JPH07248113A - 燃焼排ガス供給装置 - Google Patents

燃焼排ガス供給装置

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JPH07248113A
JPH07248113A JP6813694A JP6813694A JPH07248113A JP H07248113 A JPH07248113 A JP H07248113A JP 6813694 A JP6813694 A JP 6813694A JP 6813694 A JP6813694 A JP 6813694A JP H07248113 A JPH07248113 A JP H07248113A
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JP
Japan
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fan
motor
exhaust gas
combustion exhaust
gas supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP6813694A
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English (en)
Inventor
Kunio Maruyama
邦男 丸山
Atsuo Yoshida
厚生 吉田
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼排ガス供給装置において、ファンを駆動
するモ−タ部に簡易な冷却手段を設けて熱によって損傷
を受けないようにする。 【構成】 パイプ13の一端13aを燃焼排ガス供給装
置1の側面1bに設けた外気取入口14に連通させる。
また他端13bをモ−タ9またはファンの軸に当たるよ
うに配設する。このためファンを回転させると、その吸
引力で外気がモ−タまたはファンの軸に当たり冷却でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料を燃焼させて発生
させた炭酸ガスや熱を用いて植物の育成促進や乾燥を行
う燃焼排ガス供給装置に係り、特に装置内のファンのモ
−タ部を冷却する冷却手段を備えた燃焼排ガス供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メロン、カキ等の果物やキュ
ウリ等の野菜等の植物の育成促進に利用される炭酸ガス
供給装置や、しいたけ等の植物の乾燥や塗装した鋼板等
を乾燥させる乾燥機が知られている。このうち炭酸ガス
供給装置は、装置内の燃焼室で、LPガス、灯油等の燃
料をバ−ナで燃焼させて主に炭酸ガスを発生させ、装置
内に設けたファンによりその炭酸ガスを強制的にダクト
を介して植物栽培用温室へ送る構造である。また上記乾
燥機においても、LPガス、灯油等の燃料をバ−ナで燃
焼させて熱を発生させ、装置内に設けたファンによりそ
の熱を強制的に乾燥室へ送り、その乾燥室内のしいたけ
や塗装したばかりの鋼板を乾燥させる構造である。そし
ていずれの場合にも、燃焼室に直結した室にモ−タ自体
が設けられているか、或はモ−タは別の室にあってもフ
ァンの軸が燃焼室に直結した構造の場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般にファ
ン自体は耐熱性に優れた材質なのでバ−ナで熱した熱が
当たっても問題ないが、ファンを駆動するモ−タまたは
ファンの駆動用の軸受は熱に弱いので、この熱の影響で
損傷を受け破損する等、寿命が短くなる欠点があった。
そこでモ−タ等に公知の冷却装置をつければよいが、従
来の冷却装置では高価であり、この種の燃焼排ガス供給
装置にはつけられないことがあった。本発明はこのよう
な状況に鑑みてなされたものであり、前記モータ等が熱
によって損傷を受けないように、簡易な冷却機構を備え
た燃焼排ガス供給装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の燃焼排ガス供給装置は、燃焼室内で燃料を
燃焼させて燃焼排ガスを発生させるバ−ナと、この燃焼
排ガスを燃焼室外へ送るファンを設け、前記ファンのモ
−タ部に冷却手段を設けたものである。またファンのモ
−タ部とは、ファンを駆動するモ−タ自体またはファン
の駆動用の軸受であり、冷却手段は例えば一端を外気と
連通し、他端を外気が直接モ−タまたはファンの軸に当
たるように配設したパイプとである。
【0005】
【作用】上記の構成により、ファンの回転により外気と
連通しているパイプから空気が吸引されて直接モ−タま
たはファンの軸に当たり、これらモ−タ等が冷却され
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は多翼ファンを用いた
本発明の燃焼排ガス供給装置の一実施例の斜視図、図2
は同正面図、図3は同側面図である。これらの図におい
