JPH07239965A - コインの検銭機構 - Google Patents

コインの検銭機構

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JPH07239965A
JPH07239965A JP6028039A JP2803994A JPH07239965A JP H07239965 A JPH07239965 A JP H07239965A JP 6028039 A JP6028039 A JP 6028039A JP 2803994 A JP2803994 A JP 2803994A JP H07239965 A JPH07239965 A JP H07239965A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種コインに兼用でき、正規コインよりも小
径のコインの受入を防止する信頼性の高い検銭機構を提
供することを目的とする。 【構成】 基板23に枢着する直径感知レバー28に、
コインCの上面が当接するカム面30を形成し、カム面
30を突出する方向に付勢するゲートスプリング32を
設け、基板23に中間部を枢着した選択レバー36の一
端にコインCの下面が当接する位置決めピン37を設
け、他端に設けたねじ孔38〜40に調整ねじ41を螺
合し、位置決めピン37が各種コインに適合する位置と
なるように選択レバー36を傾けたときに、調整ねじ4
1を挿入可能な係合孔42〜46を基板23に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コインロッカ,自動販
売機,レジャーケイシングなどのコイン受入装置に内設
され、正規の直径のコインのみの受入を許容するコイン
の検銭機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図6の正面図はコイン受入装置の一例を
示し、コイン受入装置の前壁1にコイン投入口2,コイ
ン返却口3,利用客が使用する客用錠4,管理者が使用
する管理用錠5などが設けられる。利用客がコイン投入
口2に所定のコインを投入すると、コイン投入口2の奥
に設けられた検銭機構でコイン直径,重量,模様などが
検査され、正規のコインが投入されたことが検知される
と、客用錠4のキー6の操作が可能になり、キー6を操
作すると施錠杆7が突出(或いは没入)して物品収納庫
の扉(図示しない)を施錠(或いは解錠)するので、利
用客がコイン受入装置の物品収納庫を利用,或いは自動
販売機の商品購入ができる。
【0003】検銭機構のなかで、コインの直径を検査す
る一般的な検銭機構として、図7に示すように2つのレ
バーを組み合わせた型式のものが古くから知られている
(最近では実開平2−133788号公報など参照)。
この検銭機構は、コイン投入口2の裏面側に、前面にコ
イン受入口9を有し後部に起立壁10を有する基板8が
設けられ、基板8に支軸11,12が立設される。支軸
11に直径感知レバー13の一端(図7において左端)
が枢着され、支軸12には、V字型のコイン通過許容レ
バー14の屈曲部14aが枢着される。
【0004】直径感知レバー13の一端には、コイン受
入口9の上端面よりも僅かに下方に突出するカム面13
aが形成され、他端(図7において左端)には押動片1
3bが設けられ、直径感知レバー13は自重により時計
方向に付勢される。コイン通過許容レバー14は、自重
により、上部の被押動腕14bが押動片13bの上に載
り、下部の後退腕14cが、コイン受入口9の後方に形
成されるコイン通路に突出している。
【0005】コイン投入口2にコインCが投入される
と、コインCの下面がコイン受入口9の下端面に当接し
てコインCの高さが位置決めされ、コインCの上面がカ
ム面13aを押圧するので、直径感知レバー13が支軸
11を支点として反時計方向に回動し、押動片13bが
被押動腕14aを上方に押動する。押動されたコイン通
過許容レバー14は支軸12を支点として時計方向に回
動し、後退腕14bがコイン通路より上方に後退するの
で、コインCが通過可能になる。
【0006】コインCの直径が正規のコインよりも小径
の場合には、直径感知レバー13の回動量が少なくなる
ので、後退腕14cの後退量が減少し、コイン通路内に
残っている後退腕14cが、コインCの通過を阻止す
る。コインCの直径が正規のコインよりも大径の場合に
は、コインCが直径感知レバー13を大きく回動しよう
とするが、その前にコイン受入口9の上下端に挿入を阻
止され、直径感知レバー13の回動に至ることがない。
従って、コインCはカム面13aとコイン受入口9の下
面との間を通過することができない。このようにして、
