JPH0724180U - 小荷物無人受取函 - Google Patents

小荷物無人受取函

Info

Publication number
JPH0724180U
JPH0724180U JP6173093U JP6173093U JPH0724180U JP H0724180 U JPH0724180 U JP H0724180U JP 6173093 U JP6173093 U JP 6173093U JP 6173093 U JP6173093 U JP 6173093U JP H0724180 U JPH0724180 U JP H0724180U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parcel
parcels
plate
receiving
storage chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6173093U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2604497Y2 (ja
Inventor
諭 宮崎
Original Assignee
諭 宮崎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 諭 宮崎 filed Critical 諭 宮崎
Priority to JP1993061730U priority Critical patent/JP2604497Y2/ja
Publication of JPH0724180U publication Critical patent/JPH0724180U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604497Y2 publication Critical patent/JP2604497Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 宅配小荷物等の投函や取出し操作が容易で、
小荷物等の盗難も防止されと共に、落下等による内容物
の損傷が防止され、比較的大きな小荷物も収納できる小
荷物無人受取函を提供する。 【構成】 函体内の上方に横型円筒状受器を回転自在に
軸支し、該受器には外周部を軸方向に一部切欠開放した
小荷物受口が形成され、該函体内部には上記円筒状受器
の外周部に摺接してガイド板と下方のみに回動する緩衝
板が軸着されて収納室を形成し、該収納室には覗き窓と
施錠装置を介して開閉可能な小荷物取出用扉が設けられ
ると共に該収納室内には上下動可能な小荷物受板が設け
られてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、宅配便等の小荷物の無人受取函に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、社会情勢の変化に伴って夫婦共稼ぎの家庭が急増し、日中留守宅が多く なって、宅配便や郵便小荷物等の配達に支障を来している。その対策として、留 守宅小荷物受取ボックスや無人小包受函等が提案されているが、その構造が複雑 で、投函や取出しが不便であったり、受函内で小荷物を落下させて内容物が破損 してしまったり、施錠はしていても投函口から小荷物が盗まれたりして問題点が 多く、実用化され難いものが多いのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記のような問題点を解消し、小荷物の投函・取出操作がし易く、 盗難防止対策が講じられ、落下による内容物の損傷等のない構造簡単で比較的大 きな小荷物も収納できる小荷物無人受取函を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、函体内の上方に横型円筒状受器を回転自在に軸支し、該受器には外 周部を軸方向に一部切欠開放した小荷物受口が形成され、該函体内部には上記円 筒状受器の外周部に摺接してガイド板と下方のみに回動する緩衝板が軸着されて 収納室を形成し、該収納室には覗き窓と施錠装置を介して開閉可能な小荷物取出 用扉が設けられると共に該収納室内には上下動可能な小荷物受板が設けられてな ることを特徴とする小荷物無人受取函を提供するものである。次に、本考案の実 施例を図により説明する。
【0005】
【実施例】
図1は本考案に係る受取函の説明的正面図、図2はその側面図、図3は本考案 の函体の内部機構を示す斜視図である。図中1は方形の金属板製又は硬質合成樹 脂製の函体で、該函体1内の上方(天板部2に寄せて)には該函体1と同材質の 左右両端面が閉塞された横型円筒状受器3が該函体1の相対する両側板に設けた 支持孔に該受器3の左右両側の中心支軸5,5′が回転自在に軸支されている。
【0006】 該円筒状受器3には、外周部を軸方向に一部切欠して開放(実施例では約4分 の1、即ち中心角で約90°の範囲)された小荷物受口4が形成されている。な お、上記函体1、円筒状受器3及び小荷物受口4の各サイズは収函する小荷物の 大きさや形状等を勘案して適宜設計し製作すればよい。
【0007】 函体1内には、上記円筒状受器3の外周部下方に摺接し、固定したガイド板6 と下方のみに回動する緩衝板7が函体1両側板に設けたスプリング付支軸8によ り軸着され、該緩衝板7は小荷物の荷重により下方に回動した後、スプリングに より元の水平位置に戻るようになっている。
【0008】 また、上記函体1内には、上記ガイド板6,緩衝板7及び円筒状受器3の外周 部と該函体1の側板及び底板部18により小荷物を収納する収納室9が形成され ており、該函体1の正面部外側には収納室9内を観察するための透明ガラス等の 覗き窓10と施錠装置11を備えた小荷物取出用の開閉扉12が設けられている (図1〜2参照)。
【0009】 上記収納室9内下方には、小荷物受け用の受板13が上下動可能に設けられ、 該受板13は図3に示すように一方側の側板部上方に固定されたワイヤー固定具 16に一方端が固定され、受板13の相対する側縁の中央部に設けられたローラ 15,15′を介して反対側の側板上方に取着されたワイヤー巻取り式のハンド ル17により受板13の左右両側に垂設固定されたスライド板19に規制されて 水平状態で上下動する。
【0010】 しかして、配達された小荷物を円筒状受器3の開放された受口4に入れ、ハン ドル17により受板13を緩衝板7下部まで上昇させた状態で、円筒状受器3を 回転させて受口4を下方に向け、小荷物をガイド板6と緩衝板7を介して受板1 3上に載持させてハンドル17によって受板13を収納室9下方に降下させ、小 荷物を収納するのである。
【0011】 かくすることにより、落下等による小荷物の損傷は完全に防止され、一度収納 室9に収納された小荷物は、緩衝板7が上方に回動しない構造となっているので 、受口4から手を入れて小荷物を取出すことはできず、盗難も防止される。
【0012】 なお、上記実施例では受器としては、円筒状のものを説明したが、多角筒状受 器でもよい。また、ワイヤー巻取り式ハンドル17により受板13の昇降と円筒 状受器3の回動を同時に作動させるように構成したり、各々を自動化させたりし てもよいことは勿論である。さらに、本考案に係る小荷物無人受取函は、軒下に 設置するか、降雨から濡れないように屋根付きに構成してもよい。
【0013】
【考案の効果】
上記のように、本考案によれば小荷物等の投函や取出操作が容易であり、盗難 も防止され、また小荷物等を落下させることがないので、内容物の損傷が完全に 防止され、比較的大きな小荷物も収納できる等の利点がある。更に、構造が簡単 で可動部分が少ないので、故障等も少なく製作が容易でかつ安価である等の利点 もある。従って、本考案の受取函を留守の多い家庭に備えておけば、宅配小荷物 等の配達がスムーズとなり、受取人も安心して外出することができる。
【提出日】平成6年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 なお、上記実施例では受器としては、円筒状のものを説明 したが、多角筒状受器でもよい。また、ワイヤー巻取り式ハンドル17により受 板13の昇降と円筒状受器3の回動を同時に作動させるように構成したり、各々 を自動化させたりしてもよいことは勿論である。 また、横型円筒状受器3を約270°だけ回転させ、それ以上は回転しないよ うに構成して、小荷物を収納後は反対方向に回転させ元の位置に戻すように構成 してもよい。 また、函体1内の上方の天板部2に寄せて上記横型円筒状受器3の代りに径の 異なる2個の横型半円筒状受器3a,3bを各反対方向に摺接して約180°( 1/2回転)回転可能に軸支し、該両受器3a,3bの外周端の一方のそれぞれ にストッパーを設け、常時は該受器3a,3bのいずれか一方が函体1の天板部 2を閉塞し、小荷物の投函時には該受器3a,3bを上向きに重ね合せて小荷物 を受器3a内に載せ、次に両受器3a,3bを各反対方向に回転させて投函する ように構成してもよい。かくすることにより、ガイド板6が不要となり、より大 きな小荷物を収納することができる。 さらに、本考案に係る小荷物無人受取函は、軒下に設置するか、降雨から濡れ ないように屋根付きに構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る受取函の正面図である。
【図2】同・側面図である。
【図3】本考案に係る受取函の内部機構を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1−函体 2−天板部 3−横型円筒状受器 4−小荷物受口 5−支軸 6−ガイド板 7−緩衝板 8−スプリング付支軸 9−収納室 10−覗き窓 11−施錠装置 12−扉 13−受板 14−ワイヤー 15−ローラー 16−ワイヤー固定具 17−ワイヤー巻取式ハンドル 18−底板部 19−受板用スライド板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 函体内の上方に横型円筒状受器を回転自
    在に軸支し、該受器には外周部を軸方向に一部切欠開放
    した小荷物受口が形成され、該函体内部には上記円筒状
    受器の外周部に摺接してガイド板と下方のみに回動する
    緩衝板が軸着されて収納室を形成し、該収納室には覗き
    窓と施錠装置を介して開閉可能な小荷物取出用扉が設け
    られると共に該収納室内には上下動可能な小荷物受板が
    設けられてなることを特徴とする小荷物無人受取函。
JP1993061730U 1993-10-12 1993-10-12 小荷物無人受取函 Expired - Lifetime JP2604497Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993061730U JP2604497Y2 (ja) 1993-10-12 1993-10-12 小荷物無人受取函

