JPH07247214A - β−アミロイド生成および/または沈着の抑制剤 - Google Patents

β−アミロイド生成および/または沈着の抑制剤

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JPH07247214A
JPH07247214A JP3815394A JP3815394A JPH07247214A JP H07247214 A JPH07247214 A JP H07247214A JP 3815394 A JP3815394 A JP 3815394A JP 3815394 A JP3815394 A JP 3815394A JP H07247214 A JPH07247214 A JP H07247214A
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JP
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pyridine
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thenoyl
alkyl
hydrogen
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Application number
JP3815394A
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English (en)
Inventor
Toru Nakajima
透 中島
Akira Kato
顕 加藤
Atsushi Fukushige
篤 福成
Yuji Ono
雄二 小野
Takanori Oe
孝範 大江
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Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 2−(8−ジメチルアミノオクチルチオ)−
3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジン・ク
エン酸塩などの化合物からなるβ−アミロイド生成およ
び/または沈着の抑制剤。 【効果】 本発明は、β−アミロイドの生成および/ま
たは沈着を抑制することにより、アルツハイマー病、一
般の老化に伴う痴呆症状、さらに虚血性脳障害や頭部外
傷などによる中枢性神経疾患を予防し、治療する薬剤な
らびに神経細胞障害の進行を防止し、かつ治療する薬剤
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、β−アミロイド生成お
よび/または沈着の抑制剤に関する。より詳しくはβ−
アミロイド生成および/または沈着を抑制することによ
り、アルツハイマー病、一般の老化に伴う痴呆症状、さ
らに虚血性脳障害や頭部外傷などによる中枢性神経疾患
を予防し、治療する薬剤ならびに神経細胞障害の進行を
防止し、かつ治療する薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術】β−アミロイドは、1984年アルツハ
イマー病患者剖検脳および末梢組織から単離、精製され
た分子量約4kDのペプチドであり、老人斑と呼ばれる
組織変性成分の主成分である。このβ−アミロイドの沈
着はアルツハイマー病、ダウン症等に多く出現するが、
他疾患では老化脳や頭部外傷脳の所見として以外には認
められない。
【0003】アルツハイマー病に関連して痴呆症状を引
き起こす原因はいくつか存在することが遺伝学的、疫学
的研究から知られている(St George-Hyslop,P.H.et a
l.Nature(1990)347,194-197) が、アルツハイマー病や
ダウン症の患者の脳内にβ−アミロイドの沈着が起こっ
ていること(Masters,C.L.,Simms,G.,et al.Proceedings
of National Academy of Science,USA(1985)82,4245-42
49) 、頭部外傷患者の脳にβ−アミロイドの沈着が起こ
っていること(Roberts,G.W.,et al.The Lancet(1991)33
8,1422-1423)や、β−アミロイドが細胞毒性を示すこと
(Yankner,B.A.,etal.Science(1989)245,417-420) 、β
−アミロイドがプロリルエンドぺプチダーゼにより、そ
の前駆蛋白から切り出されうること(Ishiura,S.,et al.
FEBS Lett.(1990)260,131-134 )、さらには遺伝性の家
族性アルツハイマー病患者由来の細胞ではβ−アミロイ
ドの生成が亢進していること(Selkob,D.J.,et al.Natur
e(1992)360,672-674) などの事実から、β−アミロイド
の脳内への沈着がアルツハイマー病を引き起こす重要な
原因であるという見方が強く支持されている。
【0004】以上の事実から、β−アミロイド生成抑制
剤がアルツハイマー病をはじめ、種々の中枢性神経疾患
に対して有効な治療薬となることが期待されている。従
来よりピリジン化合物が医薬として有用であることは知
られている。たとえば、抗不安作用(特開昭56−10
0765号公報)、抗潰瘍作用(特開昭61−9117
2号公報)、プロリルエンドぺプチダーゼ阻害作用(特
開平2−275858号公報)、神経成長因子産生促進
作用(特開平4−352721号公報)、シナプトソー
ムCa流入抑制作用(特開平6−16638号公報)な
どを有するピリジン化合物が報告されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】β−アミロイドの生成
および/または沈着を抑制する化合物はこれまで報告さ
れていない。従って、β−アミロイドの生成を阻害する
化合物が切望されている。また、ピリジン化合物がβ−
アミロイド生成および/または沈着抑制作用を有するこ
とも知られていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】現在、種々のβ−アミロ
イド関連遺伝子を導入したトランスジェニック動物の開
発が試みられているが、比較的短期間のうちにβ−アミ
ロイドを再現性よく自然発症させ、記憶学習障害などの
症状を惹起せしめるに至っていない。ところが、従来よ
り老化促進マウスとして知られていた一群のマウス変異
株の内、記憶学習障害を伴うP8系統において、ヒト由
来のβ−アミロイドと免疫学的に交叉するペプチドが脳
内に顆粒状に沈着していることが報告された(Takemur
a,M.,et al.American Journal of Pathology (1993)14
2,1887-1897 ) 。このことは、本系統の老化促進マウス
がβ−アミロイド生成および/または沈着抑制作用を評
価する上で、有用な実験モデルとなることを示してい
る。そこで、本発明者らは、β−アミロイド生成沈着抑
制剤の開発を目的とし、老化促進マウスを用いて鋭意検
討を行った。その結果、ある種のピリジン化合物にβ−
アミロイドの生成および/または沈着を抑制する作用が
あることを見いだし、本発明を完成するに至った。すな
わち、本発明は、一般式
【0007】
【化5】
【0008】〔式中、R1 ,R2 は同一または異なって
水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシまたは置換して
いてもよいフェニルを示すか、あるいはR1 ,R2 は互
いに結合してピリジン環とともにキノリンまたは5,
6,6,7,8−テトラヒドロキノリンを形成してもよ
く、Arは置換していてもよいアリールまたはヘテロア
リールを、Tは−CO−,−CHOH−または−CH2
−を、Yは単結合または鎖内に二重結合を有していても
よいアルキレンを、Wは式
【0009】
【化6】
【0010】(ここで、R3 ,R4 は同一または異なっ
て水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシまたは置換し
ていてもよいフェニルを、Xは−O−,−S−または−
N(R 5 )−(R5 は水素、アルキルまたはアシルを示
す)を、Zは単結合、−O−,−S−または−N
(R6 )−(R6 は水素、アルキルまたはアシルを示
す)または−CON(R7 )−(R7 は水素、アルキル
またはアシルを示す)を、Aはアルキレンを、Bはアル
コキシカルボニル、カルボキシル、水酸基、−N
(R8 )(R9 )(R8 ,R9 は同一または異なって水
素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アシルまたは置換
していてもよいアラルキルもしくはヘテロアラルキルを
示すか、あるいは隣接する窒素原子と結合して複素環を
形成する基を示す)または−CON(R10)(R11
(R10,R11は同一または異なって水素、アルキル、ヒ
ドロキシアルキル、アシルまたは置換していてもよいア
