JPH07232117A - 水硬性材料充填具 - Google Patents
水硬性材料充填具Info
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- JPH07232117A JPH07232117A JP6027216A JP2721694A JPH07232117A JP H07232117 A JPH07232117 A JP H07232117A JP 6027216 A JP6027216 A JP 6027216A JP 2721694 A JP2721694 A JP 2721694A JP H07232117 A JPH07232117 A JP H07232117A
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C17/00—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
- B05C17/005—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
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- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C17/00—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
- B05C17/005—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
- B05C17/01—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被充填部が高所や狭所であったとしても、組
成の安定した水硬性材料の充填作業を、簡単で効率良
く、確実に行うことを可能にする水硬性材料充填具を提
供すること。 【構成】 端部に収容物の取出口2aを形成して水硬性
材料1を収容自在な水密性の袋部材2と、前記袋部材2
に水硬性材料1を収容した状態でその袋部材2を収容可
能な硬質の容器3とを設けるとともに、前記袋部材2を
前記容器3に収容した状態で、前記袋部材2に形成した
前記取出口2aと連通可能な水硬性材料1の吐出口3b
を前記容器3に設け、前記袋部材2を押圧して、前記袋
部材2に収容した水硬性材料1を前記取出口2aから押
出操作自在な押出機構を設けてある。
成の安定した水硬性材料の充填作業を、簡単で効率良
く、確実に行うことを可能にする水硬性材料充填具を提
供すること。 【構成】 端部に収容物の取出口2aを形成して水硬性
材料1を収容自在な水密性の袋部材2と、前記袋部材2
に水硬性材料1を収容した状態でその袋部材2を収容可
能な硬質の容器3とを設けるとともに、前記袋部材2を
前記容器3に収容した状態で、前記袋部材2に形成した
前記取出口2aと連通可能な水硬性材料1の吐出口3b
を前記容器3に設け、前記袋部材2を押圧して、前記袋
部材2に収容した水硬性材料1を前記取出口2aから押
出操作自在な押出機構を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば構造体に貫通形
成した孔部と、その孔部に挿通した長尺部材との間の被
充填部に水硬性材料を充填する技術に関する。
成した孔部と、その孔部に挿通した長尺部材との間の被
充填部に水硬性材料を充填する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような場合には、水硬性材
料を被充填部に手作業で供給して充填していた。
料を被充填部に手作業で供給して充填していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な、孔部と孔部に挿通した長尺部材との間の被充填部の
近傍は狭く、込み入っていたり、作業スペースを十分と
れない場合が多く、水硬性材料を供給することは困難で
あるとともに、確実に充填することは難しく、確実に充
填するには作業効率が悪かった。また、前記被充填部が
高所や狭所にある場合には充填作業を行えない場合もあ
った。この欠点を解消するために、水硬性材料を被充填
部に充填するのに、注射器の様なピストンとシリンダを
用いることも考えられる。ところで、シリンダを保持す
ることで、吐出口を確実に被充填部にあてがうことが出
