JPH07240869A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JPH07240869A JPH07240869A JP6029499A JP2949994A JPH07240869A JP H07240869 A JPH07240869 A JP H07240869A JP 6029499 A JP6029499 A JP 6029499A JP 2949994 A JP2949994 A JP 2949994A JP H07240869 A JPH07240869 A JP H07240869A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image pickup
- image
- ccd
- signal
- period
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高解像色信号と低解像色信号を簡単な構成で
選択的に得る。 【構成】 光学系と撮像素子を１画素単位で相対的に変
位させる手段を有し、色分離フィルタを介した離散的な
各色をメモリ上で補間させて合成することにより、高解
像のカラー映像信号を得るモードと、補間させずに出力
する低解像モードとを設ける。
選択的に得る。 【構成】 光学系と撮像素子を１画素単位で相対的に変
位させる手段を有し、色分離フィルタを介した離散的な
各色をメモリ上で補間させて合成することにより、高解
像のカラー映像信号を得るモードと、補間させずに出力
する低解像モードとを設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は２次元固体撮像素子（Ｃ
ＣＤ等）を用いた撮像装置に関し、特に被写体の結像位
置を空間領域での２方向に変位させることにより、高解
像度を得るための撮像装置に関するものである。
ＣＤ等）を用いた撮像装置に関し、特に被写体の結像位
置を空間領域での２方向に変位させることにより、高解
像度を得るための撮像装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ＣＣＤ等を用いたビデオカメラの撮像装
置には、近年、空間解像度の向上のための方式が望まれ
ている。特に、空間解像度の向上を単にＣＣＤの素子数
を増加させずに実現させる方式として、従来、例えば特
開昭64-69160においては、ＣＣＤを圧電素子を用いて水
平・垂直に変位させる方法や、特開昭63-284979におい
ては撮像レンズ系とＣＣＤ間に光学的光路変位手段を用
いるなどして見かけ上の解像度を向上させるという方法
がある。
置には、近年、空間解像度の向上のための方式が望まれ
ている。特に、空間解像度の向上を単にＣＣＤの素子数
を増加させずに実現させる方式として、従来、例えば特
開昭64-69160においては、ＣＣＤを圧電素子を用いて水
平・垂直に変位させる方法や、特開昭63-284979におい
ては撮像レンズ系とＣＣＤ間に光学的光路変位手段を用
いるなどして見かけ上の解像度を向上させるという方法
がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方式は、単
にＣＣＤ素子自体の解像度を向上させるものであり、色
信号処理に関する配慮がされていないため、白黒信号と
しては解像度向上が実現されるが、特に現在民生用とし
て普及している単板式カラービデオカメラに対して直接
適用することはできない。
にＣＣＤ素子自体の解像度を向上させるものであり、色
信号処理に関する配慮がされていないため、白黒信号と
しては解像度向上が実現されるが、特に現在民生用とし
て普及している単板式カラービデオカメラに対して直接
適用することはできない。
【０００４】従って本発明では単板式ＣＣＤ撮像装置で
あって、簡単な構成で高解像なカラー撮像を行うことが
できる方式を提供することを目的とするものである。他
の目的はかかる単板のＣＣＤとしては、いわゆる現在動
画用として広く用いられているモザイク配列の補色フィ
ルタを用いたものを用いて上記高解像度を得る方式であ
って、テレビジョンレートでＣＣＤの信号を読み出す動
画撮影にも対応可能な装置を提供することにある。ま
た、他の目的は前述の動画モードと、高解像静止画モー
ドという２つのモードを有する撮像システムを提供する
ことにある。
あって、簡単な構成で高解像なカラー撮像を行うことが
できる方式を提供することを目的とするものである。他