ラルキルもしくはヘテロアラルキルを示すか、あるいは
隣接する窒素原子と結合して複素環を形成する基を示
す)により表される基、あるいは式
【0011】
【化7】
【0012】(ここで、R12,R13は同一または異なっ
て水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アシル、置換
していてもよいフェニルまたは置換していてもよいアラ
ルキルもしくはヘテロアラルキルを示すか、あるいは隣
接する窒素原子と結合して複素環を形成する基を示す。
Pは−O−,−S(O)p−(pは0〜2の整数を示
す)、−N(R14)−(R14は水素、アルキルまたはア
シルを示す)または−N(R15)CO−(R15は水素、
アルキルまたはアシルを示す)を、Qはアルキレン、環
状アルキレン、酸素または硫黄が介在したアルキレンま
たは末端にカルボニルを有するアルキレンを示す)によ
り表される基、または式
【0013】
【化8】
【0014】(ここで、nは3〜5の整数を示す)によ
り表される基を示す〕により表されるピリジン化合物、
その塩またはそのプロドラッグ化合物からなるβ−アミ
ロイド生成および/または沈着の抑制剤に関する。
【0015】本明細書中、ハロゲンとは塩素、臭素、フ
ッ素、ヨウ素を、アルキルとは炭素数1〜8個の直鎖ま
たは分枝鎖状のアルキルであって、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブ
チル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、ノニル、デシル
などを、アルコキシとは炭素数1〜8個の直鎖または分
枝鎖状のアルコキシであって、メトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、
第3級ブトキシ、ぺンチルオキシ、ヘキシルオキシ、オ
クチルオキシなどを、置換していてもよいフェニルと
は、フェニルまたは置換基としてハロゲン、アルキル、
アルコキシ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、アミ
ノ、ニトロ、シアノの1〜3個を有するフェニル(クロ
ロフェニル、ジフルオロフェニル、メチルフェニル、ト
リメトキシフェニル、ジヒドロキシフェニル、トリフル
オロメチルフェニル、ジ第3級ブチルヒドロキシフェニ
ル、アミノフェニル、ニトロフェニル、シアノフェニル
など)を、置換していてもよいアリールとは、フェニ
ル、ナフチルなど、または置換基としてハロゲン、アル
キル、ヒドロキシ、アルコキシ、トリフルオロメチル、
アルキルチオ(炭素数1〜8個の直鎖または分枝鎖状の
アルキルチオであって、メチルチオ、エチルチオ、プロ
ピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブチル
チオ、第3級ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチ
オ、オクチルチオなどである)、アルキルスルフィニル
(炭素数1〜8個の直鎖または分枝鎖状のアルキルスル
フィニルであって、メチルスルフィニル、エチルスルフ
ィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィ
ニル、ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、
第3級ブチルスルフィニル、ぺンチルスルフィニル、ヘ
キシルスルフィニル、オクチルスルフィニルなどであ
る)、アルキルスルホニル(炭素数1〜8個の直鎖また
は分枝鎖状のアルキルスルホニルであって、メチルスル
ホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソ
プロピルスルホニル、ブチルスルホニル、イソブチルス
ルホニル、第3級ブチルスルホニル、ぺンチルスルホニ
ル、ヘキシルスルホニル、ヘプチルスルホニル、オクチ
ルスルホニルなどである)、アミノ、ニトロ、シアノの
1〜3個を有するフェニル、ナフチル(クロロフェニ
ル、ジフルオロフェニル、メチルフェニル、トリメトキ
シフェニル、ジヒドロキシフェニル、ジ第3級ブチルヒ
ドロキシフェニル、トリフルオロメチルフェニル、メチ
ルチオフェニル、メチルスルフィニルフェニル、アミノ
フェニル、ニトロフェニル、シアノフェニル、メトキシ
ナフチルなど)を、置換していてもよいヘテロアリール
とはフリル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル、オキ
サゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾ
リル、ピラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリ
ル、ピリジル、ピリダジニル、ピラジニル、インドリ
ル、ベンズイミダゾリル、ベンズオキサゾリル、ベンズ
チアゾリルなど、または置換基としてハロゲン、アルキ
ル、ヒドロキシ、アルコキシ、トリフルオロメチル、ア
ルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニ
ル、アミノ、ニトロ、シアノの1〜3個を有するフリ
ル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリ
ル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、
ピラゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリ
ジル、ピリダジニル、ピラジニル、インドリル、ベンズ
イミダゾリル、ベンズオキサゾリル、ベンゾチアゾリル
など、アシルとは炭素数2〜5個の直鎖または分枝鎖状
アルカノイルであって、アセチル、プロピオニル、ブチ
リル、ピバロイル、バレリルなどを、アルコキシカルボ
ニルにおけるアルコキシ部は炭素数1〜8個の直鎖また
は分枝鎖状アルコキシであって、メトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロ
ポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシ
カルボニル、第3級ブトキシカルボニル、ぺンチルオキ
シカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル、オクチルオ
キシカルボニルなどを、ヒドロキシアルキルにおけるア
ルキル部は炭素数1〜8個の直鎖または分枝鎖状アルキ
ルであって、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチ
ル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、
5−ヒドロキシキぺンチル、6−ヒドロキシヘキシル、
8−ヒドロキシオクチルなどを、置換していてもよいア
ラルキルもしくはヘテロアラルキルとは、置換基として
ハロゲン、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、トリフ
ルオロメチル、アミノ、ニトロ、シアノを1〜3個有し
ていてもよいベンジル、ジフェニルメチル、2−フェニ
ルエチル、1−フェニルエチル、2−ヒドロキシ−2−
フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェニル
ブチル、6−フェニルヘキシル、8−フェニルオクチ
ル、2−ピリジルメチル、3−ピリジルメチル、4−ピ
リジルメチル、2−(2−ピリジル)エチルなど、置換
していてもよい窒素含有複素環アルキルとは、置換基と
してN位にアルキル、ヒドロキシアルキル、置換してい
てもよいフェニルアルキルを有していてもよい2−ピロ
リジニルメチル、2−ピぺリジルメチルなどを、置換し
ていてもよい窒素含有複素環基とは、置換基としてアル
キル、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、置換していて
もよいフェニルアルキルもしくはフェノキシアルキルを
有していてもよい2−ピロリジニル、4−ピペリジルな
どを、隣接する窒素原子と結合して形成される複素環と
は1−ピロリジニル、2−オキソ−1−ピロリジニル、
ピペリジノ、1−ピぺラジニル、1−ホモピぺラジニ
ル、モルホリノ、チオモルホリノ〔これらはホルミル、
アルキル、アシル、置換基を有していてもよいアラルキ
ルもしくはヘテロアラルキル、カルバモイル、モノもし
くはジ置換カルバモイル、窒素含有複素環(ピペリジ
ノ、1−ピロリジニル、1−ピペラジニル等)、置換基
を有していてもよいフェニル、アミノ、モノもしくはジ
置換アミノ、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、モ
ノもしくはジ置換アミノアルキルなどで置換されていて
もよく窒素含有複素環とスピロ縮合していてもよい(た
とえば、3−オキソ−1−チア−4,8−ジアザスピロ
