JPH07233681A - 窓等の遮蔽、光量調節、紫外線や赤外線の防御及びガ ラス面の装飾等を多段階に変える方法。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮蔽、光量調節、紫外線や赤外線の防御及び
ガラス面の装飾等を必要に応じて素早く目的のものに変
える事のできる窓等を得る。 【構成】 二重ガラス窓等の固定枠の上部と下部に装脱
着口を設けて、それぞれの奥に自由回転ロールを、外側
の開口部には底面（取りつけ面）に出入口のあるロール
ボックスを取り付ける。次に各種の機能性薄膜を連結し
た帯を上部のロールボックスの巻き上げロールに装着
し、一端を装脱着口から挿入して自由回転ロールにか
け、その両横を二重ガラスの間の左右の横枠の案内溝を
通し、下部の自由回転ロールを経て装脱着口から引き出
して下の巻き上げロールの装着装置に装着し、モーター
で巻き上げ巻き戻して機能性薄膜を差し替える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、窓等即ちスライド
式、回転式、はめ殺し式の窓及び窓と類似構造の、例え
ばガラスを用いた衝立や間仕切などの遮蔽、光量調節、
紫外線や赤外線の防御及びガラス面の装飾等を多段階に
手軽に変える方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、一つの方法で窓等の遮蔽、光量調
節、紫外線や赤外線の防御及びガラス面の装飾等を行う
ものはなく、遮蔽、光量調節はカーテンやブラインド
で、遮蔽は液晶ガラスや曇りガラスで、ガラス面の装飾
は着色或は絵、模様、写真のある透明若しくは不透明な
薄膜等の貼付、絵具による描画及びステンドグラスなど
で別々に行っている。従って、これらを組み合わせれば
前記の各種の機能を備えた窓等が出来そうであるが、実
際に組み合わせて利用している例は知らず、ガラス面に
簡単な装飾を施しているのを見かけることさえ極めて少
ない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】理由は組み合わせる事
の煩雑さもあるが、より根本的には前記のガラス面の装
飾方法に欠点があるからである。即ち、薄膜はガラス面
に皺なく貼付したり剥がすのに技術や熟練を要し、描画
は絵の具の準備や絵心の問題に加え消去にも大変な面倒
が伴い、ステンドグラスは高価である。よって利用し難
く、かつ、一旦施された装飾は簡単には取り替え出来な
いため、飽きても汚れても長期間放置されがちで装飾効
果も減殺される。とりわけ季節、天候、時間等の自然条
件の変化或は部屋の使用目的やライフスタイルの変更若
しくは気分等に応じて素早く希望通りに替えられない事
は重大な欠点である。この発明は前記の欠点がなく、遮
蔽、光量調節、紫外線や赤外線の防御及びガラス面の装
飾（必要な機能のみを組み合わせること及び同一の機能
を何段階にも細分化する事も含む）等を必要に応じて適
宜多段階に手軽に変える事の出来る窓等を得ることが目
的である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】このため、この発明は、
遮蔽、光量調節、紫外線や赤外線の防御及びガラス面の
装飾等の機能性平板（薄膜を型枠に貼ったもの及び絵や
彫刻等を糸で型枠に吊した物等も含む）若しくは帯状機
能性薄膜（無色透明の薄膜を含む各種の機能性薄膜を長
い帯状に連結した物）をガラス面に装脱着または走行に
よって差し替え出来るようにしたものである。なお、機
能性平板や薄膜は一枚づつの差し替えで十分に効果的で
あるが、遮蔽、光量調節、紫外線や赤外線の防御及びガ
ラス面の装飾等の機能性平板や薄膜に、更に主として装
飾のための平板や薄膜を組み合わせると、即ち機能性平
板を二枚重ねて装着若しくは二本の帯状機能性薄膜をそ
れぞれ独立に走行するように取りつけると多様性が格段
に増す。各種の機能性平板や薄膜は、布、紙、プラスチ
ック、金属箔、その他を用いて作ることが出来る。ただ
し、布製、紙製、金属箔製等の中には強度の弱いものが
あり、その場合は無色透明なプラスチック等の薄板や薄
膜で裏打するとよい。この発明は、小型のガラスを用い
た窓等を主対象として機能性平板を用いるものと、大型
のガラスを用いた窓等を主対象として帯状機能性薄膜を
用いるものに二大別され、かつ、それぞれは更に窓等の
構造等に応じて細分化される。次ぎにそれらについて説
明する。

