JPH0724485B2 - 籾殻投入心土改良耕工法並びに該工法用作業機 - Google Patents

籾殻投入心土改良耕工法並びに該工法用作業機

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JPH0724485B2
JPH0724485B2 JP14284890A JP14284890A JPH0724485B2 JP H0724485 B2 JPH0724485 B2 JP H0724485B2 JP 14284890 A JP14284890 A JP 14284890A JP 14284890 A JP14284890 A JP 14284890A JP H0724485 B2 JPH0724485 B2 JP H0724485B2
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rice
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亮一 中林
誠 小林
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水田とくに重粘土壌の水田を畑圃場に転換す
るための籾殻投入心土改良耕工法並びにその工法を実施
する作業機に関するものである。
[従来の技術] 近年、米の生産調整により水田を畑圃場に転換すること
が行われているが、畑作物は水稲と異なり浸水すると大
きな打撃を受けるため、転換された畑圃場は表面水を排
除できるものでなければならない。ところで、水田とく
に重粘土壌の水田は、大型機械による踏圧や代かきによ
って心土が固結し、通気性、透水性、保水性等の土壌物
性が不良になり、また、毎年繰り返されるロータリー耕
によって、作土が浅く、その下方に難透水層である耕盤
層が形成され、暗渠があっても、多量の降雨があると地
表に停滞水を生じて作土層が過湿になり、逆に長期間降
雨がないと耕盤が作土の下層水分の吸い上げを阻害する
ため、作土が乾燥状態になって干害を生じるものが多
い。
従って、上述のような水田を畑圃場に転換する場合に
は、透水性や保水性を不良にしている耕盤層を破壊し、
さらに心土を膨軟にすることによって土壌の通気性、透
水性を改良し、作土深を畑作物に望ましい20〜30cmにす
ることが必要である。
従来から水田を畑圃場に転換するには、心土破砕機で耕
盤を破壊すると共に心土を膨軟にし、その後プラウで作
土を耕起反転する方法、あるいは心土耕プラウで作土と
耕盤を一緒に耕起反転すると共に、心土を膨軟にする方
法が行なわれている。また、表面水の排除を改良するた
め、既設の暗渠と直交にトレンチャーで深さ50cm〜60cm
の溝を掘り、人力で籾殻を溝に投入し圃場の透水性を改
良する方法が行なわれている。また、弾丸暗渠掘削機の
上部に籾殻入れホッパを取り付け、トラクタのPTO駆動
によるブローワとの組合わせによって、ホッパ内の籾殻
を強制的に弾丸暗渠のり柱通過跡溝に吹き込んで充填す
る籾殻充填弾丸暗渠施工機も公知になっている。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の技術において、心土破砕機で心土を破砕
する方法は、重粘土壌の場合、り柱が心土と作土を同時
に破砕するために所要動力が大きい上に、心土が全体的
に破砕される結果、多量の水を含むことによりトラクタ
等の踏圧によって2〜3年で固結してしまい、その効果
が無くなるという問題点があった。心土耕プラウを用い
る方法は、プラウで作土と耕盤とを一緒に耕起反転する
ことにより耕盤を破壊できるが、心土破砕機の場合と同
様に破砕された心土の固結が早いという問題点があっ
た。
また、トレンチャーで溝を掘削し籾殻を人力で投入する
方法は、費用と手間が大きく、トレンチャーの通過跡以
外の耕盤及び心土を破砕できないので、別に耕盤及び心
土を破砕することが必要になる点に問題点があった。籾
