦 21 透明カバー 22 拡散板 23 ステム 24 推動軸 24A 突片 24B 爪 24C 孔 25 第2スプリング 26 抜け止めリング 26A 爪 30 プッシャ 31 突起 40 感圧センサ 41 感圧部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.バネの偏倚力によって基台からわず
    かに浮き上がった状態に支持され、衝撃が与えられるこ
    とにより沈み込む動作を行なう操作釦と、 B.この操作釦が沈み込むとき操作釦を介して衝撃が与
    えられ、その衝撃の強度に応じた電気信号を発生する感
    圧センサと、 C.この感圧センサの電気信号をAD変換するAD変換
    器と、によって構成した衝撃検知用操作釦。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基台は軸芯位置に軸筒を
    有し、この軸筒の外周面に形成した雄ネジにナットを螺
    合させ、このナットと基台との間に装置のパネル板を挟
    み付けて上記基台をパネル板に取付けると共に上記軸筒
    に操作釦に突設した推動軸を挿入し、この推動軸と上記
    軸筒によって上記操作釦を浮き沈み方向に移動できるよ
    うに支持した構造としたことを特徴とする衝撃検知用操
    作釦。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の衝撃検知用操作釦におい
    て、上記軸筒の内部に圧縮偏倚されたバネを装着し、こ
    のバネの偏倚力によって上記操作釦を浮き上がった状態
    に支持する構造としたことを特徴とする衝撃検知用操作
    釦。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の衝撃検知用操作釦におい
    て、操作釦に突設した推動軸の先端にバネで偏倚力が与
    えられたプッシャを設け、このプッシャが感圧センサに
    衝撃を与える構造とした衝撃検知用操作釦。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の衝撃検知用操作釦におい
    て、感圧センサから出力される衝撃波信号をピークホー
    ルド回路でピークホールドし、このピークホールド回路
    の出力信号をAD変換器に与える構造とした衝撃検知用
    操作釦。
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