JPH0723710U - 段取換え不要のワーク受け - Google Patents

段取換え不要のワーク受け

Info

Publication number
JPH0723710U
JPH0723710U JP057852U JP5785293U JPH0723710U JP H0723710 U JPH0723710 U JP H0723710U JP 057852 U JP057852 U JP 057852U JP 5785293 U JP5785293 U JP 5785293U JP H0723710 U JPH0723710 U JP H0723710U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
support
receiver
supporting
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP057852U
Other languages
English (en)
Inventor
秀樹 田中
Original Assignee
タバイエスペック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タバイエスペック株式会社 filed Critical タバイエスペック株式会社
Priority to JP057852U priority Critical patent/JPH0723710U/ja
Publication of JPH0723710U publication Critical patent/JPH0723710U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でコストを上昇させることなく、
異なった幅のワークの搬送ラインにも対応可能にする。 【構成】 ワーク受けは、ワークWの両端部を支持する
複数の支持部10を備え、それぞれの支持部10は、階
段状に形成された複数の支持面として上段及び下段の2
つの支持面11、12を有する。支持部10は、断面が
箱型の支柱部13及びこれと一体形成された支持面1
1、12部分とを備えている。ワーク受けは、支持部1
0を複数段積み重ね、支柱部13内に支持軸2を嵌入さ
せ、これを上枠及び下枠に固定することにより組み立て
られる。 【効果】 段取換えをすることなく各種幅のワークライ
ンに対応可能になり、生産性を大幅に向上させることが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、両側にワークの両端部を支持する複数の支持部を備えたワーク受け に関し、例えば、液晶ディスプレイ用ガラス基板、半導体基板、電気プリント基 板等の生産工程に利用される。
【0002】
【従来の技術】
例えば液晶ディスプレイ用ガラス基板の生産においては、ワーク受けにワーク としてのガラス基板を複数枚載せて搬送させたり、熱炉中で乾燥させる工程が設 けられる。図6は、このような目的に使用される従来のワーク受けの一例であり 、その構造の一部分を示す。このワーク受けは、図示の如く、例えばガラス基板 Wを載せる支持面11´を備えた複数の支持部10´が積み重られた状態で構成 され、更に、距離sだけ幅を調整できる図示しないストローク調整機構を有する 。そして、幅Lのガラス基板Wを載せるときには、ストローク調整機構により、 両側の支持部10´の内側間隔を、図示の如く予め(L+2ΔL)に調整する。 なお2ΔLは、ガラス基板Wを搭載するために必要なクリアランスである。
【0003】 このようなワーク受けによれば、ストローク調整機構を調整することにより、 その調整範囲内で各種ワークの幅に対応することができる。しかしながら、この ワーク受けでは、一度ストロークを調整してその幅を固定すると、生産ラインに おいて基本的に一種類の搬送幅にしか対応することができない。液晶ディスプレ イ用ガラス基板の生産工程又は他の生産工程においても、ワーク受けが搬送幅の 異なる多品種のワークを取り扱わなければならない場合は多い。このようなとき に、従来のワーク受けでは、異なった幅のワーク毎に必ずストローク調整をして 段取換えをする必要があり、余分な手間がかかった。
【0004】 特に、ガラス基板等のワークを熱炉内で乾燥させる工程において、ワーク受け を熱炉中に保持し、ワークを自動又は手動で出し入れする場合には、異なった幅 のワークラインが流れてきたときに、段取り換えが容易でない。即ち、この場合 には、加熱されて稼動状態にある熱炉を一度冷却して常温に戻し、熱炉内でワー ク受けの段取換えをした後、再び熱炉を昇温させる必要があり、多大なロスタイ ムが発生するという問題がある。この時間ロスを発生させないためには、ストロ ーク調整機構を自動化又は遠隔操作可能にし、且つこれら全ての機構に耐熱性を 持たせるという方法が考えられるが、このようにすれば、ワーク受けの構造が複 雑化すると共に、装置の大幅なコストを招く。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来技術に於ける上記問題を解決し、簡単な構成でコストを上昇させ ることなく、異なった幅のワークの搬送ラインにも対応可能なワーク受けを提供 することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、両側にワークの両端部を支持する複数の 支持部を備えたワーク受けにおいて、前記複数の支持部のうちの少なくとも一部 分のものは階段状に形成された複数の支持面を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、ワーク受けが両側にワークの両端部を支持する複数の支持部 を備えているので、ワーク受けにワークを載せて搬送させたり、ワークを搭載し たワーク受けを熱炉内に入れてワークを加熱・乾燥させる等、ワークに対して熱 処理を施すことができる。
