JPH07234919A - 拡大読書器 - Google Patents

拡大読書器

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JPH07234919A
JPH07234919A JP6026403A JP2640394A JPH07234919A JP H07234919 A JPH07234919 A JP H07234919A JP 6026403 A JP6026403 A JP 6026403A JP 2640394 A JP2640394 A JP 2640394A JP H07234919 A JPH07234919 A JP H07234919A
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JP6026403A
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Tooru Motohida
融 元日田
Hiroshi Oyamada
浩 小山田
Masao Jinbo
昌夫 神保
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読みたい文字列を1文字1文字ずつ識別分離
して処理し、使用者が最も読みやすい配列に並べて、表
示画面に可能な限り多くの文字を拡大表示する。 【構成】 画像処理装置7では、画像入力部6より入力
された画像は、画像データとして1次画像メモリ21に
記憶される。文字列認識部22で、1次画像メモリ21
に取り込んだ画像の文字間の空白部を検出し、行間を認
識する。文字画像分割部23では、行間認識した文字列
認識部22により、すでに1次画像メモリ21内に取り
込んである画像を文字毎の画像情報に分割して、その並
びの順番とともに分割文字画像信号を2次画像メモリ2
4に記憶する。表示制御部25は、2次画像メモリ24
に記憶された文字を、使用者が表示方式指定部26で指
定した表示方法に従って、画像出力部27を介してTV
モニタ8に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像取り込み手段によ
り文字画像を拡大して取り込み、表示手段に表示する拡
大読書器に関する。
【0002】
【従来の技術】視覚に障害をもつ人々にとって、小説新
聞などに書かれている文字は小さすぎて読むことができ
ないので、近年、文字情報を得るため、例えば図9に示
すように、読みたい紙面101を架台102上に置き、
所望のページ等の一部を、拡大レンズ/光学系103を
介してカメラ104で拡大した形で撮影し、それをモニ
タ105のテレビ画面などに元の文字の20倍から30
倍に拡大表示する拡大読書器100と呼ばれるものが提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この拡
大読書器100によって必ずしも良好な状態で文字が表
示されるわけではなく、例えば、以下のような問題があ
る。
【0004】(1)拡大することにより、画面に表示さ
れる文字数は少なくなり、その分、カメラで捕える部分
を頻繁に移動させなければならない。 (2)図10のように、文字をそのまま拡大しても、読
みたい文字列は表示されても、隣接する文字列はつなが
らない文字列で意味のない表示となり、無駄な表示であ
った。 (3)一般に縦書きのものは横書きのものより読みにく
いといわれている。 (4)新聞雑誌等の活字は、見た目に美しくなるような
書体であり、ハネの強調など飾りもあり、読みやすさの
点で最適な書体とは言えない。
【0005】このような現状から、拡大読書器の利用者
からは、拡大される文字数を最大限多く表示したり、縦
書きのものを横書きに変えたり、もっと空間の空いた書
体で表示したりできる拡大読書器が望まれている。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、読みたい文字列を単に拡大表示するだけではな
く、読みたい文字列を1文字1文字ずつ識別分離して処
理し、使用者が最も読みやすい配列に並べて、表示画面
に可能な限り多くの文字を拡大表示することのできる拡
大読書器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の拡大読書器は、
画像取り込み手段としての画像入力部6により文字画像
を拡大して取り込み、表示手段としてのTVモニタ8に
表示する拡大読書器において、取り込んだ拡大文字画像
を記憶する第1の記憶手段としての1次画像メモリ21
と、1次画像メモリ21に記憶された拡大文字画像の1
文字1文字を別個に文字データとして記憶する第2の記
