JPH0328416Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0328416Y2
JPH0328416Y2 JP1981177334U JP17733481U JPH0328416Y2 JP H0328416 Y2 JPH0328416 Y2 JP H0328416Y2 JP 1981177334 U JP1981177334 U JP 1981177334U JP 17733481 U JP17733481 U JP 17733481U JP H0328416 Y2 JPH0328416 Y2 JP H0328416Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
irradiation
lamp unit
section
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981177334U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5879901U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17733481U priority Critical patent/JPS5879901U/ja
Publication of JPS5879901U publication Critical patent/JPS5879901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0328416Y2 publication Critical patent/JPH0328416Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、紫外線照射装置に関し、特にこの装
置を携帯、運搬可能にするとともに使用に当たつ
て、高温になる照射部の熱を気にせずに、手で握
つて自由に照射対象面の位置や方向の制限に係わ
らず使用できるように改良したものである。
〔従来の技術〕
近年、塗料、接着剤、印刷インキ等の硬化、乾
燥時間を短縮するために、これらの材料として紫
外線硬化性樹脂(UV樹脂)を用い、紫外線を照
射して硬化、乾燥させる方法が普及してきた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の紫外線照射装置は設置式であつ
て、目的物の方を移動させながら硬化乾燥作業を
行うようになつており、紫外線照射装置を自由に
持ち運びすることはできなかつた。また、目的物
の形状はシート状のものや立体的なものなど種々
あり、その大きさも様々であるから、目的物の形
状大小に応じて紫外線照射装置を設計せねばなら
ず、殊に箱状体などの場合には全面を均一に硬化
乾燥させることは難しかつた。
また、塗装の場合は壁などの部分的に剥げ落ち
た箇所を補修する目的で使用したい場合が多い
が、設置式のものはかかる局部的照射用途等に使
用することはできなかつた。
そこでこの装置を照射部とこの照射部を駆動す
る電源部とに別体形成し、照射部を自在に移動さ
せることができるようにすることが考えられる
が、紫外線を発生させる関係上照射部は高温にな
る傾向にあるので、この対策を施す必要がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような点を鑑みてなされたもの
で、紫外線照射装置の電源部と照射部を別体に形
成し、照射部を、前端側のランプユニツトと後端
側の把手とを同軸上に配置して構成するととも
に、該把手を中空筒状に形成し、この把手内にモ
ータにより駆動されるフアンを内蔵し、把手に形
成した吸入孔から空気を吸引して前端側のランプ
ユニツトに向けて送風させ、この照射部の把手を
前記電源部に着脱自在とすることにより、その取
扱いを簡便なものとしたものである。
〔作用および効果〕
照射部をランプユニツトと把手とから構成する
ことにより、把手を握つて任意の方向および任意
の角度にランプユニツトを向けることができる
が、この場合長時間使用しているとランプユニツ
トに発生する熱は把手に伝わつてくることにな
り、持ちにくくなる。このため、ランプユニツト
を把手に対し前端側に位置するよう同軸上に配置
することによつて、ランプユニツトの熱が上方に
立ち昇つても、手指を不本意に加熱することはな
く、特に後端側の把手を中空筒状に形成し、その
中にモータにより駆動されるフアンを内蔵し、把
手に形成した吸入孔から空気を吸引して前端側の
ランプユニツトに向けて送風するようにして、ラ
ンプユニツトからの熱の伝播を緩和するだけでな
く、この中空筒状把手内に生じる空気流で把手自
体をも冷却することにより、より持ち易くすると
ともに、この空気流は更に前端側のランプユニツ
トに向けて強制送風させることになり、しかも把
手とランプユニツトとを同軸上に並べて配置さ
れ、空気流をこの軸線に沿つて効率良く送風して
冷却でき、さらに、冷却後の高温化された空気は
把手と反対位置のランプユニツトから排気し、把
手側への反射(もどり)が無いので、照射部をど
の方向に向けてもランプユニツトが強制冷却され
過昇温による球切れ等の生じやすいランプの寿命
を長く延ばすことができる。
また設置用として使用する際、把手を電源部に
装着することになるが、この装着状態において
も、把手は吸入外気により強制冷却されているの
で、温度上昇は抑制され、電源部を加熱すること
はない。
〔実施例〕
以下、図面に沿つて実施例の説明を行う。