〔4.5〕デカン−8−イル、2−オキソ−1,2,
3,5,6,7,8,8a−オクタヒドロイミタゾ
〔1,2−a〕ピリジン−3−スピロ−4’−ピぺリジ
ノなど)〕などを、鎖内に二重結合を有していてもよい
アルキレンとは、炭素数1〜8個の直鎖または分枝鎖状
のアルキレンであって、メチレン、エチレン、トリメチ
レン、プロピレン、テトラメチレン、ぺンタメチレン、
ヘキサメチレン、オクタメチレン、ビニレン、ブタジエ
ン、ヘキサトリエンなど、アルキレンとは炭素数1〜1
0個の直鎖または分枝鎖状のアルキレンであって、メチ
レン、エチレン、トリメチレン、プロピレン、テトラメ
チレン、ぺンタメチレン、ヘキサメチレン、オクタメチ
レン、デカメチレンなどを、環状アルキレンとは、シク
ロプロピレン、シクロぺンチレン、シクロヘキシレンな
どを、酸素または硫黄が介在したアルキレンとは、−C
2 O(CH2 3 −,−(CH2 2 S(CH2 3
−などを、末端にカルボニルを有するアルキレンとは、
1−オキソテトラメチレン、1−オキソぺンタメチレ
ン、1−オキソヘキサメチレン、1−オキソオクタメチ
レン、1−オキソデカメチレンなどを意味する。
【0016】酸付加塩としては塩酸、臭化水素酸、硫
酸、硝酸、燐酸などの無機酸との塩またはp−トルエン
スルホン酸、メタンスルホン酸、クエン酸、乳酸、マレ
イン酸、フマル酸、酒石酸などの有機酸との塩があげら
れる。また、水和物(1水和物、1/2水和物、1/4
水和物、3/2水和物など)も包含される。
【0017】一般式(I)の化合物のプロドラッグ化合
物としては、水酸基またはカルボキシル基が公知の生体
内で加水分解しうる基に変換されているものを指し、通
常水酸基の場合、アシル基(アセチル、トリフルオロア
セチル、ベンゾイルなど)などが、また、カルボキシル
基の場合、4−メチル−1,3−ジオキソレン−5−イ
ル基、ピバロイルオキシメチル基、1−エトキシカルボ
ニルオキシエチル基、アセトキシメチル基などが含まれ
る。
【0018】また、本発明の一般式(I)で表される化
合物は、光学異性体の存在するものも含まれるが、本発
明はこれらの個々の異性体およびこれらの混合物のいず
れをも包含するものである。ラセミ化合物を分割する必
要がある場合には、分別結晶、種々のクロマトグラフィ
ーなどの公知の手段が利用できる。
【0019】本発明のピリジン化合物は、特開平2−2
75858号公報および特開平6−16638号公報に
記載の方法により製造することができる。
【0020】本発明の化合物としては、以下の化合物が
例示される。 (1) 2−〔4−(2−ジメチルアミノエチル)フェ
ノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン・1/2フマ
ル酸塩、融点147〜150℃ (2) 2−〔4−(6−ジメチルアミノヘキシルオキ
シ)フェノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン・フ
マル酸塩、融点98〜101℃ (3) 3−シンナモイル−2−〔4,5−ジクロロ−
2−(2−ジメチルアミノエトキシ)フェノキシ〕ピリ
ジン・塩酸塩、融点169〜171℃ (4) 2−〔4−(3−ジメチルアミノプロポキシ)
フェノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン・フマル
酸塩・1/2水和物、融点96〜99℃ (5) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)−3
−(2−テノイル)ピリジン、融点69〜71℃
【0021】(6) 2−〔6−(N−ベンジル−N−
メチルアミノ)ヘキシルオキシ〕−3−(2−テノイ
ル)ピリジン・フマル酸塩、融点122〜124℃ (7) 3−(4−クロロベンゾイル)−2−(4−ジ
エチルアミノ−1−メチルブチルアミノ)ピリジン・シ
ュウ酸塩、融点72〜73℃ (8) 2−〔4−(2−オキソピロリジン−1−イ
ル)ブチリルアミノ〕−3−(2−テノイル)ピリジ
ン、融点149〜151℃ (9) 2−(6−モルホリノヘキサノイルアミノ)−
3−(2−テノイル)ピリジン・フマル酸塩、融点14
3〜145℃ (10) 2−(6−アセチルアミノヘキサノイルアミ
ノ)−3−(4−クロロベンゾイル)ピリジン、融点1
17〜119℃
【0022】(11) 2−(6−アミノヘキシルオキ
シ)−3−(2−テノイル)ピリジン・マレイン酸塩、
融点120〜121℃ (12) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−ピコリノイルピリジン・3/2フマル酸塩、融点
132〜134℃ (13) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(2−テノイル)ピリジン・3/2フマル酸塩、
融点104〜105℃ (14) 2−(2−オキソピロリジン−1−イル)−
3−(2−テノイル)ピリジン、融点148〜150℃ (15) 2−(2−オキソピペリジノ)−3−(4−
クロロベンゾイル)ピリジン、融点154〜156℃
【0023】(16) 3−(4−メトキシベンゾイ
ル)−2−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピリジ
ン、融点76〜77℃ (17) 2−〔2−(6−ジメチルアミノヘキシルチ
オ)−1−メチルエチルチオ〕−3−(2−テノイル)
ピリジン・シュウ酸塩、融点94〜97℃ (18) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)−
6−メチル−3−(2−テノイル)ピリジン・3/2フ
マル酸塩、融点99〜100℃ (19) 2−〔2−(6−ジメチルアミノヘキシルチ
オ)エチルチオ〕−3−(2−テノイル)ピリジン・シ
ュウ酸塩、融点92〜95℃ (20) 2−〔2−(3−ジメチルアミノプロピルチ
オ)−1−メチルエチルチオ〕−3−(2−テノイル)
ピリジン・シュウ酸塩、融点85〜88℃
【0024】(21) 2−(6−ジメチルアミノヘキ
シルチオ)−6−イソプロピル−3−(2−テノイル)
ピリジン・シュウ酸塩、融点135〜137℃ (22) 2−(6−ジエチルアミノヘキシルチオ)−
6−イソプロピル−3−(2−テノイル)ピリジン・シ
ュウ酸塩、融点135〜137℃ (23) 2−〔4,5−ジクロロ−2−(2−ジメチ
ルアミノエトキシ)フェノキシ〕−3−(3−フェニル
プロピオニル)ピリジン・マレイン酸塩、融点167〜
168℃ (24) 2−〔4,5−ジクロロ−2−(3−ジメチ
ルアミノプロポキシ)フェノキシ〕−3−(3−(4−
クロロフェニル)プロピオニル)ピリジン・フマル酸
塩、融点160〜161℃ (25) 3−(4−クロロシンナモイル)−2−
〔4,5−ジクロロ−2−(2−ジエチルアミノエトキ
シ)フェノキシ〕ピリジン・塩酸塩、融点170〜17
2℃
【0025】(26) 3−(4−クロロシンナモイ
ル)−2−[4,5−ジクロロ−2−(3−ジメチルア
ミノプロポキシ)フェノキシ]ピリジン・1/2フマル
酸塩、融点166〜167℃ (27) 3−(1−オキソ−5−フェニル−2,4−
ペンタジエニル)−2−〔4,5−ジクロロ−2−(2
−ジメチルアミノエトキシ)フェノキシ〕ピリジン・塩
酸塩・1水和物、融点187〜188℃ (28) 3−(3−ニトロシンナモイル)−2−
〔4,5−ジクロロ−2−(2−ジメチルアミノエトキ
シ)フェノキシ〕ピリジン・塩酸塩・1水和物、融点1
94〜195℃ (29) 2−〔4,5−ジクロロ−2−(2−ジメチ
ルアミノエトキシ)フェノキシ〕−3−(4−メトキシ
シンナモイル)ピリジン・塩酸塩、融点208〜209
℃ (30) 3−(2−クロロシンナモイル)−2−
〔4,5−ジクロロ−2−(2−ジメチルアミノエトキ
シ)フェノキシ〕ピリジン・塩酸塩、融点172〜17
4℃
【0026】(31) 3−シンナモイル−2−〔2−
(2−ジメチルアミノエトキシ)フェノキシ〕ピリジン
・マレイン酸塩、融点125〜126℃ (32) 2−〔4−(2−ジメチルアミノエトキシ)
フェノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン・1/2
フマル酸塩・1/4水和物、融点124〜126℃ (33) 2−(4−ジメチルアミノメチルフェノキ
シ)−3−(2−テノイル)ピリジン・フマル酸塩、融
点130〜132℃ (34) N,N−ジメチル−4−〔3−(2−テノイ
ル)−2−ピリジルオキシ〕フェノキシアセトアミド、
融点106〜109℃ (35) 4−〔3−(2−テノイル)−2−ピリジル
オキシ〕フェノキシ酢酸エチル、融点88〜89℃
【0027】(36) 4−〔3−(2−テノイル)−
2−ピリジルオキシ〕フェノキシ酢酸、融点163〜1
66℃ (37) 2−〔2−(6−ジメチルアミノヘキシルオ
キシ)フェノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン・