殻充填弾丸暗渠施工機は、籾殻暗渠の形成に対し、前記
のトレンチャーに比べ費用と手間を節減できるが、り柱
の通過部以外の耕盤及び心土を破砕できないので、トレ
ンチャーの場合と同様な問題点があった。
そこで、本発明は、上記の問題点を解消し、水田を畑作
物に対し好適な圃場に改良するために、施工が簡単で費
用が安く、かつ改良効果の持続性を高めることができる
心土改良耕工法を提供すること、並びにその工法を一度
に連続して施工できる作業機を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の方法は、はつ土板プ
ラウに該プラウの耕幅より狭い耕幅の後随型心土りを付
設している心土耕プラウにより、作土とその下方の耕盤
とを耕起反転すると共に、心土を破砕する工程と、前記
と同一のはつ板土プラウに該プラウの耕幅より狭い耕幅
に心土をすき上げる後随型心土りを付設している心土耕
プラウにより、前記工程の既耕部に隣接する未耕部を耕
起反転し、前記破砕部のある心土をれき土で覆うと共
に、心土の一部をすき上げて溝を形成する工程と、前記
の溝に中空り柱を挿入し籾殻を前記中空り柱を通過させ
籾殻を投入する工程と、この工程の既耕部に隣接する未
耕部を、はつ土板プラウの耕幅により狭い耕幅の後随型
心土りを付設している前記心土耕プラウにより、作土と
その下方の耕盤とを耕起反転し心土を破砕する共に、前
記籾殻の投入された溝が形成されている心土をれき土を
覆う工程とを、水田において順次繰り返し、作土の下方
に心土破砕部と籾殻投入溝とを一定間隔で縞状に形成す
ると共に、前記の籾殻投入溝を水田に施工された暗渠と
直交に接続するように実施することにある。
そして、上記の各工程をそれぞれ個別の作業機によって
実施することもできるが、本発明では一度に全ての工程
を連続して実施できる作業機を提案している。
すなはち、本発明の作業機は、トラクタによりけん引可
能に形成された耕深調節輪付きフレームに、前後に適当
間隔を介しかつ左右に耕幅を隔て同形の深耕形はつ土板
プラウを配設し、前方のはつ土板プラウに該プラウより
耕幅が狭い後随型心土りを付設し、後方のはつ土板プラ
ウに該プラウより耕幅が狭いすき上げ板を備えた後随型
心土りを付設して、2連心土耕プラウを構成している。
さらに、前記後方の後随型心土りの後方において、前記
フレームの後端部に中空り柱を前記後随型心土りのすき
上げた溝内に下半部を挿入可能に垂下に取り付け、この
中空り柱の上部にり柱の中空部を通過させ籾殻を前記の
溝に投入するブローワを取り付け、このブローワの後面
には籾殻入口を設けている。そして、前記ブローワより
上方において、前記のフレーム上に、後部下方にボック
ス部を前記ブローワの後方に横設している籾殻貯溜タン
ク(以下、籾殻タンクと略す)を載設し、このタンク内
の底部に複数の後方送りスクリューコンベヤ(以下、後
送コンベヤと略す)を並行に縦設し、前記籾殻入口とボ
ックス部の前面を籾殻通過筒で連通し、前記ボックス部
内の底部には前記ブローワに籾殻通過筒を通過させ籾殻
を供給する横送りスクリューコンベヤ(以下、横送りコ
ンベヤと略す)を設けたものである。
また、心土破砕深と籾殻投入溝の深さを変えるために
は、2連心土耕プラウのり柱にそれぞれ心土り取付板を
取り付け、前方及び後方の後随型心土りを、それぞれ前
記取付板に上下に位置調節可能に取り付けるものにする
とよい。
さらに、後送コンベヤを、籾殻タンクの前面に油圧モー
タを設け、このモータで駆動される伝動機構で回転する
ようにし、油圧モータの回転を変速させることによっ
て、後部のボックス部へ後送される籾殻量を変えること
ができるようにすることが望ましい。また、ブローワ
は、供給される籾殻量の調節を可能にするため、籾殻入
口に調量シャッターを設けてもよい。
また、籾殻タンクに籾殻を容易に充填するために、籾殻
タンクを、片側の下部側面に上面開口の籾殻供給ホッパ
を設け、その内側底面上に下端部の汲上げ部を望ませる
