JPH0723241Y2 - 熱収縮チューブの収縮装置 - Google Patents
熱収縮チューブの収縮装置Info
- Publication number
- JPH0723241Y2 JPH0723241Y2 JP1988090853U JP9085388U JPH0723241Y2 JP H0723241 Y2 JPH0723241 Y2 JP H0723241Y2 JP 1988090853 U JP1988090853 U JP 1988090853U JP 9085388 U JP9085388 U JP 9085388U JP H0723241 Y2 JPH0723241 Y2 JP H0723241Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- tube
- shrinkable tube
- hot air
- shrink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （考案の技術分野） 本考案は、熱収縮チューブを熱風にて収縮させる収縮装
置に関する。
置に関する。
（考案の技術的背景とその課題） ケーブル等の物品に熱収縮チューブを被着する際には、
従来、作業者がガストーチを用いて熱収縮チューブを炎
の吹付けで収縮させることにより行なっている。
従来、作業者がガストーチを用いて熱収縮チューブを炎
の吹付けで収縮させることにより行なっている。
しかし、ガストーチを用いて炎を吹付ける場合には炎に
て熱収縮チューブを焦げ付かせてしまう虞れがあるの
で、熟練した作業者が必要であり、又作業者によって熱
収縮チューブの収縮状態がばら付いてしまうので品質的
にも問題がある。
て熱収縮チューブを焦げ付かせてしまう虞れがあるの
で、熟練した作業者が必要であり、又作業者によって熱
収縮チューブの収縮状態がばら付いてしまうので品質的
にも問題がある。
（考案の目的） 本考案の目的は、熱収縮チューブを一定品質で、しかも
焦げ付きを生じさせずに自動的に収縮することができる
熱収縮チューブの収縮装置を提供することにある。
焦げ付きを生じさせずに自動的に収縮することができる
熱収縮チューブの収縮装置を提供することにある。
（考案の概要） 本考案は、物品を収容した熱収縮チューブをチューブ配
設ベッドに配し、移動体を移動機構にて熱収縮チューブ
の長手方向に沿って移動させ、移動体に取付けた一対の
熱風吹付器により熱収縮チューブに対して熱風を斜め下
方に向けて、かつ対向して吹付けて該チューブを収縮さ
せることを特徴とする。
設ベッドに配し、移動体を移動機構にて熱収縮チューブ
の長手方向に沿って移動させ、移動体に取付けた一対の
熱風吹付器により熱収縮チューブに対して熱風を斜め下
方に向けて、かつ対向して吹付けて該チューブを収縮さ
せることを特徴とする。
（考案の実施例） 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第１図は本考案に係る収縮装置の斜視図である。この収
縮装置は矩形状の基台１を備え、基台１の中央にはチュ
ーブ配設ベッド２が取付けられている。このチューブ配
設ベッド２は長手方向に沿って薄肉部2Aが形成され、上
面の両端側に受部材3a、3bが取付けられている。また、
基台１上には移動体４が配されている。この移動体４は
薄肉部2Aの下方を通って基台１の幅方向に沿って伸長し
ている。移動体４の下面の両端にはキャスター５が取付
けられ、これにより移動体４が基台１上で移動すること
ができる。移動体４の上面の両端には熱風吹付器６、６
が取付けられている。これらの熱風吹付器６、６は加熱
用のヒータが配されている加熱部6aと、加熱した空気を
送風する送風部6bと、吹付ノズル6cとから成る。そし
て、吹付ノズル6c、6cは、第２図に示すように、斜め下
方に向かって開口し、かつ相互に対向している。移動体
４の一端側にはねじ棒７が貫通した状態で螺入されてい
る。このねじ棒７は基台１の長手方向に沿って配され、
一端が駆動モータ８に連結され、他端が支持部材９にて
回転可能に支持されている。従って、駆動モータ８を駆
動してねじ棒７を回転させると、移動体４がキャスター
５を介してチューブ配設ベッド２の長手方向に沿って移
動する。
縮装置は矩形状の基台１を備え、基台１の中央にはチュ
ーブ配設ベッド２が取付けられている。このチューブ配
設ベッド２は長手方向に沿って薄肉部2Aが形成され、上
面の両端側に受部材3a、3bが取付けられている。また、
基台１上には移動体４が配されている。この移動体４は
薄肉部2Aの下方を通って基台１の幅方向に沿って伸長し
ている。移動体４の下面の両端にはキャスター５が取付
けられ、これにより移動体４が基台１上で移動すること
ができる。移動体４の上面の両端には熱風吹付器６、６
が取付けられている。これらの熱風吹付器６、６は加熱
用のヒータが配されている加熱部6aと、加熱した空気を
送風する送風部6bと、吹付ノズル6cとから成る。そし
て、吹付ノズル6c、6cは、第２図に示すように、斜め下
方に向かって開口し、かつ相互に対向している。移動体
４の一端側にはねじ棒７が貫通した状態で螺入されてい
る。このねじ棒７は基台１の長手方向に沿って配され、
一端が駆動モータ８に連結され、他端が支持部材９にて
回転可能に支持されている。従って、駆動モータ８を駆
動してねじ棒７を回転させると、移動体４がキャスター
５を介してチューブ配設ベッド２の長手方向に沿って移
動する。
次に、本考案の収縮装置の動作を使用態様と共に説明す
る。
る。
先ず、チューブ配設ベッド２上にその長手方向に沿って
熱収縮チューブ10を配設する。この場合熱収縮チューブ
10の両端を受部材3a、3b上に載置する。
熱収縮チューブ10を配設する。この場合熱収縮チューブ
10の両端を受部材3a、3b上に載置する。
次に、熱収縮チューブ10内にケーブル11を収容する。
次いで、駆動モータ８を駆動させて移動体４を所定の速
度で矢印方向に移動させると共に、両熱風吹付器６、６
を作動させる。熱風吹付器６、６の吹付ノズル6c、6c
は、上述したように、斜め方向に向かって開口し、かつ
相互に対向している。
度で矢印方向に移動させると共に、両熱風吹付器６、６
を作動させる。熱風吹付器６、６の吹付ノズル6c、6c
は、上述したように、斜め方向に向かって開口し、かつ
相互に対向している。
従って、各熱風吹付器６の吹付ノズル6cからは、第２図
に示すように、熱風が斜め下方に向かって吹付けられる
ので、熱収縮チューブ10の上方では対向して吹付けられ
ている熱風の一部が衝突した後該チューブ10の上面に向
かって当たり、又熱収縮チューブ10の下方では対向して
吹付けられている熱風の一部がチューブ配設ベッド２
（薄肉部2A）に当たって反射され、該チューブ10の下面
に当たる。よって、熱収縮チューブ10の全周に熱風を吹
付けることができる。よって、移動体４の移動に伴って
熱収縮チューブ10を長手方向に沿って徐々に均等に収縮
させ、該チューブ10をケーブル11に被着させることがで
きる。また、熱風を吹付けるので、熱収縮チューブ10が