マレイン酸塩、融点123〜125℃ (38) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(4−クロロベンゾイル)ピリジン・3/2フマ
ル酸塩、融点135〜137℃ (39) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(4−フルオロベンゾイル)ピリジン・マレイン
酸塩、融点101〜103℃ (40) 2−(4−ジエチルアミノ−1−メチルブチ
ルアミノ)−3−(4−フルオロベンゾイル)ピリジン
・シュウ酸塩、融点80〜82℃
【0028】(41) 2−(6−ジメチルアミノヘキ
シルオキシ)−6−メチル−3−(2−テノイル)ピリ
ジン・マレイン酸塩、融点87〜89℃ (42) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(5−メチル−2−テノイル)ピリジン・3/2
フマル酸塩、融点153〜155℃ (43) 2−(4−ジエチルアミノ−1−メチルブチ
ルアミノ)−3−(2−テノイル)ピリジン・シュウ酸
塩、融点98〜102℃ (44) N−(3−ベンゾイル−5−クロロ−2−ピ
リジル)−4−(2−オキソピロリジン−1−イル)ブ
チルカルボキサミド、融点88〜89℃ (45) N−〔3−(4−クロロベンゾイル)−2−
ピリジル〕−4−(2−オキソピロリジン−1−イル)
ブチルカルボキサミド、融点179〜181℃
【0029】(46) N−〔3−(2−テノイル)−
2−ピリジル〕−6−アセチルアミノヘキサンアミド、
融点107〜110℃ (47) N,N−ジメチル−6−〔3−(2−テノイ
ル)−2−ピリジルチオ〕ヘキサンアミド、融点37〜
39℃ (48) 6−ジメチルアミノ−N−〔3−(2−テノ
イル)−2−ピリジル〕ヘキサンアミド・マレイン酸
塩、融点137〜138℃ (49) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−ニコチノイルピリジン・3/2フマル酸塩、融点
127〜131℃ (50) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(2−フロイル)ピリジン・シュウ酸塩、融点1
15〜118℃
【0030】(51) 2−(6−ジメチルアミノヘキ
シルオキシ)−3−(3−テノイル)−2−ピリジン・
3/2フマル酸塩、融点109〜111℃ (52) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ第3級ブチルベン
ゾイル)ピリジン・フマル酸塩、融点149〜150℃ (53) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(3,4−ジメトキシベンゾイル)ピリジン、融
点60〜61℃ (54) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(4−メチルチオベンゾイル)ピリジン、融点6
7〜68℃ (55) 6−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−
N−〔3−(2−テノイル)−2−ピリジル〕ヘキサン
アミド・フマル酸塩、融点142〜144℃
【0031】(56) 3−(4−クロロベンゾイル)
−2−(2−オキソピロリジン−1−イル)ピリジン、
融点125〜127℃ (57) 2−(2−オキソピロリジン−1−イル)−
5−(4−クロロベンゾイル)ピリジン、融点139〜
140℃ (58) 2−(2−オキソピロリジン−1−イル)−
3−〔4−(2−オキソピロリジン−1−イル)ベンゾ
イル〕ピリジン、融点149〜150℃ (59) 2−(2−オキソピロリジン−1−イル)−
3−(4−クロロベンゾイル)−6−メチルピリジン、
融点154〜156℃ (60) 2−〔4−(6−ジメチルアミノヘキシルオ
キシ)フェニルチオ〕−3−(2−テノイル)ピリジン
・フマル酸塩、融点121〜123℃
【0032】(61) N−(2−ジメチルアミノエチ
ル)−4−〔3−(2−テノイル)−2−ピリジルオキ
シ〕フェノキシ安息香酸アミド (62) 2−〔4−(3−ジメチルアミノプロピル)
フェノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン (63) 2−{4−〔2−(ピロリジン−1−イル)
エトキシ〕フェノキシ}−3−(2−テノイル)ピリジ
ン、融点103〜105℃ (64) 2−〔4−(2−モルホリノエトキシ)フェ
ノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン (65) 2−{4−〔2−(4−メチルピペラジン−
1−イル)エトキシ〕フェノキシ}−3−(2−テノイ
ル)ピリジン
【0033】(66) 2−{4−〔2−(2−オキソ
ピロリジン−1−イル)エトキシ〕フェノキシ}−3−
(2−テノイル)ピリジン (67) 2−{4−〔2−(4−(2−ヒドロキシエ
チル)ピペラジン−1−イル)プロポキシ〕フェノキ
シ}−3−(2−テノイル)ピリジン (68) 2−〔3−(6−ジメチルアミノヘキシルオ
キシ)フェノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン (69) 2−〔4−(6−ジメチルアミノヘキシルオ
キシ)フェノキシ〕−3−(3−テノイル)ピリジン (70) 2−〔4−(2−ジメチルアミノエトキシ)
フェノキシ〕−3−(2−フロイル)ピリジン
【0034】(71) 2−〔4−(2−ジメチルアミ
ノエトキシ)フェノキシ〕−3−(2−ピロリルカルボ
ニル)ピリジン (72) 2−〔4−(2−ピペリジノエトキシ)フェ
ノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン (73) 2−(7−ジメチルアミノヘプチルオキシ)
−3−(2−テノイル)ピリジン (74) 2−(8−ジメチルアミノオクチルオキシ)
−3−(2−テノイル)ピリジン (75) 2−(1−メチル−6−ジメチルアミノヘキ
シルオキシ)−3−(2−テノイル)ピリジン
【0035】(76) 2−(6−ジメチルアミノヘキ
シルオキシ)−3−(4−メチルスルフィニルベンゾイ
ル)ピリジン (77) 6−(2−メトキシカルボニルピロリジン−
1−イル)−N−〔3−(2−テノイル)−2−ピリジ
ル〕ヘキサンアミド (78) 6−(2−ヒドロキシメチルピロリジン−1
−イル)−N−〔3−(2−テノイル)−2−ピリジ
ル〕ヘキサンアミド (79) 6−(2−ホルミルピロリジン−1−イル)
−N−〔3−(2−テノイル)−2−ピリジル〕ヘキサ
ンアミド (80) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−5−(2−テノイル)ピリジン
【0036】(81) 2−(6−ジメチルアミノヘキ
シルオキシ)−6−フェニル−3−(2−テノイル)ピ
リジン・フマル酸塩・1/4水和物、融点146〜14
9℃ (82) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(6−メトキシ−2−ナフトイル)ピリジン・フ
マル酸塩・1水和物、融点140〜144℃ (83) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(2−ピロリルカルボニル)ピリジン・フマル酸
塩、融点148〜150℃ (84) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(3−インドリルカルボニル)ピリジン・フマル
酸塩、融点161〜162℃ (85) 2−〔4−(2−ピペリジノエトキシ)フェ
ノキシ〕−3−(2−テノイル)ピリジン、融点95〜
97℃
【0037】(86) 2−(6−ジメチルアミノヘキ
シルオキシ)−3−ベンゾイルピリジン・3/2フマル
酸塩、融点119〜121℃ (87) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−5−(4−フルオロベンゾイル)ピリジン・フマル酸
塩・1/4水和物、融点95〜97℃ (88) 2−(4−ジメチルアミノメチルシクロヘキ
シルメトキシ)−3−(2−テノイル)ピリジン・フマ
ル酸塩、融点135〜136℃ (89) 2−(6−アミノヘキシルチオ)−3−(2
−テノイル)ピリジン・フマル酸塩、融点151〜15
4℃ (90) 2−〔2−(3−ジメチルアミノプロピルチ
オ)エチルチオ〕−3−(2−テノイル)ピリジン・シ
ュウ酸塩、融点117〜118℃
【0038】(91) 2−(6−ジメチルアミノヘキ
シルオキシ)−3−(5−ホルミル−2−テノイル)ピ
リジン・3/2フマル酸塩、融点126〜129℃ (92) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキシ)
−3−(2−チアゾリルカルボニル)ピリジン・シュウ
酸塩、融点137〜138℃ (93) 2−(7−ジメチルアミノヘプチルオキシ)