と共に、上端部の排出口を籾殻タンク上方に突設した揚
上搬送手段を、側面に沿って立設したもにすることが望
ましい。
[作用] 本発明は、作業機のはつ土板プラウを、耕深調節輪によ
つて耕盤直下まで耕起できる耕深に調節し、前方の後随
型心土りを所定の耕深に、後方の後随型心土りを水田に
設けられた暗渠に到達する耕深にそれぞれ固定する。そ
して、作業機をトラクタでけん引し、圃場の一方の端辺
部に降ろし、耕地のプラウ往復耕の要領で既設の暗渠と
直交に進行させ、水田を耕起するものである。
重粘土壌水田の一般的な縦断面は、第8図のように、作
土Aとその下方に耕盤Bさらにその下方に硬い心土Cが
形成されている。この水田において、上述のように作業
機を進行させると、2連心土耕プラウの前方のはつ土板
プラウ(以下、プラウと省略する)は、第9図のよう
に、作土Aと耕盤Bを耕起反転し、れき土Dを右側方に
移動し、心土Cを露出させる。そして、前方の後随型心
土りは、前方のプラウに追随しながら、前記の露出した
心土Cにプラウの耕幅より狭い幅に心土破砕部C1を形成
する。
後方のプラウは前方のプラウの左側後方を前進しなが
ら、第10図のように、前方のプラウが耕起した左側を前
方のプラウと同一の耕幅に耕起反転し、れき土Dを右側
方に移動し、前記破砕部C1が形成されている心土Cを覆
うと共に、れき底面に心土を露出する。引き続き後方の
後随型心土りは、前記の露出した心土をプラウの耕幅よ
りも狭い幅にすき上げ、暗渠に達する溝Eを形成する。
そして、作業機のフレームの後端部に垂下に取り付けら
れている中空り柱は、前記の溝内を前進する。
一方、籾殻タンクは、予め充填されている籾殻を、ボッ
クス部の底部に設けられている横送りコンベヤで、籾殻
通過筒を経てブローワに供給する。ブローワは、供給さ
れた籾殻を中空り柱の中空部を通過させ、溝E内に強制
的に吹き込んで投入する。第11図は、籾殻Fの投入され
る状態を矢印で模式的に示している。
以上のようにして、水田のもう一方の端辺部に作業機が
達したら、作業機を揚上して左旋回し、適当な距離を進
行して作業機を前記端辺部に降ろし、既設の暗渠と直交
に進行させる。そうすると、作業機は、作土と耕盤を耕
起し、心土に破砕部と籾殻が投入された溝を形成する。
そして、作業機が最初に耕起を始めた側の端辺部に達し
たら、これを揚上して左旋回し、既耕部分に隣接する左
側に作業機を移動させて降ろし、既耕部に沿って作業機
を前工程と同様に前進させる。
そうすると、前方のプラウが作土と耕盤を耕起反転し、
第12図のように、既に籾殻が投入されている溝(以下、
籾殻投入溝という)E1が形成されている心土をれき土D
で覆い、前方の後随型心土りが心土の一部に心土破砕部
C1を形成する。引き続き後方のプラウは、再び第10図の
ように、前方のプラウが耕起した左側の未耕部を耕起反
転し、前記の心土破砕部C1の形成されている心土をれき
土Dで覆うと共に、新たに心土を露出し、その心土に後
方の後随型心土りが溝Eを形成する。この溝Eにブロー
ワが前述と同様に中空り柱を通過して籾殻を投入する。
なお、第9図〜第12図は、既設の暗渠を省略している
が、前記の籾殻投入溝E1は、後方の後随型心土りの耕深
を既設の暗渠に達するようにしてあるので、例えば第15
図のように、暗渠に直交に接続される。
後送コンベヤは、油圧モータで回転され、籾殻タンクの
籾殻を前部から後方に送り、ボックス部に供給する。供
給量は、後送コンベヤの回転を油圧モータで変速するこ
とによって変わる。また、横送りコンベヤとブローワを
停止すれば、前記の溝に籾殻が投入されず、れき土で心
土を覆ったときれき土が溝に入り心土破砕部となる。
ブローワの籾殻入口に設けられた調量シャッターは、そ
の開度によって籾殻投入溝への籾殻投入量を変える。籾
殻タンクの片側下部側面に設けた籾殻供給ホッパと揚上
搬送手段は、籾殻供給ホッパに籾殻を供給するだけで、
自動的に籾殻を高所に揚上し、上方から籾殻タンクに充
