JPH07245774A - ディジタルコードレス電話の信号伝送方法 - Google Patents

ディジタルコードレス電話の信号伝送方法

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JPH07245774A
JPH07245774A JP6062105A JP6210594A JPH07245774A JP H07245774 A JPH07245774 A JP H07245774A JP 6062105 A JP6062105 A JP 6062105A JP 6210594 A JP6210594 A JP 6210594A JP H07245774 A JPH07245774 A JP H07245774A
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JP6062105A
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Keiji Fukuda
圭二 福田
Yuuko Kobayashi
夕子 小林
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 ディジタル・コードレス電話を構内交換機に収容する際
の構内交換機とコードレス基地局間での信号伝送方法に
関し、ディジタルコードレス電話を構内交換機に収容す
る際に、既存の設備との親和性を図りつつ音声信号もデ
ィジタルデータも取り扱えるようにすることを目的と
し、ISDN−BRIインタフェースのチャネル構造2
B+DのうちのBチャネルを二等分してそのそれぞれに
ディジタルコードレス電話エアーインタフェースの1通
信チャネルを挿入することでチャネル構造4T+Dと
し、このチャネル構造4T+Dを構内交換機・コードレ
ス基地局間のインタフェースとして信号伝送を行うよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルコードレス
電話を構内交換機に収容する際の構内交換機とコードレ
ス基地局間での信号伝送方法とこの信号伝送方法を実現
するディジタルコードレス基地局用ライン回路に関する
ものである。
【0002】近年、通信のパーソナル化、ワイヤレス化
が進み、家庭にはコードレス電話機が普及し、公衆網に
おいても各種事業体のコードレス電話機や自動車搭載用
の電話機が普及してきている。また、企業においても、
事業所内でのシステムコードレス電話の実現が強く要望
されている。
【0003】このシステムコードレス電話は、例えば、
事業所の自席の机の上には電話機があるが会議で席を離
れたりする時にコードレス電話機(PS:以下、移動機
と呼ぶ)を携帯することで自席に掛かってきた電話を移
動機で転送を受けたり、あるいは工場の敷地内やビル内
を巡回する警備人や広い倉庫内等で固定した場所にいら
れない作業者などが携帯する電話機として需要がある。
【0004】
【従来の技術】従来のコードレス電話の実現方法は、ビ
ル内または工場内に構内交換機(PBX)に収容された
コードレス基地局(CS)を配置し、移動機とコードレ
ス基地局の間(無線区間)を無線で結び、この無線区間
のインタフェース(エアーインタフェースと呼ぶ)にア
ナログ方式を採用するものである。このアナログ方式は
1電波1通話であり、コードレス基地局と移動機間の制
御情報は音声通話をしていない時にモデム信号でやり取
りを行っていた。
【0005】しかし、エアーインタフェースにアナログ
方式を採用する場合には以下のような短所がある。 無線周波数チャネルの数が有限であるため、利用可能
なチャネル数が不足する。 完全な秘話機能がないため、盗聴のおそれがある。 ゾーン移動の際にノイズが入る場合がある。これはモ
デム信号の送受信を音声と同一電波で音声のない時に行
うために生じるもので、完全に無くすことはできない。
【0006】そこで、アナログ方式ではなく、時分割多
重を取り入れたディジタル方式のコードレス電話の開発
が進められている。ディジタル化することにより時分割
多重することが可能となり、同一周波数による同時通話
チャネル数の増大が図られる。現時点ではまだエアーイ
ンタフェースの規格制定中であるが、おおよその規格が
定められてきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のアナログ方式の
場合、一つのコードレス基地局に一つの移動機ではなく
複数のコードレス基地局に複数の移動機でシステムを構
築してシステムコードレス電話としての機能を実現する
ために、メーカ各社がそれぞれ独自の方式を採用してお
り、そのため、他社のコードレス基地局と移動機間での