第1図は本紫外線照射装置の収納状態での斜視
図、第2図は使用状態での斜視図、第3図は照射
部の断面図であつて、本紫外線照射装置1は電源
ボツクス2と照射部3とから成つており両者は別
体に形成されている。照射部3は前端側のランプ
ユニツト4と、後端側の中空筒状の把手5とを第
3図に示すように同軸P上に配置して成つてお
り、ランプユニツト4には紫外線ランプ6および
反射板7が内装されている。また、中空筒状把手
5にはモータMにより駆動されるフアン8が内蔵
されており、後端側に形成された多数の吸入孔9
から空気を吸入し把手自体を冷却するとともに、
この空気流をランプユニツト4側に向けて送風
し、ランプ6により発生した熱を、反射板7を冷
却することにより、ランプユニツト4を冷却した
後、ランプユニツト4の前面に形成された開口1
0から排気するようになつている。また、把手5
の後端には電源ボツクス2に接続するためのコー
ド11が伸縮自在に取付けられている。
電源ボツクス2の上部には、手持ち肩掛けのた
めの伸縮ベルト12が取付けられ、かつ一方の側
面には床上等に載置する場合の脚体13が取付け
られ、他方の側面には照射部3を装置するための
凹部14が形成されている。この凹部14は、ラ
ンプユニツト4に対応する切取り部141と、把
手5を嵌挿する溝142とから成つており、把手
5を電源ボツクス2の側面に沿つて摺動させるこ
とにより着脱するようになつている。
第4図は、紫外線ランプ6を駆動するための回
路図であつて、昇圧トランス15の一次側にはス
イツチSWおよびタイマー16が、また二次側に
は結合コンデンサCを介して紫外線ランプ6が接
続されている。
本紫外線照射装置1は上記のように構成されて
いるので、伸縮ベルト12を手に持つたり、或い
は肩掛けして携行し、作業の際は照射部3を凹部
14から取出し、把手5を握つてスイツチSWを
入れ、目的箇所に照射すればよい。なお、この照
射は連続照射或いはタイマー16による一定時間
照射の何れであつてもよい。また、紫外線ランプ
6は高出力であつて、駆動中には大量の熱が発生
するが、フアン8の駆動を紫外線ランプ6の駆動
と同期させておけば、ランプ6の過昇温による早
期球切れが抑制できしかも把手5を冷却したのち
ランプ6は強制的に冷却されるので、ランプユニ
ツト4の方向、角度を自由に変えても一定温度以
上に昇げることがなく効率のよい冷却を行うこと
ができる。
第5図は、本紫外線照射装置1を設置式として
使用中の側面図であつて、凹部14が上側となる
ように電源ボツクス2を机上や床上等に設置し、
ランプユニツト4が電源ボツクス2から突出する
よう照射部3をセツトして、ランプユニツト4下
方の目的物に紫外線を照射する。
ここで、脚体13を伸縮式としておけば、照射
距離D1を適宜変更することができる。
また、第6図に示すように凹部14が側方とな
るように設置してもよい。このように設置すれ
ば、照射距離D2を上記の場合の照射距離D1より
も短くすることができる。
以上のように、本紫外線照射装置1は単に携帯
式としてでなく設置式として使用でき、かつ目的
用途に応じて照射距離を適宜変更することもでき
るのである。
第7図は、他の実施例の紫外線照射部17の斜
視図であつて、ランプユニツト18には紫外線ラ
ンプ19の他に遠赤外線ヒータ20,20が内装
されており、先ず遠赤外線ヒータ20,20によ
り塗料などの内部に含まれる溶剤を揮発させた
後、紫外線ランプ19を駆動して硬化乾燥させる
ようになつている。即ち、塗料等にいきなり紫外
線を照射すると、表面のみが先に硬化乾燥してし
まい、内部の溶剤が揮発し難くなるが、本実施例
においては遠赤外線ヒータ20,20により内部
の溶剤を予め揮発させることができるので、硬化
乾燥の不均一を生じることがないのである。
以上説明したように、本考案によれば紫外線照
射装置1の電源部2と照射部3を別体に形成し、
照射部3を、前端側のランプユニツト4と後端側
の把手5とを同軸P上に配置して構成するととも
に、該把手5を中空筒状に形成し、この把手5内
にモータMにより駆動されるフアン8を内蔵し、
把手5に形成した吸入孔9から空気を吸引して前
端側のランプユニツト4に向けて送風させ、この
照射部3の把手5を前記電源部2に着脱自在とし
ているので、照射部3内に吸入する冷たい空気で
まず把手5を冷却し、次いで同軸P上に並べて配
置された高温のランプユニツト4を空気流をこの
軸線Pに沿つて効率良く送風して冷却し、高温化
された空気は、把手5と反対位置のランプユニツ
ト4側から排気することができ、ランプユニツト
4の温度を気にせずに作業を行え、しかも携帯や
取扱いに簡便であり、特に壁などに塗装された塗
料の部分的剥げ落ちの補修や、箱状体の内部に塗
布された塗料や接着剤の硬化乾燥等にその長所を
発揮するのである。
また、設置用として使用する際でも、把手5は
強制冷却されているので、電源部2を異常過昇温
状態にすることはなく、長時間安定して使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は収納状態での斜視図、第2図は使用状態での
斜視図、第3図は要部断面図、第4図は回路図、
第5図および第6図は使用状態での側面図、第7
図は他の実施例の要部斜視図である。 1……紫外線照射装置、2……電源ボツクス、
3……照射部、4……ランプユニツト、5……把
手、8……フアン、9……吸入孔、M……モー
タ、P……軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紫外線照射装置1の電源部2と照射部3を別体