填する。
以下、前述したように作業機が水田の一方から他方の端
辺部に到達したら、これを揚上して左旋回し、既耕部の
左側に進行して降ろし、順次に水田を前述のように進行
すると、作業機は作土と共に耕盤を耕起反転し、心土破
砕部C1と籾殻投入溝E1を既設の暗渠と直交に、かつ前後
の心土り左右間隔に対応して縞状に形成する。
[実施例] 次に、本発明の作業機の実施例について図面を参照して
説明する。第1図ないし第4図において、2は2連心土
耕プラウであり、耕深調節輪付きフレーム(以下、フレ
ームと略す)1に、前後に適当な間隔(約1m)を介しか
つ左右に耕幅を隔て、それぞれプラウり柱16および17を
配設し、その下部に深耕形はつ土板プラウ(以下、プラ
ウと略す)3及び4を取り付け、前方のプラウ3に後随
型心土り5を、後方のプラウ4に後随型心土り6を、そ
れぞれ付設している。プラウ3と4は、作土層とその下
方の耕盤層を耕起できるように、耕深が地表面GLからプ
ラウり底面PLまで25cm以上可能であり、耕幅が50cmであ
る。
後随型心土り5は、プラウの刃板と同様の形態のもので
あり、耕幅が約20cm、耕深がプラウ3の耕深の下方に心
土り底面SL1まで15cmである。後随型心土り6は、耕幅
が約20cm、耕深が既設の暗渠の疎水材に達するように、
プラウ4の耕深の下方(心土り底面SL2まで)約30cmを
耕起できるようなっている。さらに、後随型心土り6
は、プラウ4の耕起跡に露出される心土をり底面上にす
き上げるために、刃板6Bの上部に縦に長いすき上げ板6C
を設けている。
前記のフレーム1は、第4図のように、ほぼ長方形に枠
組されており、左側桁1Dの中間部外側面に垂直に固設し
ている支持板1Bに、下端部に耕深調節輪1Aを枢着してい
るシャンク1Cを、上下に位置を変えてボルト止めするこ
とによって、プラウ3、4の耕深が調節できるようにな
っている。プラウり柱16及び17は、レーム1の右側桁1E
の前部右側面及び中間縦桁1Fの中間部右側面にそれぞれ
溶着しているり柱取付板1G及び1Hに、それぞれボルト止
めされている。
前記の後随型心土り6は、耕深を調節するために、プラ
ウり柱17の中間部から後方に心土り取付板19を突設し、
り柱6Aを上下に位置を変えて心土り取付板19に止着する
ようになっている。後随型心土り5も、プラウり柱16の
中間部から後方に、前記の心土り取付19と同様に心土り
取付板18を突設し(第3図、第4図参照)、該取付板に
り柱5Aを上下に位置を変えて止着すると、耕深が調節で
きるようになっている。
また、フレーム1の前部上面には、図示省略のトラクタ
の油圧三点支持装置に連結するマスト28が立設され、ブ
レース30、31でフレーム1に補強的に固定されている。
また、フレーム1の前部下方には、クロスシャフト29が
横設され、その左端部にクロスシャフトクランク32が固
設されている。クロスシャフト29は、フレーム1の前部
左外側面とクロスシャフト29との間に設けられているク
ロスシャフト捻回機構33のねじ棒34を回動すると、クラ
ンク作動してプラウ3と4の耕幅が調節できるようにな
っている。35及び36はローリングコールタで、それぞれ
プラウ3及び4の前方において、フレーム1に着脱自在
に取り付けられている。
さらに、前記の後随型心土り6の後方において、中空り
柱7をフレーム1の後端部に、下半部を後随型心土り6
のすき上げた溝に挿入可能に、垂下に取り付けている。
中空り柱7は、横断面が前縁部を尖らせた幅約10cmの紡
錘形に形成され、長さを下端部のチゼル7Aの先端がプラ
ウり底面PLの下方約20cmのチゼル進行底面TLを進行する
ものにしている。また、中空り柱7は、上部7Bに下部7C
を連接し、上部7Bだけ長さの異なるものに変え、全長を
簡単に変えることができ、さらに後面の下半部を開放
し、該部から籾殻を後述のブローワ8で吹き出すことが
できるようになっている。
中空り柱7のフレーム1への取り付けは、フレーム1の
