JPH07245471A - プリント回路基材および電気接続構造 - Google Patents

プリント回路基材および電気接続構造

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JPH07245471A
JPH07245471A JP6062017A JP6201794A JPH07245471A JP H07245471 A JPH07245471 A JP H07245471A JP 6062017 A JP6062017 A JP 6062017A JP 6201794 A JP6201794 A JP 6201794A JP H07245471 A JPH07245471 A JP H07245471A
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JP
Japan
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conductor
printed circuit
circuit board
conductor pattern
dielectric film
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JP6062017A
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English (en)
Inventor
Kiyoyasu Hiwada
清康 檜皮
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Hewlett Packard Japan Inc
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Yokogawa Hewlett Packard Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/4007Surface contacts, e.g. bumps

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被接触導体との電気的接続を高密度かつ高信
頼性で行うことができ、しかも特に高周波特性に優れ、
また主としてDCリーク電流を低減できるプリント回路
基材および電気接続構造を提供する。 【構成】 誘電体膜2の一方の面に第1の導体パターン
4が、他方の面に第2の導体パターン8がそれぞれ形成
され、第1の導体パターンの少なくとも一部に1つまた
は複数の微小導体突起6が形成されてなることを特徴と
する。ここで、前記微小導体突起の径は、たとえば5〜
500μmとされ、ボール形,キノコ形等の種々の形状
のものが採用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被接触導体との電気的
接続を高密度かつ高信頼性で行うことができ、しかも特
に高周波特性に優れ、また主としてDCリーク電流を低
減できるプリント回路基材および電気接続構造に関す
る。
【0002】
【技術背景】たとえば、ICや抵抗等の電気部品のプリ
ント回路基板(PCボード)への実装、ケーブルとPC
ボード,高集積大型部品との電気的接続等においては、
一般には、二つの部材の電極同士をハンダ,ロウ付け
剤,導電性接着剤等を用いて接合したり、コネクタやソ
ケットを用いて着脱可能に結合している。
【0003】ハンダ付けは、ハンダゴテによる手付け,
ウェーブソルダー,リフロー,赤外線スポット等の方法
により行われる。ロウ付けや導電性接着剤を用いた接合
は、ハンダ付けが困難な場合に用いられる。
【0004】また、ICチップをハンダ付けやソケット
を用いることなく実装したい場合や、二つのPCボード
同士を電気的に接続する場合等においては、いわゆる異
方性導電性シートが用いられることがある。この異方性
導電性シートには、絶縁性また誘電性のシートを貫通し
て両面に導体が形成されているものや、表面に導体のラ
インパターンが平行に形成されたものがあり、これを各
種装置やPCボードの端子間に介在させ、圧着すること
で電気的な導通が図られる。
【0005】たとえば、図15に示すように、両面に微
小導体突起201が貫通して形成された異方性導電性シ
ート200を用い、これを二つのPCボード202,2
03の端子間に介在させて圧着するものや、図16
(A)〜(C)に示すような弾性体内に導電ゴム,導電
性粒子,導電性繊維等の導電性材を混入,積層等したも
のを図15と同様、二つの部材間に介在させて機械的,
熱的に圧着するものが知られている。
