JPH07243677A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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Publication number
JPH07243677A
JPH07243677A JP6035838A JP3583894A JPH07243677A JP H07243677 A JPH07243677 A JP H07243677A JP 6035838 A JP6035838 A JP 6035838A JP 3583894 A JP3583894 A JP 3583894A JP H07243677 A JPH07243677 A JP H07243677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vortex
water
cylinder
fog
outer cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP6035838A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Morita
孝志 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKUSENDOU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
HOKUSENDOU SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HOKUSENDOU SEISAKUSHO KK filed Critical HOKUSENDOU SEISAKUSHO KK
Priority to JP6035838A priority Critical patent/JPH07243677A/ja
Publication of JPH07243677A publication Critical patent/JPH07243677A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造簡単で効率良く霧を発生できる設置場所
をとらない加湿器を提供する。 【構成】 器体1の中央部に電動機2を架設し、電動機
2の下部回転軸3にスクリュー4を付設し、スクリュー
4の外側に渦流外筒5を設け、この渦流外筒5の内側に
渦流上昇間隙6を介存して渦流内筒7を設け、渦流外筒
5と渦流内筒7の上方に水切り回転盤8を設け、この水
切り回転盤8の前記渦流上昇間隙6上に複数個の溢流孔
9を穿設し、この水切り回転盤8の外側に鎧戸状の霧発
生細隙10を並設した霧発生囲筒11を設け、器体1の適所
に霧導出部12を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加湿器に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら農業ハウスや一般家庭などで使用されている加湿器は
遠心力を利用しているため、粒子の細かい水滴を得るた
めには、回転盤の回転角速度や回転半径を大きくせざる
を得なかった。そのため、装置が大型となる欠点があっ
た。
【0003】また、超音波作用を利用したり、水を加温
して蒸気を発生したりする加湿器は経済的な面から問題
があった。
【0004】本発明は、スクリューを利用して上昇渦流
を内外の中空円筒で誘導し、誘導された旋回渦流を高速
回転の溢流孔を有する水切り回転盤でカットしたり、溢
流水を溢流水反射板で反射したりして、水切り回転盤の
遠心力により鎧戸状の霧発生囲筒に打ち付け、水を霧状
にすることにより上記欠点を解決した加湿器を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】器体1の中央部に電動機2を架設し、電動
機2の下部回転軸3にスクリュー4を付設し、スクリュ
ー4の外側に渦流外筒5を設け、この渦流外筒5の内側
に渦流上昇間隙6を介存して渦流内筒7を設け、渦流外
筒5と渦流内筒7の上方に水切り回転盤8を設け、水切
り回転盤8の前記渦流上昇間隙6上に複数個の溢流孔9
を穿設し、この水切り回転盤8の外側に鎧戸状の霧発生
細隙10を並設した霧発生囲筒11を設け、器体1の適所に
霧導出部12を設けたことを特徴とする加湿器に係るもの
である。
【0007】水切り回転盤8の上方の下部回転軸3に溢
流水反射板13を設けたことを特徴とする請求項1記載の
加湿器に係るものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の作用について説明する。