後端部に一段低くテーブル37を水平に固定し、その後半
部に穿設している開口部38に中空り柱7の開口している
上端面を連通させ(第3図参照)、テーブル37の下面に
中空り柱7の上端面を固定している。また、テーブル37
の上面に、ブローワ8を前記の開口部38に排出口を一致
させる共に、翼車軸8Aを前後方向に倣わせて固設し、さ
らにブローワ8の前方に増速ミッション39を設け、増速
ミッション39の出力軸に翼車軸8Aを連結している(第4
図参照)。
増速ミッション39は、前方に入力軸40を突出しており、
フレーム1の下方に軸支している自在継手軸41の後端部
が、前記入力軸40に連結されている。自在継手軸41は、
フレーム1の下方に軸支され、フレーム1の前端部から
前方に突出している入力軸42が、図示しない自在継手軸
を介しけん引トラクタのPTO軸に着脱自在に連結され、
増速ミッション39及びブローワ8を回転するようになっ
ている。前記のブローワ8は、翼車が外径40cm、幅10cm
であり、増速ミッション39はトラクタのPTO回転(定格5
40rpm)を5倍に増速し、ブローワ8を回転するもので
ある。また、ブローワ8は、後面に籾殻入口13を開口
し、心土に投入する籾殻量を調節できるようにするため
に、フレーム1の後端面に調量レバー43を枢着44し、該
レバーで左右にスライドして開閉する調量シャッター27
を籾殻入口13の後面に設けている。
さらに、フレーム1は、複数の支柱45、46を介し籾殻タ
ンク9をブローワ8の上方に位置させて載設している。
10はボックス部であり、籾殻タンク9の後部下方かつブ
ローワ8の後方に横設し、ボックス部10と籾殻入口13と
は籾殻通過筒14で連通されている。籾殻タンク9は、内
側底部を断面逆台形の中央部に山形突起47を形成し、そ
の両側に後送コンベヤ11、12を縦方向に並設している。
48、49は軸受で、それぞれ籾殻タンク9の前部及び後部
に固設され、後送コンベヤ11、12の前端部及び後端部を
それぞれ軸支している。25は油圧モータで、籾殻タンク
9の前面中央部に固定され、作業機をけん引する図示し
ないトラクタから油圧ホース50と2位置切換弁51を介し
油圧を受けて回転するものである。後送コンベヤ11、12
は、軸受48、49の前方に突出している後送コンベヤ軸と
油圧モータ25の間に配設された伝動機構26を介し油圧モ
ータ25で回転され、油圧モータ25の変速によって、籾殻
タンク9の前部からボックス部10への籾殻搬送量を変え
るようになっている。
15は横送りコンベヤであり、第5図のように、籾殻通過
筒14の直後方から左右にねじれ方向の違うスクリューを
接合し、ボックス部10内の籾殻を左右から籾殻通過筒14
に寄せてブローワ8に供給するように、ボックス部10の
内側底部に回動自在に横架されている。そして、横送り
コンベヤ15は次のようにして回転するようになってい
る。
すなはち、増速ミッション39の後部には小スプロケット
52が突設され、テーブル37に基部を固着し先端部を斜め
左上方(以下、左右は後方から見て表示する)に突出し
ているブラケット54の先端部に、大スプロケット53が軸
支され、小スプロケット52と大スプロケット53にチェー
ン55が掛け渡されている(第6図参照)。さらに、大ス
プロケット53に固定している回転軸56で回転される変向
ミッション57が、ボックス部10の左側板に固定され、変
向ミッション57の図示しない出力軸に横送りコンベヤ15
が連結され、トラクタのPTOで回転されるようになって
いる。横送りコンベヤ15の右端部は、ボックス部10の右
側板に固設している軸受58で軸支されている。
後送コンベヤ11、12は、外径22cm、スクリューピッチ15
cm、標準回転数70rpmであり、横送りコンベヤ15は外径2
0cm、スクリューピッチ20cm、標準回転数が120rpmであ
る。
籾殻タンク9は、概略の大きさが幅1.35m、高さ0.95m、