【0006】また、従来、二つの装置(PCボードやI
C等の電気部品等)の間で、電気的な接続/切り離しを
適宜行う必要がある場合には、コネクタ,ソケット,ピ
ン,プローブ等の接続手段を用い、必要に応じて上記接
続/切り離しが行われる。たとえば、パッケージに封入
されたICや多ピン構成のM.C.M.(MultiC
hip Module)等をハンダ付けをしないで電気
的に接続したい場合には、パッケージタイプに合わせた
種々のICソケットが用いられる。なお、ケーブルとP
Cボード等とをハンダ付けすることなしに接続する場合
には、金属電極多数をハウジング内に形成したコネクタ
やソケットが用いられている。
【0007】ところが、上記したような接合手段、ある
いは接続/切り離し手段には、以下に述べるような不都
合がある。ハンダによる接続の場合、安価で確実な電気
的接続が得られると言った利点を有する反面、加熱工程
において(さらにはハンダ付け後に洗浄が行われる場合
には該洗浄工程において)搭載部品の電気的特性が劣化
したり、PCボードの内部または表面の電気特性が変化
して信頼性が低下する場合が生じる。この電気特性の変
化の防止対策として、部品の封止を工夫しなければなら
ない。また、DCパラメトリック測定のような精密測定
においては電流リークを低く抑える必要があるが、ハン
ダ付の洗浄工程により部品のみならずPCボード自体が
水分を吸収すると絶縁性が低下し、回路が正常に機能し
ないと言った問題が生じる。
【0008】有機溶剤の使用は環境汚染の観点から使用
が制限される傾向にあり、またハンダ付けが困難な金属
(たとえば、Al等)もあるため、ロウ付け等がハンダ
付けに代えて用いられているが、ハンダ付けと同様、加
熱による信頼性の低下等の不都合を免れることはできな
い。
【0009】導電性接着剤は、比較的簡便に使用できる
反面、有機物質に導電性物質(通常は金属粉)を混入さ
せた組成であるため、接続部の抵抗が大きくなり、電気
特性が劣化し易い。また、経時劣化により接着が不完全
となったり、接着箇所が変形したりするおそれがあるた
め、硬化型接着剤を接合部の外側に充填することも行わ
れる。この充填剤により、電気的性能(リーク電流,耐
圧,接合部の誘電率の変化等)を劣化させると言った不
都合がある。
【0010】コネクタ等を用いた電気的接続では、リー
ドの自己インダクタンスが増大したりクロストークが生
じ易くなるため、電気的な特性が劣化する傾向が強く、
また伝送路の特性インピーダンスを維持する構造を高密
度で実現することが困難である。さらに、接続や切り離
しの繰り返し回数に限界があり、また電気的接続を行う
端子面に酸化膜や汚れが生じた場合には、接続不良を生
じ易い。しかも、接続や切り離しのための機構を小型化
するには限界があるため、端子数を高密度とすることが
できない。
【0011】従来の異方性導電性シートを用いた電気的
接続では、高密度実装が可能となる反面、シート成形時
における厚味方向の寸法制御に限界があり、またシート
の端子形成面を数μmオーダで平坦にすることは困難で
あるため、非熱圧着による方法では満足な電気的な接続
を得ることができない。このため、熱圧着による手段が
用いられることも多いが、この場合には、加熱装置等の
付属装置が必要となること、上述したハンダ付けやロウ
付けと同様加熱による信頼性が低下すること等の不都合
を生ずる。
【0012】このような不都合を解消するために、たと
えば図17に示すようなエラスチックコネクタも用いら
れている。図17おいて、エラスチックコネクタ51
は、誘電体膜(ポリイミドフィルム52)を基材とし、
Ni下地メッキの上にAuメッキを施した150μm幅
程度のCuのラインパターン54が表面に平行配列され
ている。このエラスチックコネクタ51では、フィルム
52は柔らかいシリコンラバーからなる棒状弾性体59
に巻かれて構成されており、一方のPCボード301の
端子302と、フィルム52の端部のラインパターン5
4との位置を合わせ、これらが図示しない圧着手段によ
り圧着される。
【0013】図17に示したコネクタでは、ラインパタ
ーン54の表面が平滑面をなしているため、表面酸化
膜,硫化膜,油膜や塵等が該ラインパターン54または
被接触導体であるボード等の端子に付着等していると、
電気的接触が不完全となる。これを極力防ごうとする
と、それに見合うだけの接触圧を付与しなければなら
ず、極数が多い場合(たとえば、数十、場合によっては
数百〜千極)の場合には、押圧機構が大型化したり該機
構を実現するためのコストが膨大となる。さらに、ポリ
イミドフィルム52は吸水性が高いので、リーク電流が
大きくなり、1nA以下の電流を扱う用途には不適切で
ある。