の目的はかかる単板のＣＣＤとしては、いわゆる現在動
画用として広く用いられているモザイク配列の補色フィ
ルタを用いたものを用いて上記高解像度を得る方式であ
って、テレビジョンレートでＣＣＤの信号を読み出す動
画撮影にも対応可能な装置を提供することにある。ま
た、他の目的は前述の動画モードと、高解像静止画モー
ドという２つのモードを有する撮像システムを提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段及び作用】撮像レンズ系と
撮像素子により生成される連続した動画が有する時間軸
情報であって、特にかかる時間軸の所定期間において前
記撮像レンズ系と撮像素子を相対的に空間変位させるこ
とにより得られる時間軸情報として抽出し、これらより
情報の相関性を利用して、より高解像度の画像として合
成する合成手段と、前記連続した動画を合成せずに出力
する非合成手段と、合成手段と非合成手段とを選択して
動作させる選択手段と、を有する。
撮像素子により生成される連続した動画が有する時間軸
情報であって、特にかかる時間軸の所定期間において前
記撮像レンズ系と撮像素子を相対的に空間変位させるこ
とにより得られる時間軸情報として抽出し、これらより
情報の相関性を利用して、より高解像度の画像として合
成する合成手段と、前記連続した動画を合成せずに出力
する非合成手段と、合成手段と非合成手段とを選択して
動作させる選択手段と、を有する。
【０００６】これにより高解像信号と低解像信号を簡単
に選択的に得ることができる。
に選択的に得ることができる。
【０００７】
【実施例】図１に本発明の第１の実施例を示す。図１に
おいて、１はレンズ系、２は光路を変更する変位手段で
あって、例えば可変頂角プリズム等の光学素子又は撮像
素子をピエゾ素子等により光軸上に垂直な面内で変位さ
せるもの等を含む。３は図３に示す補色モザイクフィル
タを受光面上に装着した例えばインターライン型ＣＣ
Ｄ、４はＡ／Ｄコンバータ、５は同時化回路、６は第１
のカメラ信号処理回路、７は第１の３チャネルＤ／Ａコ
ンバータ、８は第１のカラーディスプレイ、９はＣＣＤ
ドライブ装置、１０はメモリであって、１０−１は第１
のメモリ、１０−２は第２のメモリ、１０−３は第３の
メモリ、１０−４は第４のメモリ、１１は第２のカメラ
信号処理回路、１２は第２の３チャネルＤ／Ａコンバー
タ、１３は第２のディスプレイ、１４は制御装置、１５
−１〜１５−４はアドレス書き込み制御線、１６−１〜
１６−４はアドレス読み出し制御線である。次に本発明
の第１の実施例の動作について説明する。
おいて、１はレンズ系、２は光路を変更する変位手段で
あって、例えば可変頂角プリズム等の光学素子又は撮像
素子をピエゾ素子等により光軸上に垂直な面内で変位さ
せるもの等を含む。３は図３に示す補色モザイクフィル
タを受光面上に装着した例えばインターライン型ＣＣ
Ｄ、４はＡ／Ｄコンバータ、５は同時化回路、６は第１
のカメラ信号処理回路、７は第１の３チャネルＤ／Ａコ
ンバータ、８は第１のカラーディスプレイ、９はＣＣＤ
ドライブ装置、１０はメモリであって、１０−１は第１
のメモリ、１０−２は第２のメモリ、１０−３は第３の
メモリ、１０−４は第４のメモリ、１１は第２のカメラ
信号処理回路、１２は第２の３チャネルＤ／Ａコンバー
タ、１３は第２のディスプレイ、１４は制御装置、１５
−１〜１５−４はアドレス書き込み制御線、１６−１〜
１６−４はアドレス読み出し制御線である。次に本発明
の第１の実施例の動作について説明する。
【０００８】まず、通常の動画モードにおいては、１４
の制御装置は２の光路変更手段に対して、１のレンズ系
により結像された映像が３のＣＣＤの受光面上の第１の
位置に固定するように制御し、かつ１０のメモリに対し
て１５−１〜１５−４のアドレス書き込み制御線および
１６−１〜１６−４のアドレス読み出し制御線を通じて
アドレス書き込み信号およびアドレス読み出し信号を送
らない。そのため１１の第２のカメラ信号処理回路には
ディジタル化されたＣＣＤ信号は伝送されない。一方、
５の同時化回路には３のＣＣＤにより光電変換され、４
のＡ／Ｄコンバータによりディジタル変換されたＣＣＤ
信号が伝送される。ここでＣＣＤ信号の色キャリア成分
から、空間補間によって補色信号が得られ、６の第１の
カメラ信号処理回路に伝送され、第１のディジタルＲＧ
Ｂ信号に生成される。前記第１のディジタルＲＧＢ信号
は、７の第１の３チャネルＤ／Ａコンバータによりアナ
ログＲＧＢ信号に変換され、８の第１のディスプレイに
カラー動画像として表示される。