−3−(2−テノイル)ピリジン・シュウ酸塩1/4水
和物、融点150〜154℃ (94) 2−(7−ジメチルアミノヘプチルチオ)−
3−(2−テノイル)ピリジン・フマル酸塩、融点10
0〜103℃ (95) 2−(5−ジメチルアミノ−1−メチルペン
チルオキシ)−3−(2−テノイル)ピリジン・シュウ
酸塩、融点147〜148℃
【0039】(96) 2−(5−ジメチルアミノ−1
−メチルペンチルチオ)−3−(2−テノイル)ピリジ
ン・シュウ酸塩、融点87〜89℃ (97) 2−(6−ジメチルアミノ−1−メチルヘキ
シルチオ)−3−(2−テノイル)ピリジン・シュウ酸
塩・1/4水和物、融点97〜99℃ (98) 2−(7−ジメチルアミノ−1−メチルヘプ
チルチオ)−3−(2−テノイル)ピリジン・シュウ酸
塩・1/4水和物、融点96〜99℃ (99) 2−〔3−(3−ジメチルアミノプロポキ
シ)エチルチオ〕−3−(2−テノイル)ピリジン・シ
ュウ酸塩、融点132〜135℃ (100) 2−〔2−(6−ジメチルアミノヘキシル
チオ)−1,1−ジメチルエチルチオ〕−3−(2−テ
ノイル)ピリジン・シュウ酸塩、融点95〜97℃
【0040】(101) 2−(6−ジメチルアミノヘ
キシルアミノ)−3−(2−テノイル)ピリジン・シュ
ウ酸塩、融点123〜125℃ (102) 3−(2−テノイル)−2−(N,N,
N’−トリメチル−6−アミノヘキシルアミノ)ピリジ
ン・2塩酸塩、融点189〜191℃(分解) (103) 2−〔3−(2−ジメチルアミノエトキ
シ)プロピルアミノ〕−3−(2−テノイル)ピリジン
・シュウ酸塩、融点107〜108℃ (104) 3−ベンゾイル−2−(6−ジメチルアミ
ノヘキシルチオ)−6−メチルピリジン・3/2フマル
酸塩、融点101〜103℃ (105) 3−ベンゾイル−2−〔2−(3−ジメチ
ルアミノプロピルチオ)−1−メチルエチルチオ〕−6
−メチルピリジン・3/2フマル酸塩、融点150〜1
52℃
【0041】(106) 2−(6−ジメチルアミノヘ
キシルチオ)−4,6−ジメチル−3−(2−テノイ
ル)ピリジン・シュウ酸塩・1/4水和物、融点151
〜152℃ (107) 6−(3−チアゾリジニル)−N−〔3−
(2−テノイル)−2−ピリジル〕ヘキサンアミド・シ
ュウ酸塩、融点152〜154℃ (108) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−6−イソプロピル−3−(5−メチル−2−テノイ
ル)ピリジン・シュウ酸塩、融点104〜106℃ (109) 3−ベンゾイル−2−(6−ジメチルアミ
ノヘキシルチオ)−6−イソプロピルピリジン・シュウ
酸塩、融点129〜132℃(分解) (110) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(4−クロロベンゾイル)−6−イソプロピルピ
リジン・シュウ酸塩・1/2水和物、融点107℃〜1
09℃
【0042】(111) 2−(6−ジメチルアミノヘ
キシルチオ)−6−イソペンチル−3−(2−テノイ
ル)ピリジン・フマル酸塩、融点107〜110℃ (112) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−6−第3級ブチル−3−(2−テノイル)ピリジン・
シュウ酸塩、融点131〜133℃ (113) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(2−テノイル)−6−イソブチルピリジン・フ
マル酸塩・3/2水和物、融点79〜81℃ (114) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(2−テノイル)6−イソプロポキシピリジン (115) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(2−テノイル)−6−クロロピリジン
【0043】(116) 2−(6−ジメチルアミノヘ
キシルチオ)−3−(5−エチル−2−テノイル)ピリ
ジン (117) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(5−モルホリノ−2−テノイル)ピリジン (118) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(5−メトキシカルボニルメチル−2−テノイ
ル)ピリジン (119) 2−〔6−(4−ビス(4−フルオロフェ
ニル)メチル)ピぺリジノヘキシルチオ〕−3−(2−
テノイル)−6−イソプロピルピリジン (120) 2−〔6−(4−モルホリノカルボニルメ
チル−1−ピペラジニル)ヘキシルチオ〕−3−(2−
テノイル)−6−イソプロピルピリジン
【0044】(121) 2−〔6−(4−(3−トリ
フルオロメチルフェニル)−1−ピぺラジニル)ヘキシ
ルチオ〕−3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピ
リジン・シュウ酸塩、融点95〜100℃(分解) (122) 2−〔6−(4−(3−トリフルオロメチ
ルフェニル)ピペリジノ)ヘキシルチオ〕−3−(2−
テノイル)−6−イソプロピルピリジン (123) 2−(6−ジプロピルアミノヘキシルチ
オ)−3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジ
1 H-NMR(CDCl3),δ:0.88(t,6H), 1.34(d,6H), 1.04-1.9
0(m,12H), 2.34(t,2H),2.36(t,4H), 3.06(m,1H), 3.20
(t,2H), 6.90,7.70( 各々d,2H), 7.12(m,H), 7.50,7.70
(各々dd,2H) (124) 2−(6−メチルアミノヘキシルチオ)−
3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジン (125) 2−(6−エチルアミノヘキシルチオ)−
3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジン・シ
ュウ酸塩、融点170〜172℃(分解)
【0045】(126) 2−〔6−(2−フェニルエ
チルアミノ)ヘキシルチオ〕−3−(2−テノイル)−
6−イソプロピルピリジン・シュウ酸塩、融点168〜
171℃(分解) (127) 2−〔6−(N−(2−フェニルエチル)
−N−メチルアミノ)ヘキシルチオ〕−3−(2−テノ
イル)−6−イソプロピルピリジン (128) 2−〔6−(4−ベンジルピペリジノ)ヘ
キシルチオ〕−3−(2−テノイル)−6−イソプロピ
ルピリジン・シュウ酸塩、融点113〜115℃ (129) 2−〔6−(4−ジメチルアミノピペリジ
ノ)ヘキシルチオ〕−3−(2−テノイル)−6−イソ
プロピルピリジン・2マレイン酸塩、融点172℃ (130) 2−(6−ブチルアミノヘキシルチオ)−
3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジン・シ
ュウ酸塩、融点166〜167℃
【0046】(131) 2−(6−イソプロピルアミ
ノヘキシルチオ)−3−(2−テノイル)−6−イソプ
ロピルピリジン・シュウ酸塩、融点135〜138℃ (132) 2−(6−第3級ブチルアミノヘキシルチ
オ)−3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジ
ン・シュウ酸塩、融点157〜159℃(分解) (133) 2−〔6−(N−ベンジル−N−メチルア
ミノ)ヘキシルチオ〕−3−(2−テノイル)−6−イ
ソプロピルピリジン・シュウ酸塩、融点91〜94℃ (134) 2−〔6−(N−(3,4−ジメトキシベ
ンジル)−N−メチルアミノ)ヘキシルチオ〕−3−
(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジン・シュウ
酸塩、融点100〜102℃ (135) 2−(6−ジプロピルアミノヘキシルチ
オ)−3−(2−テノイル)ピリジン・シュウ酸塩、融
点106〜108℃
【0047】(136) 2−(8−ジメチルアミノオ
クチルチオ)−3−(2−テノイル)−6−イソプロピ
ルピリジン・クエン酸塩、融点94〜99℃ (137) 2−〔6−(N−(2−ジメチルアミノエ
チル)−N−メチルアミノ)ヘキシルチオ〕−3−(2
−テノイル)−6−イソプロピルピリジン・2マレイン
酸塩、融点146〜148℃ (138) 2−(6−ベンジルアミノヘキシルチオ)
−3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジン・
シュウ酸塩、融点188℃ (139) 2−(2−エチルアミノエトキシ)−3−
(4−クロロベンゾイル)ピリジン・マレイン酸塩、融
点106〜108℃ (140) 2−(2−ジメチルアミノエチルチオ)−
3−(4−クロロベンゾイル)ピリジン・シュウ酸塩、
融点181〜182℃