【0014】さらに、上記のような不都合を解消するべ
く、近年、上記の接続手段、あるいは接続/切り離し手
段に代えて、以下に示すような導体突起付シートも用い
られている。
【0015】図18に示す導体突起付シート61では、
ポリイミドフィルム62の一方の面に接着剤層63を介
してラインパターン64が形成され、他方の面に該回路
パターン64に導通する微小導体突起66が形成されて
いる。
【0016】しかし、図15〜図18に示したシートや
コネクタでは、被接触導体との電気的接続を考慮するの
みで、高周波特性の向上、リーク電流の配慮がなされて
いない。また図15や図18に示したシートでは弾性接
触がなされず、厚み方向の高さが全部の端子でそろわな
い場合には、接触が十分に保証されないため、信頼性に
劣るなどの問題があり、必ずしも満足できる電気的,機
械的特性を得ることができなかった。
【0017】
【発明の目的】本発明は、上記のような問題を解決する
ために提案されたものであって、被接触導体との電気的
接続を高密度かつ高信頼性で行うことができ、しかも特
に高周波特性に優れ、またDCリーク電流の低減を図る
ことができ、さらにまた電気的接続および切り離しを簡
易に行うことができるプリント回路基材および電気接続
構造を提供することを目的とする。
【0018】
【発明の概要】本発明のプリント回路基材は、誘電体膜
の一方の面に第1の導体パターンが、他方の面に第2の
導体パターンがそれぞれ形成され、第1の導体パターン
の少なくとも一部に1つまたは複数の微小導体突起が形
成されてなることを特徴とする。
【0019】ここで、プリント回路基材には、ボード
状,シート(フィルム)状のものが含まれる。さらに、
誘電体膜に寸法安定層を設けることもできる。この場
合、通常、上記プリント回路基材は、フッ素系樹脂層/
寸法安定層/フッ素系樹脂層からなり、該寸法安定層に
はガラスクロス,ポリイミドフィルム,ガラスエポキシ
材等が用いられる。
【0020】微小導体突起の径は、大き過ぎると平坦な
端子と変わりがなくなってしまう。また、小さ過ぎる
と、大き過ぎるときと同様平坦な端子と変わりがなくな
るうえ、製造が容易ではなくなる。このため、微小導体
突起の径は、好ましくは5〜500μmとされ、特に好
ましくは10〜100μmとされる。微小導体突起は、
電気的な接触機能を持てば、その形状に限定されない
が、先端は丸味を帯びた曲面であることが好ましい。微
小導体突起として、半球状(半楕円球状等の凸曲面状の
ものを含む)のもの、有茎形状をなして第1の導体パタ
ーンに立設しその先端が半球状に形成されたもの、先端
がキノコ状をしているもの等、種々の形状のものが用い
られる。
【0021】また、第1の導体パターンに形成される微
小導体突起を複数とすることもできるが、この場合、微
小導体突起の密度は、小さ過ぎると接触点の数が少なく
なり、大き過ぎると微小導体突起数が増えて製造が容易
ではなくなる。このため、密度をピッチに換算すると、
半球状のものでは最小でたとえば15μm、キノコ状の
ものでは最小でたとえば20μmとされ、最大ピッチは
被接触導体の端子の大きさにより適宜決定される。
【0022】また、前記第1の導体パターン上の少なく
とも前記微小導体突起の周囲に、微小導体突起の先端を
露出させて補助層を形成することもできる。補助層を設
けることで、プリント回路のパターン自体の保護等を図
ることができる。この補助層としては、ポリイミド等の
絶縁性の合成樹脂層が使用される。
【0023】第1の導体パターンは、複数のラインパタ
ーンにより構成することもできる。また、第2の導体パ
ターンは信号ラインとすることもできるし、グランド面
やガード面とすることもできる。第2の導体パターンを
グランド面またはガード面とした場合には、精密測定に
おける精度の向上、高周波特性の向上等を図ることがで
きる。
【0024】本発明のプリント回路基材に使用される誘
電体膜は、高絶縁性を保証する意味から、非吸湿性の素
材を用いることが好ましく、また良好な高周波特性を得
たい場合には、該特性に応じた低誘電率,低誘電正接の
素材を用いることが好ましい。
【0025】誘電体膜を構成する素材は、共振摂動法に
よる1MHzでの比誘電率および誘電正接がそれぞれ
6.0以下、0.1以下であり、かつ体積抵抗率が10
14Ω・cm以上であることが好適である。具体的に
は、誘電体膜として上記特性を満足するPTFE(ポリ
テトラフルオロエチレン)などのフッ素系合成樹脂が好
適である。
【0026】このフッ素系合成樹脂にはポリイミド等の
合成樹脂を含浸させたものも好ましく用いられる。この
ような素材を用いることで、高周波特性の向上およびD
Cリーク電流の低減がより促進される。この場合、誘電
