JPH07234277A - 障害物検知装置 - Google Patents

障害物検知装置

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JPH07234277A
JPH07234277A JP6026687A JP2668794A JPH07234277A JP H07234277 A JPH07234277 A JP H07234277A JP 6026687 A JP6026687 A JP 6026687A JP 2668794 A JP2668794 A JP 2668794A JP H07234277 A JPH07234277 A JP H07234277A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FM−CW波を発射波として送信し、反射物
体で反射した受信波を該発射波と混合してビート信号を
生成し、該ビート信号を周波数分析して該反射物体との
相対速度及び距離を計測することにより障害物を検知す
る装置において、周波数帯域幅を求めずに車両と路肩防
護体とを正確に区別できるようにする。 【構成】 発射波と受信波とを混合してビート信号を生
成し、該ビート信号の周波数分析の結果を受けて、ピー
ク周波数を求めると共に該ピーク周波数と隣接するピー
ク周波数との偏差を求め、隣接するピーク周波数との間
の最低レベルを求めて該偏差と該最低レベルの相関を取
ることにより該障害物を路肩防護体か又は車両として認
識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は障害物検知装置に関し、
特にFM−CW波を前方物体に発射して該前方物体との
距離及び相対速度を計測し反射物体が防音壁やガードレ
ール等(以下、路肩防護体と総称することがある)か車
両かを検知して適宜警報を発生するための障害物検知装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6はFM−CWレーダ波を用いた従来
より良く知られている障害物検知装置を概略的に示した
もので、電波発信装置21より送信されたFM−CW波
は、例えば前方車両20が存在する時にはその前方車両
20で反射して来て電波受信装置22で受信される。
【0003】そして、ミキサー(図示せず)でミキシン
グすることにより発射波と受信波のビート周波数を求め
て前方車両20との車間距離(及び相対速度)を計測
し、この結果に応じて警報部23がドライバー24に警
報を与えるものである。
【0004】図7には、車両がカーブ路を走行するとき
の曲率半径と電波発信装置21のレーダビーム幅との関
係が示されており、高速道路等のカーブ路における曲率
半径Rは、例えば道路の上り線と下り線が同一平面上に
無い分離断面での2車線道路の場合は、各車線の区分線
(点線)の中心までと定義されている。
【0005】そこで、上記のようなカーブ路において、
電波発信装置21のビーム幅が図8に示すようにθ[ra
d](片側θ/2[rad])であるレーダを車両に搭載し、路
肩防護体としての防音壁Wに囲まれている場合のレーダ
有効距離について考察する。
【0006】今、右カーブ路で曲率半径p[m] である2
車線道路の左車線を走行している際の、防音壁Wの曲率
半径をr[m] とした幾何学的な関係が図9に示されてお
り、この場合、車両の中心位置Cはy軸上の座標(0,
p)とし、またビーム幅をθ/2[rad] として、このビ
ームと防音壁Wとの交点座標を、(S,y1 )及び
(L,y2 )(但し、S<L)とする。
【0007】このような幾何学的関係では、次式が得ら
れる。
【0008】
【数1】
【0009】従って、ビームと防音壁Wとの交点座標を
与える値S及びLは次式のように表される。
【0010】
【数2】
【0011】もし、自車両の前方に障害物が無ければ、
上記の座標値S〜Lまでは防音壁Wにレーダが照射され
ることになる。
【0012】図10は前方物体、例えば前方車両20で
レーダ波が反射して来たとき、電波受信装置22で得ら
れる発射波と受信波のミキシング波形の時間変化を示し
たもので、同図(a)の実線は発射波(三角形状に周波
数変調された電磁波)を示しており、車両等の電波反射
物体により反射し且つその物体が移動物体であるならば
ドップラー効果により点線で示すような周波数が遷移し
た受信波となる。
【0013】これらの波をミキシングすると同図(b)
に示すようにビート周波数の波形が得られる。このビー
ト信号周波数fb は下記の原理式(3)により電波反射
物体の距離と速度にそれぞれ相当する距離周波数fr
速度周波数fd の和又は差で表される。
【0014】
【数3】 fb =(4△f・fm/C)R±(2fo/C)V 式(3) 但し、V:レーダーセンサに対する反射物体の相対速度
〔m/sec〕 R:レーダーセンサから反射物体までの距離〔m〕 C:光速〔m/sec〕 △f:周波数変調幅〔Hz〕 fm :変調周波数〔Hz〕 fo :レーダー搬送波周波数〔Hz〕
【0015】ここで、変調波周波数上昇側のビート周波
数をfup、同下降側ビート周波数をfdnとすると、
【0016】
【数4】 fr=0.5(fup+fdn),fd=0.5(fup−fdn) 式(4) となり、式(3)と(4)により、
【0017】
【数5】 V=(C/2fo )fd,R=(C/4△f・fm)fr 式(5) となり、この式(5)により電波反射物体までの距離R
と相対速度Vが求められることになる。
【0018】このようなFM−CW方式の障害物検知装
置では、発射波と受信波のビート信号に対して周波数解
析を行う。この周波数解析とは、図11に示すように、
周波数変調パターンにおける周波数が上昇する部分と周
波数が下降する部分とで、各々FFT(高速フーリェ変
換)等を用いて周波数の解析を行うことを示し、車両な
どの電波反射物体の速度と距離に相当する周波数ピーク
の存在位置を解析する。その後、変調波の上昇/下降両
側でピークの組合せを見出し、上記の原理式(3)〜
(5)より電波反射物体の距離と相対速度を算出してい
る。
【0019】但し、電磁波の性質上、車両以外の電波反
射物体が存在するときは、その物体からの反射波を車両
からの反射波と区別できず車両と判断し、誤情報を発し
てしてしまい、ドライバーへの警報も誤警報出力となら
ざるを得ない。
【0020】ここで、防音壁やガードレール等の路肩防
護体を例にとると、これらは停止物であり、上記の式
(5)における自車速度と等しい。また、式(1)の値
S〜Lに渡ってレーダ波が照射されるので、式(5)の
値Rのfr は、図中12に示すように値S〜Lに相当す
る周波数帯域幅を有していると考えられる。
【0021】従って、従来技術(例えば特開平4-315083
号) においては、そのようなスペクトラム形状を、図1
2に示すような周波数帯域幅として検出することにより
車両と路肩防護体とを区別しようとしている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
スペクトラム形状は図13に示す如く、その周波数帯域
内において複数のスペクトラムピークが存在し、また周
波数全域に渡って路面等のクラッターノイズスペクトラ
ムが存在する。
【0023】ここで、図13に示すようにスペクトラム
ピークが複数存在する理由は次のように考えられる。
【0024】路肩防護体は、図14に示すように、曲
率半径Rに沿った理想的な弧にはなっておらず、このた
めにレーダが照射される範囲での(レーダの反射レベル
に大きく影響する)散乱断面積が異なるためである。
【0025】路肩防護体同士の接続部分や街灯の支柱
は、図15に示すように、レーダ照射範囲内に幾つも存
在し、それらが路肩防護体そのものと明らかに散乱断面
積が異なるためである。
【0026】従って、このように複数のスペクトラムピ
ークが存在し且つそれらが接近していると、標準的反射
体の一つのスペクトラムピーク形状の場合には図16に
示すようになり、図13のような波形となるわけであ
る。
【0027】このように、従来の如く実際の路肩防護体
の周波数帯域幅を解析して検出することは実用的でない
という問題点があった。
【0028】従って、本発明は、FM−CW波を発射波
として送信し、反射物体で反射した受信波を該発射波と
混合してビート信号を生成し、該ビート信号を周波数分
析して該反射物体との相対速度及び距離を計測すること
により障害物を検知する装置において、周波数帯域幅を
求めずに車両と路肩防護体とを正確に区別できるように
することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る障害物検知装置は、発射波と受信波と
で得られるビート信号の周波数分析の結果を受けて、ピ
ーク周波数を求めると共に該ピーク周波数と隣接するピ
ーク周波数との偏差を求め、隣接するピーク周波数との
間の最低レベルを求めて該偏差と該最低レベルの相関を
取ることにより該障害物を路肩防護体か又は車両と認識
する判定部を備えたことを特徴とするものである。
【0030】上記の判定部は、該偏差の内の少なくとも
一方が一定値以下であり且つ該最低レベルと該ピーク周
波数との比の内の少なくとも一方が一定値以上であれば
該偏差と該最低レベルとの間に相関があると判定して該
障害物を路肩防護体と認識することができる。
【0031】
【作用】本発明に係る障害物検知装置の作用を図1及び
図2を用いて説明すると、従来技術と同様にしてFM−
CW波を発射波として送信すると、前方に反射物体が存
在するとこの反射物体で反射した受信波を入力する。
【0032】そして、発射波と受信波とをミキシング
(混合)することによりビート信号を生成し且つ該ビー
ト信号の周波数解析が行われ、この結果、図1に示すよ
うな路肩防護体のスペクトラム形状が得られる。
【0033】このようなスペクトラム形状には、図9に
関して上述した値S〜Lに相当する周波数帯に接近して
複数のピークが存在している。
【0034】従って、このようなスペクトラム形状のデ
ータを受けた判定部では、この内の中心となるピーク周
波数Fp をまず検出すると共に、この中心のピーク周波
数F p に隣接したピーク周波数Fp-1 とFp+1 を検出す
る。
【0035】このとき、ピーク周波数Fp-1 ,Fp ,F
p+1 のレベルは、それぞれLp-1 ,Lp ,Lp+1 とし、
ピーク周波数Fp-1 とFp との間の最低レベルをL
p ,ピーク周波数Fp とFp+1 との間の最低レベルを
LLp+1 とする。
【0036】また、判定部は、上記のピーク周波数F
p-1 ,Fp ,Fp+1 の内の隣接する同士の周波数偏差を
求め、これらの偏差と、上記のピーク周波数間の最低レ
ベルとの相関を取ることにより前方障害物が車両か路肩
防護体かを判別することができる。
【0037】この場合の相関とは、例えば、該偏差の内
の少なくとも一方が一定値以下であり且つ該最低レベル
と該ピーク周波数との比の内の少なくとも一方が一定値
以上であることであり、図2に示すスペクトラム形状の
例では、対象とするピーク周波数に隣接するピーク周波
数との偏差は小さいが、隣接するピーク周波数との間の
最低レベルは対象とするピーク周波数との比が小さく防
音壁やガードレール等の路肩防護体のスペクトラム形状
ではなく車両のスペクトラム形状と判定することができ
る。
【0038】このようにして、前方障害物が車両か路肩
防護体かが判定された後は、通常の如くに求められる該
前方障害物との距離に応じて警報を発生する。
【0039】
【実施例】図3は、本発明に係る障害物検知装置の実施
例をブロック図で示したものであり、図中、1は送信ア
ンテナ、2は送信回路、3はVCO(電圧制御発振器)
を含む変調回路、4は受信アンテナ、5は受信回路、そ
して、6はミキサーを示しており、送信回路2と変調回
路3とで図6に示した電波発信装置21に対応してお
り、受信回路5は同じく電波受信装置22に対応してい
る。
【0040】また、変調回路3に与える信号は信号生成
回路8によって生成され、この信号生成回路8は同期信
号生成回路9からのクロック信号を常に受けており、更
にROM又はRAMから成る変調パターン記憶部11に
記憶されている三角形状と直線部から成る変調パターン
を受けて図10に示したような変調波を生成している。
【0041】また、ミキサー6の出力信号は、復調回路
7に与えられる様になっており、この復調回路7の出力
信号は復調信号分離回路12に与えられて信号分離され
更にディジタル信号として周波数解析・信号処理部13
に送られ、その周波数解析結果が本発明の特徴部分であ
る判定部としてのCPU10に与えられて判定信号を出
力するものである。
【0042】尚、復調信号分離回路12も同期信号生成
回路9からの同期信号を受ける様に構成されている。