長さ2.35m、容積約3m2である。籾殻投入溝が幅10cm、
深さ20cmの場合、長さ1mで約20リットルの籾殻が必要で
あり、籾殻タンク9は籾殻を満充填すると、前記の溝長
約150mに投入可能である。
また、籾殻タンク9は、高位置の上面から籾殻を容易に
充填できるように、片側の下部側面に籾殻供給ホッパ20
を設け、その開口している上面から底面上に下端部の汲
み上げ部を望ませると共に、上部の排出口24を籾殻タン
ク9の上方に突設した揚上搬送手段21を、側面に立設し
ている。揚上搬送手段21は、完全排出形バケットエレベ
ータを用い、その上部前面に設けた油圧モータ59を、前
記した2位置切換弁51に油圧パイプ60で接続し、けん引
トラクタにより油圧モータ25に送られる油圧を位置切換
弁51で切り換えて油圧モータ59を回転させ、籾殻供給ホ
ッパ20から籾殻タンク9に籾殻を揚上し、排出口24から
籾殻タンク9に落下させるようにした。
第7図は、縦形スクリューコンベヤを用いた揚上搬送手
段22を示しており、下端部の汲上げ部23を籾殻供給ホッ
パ20Aの内側底部上に望ませ、上端部の排出口24Aを籾殻
タンク9の上方に突設している。籾殻供給ホッパ20A
は、汲上げ部23に籾殻を自然流下させるために、汲上げ
部の前方の底板部を汲上げ部23に対し下向きに傾斜させ
ている。縦形スクリューコンベヤは、頂部に設けた油圧
モータ61が油圧パイプ62で2位置切換弁51に接続され、
油圧モータ59と同様にけん引トラクタから油圧を受けて
回転するものである。63は縦形スクリューコンベヤの下
部軸受である。
次に、第13図は、既設の暗渠と直交に補助暗渠が施工さ
れている水田を、本発明の作業機で施工した平面図の一
部を示したものである。水田は、暗渠が間隔p約10m、
補助暗渠が約20m間隔で施工されていたものである。こ
の水田を短辺15m、長辺70mに区切り、補助暗渠と直交に
本発明の作業機を進行させ、籾殻の投入を2連心土耕プ
ラウの耕起幅1mに対しb=3m、すなはちプラウ耕起3回
毎に1回籾殻を投入したものである。
この場合、心土耕プラウは耕起総延長70m×15条列の105
0mを平均速度2.5km/hで耕起可能で、所要作業時間が約
0.7時間であった。上記の作業能率は、例えば従来のト
レンチャーによる籾殻暗渠施工に比べて、大幅に作業時
間を短縮することができたものである。第14図は、補助
暗渠の無い水田に、既設の暗渠と直交に施工する場合を
示している。
[発明の効果] 上述のとおり、本発明の方法並びに作業機によれば、暗
渠が施工されていても、排水が不良で畑圃場に不適な水
田を、作土とその下方の耕盤をプラウで耕起反転して混
和し、さらに心土をプラウの耕幅より狭く破砕し、また
心土にプラウの耕幅より狭くかつ既設の暗渠に達する籾
殻投入溝を形成すると共に、前記心土破砕部と籾殻投入
溝とを一定間隔で縞状に形成したものにできる。
したがって、心土を部分的に破砕するので、全面的に心
土を破砕した場合に比べ、心土に過剰な水分が含まれる
ことがなくなり、営農段階でトラクタ等の踏圧を受けて
も、心土が長期間にわたり固結状態に戻らない畑圃場に
することができる。また、周知のように、籾殻は土中に
おいて長期間固結や腐敗をしないものなので、心土に形
成された籾殻投入溝によって、水田を長期にわたり排水
効果の持続性を保つ畑圃場にすることができる。そし
て、この畑圃場は、作土下方の耕盤が破壊されているの
で、心土へ作物の根がよく伸張し、作土が下層より水分
の吸い上げが良好な圃場になる。
本発明の作業機は、作業機を進行させるだけで、耕盤を
破壊し、その下方の心土に縞状に心土破砕部と籾殻投入
溝とを一定間隔で一度に形成することができるので、施
工時間を短くし、施工費用を安くすることができる。と
くに、後方の後随型心土りを、心土をすき上げて溝を形
成するものにし、籾殻を投入する中空り柱を前記溝内を
前進するものにしたことにより、籾殻を確実に心土に投