焦げ付くこともなくなる。
に示すように、熱風が斜め下方に向かって吹付けられる
ので、熱収縮チューブ10の上方では対向して吹付けられ
ている熱風の一部が衝突した後該チューブ10の上面に向
かって当たり、又熱収縮チューブ10の下方では対向して
吹付けられている熱風の一部がチューブ配設ベッド２
（薄肉部2A）に当たって反射され、該チューブ10の下面
に当たる。よって、熱収縮チューブ10の全周に熱風を吹
付けることができる。よって、移動体４の移動に伴って
熱収縮チューブ10を長手方向に沿って徐々に均等に収縮
させ、該チューブ10をケーブル11に被着させることがで
きる。また、熱風を吹付けるので、熱収縮チューブ10が
焦げ付くこともなくなる。
上記実施例において、基台１に案内レールや案内溝等を
設け、移動体４をワイヤー等で牽引するようにしてもよ
い。
設け、移動体４をワイヤー等で牽引するようにしてもよ
い。
また、一方の熱風吹付器６に代えて反射板等を用い、一
つの熱風吹付器６にて熱収縮チューブ10の全周に均等に
熱風を吹付けてもよい。
つの熱風吹付器６にて熱収縮チューブ10の全周に均等に
熱風を吹付けてもよい。
尚、本考案の収縮装置はケーブル以外の物品に熱収縮チ
ューブを被着させる場合にも用いることができる。
ューブを被着させる場合にも用いることができる。
（考案の効果） 本考案によれば、物品を収容した熱収縮チューブをチュ
ーブ配設ベッドに配し、移動体を移動機構にて移動させ
ると共に移動体に取付けた一対の熱風吹付器にて熱収縮
チューブに対して熱風を斜め下方に向け、かつ対向して
吹付けるようにしたので、熟練した作業者でなくても焦
げ付きを生じさせることなく物品上で熱収縮チューブを
均等に収縮させ得る収縮装置を提供することができる。
ーブ配設ベッドに配し、移動体を移動機構にて移動させ
ると共に移動体に取付けた一対の熱風吹付器にて熱収縮
チューブに対して熱風を斜め下方に向け、かつ対向して
吹付けるようにしたので、熟練した作業者でなくても焦
げ付きを生じさせることなく物品上で熱収縮チューブを
均等に収縮させ得る収縮装置を提供することができる。
第１図は本考案に係る収縮装置の斜視図、第２図は同装
置の一部を断面して示す正面図である。 １……基台、２……チューブ配設ベッド、４……移動
体、５……キャスター、６……熱風吹付器、6c……吹付
ノズル、７……ねじ棒、８……駆動モータ、10……熱収
縮チューブ。
置の一部を断面して示す正面図である。 １……基台、２……チューブ配設ベッド、４……移動
体、５……キャスター、６……熱風吹付器、6c……吹付
ノズル、７……ねじ棒、８……駆動モータ、10……熱収
縮チューブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−25870（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−62109（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−114024（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−48816（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭59−35763（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】被着すべき物品が収容されている熱収縮チ
ューブが配されるチューブ配設ベッドと、前記熱収縮チ
ューブの長手方向に沿って移動可能に配される移動体
と、該移動体に前記熱収縮チューブを挟むように対向し
て取り付けられ、該熱収縮チューブに熱風を斜め下方に
向けて対向して吹付ける一対の熱風吹付器と、前記移動
体を移動させる移動機構とを備えることを特徴とする熱
収縮チューブの収縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988090853U JPH0723241Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 熱収縮チューブの収縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988090853U JPH0723241Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 熱収縮チューブの収縮装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0212822U JPH0212822U (ja) | 1990-01-26 |
| JPH0723241Y2 true JPH0723241Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31315363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988090853U Expired - Lifetime JPH0723241Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 熱収縮チューブの収縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723241Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6354994B2 (ja) * | 2015-04-03 | 2018-07-11 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5225870A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-26 | Nippon Steel Corp | Heating and shrinking apparatus for heattshrinking plastic tubes |
| JPS5935763A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-27 | 松下冷機株式会社 | 製氷機の外気温検知方法 |
| JPS5948816U (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-31 | 三菱樹脂株式会社 | 加熱装置 |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP1988090853U patent/JPH0723241Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0212822U (ja) | 1990-01-26 |
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