通話はできなかった。
【0008】一方、ディジタル方式では、エアーインタ
フェースの規格を定めることで、各社相互間でも通話で
きるよう計画しており、さらに、コードレス電話の公衆
網にもそのまま使用できるように考えられている。
【0009】また、ディジタルコードレス電話では、ア
ナログ方式の時には実現できなかったディジタルデータ
通信等の要求がある。従来のアナログ方式の場合、デー
タ通信はデータをアナログのモデム信号に変換して行う
ことができるが、モデム信号を用いる場合には通信速度
の高速化は困難であり、誤り率も高くなる。これに対し
て、ディジタルコードレス電話の場合、1チャネルで32
kbpsまでのデータ通信を行うことが可能であり、さら
に、エアーインタフェースで定められた4チャネル全部
を使用すれば、32kbps×4=128kbps の高速なディジタ
ル通信を実現することが可能となる。
【0010】本発明は以上のような事情に鑑みてなれた
ものであり、その目的とするところは、ディジタルコー
ドレス電話を構内交換機に収容する際に、既存の設備と
の親和性を図りつつ音声信号もディジタルデータも取り
扱えるような構内交換機とディジタル基地局間での信号
伝送方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】まだ、エアー
インタフェース分のディジタル方式の勧告は定められて
いないが、現在のところ、図1の(c)に示されるよう
に、無線区間で32kbpsの通信チャネル(Tチャネル)を
時分割で4多重し、この4チャネルのうちの1チャネル
を使用して制御情報をISDNのDチャネルの信号方式
(LAPD)相当で伝送することになっている。
【0012】この4多重された信号と制御用にLAPD
信号を用いることにより、既存設備等との親和性を考慮
しつつ、ISDNのBRIインタフェースでの構内交換
機に収容する方法が考えられる。すなわち、図1の
(a)に示すように、ISDNのBRIインタフェース
ではチャネル構造が2B+Dとなっている。そこでま
ず、図1の(b)に示すように、二つのBチャネルを半
分に分割して使用する。Bチャネルは1チャネルが64kb
psであるので、半分にすると32kbpsになり、2Bチャネ
ルで32kbpsのTチャネルが4チャネルとることができ
る。さらに、Dチャネルは16kbpsのまま使用する。この
4T+Dのチャネル構造で構内交換機とコードレス基地
局間で信号伝送を行うようにする。
【0013】このTチャネルには、音声通信の場合には
64kbps音声信号を32kbpsADPCM符号化して32kbpsに
音声圧縮した音声信号を挿入し、またディジタルデータ
通信の場合には32kbpsディジタルデータをそのまま挿入
する。このディジタルデータとしてはTチャネルを2チ
ャネル使用すれば64kbpsディジタルデータを送ることが
でき、また4チャネル使用すれば 128kbpsディジタルデ
ータを送ることができる。
【0014】また、Tチャネルを更に半分にすれば、そ
こに64kbps音声信号を16kbpsADPCM符号化した16kb
ps音声信号を挿入することができ、都合8チャネル分の
音声信号を伝送できる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例としてのディジタルコー
ドレス電話の信号伝送方法を適用するディジタル・シス
テムコードレス電話のシステム構成図である。図中、1
は構内交換機、4はコードレス基地局、5は移動機、6
は固定アナログ電話機である。構内交換機1とコードレ
ス基地局4のインタフェースをとるために構内交換機1
側にはCSLC(以下、基地局用ライン回路と呼ぶ)3
が設けられ、また構内交換機1と固定アナログ電話機6
のインタフェースをとるためにライン回路7が設けられ
る。2は構内交換機1内のネットワーク部(交換スイッ
チ部)であり、ライン回路3、7に接続される。このネ
ットワーク部2の出力信号のチャネル構造は32B(B
チャネルは64kbps)となっている。
【0016】このシステムコードレス電話では、複数の
移動機5に複数の基地局4があり、複数の基地局で一つ
のゾーン(図中に○で囲った領域)を構成し、さらにそ
のゾーンが複数で一つのサービスエリア(図中に斜線を
施した領域)を構成しており、移動機5はサービスエリ
ア内であれば別のゾーンに移動しても通話/データ通信
を継続でき、また、エリア内にいれば何処にいても発信
/着信が可能である。
【0017】図3には基地局用ライン回路3の詳細な機
能ブロック構成が示される。図中、30は32kスイッチ
であり、ネットワーク部2の伝送信号からデータを32kb
it/1チャネル単位で抽出する。すなわち、同出力信号
