JPH07238431A - 高放熱型自動車用タイヤ - Google Patents

高放熱型自動車用タイヤ

Info

Publication number
JPH07238431A
JPH07238431A JP6047915A JP4791594A JPH07238431A JP H07238431 A JPH07238431 A JP H07238431A JP 6047915 A JP6047915 A JP 6047915A JP 4791594 A JP4791594 A JP 4791594A JP H07238431 A JPH07238431 A JP H07238431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
tire
steel cord
automobile tire
highly heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6047915A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Shimizu
勲生 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6047915A priority Critical patent/JPH07238431A/ja
Publication of JPH07238431A publication Critical patent/JPH07238431A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】自動車が高速連続走行時に、タイヤの特定部に
集中して発熱する為に起こるヒートセパレーション及び
バーストにいたらないようタイヤ内の熱伝導性を良くし
て、タイヤ全体から放熱するよう放熱効率向上を図っ
た、高放熱型自動車用タイヤである。 【構成】自動車用タイヤのカーカスやベルトに使用され
ているスチールコードに、銅等の高熱伝導体をメッキす
る、又はスチールコードの中に銅線などの高熱伝導体を
混ぜ合わせて使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、 耐ヒートセパレーシ
ョン性に優れた高放熱型自動車用タイヤに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来は、 自動車で高速走行するとタイ
ヤが発熱し、 特にショルダー（５）部やビード（６）
部に集中して発熱する為、その部分からヒートセパレー
ションを起こし、 バーストをした。その為タイヤが使
用不能となり事故の原因ともなった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】自動車が高速走行時に
タイヤのショルダー（５）部やビード（６）部に集中し
て発熱し、ヒートセパレーションを起こす事。
【０００４】
【課題を解決するための手段】スチールコード（２）に
高熱伝導体メッキ層（２′）を施す、 又は スチール
コード（２）をより合わせる段階で高熱伝導体ヒートコ
ード（２″）を混ぜ合わせたものをタイヤのカーカス
（３）及び ベルト（４）に使用する。
【０００５】
【作用】自動車が高速走行してタイヤのショルダー
（５）部 及び ビード（６）部に集中して発熱した熱
エネルギーは、 カーカス（３）及び ベルト（４）に
使用したスチールコード（２）に施した高熱伝導体メッ
キ層（２′） 又は スチールコード（２）に混合して
より合わせた高熱伝導体ヒートコード（２″）に導かれ
てタイヤ全体に分散され、タイヤ全体より効率良く放熱
されてヒートセパレーションを防止し、 且つ 耐摩耗
性も向上するものである。
【０００６】
【実施例】カーカス（３）及び ベルト（４）に、 数
本より合わせて使用するスチールコード（２）に熱伝導
性の良い 金、銀、銅、アルミニューム等の高熱伝導体
メッキ層（２′）をする、 又は 金線、銀線、銅線、
アルミニュウム線をヒートコード（２″）として数本の
スチールコードと混合してより合わせ、スチールコード
（２）としてタイヤのカーカス（３）及び ベルト
（４）に使用する。
【０００７】
【発明の効果】本発明は、スチールコード（２）に高熱
伝導体メッキ層（２′）をする、又はスチールコード
（２）に高熱伝導体ヒートコード（２″）を混合する事
によってタイヤの特定部で発熱した熱エネルギーは、上
記高熱伝導体メッキ層（２′）又は 高熱伝導体ヒート
コード（２″）に導かれてタイヤ全体に分散しタイヤ全
体から効率良く放熱される為、ヒートセパレーションは
起きないのはもちろんであるが、トレッド（１０）部の
摩耗も少ない、又 高熱伝導体メッキ層コードの場合、
錆にくいので釘穴などからの錆によるセパレーションも
起きにくい。
【０００８】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の正面図である。
【図２】第一図Ｄ部下方の一部断面図である。
【図３】Ａは、高熱伝導体メッキ層（２′）を施したス
チールコードを数本より合わせたスチールコード（２）
の断面図である。Ｂは、高熱伝導体ヒートコード
（２″）を中心に数本のスチールコードとより合わせた
スチールコード（２）の断面図である。Ｃは、高熱伝導
体ヒートコード（２″）を同時に数本のスチールコード
とより合わせたスチールコード（２）の断面図である。
【符号の説明】
１ − 高放熱型自動車用タイヤ ２ − スチールコード ２′− 高熱伝導体メッキ層 ２″− 高熱伝導体ヒートコード ３ − カーカス ４ − ベルト ５ − ショルダー ６ − ビード ７ − ビードワイヤ ８ − サイド ９ − ホイル １０− トレッド Ｄ − 断面部位を示す

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 カーカス（３）及び ベルト（４）に、
    高熱伝導体メッキ層（２′）を施したスチールコード
    （２）を使用した事を特徴とする耐ヒートセパレーショ
    ン性に優れた高放熱型自動車用タイヤ（１）である。
  2. 【請求項２】 カーカス（３）及び ベルト（４）に、
    高熱伝導体ヒートコード（２″）を混合してより合わ
    せたスチールコード（２）を使用した事を特徴とする耐
    ヒートセパレーション性に優れた高放熱型自動車用タイ
    ヤ（１）である。
JP6047915A 1994-02-21 1994-02-21 高放熱型自動車用タイヤ Pending JPH07238431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6047915A JPH07238431A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 高放熱型自動車用タイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6047915A JPH07238431A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 高放熱型自動車用タイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07238431A true JPH07238431A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12788669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6047915A Pending JPH07238431A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 高放熱型自動車用タイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07238431A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6919115B2 (en) * 2002-01-08 2005-07-19 Cool Options, Inc. Thermally conductive drive belt
JP2013533156A (ja) * 2010-07-07 2013-08-22 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン 航空機用タイヤのクラウン補強材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6919115B2 (en) * 2002-01-08 2005-07-19 Cool Options, Inc. Thermally conductive drive belt
JP2013533156A (ja) * 2010-07-07 2013-08-22 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン 航空機用タイヤのクラウン補強材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
BRPI0520211A2 (pt) pneu para um veìculo motorizado
SE7812263L (sv) Anordning vid fordonsdeck
JPH07238431A (ja) 高放熱型自動車用タイヤ
BR9912380A (pt) Pneumático.
BR0318177A (pt) pneu para veìculos de duas rodas
CA2396289A1 (en) Detachable attachment clamp, in particular for electric wire harnesses on vehicles
DK0846577T3 (da) Køretøjsdæk med indsnit i slidbanen
GB1419038A (en) Pneumatic tyres
CN206510882U (zh) 一种缓冲吸能装置、一种安全带总成及一种车辆
CN208484646U (zh) 插锁总成支架
JP3220280B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
CN211119173U (zh) 一种车用投影灯
CN214451488U (zh) 电动三轮车的车厢转向灯
CN105966373B (zh) 具有万向轮机构的应急备用轮车
CN213734724U (zh) 一种汽车内顶棚拉手的安装结构
CN214984649U (zh) 一种高操控性能轮胎花纹及轮胎
CN212849651U (zh) 一种新能源汽车高压线束组合卡扣
KR0131921B1 (ko) 발열 성능을 향상시킨 공기입 타이어
CN204845834U (zh) 一种安全发动机护板
CN218242970U (zh) 工具轨电缆滑车
CN203064092U (zh) 摩托车的后支架结构
CN218171927U (zh) 一种连接强度高的汽车防滑链
CN213270902U (zh) 一种皮带安装工装
CN212530722U (zh) 一种汽车线束固定用可拆卸扎带
CN216611036U (zh) 一种防脱落双闪输出闪光器