体層をPTFE樹脂の単一層により構成することもでき
るし、誘電体膜2を、PTFE膜,ポリイミドフィル
ム,ガラスエポキシ材等との多層積層体にすることがで
きる。
【0027】また、誘電体膜は、可撓性を有しており、
軟質弾性を有する素材により形成されていることが好ま
しい。これにより、たとえば被接触導体の複数の導体パ
ターンが同一平面上にない場合であっても、微小導体突
起と被接触導体の端子面との電気的接続を良好に行うこ
とができる。
【0028】誘電体膜として、P−PTFE(多孔質ポ
リテトラフルオロエチレン)も好適に使用される。この
ような素材を使用することで、プリント回路基材自体が
被接触導体に対して柔軟に押接され、微小導体突起と被
接触導体の端子面との電気的接続が保証され、さらに多
孔内の空気の作用により、比誘電率が非多孔質のPTF
Eより低く抑えられ、良好な高周波特性を得ることがで
きる。なお、P−PTFEに比べてポリイミドフィルム
52は比誘電率が高く(3.1〜3.5程度)、tan
δが1桁悪い(1MHzで0.002程度)ので高周波
特性も、P−PTFEには及ばない。
【0029】誘電体膜が軟質ではあるが、必ずしも弾性
を有していない場合には、第2の導体パターン側に合成
樹脂弾性体を設けることで、微小導体突起と被接触導体
の端子面との電気的接続を保証することもできる。ま
た、誘電体膜が硬質であっても、被接触導体に形成され
た端子が弾性体上に形成されている場合にも、上記と同
様微小導体突起と被接触導体の端子面との電気的接続を
保証することができる。
【0030】本発明の電気接続構造では、被接触導体の
端子1つに対して、第1の導体パターンに形成された微
小導体突起を、少なくとも1つ接触させることもでき
る。また、第1の導体パターンが複数のラインパターン
により構成される場合において、被接触導体の端子1つ
に対して複数の前記ラインパターンを対応させることも
できる。もちろん、前述したプリント回路基材は、電気
的接続を目的とするものであれば、いかなる態様で使用
することもでき、たとえば、被接触導体の端子の複数に
対して第1の導体パターンの1つが接触するような接続
構造、被接触導体も上記プリント回路基材である電気接
続構造(すなわち上記プリント回路基材同士を接触させ
る電気接続構造)等、種々の接続構造が採用できる。
【0031】このような電気接続構造では、プリント回
路基材の第2の導体パターン側に、弾性体との接合を行
うための接着剤層、プリント回路基材の機械強度強化等
を目的とする合成樹脂膜、ガラスクロス等の種々の層を
形成することができる。
【0032】上記のような層構造のプリント回路基材や
電気接続構造では、誘電体膜の下面に形成された第2の
導体パターン(たとえば、グランド面やガード面)が形
成されているので、たとえば、高周波特性に優れた回路
やDCリーク電流が極めて小さい回路の設計が可能とな
る。
【0033】なお、本発明のプリント回路基材では、第
2の導体パターンに更に誘電体膜あるいは合成樹脂弾性
体を介して更に第3の導体パターンを形成することがで
き、以下同様にして第4,・・・の導体パターンを形成
することもできる。さらに、際下層を第1の導体パター
ンと同様の構成(すなわち、微小導体突起を設けた導体
パターン)とすることもできる。
【0034】
【実施例】図1(A)は本発明のプリント回路基材の一
実施例を示す平面図であり、図1(B)は(A)の矢視
A方向の断面図である。図1(A),(B)のプリント
回路基材1では、誘電体膜2はP−PTFE樹脂からな
り、該誘電体膜2の一方の面にはFEP(四フッ化エチ
レン六フッ化プロピレン共重合体樹脂),ETFE(エ
チレン四フッ化エチレン共重合体樹脂)等のフッ素系樹
脂を主成分とする接着層3を介して、Cuからなる第1
の導体パターン4が形成されている。図1(A),
(B)では、この第1の導体パターン4は多数の端子パ
ターン4aおよびこれらの端子パターン4aから引き出
されたラインパターン4bにより構成されている。
【0035】また、端子パターン4aの表面を被覆して
ポリイミドからなる補助層5が形成されており、該補助
層5の表面には複数の微小導体突起6(同図では、Ni
にAuメッキを施したもの)が端子パターン4aと導通
するように形成されている。なお、この微小導体突起6
は全体がキノコ状をなしているが、茎の部分が補助層5
により埋められているので、半球突起部分のみが表面に
露出している。補助層5がない場合(たとえば、後述の
図13等に説明するように、微小導体突起の生成に必要
とされた補助層を、微小導体突起形成後に除去した場
合)には、微小導体突起6はキノコ状となって端子パタ