の制御装置は２の光路変更手段に対して、１のレンズ系
により結像された映像が３のＣＣＤの受光面上の第１の
位置に固定するように制御し、かつ１０のメモリに対し
て１５−１〜１５−４のアドレス書き込み制御線および
１６−１〜１６−４のアドレス読み出し制御線を通じて
アドレス書き込み信号およびアドレス読み出し信号を送
らない。そのため１１の第２のカメラ信号処理回路には
ディジタル化されたＣＣＤ信号は伝送されない。一方、
５の同時化回路には３のＣＣＤにより光電変換され、４
のＡ／Ｄコンバータによりディジタル変換されたＣＣＤ
信号が伝送される。ここでＣＣＤ信号の色キャリア成分
から、空間補間によって補色信号が得られ、６の第１の
カメラ信号処理回路に伝送され、第１のディジタルＲＧ
Ｂ信号に生成される。前記第１のディジタルＲＧＢ信号
は、７の第１の３チャネルＤ／Ａコンバータによりアナ
ログＲＧＢ信号に変換され、８の第１のディスプレイに
カラー動画像として表示される。
【０００９】次に高解像静止画モードにおいては、１４
の制御装置は、２の光路変更手段に対して、図２に示す
ように、１のレンズ系により得られた映像が３のＣＣＤ
の受光面上において、図２の１(x, y) = (0, 0)で表す
第１の撮影期間では前記第１の位置、図２の２(x, y) =
(1, 0)で表す第２の撮影期間では前記第１の位置に対
して所定の水平方向に１画素ずれた第２の位置、図２の
３(x, y) = (1, 1)で表す第３の撮影期間では、前記第
２の位置に対して垂直方向に１ラインずれた第３の位
置、図２の４(x, y) = (0, 1)で表す第４の撮影期間で
は前記第２の位置に対して前記所定の水平方向と反対方
向に１画素ずれた第４の位置に結像するように制御す
る。同時に１４の制御装置は、１０のメモリに対して１
５−１〜１５−４のアドレス書き込み制御線および１６
−１〜１６−４のアドレス読み出し制御線を通じてアド
レス書き込み信号およびアドレス読み出し信号を送る。
この結果、１０のメモリのうち、図２に表すように１０
−１にはYe、１０−２にはCy、１０−３にはMg、１０−
４にはGが、それぞれ１フレームずつ記憶され、１１の
第２のカメラ信号処理回路に伝送される。１１の第２の
カメラ信号処理回路により生成されたディジタルＲＧＢ
信号は、１２の第２の３チャネルＤ／Ａコンバータによ
りアナログＲＧＢ信号に変換され、１３の第２のディス
プレイ１３により高精細カラー静止画像として表示され
る。ここで第２のディスプレイ１３の代わりにカラープ
リンタを用いた場合にも効果が大きい。同時に５の同時
化回路、６の第１のカメラ信号処理回路、７の第１の３
チャネルＤ／Ａコンバータに対しては、前記動画モード
と同様にＣＣＤ信号が処理されるので、８の第１のディ
スプレイ上でも比較的低解像度のカラー画像が表示され
る。尚、この動作をくり返すことで動画を形成すること
もできる。
の制御装置は、２の光路変更手段に対して、図２に示す
ように、１のレンズ系により得られた映像が３のＣＣＤ
の受光面上において、図２の１(x, y) = (0, 0)で表す
第１の撮影期間では前記第１の位置、図２の２(x, y) =
(1, 0)で表す第２の撮影期間では前記第１の位置に対
して所定の水平方向に１画素ずれた第２の位置、図２の
３(x, y) = (1, 1)で表す第３の撮影期間では、前記第
２の位置に対して垂直方向に１ラインずれた第３の位
置、図２の４(x, y) = (0, 1)で表す第４の撮影期間で
は前記第２の位置に対して前記所定の水平方向と反対方
向に１画素ずれた第４の位置に結像するように制御す
る。同時に１４の制御装置は、１０のメモリに対して１
５−１〜１５−４のアドレス書き込み制御線および１６
−１〜１６−４のアドレス読み出し制御線を通じてアド
レス書き込み信号およびアドレス読み出し信号を送る。
この結果、１０のメモリのうち、図２に表すように１０
−１にはYe、１０−２にはCy、１０−３にはMg、１０−
４にはGが、それぞれ１フレームずつ記憶され、１１の
第２のカメラ信号処理回路に伝送される。１１の第２の
カメラ信号処理回路により生成されたディジタルＲＧＢ
信号は、１２の第２の３チャネルＤ／Ａコンバータによ
りアナログＲＧＢ信号に変換され、１３の第２のディス
プレイ１３により高精細カラー静止画像として表示され
る。ここで第２のディスプレイ１３の代わりにカラープ
リンタを用いた場合にも効果が大きい。同時に５の同時
化回路、６の第１のカメラ信号処理回路、７の第１の３