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993061730U JP2604497Y2 (ja) 1993-10-12 1993-10-12 小荷物無人受取函

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0724180U true JPH0724180U (ja) 1995-05-09
JP2604497Y2 JP2604497Y2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=13179625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993061730U Expired - Lifetime JP2604497Y2 (ja) 1993-10-12 1993-10-12 小荷物無人受取函

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2604497Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017213418A (ja) * 2014-09-10 2017-12-07 株式会社ダイケン 宅配ボックス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017213418A (ja) * 2014-09-10 2017-12-07 株式会社ダイケン 宅配ボックス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2604497Y2 (ja) 2000-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10279995B2 (en) Locking device for waste container
US11497335B2 (en) Parcel safe remote vehicle alignment system
AU2013257440B2 (en) Mail Box
US8459539B2 (en) Secure deposit box and method of construction thereof
US11401108B2 (en) Locking device
US7806447B2 (en) Locking device for waste container
US11206940B2 (en) Secure container for receiving and preventing unauthorized access to articles
US11253095B2 (en) Parcel drop box
JPH0724180U (ja) 小荷物無人受取函
JP6479111B2 (ja) 宅配ボックス
US20210094758A1 (en) Locking device and method
US11459171B2 (en) Locking device
US6871779B1 (en) Mailbox
CN104697277B (zh) 一种蛋架装置
CA2990242A1 (en) Locking device
US20220281681A1 (en) Locking device and methods
CN214058388U (zh) 一种医学检验用具分类放置的医学检验箱
CN214452904U (zh) 一种用于换热器运输的储存箱
CN210162510U (zh) 一种快递防盗投放箱
CN213139446U (zh) 一种收纳箱
CN218986172U (zh) 一种文件盒
JPS5812292Y2 (ja) スパイラル方式自動販売機における商品収納器
CN214931561U (zh) 一种低糖植物蛋白饮料用包装罐
CN212709615U (zh) 一种真空周转车
JP4348344B2 (ja) 郵便物移動装置