ーン4a面に立設することになる。この微小導体突起6
の個数,密度,配列は適宜変更することができる。図1
(A),(B)において、微小導体突起6はマトリック
ス状に配置されている。
【0036】さらに、誘電体膜2の他方の面には上記接
着層3と同一組成の接着層7を介して、Cuからなる第
2の導体パターン8が形成されている。ここでは、この
導体パターン8は、グランド面またはガード面である。
【0037】表1に上記誘電体膜2の諸物性の実測値の
具体例を示す。
【0038】
【表1】 試験項目 単位 試験方法 実測値 体積抵抗率 Ω・cm JIS C6481 5.0×1018 表面抵抗 Ω JIS C6481 2.0×1017 吸水率 % JIS C6481 0.01%以下 23℃24hr水中浸漬 比誘電率 JIS C6481 2.1 1MHz 誘電正接 JIS C6481 0.0002 1MHz
【0039】図1(A),(B)の実施例では、誘電体
膜2の全体厚は接着層3,7の厚さを含んで50〜10
0μm程度、また補助層5の厚さは10〜20μm程
度、第1,第2の導体パターン4,8の厚さは18〜8
0μm程度とされるが、本発明はもちろんこれらに限定
されるものではない。
【0040】また、図2(A)に示すように補助層5を
誘電体膜2の第1の導体パターン4が形成されている側
の面の全面にわたり形成することもできるし、図2
(B)に示すように、補助層5を設けないようにするこ
ともできる。補助層5を設けない場合には、特に微小導
体突起6はキノコ状の他、図3に示すような半球状(ボ
ール状)とすることもできる。なお、図1(A),
(B)、図2(A),(B)、図3において、微小導体
突起6の径は端子パターン4aの面積にもよるが、前述
したように10〜100μm程度とすることが特に好適
である。
【0041】図1(B)において、誘電体膜に寸法安定
層を設けたプリント回路基材を図4に示す。同図では誘
電体膜2はP−PTFE層2a/寸法安定層2b/フッ
素樹脂層2cの3層構造からなり、寸法安定層2bとし
て、ポリイミドフィルム,ガラスクロス,ガラスエポキ
シ材等が用いられる。
【0042】第1の導体パターン4の配置,形状等は適
宜に設計でき、たとえば信号ラインとガードラインとを
交互に配置する等も自由である。また、第1の導体パタ
ーン4を複数とする場合には、これらを等間隔で配置す
ることもできる。隣接する導体パターン4のピッチは最
小で250μm程度とすることが可能である。また、ラ
インパターン4b(図1(A)参照)の幅は、最小で1
00μm程度以下に形成することができる。この幅を適
宜に調整することによっても、インピーダンス整合が図
られる。
【0043】1つの端子パターン4aに設けられる微小
導体突起6はその個数に制限はなく、1つでもよいし、
たとえば16,32,・・・等としてもよい。なお、微
小導体突起6と被接触導体(PCボード等)の端子パッ
ドとの接触をより確実にするためは、接触の完了時に接
触点を二以上とすることが好ましい。プリント回路基材
1と被接触導体との接触面に微細な塵が付着していた
り、酸化膜,硫化膜,油膜等が形成されていても、微小
導体突起6の先端は被接触導体の端子面に鋭利に接触す
るので、ラインパターンの表面が平滑なコンタクトシー
トに比較して接触の信頼性が極めて高い。
【0044】また、本実施例では、プリント回路基材1
にはグランドやガードとしての第2の導体パターンが形
成されているので、高周波特性に優れ、またDCリーク
電流が極めて小さい回路の実現が可能となる。
【0045】図5は、図1(A),(B)のプリント回
路基材1を通常のPCボードと同様に用いた接続構造の
実施例を示している。面実装形IC等の被接触導体10
1は、ソケットハウジング102に収納され、端子10
3は図示しない板バネ等の押接手段により微小導体突起
6に押接されている。ここでは誘電体膜2として軟質弾
性体であるP−PTFE樹脂を用い、しかも第2の導体
パターン8の誘電体膜2が設けられた面とは反対側の面
には合成樹脂弾性体Eが設けられている。したがって、
特に本実施例では、微小導体突起6は端子103により
平均した押圧力で接触することができる。なお、図には
現れていないが、図5における第1の導体パターン4の
パターン形状は従来知られているものと同様であるので
詳述はしない。なお、図5では図2(B)に示した補助
層5がないものを用いている。
【0046】図6は本発明のプリント回路基材の他の例
を示す図である。同図のプリント回路基材11の構成
は、図には現れていないが、第1の導体パターンの形状
が異なることを除いて、図2(A)に示したものと概略
同じである。すなわち、誘電体膜12の一方の面に、接