中の64kbpsのBチャネルを1/2単位で抽出することが
できる。
【0018】31は処理回路であり、32kbps−ADPC
Mコーダ311とセレクタ312を含み構成される。32
kbps−ADPCMコーダ311は64kbps音声信号をAD
PCM(適応差分パルス符号変調)により32kbps音声信
号に音声圧縮する符号器である。また、セレクタ312
は入力信号が音声信号の場合には32kbps−ADPCMコ
ーダ311の出力を選択し、ディジタルデータ(32kbp
s)の場合にはディジタルデータをスルーでそのまま選
択して出力する回路である。この処理回路31は#0〜
#3の4回路が設けられている。
【0019】32は32kスイッチであり、処理回路31
(#0〜#3)の1チャネル32kbpsの出力信号を2チャ
ネル多重する回路である。33はISDNで一般的に用
いられているレイヤ1終端部であって、チャネル構造2
B+Dの信号を取り扱うもの、34は同様にISDNの
Dチャネルを終端するためのDチャネル信号終端部であ
る。35は32kスイッチであり、レイヤ1終端部33で
終端したコードレス基地局からの信号中からTチャネル
の信号を1チャネル単位で抽出する回路である。
【0020】36は処理回路であり、32kbps−ADPC
Mデコーダ361とセレクタ362を含み構成される。
32kbps−ADPCMデコーダ361はスイッチ35で抽
出した32kbps音声信号を64kbps音声信号に復元する復号
器である。また、セレクタ362は入力信号が音声信号
の場合には32kbps−ADPCMデコーダ361の出力を
選択し、ディジタルデータ(32kbps)の場合にはそのデ
ィジタルデータをスルーでそのまま選択して出力する回
路である。この処理回路36は#0〜#3の4回路が設
けられている。
【0021】37は32kスイッチであり、処理回路36
(#0〜#3)の2回路分の出力を2チャネル多重して
64kbpsのチャネル信号にしてネットワーク部2側へ送出
する回路である。38はプロセッサ部であり、基地局用
ライン回路3内の各回路の制御を行う。また39は呼制
御プロセッサ部である。
【0022】以下、この実施例システムの動作を説明す
る。まず、通常の通話すなわち音声信号を取り扱う場合
について図3を参照して説明する。ここで、移動機5へ
の無線回路は図1の(c)に示す4回線(4T)があ
る。まず、1回線目は、ネットワーク部2から64kbpsの
音声信号がスイッチ30により32kbit単位で2チャネル
分取り出され、したがって64kbpsの音声信号のまま処理
回路31(#0〜#3のうちの一つ)の32kbps−ADP
CMコーダ311に入力され、ここで64kbps音声信号か
ら32kbpsADPCM音声信号に圧縮されて、32kbpsの1
チャネル(Tチャネル)分の音声信号となる。この32kb
ps音声の1チャネル分の信号はセレクタ312を通って
スイッチ32に入力される。また、別の回線も同様にし
て処理回路31(#0〜#3のうちの他の一つ)に入力
されて32kbps音声の1チャネル分の信号にされてスイッ
チ32に入力される。スイッチ32では、入力された32
kbps音声信号の2チャネル分を多重して64kbpsの1チャ
ネル(Bチャネル分に相当)にし、これを64kbpsのデー
タ(1B)としてISDN−BRIのレイヤ1終端部3
3に入力する。
【0023】レイヤ1終端部33はこの64kbpsのデータ
(1B=2T)を通常のISDN−BRIの信号と見な
して取り扱って、Dチャネル信号終端部34からのDチ
ャネル信号と組み合わせて通常のISDN−BRIイン
タフェースのチャネル構造2B+D(=4T+D)の信
号とし、これをコードレス基地局4に伝送する。したが
って、この信号は、Bチャネルが二等分されてそのそれ
ぞれにTチャネルが挿入された形になっているので、図
1の(b)に示すように、構内交換機とコードレス基地
局間のインタフェースでは、チャネル構造4T+Dの信
号が伝送されることになる。コードレス基地局4では、
このチャネル構造4T+DのうちのDチャネルを除い
て、コードレス基地局・移動機間のエアーインタフェー
スのチャネル構造4Tにして無線伝送する。
【0024】またレイヤ1終端部33はコードレス基地
局4側からチャネル構造4T+Dの信号を受信すると、
そのうちの32kbps音声2チャネル(2つのTチャネル)
を64kbps1チャネル(Bチャネル)のデータと見なして
取り扱い(すなわち通常のISDN−BRIインタフェ
ースと同様に取り扱い)、これを分離してスイッチ35
に出力する。スイッチ35ではこれを32kbit単位で分離
するから、レイヤ1終端部33からの64kbpsデータは32