【0008】 この複数のワーク受けの支持部のうち少なくとも一部分は階段状に形成された 複数の支持面を有するので、例えば幅の狭いワークを搭載するときには下段の支 持面を選択し、幅の広いワークを搭載するときには上段の支持面を選択するとい うように、取り扱うワークの幅に合わせて、階段状支持面のうちの何れか適当な 面を選択することにより、段取換えをすることなく各種幅のワーク搬送ラインに 対応可能となる。
【0009】 又、ワーク受けを熱炉内に設置し、外部からワークをワーク受けに搬入/搬出 し、ワークに乾燥等の熱処理を施す場合があるが、このようなときに、搬入/搬 出されるワークの幅が複数種類あっても、階段状の支持面のうち適当なものを選 択することにより、それらを搭載することが可能になる。その結果、この場合に も、昇温されて処理可能な状態になっている熱炉を常温まで冷却してワーク受け の幅を調整するような、従来のワーク受けでは必要とされた段取換えが全く不要 になる。
【0010】
【実施例】
図1は実施例のワーク受けの全体構造を示し、図2及び図3はその支持部の詳 細構造を示す。 本ワーク受け1は、両側に例えば液晶ディスプレイ用ガラス基板のようなワー クWの両端部を支持する複数の支持部10を備え、それぞれの支持部10は、階 段状に形成された複数の支持面として本実施例では上段及び下段の2つの支持面 11、12を有する。但し、支持面は本例の如く2つに限られず、3〜5段又は これ以上にする等、その段数は、載置するワークの種類や、構造面及びワークの 支持強度等を考慮して定められる。又、本実施例では、複数の支持部10を全て 2段支持面のものにしているが、部分的に一段のものがあってもよいし、もしく は3段以上のものがあってもよい。支持面の段数やその全体的構成は、取り扱う ワークの種類等により、具体的生産ラインで最適になるように定められる。
【0011】 それぞれの支持部10は、断面が箱型の支柱部13及びこれと一体形成された 支持面11、12部分とを備えている。ワーク受け1は、このような支持部10 を複数段積み重ね、支柱部13内に支持軸2を嵌入させ、これを上枠3及び下枠 4にピン5及びボルト6で固定することにより組み立てられる。このワーク受け 1は、搬送装置100に取り付けられて搬送される。このようなワーク受けは、 ワークの静電気破壊を防止するために、例えば導電性樹脂等の導電性材料で製作 されてもよい。
【0012】 なお本実施例では、上記の如く、支持部10を別個の単体とし、これらを結合 することによりワーク受け全体を構成しているが、このようにすれば、各種の支 持面段数のものを自由に組み合わせることができる。但し、複数の支持部を全体 又は部分的に一体として形成してもよいことは勿論である。
【0013】 図4は、ワーク受けの一部分に幅の狭いガラス基板W1 と幅の広いガラス基板 W2 とを混在させて載置した状態を示す。このように複数の幅のワークを載置で きるようにすれば、常温のライン中にあっても、又、熱炉内でワークを保持する 場合においても、複数の幅のワークに対して段取換えが不要になり、当然熱炉の 温度を下げる必要もなくなる。その結果、熱炉内に設定されたワーク受けに対し て、1種類の幅のワークのみを選定して投入する必要がなくなり、生産ラインか ら流れてきた各種ワークを順不同にランダムに投入できるようになり、生産性が 大幅に向上される。なお、このように載置面を複数種類にしても、ワーク受け自 体の製造コストの上昇は極めて少ない。
【0014】 図5は生産ラインの熱処理部分の一例を示す。本考案の実施例のワーク受け1 を、3種類のワーク幅に対応できるように3種類の支持面を持つように構成し、 これを熱炉101内に設置すると、その入口側101a及び出口側101bには 、それぞれ異なった幅のワークがセットされたワーク受けA、B及びCを接続す ることができ、生産ラインにフレキシビィリィティが生じ、その構成が容易化さ れる。
【0015】
【考案の効果】
以上の如く本考案によれば、段取換えをすることなく各種幅のワークラインに 対応可能になり、生産性を大幅に向上させることができる。又、生産ラインの計 画も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のワーク受けの全体構造を示す正面図で
ある。
【図2】上記ワーク受けの詳細構造を示す断面図であ
る。
【図3】図2の3−3線平面図である。
【図4】上記ワーク受けに2種類のワークを載せた状態
を示す正面図である。
【図5】接続可能な生産ラインの例を示す説明図であ
る。
【図6】従来のワーク受けにワークを載せた状態を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 ワーク受け 10 支持部 11 上段支持面(複数の支持面) 12 下段支持面(複数の支持面) W ワーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側にワークの両端部を支持する複数の
    支持部を備えたワーク受けにおいて、 前記複数の支持部のうちの少なくとも一部分のものは階
    段状に形成された複数の支持面を有することを特徴とす
    るワーク受け。
JP057852U 1993-09-29 1993-09-29 段取換え不要のワーク受け Pending JPH0723710U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP057852U JPH0723710U (ja) 1993-09-29 1993-09-29 段取換え不要のワーク受け