着層13を介して複数の平行なラインからなる第1の導
体パターン(同図では二つのラインパターン14のみを
示す)が形成されている。これらのラインパターン14
は補助層15により被覆されており、補助層15の表面
には多数の微小導体突起16がラインパターン14上に
形成されている。また、誘電体膜12の他方の面には、
接着層17を介して第2の導体パターン(グランド面1
8)が形成されている。
【0047】図7においては、上記プリント回路基材1
1は、中心部が中空のシリコンラバー等の弾性体からな
る棒状弾性体19にラインパターン14が周に沿うよう
に一重に巻き付けられている。ここでは、プリント回路
基材11の端部はフラップ状(フラップ部をFで示す)
に突出させてある。
【0048】このような棒状弾性体19に巻き付けられ
たプリント回路基材11は、図8に示すようにハウジン
グ111に収納される。同図においては、ハウジング1
11は部材112と、縦断面がクランク形状をなす同じ
く長尺の部材113とから構成されている。
【0049】一方、PCボード121の端子122は、
たとえばNi下地メッキの上にAuメッキを施したCu
により構成され、そのピッチは、通常、第1のラインパ
ターン14のピッチより大きく形成される。両ハウジン
グ部材112,113はボルト・ナット等の適宜の結合
手段により一体化されて上部が開口し下部にスリット1
14が形成された形態をなし、このスリット114内部
において、端子が形成されたPCボード121の端子1
22と、前述したプリント回路基材11のフラップFと
が重ね合わせされて圧着状態で挟持されている。
【0050】また、PCボード131の端子132が、
プリント回路基材11のハウジング111の上端から突
出した部分に押接されている。なお、図8では微小導体
突起16は端子132との当接部のみに形成してあり、
PCボード131が下がり切ったときに、微小導体突起
16が過不足なく端子132と接するようにしてある
が、微小導体突起16を第1のラインパターン14(図
7参照)の全域にわたり形成することもできる。
【0051】プリント回路基材11は、裏面にグランド
パターン18が形成されているので、高周波特性に優れ
ており、しかも棒状弾性体19が弾性力を有し、さらに
プリント回路基材11のラインパターン14とPCボー
ド121の端子122との接触が微小導体突起16によ
り行われる。このため、以下に述べるような接触圧と移
動距離が制御された引っ掻き動作(以下、「スクラッ
チ」と言う)を生ずることにより信頼性の高い接触が得
られる。
【0052】すなわち、図9(A)に示すように接触開
始前において、周面上における微小導体突起16a,1
6b間距離がL′であったとする。ここで、PCボード
131が微小導体突起16a,16bに接触するものと
する。図9(B)の状態において微小導体突起16a,
16b間距離はL′′となり、接触がさらに進むと、図
9(C)に示すように微小導体突起16a,16bの頂
点間距離はLとなる。このようにして、微小導体突起間
距離は、L′→L′′→L(L′<L′′<L)のよう
に変化するので、スクラッチが発生し接触が完全なもの
となる。
【0053】すなわち、たとえば塵等が微小導体突起1
6a,16bと端子パターンとの間に存在したとして
も、図10(A),(B)に示すように酸化膜,硫化
膜,油膜,塵等(符号Qで示す)はスクラッチ効果によ
り削られるので、信頼性が極めて高い接触を得ることが
できる。
【0054】なお、スクラッチは、図11(A),
(B)に示すような機構により発生させることもでき
る。同図(A),(B)では、プリント回路基材11は
フラットで、かつ合成樹脂弾性体Eがその下面に設けら
れて構成されているものとする。この場合には、接触開
始時(同図(A)参照)にLであった微小導体突起間距
離が、接触終了後(同図(B)参照)にはプリント回路
基材11の微小導体突起16a,16b間部分が凸状に
変形するためにL′となる。すなわち、微小導体突起間
距離は、L→L′(L>L′)のように変化して、図1
0(A),(B)に示したと同様、スクラッチが発生し
接触が完全なものとなる。なお、図9(A)〜(C)に
示した接触においても、図11(A),(B)に示した
メカニズムが併せて発生すると考えられる。
【0055】さらに、スクラッチは、図12(A),
(B)に示すような機構により発生させることもでき
る。同図(A),(B)では、図7に示した構成のプリ
ント回路基材11は断面平行四辺形のハウジングHに収
納されている。この場合には、棒状弾性体19が接触過
程において変形し、微小導体突起16がPCボードの端
子132に対してスライドしてスクラッチが発生する。