来、ピストンを押圧することで水硬性材料は被充填部に
供給されることになるものの、ピストンとシリンダとの
間のすり合わせ用の隙間が大きすぎると水が漏れ出し、
前記水硬性材料の組成比率が変わってしまいってその硬
化物の性質が変わり、性能を十分に発揮することが出来
ないものになってしまう。また、水漏れを防ぐために前
記隙間を小さくして水の漏れ出しを防止すれば、水硬性
材料は一般にスラリー状のものなので、固形成分がピス
トンとシリンダとの間につまってピストンが動かなくな
り、その充填具自体が使用不可能な状況になる可能性が
あったので、成分の安定した水硬性材料を供給出来ず、
信頼性の高い状態での充填作業を行うことが出来ない。
な、孔部と孔部に挿通した長尺部材との間の被充填部の
近傍は狭く、込み入っていたり、作業スペースを十分と
れない場合が多く、水硬性材料を供給することは困難で
あるとともに、確実に充填することは難しく、確実に充
填するには作業効率が悪かった。また、前記被充填部が
高所や狭所にある場合には充填作業を行えない場合もあ
った。この欠点を解消するために、水硬性材料を被充填
部に充填するのに、注射器の様なピストンとシリンダを
用いることも考えられる。ところで、シリンダを保持す
ることで、吐出口を確実に被充填部にあてがうことが出
来、ピストンを押圧することで水硬性材料は被充填部に
供給されることになるものの、ピストンとシリンダとの
間のすり合わせ用の隙間が大きすぎると水が漏れ出し、
前記水硬性材料の組成比率が変わってしまいってその硬
化物の性質が変わり、性能を十分に発揮することが出来
ないものになってしまう。また、水漏れを防ぐために前
記隙間を小さくして水の漏れ出しを防止すれば、水硬性
材料は一般にスラリー状のものなので、固形成分がピス
トンとシリンダとの間につまってピストンが動かなくな
り、その充填具自体が使用不可能な状況になる可能性が
あったので、成分の安定した水硬性材料を供給出来ず、
信頼性の高い状態での充填作業を行うことが出来ない。
【0004】そこで、本発明の目的は、被充填部が高所
や狭所であったとしても、組成の安定した水硬性材料の
充填作業を、簡単で効率良く、確実に行うことを可能に
する水硬性材料充填具を提供することにある。
や狭所であったとしても、組成の安定した水硬性材料の
充填作業を、簡単で効率良く、確実に行うことを可能に
する水硬性材料充填具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、端部に収容物の取出口を形成し
て水硬性材料を収容自在な水密性の袋部材と、前記袋部
材に水硬性材料を収容した状態でその袋部材を収容可能
な硬質の容器とを設けるとともに、前記袋部材を前記容
器に収容した状態で、前記袋部材に形成した前記取出口
と連通可能な水硬性材料の吐出口を前記容器に設け、前
記袋部材を押圧して、前記袋部材に収容した水硬性材料
を前記取出口から押出操作自在な押出機構を設けたこと
にある。また、前記容器が筒状体であり、前記押出機構
が、前記容器と、その容器に嵌合するピストン部材とか
らなればよく、前記ピストン部材の一端面をもって前記
袋部材を押圧する押圧面を形成し、前記ピストン部材が
前記容器に嵌合した状態で、前記押圧面が中央部ほど袋
体側に突出した形状になっていれば尚良い。上記構成に
よる作用効果は以下の通りである。
の本発明の特徴構成は、端部に収容物の取出口を形成し
て水硬性材料を収容自在な水密性の袋部材と、前記袋部
材に水硬性材料を収容した状態でその袋部材を収容可能
な硬質の容器とを設けるとともに、前記袋部材を前記容
器に収容した状態で、前記袋部材に形成した前記取出口
と連通可能な水硬性材料の吐出口を前記容器に設け、前
記袋部材を押圧して、前記袋部材に収容した水硬性材料
を前記取出口から押出操作自在な押出機構を設けたこと
にある。また、前記容器が筒状体であり、前記押出機構
が、前記容器と、その容器に嵌合するピストン部材とか
らなればよく、前記ピストン部材の一端面をもって前記
袋部材を押圧する押圧面を形成し、前記ピストン部材が
前記容器に嵌合した状態で、前記押圧面が中央部ほど袋
体側に突出した形状になっていれば尚良い。上記構成に
よる作用効果は以下の通りである。
【0006】
【作用】つまり、被充填部に水硬性材料を供給する場合
には、前記袋部材に形成した取出口と前記容器に形成し
た水硬性材料の吐出口とが連通するように、水硬性材料
を収容した袋部材を硬質の容器に収容し、押出機構をも