【０００５】第一は、機能性平板を二重ガラス窓等の二
枚のガラスの間に装脱着するもので、二枚のガラスの間
の隙間と外部をつなぐ装脱着口（隙間）を通して若しく
は一方のガラスを開閉して行う。例えば、ガラス固定枠
の上部の側面に、固定枠の中を通って二枚のガラスの間
の隙間とつながる装脱着口を設けて装脱着する。この
時、二枚のガラスの間の左右の横枠及び下部の枠に溝を
つけると少々乱暴に装着しても平板と枠の間に隙間が出
来ない。或は、二重ガラス窓等の内側のガラスは、固定
枠の本体とは切り離された別の枠で囲み、その枠と固定
枠の本体とを蝶番や類似の方法で取りつけたり、内側の
ガラス枠の上部の左右に棒状突起を設け、固定枠本体に
設けた対応する穴に挿入して取りつけたり、若しくは内
側のガラスを固定せず引戸式にし横枠の一方に隙間を設
けて開閉して装脱着する等である。

【０００６】第二は、機能性平板を一重或は二重ガラス
窓等の片側に装脱着するもので、ガラス固定枠の片側に
設けた各種の装脱着装置で行う。例えば、ガラス固定枠
の内側の下部に溝を、上部の側面に固定枠の中を通って
ガラスの内表面に通じる装脱着口を設けて装脱着する。
この時、左右の横枠に溝をつけるのが好ましい。或は、
固定枠の内側の上下等向かい合う二辺に溝、留金、押さ
えロール、押さえバネ等をそれぞれ別々に若しくは組み
合わせて取りつけて装脱着する。

【０００７】第三は、帯状機能性薄膜を二重ガラス窓等
の二枚のガラスの間に走行させるもので、走行は上下又
は左右に設置した電動若しくは手動のロールによって行
う。これにはロールを設置する位置や帯状機能性薄膜を
通す隙間の有無及びその位置の違い等に基づいて各種の
ものがあるが、次ぎに主なものを記す。その一は、二重
ガラスの固定枠の上部と下部の側面に、二重ガラスの間
の隙間に通じる装脱着口を設けて、帯状機能性薄膜の一
端を一方の装脱着口から挿入して二重ガラスの間を通し
て他方の装脱着口から引き出し、その両端を固定枠の側
面に設置したロールボックスの中の巻き上げロールの装
着装置に装着したもの。その二は、二重ガラスの内の一
方のガラスの上下両端と固定枠との間に隙間を設けて装
脱着口とし、帯状機能性薄膜の一端を一方の装脱着口か
ら挿入して二重ガラスの間を通して他方の装脱着口から
引き出し、その両端を固定枠の側面に設置したロールボ
ックスの中の巻き上げロールの装着装置に装着したも
の。その三は、二重ガラスの間の固定枠の上部と下部
に、それぞれ上と下に向けて装脱着口を貫通させ、帯状
機能性薄膜の一端を一方の装脱着口から挿入して二重ガ
ラスの間を通して他方の装脱着口から引き出し、固定枠
の上下に設置した扉をつけたロール収納部の巻き上げロ
ールの装着装置に装着したもの。その四は、二重ガラス
の間の固定枠の上部と下部に、巻き上げロールを設置す
るためのくぼみと扉を設け、固定枠を介して設置した上
下の巻き上げロールの装着装置に帯状機能性薄膜の両端
を装着したもの。その五は、二重ガラスの間の固定枠の
上部と下部に、それぞれ上と下に向けて短い隙間を作
り、その先に扉のある巻き上げロール収納部を設けて固
定枠を介して巻き上げロールを設置し、帯状機能性薄膜
の一端を一方の隙間から挿入して二重ガラスの間を通し
て他方の隙間から引き出し、その両端を上下の巻き上げ
ロールの装着装置に装着したもの。なお、はめ殺しの窓
や回転開閉式の窓或は衝立や間仕切には、いずれをどの
ように用いても差し支えないが、引き違い窓として使う
時は、その一と二はロールボックスを内と外に互い違い
に配置する。また、種類や設計によっては帯状機能性薄
膜がガラス若しくはガラス固定枠に強く接触する事があ
るので、これを防ぎスムースに走行させるためガラス固
定枠やロールボックス介して自由回転ロールを取りつけ
たり、接触部を円く滑らかに研磨したり、角がなく摩擦
が小さくて硬いプラスチック片を取り付ける等のいずれ
かの措置が必要である。さらに、いずれも左右の横枠に
案内溝をつけて、帯状機能性薄膜の両横をその中に通し
て走行させるとロールの取りつけが多少乱暴でも、帯状
機能性薄膜と枠との間に隙間が出来る等の問題は生じな
い。