憶手段としての2次画像メモリ24とを備えて構成され
る。
【0008】拡大文字画像の1文字1文字の文字間隔を
検出し、2次画像メモリ24が記憶する文字データの1
文字1文字を識別する識別手段としての文字認識部22
を備えて構成することができる。
【0009】また、2次画像メモリ24が記憶する文字
データの1文字1文字を識別するOCR41を備えて構
成することができる。
【0010】
【作用】本発明の拡大読書器では、1次画像メモリ21
に取り込んだ拡大文字画像を記憶し、2次画像メモリ2
4に1次画像メモリ21に記憶された拡大文字画像の1
文字1文字を別個に文字データとして記憶することで、
読みたい文字列を単に拡大表示するだけではなく、読み
たい文字列を1文字1文字ずつ識別分離して処理し、使
用者が最も読みやすい配列に並べて、表示画面に可能な
限り多くの文字を拡大表示することを可能とする。
【0011】文字認識部22より拡大文字画像の1文字
1文字の文字間隔を検出し、2次画像メモリ24が記憶
する文字データの1文字1文字を識別することで、確実
に文字データの1文字1文字を識別して2次画像メモリ
に記憶することを可能とする。
【0012】また、OCR41で2次画像メモリ24が
記憶する文字データの1文字1文字を識別することで、
TVモニタ8に表示する文字の書体(フォント)の変換
を可能とすることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。図1乃至図5は、本発明の第1実施例に
係わり、図1は、本発明の拡大読書器の構成を示す構成
図、図2は、図1の画像処理装置の構成を示すブロック
図、図3は、図2の画像処理装置の処理を説明する説明
図、図4は、図1の拡大読書器の処理の流れを示すフロ
ーチャート、図5は、図2の2次画像メモリ24に取り
込まれる画像の範囲を説明する説明図である。
【0014】本実施例の拡大読書器1は、図1に示すよ
うに、前後左右自在に動く架台2の上に、読みたい本
(又は資料、新聞等)3を置き、架台2上方に設けられ
た拡大レンズ4及び撮像カメラ5からなる画像入力部6
で拡大された像を取り込み、画像入力部6で取り込まれ
た像を画像処理装置7で画像処理して、例えば画像入力
部6の上方に設けられたTVモニタ8に文字を拡大して
表示するように構成されている。尚、画像入力部6での
拡大文字の拡大倍率及び焦点等は、使用者がある範囲で
任意に調節できるようになっている。
【0015】本実施例は、この拡大読書器1において、
画像処理装置7での画像処理を特徴としている。すなわ
ち、使用者が拡大読書器1を用いるときの対象は、日本
語の書籍、新聞等が殆どであり、これらは活字で構成さ
れる。日本語の活字は、英文文書に用いられる書体"Pro
potional","Italic"等と異なり、文字の大きさ(1文字
に充てられるスペース)、別の言い方をすれば、文字間
踊は一定である。そこで画像処理装置7での画像処理
は、この 一定している文字問隔を利用し、取り込んだ
日本語活字からなる文章もしくは文字列内の文字を識
別、分離し、読み込んだ文字を、使用者が望む任意の配
列で表示するものである。
【0016】図2に画像処理装置7の構成を示し、この
画像処理装置7の画像処理の手順を図3に示す。
【0017】すなわち、図2の画像処理装置7では、画
像入力部6より入力された画像は、画像データとして1
次画像メモリ21に記憶される(図3(a))。次に文
字列認識部22で、1次画像メモリ21に取り込んだ画
像の文字間の空白部を検出し(図3(b))、空白が連
続する部分(連続空白部)、すなわち行間を認識する
(図3(c))。尚、この空白部の検出は、取り込んだ
画像を2値化することで容易になる。
【0018】次に、文字画像分割部23では、行間認識
した文字列認識部22により、すでに1次画像メモリ2
1内に取り込んである画像を文字毎の画像情報に分割し
て(図3(f))、その並びの順番とともに、分割文字
画像信号を2次画像メモリ24に記憶する(図3
(g))。
【0019】表示制御部25は、2次画像メモリ24に
記憶された文字を、使用者が表示方式指定部26で指定
した表示方法に従って、画像出力部27を介してTVモ
ニタ8に表示する(図3(h))。この表示方法として
は、拡大表示倍率、文字間隔、白黒反転の有無、及び切
り取った文字の分割画像を縦に並べたり(縦書き)、横
に並べたり(横書き)等が指定できる。
【0020】より詳細な処理の流れを、図4を用いて説
明する。図4において、拡大読書器1は、ステップS1
で、画像入力部6で文字画像を撮像し、1次画像メモリ
21に画像データとして取り込む(図3(a))。次に
ステップS2で、文字列認識部22は、1次画像メモリ