【0048】(141) 2−(2−ジメチルアミノエ
チルアミノ)−3−(4−クロロベンゾイル)ピリジ
ン、融点89〜91℃ (142) 2−(2−ジメチルアミノプロポキシ)−
3−ベンゾイルピリジン・シュウ酸塩、融点144〜1
45℃ (143) 2−(2−ジメチルアミノエトキシ)−3
−(3−トリフルオロメチルベンゾイル)ピリジン・シ
ュウ酸塩、融点145〜147℃ (144) 2−(2−エチルアミノエトキシ)−3−
(3,4−ジメトキシベンゾイル)ピリジン・シュウ酸
塩、融点134〜138℃ (145) 2−(2−モルホリノエトキシ)−3−
(4−クロロベンゾイル)ピリジン・シュウ酸塩、融点
124〜125℃
【0049】(146) 2−(2−ジメチルアミノエ
トキシ)−3−(2−テノイル)ピリジン・シュウ酸
塩、融点143〜146℃ (147) 2−(2−エチルアミノエトキシ)−3−
(4−クロロベンゾイル)−6−イソプロピルピリジン
・マレイン酸塩、融点65〜68℃ (148) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシベン
ゾイル)−6−イソプロピルピリジン、融点105〜1
08℃ (149) 2−(8−ジメチルアミノオクチルチオ)
−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシベン
ゾイル)−6−イソプロピルピリジン (150) 2−(10−ジメチルアミノデシルチオ)
−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシベン
ゾイル)−6−イソプロピルピリジン
【0050】(151) 2−(6−ジメチルアミノヘ
キシルチオ)−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゾイル)ピリジン (152) 2−(8−ジメチルアミノオクチルチオ)
−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシベン
ゾイル)ピリジン (153) 2−〔6−(N−メチル−N−(3,4−
ジヒドロキシベンジル)アミノ)ヘキシルチオ〕−3−
(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシベンゾイ
ル)−6−イソプロピルピリジン (154) 2−〔6−(N−メチル−N−(2−
(3,4−ジヒドロキシフェニル)エチル)アミノ)ヘ
キシルチオ〕−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゾイル)−6−イソプロピルピリジン (155) 2−〔6−(N−メチル−N−(2−ヒド
ロキシ−2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)エチ
ル)アミノ)ヘキシルチオ〕−3−(3,5−ジ第3級
ブチル−4−ヒドロキシベンゾイル)−6−イソプロピ
ルピリジン
【0051】(156) 2−〔6−(N−メチル−N
−ベンジルアミノ)ヘキシルチオ〕−3−(3,5−ジ
第3級ブチル−4−ヒドロキシベンゾイル)−6−イソ
プロピルピリジン (157) 2−〔6−(N−メチル−N−(2−フェ
ニルエチル)アミノ)ヘキシルチオ〕−3−(3,5−
ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシベンゾイル)−6−イ
ソプロピルピリジン (158) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシベン
ゾイル)−6−プロピルピリジン (159) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(2−テノイル)−6−プロピルピリジン (160) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)−6−プロ
ピルピリジン
【0052】(161) 2−(6−ジメチルアミノヘ
キシルチオ)−3−(3,4−ジヒドロキシシンナモイ
ル)−6−プロピルピリジン (162) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(3,4−ジヒドロキシベンゾイル)−6−イソ
プロピルピリジン (163) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(3,4−ジヒドロキシシンナモイル)−6−イ
ソプロピルピリジン (164) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−シンナモイル−6−イソプロピルピリジン (165) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(2−テノイル)−6−(3,4−ジヒドロキシ
フェニル)ピリジン
【0053】(166) 2−(6−ジメチルアミノヘ
キシルチオ)−3−(3,4,5−トリメトキシベンゾ
イル)−6−イソプロピルピリジン (167) 2−〔6−(N−メチル−N−(2−
(3,4−ジヒドロキシフェニル)エチル)ヘキシルチ
オ〕−3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジ
ン (168) 2−〔6−(N−メチル−N−(2−ヒド
ロキシ−2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)エチ
ル)ヘキシルチオ〕−3−(2−テノイル)−6−イソ
プロピルピリジン (169) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシベン
ゾイル)−6−フェニルピリジン (170) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンゾイ
ル)ピリジン
【0054】(171) 2−(6−ジエチルアミノヘ
キシルチオ)−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゾイル)−6−イソプロピルピリジン (172) 2−(8−ジエチルアミノオクチルチオ)
−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシベン
ゾイル)−6−イソプロピルピリジン (173) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−〔3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)プロピ
オニル〕−6−イソプロピルピリジン (174) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキ
シ)−3−(3,5−ジ第3級ブチル−4−ヒドロキシ
ベンゾイル)−6−イソプロピルピリジン・1/2水和
物、融点120〜123℃ (175) 2−〔4−(6−ジメチルアミノヘキシル
オキシ)フェノキシ〕−3−(3,5−ジ第3級ブチル
−4−ヒドロキシベンゾイル)−6−イソプロピルピリ
ジン
【0055】(176) 2−〔2−(2−ジメチルア
ミノエトキシ)フェノキシ〕−3−シンナモイル−6−
イソプロピルピリジン (177) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−6−プロピル−3−(2−テノイル)ピリジン・シュ
ウ酸塩、融点120〜123℃ (178) 2−(6−(4−(2−(4−ピリジル)
エチル)ピぺラジン−1−イル)ヘキシルチオ)−6−
イソプロピル−3−(2−テノイル)ピリジン・3マレ
イン酸塩、融点160〜162℃(分解) (179) 2−(6−(4−カルバモイル−4−ピぺ
リジノピぺリジノ)ヘキシルチオ)−6−イソプロピル
−3−(2−テノイル)ピリジン・マレイン酸塩・3水
和物、融点185〜190℃(分解) (180) 6−イソプロピル−2−(6−モルホリノ
ヘキシルチオ)−3−(2−テノイル)ピリジン・シュ
ウ酸塩、融点107〜110℃
【0056】(181) 2−(6−(1−エチル−2
−ピロリジニルメチルアミノ)ヘキシルチオ)−6−イ
ソプロピル−3−(2−テノイル)ピリジン・2シュウ
酸塩、融点105〜109℃ (182) 2−(6−(1−ベンジル−4−ピペリジ
ルアミノヘキシルチオ)−6−イソプロピル−3−(2
−テノイル)ピリジン・2シュウ酸塩、融点218〜2
20℃(分解) (183) 2−(4−(4−ジメチルアミノピぺリジ
ノ)ブチルチオ)−6−イソプロピル−3−(2−テノ
イル)ピリジン・2マレイン酸塩、融点182〜184
℃(分解) (184) 2−(6−(N−(1−メチル−4−ピペ
リジル)アミノ)ヘキシルチオ)−6−イソプロピル−
3−(2−テノイル)ピリジン・2マレイン酸塩、融点
138〜141℃ (185) 2−(8−ジメチルアミノオクチルチオ)
−6−イソプロピル−3−(5−メチル−2−テノイ
ル)ピリジン・p−トルエンスルホン酸塩、融点147