【0056】以下、上記プリント回路基材11を例にそ
の製造工程の一例を図13(A)〜(G)および図14
(H)〜(K)により説明する。なお、ここでは微小導
体突起はキノコ状とし、かつ補助層はないものについて
説明する。
【0057】まず、Cu膜材14′とレジストフィルム
(RF)(この例では厚さ20μm)との積層体を用意
し(図13(A))、RFに微小導体突起の配列パター
ンをマスク印刷した後、露光する(同図(B))。この
露光により、RFには底面にCu膜材14′が露出した
ホールh(この例では、径40μm)が形成される(同
図(C))。この後、電解メッキにより、ホールh内で
Niを成長させる(同図(D))。Niの成長を、ホー
ルhが埋め尽くされてもなお行うと、RF上にhの径よ
りも大きい径の半球状のNi突起16′(この例では径
80μm,RF表面から半球の頂点までの高さ15μ
m)が形成される(同図(E))。次いで、電解メッキ
あるいは化学メッキにより、Ni突起にAuメッキを施
し(同図(F))、RFを除去する(同図(G))。こ
れにより、Cu膜材14′に微小導体突起16が形成さ
れた中間製品P1が製造される。
【0058】このようにして製造された中間製品P1
と、接着剤(FEP)層13,17が両面に塗布された
誘電体膜(P−PTFE膜)12と、Cu膜材18とを
熱圧着する(図14(H))。これにより、微小導体突
起16が一方の面に形成されたCu膜材14′と、誘電
体膜12と、Cu膜材18とが積層されて構成された中
間製品P2が製造される(同図(I))。なお、図14
(H)では、この熱圧着はクッション材91にヒータ9
2が形成された熱圧着手段9a,9bが用いられてい
る。
【0059】次に、Cu膜材14′およびCu膜材18
を所定パターン(同図では、微小導体突起16を含んだ
幅0.15mmのパターン)でマスクし(図14
(J))、この後エッチングを施してプリント回路基材
11が完成される(同図(K))。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプリント回
路基材および電気接続構造によれば以下のような効果を
奏することができる。
【0061】(1)誘電体膜の両面に導体パターン(す
なわち、第1,第2の導体パターン)を形成したので、
多様な応用が可能となる。すなわち、たとえば第1の導
体パターンを通常のPCボードに形成される回路パター
ン,ラインパターンとし、第2の導体パターンをグラン
ド,ガードとすることで、高周波特性に優れた回路、D
Cリークが極めて小さい回路の実現が可能となる。
【0062】(2)従来の金属片を用いた電気接続構造
に比べて、端子の高密度化を図ることができる。
【0063】(3)ボード間等で信頼性の高い電気的接
続が可能となる。すなわち、微小導体突起による効果、
すなわち少なくとも1点での接触を確実に確保する効
果、およびスクラッチ効果等により、信頼性の高い接続
を適度の押圧力により実現でき、かつ接点の高寿命化を
図ることができる。
【0064】(4)従来のコネクタ,ソケット,ピン,
プローブと比較して維持・管理が容易である。すなわ
ち、従来、取り扱いミスによりピンやプローブを折り曲
げてしまうと言った事故の発生は不可避であるが、本発
明によれば、このような問題は生じにくい。また、バン
プやパターンを一連のプロセスで作製できるので、従来
のコネクタ,ソケット等と比較して低価格化を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明のプリント回路基材の一実施例
を示す平面図、(B)は同じく(A)の矢視A方向の断
面図である。
【図2】(A)は本発明において補助層を誘電体膜の導
体パターンが形成されている側の面の全面にわたり形成
した場合を、(B)は補助層を設けない場合をそれぞれ
示す図である。
【図3】本発明において用いられる半球状(ボール状)
微小導体突起を示す図である。
【図4】本発明において誘電体膜に寸法安定層を設けた
場合を示す図である。
【図5】本発明におけるプリント回路基材を通常のPC
ボードと同様に用いた接続構造を示す図である。
【図6】本発明のプリント回路基材の他の例を示す図で
ある。
【図7】図7におけるプリント回路基材を、シリコンラ
バーからなる棒状弾性体に巻き付けて用いた様子を示す
図である。
【図8】図7に示した棒状弾性体に巻き付けられたプリ
ント回路基材をハウジングに収納した様子を示す図であ
る。
【図9】(A)〜(C)は図8におけるプリント回路基
材の作用の説明図である。
【図10】(A),(B)は本発明におけるスクラッチ
作用を説明するための図である。
【図11】(A),(B)は本発明におけるスクラッチ