【０００８】第四は、帯状機能性薄膜を一重或は二重ガ
ラス窓等の片側に走行させるもので、走行は上下又は左
右に設置した電動若しくは手動の回転ロールで行う。こ
れにも巻き取りロールを設置する位置や帯状機能性薄膜
を通す隙間の有無及びその位置の違いに基づいて各種の
ものがあるが、主要なものは次の通りである。その一
は、ガラス固定枠の内側の上部と下部に巻き上げロール
を収めたロールボックスを固着し、上下の巻き上げロー
ルの装着装置に帯状機能性薄膜の両端を装着したもの。
その二は、ガラス固定枠の内側の上下をそれぞれ上と下
に少し後退させ、その分ロールボックスを迫り出してそ
れぞれの先端を表側の固定枠の上下の先端と揃えて固着
後、帯状機能性薄膜の両端を上下の巻き上げロールの装
着装置に装着し、かつ、帯状機能性薄膜のガラス面から
の距離を決めるため、ロールボックス若しくは固定枠を
介して取り付けた可動式の自由回転ロールで押さえたも
の。その三は、ガラス固定枠の内側の上部と下部の固定
枠の先端から少しさがった位置に、固定枠の中を通って
ガラスの内側の表面に通じる装脱着口を設け、帯状機能
性薄膜を上下の装脱着口を通して両端を固定枠の上下の
側面に固着したロールボックスの巻き上げロールに装着
したもの。その四は、ガラス固定枠の内側の上部と下部
に上下に貫通した装脱着口を設け、帯状機能性薄膜を上
下の装脱着口に通して両端を固定枠の上下に設置した扉
のあるロール収納部の巻き上げロールに装着したもの。
その五は、ガラス固定枠の内側の上部と下部に上と下に
向けて短い隙間をつけ、その先に側面に扉のあるロール
収納部を設けて固定枠を介して巻き上げロールを設置
し、帯状機能性薄膜の両端をそれぞれ上下の隙間を通し
て上下の巻き上げロールに装着したもの。その六は、ガ
ラス固定枠の内側の上部と下部に巻き上げロールを設置
するくぼみを設け、固定枠を介して設置した巻き上げロ
ールに帯状機能性薄膜の両端を装着したもの。なお、は
め殺しの窓や回転開閉式の窓或は衝立や間仕切には、い
ずれを用いても差し支えないが、引き違い窓に適するの
は、その三とその三の変形型（固定枠の外側の上下の側
面にガラスの上下の端を越えて内表面に通じる隙間を設
け、ロールボックスを外側に配置したもの）を組み合わ
せた物及びその四、その五、その六である。また、種類
や設計によっては帯状機能性薄膜が固定枠に強く接触す
る事があるが、自由回転ロールの取り付け或は接触部の
研磨等で円滑な走行をはかる。さらに、ガラス固定枠の
左右の横枠に案内溝をつけ帯状機能性薄膜の両横をその
中に通して走行させると、ロールの取り付けが少々乱暴
でも帯状機能性薄膜と固定枠等との間に全く隙間を生じ
ない。

