JPH07232250A - スラブ置場における置場決定方法 - Google Patents

スラブ置場における置場決定方法

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Publication number
JPH07232250A
JPH07232250A JP4793394A JP4793394A JPH07232250A JP H07232250 A JPH07232250 A JP H07232250A JP 4793394 A JP4793394 A JP 4793394A JP 4793394 A JP4793394 A JP 4793394A JP H07232250 A JPH07232250 A JP H07232250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yard
mountain
slab
vacancy
priority
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4793394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Morikazu
幸雄 森数
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH07232250A publication Critical patent/JPH07232250A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラブ置場におけるスラブの配置決めの自動
化を達成する。 【構成】 予め決定したスラブ置場のスラブ長及び置場
区分毎の山優先順位に基づいて(ステップ101,10
2)作業区分に応じて選択した置場区分に対して山に空
きが有るか否かを判定し(ステップ105)、空きが有
る場合には棟内の特定の側から山を決定し(ステップ1
06,107)、空きが無い場合には置場区分毎の山優
先順位によって置場を決定し(ステップ109)、置場
決定の自動化が図れるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラブを複数の棟の置
場へ内容に応じて自動的に振り分けるためのスラブ置場
における置場決定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製鉄工場においては、連続鋳造によって
スラブが製造されるが、このスラブは仕様や出来具合に
応じて必要な処置(手入れ、スカーフ処理、精整等)を
施すため、一旦スラブ置場に搬入される。また、一部は
貨車(保温台車)に移して熱間圧延工程やビレット圧延
工程へ送り、鋼板、鋼管、厚板、線材等を製造する(な
お、貨車の手当てがつかない場合、一旦置場に保管して
から貨車積みが行われる)。
【0003】通常、スラブの移動や積み替えにはクレー
ンが用いられ、その操作は熟練したオペレータによって
行われると共に、棟内のスラブ置場の決定はオペレータ
の豊富な経験と勘によって行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、オペレータに
よるスラブ置場の決定は、扱う量及び処理種類が増える
と作業完了に多大な時間を要する他、置き間違えなども
生じやすくなる。
【0005】そこで、スラブ置場の決定をコンピュータ
等を用いて自動化することが望まれるが、条件が複雑か
つ多岐にわたること等から自動化が実現されていなかっ
たのが現状である。
【0006】本発明は、スラブ置場の配置決めを自動化
することのできるスラブ置場における置場決定方法を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、予め決定したスラブ置場のスラブ長
及び置場区分毎の山優先順位に基づいて作業区分に応じ
て選択した置場区分に対して山に空きが有るか否かを判
定し、空きが有る場合には棟内の特定の側から山を決定
し、空きが無い場合には置場区分毎の山優先順位によっ
て置場を決定するようにしている。
【0008】更に、前記空きが無い場合の置場区分毎の
山優先順位による置場決定の後、置場山の全てに空きが
有るか否かを判定し、一部に空きがある場合には棟内の
特定の側から山を決定し、全く空きが無い場合にはオペ
レータによるクレーン運転に切替えることができる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、予め決定したスラブ置
場のスラブ長及び置場区分毎の山優先順位に基づいて作
業区分に応じて置場区分が選択され、これに対する山が
置場山に確保できるか否かが判定され、空きが有る場合
には棟内の特定の側から山が決定されていく。また、置
場山に山の空きが無い場合、置場区分毎の山優先順位に
よって置場が決定される。これにより、スラブの置場決
定及びクレーン操作を自動的に行うことができ、置場決
定作業を効率的に行うことができる。
【0010】また、置場山に空きが無い場合の置場区分
毎の山優先順位による置場決定の後、置場山に全く空き
が無いのか否かが判定され、全く空きが無い場合にはオ
ペレータによるクレーン運転に切替えられ、少しでも空
きがあるときには棟内の特定の側から山を決定してい
く。これにより、置場の有効利用が図られると共に、必
要に応じて自動と手動の使い分けができ、作業を円滑に
進めることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】図1は本発明のスラブ置場における置場決
定方法の処理例を示すフローチャートである。
【0013】図2はスラブ置場のレイアウト例を示し、
また、図3は精整棟のレイアウト例を示している。図2
の例では、置場がI棟1とII棟2の2棟から成り、各
棟は方角を用いて方向を特定(北置場、南置場等)する
と共に、手入れ材(A)、スカーフ材(B)、払出し可
能材(C)、異常材(D)のように置場が仕分けされ、
各置場には番地(101〜222)が付けられている
(この仕分けを自動的に行うのが、本発明の処理の1つ
である)。この場合、スラブは、地上置きになるもの
も、スキットやパイラーに積まれるものもある。そし
て、棟内には、貨車が入出できるようにレール(R)が
敷設されている。
【0014】また、図3に示すように精整棟3は、スカ
ーフ処理を行うためのスカーフ処理部(SF)、テーブ
ル(H7,H8)、置場(番地301〜329)スラブ
疵検出機、熱片切断機、ノロ取り場、手入れ場、端末室
等を備えている。
【0015】このようなレイアウト決定を自動化するた
めの処理例が図1である。なお、図中、「S」は「ステ
ップ」意味している。
【0016】まず、スラブ置場のスラブ長さの決定を行
う(S101)と共に、置場区分毎の山優先順位の決定
を行う(S102)。ここで、スラブ長さの制限に伴う
処置を連虚すると、以下のようになる。 (i)設定変更は、その山にスラブが無いときに行う。 (ii)山分類の長さ制約値及びスラブ仮置場の制限高
さ制限値は変更可能とする。 (iii)スラブ仮置場での置場区分の変更を山単位に
設定変更できるようにする。 (iv)スラブ仮置場の長さ設定は、片方の置場のスラ
ブ最大長さを設定し、他方の置場のスラブ最大長さを計
算する。
【0017】また、置場区分毎の山優先順位は、以下の
条件を考慮して決定する。 (a)原則として各置場区分毎の特定の列(例えば、西
側の列及び北側の列)から山積みを行うものとする。 (b)長さ制約条件の山分類(上記の(i)〜(i
v))の短い順に置場を探し、山積みを行うものとす
る。 (c)置場区分内が満杯の場合には、空山が有る場合、
図2のBとCの間、及びBとAの間の相互移動が行える
ようにする(ただし、置場区分内の空山が一山残すのみ
となった場合、ディスプレィ等を通してオペレータに知
らせる。
【0018】更に、貨車末到着または精整棟定修/故障
の時、全てのスラブを地上に置く(S103)。また、
作業区分による置場区分の選択を行う(S104)。つ
いで、置場区分を選択し、置場の山に空きがあるか否か
を判定する(S105)。置場の山に空きが有る場合、
置場区分毎の壁側(図2では左側(西側))から山を決
定する。そして、長さ制約条件の山分類の短い順にして
処理を終わる(S107)。また、置場の山に空きが無
い場合、オペレータにVA(Voice Announce)にて置場
山に空きが無いことを知らせる(S108)。更に、置
場区分毎の山優先順位により置場を決定する(S10
9)。
【0019】ついで、置場区分選択置場山に空きが有る
か否かを判定する(S110)。空きが有る場合にはス
テップ106へ移行し、空きが無い場合には置場山の全
てに空きがあるか否かを判定する(S111)。空きが
有る場合、ステップ106へ移行し、空きが無い場合に
は自動運転が行えないので、オペレータによるクレーン
運転に切替えて作業を行う(S112)。
【0020】
【発明の効果】以上より明らかな如く、本発明によれ
ば、予め決定したスラブ置場のスラブ長及び置場区分毎
の山優先順位に基づいて作業区分に応じて置場区分が選
択され、これに対する山が置場山に確保できるか否かが
判定され、空きが有る場合には棟内の特定の側から山が
決定されていく。また、置場山に山の空きが無い場合、
置場区分毎の山優先順位によって置場が決定される。こ
れにより、スラブの置場決定及びクレーン操作を自動的
に行うことができ、置場決定作業を効率的に行うことが
できる。
【0021】また、置場山に空きが無い場合の置場区分
毎の山優先順位による置場決定の後、置場山に全く空き
が無いのか否かが判定され、全く空きが無い場合にはオ
ペレータによるクレーン運転に切替えられ、少しでも空
きがあるときには棟内の特定の側から山を決定してい
く。これにより、置場の有効利用が図られると共に、必
要に応じて自動と手動の使い分けができ、作業を円滑に
進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスラブ置場における置場決定方法の処
理例を示すフローチャートである。
【図2】スラブ置場のレイアウト例を示す説明図であ
る。
【図3】精整棟のレイアウト例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 I棟 2 II棟 3 精整棟