って水硬性材料を押出操作することで、水硬性材料は、
前記取出口から前記吐出口を介して前記容器の外方に押
出されるので、被充填部に水硬性材料を供給することが
出来る。
には、前記袋部材に形成した取出口と前記容器に形成し
た水硬性材料の吐出口とが連通するように、水硬性材料
を収容した袋部材を硬質の容器に収容し、押出機構をも
って水硬性材料を押出操作することで、水硬性材料は、
前記取出口から前記吐出口を介して前記容器の外方に押
出されるので、被充填部に水硬性材料を供給することが
出来る。
【0007】このとき、前記容器は硬質であるから、前
記押出操作を行ったとしても手で保持するだけで、水硬
性材料の吐出姿勢が安定し、水硬性材料の吐出口を被充
填部に確実にあてがうことが出来、その状態で押出機構
を作用させるだけで、確実に供給することが出来るの
で、高所や狭所であっても、被充填部を水硬性材料で確
実に充填することが出来る。
記押出操作を行ったとしても手で保持するだけで、水硬
性材料の吐出姿勢が安定し、水硬性材料の吐出口を被充
填部に確実にあてがうことが出来、その状態で押出機構
を作用させるだけで、確実に供給することが出来るの
で、高所や狭所であっても、被充填部を水硬性材料で確
実に充填することが出来る。
【0008】また、前記袋部材は水密性であるから、押
出機構をもって押出操作を行ったとしても、水硬性材料
中に含まれる水分は漏れ出さず、水硬性材料の組成が変
わるおそれがない。また、前記水硬性材料は、袋部材の
取出口から押し出されれば、前記容器の吐出口から直ち
に吐出されるので、水硬性材料中の固形分が押出機構に
噛み込んで押出機構が作用しなくなることも防ぐことが
出来る。
出機構をもって押出操作を行ったとしても、水硬性材料
中に含まれる水分は漏れ出さず、水硬性材料の組成が変
わるおそれがない。また、前記水硬性材料は、袋部材の
取出口から押し出されれば、前記容器の吐出口から直ち
に吐出されるので、水硬性材料中の固形分が押出機構に
噛み込んで押出機構が作用しなくなることも防ぐことが
出来る。
【0009】さらに、前記容器が筒状体であり、前記押
出機構が、前記容器と、その容器に嵌合するピストン部
材とからなれば、簡単な構造で上記機能を実現できると
ともに、前記ピストン部材の一端面をもって前記袋部材
を押圧する押圧面を形成し、、前記ピストン部材が前記
容器に嵌合した状態で、その押圧面が中央部ほど袋部材
側に突出した形状になっていれば、前記ピストン部材を
完全に前記容器内に押し込み操作したときに、前記容器
と、前記ピストン部材との間の空間を小さくすることが
出来るので、水硬性材料を無駄なく被充填部に供給する
ことが出来るようになる。
出機構が、前記容器と、その容器に嵌合するピストン部
材とからなれば、簡単な構造で上記機能を実現できると
ともに、前記ピストン部材の一端面をもって前記袋部材
を押圧する押圧面を形成し、、前記ピストン部材が前記
容器に嵌合した状態で、その押圧面が中央部ほど袋部材
側に突出した形状になっていれば、前記ピストン部材を
完全に前記容器内に押し込み操作したときに、前記容器
と、前記ピストン部材との間の空間を小さくすることが
出来るので、水硬性材料を無駄なく被充填部に供給する
ことが出来るようになる。
【0010】
【発明の効果】従って、水硬性材料吐出姿勢が安定し、
確実に充填部に供給可能になったので、例えば天井のよ
うな下から上方向への圧入が必要な場合にも用いること
が出来る。また、水硬性材料を収容した袋部材を多数用
意してあれば、押出操作終了後、硬質の容器中に残る袋
部材を新しいものと取り替えるだけで、次の水硬性材料
の充填作業を続けて行えるようになる。
確実に充填部に供給可能になったので、例えば天井のよ
うな下から上方向への圧入が必要な場合にも用いること
が出来る。また、水硬性材料を収容した袋部材を多数用
意してあれば、押出操作終了後、硬質の容器中に残る袋
部材を新しいものと取り替えるだけで、次の水硬性材料
の充填作業を続けて行えるようになる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の水硬性材料充填具の実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0012】図1、図2に示すように本発明の水硬性材
料充填具は、セメント、砂、水を混合してなる水硬性材
料の一例であるモルタル1を充填した軟質塩化ビニル製
