JPH072431U - 飛ばない帽子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バネを組込むことにより頭に固定できて、風
に飛ばされたり、つばがめくれ上がったり、つばがはた
めいたりするのを防止する帽子であること。 【構成】 クラウンとブリムとの境目の裏側に、サイズ
リボンと重ねたバネをつけ、後中央線はクラウントップ
からブリムエッジまでは接合されない。ブリムエッジに
は針金を挿通する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、風に飛ばされない為に、バネで頭に装着する帽子に関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

帽子を被っていて、風の強い時や、自転車走行中にしばしば帽子が飛ばされて 困った。あごにゴムをかけても、少々の風でも飛ぶか、ブリムがめくれたりした 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、上記のような欠点を除く為になされたもので、風に飛ばされるの を防ぎ、サイズの融通もきき、且つ、ゴムをかけなくても済むファッシヨン性の 高い帽子を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、サイズリボンの中にバネを組込み、後正面は從に 接合しないことにより、伸縮性をもたせる。バネよりブリムエッジングまで、バ ネに対して角度が不変の硬質の骨をとりつけ、ブリムエッジングの全周に形状記 憶合金製の針金を挿通し、ブリムエッジングのはためきを防止する手段とする。

【０００５】

【作用】

バネの部分を両手でひろげ、頭部をはさむ要領で被る。ひだのある型の場合は ひだを中側へたたみこむ。

【０００６】

【実施例】

図面によって説明する。帽子の１と２の接する線の内側に４をつける。４の働 きを効果あらしめるために、３は接合しない。又は、５のように作ってもよい。 ２が風ではためいたり、上へめくれあがることを防止するために、８と９を内 臓する。８は省いても構わない。５のひだ型とする場合は、ひだの部位には９を 挿通しない。ファッシヨン性をかんがみて、他の位置にひだを作り、飾りをかね てもよい。

【０００７】

【考案の効果】

この考案による飛ばない帽子は、次のような利点がある。 （１） バネにより頭をはさむので風に飛ばされない。自転車走行やゴルフ等に 着用すると顕著である。 （２） バネの作用で、頭のサイズに適応する。 （３） 着脱の際、著しく髪型をこわさない。 （４） ブリムを透明で硬度をもたせれば、雨にも被ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 考案品の斜視図である。

【図２】 左右のブリムエッジングとクラウントップを
結ぶ断面の、後部の内側の図である。

【図３】 ひだ型のデザイン斜視図である。

【符号の説明】

１‥‥クラウン ２‥‥ブリム ３‥‥後中央線 ４‥‥バネとサイズリボン ５‥‥ひだ ６‥‥クラウントップ ７‥‥ブリムエッジング ８‥‥骨 ９‥‥形状記憶合金製針金

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 帽子にバネを組込んで、伸縮機能と脱落
   防止機能をもたせる
2. 【請求項２】 針金を挿通してつばのはためきを防止す
   る請求項１記載の帽子。