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め決定したスラブ置場のスラブ長及び
    置場区分毎の山優先順位に基づいて作業区分に応じて選
    択した置場区分に対して山に空きが有るか否かを判定
    し、空きが有る場合には棟内の特定の側から山を決定
    し、空きが無い場合には置場区分毎の山優先順位によっ
    て置場を決定することを特徴とするスラブ置場における
    置場決定方法。
  2. 【請求項2】 前記空きが無い場合の置場区分毎の山優
    先順位による置場決定の後、置場山の全てに空きが有る
    か否かを判定し、一部に空きがある場合には棟内の特定
    の側から山を決定し、全く空きが無い場合にはオペレー
    タによるクレーン運転に切替えることを特徴とする請求
    項1記載のスラブ置場における置場決定方法。
JP4793394A 1994-02-23 1994-02-23 スラブ置場における置場決定方法 Withdrawn JPH07232250A (ja)

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JP4793394A JPH07232250A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 スラブ置場における置場決定方法

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JP4793394A JPH07232250A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 スラブ置場における置場決定方法

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JPH07232250A true JPH07232250A (ja) 1995-09-05

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JP4793394A Withdrawn JPH07232250A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 スラブ置場における置場決定方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104016139A (zh) * 2014-06-17 2014-09-03 泰富国际工程有限公司 一种悬臂堆料机与桥式双斗轮取料机防撞控制方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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