【0009】電動機2を駆動させスクリュー4を回転せ
しめると、渦流外筒5内の水がスクリュー4により強制
回転され、遠心力により水面が回転抛物線状の旋回渦と
なって渦流外筒5の内壁に沿って上昇する。
【0010】この旋回渦流を渦流外筒5,渦流内筒7間
の渦流上昇間隙6で誘導し、この誘導された上昇渦流を
水切り回転盤8に穿孔した複数個の溢流孔9により断続
的にカットし、カットされた水滴は回転盤の遠心力によ
り振り切られて細かな水滴となって水切り回転盤8の外
側に囲繞した鎧戸状の霧発生囲筒11に裂しく打ちつけら
れ、砕かれてより細かな霧状の水滴となて霧発生細隙10
より流出し、霧導出部12より導出される。
【0011】請求項2の作用について説明する。
【0012】水切り回転盤7の上方の下部回転軸3に溢
流水反射板13を設けた場合には、渦流外筒5,渦流内筒
6に誘導されて上昇した渦流は、水切り回転盤8に穿孔
した溢流孔9により断続的にカットされると同時に、溢
流孔9より溢流した溢流水は回転する溢流水反射板13に
より反射付勢されて水滴となって水切り回転盤8上に打
ち付けられ、前記溢流孔9により断続的にカットされた
水滴と溢流孔9より溢流し溢流反射板13により反射され
た水滴は、共に水きり回転盤8の遠心力により振り切ら
れて細かい水滴となって霧発生囲筒11に打ち付けられ、
砕かれて細かな霧状の水滴となって霧発生細隙10より流
出し、霧導出部12より導出される。
【0013】
【実施例】添付図面は本発明に好適な一実施例を図示し
たものである。
【0014】請求項1記載の実施例について説明する。
【0015】器体底部の水槽部15の上部寄りに内側に向
かって複数個のブラケット16を設け、このブラケット16
に薄板円筒状の隔壁17の下部取付板17’を止着して隔壁
17を器体1内に立設し、隔壁17の上部より複数個の取付
ブラケット17”を内側に突設し、この取付ブラケット1
7”に両軸型の電動機2を立設し、電動機2の下方の出
力軸に下部回転軸3を連設垂下し、下部回転軸3の垂設
下端に小型のスクリュー4を固定する。
【0016】前記スクリュー4の外側に渦流外筒5を設
け、この渦流外筒5の内側に渦流上昇間隙6を介存して
介存内筒7を設ける。
【0017】図示した渦流外筒5は、スクリュー4の外
径より径大な内径を有する上下端が開放した中空円筒5
1の下端に、底部に閉塞壁面を有するキャップ体52を螺
着し、キャップ体52の閉塞壁面に複数個の流通孔53
穿孔し、閉塞壁面の下端に導水溝54を設け、この中空
円筒51の円筒面に複数個のL型形状のステー18の水平
板端を止着し、ステー18の立設板の上端を前記隔壁17の
内壁面に止着して渦流外筒5の軸芯と下部回転軸3との
軸芯を一致ならしめ、渦流外筒5を器体1の水槽部15上
に立設する。渦流外筒5の内側に渦流上昇間隙6を置い
て、中空短筒形状の渦流内筒7を係止片19により止着
し、この渦流外筒5と渦流内筒7の上端面とをほぼ同一
平面になるよう一致せしめる。渦流外筒5と渦流内筒7
の上方に水切り回転盤8を設けてその中心部を下部回転
軸3に止着し、この水切り回転盤8の渦流上昇間隙6上
に複数個の溢流孔9を穿孔する。
【0018】前記取付ブラケット17”の下方の隔壁11内
に内側に向かって複数個のブラケット20を突設し、この
突設部に皿形状の覆い板21を止着する。
【0019】前記水切り回転盤8の外側に、巾の狭い板
を幾枚も縦方向に一定の傾斜を保って透かした状態で取
り付けて円筒状に形成した鎧戸状の霧発生囲筒11を設
け、この霧発生囲筒11を前記覆い板21の垂設縁部の下方
に垂設する。
【0020】電動機2の上方の出力軸に上部回転軸22を
立設し、この上部回転軸22の突設端に上部スクリュー23
を固定する。
【0021】前記水槽部15の複数個のブラケット16上に
腕板24を立設し、この腕板24に笠形状の被覆カバー25を
止着して被覆カバー25を水槽部15上に立設し、被覆カバ
ー25の上部円筒部25’の円筒周側面に霧発生円筒11より
発生した霧を外部へ導出する霧導出部12を設ける。
【0022】被覆カバー25の上部円筒部25’の頂部中心
に枢着軸26を設け、上部円筒部25’内に上端閉塞壁面を
有し、周側面に開口部27’を有する薄板円筒形状の導出
調節筒27を嵌入して被覆カバー25に対して水平回動自在
にならしめ、導出調節筒27を回動して霧導出部12を導出
調節筒27の開口部27’との重合状態を可変して霧の導出
量を調節する。
【0023】尚、符号28は被覆カバー25と水槽部15間の
腕板24に、腕板24を囲繞するよう設けたバンド状の帯板
で、この帯板28の上下の開口溝部29,29より外気を導入
して上部スクリュー23と共働して霧発生囲筒11で発生し
