JPH07241324A - マッサージ器具 - Google Patents

マッサージ器具

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Publication number
JPH07241324A
JPH07241324A JP6013494A JP6013494A JPH07241324A JP H07241324 A JPH07241324 A JP H07241324A JP 6013494 A JP6013494 A JP 6013494A JP 6013494 A JP6013494 A JP 6013494A JP H07241324 A JPH07241324 A JP H07241324A
Authority
JP
Japan
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supported
frame
rollers
roller
massage
Prior art date
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Pending
Application number
JP6013494A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Mizuno
昌典 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASUGEN SEIYAKU KK
Original Assignee
ASUGEN SEIYAKU KK
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Publication date
Application filed by ASUGEN SEIYAKU KK filed Critical ASUGEN SEIYAKU KK
Priority to JP6013494A priority Critical patent/JPH07241324A/ja
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  • Massaging Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手軽に使用でき、高いマッサージ効果、磁器
治療効果が得られるマッサージ器具を提供する。 【構成】 握り部2を有する支持枠1の前後端の両側に
横軸3を中心にして回動する前後回動枠4を取り付け、
その前後端に直交配置に左右に回動枠5を支持させ、そ
の左右回動枠5の両端に車輪型ローラ7を支持させる。
車輪型ローラ7は外周に小突起7cを設けるとともに、
肉厚内に外周に沿って永久磁石8を埋め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体の表面にローラを
押し当てて転がすことによりマッサージ効果が得られる
マッサージ器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の各種部位の血液循環を良く
し、皮膚組織、毛髪組織、筋肉の痛みや疲れをほぐす手
段として、針による麻酔刺激療法、灸による温度刺激療
法、磁石、薬剤による局所貼付様式の鎮痛療法、マッサ
ージによる刺激方法が行われている。
【0003】この内、マッサージ療法は、反射的刺激
作用を期待するストローキング法(軽く摩擦する方法)
局所循環を機械的に改善する目的の強擦方法(指先で
深部組織を揉む方法)機械的刺激による循環以上の局
所効果を目的とするペトリッセージ(筋肉部分を摘み方
法)興奮作用、沈痛作用を目的とするタポートメント
療法(叩く方法)タポートメント療法より弱い刺激効
果を期待したバイブレーション法(振戦刺激)等があ
り、それぞれの目的に応じて、独自でも使用可能な各種
の器具が考案されているところであり、代表例として、
特開平2−168970号に振動磁気兼用治療器、実公
昭60−39007号に磁気按摩器、実公平1−234
76号に電磁マッサージ器、実開昭61−159943
号に磁気温灸装置等がある。
【0004】また安価な手動式器具としては、柔軟性の
ある棒の先に硬質ボールを付けた器具や、くま手等が古
くから使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】東洋医学上、良好なマ
ッサージ効果とは、効率良く身体患部面に対して『滾』
『摩』『推』『理』『按』『擦』『柔』『点』『捻』
『叩』を、目的と程度に合せて適用することと言われて
おり、従来技術によれば、電動式によりローラ或いは端
子を発熱、回転、振動させ、所望により、交番磁場を発
生させる電磁石を装備し、磁力線を発生させる方法が採
られているが、上記適用範囲中、せいぜい2〜5種程度
の適用に限定される器具が多く、専門化の手指によるマ
ッサージ効果を期待できるものではない。また、実用上
さしたる効果が証明されているわけではなく、実際使用
するためには高価な器具を備える必要があった。
【0006】また従来の手動式器具では、さしたる効果
が証明されているわけではなく、気休め程度に使用され
ており、専門家の手指によるマッサージ効果を兼ね備え
た器具開発の必要性が望まれていた。
【0007】また、磁気治療器具にあっては、貼付式が