正規の直径のコインCのみが受入られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】金銭受入装置には各種
の用途があり、その利用目的によって10円,50円,
100円,500円のうちのいずれかのコインが使用さ
れ、なかにはメダルが使用される場合もある。従って、
金銭受入装置の製作工場では、各コインやメダルの種類
に合わせた検銭機構を準備しなければならいので、生
産,在庫,輸送など管理が複雑化し、多くの在庫を抱え
る無駄が発生する。
【0008】又、設置した金銭受入装置の使用コイン
を、都合により例えば100円から500円に変更した
い場合には、そのコインに合った検銭機構に取替える工
事が必要となる。本発明はかかる課題を解決することを
目的とし、簡単な調整でいずれのコインにも使用できる
金銭受入装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コイン受入装置のコイン投入口の後方
に、コインの案内壁となる基板を配設し、該基板に直径
感知レバーの中間部及びV字型のコイン通過許容レバー
の屈曲部を枢着し、上記直径感知レバーの一端に、上記
コイン投入口の上端面に近接し且つ該上端面よりも僅か
に下方に突出するカム面を形成し、他端に押動片を設
け、上記コイン通過許容レバーに、上記押動片により上
方に押動される被押動腕と、該被押動腕が押動されたと
きに、上記コイン投入口に連通するコイン通路から後退
する後退腕を設けたコイン検銭機構において、上記基板
を傾動可能に設けると共に上記基板の前端上部が上記前
壁に当接する方向に付勢し、上記基板に中間部を枢着さ
れた選択レバーの前端に、コインの下面に当接する位置
決めピンを設けて該位置決めピンと上記コイン投入口の
上端面との間にコイン受入口を構成し、上記選択レバー
の他端に調整ねじを設け、上記コイン受入口の間隔を各
種コインが通過可能な寸法となるように上記選択レバー
を傾動したときに上記調整ねじが螺合可能なねじ孔を上
記基板に設けたことを特徴とするものである。
【0010】上記直径感知レバーを、上記押動片を下方
に付勢するゲートスプリングを設け、該ゲートスプリン
グの付勢力を上記基板の付勢力よりも僅かに大きくする
ことが望ましい。
【0011】或いは、本発明のコイン検銭機構を次のよ
うに構成してもよい。コイン受入装置のコイン投入口の
後方に、コインの案内壁となる基板を配設し、該基板に
直径感知レバーの中間部及びV字型のコイン通過許容レ
バーの屈曲部を枢着し、上記直径感知レバーの一端に、
上記コイン投入口の上端面に近接し且つ該上端面よりも
僅かに下方に突出するカム面を形成し、他端に押動片を
設け、上記コイン通過許容レバーに、上記押動片により
上方に押動される被押動腕と、該被押動腕が押動された
ときに、上記コイン投入口に連通するコイン通路から後
退する後退腕を設けたコイン検銭機構において、上記基
板を傾動可能に設け、上記基板に中間部を枢着された選
択レバーの前端に、コインの下面に当接する位置決めピ
ンを設けて該位置決めピンと上記コイン投入口の上端面
との間にコイン受入口を構成し、上記位置決めピンの他
端に調整ねじを設け、上記コイン受入口の間隔を各種コ
インが通過可能な寸法となるように上記選択レバーを傾
動したときに上記調整ねじが螺合可能なねじ孔を上記基
板に設け、上記位置決めピンが上昇する方向に上記基板
を付勢する基板スプリングを設ける。
【0012】
【作用】選択レバーのねじ孔に螺合した調整ねじを、基
板にねじ孔に選択して螺合すると、選択レバーの傾きが
調整され、位置決めピンの位置が、使用するコインに適
した位置になる。従って、1個の検銭機構を各種のコイ
ンの検銭に兼用して使用することができる。
【0013】コイン投入口に投入したコインの下面が位
置決めピンに当たるので、コインの挿入高さが正しい位
置に決められ、コインの上面が直径感知レバーのカム面
を押動し、回動した直径感知レバーの押動片が、コイン
通過許容レバーの被駆動腕を押動するので、コイン通過
許容レバーが回動する。従って、正規のコインが投入さ
れたときには、後退腕がコイン通路より後退する位置ま
でコイン通過許容レバーが回動するので、コインが受け
入れられる。
【0014】正規コインより小径のコインを投入する
と、直径感知レバーの回動量が減少するので、コイン通
過許容レバーの回動量も減少し、後退腕がコイン通路に
残り、コインの進入を阻止する。小径のコインの下面を
位置決めピンに当てないで、コインの上面をカム面に強
く押し当てるように投入し、直径感知レバーの回動量を
正規コインの場合と同様にしてコインを通過させようと
しても、直径感知レバーが押し当て力の反対方向に付勢