〜149℃
【0057】(186) 3−(5−ブチル−2−テノ
イル)−2−(8−ジメチルアミノオクチルチオ)−6
−イソプロピルピリジン・p−トルエンスルホン酸塩、
融点121〜123℃ (187) 3−シンナモイル−2−(6−ジメチルア
ミノヘキシルオキシ)ピリジン・シュウ酸塩、融点16
0〜163℃ (188) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキ
シ)−3−(3−(2−(2−チエニル)アクリロイ
ル)ピリジン・シュウ酸塩、融点158〜160℃ (189) 2−(6−(2−オキソ−2,3,5,
6,7,8−ヘキサヒドロイミダゾ〔1,2−a〕ピリ
ジン−3−スピロ−4’−ピペリジノ)ヘキシルチオ)
−3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジン・
1/2水和物、融点102〜105℃ (190) 2−(6−(4−メチルピペラジン−1−
イル)ヘキシルチオ)−6−イソプロピル−3−(2−
テノイル)ピリジン・2マレイン酸・1水和物、融点1
80℃
【0058】(191) 2−(6−(4−(2−ヒド
ロキシエチル)ピペラジン−1−イル)ヘキシルチオ)
−6−イソプロピル−3−(2−テノイル)ピリジン・
2マレイン酸塩、融点160〜162℃ (192) 2−(6−(4−メチルホモピペラジン−
1−イル)ヘキシルチオ)−6−イソプロピル−3−
(2−テノイル)ピリジン・2マレイン酸塩、融点13
0〜132℃ (193) 2−(6−ジメチルアミノメチルモルホリ
ノ)ヘキシルチオ)−6−イソプロピル−3−(2−テ
ノイル)ピリジン・2シュウ酸塩、融点161〜163
℃ (194) 2−(6−ピペリジノヘキシルチオ)−6
−イソプロピル−3−(2−テノイル)ピリジン・シュ
ウ酸塩、融点130〜131℃ (195) 8−ジメチルアミノ−N−(6−イソプロ
ピル−3−(2−テノイル)−2−ピリジル)オクタン
アミド・p−トルエンスルホン酸塩、融点133〜13
5℃
【0059】(196) 2−(8−(4−ジメチルア
ミノピペリジノ)オクチルチオ)−6−イソプロピル−
3−(2−テノイル)ピリジン・2p−トルエンスルホ
ン酸塩、融点138〜140℃ (197) 2−(8−(4−ジフェニルメチルピペラ
ジン−1−イル)オクチルチオ)−6−イソプロピル−
3−(2−テノイル)ピリジン・2マレイン酸塩、融点
111〜113℃ (198) 3−シンナモイル−2−(4,5−ジクロ
ロ−2−(2−ジメチルアミノエトキシ)フェノキシ)
−6−イソプロピルピリジン・マレイン酸塩、融点15
2〜154℃ (199) 3−シンナモイル−2−(4,5−ジクロ
ロ−(2−(4−ジメチルアミノピペリジノ)エトキ
シ)フェノキシ)−6−イソプロピルピリジン・2マレ
イン酸塩、融点183〜185℃(分解) (200) 2−(4,5−ジクロロ−2−(2−ジメ
チルアミノエトキシ)フェノキシ)−6−イソプロピル
−3−(2−テノイル)ピリジン・マレイン酸塩、融点
135〜137℃
【0060】(201) 2−(8−(4−(4−フル
オロベンゾイル)ピペリジノ)オクチルチオ)−3−
(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジン・p−ト
ルエンスルホン酸塩、融点138〜140℃ (202) 2−(4,5−ジクロロ−2−(4−ジメ
チルアミノピペリジノ)エトキシ)フェノキシ)−3−
(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジン・2マレ
イン酸塩、融点157〜160℃ (203) 2−(8−(4−ジメチルアミノピぺリジ
ノ)オクチルチオ)−3−シンナモイル−6−イソプロ
ピルピリジン (204) 2−(2−(2−(4−ジメチルアミノピ
ペリジノ)エトキシ)−4−クロロフェノキシ)−3−
シンナモイル−6−イソプロピルピリジン (205) 2−(2−(2−(4−ジメチルアミノピ
ペリジノ)エトキシ)−4−メトキシフェノキシ)−3
−シンナモイル−6−イソプロピルピリジン
【0061】(206) 2−(2−(2−(4−ジメ
チルアミノピペリジノ)エトキシ)−4,5−ジクロロ
フェノキシ)−3−(3,4−ジメトキシシンナモイ
ル)−6−イソプロピルピリジン (207) 2−(2−(2−(4−ジメチルアミノピ
ペリジノ)エトキシ)−4,5−ジクロロフェノキシ)
−3−(3,4−ジヒドロキシシンナモイル)−6−イ
ソプロピルピリジン (208) 2−(4−(2−(4−ジメチルアミノピ
ペリジノ)エトキシ)フェノキシ)−3−シンナモイル
−6−イソプロピルピリジン (209) 2−(8−(N−メチル−N−(2−
(3,4−ジヒドロキシフェニル)エチル)オクチルチ
オ)−3−(2−テノイル)−6−イソプロピルピリジ
ン (210) 2−(2−ジメチルアミノエチルチオ)−
3−(2−テニル)ピリジン・シュウ酸塩の融点131
〜133℃
【0062】(211) (±)−α−(2−チエニ
ル)−2−(8−ジメチルアミノオクチルチオ)−6−
イソプロピル−3−ピリジンメタノール・p−トルエン
スルホン酸、融点142〜143℃ (212) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(2−テニル)ピリジン、シュウ酸塩の融点11
4〜116℃ (213) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−6−イソプロピル−3−(2−テニル)ピリジン、シ
ュウ酸塩の融点124〜126℃ (214) 2−(8−ジメチルアミノオクチルチオ)
−6−イソプロピル−3−(2−テニル)ピリジン、p
−トルエンスルホン酸塩の融点97〜99℃ (215) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−6−イソぺンチル−3−(2−テニル)ピリジン、シ
ュウ酸塩の融点119〜121℃
【0063】(216) 3−ベンジル−2−(6−ジ
メチルアミノヘキシルチオ)−6−イソプロピルピリジ
ン、シュウ酸塩の融点126〜128℃ (217) 6−第3級ブチル−2−(6−ジメチルア
ミノヘキシルチオ)−3−(2−テニル)ピリジン、シ
ュウ酸塩の融点144〜147℃ (218) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−6−メチル−3−(2−テニル)ピリジン、シュウ酸
塩の融点119〜121℃ (219) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−6−イソプロピル−3−(4−メトキシベンジル)ピ
リジン、シュウ酸塩の融点123〜124℃ (220) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−6−イソプロピル−3−(4−クロロベンジル)ピリ
ジン、シュウ酸塩の融点139〜140℃
【0064】(221) 2−(6−ジメチルアミノヘ
キシルチオ)−6−フェニル−3−(2−テニル)ピリ
ジン、シュウ酸塩の融点155〜157℃ (222) 6−イソプロピル−2−(6−ピペリジノ
ヘキシルチオ)−3−(2−テニル)ピリジン、シュウ
酸塩の融点131〜132℃ (223) 6−イソプロピル−2−(6−モルホリノ
ヘキシルチオ)−3−(2−テニル)ピリジン、シュウ
酸塩の融点137〜138℃ (224) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(4−フルオロベンジル)−6−イソプロピルピ
リジン、シュウ酸塩の融点133〜134℃ (225) 2−(2−ジメチルアミノエチルチオ)−
6−イソプロピル−3−(4−クロロベンジル)ピリジ
ン、シュウ酸塩の融点159〜160℃
【0065】(226) 2−(6−ジエチルアミノヘ
キシルチオ)−6−イソプロピル−3−(2−テニル)
ピリジン、シュウ酸塩の融点83〜85℃ (227) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルチオ)
−3−(2−テニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
キノリン、シュウ酸塩の融点161〜163℃ (228) 2−(4−ジメチルアミノブチルチオ)−
6−イソプロピル−3−(2−テニル)ピリジン、シュ
ウ酸塩の融点145〜146℃ (229) 6−イソプロピル−2−(6−メチルアミ
ノヘキシルチオ)−3−(2−テニル)ピリジン、シュ
ウ酸塩の融点174〜176℃ (230) 4,6−ジメチル−2−(6−ジメチルア
ミノヘキシルチオ)−3−(2−テニル)ピリジン
【0066】(231) 2−(6−ジメチルアミノヘ
キシルチオ)−3−(2−テニル)キノリン (232) 6−イソプロピル−2−(6−ジメチルア
ミノヘキシルオキシ)−3−(2−テニル)ピリジン (233) 6−イソプロピル−2−(6−ジメチルア