多数を占めており、手動型移動式では未だ効果的なもの
はなかった。
【0008】本発明はこのような現状にかんがみ、一般
的な患者自信による通常の使用の他に緊急時のマッサー
ジ、ベッドサイドでのマッサージ等リアルタイムなマッ
サージをしなければならない医療現場にあって、手動式
で専門家以外の患者自身や、家族、周辺者、付添い人で
も使用が可能であり、また、医療関係者、専門家のマッ
サージ用医療器具として利用でき、良好な医療効果の得
られるマッサージ器具の提供を目的としたものである。
【0009】
【課題を達成するための手段】上述の如き目的を達成す
るための本発明の特徴は、握り部を有する支持枠に対
し、多数の車輪型ローラを同一方向に向けて回転自在
で、かつ、上下動自在に支持させてなるマッサージ器具
(請求項1)にあり、更に具体的には支持枠の前後端部
の左右に支持させた横軸を中心にして回動自在な前後方
向向きの前後回動枠を備えるとともに、該前後回動枠の
前後両端にこれと直交する向きの左右回動枠を回動自在
に支持させ、該左右回動枠の両端に車輪型ローラを支持
させること(請求項2)、車輪型ローラは、外周に多数
の凹凸を有するとともに肉厚内に外周面に沿って複数の
永久磁石を埋設していること(請求項3)、及び輪型ロ
ーラは、外周面に、その幅方向の中央に円周方向に向け
た凹溝と、幅方向に向けた多数の凹溝によって区切られ
た二列配置の小突起を有していること(請求項4)にあ
る。
【0010】
【作用】本発明のマッサージ器具は、各車輪型ローラが
支持枠に対して上下動するため身体の表面に押し当てた
際に、各部位の凹凸に順応して各ローラ全てが身体表面
を広く押圧することとなり、これをローラ回転方向に移
動させることにより、ローラ表面の凸部が身体表面を順
次押圧し、あたかも身体を小さく叩くが如き動作がなさ
れると同時に、各ローラによって指圧の如き押圧作用が
なされる。
【0011】これによって『滾』『摩』『推』『理』
『按』『擦』『柔』『点』『捻』『叩』の適用が可能で
あり、更に、回転する車輪型ローラ中の磁気からの磁力
線により、皮膚面の毛細血管の循環を良くし、人体周辺
の微循環の状態が顕著に改善される。
【0012】また、本発明によるマッサージ器具の適用
により、免疫力増強、気血、陰陽を双方調節する機能か
ら、経路を通したり、気血を運行したり、導滞、止血効
果が期待される。更にまた、筋肉の萎縮を防ぎ、損傷の
回復を促進し、精神を奮いたたせ、気持ち、頭をスッキ
リさせる等の体質強化、疲労除去作用も期待される。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
【0014】図において、1は支持枠であり、全体がア
ーチ型に成型され、その中央部分が握り部2となってい
る。この支持枠1の前後両端の両側面には横軸3,3…
…が一体に突設されている。各横軸3に前後方向に向け
た前後回動枠4が軸受けされている。各前後回動枠4
は、その中央部分に長手方向に直交する向きの軸受部4
aが左右に貫通開口されており、この軸受部4a内に横
軸3を貫通させ、その横軸3の突出端を傘状に溶融変形
させてフランジ3aを一体成型することにより、前後回
動枠4が抜け止めされている。
【0015】各前後回動枠4の前後両端には軸部4b,
4bが一体に成形されており、この各軸部4bにそれぞ
れ左右回動枠5の中央部分が支持されている。左右回動
枠5には、その中央部上側に長手方向に直交する向きの
軸受部5aが一体成形され、この軸受部5a内に前後回
動枠4の軸部4bを貫通させ、その突出端を溶融変形さ
せてフランジ4cを一体成形することにより、左右回動
枠5が抜け止めされている。
【0016】左右回動枠5の両端には、車軸6が一体に
突設されており、その車軸6にそれぞれ車輪型ローラ7
が軸受けされており、車軸6の突出端を傘状に溶融変形
させてフランジ6aを一体成形することによりローラ7
を抜け止めしている。
【0017】上述した各部材は全て熱可塑性合成樹脂に
よってモールド成型されたものを使用している。
【0018】車輪型ローラ7は、その外周の幅方向の中
央に円周方向に向けた凹溝7aが形成され、その両側の
凸部に幅方向に向けた凹溝7bが形成され、その各凹溝
7a,7bによって区切られた小突起7cが円周方向に
向けて二列配置に定間隔毎に成形されている。またロー
ラ7には、その肉厚内に円周に沿って永久磁石8,8…
…が一定間隔毎に埋め込まれている。
【0019】このように構成されるマッサージ器具は、
左右回動枠5と、その両端のローラ7,7によって一つ
の小ブロック10が構成され、これが前後回動枠4の軸
部4bを中心にして左右に回動する。更に、一本の前後
回動枠4と、その両端の一対の前記した小ブロック1
0,10によって中ブロック11が構成され、これが横
軸3を中心にして前後に回動する。この中ブロック11
が支持枠に対して前後の両側に計4個取り付けられて構
成されているものであり、小ブロック10毎に左右に回
動するとともに、中ブロック11毎に前後に回動するた
め、これを身体に押し当てると、各ローラ7,7……を
身体の曲面に対応して傾斜し、それぞれが身体表面を略
均等に押圧することとなる。この状態でローラ回転方向
側に移動させることにより、各ローラ7,7……は身体
表面を押圧しながら転がることとなり、外周の小突起7
cが身体表面を点状に押圧することとなると同時にロー