チャネルＤ／Ａコンバータに対しては、前記動画モード
と同様にＣＣＤ信号が処理されるので、８の第１のディ
スプレイ上でも比較的低解像度のカラー画像が表示され
る。尚、この動作をくり返すことで動画を形成すること
もできる。
【００１０】本実施例では、得られたカラー画像をディ
スプレイに表示するだけの構成としたが、図１の６の第
１のカメラ信号処理回路の出力を輝度・クロマ信号、コ
ンポジット信号の標準ビデオ信号としてＶＴＲ装置に記
録しても良い。また１１の第２のカメラ信号処理回路の
ＲＧＢ出力を、コンピュータ等のディジタル情報機器に
伝送する構成としてもよい。
スプレイに表示するだけの構成としたが、図１の６の第
１のカメラ信号処理回路の出力を輝度・クロマ信号、コ
ンポジット信号の標準ビデオ信号としてＶＴＲ装置に記
録しても良い。また１１の第２のカメラ信号処理回路の
ＲＧＢ出力を、コンピュータ等のディジタル情報機器に
伝送する構成としてもよい。
【００１１】また、本実施例ではフレーム読みだしのＣ
ＣＤを用いた構成としたが、図２の画素ずらしの垂直方
向のずれ量を２ライン分とすれば、フィールド読みだし
のＣＣＤにも対応できる。
ＣＤを用いた構成としたが、図２の画素ずらしの垂直方
向のずれ量を２ライン分とすれば、フィールド読みだし
のＣＣＤにも対応できる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単板カラービデオカメラとして高解像なカラー画像と通
常のカラー動画像を、安価なＣＣＤを用いて簡単な構成
で実現することができる。
単板カラービデオカメラとして高解像なカラー画像と通
常のカラー動画像を、安価なＣＣＤを用いて簡単な構成
で実現することができる。
【図１】本発明の第１の実施例図。
【図２】本発明の画素ずらし過程図。
【図３】補色モザイクフィルタの画素配置図。
１ レンズ系 ２ 光路を変更する手段 ３ ＣＣＤ ４ Ａ／Ｄコンバータ ５ 同時化回路 ６ 第１のカメラ信号処理回路 ７ 第１の３チャネルＤ／Ａコンバータ ８ 第１のカラーディスプレイ ９ ＣＣＤドライバ １０ メモリ １１ 第２のカメラ信号処理回路 １２ 第２の３チャネルＤ／Ａコンバータ １３ 第２のディスプレイ １４ 制御装置 １５−１〜１５−４ アドレス書き込み制御線 １６−１〜１６−４ アドレス読み出し制御線
Claims (1)
- 【請求項１】 撮像レンズ系と撮像素子により生成され
る連続した動画が有する時間軸情報であって、特にかか
る時間軸の所定期間において前記撮像レンズ系と撮像素
子を相対的に空間変位させることにより得られる時間軸
情報として抽出し、これらより情報の相関性を利用し
て、より高解像度の画像として合成する合成手段と、前
記連続した動画を合成せずに出力する非合成手段と、合
成手段と非合成手段とを選択して動作させる選択手段
と、を有することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6029499A JPH07240869A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 撮像装置 |
| US08/759,980 US6031569A (en) | 1994-02-28 | 1996-12-03 | Image sensing method and apparatus utilizing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6029499A JPH07240869A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07240869A true JPH07240869A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12277780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6029499A Withdrawn JPH07240869A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07240869A (ja) |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6029499A patent/JPH07240869A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |