JPH07233985A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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Publication number
JPH07233985A
JPH07233985A JP2555594A JP2555594A JPH07233985A JP H07233985 A JPH07233985 A JP H07233985A JP 2555594 A JP2555594 A JP 2555594A JP 2555594 A JP2555594 A JP 2555594A JP H07233985 A JPH07233985 A JP H07233985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axial fan
ventilation device
maximum diameter
intake
ventilation
Prior art date
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Pending
Application number
JP2555594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Yasutomi
健蔵 安富
Toshiki Takama
俊樹 高馬
Keiji Harada
圭二 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】吸気側開口19と所定の間隔を有して化粧板17を
配設した換気装置1において、軸流ファン14の最大径の
点Aをオリフィス部8内に位置させ、かつ軸流ファン14
の回転軌跡の先端部16を吸気側開口19から突出させた。 【効果】静圧を低下させることなく、また騒音を増加さ
せることもなく、風量をアップさせることができるとと
もに、駆動電源に太陽電池を用いた換気装置においては
特性を風量で補い、長時間の駆動により十分な換気が行
えるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は換気装置本体の吸気側開
口部に、これと所定の間隔を有して化粧板を配設するよ
うにした換気装置及び駆動電源に太陽電池を用いた上記
換気装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図6乃至図7により説明する。
【0003】従来より室内装飾が重視される一般家庭の
居間等に用いられる換気扇としては、前面枠の吸気側開
口部30よりプロペラファン31が見えないように、前面枠
に所定の間隔を有して、化粧板32を取り付けたものが供
されている。
【0004】この種の換気扇においては図7のようにプ
ロペラファン31はオリフィス部33より突出しない位置に
設けられているのがほとんどである。これは前面枠に所
定の間隔を有して、化粧板32を取り付けことにより吸気
抵抗が増加するため、静圧の増加でもって、特性をカバ
−しようとしているためである。
【0005】しかしながら、上記のように静圧の増加で
もって特性をカバ−しようとした場合には騒音が問題と
なり、しかも最も重要な風量の大幅な低下を防ぐことが
できない。
【0006】さらには駆動電源に太陽電池を用いた換気
装置においては大きな電力を得ることができないため
に、上記のように静圧でもって特性をカバ−することも
できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明において
は、騒音を増すこともなく、また風量が大幅に低下する
こともない化粧板が設けられた換気装置及び駆動電源に
太陽電池を用いた上記換気装置を提供することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のブレ−
ドよりなる軸流ファンと該軸流ファンを駆動する電動送
風機を内蔵し、かつ吸気側開口と所定の間隔を有して化
粧板が配設された換気装置、及び駆動電源に太陽電池を
用いた上記換気装置において、前記軸流ファンの最大径
が前記吸気側開口部に形成されたオリフィス部内に位置
するとともに、前記軸流ファンの回転軌跡の先端部が吸
気側開口から突出したことを特徴とするものである。
【0009】また、前記軸流ファンの最大径の位置から
回転軌跡における後端までの高さ寸法をオリフィス部の
寸法より大きくしたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】化粧板を有する換気装置において、軸流ファン
の最大径が吸気側開口部に形成されたオリフィス部内に
位置するとともに、軸流ファンの回転軌跡の先端部を吸
気側開口から突出させたことにより、静圧を低下させる
ことなく、また騒音を増加させることもなく、風量をア
ップさせることができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図5により説明
する。
【0012】図1は本発明の一実施例の断面図である
が、換気装置1を家屋における基礎2の床下換気孔3に
取り付けた状態で、上記換気装置1及上記の基礎2を縦
断して示した断面図である。図中、リアカバ−4が設け
られている側が屋外側とされる。
【0013】図中の5は換気装置1における本体部であ
る。この本体部5は樹脂により成形されており、円筒状
の送風筒部6とその吸気側開口19にこれと一体的に形成
された四角形状のフランジ部7とからなる。また17は吸
気側開口19を覆うようにこの吸気側開口19と所定の間隔
を有して配設された化粧板である。
【0014】上記送風筒部6の吸気側開口部において
は、ベルマウス形状のオリフィス部8が形成されてい
る。これは吸気に対する気流抵抗をより少なくし、吸気
効率を高めるためのもので、一般的には断面がR形状を
なしている。
【0015】本体部5における送風筒部6内の略中央部
には、送風電動機9が設けられている。送風電動機9
は、送風筒部6内に設けられた電動機支持部10により支
持されている。この支持部10は送風筒部6の筒軸方向に
対して垂直な面内に十字形状及びリング形状部を備えて
なるものであり、支持強度を保ちつつ送風の流れを妨げ
ないないようになっている。
【0016】また上記送風筒部6の排気側の内周側に
は、本体部5を設置固定するときに用いる本体取付部11
が形成されている。床下換気口への設置においては本体
取付部11を用い、リア−カバ−4を介して本体部5を基