ラ7内の永久磁石8,8……による磁力線が身体に作用
する。
【0020】
【使用例】
1.使用方法 上記実施例に示されるマッサージ器具を所望により皮膚
にタルカムパウダーを塗布し、身体の表面に押し当て、
経路の循行に沿って前後に転がし、適時ツボを叩く。始
めは緩く、徐々に力を加えていくが、体の調整や病気治
療の情況に応じて力をコントロールする。終える前には
揺るやかにし、力も弱くする。マッサージの時間は1回
20〜30分位とし、患者自身或いは付き添い者が行う
(発熱、リンパ腺の腫れ、外傷には使用を避ける)。 2.使用結果 上記使用方法を定め、600例の筋肉繊維組織の炎症、
捻挫、関節痛の患者に対して使用させ、主治医判定によ
り検討したところ、治療有効率は95.83%であっ
た。
【0021】
【発明の効果】上述したように本発明のマッサージ器具
は、各ローラが上下動自在であるため、マッサージしよ
うとする身体表面と全ローラとの接触が常に保たれるこ
ととなり、広い面積に同時に作用させることができ、か
つ、ローラ外周に凹凸が形成されているため、これを転
がすことによって点状に押圧することとなって良好な支
圧作用が得られる。また専門的知識や技能を要すること
なく、誰にでも手軽に使用して所期の指圧効果が得られ
るものであり、更にローラに永久磁石を組み込むことに
より磁気による治療効果も合せて得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ器具の一実施例を示す
側面図である。
【図2】同上の底面図である。
【図3】図2中のA−A線断面図である。
【図4】図2中のB−B線断面図である。
【図5】図2中のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 支持枠 2 握り部 3 横軸 3a,4c,6a フランジ 4 前後回動枠 4a,5a 軸受部 4b 軸部 5 左右回動枠 6 車軸 7 ローラ 7a,7b 凹溝 7c 小突起 8 永久磁石 10 小ブロック 11 中ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り部を有する支持枠に対し、多数の車
    輪型ローラを同一方向に向けて回転自在で、かつ、上下
    動自在に支持させてなるマッサージ器具。
  2. 【請求項2】 支持枠の前後端部の左右に支持させた横
    軸を中心にして回動自在な前後方向向きの前後回動枠を
    備えるとともに、該前後回動枠の前後両端にこれと直交
    する向きの左右回動枠を回動自在に支持させ、該左右回
    動枠の両端に車輪型ローラを支持させてなる請求項1に
    記載のマッサージ器具。
  3. 【請求項3】 車輪型ローラは、外周に多数の凹凸を有
    するとともに肉厚内に外周面に沿って複数の永久磁石を
    埋設してなる請求項1もしくは2に記載のマッサージ器
    具。
  4. 【請求項4】 輪型ローラは、外周面に、その幅方向の
    中央に円周方向に向けた凹溝と、幅方向に向けた多数の
    凹溝によって区切られた二列配置の小突起を有する請求
    項1、2もしくは3に記載のマッサージ器具。
JP6013494A 1994-03-04 1994-03-04 マッサージ器具 Pending JPH07241324A (ja)

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JP6013494A JPH07241324A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 マッサージ器具

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JP6013494A JPH07241324A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 マッサージ器具

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JPH07241324A true JPH07241324A (ja) 1995-09-19

Family

ID=13133374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6013494A Pending JPH07241324A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 マッサージ器具

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JP (1) JPH07241324A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003116956A (ja) * 2001-10-10 2003-04-22 Mitsumasa Fujikawa ツボ押し健康治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003116956A (ja) * 2001-10-10 2003-04-22 Mitsumasa Fujikawa ツボ押し健康治具

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