JPH07245626A - 可変帯域適応型経路制御方法 - Google Patents

可変帯域適応型経路制御方法

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JPH07245626A
JPH07245626A JP3469894A JP3469894A JPH07245626A JP H07245626 A JPH07245626 A JP H07245626A JP 3469894 A JP3469894 A JP 3469894A JP 3469894 A JP3469894 A JP 3469894A JP H07245626 A JPH07245626 A JP H07245626A
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JP
Japan
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distance
route
link
band
load
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Pending
Application number
JP3469894A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yamashita
高生 山下
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH07245626A publication Critical patent/JPH07245626A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 距離パラメータが最小となり、経済的な経路
を選択し得る可変帯域適応型経路制御方法を提供する。 【構成】 通信を行う起点ノードから宛先ノードへの経
路に対する距離パラメータの計算において、負荷が軽い
ときに支配的になる距離dl (ステップ120)を算出
するとともに、負荷が重いときに支配的になる距離dh
(ステップ170,190)を算出し、この負荷が軽い
ときに支配的になる距離dl と負荷が重いときに支配的
になる距離dh の和(ステップ230,240)を距離
パラメータとし、この距離パラメータが最小の経路を優
先的に選択している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、専用線などの固定帯域
リンクやATM(Asyncronous Transfer Mode ),IS
DN(Integrated Service Digital Network)逆多重化
装置などの可変帯域リンクで構築されたデータグラムを
用いたコンピュータ、ネットワークにおいて動的に割り
当てられる帯域と固定的に存在する帯域の経済的な特性
の相違および固定帯域リンクと比較して可変帯域リンク
はトラヒックが増加した場合でも動的に帯域を増加させ
ることによって通信品質を維持できるという特性を持つ
ことを考慮した経路を選択するための可変帯域適応型経
路制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、S.Low and P.Variya, ”Stabil
ity of a Class of Dynamic RoutingProtoclos (IGR
P)”,IEEE INFOCOM pp.610-616,vol.2 1993 に示される
ように、可変帯域リンクを含む経路の距離パラメータ
は、前記可変帯域リンクが動的に確保することのできる
帯域の最大値をもとにして計算される。ノードaおよび
b間の距離パラメータD(a,b)は、
【数1】 として計算される。但し、ki およびks は定数、Qは
ノードab間の経路上のリンク集合、wi およびfi
リンクiの動的に確保することが可能な帯域のまたは固
定の帯域についてはその最大値およびトラヒック量であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術を用いた場
合、動的に確保可能な帯域が広く、トラヒックの少ない
経路が選択されることになる。このため実際に専用線な
どの固定帯域リンクよりも確保可能な帯域が広い可変帯
域リンクが選ばれ、コストが高くなるという問題があ
る。
【0004】更に具体的に説明すると、従来技術を用い
た場合、固定的に存在する帯域と動的に付加される帯域
の区別がなく、現在の帯域とは無関係に動的確保可能な
最大帯域が経路距離の計算に用いられる。このため、例
えば図2に示すように、ノードAとノードBとの間に経
路1および2が存在し、経路1の帯域が192kbps
であり、経路2の帯域が64kbpsから512kbp
sまで変化できるような場合を考えると、経路2が経路
1と比較して広い帯域を確保できるため、ノードA,B
間の経路としては、経路2が選択されてしまうことにな
る。例えば、ノードA,B間のトラヒックが192kb
ps以下である場合に、動的に確保される帯域には、使
用に応じたコストが必要となることを考えると、経済的
でない経路が選択されることになるという問題がある。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、距離パラメータが最小とな