入することができる。また、籾殻タンクの内側底部に複
数の後送コンベヤを並設したことにより、籾殻タンクの
容量を大きくしても、籾殻タンク後部のボックス部に籾
殻を確実に供給することができる。そして、後送コンベ
ヤを油圧モータで回転するものにすると、後送コンベヤ
の回転速度を簡単に変え、籾殻の後方への搬送量を変え
ることができると共に、籾殻に小石等の異物が混入して
いても、油圧モータが停止し破損を避けることができ
る。
さらに、籾殻タンク後部のボックス部に横送りコンベヤ
を横架し、中空り柱の上部にブローワを設けたことによ
り、ボックス部から横送りコンベヤでブローワに籾殻を
確実に供給し、かさ比重が小さいために自然落下では心
土の溝に密に充填することが困難な籾殻を、強制的に投
入することができる。したがって、籾殻投入溝は密に籾
殻が充填され、トラクタ等の踏圧を受けても殆ど変形し
ないものになる。横送りコンベヤ及びブローワをけん引
トラクタのPTOで回転するものにしたので、PTOを停止す
ることにより、籾殻投入溝の条列間隔を容易に変更し、
PTOの回転を変えると、籾殻投入量を変えることができ
る。また、後随型心土りの耕深を調節可能にすることに
より、心土破砕部及び籾殻投入溝の深さを変えることが
できる。以上のことから、本発明の作業機は、土壌状態
に差異がある種々の水田に対し、施工条件を変えて心土
を改良することができる。
さらに、籾殻タンクを、籾殻供給ホッパから籾殻を揚上
搬送手段で汲み上げて積載するものにすることにより、
大容量の籾殻タンクに短時間で容易に籾殻を積載するこ
とができるので、作業能率を一段と向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工法に用いる作業機の一部破断の右側
面図、第2図は同じく一部破断の正面図、第3図は第1
図A−A線矢視の縦断面を含む後面図、第4図は籾殻貯
留タンクを省略した要部の平面図、第5図は概略の平面
図、第6図は第1図B−B線矢視の要部正面図、第7図
は揚上搬送手段が別な実施例の一部破断の要部側面図、
第8図ないし第12図は本発明の方法を実施した圃場の状
態を模式的に示す断面図であって、第8図は施工前、第
9図は後随型心土りを付設している心土耕プラウの通過
後、第10図はすき上げ板を備えた後随型心土りを付設し
ている心土耕プラウの通過後、第11図は籾殻投入後、第
12図は第9図と同様に心土耕プラウを通過させた後の状
態をそれぞれ示し、第13図、第14図はそれぞれ本発明工
法を実施後の圃場の一部を示す平面図、第15図は第14図
の一部を破断し本工法による籾殻投入溝と既設の暗渠と
の接続状態の一例を示す斜視断面図である。 1……耕深調節輪付きフレーム、2……2連心土耕プラ
ウ、3、4……深耕形はつ土板プラウ、5……後随型心
土り、6……すき上げ板を備えた後随型心土り、7……
中空り柱、8……ブローワ、9……籾殻貯溜タンク、10
……ボツクス部、11、12……後方送りスクリューコンベ
ヤ、13……籾殻入口、14……籾殻通過筒、15……横送り
スクリューコンベヤ、16、17……プラウり柱、18、19…
…心土り取付板、20、20A……籾殻供給ホッパ、21、22
……揚上搬送手段、23……汲上げ部、24、24A……排出
口、25……油圧モータ、26……伝動機構、27……調量シ
ャッター

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】はつ土板プラウに該プラウの耕幅より狭い
    耕幅の後随型心土りを付設している心土耕プラウによ
    り、作土とその下方の耕盤とを耕起反転すると共に心土
    を破砕する工程と、前記と同一のはつ板土プラウに該プ
    ラウの耕幅より狭い耕幅に心土をすき上げる後随型心土
    りを付設している心土耕プラウにより、前記工程の既耕
    部に隣接する未耕部を耕起反転し、前記破砕部のある心
    土をれき土で覆うと共に、心土の一部をすき上げて溝を