礎2に取り付けている。
【0017】図中の12は送風電動機9を覆っているカバ
−である。送風電動機9は上記カバ−12にはめ込まれ、
取り付けネジ13によって固定されている。送風電動機9
の回転軸には軸流ファン14がナットにより固定されてい
る。この軸流ファン14は図2に示すように4枚のブレ−
ド15により構成されており、気流が送風電動機9の回転
軸の軸線方向に流動する構造である。ブレ−ド15は軸流
ファン14の回転軸の軸線方向に対して垂直な面のねじれ
により形成されているために、軸流ファン14は軸線方向
に対して高さHを有している。またブレ−ド15の外周部
は図2のように曲線で形成されており、Aは軸流ファン
14における最大径の点である。
【0018】本実施例においては上記軸流ファン14の最
大径の点Aは図1に示すように送風筒部6のオリフィス
部8内に位置するように送風電動機9の回転軸に固定さ
れているが、上記軸流ファン14の取り付け位置における
特性を図3、図4に示す。
【0019】図3の横軸は送風筒部6の軸線方向の位置
を示し、縦軸は軸流ファン14の最大径の点Aが軸線方向
に移動した場合の静圧及び騒音の測定値を示したもので
ある。図からわかるように最大径の点Aがオリフィス部
8内にあるときは静圧、騒音ともに変化の少ないことが
わかるが、最大径の点Aがオリフィス部8より奥の送風
筒部内(図中(ロ)点より右側)に位置するときは、静
圧が上昇するとともに、騒音も上昇している。
【0020】また、図4は上記の場合と同様に最大径の
点Aが送風筒部6のオリフィス部8内に位置する場合
で、かつ軸流ファン14の回転軌跡における先端部16の吸
気側開口19からの突出寸法Tによる影響を測定したもの
であって、この先端部16の吸気開口からの突出寸法Tの
高さHに対する割合(突出率)を横軸に、縦軸にはそれ
ぞれの場合の風量、静圧、騒音を示したものである。図
4からわかるように突出率が0%〜60%の範囲で風量
の増加が認められるが60%以上では逆に低下してい
る。これは突出率60%以上で軸流ファン14の最大径の
点Aが吸気開口から突出したためで、静圧が低下し、そ
れに伴って風量が低下している。
【0021】また軸流ファン14の最大径の点Aの位置か
ら軸流ファン14の回転軌跡の後端部18までの高さ寸法M
(図1)がオリフィス部8の高さ寸法L(図1)より小
さいと、軸流ファン14が吸気側開口に近い位置にある場
合にオリフィス部18内面と軸流ファン回転軌跡の後端部
18との隙間が大きくなり、静圧が低下することから、軸
流ファン14の最大径の点Aの位置から軸流ファン回転軌
跡の後端部18までの寸法Mはオリフィス部8の寸法Lよ
り大きいほうが望ましい。
【0022】図5は上記換気装置の電源として太陽電池
を用いた場合の構成図で、太陽電池20の出力により屋根
裏用換気扇21、室内用換気扇22、床下用換気扇23を駆動
するもので、太陽からの照度がある間は常時駆動できる
ものである。しかしながら、駆動電源に太陽電池を用い
た場合は大きな電力を得ることができず、十分な静圧が
得られず、特性を風量で補い、一般的には長時間の駆動
により換気を行うものである。
【0023】
【発明の効果】本発明による換気装置は上記のように、
複数のブレ−ドよりなる軸流ファンと該軸流ファンを駆
動する電動送風機を内蔵し、かつ吸気側開口と所定の間
隔を有して化粧板が配設された換気装置、及び駆動電源
に太陽電池を用いた上記換気装置において、前記軸流フ
ァンの最大径が前記吸気側開口部に形成されたオリフィ
ス部内に位置するとともに、前記軸流ファンの回転軌跡
における先端部が吸気側開口から突出したものであり、
さらには、前記軸流ファンの最大径の位置から回転軌跡
における後端までの寸法をオリフィス部の寸法より大き
くすることにより、静圧を低下させることなく、また騒
音を増加させることもなく、風量をアップさせることが
できるとともに、駆動電源に太陽電池を用いた換気装置
においては特性を風量で補い、長時間の駆動により十分
な換気が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による断面図である。
【図2】本発明の軸流ファンの正面図である。
【図3】本発明の静圧−騒音特性図である。
【図4】本発明の風量−静圧−騒音特性図である。
【図5】本発明の太陽電池を用いた場合の側面一部断面
図である。
【図6】本発明の従来例の斜視図である。
【図7】本発明の従来例の側面断面図である。
【符号の説明】
1 換気装置 9 送風電動機 14 軸流ファン A 軸流ファンの最大径の点 15 ブレ−ド 16 軸流ファンの回転軌跡の先端部 17 化粧板 18 軸流ファンの回転軌跡の後端部 19 吸気側開口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブレ−ドよりなる軸流ファンと該
    軸流ファンを駆動する電動送風機を内蔵し、かつ吸気側
    開口と所定の間隔を有して化粧板が配設された換気装置
    において、前記軸流ファンの最大径が前記吸気側開口部
    に形成されたオリフィス部内に位置するとともに、前記
    軸流ファンの回転軌跡の先端部が吸気側開口から突出し
    たことを特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 前記軸流ファンの最大径の位置から回転
    軌跡における後端までの高さ寸法がオリフィス部の寸法
    より大きいことを特徴とする請求項1に記載の換気装
    置。
  3. 【請求項3】 駆動電源に太陽電池を用いたことを特徴
    とする請求項1に記載の換気装置。
  4. 【請求項4】 駆動電源に太陽電池を用いたことを特徴
    とする請求項2に記載の換気装置。
JP2555594A 1994-02-23 1994-02-23 換気装置 Pending JPH07233985A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100354576C (zh) * 2004-06-25 2007-12-12 三星电子株式会社 空调器的吹风装置
KR20220024916A (ko) * 2019-07-29 2022-03-03 교세라 가부시키가이샤 광조사 장치 및 인쇄 장치
KR20220119729A (ko) * 2020-02-26 2022-08-30 교세라 가부시키가이샤 광조사 장치 및 인쇄 장치

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