kbpsの音声1チャネル毎(すなわちTチャネル毎)に分
離されることになり、この32kbps音声チャネル信号は処
理回路36に入力される。
【0025】処理回路36では、この32kbps音声チャネ
ル信号を32kbps−ADPCMデコーダ361で64kbpsの
音声信号に復元し、セレクタ362を通してスイッチ3
7に出力する。スイッチ37では処理回路36からの信
号2チャネル分(すなわち64kbps1チャネル分の音声信
号)を取り出してネットワーク部2側に出力する。
【0026】次にコードレス電話でディジタルデータ通
信を行う場合について図4を参照して説明する。まず、
32kbpsまでのディジタルデータ通信信号の場合は、ネッ
トワーク部2からスイッチ30に入り、処理回路31に
送られる。処理回路31では、32kbpsの1チャネルを使
用し、入力した32kbpsディジタルデータはそのままスル
ーの経路(ADPCMコーダ311を通らない経路)を
通ってセレクタ312により選択されて、スイッチ32
に入力される。このスイッチ32で、同様にして入力さ
れている別回線の32kbps1チャネルの信号と多重され、
64kbpsの1チャネル信号(Bチャネル信号)となり、レ
イヤ1終端部33により32kbpsディジタルデータ2チャ
ネルは64kbps1チャネルの信号と見なされて処理され、
コードレス基地局4に送出される。
【0027】また、コードレス基地局4からの信号はレ
イヤ1終端部33において32kbpsの2チャネル分が多重
された状態で64kbpsの1チャネル分と見なされてスイッ
チ35に入力される。スイッチ35では、入力された信
号(64kbps1チャネル分とみなされた信号)は32kbpsデ
ィジタルデータの2チャネル分の信号に分解され、処理
回路36に入力される。処理回路36では、この32kbps
ディジタルデータをセレクタ362によりスルーの経路
(ADPCMデコーダ361を通らない経路)で選択
し、選択された信号はスイッチ37を経て32kbpsディジ
タルデータのままネットワーク部2側へ出ていく。
【0028】なお、ディジタルデータ通信として64kbps
のディジタルデータを扱う場合にはTチャネル2回線分
を使用してディジタルデータを伝送すればよく、また、
128kbpsのディジタルデータを扱う場合にはTチャネル
4回線分を使用してディジタルデータを伝送すればよ
い。
【0029】さらに、コードレス基地局4への呼制御情
報は、構内交換機1の呼制御プロセッサ部39からの制
御信号を基地局用ライン回路3搭載のプロセッサ38経
由でDチャネル信号終端部34によりLAPD(Line A
ccess Procedure on the D-channel) のフォーマットに
変換し、レイヤ1終端部33を通ってBRIのDチャネ
ルとしてコードレス基地局4に送出される。また、コー
ドレス基地局4からのDチャネル信号はレイヤ1終端部
33によりDチャネル信号終端部34に入り、プロセッ
サ38を経由して呼制御プロセッサ39に伝えられる。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ディジタルコードレス電話を構内交換機に収容する
にあたって、そのインタフェース部分に、既存のISD
N−BRIインタフェース装置(例えばレイヤ1終端
部、Dチャネル信号終端部34など)の技術を流用する
ことができるので、新たな装置を開発する労力が省かれ
る。また、エアーインタフェースとの親和性がよい。将
来、構内交換機−コードレス基地局間のインタフェース
がマルチベンダー化される場合においても、ISDN−
BRIのインタフェースは世界標準であるため、インタ
フェースとして有利である。
【0031】また、構内交換機−コードレス基地局間の
インタフェースがディジタルのISDN−BRI方式で
あるため、音声/データ通信ともに品質が良く、ディジ
タルデータ通信においては32kbpsから 128kbpsまでの速
度に対応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図であって、ISDN−
BRIインタフェースからディジタルコードレス電話の
無線部インタフェース(エアーインタフェース)への対
応を説明する図である。
【図2】本発明の一実施例としてのディジタルコードレ
ス電話の信号伝送方法を行うディジタルシステムコード
レス電話のシステム構成を示す図である。
【図3】実施例システムにおける基地局用ライン回路
(CSLC)の機能ブロック構成を示す図である。
【図4】ディジタルデータ通信時のデータの流れを説明
するための図である。
【符号の説明】