    形成する工程と、前記の溝に挿入する中空り柱を通過さ
    せ籾殻を投入する工程と、この工程の既耕部に隣接する
    未耕部を、はつ土板プラウの耕幅より狭い耕幅の後随型
    心土りを付設している前記の心土耕プラウにより、作土
    とその下方の耕盤とを耕起反転し心土を破砕する共に、
    前記籾殻の投入された溝が形成されている心土をれき土
    で覆う工程とを、水田において順次繰り返し、作土の下
    方に心土破砕部と籾殻投入溝とを一定間隔で縞状に形成
    すると共に、前記籾殻投入溝を水田に施工された暗渠と
    直交に接続することを特徴とする籾殻投入心土改良耕工
    法。
  2. 【請求項2】トラクタによりけん引可能に形成された耕
    深調節輪付きフレーム(1)に、前後に適当間隔を介し
    かつ左右に耕幅を隔て同形の深耕形はつ土板プラウ
    (3)と(4)を配設し、前方のはつ土板プラウに付設
    され該プラウより耕幅が狭い後随型心土り(5)と、後
    方のはつ土板プラウに付設され該プラウより耕幅が狭い
    すき上げ板を備えた後随型心土り(6)とから成る2連
    心土耕プラウ(2)と、前記後方の後随型心土りの後方
    において、前記フレームの後端部に前記後随型心土りが
    すき上げた溝内に下半部を挿入可能に垂下に取り付けた
    中空り柱(7)と、前記中空り柱の上部に取り付け前記
    り柱の中空部を通過させ前記溝に籾殻を投入するブロー
    ワ(8)と、前記ブローワより上方において前記フレー
    ムに載設され、その後部下方にボックス部(10)を前記
    ブロワーの後方に横設している籾殻貯溜タンク(9)
    と、前記籾殻貯溜タンク内の底部に並行に縦設した複数
    の後方送りスクリューコンベヤ(11、12)と、前記ブロ
    ーワの後面に設けた籾殻入口(13)と、前記のボックス
    部と籾殻入口を連通している籾殻通過筒(14)と、前記
    ボックス部の内側底部に横設し籾殻を前記籾殻通過筒か
    ら籾殻入口を通過させ、前記ブローワに供給する横送り
    スクリューコンベヤ(15)とを備えたことを特徴とする
    籾殻投入心土改良耕工法用作業機。
  3. 【請求項3】前方の後随型心土り(5)及び後方の後随
    型心土り(6)が、それぞれ2連心土耕プラウのり柱に
    取り付けた心土り取付板(18)および(19)に、上下に
    位置調節可能に取り付けたものである請求項2記載の籾
    殻投入心土改良耕工法用作業機。
  4. 【請求項4】後方送りスクリューコンベヤが、籾殻貯溜
    タンクの前面に設けた油圧モータ(25)で駆動される伝
    動機構(26)で回転されるものである請求項2記載の籾
    殻投入心土改良耕工法用作業機。
  5. 【請求項5】ブローワが、籾殻入口に調量シャッター
    (27)を設けているものである請求項2記載の籾殻投入
    心土改良耕工法用作業機。
  6. 【請求項6】籾殻貯留タンクが、片側の下部側面に上面
    開口の籾殻供給ホッパ(20)を設け、該ホッパの内側底
    面上に下端部の汲上げ部を望ませると共に、上端部の排
    出口を籾殻貯溜タンク上方に突設した揚上搬送手段(2
    1)を、側面に沿って立設したものである請求項2記載
    の籾殻投入心土改良耕工法用作業機。
  7. 【請求項7】籾殻貯留タンクが、片側の下部側面に上面
    開口の籾殻供給ホッパ(20A)を設け、該ホッパの内側
    底面上に下端部の汲上げ部を望ませると共に、上端部の
    排出口を籾殻貯溜タンク上方に突設した揚上搬送手段
    (22)を、側面に沿って立設したものである請求項2記
    載の籾殻投入心土改良耕工法用作業機。
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