て、符号1は燃料排ガス供給装置、2は燃焼室で、不図
示の燃料タンク等からLPガス等を送ってそのガスを燃
焼させ、熱と炭酸ガスを発生させている。3はその燃焼
室2のバ−ナ、4はバ−ナ3の点火装置やフレ−ムロッ
ド等のバ−ナユニット、5はバ−ナユニット4の上方に
設けた多翼ファンで、羽根車側板6、羽根7、羽根車主
板8等から構成されている。9は多翼ファン5を駆動す
るモ−タ、9aはその軸、10は前記バ−ナで発生させ
た炭酸ガスと熱を植物栽培用温室へ送るために炭酸ガス
供給装置1の側面1aに設けた排出口、11はコントロ
−ルボックス、12はタイマである。
【0007】13は前記モ−タ9の軸9aを冷却するた
めに設けたパイプで、その一端13aを多翼ファン5に
対抗する燃焼排ガス供給装置1の側面1bに設けた外気
取入れ口14に連通させ、他端13bを羽根車側板6内
のモ−タ9の軸9aに向けて配設したものである。この
パイプ13はモ−タ9の軸9aを外気により冷却するも
のであるから、その一端13bは必ずモ−タ9の軸9a
に向けて配設しなければならないが、他端側13aは外
気と連通させればよく、どこに外気取入れ口14を設け
ても問わない。また図のようにパイプ13は直線状に限
らず、湾曲したり折れ曲がっていてもよい。更にバ−ナ
3の熱が直接当たるので耐熱性の材質によるものである
ことは当然である。
【0008】次に、その動作について説明する。LPガ
スの燃料を燃焼室2内に送り、バーナ3で燃焼させる
と、燃焼室2内には熱と炭酸ガスが発生する。そしてモ
−タ9により多翼ファン5を回転させると、熱と炭酸ガ
スはファン5により強制的に吸引されて図1の矢示に示
すように排出口10を介して植物栽培用温室へと送られ
る。このとき、外気取入れ口14から外気がパイプ13
を介してモ−タ9の軸9aに向けられており、また多翼
ファン5の回転により生じる吸引力により外気が強制的
に吸引されてモ−タ9の軸9aに送られる。その結果、
高温の燃焼排ガスが直接モ−タ9の軸9aに当たること
を妨げることになるので、この熱によるモ−タ9の破損
をなくする利点がある。
【0009】図4は軸流ファンを用いた本発明の炭酸ガ
ス供給装置の他の実施例の正面図、図5は同側面図で、
これらの図において15は軸流ファン、16はそのモ−
タ、17はこのモ−タ16を冷却するために設けたパイ
プで、一端17aを軸流ファン15に対抗する側面1b
に設けた外気取入れ口14に連通させ、他端17bをモ
−タ16に向けて配設したものである。尚この他端17
bは好ましくは図4に示すように先端を広げてモ−タ1
6を覆い被るようにすることが望ましい。その他の箇所
は前記実施例と同一の符号を付したので、その説明は省
略する。この実施例でもLPガス等をバ−ナ3で燃焼さ
せて発生させた熱と炭酸ガスがモ−タ16で回転する軸
流ファン15により強制的に上方へ吸引され、金網1
8、排出口10を介して植物栽培用温室へ送られる。こ
のとき、外気取入れ口14から十分に冷えた外気がパイ
プ17の一端17aからモ−タ16の吸引力により強制
的にモ−タ16に向けて送られ、モ−タ16が冷却され
るものである。
【0010】図6は本発明の燃焼排ガス供給装置の第3
の実施例で、前記実施例では燃焼室の熱がモ−タの軸に
直接当たるために、その軸に向けて冷却用のパイプを設
置していた例を示したが、この実施例では燃焼室の熱が
当たるのはモ−タの軸ではなく、モ−タのベルトでファ
ンを駆動する場合にそのファンの軸が当たる場合で、具
体的にはしいたけ等の植物の乾燥や塗装した鋼板等を乾
燥させる乾燥機を示している。
【0011】この図において18は乾燥機、19は燃焼
室、20はバ−ナで不図示のLPガス燃料タンクからL
Pガスを燃焼室19内へ送り、バ−ナ20で燃焼させて
いる。21は送風機、22はそのファンで、モ−タ23
からベルト24を介して駆動させ、その吸引力で乾燥室
25へ熱を送るものである。そしてこの乾燥室25内に
は、しいたけや塗装した鋼板を納められていて熱で乾燥
させるものである。
【0012】26はファン22の駆動用の軸受、27は
ファンの軸29を介してその軸受26を冷却するために
一端27aを燃焼室19の側面19aに設けた外気取り
入れ口28と連通し、他端を外気が直接ファンの軸29
に当たるように配設したパイプである。このパイプ27
は前記実施例のパイプ13と同様、ファン22の軸29
を外気により冷却するものであるから、その一端27b
は必ず軸29に向けて配設しなければならないが、他端
側は外気と連通させればよく、またその形状を問わない
のは前記と同様である。この軸も燃焼室に直結している
ためその熱で軸受が破損するおそれがあるが、実施例に
ように外気がパイプを通して軸に当たるようにしたの
で、前記実施例と同様軸受が十分に冷却されて、破損す
るおそれがない利点がある。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記に説明したように、燃焼室
内で燃料を燃焼させて炭酸ガスを発生させるバ−ナと、
この炭酸ガスを燃焼室外へ送るファンを設けた炭酸ガス