【０００９】

【作用】前記のように構成された窓等では、機能性平板
や薄膜は二枚のガラスの間若しくはガラスの片面に近接
して配置され窓等と一体化している。従って、無色透明
なガラス或は単機能の液晶ガラスや曇りガラスの窓等
に、機能性平板や薄膜の持つ各種の機能が一体的な機能
として加わる。また、機能性平板や薄膜は装脱着装置若
しくは回転ロールの簡単な操作で差し替えられ、よって
窓等に加わる機能も簡単に変えられる。

【００１０】

【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１では、ガラス１の固定枠の上部２と下部３に溝４と
溝５が設けてあり、機能性平板６の上端と下端を挿入し
て装着したものである。図２では、ガラス１１の固定枠
の上部１２の側面にガラス１１の表面に通じる装脱着口
１３と、下部１４に溝１５が設けてある。機能性平板１
６を装脱着口１３から挿入して固定枠の左右の横枠につ
けた案内溝を通し、下端を溝１５に押し込めて装着した
ものである。図３では、二枚のガラス２１と２２の固定
枠の上部２３の側面に二枚のガラスの間に通じる装脱着
口２４と、下部２５に溝２６が設けてある。機能性平板
２７を装脱着口２４の蓋を兼ねる装着具２８に挟んで、
装脱着口２４から挿入して固定枠の左右の横枠につけた
案内溝を通して、下端を溝２５に押し込めて装着したも
のである。図４では、二重ガラス３１と３２の固定枠の
上部３３と下部３４の側面に、二重ガラスの間に通じる
装脱着口３５と３６を設け、それぞれの奥に自由回転ロ
ール３７と３８を、外側の開口部には取り付け面に出入
口のあるロールボックス３９と４０を固定枠に取り付け
る。なお、ロールボックスの中には取り外し出来る電動
式の巻き上げロール４１と４２が設置してある。次に上
下のロールボックスの蓋４３と４４を開けて、巻き上げ
ロール４１を取り出し帯状機能性薄膜４５を巻いたプラ
スチックパイプを装着して元へ戻す。帯状機能性薄膜４
５の一端を装脱着口３５から挿入して、接触を防ぐため
の自由回転ロール３７にかけ両横を左右の横枠に設けた
案内溝を通して自由回転ロール３８を経て装脱口３６か
ら引き出す。この一端を巻き上げロール４２の装着装置
に装着して後それぞれの蓋をかぶせたものである。図５
では、二重ガラス５１と５２の固定枠の上部５３と下部
５４に短い隙間５５と５６をつけ、その先に扉５７のあ
るロール収納部５８と扉５９のあるロール収納部６０を
設ける。続いて、それぞれのロール収納部に電動式の巻
き上げロール６１と６２及び二本一組みの自由回転ロー
ル６３と６４を設置する。次に扉５７と５９を開けて巻
き上げロール６１を取り出し帯状機能性薄膜６５を装着
して元へ戻し、その一端を自由回転ロール６３の間及び
隙間５５の開を通して両横を左右の横枠につけた案内溝
にはめて引き降ろして、隙間５６と自由回転ロール６４
を経て巻き上げロール６２の装着装置に装着後扉５７と
５９を閉める。図６では、ガラス７１の固定枠の上部７
２に、巻き上げロール７３とカラス面からの位置をかえ
る事の出来る自由回転ロール７４のあるロールボックス
７５を固着し、下部７６にも同様に巻き上げロール７７
と可動式の自由回転ロール７８のあるロールボックス７
９を固着する。次ぎに、上下のロールボックスの蓋８０
と８１を開けて巻き上げロール７３を取り出し、帯状機
能性薄膜８２を巻いたプラスチックパイプを装着して元
へ戻す。この帯状機能性薄膜の一端を引き出して自由回
転ロール７４で押さえ両横を左右の横枠の案内溝を通し
て引き下ろし、自由回転ロール７８を経て巻き上げロー
ル７７の装着装置に取り付けた後、蓋をしたものであ
る。