の袋部材2と、前記袋部材2を収容可能に硬質のポリエ
チレンを筒状に成形してなる容器3と、前記容器3に内
嵌自在で前記袋部材2を押圧自在な押圧面4aを有する
ピストン部材4とからなる。
料充填具は、セメント、砂、水を混合してなる水硬性材
料の一例であるモルタル1を充填した軟質塩化ビニル製
の袋部材2と、前記袋部材2を収容可能に硬質のポリエ
チレンを筒状に成形してなる容器3と、前記容器3に内
嵌自在で前記袋部材2を押圧自在な押圧面4aを有する
ピストン部材4とからなる。
【0013】前記容器3は、一端に袋部材2を出し入れ
する開口3aを有し、他端ほど先すぼまりの円筒形に形
成し、その他端には吐出口3bを設けてあり、前記開口
3a側の一端には前記袋部材2を前記容器3内に収容
し、前記ピストン部材4を嵌合して前記袋部材2を押圧
可能にしてある。前記袋部材2は、モルタル1を充填し
た状態で前記容器3の内壁面に沿った形状に形成してあ
り、前記吐出口3bに対向する位置に、袋部材2内に収
容したモルタル1を取出す取出口に2aを形成してあ
る。また、前記取出口2a近傍は硬質に成形してあるこ
とで、袋部材がモルタル1とともに吐出口3bから押し
出されるのを防げるようにしてある。
する開口3aを有し、他端ほど先すぼまりの円筒形に形
成し、その他端には吐出口3bを設けてあり、前記開口
3a側の一端には前記袋部材2を前記容器3内に収容
し、前記ピストン部材4を嵌合して前記袋部材2を押圧
可能にしてある。前記袋部材2は、モルタル1を充填し
た状態で前記容器3の内壁面に沿った形状に形成してあ
り、前記吐出口3bに対向する位置に、袋部材2内に収
容したモルタル1を取出す取出口に2aを形成してあ
る。また、前記取出口2a近傍は硬質に成形してあるこ
とで、袋部材がモルタル1とともに吐出口3bから押し
出されるのを防げるようにしてある。
【0014】前記ピストン部材4は、前記容器3の円筒
状の部分に内嵌自在な円柱部4bと、その円柱部4bを
往復運動自在にする押込棒4cとからなり、前記円柱部
4bの一端面に前記押込棒4cを連設して構成してあ
り、また、他端面は袋部材2を押圧する押圧面4aとし
てある。
状の部分に内嵌自在な円柱部4bと、その円柱部4bを
往復運動自在にする押込棒4cとからなり、前記円柱部
4bの一端面に前記押込棒4cを連設して構成してあ
り、また、他端面は袋部材2を押圧する押圧面4aとし
てある。
【0015】このような水硬性材料充填具を用いて壁W
に形成した孔部Aと配管Pとの間の被充填部にモルタル
1の充填を行う場合には、図1に示すように、前記袋部
材2にモルタル1を収容した状態でその袋部材2を容器
3に取出口2aと吐出口3bとを同方向にして収容す
る。次に容器の開口3aにピストン部材4を嵌入し、容
器3の円筒状部分へ押入可能な状態にして容器3を保持
し、その吐出口3bを被充填部にあてがい、その状態で
ピストン部材4の押し込み棒を容器3内へ押入操作す
る。
に形成した孔部Aと配管Pとの間の被充填部にモルタル
1の充填を行う場合には、図1に示すように、前記袋部
材2にモルタル1を収容した状態でその袋部材2を容器
3に取出口2aと吐出口3bとを同方向にして収容す
る。次に容器の開口3aにピストン部材4を嵌入し、容
器3の円筒状部分へ押入可能な状態にして容器3を保持
し、その吐出口3bを被充填部にあてがい、その状態で
ピストン部材4の押し込み棒を容器3内へ押入操作す
る。
【0016】このとき、ピストン部材4の押圧面4aは
袋部材2を圧縮するので、袋部材2内のモルタル1は取
出口2aより取り出され、吐出口3bを介して被充填部
に供給される。さらにモルタル1を圧入すれば被充填部
は完全に充填された状態になる。また、充填操作を終了
した場合には、前記押し込み棒4cを引出し操作して、
収容した袋部材を交換するだけで、次の充填作業が可能
になる。
袋部材2を圧縮するので、袋部材2内のモルタル1は取
出口2aより取り出され、吐出口3bを介して被充填部
に供給される。さらにモルタル1を圧入すれば被充填部
は完全に充填された状態になる。また、充填操作を終了
した場合には、前記押し込み棒4cを引出し操作して、
収容した袋部材を交換するだけで、次の充填作業が可能
になる。
【0017】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
先の実施例においては、円筒形状に形成した容器3とピ
ストン部材4とをもって押出機構を構成し、前記ピスト
