JPH07245025A - 電線撚り線機 - Google Patents
電線撚り線機Info
- Publication number
- JPH07245025A JPH07245025A JP3555494A JP3555494A JPH07245025A JP H07245025 A JPH07245025 A JP H07245025A JP 3555494 A JP3555494 A JP 3555494A JP 3555494 A JP3555494 A JP 3555494A JP H07245025 A JPH07245025 A JP H07245025A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- bobbin holder
- vertical center
- pulley
- bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Wire Processing (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、容易に解けにくい丈夫な撚り
線ができ、撚り線のピッチを任意に設定できる装置を提
供することである。 【構成】垂直中心軸1に固定されたテーブル2とテーブ
ル2上の垂直回転軸17に固定された電線を繰り出すボ
ビン4を搭載したボビンホルダ3、それに送り出しユニ
ットから構成されている。 【効果】プーリ比を理想的な値1:0.85〜1:1.1
5にしたので、容易に解けにくい丈夫な撚り線ができ、
送り出しユニットを設けたので、撚り線のピッチを調整
ができるという効果がある。
線ができ、撚り線のピッチを任意に設定できる装置を提
供することである。 【構成】垂直中心軸1に固定されたテーブル2とテーブ
ル2上の垂直回転軸17に固定された電線を繰り出すボ
ビン4を搭載したボビンホルダ3、それに送り出しユニ
ットから構成されている。 【効果】プーリ比を理想的な値1:0.85〜1:1.1
5にしたので、容易に解けにくい丈夫な撚り線ができ、
送り出しユニットを設けたので、撚り線のピッチを調整
ができるという効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電線撚り線機に係り、特
に電線に撚り戻しをかけながら撚り合わせ、各種の撚り
線を製造するための撚り合わせ装置に関するものであ
る。
に電線に撚り戻しをかけながら撚り合わせ、各種の撚り
線を製造するための撚り合わせ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の撚り合わせ装置は特開昭59−2075
07号公報によると、モータを駆動させると、駆動小歯車
および駆動歯車を介して、テーブル上のホルダベースが
垂直中心軸の周りを公転させると共に、垂直中心軸に固
定された太陽鎖車とホルダベースの垂直回転軸に固定さ
れた遊星鎖車をチェーンで繋ぐことで、ホルダベースは
公転とは逆方向に自転する。その作用で撚り戻しを加
え、電線を撚り合わせるものである。
07号公報によると、モータを駆動させると、駆動小歯車
および駆動歯車を介して、テーブル上のホルダベースが
垂直中心軸の周りを公転させると共に、垂直中心軸に固
定された太陽鎖車とホルダベースの垂直回転軸に固定さ
れた遊星鎖車をチェーンで繋ぐことで、ホルダベースは
公転とは逆方向に自転する。その作用で撚り戻しを加
え、電線を撚り合わせるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、理想的な
撚り戻しの設定と撚り線のピッチを任意に設定できるよ
うにすることにある。
撚り戻しの設定と撚り線のピッチを任意に設定できるよ
うにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、垂直中心軸
側と垂直回転軸側のプーリ比を理想的な値に設定し、送
り出しユニットを設けることにより達成される。
側と垂直回転軸側のプーリ比を理想的な値に設定し、送
り出しユニットを設けることにより達成される。
【0005】
【作用】プーリ比を理想的な値にすることで、理想的な
撚り戻しができ、容易に解けにくい丈夫な撚り線ができ
る。また、送り出しユニットを設けることにより撚り線
のピッチを任意に設定できる働きをする。
撚り戻しができ、容易に解けにくい丈夫な撚り線ができ
る。また、送り出しユニットを設けることにより撚り線
のピッチを任意に設定できる働きをする。
【0006】
【実施例】図1は本発明による電線撚り線機の一例を示
したものである。図1において、ベース9に固定された
プーリ12を貫通した垂直中心軸1に固定されたテーブ
ル2があり、このテーブル2の上へ垂直回転軸17に固
定された2個のボビンホルダ3が搭載している。垂直中
心軸1には、ベルト14を介して、モータ8が接続して
ある。ベース9に支持されたプーリ12とボビンホルダ
3下部のプーリ13A,13Bがベルト15A,15Bで
連結している。したがって、モータ8が駆動すると垂直
中心軸1の周りをボビンホルダが公転し、ボビンホルダ
自体も公転方向とは逆方向に自転している。この自転が
撚り線YSを製造する際の撚り戻しになり、ベース9側
と垂直回転軸17側のプーリ回転比をベース側が1だと
すると、1:0.85〜1:1.15の理想的な値にする
ことにより、容易に撚りが解けない撚り線YSの製造が
できる。
したものである。図1において、ベース9に固定された
プーリ12を貫通した垂直中心軸1に固定されたテーブ
ル2があり、このテーブル2の上へ垂直回転軸17に固
定された2個のボビンホルダ3が搭載している。垂直中
心軸1には、ベルト14を介して、モータ8が接続して
ある。ベース9に支持されたプーリ12とボビンホルダ
3下部のプーリ13A,13Bがベルト15A,15Bで
連結している。したがって、モータ8が駆動すると垂直
中心軸1の周りをボビンホルダが公転し、ボビンホルダ
自体も公転方向とは逆方向に自転している。この自転が
撚り線YSを製造する際の撚り戻しになり、ベース9側
と垂直回転軸17側のプーリ回転比をベース側が1だと