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP057852U JPH0723710U (ja) 1993-09-29 1993-09-29 段取換え不要のワーク受け

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0723710U true JPH0723710U (ja) 1995-05-02

Family

ID=13067526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP057852U Pending JPH0723710U (ja) 1993-09-29 1993-09-29 段取換え不要のワーク受け

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0723710U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100436083C (zh) * 2002-06-26 2008-11-26 爱斯佩克株式会社 基板支承构造及其装载装置和机械手

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03124634A (ja) * 1989-10-05 1991-05-28 Seiko Instr Inc 異径薄板状物品収納器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03124634A (ja) * 1989-10-05 1991-05-28 Seiko Instr Inc 異径薄板状物品収納器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100436083C (zh) * 2002-06-26 2008-11-26 爱斯佩克株式会社 基板支承构造及其装载装置和机械手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8816252B2 (en) Methods and apparatus for localized heating and deformation of glass sheets
US5738554A (en) Electrical connection element for a heated automobile glazing
KR900004120B1 (ko) 글라스 시이트(Glass sheet)성형 강화용 링 모울드 유니트(Ring mold unit)
KR102100084B1 (ko) 솔더링 장치
US20030106341A1 (en) Method of forming a curved shape of a glass plate
DE10163839A1 (de) Kochmulde, insbesondere Induktionskochmulde
JPH0723710U (ja) 段取換え不要のワーク受け
DE60026878T2 (de) Heizungsträgerstruktur und ofen zum bilden von glasscheiben
FI86405C (fi) Foerfarande och anordning foer framkallning av kantspaenning i vindruta i boejningsugn foer vindrutor.
JP2006339314A (ja) 加熱装置
WO2016009557A1 (ja) 部品実装装置
JP4823828B2 (ja) ろう接炉
JP4635350B2 (ja) 搬送装置
US20050077025A1 (en) Method and apparatus for rapid cooling of metal screening masks
JP2015149452A (ja) ワーク用反り抑え装置およびリフロー装置
JP4560999B2 (ja) ワークはんだ付け装置
JPH034055Y2 (ja)
JP2780450B2 (ja) リフロー装置
JPS63278667A (ja) 基板加熱装置
KR20050089719A (ko) 기판 지지 장치
WO2024011014A1 (en) Reflow oven
Suganuma et al. Next-generation reflow technology
JPH0582922U (ja) 回路基板搬送用チェーンコンベア
JP2009200072A (ja) リフローはんだ付け装置及びそれを使用するリフローはんだ付け方法
FI87643C (fi) Boejningsform foer glas och foerfarande att boeja glas