【0043】更に14は計測されたデータ及びCPU1
0によって予測計算(後述)されたデータを格納してお
く記憶部であり、15は実車速を検出する車速センサで
ある。
【0044】この障害物検知装置の従来技術と共通の動
作を概略的に説明すると、まずCPU10が変調パター
ン記憶部11に対して変調パターンの出力を指示すると
記憶部11からは図10に示すような変調信号のデータ
を信号生成回路8に出力する。
【0045】これを受けて信号生成回路8では変調信号
データをアナログ信号aに変換し、変調回路(VCO)
3へ送り、その三角形状の周波数変調を受けた信号bと
して送信回路2及び送信アンテナ1を介して送信する。
尚、これらの変調パターンはCPU等によりプログラム
型可変データとしてもよい。
【0046】受信アンテナ4で受信された受信波は、受
信回路5により電磁波が電気信号に変換されミキサー6
で、発射波とその受信波の混合が行われる。この混合さ
れた信号は復調回路7へ送られ、そこでビート信号cに
変換される。
【0047】このビート信号cは復調信号分離回路12
において、同期信号生成回路9からの同期信号に基づき
復調信号を分離し、その情報を周波数解析・信号処理部
13へ送る。
【0048】この周波数解析・信号処理部13では、復
調信号の上昇側及び下降側部分とに対してFFT演算を
行うことより、上述の如く前方障害物との距離及び相対
速度に応じた周波数にスペクトラムのピークが存在する
(図11参照)。
【0049】次に、このような周波数解析結果を用いる
本発明の特徴であるCPU10の処理動作を図4に示し
たフローチャートを参照して以下に説明する。尚、車両
30は、図5に示したようなカーブ路を走行していると
し、上記の発射波によってセンシングされる前方に路肩
防護体としてのガードレールGLが存在すると仮定す
る。
【0050】ステップS1:このような状態で得られる
周波数解析結果を受けて、CPU10はピーク周波数の
解析を行う。これは、例えば図1に示したピーク周波数
p-1,p,p+1 を検出することに相当し、各ピーク周
波数が以下の判定の対象となる。
【0051】ステップS2:今、ピーク周波数Fp を対
象とするピーク周波数とすると、このピーク周波数Fp
とその隣接したピーク周波数Fp-1 とFp+1 との周波数
偏差を次式のように求める。
【0052】
【数6】 ΔFL =Fp −Fp-1 ,ΔFH =Fp+1 −Fp 式(6)
【0053】ステップS3:次に、上記の各ピーク周波
数Fp-1,p,p+1 のレベルを求める。図1の例では、
p-1,p,p+1 である。
【0054】ステップS4:次に、対象とするピーク周
波数Fp と隣接するピーク周波数Fp-1 及びFp+1との
それぞれの間における最低レベル(谷部分)を図1に示
したように求め、LLp,LLp+1 とする。
【0055】ステップS5:対象とするピーク周波数F
p のレベルLp とステップS4で求めた最低レベルとの
比を次式のように求める。
【0056】
【数7】
【0057】ステップS6:ステップS2で求めた周波
数偏差ΔFL 及びΔFH が一定値αより小さいか否かを
判定する。この場合、ΔFL ≧α又はΔFH ≧αであれ
ば、対象とするピーク周波数Fp と隣接するピーク周波
数とが離れていることとなり、図2に示したようにガー
ドレール(図5)等の路肩防護体とは見なされず、車両
と見なすことができる(ステップS9)。
【0058】ステップS7:ステップS6で、ΔFL
α又はΔFH <αであることが分かったときには、ステ
ップS5で求めた比RL 及びRH が一定値βより大きい
か否かを判定する。この場合、RL >β又はRH >βで
あれば、対象とするピーク周波数Fp の両側は図1のよ
うに大きく窪んでおりガードレール等の路肩防護体と見
なされ(ステップS8)、そうでない場合には車両と判
定される(ステップS9)。
【0059】ステップS10:この後、FFT解析され
た変調部の上昇側ビート周波数fupと下降側ビート周波
数fdnを組合せて上記の式(4)に代入して、距離周波
数fr及び相対速度周波数fdを算出し、更に車速センサ
15の出力信号を用いて式(3)と(4)により電波反
射物体の相対速度V及び距離Rが求められ、記憶部14
に記憶する。