作用の他の態様を説明するための図である。
【図12】(A),(B)は本発明におけるスクラッチ
作用のさらに他の態様を説明するための図である。
【図13】本発明のプリント回路基材の製造工程の一例
を示す図である((A)〜(G))。
【図14】本発明のプリント回路基材の製造工程の一例
を示す図である((H)〜(K))。
【図15】従来の導電性シートの使用例を示す図であ
る。
【図16】(A)〜(C)は、弾性体内に導電性材を混
入,積層等した従来例を示す図である。
【図17】従来のエラスチックコネクタを示す図であ
る。
【図18】従来の微小導体突起付シートを示す図であ
る。
【符号の説明】
1,11 プリント回路基材 2,12 誘電体膜 3,13 接着層 4,14 第1の導体パターン 5,15 補助層 6,16 微小導体突起 7,17 接着剤層 8,18 第2の導体パターン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体膜の一方の面に第1の導体パター
    ンが、他方の面に第2の導体パターンがそれぞれ形成さ
    れ、第1の導体パターンの少なくとも一部に1つまたは
    複数の微小導体突起が形成されてなることを特徴とする
    プリント回路基材。
  2. 【請求項2】 前記微小導体突起の径が5〜500μm
    であることを特徴とする請求項1に記載のプリント回路
    基材。
  3. 【請求項3】 前記微小導体突起が有茎状をなして、前
    記第1の導体パターン上に立設してなることを特徴とす
    る請求項1または2に記載のプリント回路基材。
  4. 【請求項4】 前記第1の導体パターン上の少なくとも
    前記微小導体突起の周囲に、該微小導体突起の先端を露
    出させて補助層が形成されてなることを特徴とする請求
    項1〜3に記載のプリント回路基材。
  5. 【請求項5】 第2の導体パターンがグランド面または
    ガード面であることを特徴とする請求項1〜4に記載の
    プリント回路基材。
  6. 【請求項6】 前記誘電体膜の共振摂動法による1MH
    zでの比誘電率が6.0以下、共振摂動法による1MH
    zでの誘電正接が0.1以下であり、かつ体積抵抗率が
    1014Ω・cm以上であることを特徴とする請求項1
    〜5に記載のプリント回路基材。
  7. 【請求項7】 前記誘電体膜が多孔質ポリテトラフルオ
    ロエチレン樹脂からなることを特徴とする請求項1〜6
    に記載のプリント回路基材。
  8. 【請求項8】 前記誘電体膜が可撓性を有する素材によ
    り構成されてなることを特徴とする請求項1〜7に記載
    のプリント回路基材。
  9. 【請求項9】 前記第1の導体パターンが、複数のライ
    ンパターンからなることを特徴とする請求項1〜8に記
    載のプリント回路基材。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のプリント回路基材
    と、被接触導体との電気接続構造であって、前記被接触
    導体の端子1つに対して1つまたは複数のラインパター
    ンが対応してなることを特徴とする電気接続構造。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10に記載のプリント回路
    基材と、被接触導体との電気接続構造であって、前記被
    接触導体の端子に対して、第1の導体パターンに形成さ
    れた微小導体突起が、少なくとも1つ接触して電気接続
    をなすことを特徴とする電気接続構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7038325B2 (en) 1997-06-06 2006-05-02 Hitachi Cable, Ltd. Wiring tape for semiconductor device including a buffer layer having interconnected foams

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7038325B2 (en) 1997-06-06 2006-05-02 Hitachi Cable, Ltd. Wiring tape for semiconductor device including a buffer layer having interconnected foams

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