すると、1:0.85〜1:1.15の理想的な値にする
ことにより、容易に撚りが解けない撚り線YSの製造が
できる。
【0007】撚り線YSのピッチを決める送り出しユニ
ット部は、ガイドローラ10とローラ11からなりロー
ラのスピードを変化させることで、撚り線YSのピッチ
を自由に変化できる。したがって、ボビンホルダ3上に
着脱自在に装着された各ボビン4に収容されている電線
Sが、送り出しユニットにより上方に引き上げられ、撚
り戻しをかけられつつテンション5,6及び集束台7を
通過し、一本の撚り線YSになる。
ット部は、ガイドローラ10とローラ11からなりロー
ラのスピードを変化させることで、撚り線YSのピッチ
を自由に変化できる。したがって、ボビンホルダ3上に
着脱自在に装着された各ボビン4に収容されている電線
Sが、送り出しユニットにより上方に引き上げられ、撚
り戻しをかけられつつテンション5,6及び集束台7を
通過し、一本の撚り線YSになる。
【0008】
(1)プーリ比を理想的な値1:0.85〜1:1.15
にしたので、容易に解けにくい丈夫な撚り線ができる。
にしたので、容易に解けにくい丈夫な撚り線ができる。
【0009】(2)送り出しユニットを設けたので、撚
り線のピッチを調整できる。
り線のピッチを調整できる。
【図1】本発明による電線撚り線機の断面図である。
1…垂直中心軸、2…テーブル、3…ボビンホルダ、4
…ボビン、5…テンション1、6…テンション2、7…
集束台、8…モータ、9…ベース、10…ガイドロー
ラ、11…ローラ、12,13A,13B…プーリ、1
4,15A,15B…ベルト、16…引っ張りばね、17
…垂直回転軸、18…プーリC、S…電線、YS…撚り
線。
…ボビン、5…テンション1、6…テンション2、7…
集束台、8…モータ、9…ベース、10…ガイドロー
ラ、11…ローラ、12,13A,13B…プーリ、1
4,15A,15B…ベルト、16…引っ張りばね、17
…垂直回転軸、18…プーリC、S…電線、YS…撚り
線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 信行 茨城県勝田市東石川西古内3085番地の5 日立カーエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 田村 頼寿 茨城県日立市東金沢町一丁目15番25号 株 式会社日立エレクトリックシステムズ内
Claims (3)
- 【請求項1】垂直中心軸に固定したテーブルと、テーブ
ル上の垂直回転軸に固定された2個のボビンホルダから
なるユニット及び、電線を送り出すローラからなる電線
撚り線機において、前記ボビンホルダに連動している垂
直回転軸側のプーリとベース上に固定してある垂直中心
軸側のプーリをベルトで繋ぎ、ボビンホルダを自転さ
せ、垂直中心軸の周りを公転することで撚り戻しなが
ら、撚り合わせ送り出すことを特徴とした電線撚り線
機。 - 【請求項2】ボビンホルダに連動しているプーリとベー
ス上に固定しているプーリの回転比を理想的な値1:
0.85〜1:1.15に設定したことを特徴とした請求
項1記載の電線撚り線機。 - 【請求項3】ローラの回転速度を変化させることによ
り、撚り合わせピッチを任意に決定できることを特徴と
した請求項1記載の電線撚り線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3555494A JPH07245025A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 電線撚り線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3555494A JPH07245025A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 電線撚り線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245025A true JPH07245025A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12444951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3555494A Pending JPH07245025A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 電線撚り線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245025A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101369792B1 (ko) * | 2011-06-13 | 2014-03-04 | 김성환 | 요비선 제조장치 |
CN106077368A (zh) * | 2016-06-20 | 2016-11-09 | 王永志 | 一种钢丝绞线装置 |
CN107735192A (zh) * | 2015-08-04 | 2018-02-23 | 日特机械工程株式会社 | 线材扭绞装置以及绞线的制造方法 |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP3555494A patent/JPH07245025A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101369792B1 (ko) * | 2011-06-13 | 2014-03-04 | 김성환 | 요비선 제조장치 |
CN107735192A (zh) * | 2015-08-04 | 2018-02-23 | 日特机械工程株式会社 | 线材扭绞装置以及绞线的制造方法 |
CN106077368A (zh) * | 2016-06-20 | 2016-11-09 | 王永志 | 一种钢丝绞线装置 |
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