【0060】そして、これらの相対速度V及び距離Rに
より従来と同様に前方の路肩防護体又は車両との関係が
安全であるか否かを判定して、警報信号等を出力する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る障害
物検知装置によれば、発射波と受信波とを混合してビー
ト信号を生成し、該ビート信号の周波数分析の結果を受
けて、ピーク周波数を求めると共に該ピーク周波数と隣
接するピーク周波数との偏差を求め、隣接するピーク周
波数との間の最低レベルを求めて該偏差と該最低レベル
の相関を取ることにより該障害物を路肩防護体か又は車
両として認識するように構成したので、周波数帯域幅を
解析して路肩防護体か車両かを判定する場合に比べて特
にカーブ走行時にノイズに強い障害物検知を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る障害物検知装置の原理を説明する
ために路肩防護体のスペクトラム形状の一例を示した波
形図である。
【図2】本発明に係る障害物検知装置の原理を説明する
ために車両のスペクトラム形状の一例を示した波形図で
ある。
【図3】本発明に係る障害物検知装置の実施例を示した
ブロック図である。
【図4】本発明に係る障害物検知装置に用いる判定部と
してのCPUに格納され且つ実行される障害物検知処理
のフローチャート図である。
【図5】本発明に係る障害物検知装置の動作においてガ
ードレールのコーナー内の自車の向きと計測の様子を示
した図である。
【図6】従来から一般的に知られたFM−CW波を用い
た障害物検知装置を概略的に示したブロック図である。
【図7】車両が走行するカーブ路の曲率半径を説明する
ための図である。
【図8】レーダ搭載車両のカーブ路内の様子を示した図
である。
【図9】レーダのビーム幅と曲率半径との幾何学的関係
を示した図である。
【図10】本発明及び従来例に共通な送受信波形図であ
る。
【図11】本発明及び従来例に共通な変調周波数のスペ
クトラムを示した波形図である。
【図12】防音壁等の理想的な周波数スペクトラム図で
ある。
【図13】実際の周波数スペクトラム形状を示した波形
図である。
【図14】ガードレール又は防音壁の想像弧に対する実
際の状態を示した図である。
【図15】カーブ内での道路構造を示した図である。
【図16】カーブ路での周波数スペクトラム形状例を示
した波形図である。
【符号の説明】
1 送信アンテナ 2 送信回路 3 変調回路 4 受信アンテナ 5 受信回路 6 ミキサー 7 復調回路 8 信号生成回路 9 同期信号生成回路 10 CPU(判定部) 11 変調パターン記憶部 12 復調信号分離回路 13 周波数解析・信号処理部 14 データ記憶部 15 車速センサ 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08G 1/16 C 7740−3H // G05D 1/02 S

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM−CW波を発射波として送信し、反
    射物体で反射した受信波を該発射波と混合してビート信
    号を生成し、該ビート信号を周波数分析して該反射物体
    との相対速度及び距離を計測することにより障害物を検
    知する装置において、 該ビート信号の周波数分析の結果を受けて、ピーク周波
    数を求めると共に該ピーク周波数と隣接するピーク周波
    数との偏差を求め、隣接するピーク周波数との間の最低
    レベルを求めて該偏差と該最低レベルの相関を取ること
    により該障害物を路肩防護体か又は車両と認識する判定
    部を備えたことを特徴とする障害物検知装置。
  2. 【請求項2】 該判定部は、該偏差の内の少なくとも一
    方が一定値以下であり且つ該最低レベルと該ピーク周波
    数との比の内の少なくとも一方が一定値以上であれば該
    偏差と該最低レベルとの間に相関があると判定して該障
    害物を路肩防護体と認識することを特徴とした請求項1
    に記載の障害物検知装置。
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