た霧を霧導出部12へ導出する。
【0024】また、水槽部4の一側に浮き袋30’式の自
動給水弁30を設け、この自動給水弁30と水源とを連結
し、水槽部15内の水位が所定の位置より低下したとき、
浮き袋30’の位置によりバルブが開き、水源の水を槽内
に流入せしめて水位を確保するよう構成する。
【0025】本実施例を上記のように構成したので、電
動機2を回転するとスクリュー4,上部スクリュー23が
回転し、スクリュー4により渦流外筒5内の水が強制的
に回転せしめられるので、回転の遠心力により水面が回
転抛物線状の渦となって渦流外筒5の内壁に沿って旋回
上昇し、この旋回上昇する渦流を内外の渦流筒5,7の
渦流上昇間隙6で誘導し、この誘導された旋回上昇渦流
を水切り回転盤8に穿孔した複数個の溢流孔9により断
続的にカットし、カットされた水滴は遠心力により細か
い水滴となって振り切られ、鎧戸状の霧発生囲筒11の鎧
板に裂しく打ち付けられ、砕けてより細かい霧状の水滴
となって霧発生細隙10より流出し、この流出された霧
は、上部スクリュー23の回転により空気が引っ張られ負
圧になった笠状の被覆カバー部内に流入し、開口溝部2
9,29より流入する外気と一緒になって上昇し、上部ス
クリュー23により付勢されて霧導出部12より所定の方向
に導出し室内を加湿する。
【0026】請求項2の実施例について説明する。
【0027】水切り回転盤8の上方の下部回転軸3に溢
流水反射板13を設けた場合には、渦流外筒5,渦流内筒
7の渦流上昇間隙6より誘導上昇された渦流は、水切り
回転盤8の溢流孔9により断続的にカットされるととも
に、溢流孔9より溢流した溢流水は溢流水反射板13によ
り反射されて水切り回転盤8上に打ち付けられ、前記溢
流孔9によりカットされた水滴と溢流水反射板13により
反射された細かい水滴とは、共に水切り回転盤8の遠心
力により霧発生囲筒11に裂しく打ち付けられ砕かれて細
かい霧状の水滴となって霧発生細隙10より流出し、霧導
出部12より導出する。
【0028】
【発明の効果】本考案は上記のように器体の中央部に電
動機を架設し、電動機の下部回転軸にスクリューを付設
し、スクリューの外側に渦流外筒を設け、この渦流外筒
の内側に渦流上昇間隙を介存して渦流内筒を設け、渦流
外筒と渦流内筒の上方に水切り回転盤を設け、この水切
り回転盤の前記渦流上昇間隙上に複数個の溢流孔を穿設
し、この水切り回転盤の外側に鎧戸状の霧発生細隙を並
設した霧発生囲筒を設け、器体の適所に霧導出部を設け
たので、スクリューにより水槽部の水を旋回上昇させ、
この旋回上昇渦流を内外の渦流筒の渦流上昇間隙により
誘導し、この誘導された旋回誘導上昇渦流を高速回転の
水切り回転盤の溢流孔でカットし、このカットした水滴
を水切り回転盤の遠心力により裂しく鎧板状の霧発生囲
筒に打ち付けることにより、効率良く水を霧状の水滴に
することができる。
【0029】また、水切り回転盤の上方の下部回転軸に
溢流水反射板を設けた場合には、前記効果の他に溢流孔
よりの溢流水を高速で回転する溢流水反射板により反射
させて前記と同様水切り回転盤により霧発生囲筒に打ち
付け水を霧状の水滴にすることができるので、従来の加
湿器に比較して構造が簡単で設置場所を取らず、経済的
で秀れた加湿器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例の一部を切欠ける側面図である。
【符号の説明】
1 器体 2 電動機 3 下部回動軸 4 スクリュー 5 渦流外筒 6 渦流上昇間隙 7 間隙内筒 8 水切り回転盤 9 溢流孔 10 霧発生細隙 11 霧発生囲筒 12 霧導出部 13 溢流水反射板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の中央部に電動機を架設し、電動機
    の下部回転軸にスクリューを付設し、スクリューの外側
    に渦流外筒を設け、この渦流外筒の内側に渦流上昇間隙
    を介存して渦流内筒を設け、渦流外筒と渦流内筒の上方
    に水切り回転盤を設け、水切り回転盤の前記渦流上昇間
    隙上に複数個の溢流孔を穿設し、この水切り回転盤の外
    側に鎧戸状の霧発生細隙を並設した霧発生囲筒を設け、
    器体の適所に霧導出部を設けたことを特徴とする加湿
    器。
  2. 【請求項2】 水切り回転盤の上方の下部回転軸に溢流
    水反射板を設けたことを特徴とする請求項1記載の加湿
    器。
JP6035838A 1994-03-07 1994-03-07 加湿器 Pending JPH07243677A (ja)

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