ン部材4を前記容器3に押し込み操作するようにして構
成したが、前記ピストン部材を前記容器に螺入して、押
し込み操作するようにしてあってもよいし、次のように
して構成してもよい。
先の実施例においては、円筒形状に形成した容器3とピ
ストン部材4とをもって押出機構を構成し、前記ピスト
ン部材4を前記容器3に押し込み操作するようにして構
成したが、前記ピストン部材を前記容器に螺入して、押
し込み操作するようにしてあってもよいし、次のように
して構成してもよい。
【0018】つまり、図3〜5に示すように容器31を
直方体形状に形成するとともに、水硬性材料を充填した
袋部材2を収容し、ピニオンギアとラックを組み合わせ
てピニオンギアを回動させてローラー41を駆動操作
し、そのローラー41によって水硬性材料1を押出操作
自在に押出機構を構成してあってもよく、このようにし
てあれば、ピストン部材4の押出方向にスペースが少な
い場合であっても、ローラー41を回転させるだけで、
ピニオンギアとラックによりローラーが確実に吐出口3
1b方向に移動し、袋部材2を押圧し、水硬性材料を押
出すことが出来る。また、このとき、袋部材2の末端を
クリップ部材31cで固定してあれば、ローラー41の
移動に伴って袋部材2が位置ずれする不都合を防ぐこと
が出来る。
直方体形状に形成するとともに、水硬性材料を充填した
袋部材2を収容し、ピニオンギアとラックを組み合わせ
てピニオンギアを回動させてローラー41を駆動操作
し、そのローラー41によって水硬性材料1を押出操作
自在に押出機構を構成してあってもよく、このようにし
てあれば、ピストン部材4の押出方向にスペースが少な
い場合であっても、ローラー41を回転させるだけで、
ピニオンギアとラックによりローラーが確実に吐出口3
1b方向に移動し、袋部材2を押圧し、水硬性材料を押
出すことが出来る。また、このとき、袋部材2の末端を
クリップ部材31cで固定してあれば、ローラー41の
移動に伴って袋部材2が位置ずれする不都合を防ぐこと
が出来る。
【0019】また、押圧面4aについても平坦に形成し
てある必要はなく、図6,7に示すように、押圧面を半
球状や円錐状に形成してあっても良く、図7に示すよう
に、、吐出口3bの形状にあわせた円錐形に形成してあ
れば、前記袋部材中の水硬性材料を残すことなくほぼ完
全に押し出す事が出来る。また、図6に示すように、袋
部材2がピストン部材4と容器3との間に噛み込むこと
を防止するために、押圧面4aの周縁部に噛み込み防止
部4dを形成してあっても良い。
てある必要はなく、図6,7に示すように、押圧面を半
球状や円錐状に形成してあっても良く、図7に示すよう
に、、吐出口3bの形状にあわせた円錐形に形成してあ
れば、前記袋部材中の水硬性材料を残すことなくほぼ完
全に押し出す事が出来る。また、図6に示すように、袋
部材2がピストン部材4と容器3との間に噛み込むこと
を防止するために、押圧面4aの周縁部に噛み込み防止
部4dを形成してあっても良い。
【0020】さらに袋部材2についても図8に示すよう
に、押圧されて蛇腹状に変形するように形成してピスト
ン部材4と容器3との間に噛み込んだり吐出口から押し
出されたりするのを防止してもよい。
に、押圧されて蛇腹状に変形するように形成してピスト
ン部材4と容器3との間に噛み込んだり吐出口から押し
出されたりするのを防止してもよい。
【0021】また、袋部材や容器を形成する材質につい
ても先の実施例に示したものに限らず、袋部材は軟質で
あればいかなるものであってもよく、容器は硬質であれ
ばよい。例えば、袋部材が、水硬性材料を収容、吐出し
て伸縮するゴム状の材質であれば、水硬性材料を吐出し
て小さくなれば、前記容器内に占める体積を小さくで
き、より、有効に水硬性材料を押し出し操作出来るよう
になる。
ても先の実施例に示したものに限らず、袋部材は軟質で
あればいかなるものであってもよく、容器は硬質であれ
ばよい。例えば、袋部材が、水硬性材料を収容、吐出し
て伸縮するゴム状の材質であれば、水硬性材料を吐出し
て小さくなれば、前記容器内に占める体積を小さくで
き、より、有効に水硬性材料を押し出し操作出来るよう
になる。
【0022】また、水硬性材料はモルタルに限らずセメ
ントや石膏でも良い。
ントや石膏でも良い。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明の水硬性材料充填具をもちいて充填作業
を行っている状態を示す縦断面図
を行っている状態を示す縦断面図