ミノヘキシルアミノ)−3−(2−テニル)ピリジン (234) 2−(6−アミノヘキシルチオ)−6−イ
ソプロピル−3−(2−テニル)ピリジン (235) 2−(2−エチルアミノエトキシ)−3−
(4−(2−エチルアミノエトキシ)ベンジル)ピリジ
【0067】(236) 3−(4−クロロベンジル)
−2−(1−メチル−4−ジメチルアミノブチルアミ
ノ)ピリジン (237) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキ
シ)−3−(3−テニル)ピリジン (238) 3−(3−インドリルメチル)−2−(6
−ジメチルアミノヘキシルオキシ)ピリジン (239) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルオキ
シ)−6−イソプロピル−3−(2−テニル)ピリジ
ン、シュウ酸塩の融点152〜154℃ (240) (±)−α−(2−チエニル)−2−(6
−ジメチルアミノヘキシルオキシ)−6−イソプロピル
−3−ピリジンメタノール、シュウ酸塩の融点122〜
124℃
【0068】(241) 2−(6−アミノヘキシルチ
オ)−6−イソプロピル−3−(2−テニル)ピリジ
ン、シュウ酸塩の融点119〜122℃ (242) 2−(6−ジメチルアミノヘキシルアミ
ノ)−6−イソプロピル−3−(2−テニル)ピリジン1 H-NMR 100MHz(CDCl3): 1.23(d,6H), 1.00-1.64(8H),
2.16(s,6H), 2.12(2H),2.83(m,1H), 3.37(m,2H), 3.81
(s,2H), 4.08(m,1H), 6.32(d,1H), 6.68-6.84(2H), 7.0
0-7.08(2H) (243) N−〔6−(イソプロピル−3−(2−テ
ニル)−2−ピリジル〕−6−ジメチルアミノヘキサン
アミド、シュウ酸塩の融点151〜152℃
【0069】本発明の化合物を医薬として用いる場合、
適宜、賦形剤、増量剤、希釈剤、溶解補助剤などと混合
して錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤、液剤、注射剤、点
滴剤、坐剤などの形態により、患者に安全に投与され
る。投与量は疾患の種類および程度、投与する化合物な
らびに患者の年齢および体重などにより変わり得るが、
経口投与の場合、成人1日当り、通常1〜200mg程
度である。
【0070】
【発明の効果】本発明のピリジン化合物は、後記の実験
例にも示すように、老化促進マウスの海馬においてβ−
アミロイド生成および沈着抑制作用を示した。本発明の
化合物は、β−アミロイドの生成、沈着を抑制すること
により、アルツハイマー病、一般の老化に伴う痴呆症
状、さらに虚血性脳障害や頭部外傷などによる中枢性神
経疾患を予防し、治療する薬剤ならびに神経細胞障害の
進行を防止し、かつ治療する薬剤として有用である。
【0071】
【実施例】以下、製剤処方例および薬理実験により本発
明を具体的に説明する。 製剤処方例 式(I)の化合物 3.0mg 結晶セルロース 67.0mg コーンスターチ 25.0mg タルク 4.0mg ステアリン酸マグネシウム 1.0mg 上記組成を十分に混合し、造粒後、乾燥し、打錠機にて
1錠100mgの錠剤とする。
【0072】薬理実験:老化促進マウス(SAM/P
8)を用いたβ−アミロイド生成および/または沈着の
抑制試験 4 カ月齢のSAM/P8に飲料水に溶解した被験薬(1
0mg/kg/day相当、薬物投与群)を4カ月間連
続投与し、8カ月齢に達した時点で組織化学的解析に供
した。対照群として、飲料水をSAM/P8に投与し
た。海馬背部から腹側部にかけて約250μmの間隔で
10ケ所のパラフィン切片(厚さ3μm)を作製し、ス
トレプトアビジン−ビオチン法によって、SAM/P8
脳における抗ヒト−アルツハイマーβ(1−16)ペプ
チド家兎血清の免疫反応陽性部位(β−LI)を検出し
た。
【0073】SAM/P8海馬において、β−LIは顆
粒状構造物からなるプラークを形成していた。化合物
(136)投与群では、1個のプラーク当りの顆粒状構
造物数はコントロールに比べ33%の減少が認められ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 213/74 213/75 405/06 213 409/06 213 409/14 213 (72)発明者 小野 雄二 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 吉 富製薬株式会社創薬研究センター内 (72)発明者 大江 孝範 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 吉 富製薬株式会社創薬研究センター内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 〔式中、R1 ,R2 は同一または異なって水素、ハロゲ
    ン、アルキル、アルコキシまたは置換していてもよいフ
    ェニルを示すか、あるいはR1 ,R2 は互いに結合して
    ピリジン環とともにキノリンまたは5,6,7,8−テ
    トラヒドロキノリンを形成してもよく、Arは置換して
    いてもよいアリールまたはヘテロアリールを、Tは−C
    O−,−CHOH−または−CH2 −を、Yは単結合ま
    たは鎖内に二重結合を有していてもよいアルキレンを、
    Wは式 【化2】 (ここで、R3 ,R4 は同一または異なって水素、ハロ
    ゲン、アルキル、アルコキシまたは置換していてもよい
    フェニルを、Xは−O−,−S−または−N(R 5 )−
    (R5 は水素、アルキルまたはアシルを示す)を、Zは
    単結合、−O−,−S−または−N(R6 )−(R6
    水素、アルキルまたはアシルを示す)または−CON
    (R7 )−(R7 は水素、アルキルまたはアシルを示
    す)を、Aはアルキレンを、Bはアルコキシカルボニ
    ル、カルボキシル、水酸基、−N(R8 )(R9 )(R
    8 ,R9 は同一または異なって水素、アルキル、ヒドロ
    キシアルキル、アシルまたは置換していてもよいアラル
    キルもしくはヘテロアラルキルを示すか、あるいは隣接
    する窒素原子と結合して複素環を形成する基を示す)ま
    たは−CON(R10)(R11)(R10,R11は同一また
    は異なって水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アシ
    ルまたは置換していてもよいアラルキルもしくはヘテロ
    アラルキルを示すか、あるいは隣接する窒素原子と結合
    して複素環を形成する基を示す)により表される基、あ
    るいは式 【化3】 (ここで、R12,R13は同一または異なって水素、アル
    キル、ヒドロキシアルキル、アシル、置換していてもよ
    いフェニルまたは置換していてもよいアラルキルもしく
    はヘテロアラルキルを示すか、あるいは隣接する窒素原
    子と結合して複素環を形成する基を示す。Pは−O−,
    −S(O)p−(pは0〜2の整数を示す)、−N(R
    14)−(R14は水素、アルキルまたはアシルを示す)ま
    たは−N(R15)CO−(R15は水素、アルキルまたは
    アシルを示す)を、Qはアルキレン、環状アルキレン、
    酸素または硫黄が介在したアルキレンまたは末端にカル
    ボニルを有するアルキレンを示す)により表される基、
    または式 【化4】 (ここで、nは3〜5の整数を示す)により表される基
    を示す〕により表されるピリジン化合物、その塩または
    そのプロドラッグ化合物からなるβ−アミロイド生成お
    よび/または沈着の抑制剤。
JP3815394A 1994-03-09 1994-03-09 β−アミロイド生成および/または沈着の抑制剤 Pending JPH07247214A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6809109B2 (en) 2002-06-27 2004-10-26 Bristol-Myers Squibb Company 2, 4-disubstituted-pyridine N-oxides useful as HIV reverse transcriptase inhibitors
WO2006065204A1 (en) * 2004-12-14 2006-06-22 Astrazeneca Ab Substituted aminopyridines and uses thereof
US7271266B2 (en) 2002-03-28 2007-09-18 Merck & Co., Inc. Substituted 2,3-diphenyl pyridines

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