21に取り込んだ画像の文字間の空白部を検出し(図3
(b))、空白が連続する部分(連続空白部)、すなわ
ち行間を認識する(図3(c))。
【0021】次に、ステップS3で、文字列認識部22
は、例えば図3(c)において、行間(連続空白部)の
中央を通り、行間(連続空白部)の長軸方向に平行な線
である”行間線B”を複数本(B1,B2…)求める。
この複数の行間線Bより、基準となる行間線開始位置、
行間線の角度、行間線間隔及び行間空白幅を算出する。
続いて、行間線Bに直交し、空白の多い部分を通る垂線
Vを、複数本(V1,V2…)求める(図3(d))。
この複数の垂線Vより、基準となる垂線線閉始位置、垂
線間隔及び文字間空白幅を算出する。このようにして求
めた行間線開始位置、行間線の角度、行間線間隔、行間
空白幅、垂線線開始位置、垂線間隔及び文字間空白幅等
のパラメータより、文字切り出し位置及び大きさ(図3
(e))を設定する。
【0022】次に、文字画像分割部23では、ステップ
S4で、この切り出し設定パラメータ(文字切り出し位
置及び大きさ)により、すでに1次画像メモリ21内に
取り込んである画像を文字毎の画像情報に分割して切り
出し(図3(f))、続いてステップS5で、その並び
の順番とともに、分割文字画像信号を2次画像メモリ2
4に記憶する(図3(g))。
【0023】ここで、2次画像メモリ24へ記憶する文
字について説明する。2次画像メモリ24への記憶の際
には、取り込みの倍率と基となる文章の大きさ(文字列
の長さ)によって、行(又は列)を連続する形で取り込
める場合(図5(a))もあれば、行(又は列)の最初
から最後まで取り込めないために隣接する文章が意味の
ある文章として続かない場合(図5(b)、図10)も
ある。連続しない文字列(図5(b)、図10)の場合
は、不要な文字列も分離される事になるが、この中の文
字は表示しても意味がないので、2次画像メモリ24へ
の記憶しない。
【0024】次に、ステップS6で、表示制御部25
は、2次画像メモリ24に記憶された分割文字を、使用
者が表示方式指定部26で指定した表示方法に従って呼
び出す(図3(h))。表示方式指定部26で指定する
表示方法としては、切り取った文字の分割画像を縦に並
べたり(縦書き)、横に並べたり(横書き)する”縦列
or横列”指定、”拡大倍率”指定、”文字間隔”指
定、”白黒反転の有無”指定等が指定できる。
【0025】そして、ステップS7で、表示制御部25
は、ステップS6で表示方式指定部26で指定した表示
方法に従って呼び出された分割文字より、指定された表
示方法に基づいて文字画像データを生成し、画像出力部
27を介してTVモニタ8に任意配列表示する。ここ
で、表示方式指定部26より自動文字送りの指示がある
場合には、2次画像メモリ24に記憶された分割文字を
順次読み出し、ステップS8で文字の自動送りを行い、
処理を終了する。
【0026】その結果、例えば、TV画面は横長なの
で、縦表示では6文字しか表示できなかったものが、横
書きにすれば8文字表示できる。さらに、従来は画面中
央部しか意味のある文字列を表示できなかった(図1
0)が、不要な文字を画面上から消去し、その分他の必
要な文字列を表示することができる。すなわち、取り込
みの文字数が1列で拡大表示可能な文字数を越えている
場合は、画面上で横に数列にわたって表示することも可
能となる(図4(c))。
【0027】具体的には、拡大読書器1によって、本来
拡大縦表示では意味のある文字が6文字であったもの
が、24文字(8文字×3列)表示できるようになり、
拡大表示可能な文字数は、本実施例により4倍にするこ
とができる。
【0028】このように、本実施例の拡大読書器1によ
れば、1拡大表示画面あたりの情報量(文字数)を増や
すことができ、読書速度を上げることが可能となる。
【0029】尚、この読書速度は、単純に表示文字数に
比例して向上するだけではない。文字の認識は、前後の
文字列を参考にしながら行うものであるので、表示文字
数の増加は、認識のためのヒントも増えることとなり、
認識速度も向上し、表示文字数の増加分以上に読書速度
は向上する。
【0030】次に、第2実施例について説明する。図6
乃至図8は、本発明の第2実施例に係わり、図6は、画
像処理装置の構成を示すブロック図、図7は、図6の画
像処理装置の処理の流れを示すフローチャート、図8
は、図6のOCRにより認識できなかった文字の表示例
を説明する説明図である。第1実施例は文字の分雛識別
法の1例だが、この識別はOCR(光学的文字認識装
置)で行うことも可能であり、第2実施例はOCRによ
り文字認識を行い、分離識別を行う拡大読書器に関す
る。従って、第2実施例は、画像処理装置の構成が異な