【図2】本発明の水硬性材料充填具の分解側面図
【図3】本発明の別実施例における水硬性材料充填具の
分解斜視図
分解斜視図
【図4】本発明の別実施例における水硬性材料充填具の
斜視図
斜視図
【図5】本発明の別実施例における水硬性材料充填具の
縦断面図
縦断面図
【図6】本発明の別実施例における水硬性材料充填具の
ピストン部材を示す縦断面図
ピストン部材を示す縦断面図
【図7】本発明の別実施例における水硬性材料充填具の
ピストン部材を示す縦断面図
ピストン部材を示す縦断面図
【図8】本発明の別実施例における水硬性材料充填具の
袋部材を示す縦断面図
袋部材を示す縦断面図
1 水硬性材料 2 袋部材 2a 取出口 3 容器 3b 吐出口 4 ピストン部材 4a 押圧面
Claims (3)
- 【請求項1】 端部に収容物の取出口(2a)を形成し
て水硬性材料(1)を収容自在な水密性の袋部材(2)
と、前記袋部材(2)に水硬性材料(1)を収容した状
態でその袋部材(2)を収容可能な硬質の容器(3)と
を設けるとともに、前記袋部材(2)を前記容器(3)
に収容した状態で、前記袋部材(2)に形成した前記取
出口(2a)と連通可能な水硬性材料(1)の吐出口
(3b)を前記容器(3)に設け、前記袋部材(2)を
押圧して、前記袋部材(2)に収容した水硬性材料
(1)を前記取出口(2a)から押出操作自在な押出機
構を設けた水硬性材料充填具。 - 【請求項2】 前記容器(2)が筒状体であり、前記押
出機構が、前記容器(2)と、その容器(2)に嵌合す
るピストン部材(4)とからなる請求項1記載の水硬性
材料充填具。 - 【請求項3】 前記ピストン部材(4)の一端面をもっ
て前記袋部材(2)を押圧する押圧面(4a)を形成
し、前記ピストン部材(4)が前記容器(2)に嵌合し
た状態で、その押圧面(4a)が中央部ほど袋部材
(2)側に突出した形状になっている請求項1〜2のい
ずれかに記載の水硬性材料充填具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027216A JPH07232117A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 水硬性材料充填具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027216A JPH07232117A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 水硬性材料充填具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07232117A true JPH07232117A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12214913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6027216A Pending JPH07232117A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 水硬性材料充填具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07232117A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114555488A (zh) * | 2019-08-02 | 2022-05-27 | 苏尔寿混合技术有限公司 | 料筒组件、套管、系统和组装料筒组件的方法 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6027216A patent/JPH07232117A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114555488A (zh) * | 2019-08-02 | 2022-05-27 | 苏尔寿混合技术有限公司 | 料筒组件、套管、系统和组装料筒组件的方法 |
CN114555488B (zh) * | 2019-08-02 | 2024-03-01 | 迈德米斯瑞士股份公司 | 料筒组件、套管、系统和组装料筒组件的方法 |
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