り、経済的な経路を選択し得る可変帯域適応型経路制御
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の可変帯域適応型経路制御方法は、固定帯域
リンクと可変帯域リンクを含むデータグラムを用いたパ
ケット交換網において通信を行う起点ノードから宛先ノ
ードへの経路に距離パラメータを計算し、起点と宛先間
の考えられる経路のうち距離パラメータが最小となる経
路を優先する可変帯域適応型経路制御方法において、各
経路の距離パラメータの計算に、前記経路上の各リンク
の全帯域のうち固定的に存在する帯域、動的に割り当て
られている帯域、前記動的に割り当てられている帯域リ
ンクのコストから計算される優先度および前記帯域リン
クを流れるトラヒック量を含むパラメータを用いること
を要旨とする。
【0007】また、本発明の可変帯域適応型経路制御方
法は、前記距離パラメータが負荷が軽いときに支配的に
なる距離と負荷が重いときに支配的になる距離との和で
あり、前記負荷が軽いときに支配的になる距離が経路上
の基底帯域による各リンクの伝送遅延時間の和であり、
前記負荷が重いときに支配的になる距離が経路上のリン
クの空き帯域による伝送遅延時間を基本として各リンク
に割り当てられた優先度を考慮して定められることを要
旨とする。
【0008】
【作用】本発明の可変帯域適応型経路制御方法では、通
信を行う起点ノードから宛先ノードへの各経路の距離パ
ラメータの計算において、各リンクの全帯域のうち固定
的に存在する帯域、動的に割り当てられている帯域、前
記動的に割り当てられている帯域のコストから計算され
る優先度および前記リンクを流れるトラヒック量を含む
パラメータを用いている。
【0009】また、本発明の可変帯域適応型経路制御方
法では、前記距離パラメータは負荷が軽いときに支配的
になる距離と負荷が重いときに支配的になる距離との和
であり、前記負荷が軽いときに支配的になる距離は経路
上の基底帯域による各リンクの伝送遅延時間の和であ
り、前記負荷が重いときに支配的になる距離は経路上の
リンクの空き帯域による伝送遅延時間を基本として各リ
ンクに割り当てられた優先度を考慮して定められるもの
である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係わる可変帯域適
応型経路制御方法について説明する。
【0011】距離パラメータは、任意の固定帯域リンク
および可変帯域リンクの全帯域について、帯域を固定的
に存在する帯域と動的に確保される帯域の和とし、それ
ぞれ基底帯域および付加帯域と呼ぶ。
【0012】ノードuおよびv間の距離パラメータD
(u,v)を次のように負荷が軽い場合に支配的になる
距離dl (u,v)と、負荷が重いときに支配的になる
距離dh (u,v)の和として表現する。
【0013】
【数2】 D(u,v)=kl l (u,v)+kh h (u,v) (1) 但し、kl およびkh は各距離の重みを表す係数であ
り、dl は経路上の基底帯域による各リンクの伝送遅延
時間の和とし、
【数3】 と表される。ここで、μi ,bi およびδxi は、それ
ぞれリンクiの帯域、基底帯域および付加帯域の変化単
位を表し、ni は0以上の整数とし、固定帯域リンクに
ついては常に0とする。また、Qは経路上のリンク集合
を表す。
【0014】次に、付加帯域間の優先性を考慮して、d
h を経路上のリンクの空き帯域による伝送遅延時間を基
本として、各リンクに割り当てられた優先度を考慮して
次のように定める。
【0015】
【数4】 但し、pi およびfi は、リンクiの優先度とトラヒッ
クを表し、K={i|ni ≠0,i∈Q}とする。
【0016】次に、図1に示すフローチャートを参照し
て、本実施例の可変帯域適応型経路制御方法における経
路距離計算処理について説明する。
【0017】図1の処理においては、次に示す記号が使
用されている。
【0018】 図1に示す経路距離計算処理においては、まず複数のリ
ンクを逐次選択するために使用される変数i=1、軽負
荷時距離dl =0、重負荷時距離dh =−1、付加帯域
が0でないリンクの優先度パラメータの総和P=0、お
よび付加帯域判定フラグS=0に初期設定される(ステ
ップ110)。
【0019】そして、このように初期設定されたi=1
のリンクに対して、上述した式(2)に従って負荷が軽
いときに支配的になる軽負荷時距離dl が計算される
(ステップ120)。
【0020】そして、付加帯域単位の数ni が0である
か否かがチェックされる(ステップ130)。付加帯域
単位の数ni が0の場合には、ステップ160に進む
が、0でない場合には、付加帯域判定フラグSを1にセ
ットし(ステップ140)、付加帯域が0でないリンク
の優先度パラメータの総和Pにリンクiの優先度パラメ
ータpi を加算し(ステップ150)、ステップ160
に進む。
【0021】ステップ160では、負荷が重いときに支
配的になる重負荷時距離dh が−1であるか否かがチェ
ックされる。最初の状態においては、重負荷時距離dh
は−1であるので、ステップ170に進んで、上式
(4)によって重負荷時距離dhが算出され、ステップ
200に進むが、重負荷時距離dh が−1でない場合、
すなわち2回目以降においては、重負荷時距離dh はス
テップ170で前に計算した値となっているので、その
前に計算した重負荷時距離dh が新たに式(4)で計算