されているので、直径感知レバーの回動量を増加させる
ことが防止され、コインの通過が防止される。
【0015】直径感知レバーの付勢力を、基板の自重に
よる付勢力よりも僅かでも大きくすると、基板まで持ち
上げる大きな力を発生させない限り、直径感知レバーが
回動しないので、コインの通過の防止効果が高まる。
【0016】位置決めピンの位置はコイン投入口の下端
面よりも上方に突出しているが、この突出量を大きくす
る方向に基板を付勢すると、コイン投入口に投入される
コインの下面が必ず位置決めピンに当接するので、小径
コインをカム面に強く押し当てて直径感知レバーの回動
量を増加させることが防止される。正規コインよりも大
径のコインは、位置決めピンとカム面との間を通過する
ことができないので、通過を阻止される。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は第1実施例の検銭機構をコイン受入装置
の内側から見た正面図、図2は図1の平面図である。図
2に示すように、コイン受入装置のカバー15にコイン
投入口16が穿設され、カバー15は、機枠17の前壁
18の前面に固着される。前壁18は、カバー15にコ
イン投入口16に重なるコイン投入口19を有し、前壁
18の端部には、コイン通路の一方の案内壁となる側壁
20が屈曲,延設される。
【0018】側壁20に対して間隔を挟んで配設される
支持部材21は、側壁20の内壁面にねじ22止めされ
る脚部21aを有し、側壁20と支持部材21との間
に、コイン通路の他方の案内壁となる基板23が挿入さ
れ、基板23に設けられた孔24には、側壁20を貫通
する支軸25が挿入される。図1に示すように、孔24
の位置は、基板23の重心位置よりも右側にあるので、
基板23は自重により、支軸25を支点として反時計方
向に付勢される。基板23の左端部に、前壁18にほぼ
接触する起立壁23aが設けられる。
【0019】起立壁23aの近傍にピン26と円弧状孔
27が設けられ、基板23の右端部に起立壁23bが設
けられ、両起立壁23a,23bの間に形成されるコイ
ン通路には、次に述べる直径感知レバー28,コイン通
過許容レバー29が収容される。直径感知レバー28
は、基板23に設けられたピン26に枢着され、一端部
(図1において左端部)の下面にカム面30が形成さ
れ、他端に押動片31が延設される。
【0020】ピン26に巻回されたゲートスプリング3
2の一端32aが基板23に係止され、他端30bが円
弧状孔27を経由して直径感知レバー28の押動片31
に係止される。従って、直径感知レバー28はピン26
を支点として時計方向に付勢され、直径感知レバー28
の左端面が起立壁23aに当接する。
【0021】このとき、カム面30は、コイン投入口1
6,19の上端面より僅かに下方に突出している。直径
感知レバー28を時計方向に付勢したのは、カム面30
がコインに押圧されたときに直径感知レバー28が反時
計方向に回動する動作を重たくし、正規コインよりも小
径のコインがカム面30を押圧して検銭機構を通過する
ことを防止するためである。直径感知レバー28の時計
方向の付勢力を、基板23の自重による付勢力よりも大
きくすると、作用の項で後述するように、その防止効果
が高まる。
【0022】コイン通過許容レバー29は、屈曲部29
aより突出する被押動腕33と後退腕34とにより、ほ
ぼV字形状に形成され、屈曲部29aが支軸25に枢着
される。後退腕34は、コイン投入口16,19を通過
したコインの通路に突出しているが、被押動腕33が押
動片31に押されて所定量だけ反時計方向に回動したと
きに、後退腕34がコイン通路の上方に後退するように
なっている。
【0023】基板23の下方には、コイン通路の反対面
に突出する軸35が固着され、軸35には選択レバー3
6の中間部が枢着される。選択レバー36の一端(図1
において左端)に、コイン通路に突出する位置決めピン
37が設けられる。この位置決めピン37は、コイン投
入口16,19に挿入されるコインCの下面が当接する
ことにより、コインの挿入高さを規制するものであり、
コインCの種類に合わせて位置決めピン37の位置を変
えなければならない。
【0024】位置決めピン37の位置を変えるために、
選択レバー36の一端に3個のねじ孔38,39,40
が設けられ、この3個のねじ孔38,39,40には1
個の調整ねじ41が選択的に螺合し(図1ではねじ孔3
9が調整ねじ41が中央のねじ孔39に螺合した状態を
示す)、調整ねじ41の先端は、基板23に設けられた
5個の係合孔42,43,44,45,46のいずれか
に挿入する。図3は各係合孔42〜46の位置の説明図
であり、係合孔42は50円コイン用,係合孔43は1