【００１１】

【効果】この発明は前記のようなもので、機能性平板や
帯状機能性薄膜は、各種の材料を単独に若しくは組み合
わせて多種多様なものを工場生産できるが、特に前者は
個人が手作りすることも比較的簡単であり、後者では１
０枚から２０枚を連結させて巻き取ったロールも然程大
きくはない。また、機能性平板は装脱着装置の操作やガ
ラスの開閉等によって簡単に目的の物に差し替える事が
できる。帯状機能性薄膜を用いるものもモーターのスイ
ッチ操作若しくは手動のハンドルや紐等でロールを回転
させて手軽に目的の機能性薄膜に差し替えられ、かつ、
ロールボックスの蓋やロール収納部の扉を開けて帯状機
能性薄膜のみを若しくは帯状機能性薄膜を巻き取ったロ
ールごと取り替えることも出来る。従って、この発明の
窓等は家庭や事務所、店舗等に於いて、多種多様かつ多
段階の多くの機能性平板若しくは帯状機能性薄膜を用い
て、季節や天候、時間等の自然条件の変化に対応して素
早く、素通し、遮蔽、光量調節、紫外線や赤外線の防御
が出来るのは勿論、会議、パーティー、各種の催し物な
ど部屋の使用目的やライフスタイルの変更或は気分等に
合わせて装飾を手軽に素早く多段階に替えることが出来
る。なお、二重ガラス窓等の二枚のガラスの間に型枠に
糸で吊した絵やモビール等を装着した場合には、他の機
能性平板と組み合わせたり、ガラスの間に微風を送って
動かしたりするとより効果的である。また、店舗等に於
いて窓等と類似構造の物を壁に設置若しくは取り付ける
と簡便な壁飾として使用出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】機能性平板を装着した窓の断面図である。

【図２】機能性平板を装着した窓の断面図である。

【図３】機能性平板を装着した窓の断面図である。

【図４】帯状機能性薄膜を装着した窓の断面図である。

【図５】帯状機能性薄膜を装着した窓の断面図である。

【図６】帯状機能性薄膜を装着した窓の断面図である。

【符号の説明】

１、１１、２１、２２、３１、３２、５１、５２、７１
ガラス ２、１２、２３、３３、５３、７２ 固定枠の上部 ３、１４、２５、３４、５４、７６ 固定枠の下部 ４、５、１５、２６ 溝 ６、１６、２７ 機能性平板 １３、２４、３５、３６ 装脱着口 ２８ 装着具 ３７、３８、６３、６４、７４、７８ 自由回転ロール ３９、４０、７５、７９ ロールボックス ４１、４２、６１、６２、７３、７７ 巻き上げロール ４３、４４、８０、８１ 蓋 ４５、６５、８２ 帯状機能性薄膜 ５７、５９ 扉 ５８、６０ ロール収納部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 二重ガラス窓等の二枚のガラスの間に各
   種の機能性平板を装脱着によって差し替えて、遮蔽、光
   量調節、紫外線や赤外線の防御及びガラス面の装飾等を
   多段階に変える方法。
2. 【請求項２】 ガラス窓等の内側若しくは外側の固定枠
   に設けた装脱着装置で各種の機能性平板を装脱着によっ
   て差し替えて、遮蔽、光量調節、紫外線や赤外線の防御
   及びガラス面の装飾等を多段階に変える方法。
3. 【請求項３】 二重ガラス窓等の二枚のガラスの間に、
   無色透明薄膜を含む各種の機能性薄膜を連結した帯を走
   行させて機能性薄膜を差し替えて、遮蔽、光量調節、紫
   外線や赤外線の防御及びガラス面の装飾等を多段階に変
   える方法。
4. 【請求項４】 ガラス窓等の内側若しくは外側に、無色
   透明薄膜を含む各種の機能性薄膜を連結した帯を走行さ
   せて機能性薄膜を差し替えて、遮蔽、光量調節、紫外線
   や赤外線の防御及びガラス面の装飾等を多段階に変える
   方法。