される値よりも小さいか否かがチェックされる(ステッ
プ180)。小さくない場合、すなわち大きい場合に
は、そのままステップ200に進むが、小さい場合に
は、式(4)によって計算したものを重負荷時距離dh
とすることにより、最大の重負荷時距離dh を選択し
(ステップ190)、ステップ200に進む。
【0022】ステップ200では、変数iを+1インク
リメントし、該変数iがリンクの数である所定数nより
大きくなったか否かがチェックされ(ステップ21
0)、nより大きくない場合には、ステップ120に戻
って、変数iがnより大きくなるまで、すなわちすべて
のリンクに対して同じ処理を繰り返し行う。
【0023】変数iがnより大きくなると、すなわち、
すべてのリンクについて上述した軽負荷時距離dl およ
び重負荷時距離dh の計算が完了すると、付加帯域判定
フラグSが1であるか否かがチェックされ、付加帯域判
定フラグSが1でなく、0の場合、すなわち経路上に付
加帯域が0でないリンクが存在しない場合には、ステッ
プ230に進んで、上述したように算出された各軽負荷
時距離dl と重負荷時距離dh とを加算し、経路距離D
が算出され、また付加帯域判定フラグSが1の場合、す
なわち経路上に付加帯域が0でないリンクが存在する場
合には、ステップ240に進んで、各軽負荷時距離dl
に対して優先度パラメータの総和Pに重負荷時距離dh
を乗算したものを加算して、経路距離Dを算出する。そ
して、このように算出された経路距離Dが最も小さい経
路が選択されることになる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各リンクの全帯域のうち固定的に存在する帯域と動的に
確保されている帯域というパラメータを分離して用いる
ことによって固定的に存在する帯域が優先して選択さ
れ、動的に確保された帯域のコストから計算される優先
度というパラメータによって、より低いコストの動的帯
域が優先して用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる可変帯域適応型経路
制御方法における経路距離計算処理を示すフローチャー
トである。
【図2】従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1,2 経路 A,B ノード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定帯域リンクと可変帯域リンクを含む
    データグラムを用いたパケット交換網において通信を行
    う起点ノードから宛先ノードへの経路に距離パラメータ
    を計算し、起点と宛先間の考えられる経路のうち距離パ
    ラメータが最小となる経路を優先する可変帯域適応型経
    路制御方法において、各経路の距離パラメータの計算
    に、前記経路上の各リンクの全帯域のうち固定的に存在
    する帯域、動的に割り当てられている帯域、前記動的に
    割り当てられている帯域リンクのコストから計算される
    優先度および前記帯域リンクを流れるトラヒック量を含
    むパラメータを用いることを特徴とする可変帯域適応型
    経路制御方法。
  2. 【請求項2】 前記距離パラメータは、負荷が軽いとき
    に支配的になる距離と負荷が重いときに支配的になる距
    離との和であり、前記負荷が軽いときに支配的になる距
    離は、経路上の基底帯域による各リンクの伝送遅延時間
    の和であり、前記負荷が重いときに支配的になる距離
    は、経路上のリンクの空き帯域による伝送遅延時間を基
    本として各リンクに割り当てられた優先度を考慮して定
    められることを特徴とする請求項1記載の可変帯域適応
    型経路制御方法。
JP3469894A 1994-03-04 1994-03-04 可変帯域適応型経路制御方法 Pending JPH07245626A (ja)

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JP (1) JPH07245626A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314093B1 (en) 1997-12-24 2001-11-06 Nortel Networks Limited Traffic route finder in communications network
US7496039B2 (en) 2004-09-03 2009-02-24 Fujitsu Limited Delay guarantee path setting system
US8510445B2 (en) 2010-05-20 2013-08-13 Hitachi, Ltd. System management method and system management apparatus
US10291549B2 (en) 2015-03-20 2019-05-14 Nec Corporation Parameter determination apparatus, parameter determination method and program

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