るのみで、第1実施例とほとんど同じ構成となるので、
異なる構成のみ説明し、同一構成には同じ符号を付け、
説明は省略する。
【0031】第2実施例では、図6に示すように、画像
処理装置7aにOCR41を組み込み、画像処理装置7
aの1次画像メモリ21に記憶された情報をOCR41
によって、テキスト情報に変換し、2次画像メモリ24
に記憶するようになっている。その他の構成は第1実施
例と同じである。
【0032】このように構成された第2実施例の拡大読
書器の作用について説明する。図7に示すように、画像
処理装置7aは、ステップS21で、画像入力部6によ
り文字画像を取り込み、1次画像メモリ21に記憶す
る。ステップS22で、OCR41で取り込んだ文字画
像より文字認識を行い、テキスト情報に変換する。続い
てステップS23で、テキスト情報とともにその並びの
順番を2次画像メモリ24に記憶する。
【0033】次に、ステップS24で表示制御部25
は、2次画像メモリ24に記憶されたテキスト情報を、
使用者が表示方式指定部26で指定した表示方法に従っ
て呼び出す。表示方式指定部26で指定する表示方法と
しては、認識したテキスト情報を縦に並べたり(縦書
き)、横に並べたり(横書き)する”縦列or横列”指
定、”拡大倍率”指定、”文字間隔”指定、”白黒反転
の有無”指定の他に、テキスト情報にしたことで、いく
つかの機能が新たに付加される。すなわち、フォント及
び書体の変換等が指定できる。
【0034】そして、ステップS25で、表示制御部2
5は、ステップS24で表示方式指定部26で指定した
表示方法に従って呼び出されたテキスト情報より、指定
された表示方法に基づいてテキストを配列し、画像出力
部27を介してTVモニタ8に任意配列表示する。ここ
で、表示方式指定部26より自動文字送りの指示がある
場合には、2次画像メモリ24に記憶された分割文字を
順次読み出し、ステップS26で文字の自動送りを行
い、処理を終了する。
【0035】ところでOCRの利用によって、あまり読
みやすいとは言えない活字(書体)を読みやすい細明朝
などの書体に変換して画像出力部に表示することも可能
となる。
【0036】尚、OCRと言えども、特殊な文字、特殊
な記号なとがあった場合、文字認識に困難があり、その
識字率は100%ではない。OCRの場合は、認識でき
ない文字の表示を考慮する必要があるが、本実施例で
は、識別できない文字に対しては、テキスト情報に変換
せず、そのまま画像情報に取り込み、図8(a)のよう
に、識別できない文字(記号)をそのまま表示するよう
にしている。ここで、点線”□”で囲んだものがOCR
で識別できなかった文字である。このように、識別でき
なかった文字は、原画像を張り付ける形で表示するよう
にし、さらに、図8(b)に示すように、使用者が望め
ば、識別できなかった文字の前後の数文字と並べて使用
者が指定した拡大率以上の大きさで拡大表示できるよう
にしている。
【0037】また、本実施例では、取り込み文字数に対
して表示文字数が少ない場合を考慮し、自動送り機能も
付加している。つまり、取り込みが可能だった文字数が
400文字で、使用者が望む拡大率での表示文字数が2
4文字の場合、使用者の読むスピードに併せて、読み終
えた文字は消去するとともに、消去した分、文字を前に
送り、新たに文字が順次画像表示部に表示されるように
なっている。この結果、OCRで認識され、2次画像メ
モリ24に記憶された文字が、手元(表示方式指定部
6)のスイッチによって、任意の速度で表示画面上を流
れる(スクロール)ようになっている。
【0038】このように、第2実施例は第1実施例の効
果に加え、文字をOCRを用いて文字情報(テキスト情
報)として取り込んでいるので、文字が認識されて取り
込まれるわけであるから、表示する文字の書体(フォン
ト)の変換が可能となる。
【0039】活字には、本来の文字にはないのに、形を
整えるための修飾、はね、てん等があり、これら修飾部
は、文字内の空間を少なくし、弱視者にとって認識の邪
魔になることもある、つまり弱視者にとって読みやすい
文字とは、文字内の空蘭及び文字を構成する画、もしく
は線がはっきりしている文字である。
【0040】従って、このようなことを考慮すると、O
CRの利用によって、あまり読みやすいとは言えない活
字(書体、フォント)を、読みやすい細明朝などに変換
して表示することで、さらに読書速度は上げる事が可能
となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の拡大読書器
によれば、第1の記憶手段に画像取り込み手段が取り込
んだ拡大文字画像を記憶し、第2の記憶手段に第1の記
憶手段に記憶された拡大文字画像の1文字1文字を別個