0円コイン用,係合孔44は100コイン用、係合孔4
5は500円コイン用であり、係合孔46はメダル用で
ある(図3参照)。
【0025】次に以上のように構成された第1実施例の
検銭機構の作用を説明する。検銭機構を50円コイン用
にするのは、選択レバー36のねじ孔38に螺合した調
整ねじ41を50円コイン用の係合孔42に挿入して選
択レバー36の傾きを調整する。この場合、位置決めピ
ンの37の位置が50円コインに適した位置になる。検
銭機構を10円コイン用にするのは、選択レバー36の
ねじ孔38に螺合した調整ねじ41を10円コイン用の
係合孔43に螺合すればよい。
【0026】検銭機構を100円コイン用にするには、
選択レバー36のねじ孔39に螺合した調整ねじ41を
100円コイン用の係合孔44に螺合して選択レバー3
6の傾きを調整し、検銭機構を500円コイン用にする
には、選択レバー36のねじ孔39に螺合した調整ねじ
41を500円コイン用の係合孔45に螺合する。検銭
機構をメダル用にするには、選択レバー36のねじ孔4
0に螺合した調整ねじ41をメダル用の係合孔46に螺
合すればよい。以上のような簡単な操作で、1個の検銭
機構を各種のコインの検銭に兼用して使用することがで
きる。
【0027】以上のようにコインの種類に応じて位置決
めピン37の位置を調整すると、位置決めピン37とカ
ム面30との間隔が正規のコインを受け入れる寸法にな
る。コイン投入口16,19に投入したコインCは、位
置決めピン37により正しい挿入位置となり、コインC
の上面がカム面30を押動するので、直径感知レバー2
8が所定量だけ回動し、押動片31が、コイン通過許容
レバー29の被駆動腕33を押動し、コイン通過許容レ
バー29が所定量だけ回動する。従って、正規のコイン
Cが投入されたときには、後退腕34がコイン通路より
上方に後退し、コインCが受け入れられる。
【0028】正規コインより小径のコインCを投入する
と、直径感知レバー28の回動量が減少するので、コイ
ン通過許容レバー29の回動量も減少し、後退腕34が
コイン通路に残り、コインCの進入を阻止する。小径の
コインCを位置決めピン37に当てないで、カム面30
に強く押し当てるように投入すれば、直径感知レバー2
8の回動量が正規コインの場合と同様になるので、小径
のコインCが通過する危険性が生じるが、直径感知レバ
ー28がゲートスプリング32により押し当て力の反対
方向に付勢されているので、直径感知レバー28の回動
量を増加させることが防止され、小径のコインCの通過
が防止される。
【0029】ゲートスプリング32の付勢力を、基板2
3の自重による基板23の付勢力よりも僅かでも大きく
すると、直径感知レバー28のカム面30に小径コイン
Cにより押圧された場合、基板23は時計方向に回動
し、直径感知レバー28が遠ざかり回動されないので、
小径のコインCの通過の防止効果が高まる。
【0030】図4は第2実施例の検銭機構をコイン受入
装置の内側から見た正面図であり、図5はその平面図で
ある。この第2実施例は、位置決めピン37が上昇する
方向に基板23を付勢する基板スプリング47を設けた
ものであり、その他は第1実施例と同様であるので、基
板スプリング47についてのみ説明する。
【0031】支軸25に巻回された位置決めピン37の
一端37aは支持部材21に係止され、他端37bは基
板23の右側上面に係止される。従って、基板23は支
軸25を支点として時計方向に付勢され、位置決めピン
37がコイン投入口16,19の下面から大きく上方に
突出する。
【0032】以上のように構成された第2実施例の検銭
機構に、正規のコインCを投入した場合には、コインC
が位置決めピン37を下方に押動して挿入されるが、直
径感知レバー28,コイン通過許容レバー29の動作は
第1実施例と同様である。小径のコインCが投入される
場合には、小径のコインCが位置決めピン37に必ず当
たり、小径のコインCが位置決めピン37を下方に押動
し、基板23が支軸25を支点として、小径のコインC
が位置決めピン37を通過する角度まで、反時計方向に
回動するが、カム面30のみの押動が防止され、退避腕
34がコイン通路に残るので、小径のコインCの通過が
防止される。大径のコインCが通過できないのは、第1
実施例と同様である。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 検銭機構を各種のコインに適合するように調整でき
るので、1個の検銭機構を各種のコイン用の検銭機構と
して兼用することができる。従って、検銭機構の生産工
場では、各種の検銭機構を製作して準備しておく管理の
煩わしさや,各種の検銭機構を在庫する無駄が無くなっ
た。 (2) 正規のコインよりも小径のコインを受け入れる危険