供給装置において、このファンを駆動するモ−タまたは
ファン駆動用の軸受に冷却手段を設けたから、炭酸ガス
と一緒に発生する熱によりモ−タや軸受が焼けて損傷す
ることがなくなる効果がある。またその冷却手段として
パイプを用いると、モ−タの吸引力で外気が強制的に吸
引されるので冷却のために特別の駆動手段を必要とせ
ず、構造が簡単で安価であり、従来の炭酸ガス供給装置
にパイプをつけるだけの構造であるから簡便に極めて実
用性に富み、乾燥機、熱風発生器等種々の燃焼排ガスを
利用する機器に応用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃焼排ガス供給装置の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1に示す燃焼排ガス供給装置の正面図であ
る。
【図3】図1に示す燃焼排ガス供給装置の側面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例における燃焼排ガス供給装
置の正面図である。
【図5】図4に示す燃焼排ガス供給装置の側面図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施例における燃焼排ガス供給
装置の平面図である。
【符号の説明】
1 炭酸ガス供給装置 2・19 燃焼室 3・20 バ−ナ 5 多翼ファン 15 軸流ファン 9・23 モ−タ 13・17・27 パイプ 14・28 外気取り入れ口 18 乾燥機 29 ファンの軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼室内で燃料を燃焼させて燃焼排ガスを
    発生させるバ−ナと、この燃焼排ガスを燃焼室外へ送る
    ファンを設けた燃焼排ガス供給装置において、 前記ファンのモ−タ部に冷却手段を設けたことを特徴と
    する燃焼排ガス供給装置。
  2. 【請求項2】前記ファンのモ−タ部は、ファンを駆動す
    るモ−タまたはファンの駆動用の軸受である請求項1記
    載の燃焼排ガス供給装置。
  3. 【請求項3】前記冷却手段は一端を外気と連通し、他端
    を外気が直接モ−タまたはファンの軸に当たるように配
    設したパイプである請求項1記載の燃焼排ガス供給装
    置。
JP6813694A 1994-03-14 1994-03-14 燃焼排ガス供給装置 Pending JPH07248113A (ja)

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JP6813694A JPH07248113A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 燃焼排ガス供給装置

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JP6813694A JPH07248113A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 燃焼排ガス供給装置

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JPH07248113A true JPH07248113A (ja) 1995-09-26

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JP6813694A Pending JPH07248113A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 燃焼排ガス供給装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454310A (en) * 1977-10-07 1979-04-28 Fuji Electric Co Ltd Cooling apparatus for device installed inside heat air pathway in which air is blown by blower
JPH0613438B2 (ja) * 1985-03-08 1994-02-23 日本電信電話株式会社 硫化亜鉛膜の作製方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5454310A (en) * 1977-10-07 1979-04-28 Fuji Electric Co Ltd Cooling apparatus for device installed inside heat air pathway in which air is blown by blower
JPH0613438B2 (ja) * 1985-03-08 1994-02-23 日本電信電話株式会社 硫化亜鉛膜の作製方法

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