に文字データとして記憶するので、読みたい文字列を単
に拡大表示するだけではなく、読みたい文字列を1文字
1文字ずつ識別分離し処理し、使用者が最も読みやすい
配列に並べて、表示画面に可能な限り多くの文字を拡大
表示することができるという効果がある。
【0042】認識手段より拡大文字画像の1文字1文字
の文字間隔を検出し、第2の記憶手段が記憶する文字デ
ータの1文字1文字を識別するので、確実に文字データ
の1文字1文字を識別して第2の記憶手段に記憶するこ
とが可能となる。
【0043】また、OCRで第2の記憶手段が記憶する
文字データの1文字1文字を識別するので、表示手段に
表示する文字の書体(フォント)の変換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の拡大読書器の第1実施例の構成を示す
構成図である。
【図2】図1の画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図2の画像処理装置の処理を説明する説明図で
ある。
【図4】図1の拡大読書器の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図5】図2の2次画像メモリに取り込まれる画像の範
囲を説明する説明図である。
【図6】画像処理装置の第2実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図6の画像処理装置の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図8】図6のOCRにより認識できなかった文字の表
示例を説明する説明図である。
【図9】従来の拡大読書器の構成を示す構成図である。
【図10】図9の拡大読書器の表示例の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 拡大読書器 2 架台 3 本 4 拡大レンズ 5 撮像カメラ 6 画像入力部 7 画像処理装置 8 TVモニタ 21 1次画像メモリ 22 文字列認識部 23 文字画像分割部 24 2次画像メモリ 25 表示制御部 26 表示方式指定部 27 画像出力部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像取り込み手段により文字画像を拡大
    して取り込み、表示手段に表示する拡大読書器におい
    て、 取り込んだ拡大文字画像を記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された前記拡大文字画像の1
    文字1文字を別個に文字データとして記憶する第2の記
    憶手段とを備えたことを特徴とする拡大読書器。
  2. 【請求項2】 前記第2の記憶手段が記憶する前記文字
    データの1文字1文字を、前記拡大文字画像の1文字1
    文字の文字間隔を検出することで識別する識別手段を備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の拡大読書器。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶手段が記憶する前記文字
    データの1文字1文字を識別するOCRを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の拡大読書器。
  4. 【請求項4】 識別され別個に前記第2の記憶手段に格
    納された前記文字データの内、不要な文字を削除して必
    要な文字のみを前記表示手段に表示することを特徴とす
    る請求項2または3に記載の拡大読書器。
  5. 【請求項5】 識別され別個に前記第2の記憶手段に格
    納された前記文字データを、縦もしくは横等の任意の列
    に並べ変えて前記表示手段に表示することを特徴とする
    請求項2または3に記載の拡大読書器。
  6. 【請求項6】 識別され別個に前記第2の記憶手段に格
    納された前記文字データを、任意の字体(フォント、書
    体)に変換して前記表示手段に表示することを特徴とす
    る請求項3に記載の拡大読書器。
  7. 【請求項7】 識別され別個に前記第2の記憶手段に格
    納された前記文字データを、一定の速度でずらしながら
    前記表示手段に表示することを特徴とする請求項2また
    は3に記載の拡大読書器。
JP6026403A 1994-02-24 1994-02-24 拡大読書器 Withdrawn JPH07234919A (ja)

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