    に形成し、照射部3を、前端側のランプユニツト
    4と後端側の把手5とを同軸P上に配置して構成
    するとともに、該把手5を中空筒状に形成し、こ
    の把手5内にモータMにより駆動されるフアン8
    を内蔵し、把手5に形成した吸入孔9から空気を
    吸引して前端側のランプユニツト4に向けて送風
    させ、この照射部3の把手5を前記電源部2に着
    脱自在としたことを特徴とする携帯式紫外線照射
    装置。
JP17733481U 1981-11-26 1981-11-26 携帯式紫外線照射装置 Granted JPS5879901U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17733481U JPS5879901U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 携帯式紫外線照射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17733481U JPS5879901U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 携帯式紫外線照射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5879901U JPS5879901U (ja) 1983-05-30
JPH0328416Y2 true JPH0328416Y2 (ja) 1991-06-19

Family

ID=29971122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17733481U Granted JPS5879901U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 携帯式紫外線照射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5879901U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3532475B2 (ja) * 1999-10-29 2004-05-31 岩崎電気株式会社 移動式紫外線硬化装置
CA2369107A1 (en) * 2000-02-04 2001-08-09 Uegaki, Tateo Repairing device for vehicles

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5416178U (ja) * 1977-07-01 1979-02-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5879901U (ja) 1983-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7231140B2 (en) System for removing snow and ice from a surface
JPH0328416Y2 (ja)
US6409475B1 (en) Computer cooling fan
US20190200721A1 (en) Exchangeable-battery photocuring device, an exchangeable-battery photocuring device with a slidable lid, and a portable battery photocuring device with a slidable lid
TWM563178U (zh) 鞋底噴膠流水線生產裝置
US6207118B1 (en) Mobile ultraviolet radiation curing device
WO2000010807A3 (en) Portable hand-held manually operated dry printing apparatus
KR101395900B1 (ko) 휴대용 기능성 자외선 경화기
KR200358528Y1 (ko) 네일아트용 드라이어
RU2005137720A (ru) Приспособление для косметического ухода за руками и ногами
ATE347266T1 (de) Stikkenofen
JP2000241883A5 (ja)
ATE167565T1 (de) Verfahren und einrichtung zum trocknen von lack- und grundmaterialschichten
CN214004445U (zh) 一种玻璃瓶烤花用低温固化炉
KR200357121Y1 (ko) 네일아트용 테이블
US20200107407A1 (en) Heating device
JPS627998Y2 (ja)
CN215373201U (zh) 一种美术作品高效烘干机
US11446405B1 (en) Safe steady portable incense heater
CN210174310U (zh) 一种纸板加热装置
CN210703126U (zh) 一种激光打标机
JPS5826971B2 (ja) 照射装置
KR200207169Y1 (ko) 이동식 온풍발생기
JPH04299200A (ja) 加熱装置
JPS61133794U (ja)