1 構内交換機 2 ネットワーク部(交換スイッチ) 3 基地局用ライン回路(CSLC) 4 コードレス基地局 5 移動機(ディジタルコードレス電話機) 6 固定アナログ電話機 7 アナログ電話機用ライン回路 30、32、35、37 32kスイッチ 31、36 処理回路 33 レイヤ1終端部 34 Dチャネル信号終端部 38 プロセッサ部 39 呼制御プロセッサ部 311 32kbps−ADPCMコーダ 312、362 セレクタ 361 32kbps−ADPCMデコーダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルコードレス電話機を構内交換
    機に収容する際の構内交換機とコードレス基地局間での
    信号伝送方法であって、 ISDN−BRIインタフェースのチャネル構造2B+
    DのうちのBチャネルを二等分してそのそれぞれにディ
    ジタルコードレス電話エアーインタフェースの1通信チ
    ャネルを挿入することでチャネル構造4T+Dとし、こ
    のチャネル構造4T+Dを構内交換機・コードレス基地
    局間のインタフェースとして信号伝送を行うようにした
    ディジタルコードレス電話の信号伝送方法。
  2. 【請求項2】 該Tチャネルには32kbps適応差分パルス
    符号変調した音声信号または32kbpsディジタルデータを
    そのまま挿入するようにした請求項1記載のディジタル
    コードレス電話の信号伝送方法。
  3. 【請求項3】 該Tチャネルをさらに二等分してそのそ
    れぞれに16kbps適応差分パルス符号変調した音声信号を
    挿入するようにした請求項1記載のディジタルコードレ
    ス電話の信号伝送方法。
  4. 【請求項4】 ディジタルデータの伝送時に、該Tチャ
    ネルを2チャネル用いることで64kbpsのディジタルデー
    タを、または4チャネル用いることで 128kbpsのディジ
    タルデータを伝送することを特徴とする請求項2または
    3記載のディジタルコードレス電話の信号伝送方法。
  5. 【請求項5】 構内交換機側に設けられて請求項1記載
    の方法を行う回路であって、 ネットワーク側から64kbpsの音声信号または32kbpsのデ
    ィジタルデータを1チャネルを32kbit単位で抽出する第
    1のスイッチ手段と、 32kbpsADPCMコーダとセレクタを備えて該第1のス
    イッチ手段で抽出した信号が2チャネル合わせて64kbps
    の音声信号の場合にはそれを32kbpsの音声信号にADP
    CM符号化し、32kbpsのディジタルデータの場合にはそ
    れをそのまま通過させてTチャネルとして出力する第1
    の処理回路と、 該第1の処理回路からのTチャネル出力を2チャネル多
    重する第2のスイッチ手段と、 Dチャネル信号を終端するDチャネル終端部と、 該第2のスイッチ手段からの2Tチャネル信号をBチャ
    ネル信号と見なして取り扱って該Dチャネル終端部から
    のDチャネル信号と合成してチャネル構造4T+Dと
    し、この4T+Dの信号をコードレス基地局との間で送
    受信するレイヤ1終端部と、 該レイヤ1終端部で終端した信号を1チャネルを32kbit
    単位で分離する第3のスイッチ手段と、 32kbpsADPCMデコーダとセレクタとを備えて該第3
    のスイッチ手段で分離したTチャネルの信号が32kbps音
    声信号の場合にはそれを64kbps音声信号にADPCM復
    号化し、32kbpsディジタルデータの場合にはそれをその
    まま通過させる第2の処理回路と、 該第2の処理回路の出力信号から64kbpsの音声信号また
    は32kbpsディジタルデータを抽出してネットワーク側に
    出力する第4のスイッチ手段とを備えたディジタルコー
    ドレス基地局用ライン回路。
JP6062105A 1994-03-07 1994-03-07 ディジタルコードレス電話の信号伝送方法 Withdrawn JPH07245774A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0965425A (ja) * 1995-08-21 1997-03-07 Nec Commun Syst Ltd 移動通信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0965425A (ja) * 1995-08-21 1997-03-07 Nec Commun Syst Ltd 移動通信システム

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