性が無くなり、検銭機構の信頼性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の検銭機構をコイン受入装置の内側
から見た正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】配列された係合孔の説明図である。
【図4】第2実施例の検銭機構をコイン受入装置の内側
から見た正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】コイン受入装置の正面図である。
【図7】検銭機構の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
C コイン 15 カバー 16,19 コイン投入口 18 前壁 20 側壁 21 支持部材 23 基板 25 支軸 26 ピン 28 直径感知レバー 29 コイン通過許容レバー 30 カム面 31 押動片 32 ゲートスプリング 33 被押動腕 34 後退腕 35 軸 36 選択レバー 37 位置決めピン 38,39,40 ねじ孔 41 調整ねじ 42,43,45 係合孔 46 係合孔 47 基板スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイン受入装置のコイン投入口の後方
    に、コインの案内壁となる基板を配設し、該基板に直径
    感知レバーの中間部及びV字型のコイン通過許容レバー
    の屈曲部を枢着し、上記直径感知レバーの一端に、上記
    コイン投入口の上端面に近接し且つ該上端面よりも僅か
    に下方に突出するカム面を形成し、他端に押動片を設
    け、上記コイン通過許容レバーに、上記押動片により上
    方に押動される被押動腕と、該被押動腕が押動されたと
    きに、上記コイン投入口に連通するコイン通路から後退
    する後退腕を設けたコインの検銭機構において、 上記基板を傾動可能に設けると共に上記基板の前端上部
    が上記前壁に当接する方向に付勢し、上記基板に中間部
    を枢着された選択レバーの一端に、コインの下面に当接
    する位置決めピンを設けて該位置決めピンと上記コイン
    投入口の上端面との間にコイン受入口を構成し、上記選
    択レバーの他端に設けたねじ孔に調整ねじを螺合し、 上記コイン受入口の間隔を各種コインが通過可能な寸法
    となるように上記選択レバーを傾動したときに上記調整
    ねじが螺合可能なねじ孔を上記基板に設けたことを特徴
    とするコインの検銭機構。
  2. 【請求項2】 上記直径感知レバーを、上記押動片を下
    方に付勢するゲートスプリングを設け、該ゲートスプリ
    ングの付勢力を上記基板の付勢力よりも僅かに大きくし
    たことを特徴とする請求項1記載のコインの検銭機構。
  3. 【請求項3】 コイン受入装置のコイン投入口の後方
    に、コインの案内壁となる基板を配設し、該基板に直径
    感知レバーの中間部及びV字型のコイン通過許容レバー
    の屈曲部を枢着し、上記直径感知レバーの一端に、上記
    コイン投入口の上端面に近接し且つ該上端面よりも僅か
    に下方に突出するカム面を形成し、他端に押動片を設
    け、上記コイン通過許容レバーに、上記押動片により上
    方に押動される被押動腕と、該被押動腕が押動されたと
    きに、上記コイン投入口に連通するコイン通路から後退
    する後退腕を設けたコインの検銭機構において、 上記基板を傾動可能に設け、上記基板に中間部を枢着さ
    れた選択レバーの一端に、コインの下面に当接する位置
    決めピンを設けて該位置決めピンと上記コイン投入口の
    上端面との間にコイン受入口を構成し、上記選択レバー
    の他端に設けたねじ孔に調整ねじを螺合し、 上記コイン受入口の間隔を各種コインが通過可能な寸法
    となるように上記選択レバーを傾動したときに上記調整
    ねじが螺合可能なねじ孔を上記基板に設け、上記位置決
    めピンが上昇する方向に上記基板を付勢する基板スプリ
    ングを設けたことを特徴とするコインの検銭機構。
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FR2814266A1 (fr) * 2000-09-20 2002-03-22 Groupe Gaston Reverchon Intern Monnayeur a ejection par electro-aimant
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